JPH06270652A - 空気調和装置用ダンパ - Google Patents

空気調和装置用ダンパ

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Publication number
JPH06270652A
JPH06270652A JP5080318A JP8031893A JPH06270652A JP H06270652 A JPH06270652 A JP H06270652A JP 5080318 A JP5080318 A JP 5080318A JP 8031893 A JP8031893 A JP 8031893A JP H06270652 A JPH06270652 A JP H06270652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal lip
seal
damper
air
base board
Prior art date
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Pending
Application number
JP5080318A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Mizuno
宗一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5080318A priority Critical patent/JPH06270652A/ja
Publication of JPH06270652A publication Critical patent/JPH06270652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00671Damper doors moved by rotation; Grilles
    • B60H1/00678Damper doors moved by rotation; Grilles the axis of rotation being in the door plane, e.g. butterfly doors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H2001/00714Details of seals of damper doors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールリップ付ダンパのシールリップの変形
を防止する。 【構成】 空気調和装置の通気通路を切り換えるダンパ
で、硬質の基板10の外周に沿わせて軟質のシールリップ
11を突設してなり、外シールリップ11の外周縁部分を前
記通気通路の壁面部分に対するシール部12としたもの1
において、リブ15によりシールリップ11の基板10近傍の
剛性をシール部12の剛性より高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の通気通
路を切り換えるダンパに関する。
【0002】
【従来技術】かかるダンパの一種として、樹脂板あるい
は鉄板等の硬質の基板の外周に沿わせてゴム等の軟質の
シールリップを突設し、該シールリップの面を通気通路
の面に当接させて該通路を閉止するようにしたシールリ
ップ付ダンパが知られており、例えば実開平2-102806号
公報、実開平3-25320 号公報および実開平4-49504 号公
報に示されている。
【0003】
【解決しようとする課題】このような従来のシールリッ
プ付ダンパにおいては、シールリップの基板から突出し
た平面部が薄く、剛性が小さいため、使用時のシール圧
力や低温により、該平面部にうねりが発生し、シールリ
ップの平面部と通気通路の平面部との密着性が悪化し、
シール不良を起すという問題がある。従って本発明はこ
のような問題を解決したシールリップ付ダンパを提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】このため本発
明においては、空気調和装置の通気通路を切り換えるダ
ンパで、硬質の基板の外周に沿わせて軟質のシールリッ
プを突設してなり、該シールリップの外周縁部分を前記
通気通路の壁面部分に対するシール部としたものにおい
て、前記シールリップの前記基板近傍の剛性を該シール
リップの前記シール部の剛性より高くする。
【0005】本発明によるシールリップは、その支持部
である基板近傍の剛性が高いので、使用中にうねり等の
変形を生じ難く、常に正しい形状を保持する。しかもシ
ール部は比較的剛性が低いので、通気通路の壁面部分に
良好に密着し、高いシール性を発揮する。
【0006】
【実 施 例】図1は自動車の空気調和装置における通
気通路切換え部分を示す断面図である。この切換え部分
は各種のダンパ1,1′、1a,1b,1cを内蔵するケース
体2からなっている。3は空気導入口で、図示してない
エバポレータを介して同じく図示してないファンに接続
されており、該ファンから必要に応じエバポレータによ
り冷却された空気が空気導入口3を通じてケース体2内
に送風される。
【0007】ケース体2はまた3個の送風口4a,4b,4c
を有し、これらの送風口にはそれぞれインパネ、デフロ
スタおよび車室内の乗員の足元へ通ずるダクトが接続さ
れている。
【0008】ケース体2の内部には、隔壁5a,5b,5cに
よりA、B、Cの3室が画成されており、これらの室
A、B、Cは上記各隔壁に設けられた開口6a,6b,6cを
通じて互いに連通している。前記ダンパ1は隔壁5a,5
b,5cの集合部に回転軸7を介して揺動自在に枢支され
開口6a,6bを開閉する。開口6cは、ダンパ1と一体をな
し回転軸7から反対側へ延びるダンパ1′により開閉さ
れる。なお、室Bにはヒータ8が配置されている。
【0009】室Cは、開口9a,9b,9cを介して前記送風
口4a,4b,4cにそれぞれ通じており、これらの開口9a,
9b,9cがそれぞれ前記ダンパ1a,1b,1cにより開閉され
る。
【0010】図示のように、ダンパ1が開口6aと開口6b
の中間位置に在る時には、空気導入口3を通じて室A内
に導入された空気の一部は開口6bを通って室B内に流入
するが、他の空気は開口6aを通って室C内に流入する。
室B内に流入した空気はここでヒータ8により加熱され
て昇温し、開口6cを通って室C内に流入する。かくして
室C内において、開口6aから流入した冷風と開口6cから
流入した温風とが混合して適温となり、これがダンパ1
a,1b,1cによる開口9a,9b,9cの開閉状態に応じて適
宜車両の各部へ配風される。図示の場合は開口9aだけが
開放されているので、室C内の上記混合風は送風口4aを
通じてインパネだけに送られる。
【0011】ダンパ1により開口6aを完全に閉止する
と、導入された空気はすべて室Bにおいてヒータ8によ
り加温された後、室Cへ導かれ、室Cから適宜各部へ配
風される。ダンパ1により開口6bを完全に閉止すると、
この時開口6cもダンパ1′により閉止され、空気導入口
3を通って室Aに導入された空気はそのまま室Cへ導か
れて該室Cから各部へ配風される。
【0012】ところで図1の例においては、ダンパ1,
1′として、本発明によるシールリップ付ダンパが使用
されている。すなわちこれらのダンパは硬質の基板10の
外周に沿わせて軟質のシールリップ11を突設して構成さ
れており、例えばダンパ1のシールリップ11の外周縁部
分の平面状のシール部12を、隔壁5bの開口6b周辺の平面
部13に密着させることにより、開口6bを閉止するように
なされている。
【0013】以下、本発明によるダンパ1の構造を図2
ないし図10に示す各実施例によりさらに詳細に説明す
る。
【0014】図2および図3は本発明によるダンパ1の
第1の実施例を示し、図2はダンパ1の外周部の一部を
示す斜視図、図3は図2のIII-III 線に沿う断面図であ
る。硬質の樹脂板あるいは金属板からなる基板10の外周
に沿って軟質のゴムから成るシールリップ11の固着され
ている。シールリップ11の基部11aは厚肉に形成され、
該基部11aに設けられた溝11bに基板10の外周部が嵌挿
されて両者が固着されている。
【0015】シールリップ11は、前記厚肉の基部11aか
ら外側へ延出する比較的薄肉の平板部11cを備えてい
る。そしてこの平板部11cの一面に周方向に配列された
多数のリブ14が設けられている。各リブ14は、基部11a
の外側の段部に接続する基端部から外側へ向って高さが
次第に低くなる三角形の側面形状を有し、かつその外端
14dは平板部11cの外縁11dよりも内側に位置し、該外
端14dを連ねる線と外縁11dとの間に、平板部11cのリ
ブ14によって補強されていない部分がシール部12として
残されている。
【0016】ダンパ1は、図1について前述したよう
に、シール部12を隔壁5bの開口6b周辺の平面部13に密着
させることにより、開口6bを閉止する。開口6a(図1)
を閉止する場合にはシール部12の反対側の面が開口6a周
辺の同様な平面部に密着する。
【0017】このダンパ1においては、シールリップ11
の平板部11cの基板10近傍の部分、すなわち基部11aを
介して硬質の基板10により支持されている部分がリブ14
により補強され、この部分の剛性が高くなっているの
で、使用時のシール圧力や低温等により平板部11cが例
えば全体としてうねるように変形することがなく、平板
部11cの両面は平面状態に維持される。従ってシール部
12と平面部13は全面にわたって均等に接触し、その上シ
ール部12はリブ14によって補強されていないので剛性が
低く、しかも平板部11c全体の剛性が前記したリブ14の
形状により基板10側からシール部12側へ向かって次第に
低くなっているので、シール部12は容易に平面部13に密
着し、高いシール性が得られる。
【0018】図4および図5は本発明の第2の実施例を
示す。なお、図4以下の各図において、図2、3の実施
例と同様な部分には同じ参照数字を付してある。
【0019】図4、5の第2実施例においては、前記第
1実施例における三角形状のリブ14の代りに、半円筒状
のリブ15が設けられている。このリブ15の内部にはシー
ルリップ11の平板部11cの面との間に断面半円形の中空
部16が形成されており、該中空部16は基板10側をシール
リップ11の基部11aによって閉塞され、シール部12側は
外方へ向って開放されている。このような中空半円筒状
のリブ15を設けることにより、平板部11cの剛性は、前
記第1実施例と同様に、基板10側において高く、かつシ
ール部12側へ向って次第に低くなり、前記と同じ作用効
果が得られる。
【0020】図6および図7に示す第3実施例において
は、平板部11cの基板10側の部分を周方向に連続する波
形に成形することにより各リブ17を形成してある。従っ
てこのリブ17は前記リブ15のような中空状をなさず、図
7に示すように、平板部11cの反対側の面には開放され
た凹所18が形成されている。作用効果については前記の
ものと同様である。ただし、図4、5のものに比較して
製造が容易である。
【0021】図8に示す第4実施例および図9、10に示
す第5実施例はそれぞれ前記第1実施例および第2実施
例の変形である。すなわち第4、5実施例においては前
記リブ14に相当するリブ14aおよび前記リブ15に相当す
るリブ15aが、平板部11cの外縁11dまで延びている。
リブ14a,15aは平板部11cに、基板10近傍において高
く外縁11dに向って次第に低下する剛性を与えるので、
外縁11d近傍における剛性は比較的低く、従ってシール
部としての機能を充分に果すことができる。ただし、リ
ブ14a,15aと反対側の面しかシール面として作用でき
ないので、図1のダンパ1′のように唯1つの開口を閉
鎖するダンパには適用できるが、ダンパ1のように両側
の開口を開閉するダンパには適用できない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば,、シールリップ付ダン
パのシールリップの変形を防止し、シールリップのシー
ル部を通気通路の壁面部分に良好に密着させ、シール性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の空気調和装置における通気通路切換え
部分を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すダンパの部分的斜視
図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すダンパの部分的斜視
図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示すダンパの部分的斜視
図である。
【図7】図6のVII−VII 線に沿う断面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示すダンパの部分的斜視
図である。
【図9】本発明の第5実施例を示すダンパの部分的斜視
図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…ダンパ、2…ケース体、3…空気導入口、4…送風
口、5…隔壁、6…開口、7…回転軸、8…ヒータ、9
…開口、10…基板、11…シールリップ、12…シール部、
13…平面部、14,15…リブ、16…中空部、17…リブ、18
…凹所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置の通気通路を切り換えるダ
    ンパで、硬質の基板の外周に沿わせて軟質のシールリッ
    プを突設してなり、該シールリップの外周縁部分を前記
    通気通路の壁面部分に対するシール部としたものにおい
    て、前記シールリップの前記基板近傍の剛性を該シール
    リップの前記シール部の剛性より高くしたことを特徴と
    する空気調和装置用ダンパ。
JP5080318A 1993-03-16 1993-03-16 空気調和装置用ダンパ Pending JPH06270652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5080318A JPH06270652A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気調和装置用ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5080318A JPH06270652A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気調和装置用ダンパ

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Publication Number Publication Date
JPH06270652A true JPH06270652A (ja) 1994-09-27

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ID=13714915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5080318A Pending JPH06270652A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気調和装置用ダンパ

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JP (1) JPH06270652A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2128237A1 (es) * 1995-08-19 1999-05-01 Behr Gmbh & Co Chapaleta de cierre para un canal de flujo.
KR101313566B1 (ko) * 2007-01-12 2013-10-01 한라비스테온공조 주식회사 차량용 송풍장치
JP2014189143A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Keihin Corp 車両用空気調和装置
KR101482076B1 (ko) * 2008-08-26 2015-01-21 한라비스테온공조 주식회사 실링부재 일체형 도어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2128237A1 (es) * 1995-08-19 1999-05-01 Behr Gmbh & Co Chapaleta de cierre para un canal de flujo.
KR101313566B1 (ko) * 2007-01-12 2013-10-01 한라비스테온공조 주식회사 차량용 송풍장치
KR101482076B1 (ko) * 2008-08-26 2015-01-21 한라비스테온공조 주식회사 실링부재 일체형 도어
JP2014189143A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Keihin Corp 車両用空気調和装置

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