JPH0781882A - クレーン - Google Patents

クレーン

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JPH0781882A
JPH0781882A JP22840893A JP22840893A JPH0781882A JP H0781882 A JPH0781882 A JP H0781882A JP 22840893 A JP22840893 A JP 22840893A JP 22840893 A JP22840893 A JP 22840893A JP H0781882 A JPH0781882 A JP H0781882A
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winch
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wire
controller
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Masayuki Tanaami
正幸 店網
Masanori Ikari
政典 碇
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Komatsu MEC Corp
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Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブームを伸縮して吊り荷を水平に移動に移動
できるようにする。 【構成】 ウインチのドラム31を回転する油圧モータ
30と、この油圧モータ30に圧油を供給するウインチ
用切換弁32と、前記ブームを伸縮する伸縮シリンダ4
0と、その伸縮シリンダ40に圧油を供給するブーム用
切換弁42を設け、前記ウインチ用切換弁32を第1・
第2電磁比例圧力制御弁37,38の出力圧により切換
わるものとし、前記ブーム用切換弁42を第3・第4電
磁比例圧力制御弁45,46の出力圧により切換わるも
のとし、ブーム伸縮信号、ウインチ巻き取り・繰り出し
信号によって前記第1・第2・第3・第4電磁比例圧力
制御弁37,38,45,46に通電制御してブームシ
リンダ40伸び時にはドラム31を繰り出し方向に回転
し、ブームシリンダ40縮み時にはドラム31を巻き取
り方向に回転するコントローラ29を設けたクレーン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブームが伸縮及び起伏
するクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンとしては機体に伸縮するブーム
を起伏自在に取付け、この伸縮するブームの最先端にシ
ーブを設け、機体側に設けたウインチにより巻き取り、
繰り出しされるワイヤを前記シーブを経て垂れ下げ、そ
のワイヤの先端部に吊荷を吊り下げて上下動するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるクレーンにおい
ては、ワイヤに荷物を吊り下げてウインチを停止した状
態でブームを伸縮するとウインチとシーブとの距離が変
化するために吊り下げた荷物(以下吊り荷という)が上
下に移動し、吊り荷が建物等の固定物に干渉することが
ある。
【0004】特に、図1に示すようにリーチタワークレ
ーンと呼ばれる起立した第1のブーム1に第2のブーム
2を横向に取付けたクレーンの場合には、第1のブーム
1を起立姿勢として第2のブーム2を伸縮して吊り荷3
を建物4に沿って横移動することがあり、この場合には
運転室5内のオペレータが吊り荷3を目視できないか
ら、第2のブーム2の伸縮によって吊り荷3が上下動す
ると吊り荷3が建物4や建物4上の部材などに干渉する
ことがある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたクレーンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】伸縮及び起伏するブーム
の固定ブーム側にウインチを設け、そのブームの最先端
ブームにトップシーブを設け、前記ウインチで巻き取り
・繰り出しされるワイヤをトップシーブを経て垂れ下げ
て荷物を昇降するクレーンにおいて、前記ブームが伸び
る時にウインチを繰り出し作動し、ブームが縮む時にウ
インチを巻き取り作動する手段を設けたクレーン。
【0007】
【作 用】ブームを伸縮した時にウインチが繰り出
し、巻き取り作動するので、トップシーブより垂れ下が
ったワイヤは常に同一高さとなり、吊り荷を水平に移動
できる。
【0008】
【実 施 例】図2に示すように、機体10に伸縮自在
なる第1のブーム11の固定ブーム12が起伏自在に取
付けられ、この第1のブーム11の最先端ブーム13に
伸縮自在なる第2のブーム14の固定ブーム15が横向
きに上下回動自在に連結され、この第2のブーム14の
最先端ブーム16にトップシーブ17が取付けてあり、
前記第1のブーム11の固定ブーム12に取付けたウイ
ンチ18に巻掛けられたワイヤ19が前記トップシーブ
17を経て垂れ下り、このワイヤ18に荷物Aが吊り下
げ連結してある。
【0009】図3に示すように、前記第2のブーム14
には、その長さを検出するブーム長さセンサ20が設け
られ、このブーム長さセンサ20は固定ブーム15に取
付けたポレンションメータ21と、その回転部に巻掛け
られて最先端ブーム13に連結したロープ22より成
り、そのポテンションメータ21によって第2のブーム
14の長さを検出できるようにしてある。
【0010】前記ウインチ18で巻き取り、繰り出しさ
れるワイヤ19の長さを検出するワイヤ長さセンサ23
が設けられ、このワイヤ長さセンサ23はワイヤ19が
巻掛けられたシーブ24の回転数の検出する回転センサ
25より成り、この回転センサ25と前記ポテンション
メータ21の出力信号は送信モジュール26に送られ、
コードリール27に巻掛けた信号ケーブル28を経て機
体10側に設けたコントローラ29に送られる。
【0011】前記ウインチ18は図3に示すように、油
圧モータ30でドラム31を正転・逆転するものであ
り、その油圧モータ30にはウインチ用切換弁32で油
圧ポンプ33の吐出圧油が供給され、このウインチ用切
換弁32はばね力で中立位置aに保持され、第1受圧部
34に作用するパイロット圧油で正転位置b、第2受圧
部35に作用するパイロット圧油で逆転位置cに切換え
られ、その第1・第2受圧部34,35にはパイロット
用油圧ポンプ36の吐出圧油が第1・第2電磁比例圧力
制御弁37,38で供給され、その第1・第2電磁比例
圧力制御弁37,38は前記コントローラ29により通
電制御されて通電量に比例した圧力のパイロット圧油を
出力する。
【0012】前記第2のブーム14の伸縮する伸縮シリ
ンダ40には油圧ポンプ41の吐出圧油がブーム用切換
弁42で供給され、そのブーム用切換弁42はばね力で
中立位置dに保持され、第1・第2受圧部43,44に
供給されるパイロット圧油で伸び位置e、縮み位置fに
切換わり、その第1・第2受圧部43,44には第3・
第4電磁比例圧力制御弁45,46で前記パイロット用
油圧ポンプ36の吐出圧油が供給され、この第3・第4
電磁比例圧力制御弁45,46は前記コントローラ29
により通電制御されて通電量に比例した圧力のパイロッ
ト圧油を出力する。
【0013】前記コントローラ29には送信器50、受
信器51を経てウインチ巻取り、繰り出し信号及び第2
のブーム14の伸び、縮み信号が入力され、その入力さ
れた信号により第1〜第4電磁比例圧力制御弁37,3
8,45,46に通電してウインチ用切換弁32、ブー
ム用切換弁42を切換える。
【0014】例えばコントローラ29にブーム伸び信号
が入力されると第3電磁比例圧力制御弁45に通電され
てブーム用切換弁42が伸び位置eとなり、伸縮シリン
ダ40が伸びて第2のブーム14が伸びる。なお、第2
のブーム14は多段式となっているので、複数の伸縮シ
リンダを有するが、説明の都合上1つの伸縮シリンダ4
0として説明する。
【0015】これにより、第2のブーム14の最先端ブ
ーム16が伸びるからトップシーブ17が前方に移動
し、そのストロークがブーム長さセンサ20で検出され
てコントローラ29に入力され、コントローラ29は第
2電磁比例圧力制御弁38に通電してウインチ用切換弁
32が逆転位置cとなって油圧モータ30が逆転してワ
イヤ19が繰り出しされる。
【0016】このワイヤ19の繰り出し量はワイヤ長さ
センサ23で検出されてコントローラ29に入力され、
コントローラ29はワイヤ19の繰り出し量と第2のブ
ーム14の伸び量が一致したら第2電磁比例圧力制御弁
38への通電を停止してウインチ用切換弁32を中立位
置aとし油圧モータ30を停止する。
【0017】これにより、第2のブーム14が伸びても
吊り荷Aは同一高さとなって水平に移動できる。なお、
第2のブーム14を縮み作動する場合も前述と同様とな
る。
【0018】前述の動作時にコントローラ29はブーム
長さセンサ20よりの入力信号の変位量に基づいて第2
のブーム14の伸縮速度を演算し、ワイヤ長さセンサ2
3よりの入力信号の変位量に基づいてワイヤ19の移動
速度を演算し、その伸縮速度が移動速度よりも速い場合
には第3又は第4電磁比例圧力制御弁45,46への通
電量を小としてブーム用切換弁42の開口面積を小と
し、それによって伸縮シリンダ40への供給流量を少な
くして第2のブーム14の伸縮速度を遅くする。
【0019】図4は第2実施例を示しウインチ用切換弁
32とブーム用切換弁42を手動切換式とし、油圧ポン
プ33とウインチ用切換弁32との間に方向制御弁60
を設け、そのウインチ用切換弁32と油圧モータ30と
の間に開閉弁61を設け、前記方向制御弁60と油圧モ
ータ30との間にウインチ補助切換弁62を設け、ブー
ム用切換弁42の入口側に流量制御弁63を設け、前記
ウインチ用切換弁32の中立位置検出センサ64と、ブ
ーム用切換弁42の伸び位置検出センサ65、縮み位置
検出センサ66を設け、これら各センサの検出信号はコ
ントローラ67に入力されると共に、そのコントローラ
67には水平移動入力釦68より水平移動信号が入力さ
れる。
【0020】次に作動とともに各部の詳細を説明する。
水平移動入力釦68よりコントローラ67に水平移動信
号が入力されない時にはコントローラ67は通常動作モ
ードとなり、コントローラ67は方向制御弁60のソレ
ノイド60aに通電せずに第1位置gとし、開閉弁61
のソレノイド61aに通電せずに開位置hとし、ウイン
チ補助切換弁62の第1・第2ソレノイド62a,62
bに通電せずに中立位置iとし、流量制御弁63のソレ
ノイド63aに最大通電して連通位置jとする。
【0021】これにより、油圧ポンプ33の吐出圧油は
ウインチ用切換弁32、油圧ポンプ41の吐出圧油はブ
ーム用切換弁42に供給されるので、ウインチ用切換弁
32、ブーム用切換弁42を手動操作で切換えることで
油圧モータ30、伸縮シリンダ40がそれぞれ作動して
ワイヤ19を巻き取り、繰り出しすると共に、第2のブ
ーム14を伸縮する。
【0022】水平移動入力釦68よりコントローラ67
に水平移動信号が入力されると共に、中立位置検出セン
サ64よりウインチ用切換弁32が中立位置である信号
が入力されるとコントローラ67は水平移動モードとな
り、方向制御弁60のソレノイド60aに通電して第2
位置kとして油圧ポンプ33の吐出圧油をウインチ補助
切換弁62に供給すると同時に開閉弁61のソレノイド
61aに通電して閉位置nとする。
【0023】この状態でブーム用切換弁42を伸び位置
eとすると油圧ポンプ41の吐出圧油が伸縮シリンダ4
0に供給されて第2のブーム14が伸び作動し、これと
同時に伸び位置検出センサ65より伸び位置信号がコン
トローラ67に入力される。
【0024】これによりコントローラ67はウインチ補
助切換弁62の第2ソレノイド62bに通電して逆転位
置lとし、油圧ポンプ33の吐出圧油を油圧モータ30
に供給して逆転してドラム31を繰り出し回転してワイ
ヤ19を繰り出しする。
【0025】具体的にはコントローラ67はブーム長さ
センサ20からブーム長さとワイヤ長さセンサ23から
のワイヤ長さを比較して両者が一致するようにウインチ
補助切換弁62の第2ソレノイド62bに通電する。こ
の時、コントローラ67はブーム長さセンサ20からの
ブーム長さ信号により第2ブーム14の伸縮速度を演算
し、ワイヤ長さセンサ23からのワイヤ長さ信号により
ワイヤ19の移動速度を演算し、その伸縮速度と移動速
度が同一となるようにウインチ補助切換弁60のソレノ
イド60aへの通電量を制御して油圧モータ30への供
給流量をコントロールしている。
【0026】しかしながら、ブーム用切換弁42をフル
ストローク伸び位置eに切換え操作して第2のブーム1
4の伸縮速度が速くなり、ウインチ補助切換弁62の第
2ソレノイド62bに最大量通電してフルストローク逆
転位置lとしてもワイヤ19の移動速度が第2のブーム
14の伸縮速度よりも遅い場合には、コントローラ67
より流量制御弁63のソレノイド63aへの通電量を減
少して流量減位置mに向けて移動してブーム用切換弁4
2への供給流量を減少させて第2のブーム14の伸縮速
度を減速してワイヤ19の移動速度と一致させる。
【0027】図5は第3実施例を示し、ウインチ用切換
弁32を第1・第2受圧部70,71に供給される圧油
で正転位置b、逆転位置cに切換わるものとし、ブーム
用切換弁42を第1・第2受圧部72,73に供給され
る圧油で伸び位置e、縮み位置fに切換わるものとし、
ウインチ用パイロット弁74の第1・第2回路75,7
6と第1・第2電磁比例圧力制御弁77,78の出力側
をシャトル弁79を介して前記ウインチ用切換弁32の
第1・第2受圧部70,71に接続し、ブーム用パイロ
ット弁80の第1・第2回路81,82を前記ブーム用
切換弁42の第1・第2受圧部72,73に接続してあ
る。
【0028】前記ウインチ用パイロット弁74、ブーム
用パイロット弁80は設定圧力の入力圧油を減圧して出
力するものであり、ブーム用パイロット弁80の入口側
には第3電磁比例圧力制御弁83が設けられて入力圧油
の圧力を設定圧力より低圧にできるようにしてあり、前
記ウインチ用パイロット弁74の第1・第2回路75,
76にはシャトル弁84を介して中立位置検出用圧力ス
イッチ85が接続され、前記ブーム用パイロット弁80
の第1・第2回路81,82には伸び位置検出用圧力ス
イッチ86、縮み位置検出用圧力スイッチ87が接続し
てある。
【0029】次に作動とともに各部の詳細を説明する。
水平移動入力釦68よりコントローラ67に水平移動信
号が入力されない時にはコントローラ67は通常動作モ
ードとなり、コントローラ67は第1・第2電磁比例圧
力制御弁77,78のソレノイドに通電せずに圧油を出
力しないようにし、第3電磁比例圧力制御弁83のソレ
ノイド最大通電して出力圧を設定圧力とする。
【0030】これにより、第1・第2・第3電磁比例圧
力制御弁77,78,83は何ら機能せずにウインチ用
パイロット弁74を操作することでウインチ用切換弁3
2が切換わって油圧ポンプ33の吐出圧油が油圧モータ
30に供給されるし、ブーム用パイロット弁80を操作
することでブーム用切換弁42が切換って油圧ポンプ4
1の吐出圧油が伸縮シリンダ40に供給される。
【0031】水平移動入力釦68よりコントローラ67
に水平移動信号が入力されると共に、中立位置検出用圧
力センサ85よりOFF信号、つまりウインチ用パイロ
ット弁74が操作されずにウインチ用切換弁32が中立
位置である信号が入力されるとコントローラ67は水平
移動モードとなる。
【0032】この状態でブーム用パイロット弁80を操
作して第1回路80に圧油を出力してブーム用切換弁4
2を伸び位置eとすると油圧ポンプ41の吐出圧油が伸
縮シリンダ40に供給されて第2のブーム14が伸び作
動し、これと同時に伸び位置検出圧力センサ86より伸
び位置信号がコントローラ67に入力される。
【0033】これによりコントローラ67は第2電磁比
例圧力制御弁78のソレノイドに通電して圧油を出力
し、シャトル弁79よりウインチ用切換弁32の第2受
圧部71に圧油を供給して逆転位置cとし、油圧ポンプ
33の吐出圧油を油圧モータ30に供給して逆転してド
ラム31を繰り出し回転してワイヤ19を繰り出しす
る。
【0034】具体的にはコントローラ67はブーム長さ
センサ20からブーム長さとワイヤ長さセンサ23から
のワイヤ長さを比較して両者が一致するように第2電磁
比例圧力制御弁78のソレノイドに通電する。この時、
コントローラ67はブーム長さセンサ20からのブーム
長さ信号により第2ブーム14の伸縮速度を演算し、ワ
イヤ長さセンサ23からのワイヤ長さ信号によりワイヤ
19の移動速度を演算し、その伸縮速度を移動速度が同
一となるように第2電磁比例圧力制御弁78のソレノイ
ドへの通電量を制御して油圧モータ30への供給流量を
コントロールしている。
【0035】しかしながら、ブーム用切換弁42をフル
ストローク伸び位置eに切換え操作して第2のブーム1
4の伸縮速度が速くなり、第2電磁比例圧力制御弁78
のソレノイドに最大量通電してウインチ用切換弁32を
フルストローク逆転位置cとしてもワイヤ19の移動速
度が第2のブーム14の伸縮速度よりも遅い場合には、
コントローラ67より第3電磁比例圧力制御弁83のソ
レノイドへの通電量を減少して出力圧を減圧してブーム
用パイロット弁80の入力圧力を低圧としてブーム用切
換弁42の第1受圧部72への供給圧力を低くしてブー
ム用切換弁42がフルストローク伸び位置eに切換わら
ずに伸縮シリンダ40への供給流量を少なくし、第2ブ
ーム14の伸縮速度を減速してワイヤ19の移動速度と
一致させる。
【0036】図6は第4実施例を示し、ウインチ用切換
弁32の第1・第2受圧部70,71にパイロット圧油
を供給する第1・第2電磁比例圧力制御弁90,91
と、ブーム用切換弁42の第1・第2受圧部72,73
にパイロット圧油を供給する第3・第4電磁比例圧力制
御弁92,93と、ウインチ用電気レバー94と、ブー
ム用電気レバー95と、電気レバーコントロール96を
設けてあり、前記電気レバーは操作方向信号と操作スト
ロークに比例した電気信号を電気レバーコントローラ9
6に出力するものであって、その電気レバーコントロー
ラ96は入力された操作方向信号と電気信号に基づいて
第1ないし第4電磁比例圧力制御弁90〜93のソレノ
イドに通電制御する。
【0037】次に作動とともに各部の詳細を説明する。
水平移動入力釦68よりコントローラ67に水平移動信
号が入力されない時にはコントローラ67は通常動作モ
ードとなり、コントローラ67は電気レバーコントロー
ラ96に制御信号を出力せず、その電気レバーコントロ
ーラ96はウインチ用電気レバー94、ブーム用電気レ
バー95からの入力信号に基づいて制御信号を出力す
る。
【0038】これにより、ウインチ用電気レバー94を
操作することで第1又は第2電磁比例圧力制御弁90,
91のソレノイドに通電されてウインチ用切換弁32が
正転位置b、又は逆転位置cとなって油圧モータ30が
作動し、ブーム用電気レバー95を操作することで第3
又は第4電磁比例圧力制御弁92,93のソレノイドに
通電されてブーム用切換弁42が伸び位置d又は縮み位
置eとなって伸縮シリンダ40が作動してワイヤ19を
巻き取り、繰り出しすると共に、第2のブーム14を伸
縮する。
【0039】水平移動入力釦68よりコントローラ67
に水平移動信号が入力されると共に、ウインチ用電気レ
バー94より何も信号が入力されない時、つまりウイン
チ用切換弁32が中立位置である信号が入力されるとコ
ントローラ67は水平移動モードとなる。
【0040】この状態でブーム用電気レバー95を操作
して第3電磁比例圧力制御弁92のソレノイドに通電し
てブーム用切換弁42を伸び位置eとすると油圧ポンプ
41の吐出圧油が伸縮シリンダ40に供給されて第2の
ブーム14が伸び作動し、これと同時にコントローラ6
7に第2電磁比例圧力制御弁91のソレノイドに通電し
てウインチ用切換弁32を逆転位置cとし、油圧ポンプ
33の吐出圧油を油圧モータ30に供給して逆転してド
ラム31を繰り出し回転してワイヤ19を繰り出しす
る。
【0041】具体的にはコントローラ67はブーム長さ
センサ20からブーム長さとワイヤ長さセンサ23から
のワイヤ長さを比較して両者が一致するように第2電磁
比例圧力制御弁91のソレノイドに通電する。この時、
コントローラ67はブーム長さセンサ20からのブーム
長さ信号により第2ブーム14の伸縮速度を演算し、ワ
イヤ長さセンサ23からのワイヤ長さ信号によりワイヤ
19の移動速度を演算し、その伸縮速度と移動速度が同
一となるように第2電磁比例圧力制御弁91のソレノイ
ドへの通電量を制御して油圧モータ30への供給流量を
コントロールしている。
【0042】しかしながら、ブーム用切換弁42をフル
ストローク伸び位置eに切換え操作して第2のブーム1
4の伸縮速度が速くなり、第2電磁比例圧力制御弁91
のソレノイドに最大量通電してウインチ用切換弁32を
フルストローク逆転位置cとしてもワイヤ19の移動速
度が第2のブーム14の伸縮速度よりも遅い場合は、コ
ントローラ67より第3電磁比例圧力制御弁92のソレ
ノイドへの通電量を減少してブーム用切換弁42が伸び
位置dに最大ストローク切換わらないようにしてブーム
用切換弁42の開口面積を小さくし、それにより伸縮シ
リンダ40への供給流量を減少させて第2のブーム14
の伸縮速度を減速してワイヤ19の移動速度と一致させ
る。
【0043】図7は第5実施例を示し、図示しない機体
に起伏自在に設けたブーム100の固定ブーム101に
ウインチ102が設けられ、最先端ブーム103にはト
ップシーブ104が設けてあり、前記ウインチ102の
電動モータ105で回転されるドラム106に巻掛けた
ワイヤ107が前記トップシーブ104を経て垂れ下っ
てフック108が連結してある。
【0044】前記最先端ブーム103には第1スイッチ
109と第2スイッチ110が設けられ、この第1スイ
ッチ109の可動片109aに連結した第1ロープ11
1が第1重り112に連結され、第2スイッチ110の
可動片110aに連結した第2ロープ113が第2重り
114に連結され、その第1・第2重り112,114
は前記ワイヤ107の垂れ下り部分に摺動自在に設けて
あり、第1重り112は上方に位置して通常時は第1ロ
ープ111を引張って第1スイッチ109がOFFし、
ワイヤ107を必要以上に巻き取るとフック108が第
2重り114を介して第1重り112に接して第1ロー
プ111を弛めて第1スイッチ109がONとなるよう
にしてあり、これによって過巻検出機構を構成してい
る。
【0045】前記第2重り114はワイヤ107をある
程度巻き取ってフック108が所定高さとなるとフック
108に接して第2ロープ113を弛めて第2スイッチ
110がONとなり、フック108が所定高さより下降
すると第2重り114がフック108と離れて第2ロー
プ113が引張られて第2スイッチ110がOFFする
ようにしてある。
【0046】図8に示すように、前記ブーム100を伸
縮する伸縮シリンダ120には油圧ポンプ121の吐出
圧油がブーム用切換弁122で供給され、このブーム用
切換弁122は中立位置dより伸び位置e、縮み位置f
に切換えられると共に、伸び位置検出センサ123、縮
み位置検出センサ124が設けてある。
【0047】前記電動モータ105には電源125より
電流がコントローラ126で供給され、このコントロー
ラ126には操作部材127より巻き上げ信号、巻き下
げ信号が入力されると共に、水平移動釦128より水平
移動信号が入力され、しかも前記伸び、縮み位置検出セ
ンサ123,134より伸び位置信号、縮み位置信号
(つまり、ブーム伸縮信号)が入力される。
【0048】次に作動を説明する。コントローラ126
に水平移動信号が入力されない時には通常モードとなっ
てコントローラ126は操作部材127よりの信号に基
づいて電動モータ105に通電制御し、水平移動信号が
入力されると水平移動モードとなる。
【0049】コントローラ126が水平移動モードとな
ると伸び、縮み位置検出センサ123,124と第2ス
イッチ110の信号に基づいてコントローラ126は電
動モータ105に次のように通電制御する。 ブーム用切換弁122を伸び位置eとして伸縮シリン
ダ120を伸ばしてブーム100を伸ばす時。コントロ
ーラ126に伸び位置検出センサ123より伸び位置信
号(ブーム伸び信号)が入力される。この状態でブーム
100が伸びるとフック108が上昇して所定高さ以上
となるとそのフック108が第2重り114に接し、第
2ロープ113が弛んで第2スイッチ110がONする
ので、コントローラ126は電動モータ105に巻下げ
る電流を供給してワイヤ107を繰り出してフック10
8を下降する。これによりフック108が第2重り11
4と離れて第2ロープ113が引張られて第2スイッチ
110がOFFとなり、コントローラ126は電動モー
タ105への通電を停止する。この動作を繰り返すこと
でブーム100が伸びる時にフック108を所定高さに
維持できる。
【0050】ブーム用切換弁122を縮み位置fとし
て伸縮シリンダ120を縮めてブーム100を縮める
時。コントローラ126に縮み位置検出センサ124よ
り縮み位置信号(ブーム縮み信号)が入力される。この
状態でブーム100が縮むとフック108が下昇して所
定高さ以下となると、そのフック108が第2重り11
4と離れ、第2ロープ113が引張られ第2スイッチ1
10がOFFするので、コントローラ126は電動モー
タ105に巻上げる電流を供給してワイヤ107を巻き
取ってフック108を上昇する。これによりフック10
8が第2重り114と接して第2ロープ113が弛んで
第2スイッチ110がONとなり、コントローラ126
は電動モータ105への通電を停止する。この動作を繰
り返すことでブーム100が縮む時にフック108を所
定高さに維持できる。
【0051】図9は第5実施例の制御回路の他の例を示
し、前記ブーム100を伸縮する伸縮シリンダ120に
は油圧ポンプ121の吐出圧油がブーム用切換弁122
で供給され、このブーム用切換弁122は中立位置dよ
り伸び位置e、縮み位置fに切換えられると共に、伸び
位置検出センサ123、縮み位置検出センサ124が設
けてある。
【0052】前記ウインチ102のドラム106は油圧
モータ130で駆動され、この油圧モータ130には油
圧ポンプ131の吐出圧油がウインチ用切換弁132で
供給され、このウインチ用切換弁132の第1・第2ソ
レノイド133,134にコントローラ126より通電
され、このコントローラ126には操作部材127より
巻き上げ信号、巻き下げ信号が入力されると共に、水平
移動釦128より水平移動信号が入力され、しかも前記
伸び、縮み位置検出センサ123,134より伸び位置
信号、縮み位置信号(つまり、ブーム伸縮信号)が入力
される。
【0053】次に作動を説明する。コントローラ126
に水平移動信号が入力されない時には通常モードとなっ
てコントローラ126は操作部材127よりの信号に基
づいてウインチ用切換弁132の第1・第2ソレノイド
13,133に通電制御し、水平移動信号が入力される
と水平移動モードとなる。
【0054】コントローラ126が水平移動モードとな
ると伸び、縮み位置検出センサ123,124と第2ス
イッチ110の信号に基づいてコントローラ126はウ
インチ用切換弁132の第1・第2ソレノイドに次のよ
うに通電制御する。 ブーム用切換弁122を伸び位置eとして伸縮シリン
ダ120を伸ばしてブーム100を伸ばす時。コントロ
ーラ126に伸び位置検出センサ123より伸び位置信
号(ブーム伸び信号)が入力される。この状態でブーム
100が伸びるとフック108が上昇して所定高さ以上
となるとそのフック108が第2重り114に接し、第
2ロープ113が弛んで第2スイッチ110がONする
ので、コントローラ126はウインチ用切換弁132の
第2ソレノイド134に通電して逆転位置fとし、油圧
モータ130を逆転してワイヤ107を繰り出してフッ
ク108を下降する。これによりフック108が第2重
り114と離れて第2ロープ113が引張られて第2ス
イッチ110がOFFとなり、コントローラ126は前
記第2ソレノイド134への通電を停止してウインチ用
切換弁132を中立位置dとする。この動作を繰り返す
ことでブーム100が伸びる時にフック108を所定高
さに維持できる。
【0055】ブーム用切換弁122を縮み位置fとし
て伸縮シリンダ120を縮めてブーム100を縮める
時。コントローラ126に縮み位置検出センサ124よ
り縮み位置信号(ブーム縮み信号)が入力される。この
状態でブーム100が縮むとフック108が下昇して所
定高さ以下となると、そのフック108が第2重り11
4と離れ、第2ロープ113が引張られ第2スイッチ1
10がOFFするので、コントローラ126はウインチ
用切換弁132の第1ソレノイド133に通電して正転
位置eとして油圧モータ130を正転してワイヤ107
を巻き取ってフック108を上昇する。これによりフッ
ク108が第2重り114と接して第2ロープ113が
弛んで第2スイッチ110がONとなり、コントローラ
126は第1ソレノイド133への通電を停止してウイ
ンチ用切換弁132を中立位置dとなる。この動作を繰
り返すことでブーム100が縮む時にフック108を所
定高さに維持できる。
【0056】
【発明の効果】ブームを伸縮した時にウインチが繰り出
し、巻き取り作動するので、トップシーブより垂れ下が
ったワイヤは常に同一高さとなり、吊り荷を水平に移動
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本発明の実施例を示すクレーンの全体概略図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を示す構成説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す構成説明図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す構成説明図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す構成説明図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す全体構成説明図であ
る。
【図8】制御回路図である。
【図9】他の制御回路図である。
【符号の説明】
11…第1のブーム、12…固定側ブーム、13…最先
端ブーム、14…第2のブーム、15…固定側ブーム、
16…最先端ブーム、17…トップシーブ、18…ウイ
ンチ、19…ワイヤ、20…ブーム長さセンサ、23…
ワイヤ長さセンサ、29…コントローラ、30…油圧モ
ータ、31…ドラム、32…ウインチ用切換弁、37…
第1電磁比例制御弁、38…第2実施例比例圧力制御
弁、40…伸縮シリンダ、42…ブーム用切換弁、45
…第3電磁比例圧力制御弁、46…第4電磁比例圧力制
御弁。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮及び起伏するブームの固定ブーム側
    にウインチを設け、そのブームの最先端ブームにトップ
    シーブを設け、前記ウインチで巻き取り・繰り出しされ
    るワイヤをトップシーブを経て垂れ下げて荷物を昇降す
    るクレーンにおいて、 前記ブームが伸びる時にウインチを繰り出し作動し、ブ
    ームが縮む時にウインチを巻き取り作動する手段を設け
    たことを特徴とするクレーン。
  2. 【請求項2】 ブームの長さを検出する手段と、ウイン
    チのワイヤ長さを検出する手段と、ブーム伸び時にはブ
    ーム長さとワイヤ長さが常に一定の関係となるようにウ
    インチを繰り出し作動し、かつブーム縮み時にはブーム
    長さとワイヤ長さが常に一定の関係となるようにウイン
    チを巻き取り作動する手段を設けた請求項1記載のクレ
    ーン。
  3. 【請求項3】 伸縮及び起伏するブームの固定ブーム側
    にウインチを設け、そのブームの最先端ブームにトップ
    シーブを設け、前記ウインチで巻き取り・繰り出しされ
    るワイヤをトップシーブを経て垂れ下げて荷物を昇降す
    るクレーンにおいて、 前記ウインチのドラム31を回転する油圧モータ30
    と、この油圧モータ30に圧油を供給するウインチ用切
    換弁32と、前記ブームを伸縮する伸縮シリンダ40
    と、その伸縮シリンダ40に圧油を供給するブーム用切
    換弁42を設け、 前記ウインチ用切換弁32を第1・第2電磁比例圧力制
    御弁37,38の出力圧により中立位置aより正転位置
    b、逆転位置cに切換わるものとし、 前記ブーム用切換弁42を第3・第4電磁比例圧力制御
    弁45,46の出力圧により中立位置より伸び位置e、
    縮み位置fに切換わるものとし、 ブーム伸縮信号、ウインチ巻き取り・繰り出し信号によ
    って前記第1・第2・第3・第4電磁比例圧力制御弁3
    7,38,45,46に通電制御してブームシリンダ4
    0伸び時にはドラム31を繰り出し方向に回転し、ブー
    ムシリンダ40縮み時にはドラム31を巻き取り方向に
    回転するコントローラ29を設けたことを特徴とするク
    レーン。
  4. 【請求項4】 ブーム長さセンサ20とワイヤ長さセン
    サ23を設け、そのブーム長さ変化量とワイヤ長さ変化
    量が同一となるように制御するコントローラ29を設け
    た請求項3記載のクレーン。
  5. 【請求項5】 伸縮及び起伏するブームの固定ブーム側
    にウインチを設け、そのブームの最先端ブームにトップ
    シーブを設け、前記ウインチで巻き取り・繰り出しされ
    るワイヤをトップシーブを経て垂れ下げて荷物を昇降す
    るクレーンにおいて、 前記ウインチのドラム31を回転する油圧モータ30
    と、この油圧モータ30に圧油を供給する手動切換式の
    ウインチ用切換弁32及び電磁切換式のウインチ補助切
    換弁62と、前記ブームを伸縮する伸縮シリンダ40
    と、その伸縮シリンダ40に圧油を供給するブーム用切
    換弁42と、油圧ポンプ33の吐出圧油を前記ウインチ
    用切換弁32に供給する第1の位置とウインチ補助切換
    弁62に供給する第2の位置に切換えられる方向制御弁
    60と、水平移動入力釦68より信号が入力されない時
    には方向制御弁60を第1の位置、ウインチ補助切換弁
    62を中立位置とし、水平移動入力釦68より信号が入
    力された時には方向制御弁60を第2の位置、ウインチ
    補助切換弁62を正転位置、逆転位置とするコントロー
    ラ67を設けたことを特徴とするクレーン。
  6. 【請求項6】 ブーム長さセンサ20とワイヤ長さセン
    サ23を設け、そのブーム長さ変化量とワイヤ長さ変化
    量が同一となるようにウインチ補助切換弁62を切換え
    るコントローラ67を設けた請求項5記載のクレーン。
  7. 【請求項7】 ウインチ補助切換弁62を入力電圧によ
    り流量制御するものとし、前記ブーム用切換弁42の入
    口側に入力電圧により流量制御する流量制御弁63を設
    け、 ブーム長さセンサ20の入力信号によりブーム伸縮速度
    を演算し、ワイヤ長さセンサ23の入力信号によりワイ
    ヤ移動速度を演算し、このブーム伸縮速度とワイヤ移動
    速度が同一となるようにウインチ補助切換弁62と流量
    制御弁63に電流を出力するコントローラ67を設けた
    請求項6記載のクレーン。
  8. 【請求項8】 伸縮及び起伏するブームの固定ブーム側
    にウインチを設け、そのブームの最先端ブームにトップ
    シーブを設け、前記ウインチで巻き取り・繰り出しされ
    るワイヤをトップシーブを経て垂れ下げて荷物を昇降す
    るクレーンにおいて、 前記ウインチのドラム31を回転する油圧モータ30
    と、この油圧モータ30に圧油を供給するウインチ用切
    換弁32と、前記ブームを伸縮する伸縮シリンダ40
    と、その伸縮シリンダ40に圧油を供給するブーム用切
    換弁42を設け、 前記ウインチ用切換弁32をウインチ用パイロット弁7
    4の出力圧と第1・第2電磁比例圧力制御弁77,78
    の出力圧の高い方の圧力により中立位置aより正転位置
    b、逆転位置cに切換わるものとし、 前記ウインチ用切換弁32をウインチ用パイロット弁7
    4の出力圧と第1・第2電磁比例圧力制御弁77,78
    の出力圧の高い方の圧力により中立位置aより正転位置
    b、逆転位置cに切換わるものとし、 前記ブーム用切換弁42をブームパイロット弁80の出
    力圧により中立位置dより伸び位置e、縮み位置fに切
    換わるものとし、 水平移動入力釦68より信号が入力された時に第1又は
    第2電磁比例圧力制御弁77,78に通電制御してブー
    ムシリンダ40伸び時にはドラム31を繰り出し方向に
    回転し、ブームシリンダ40縮み時にはドラム31を巻
    き取り方向に回転するコントローラ67を設けたことを
    特徴とするクレーン。
  9. 【請求項9】 ブーム長さセンサ20とワイヤ長さセン
    サ23を設け、そのブーム長さ変化量とワイヤ長さ変化
    量が同一となるように制御するコントローラ67を設け
    た請求項8記載のクレーン。
  10. 【請求項10】 伸縮及び起伏するブームの固定ブーム
    側にウインチを設け、そのブームの最先端ブームにトッ
    プシーブを設け、前記ウインチで巻き取り・繰り出され
    るワイヤをトップシーブを経て垂れ下げて荷物を昇降す
    るクレーンにおいて、 前記ウインチ18のドラム31を回転する油圧モータ3
    0と、この油圧モータ30に圧油を供給するウインチ用
    切換弁32と、前記ブームを伸縮する伸縮シリンダ40
    と、この伸縮シリンダ40に圧油を供給するブーム用切
    換弁42を設け、 前記ウインチ用切換弁32を第1・第2電磁比例圧力制
    御弁90,91の出力圧で中立位置aから正転位置b、
    逆転位置cに切換わるものとし、 前記ブーム用切換弁42を第3・第4電磁比例圧力制御
    弁92,93の出力圧より中立位置dから伸び位置e、
    縮み位置fに切換わるものとし、 ウインチ用レバー94と、ブーム用電気レバー95と、
    水平移動入力釦68と、コントローラ67を設け、 そのコントローラ67を、水平移動入力釦68より信号
    が入力された時にはブーム用電気レバー95からの信号
    に基づいて第1又は第2電磁比例圧力制御弁90,91
    と第3又は第4電磁比例圧力制御弁92,93に電気信
    号を出力して伸縮シリンダ40が伸びる時にはウインチ
    31を繰り出し作動し、伸縮シリンダ40が縮む時には
    ウインチ31を巻き取り駆動するようにしたことを特徴
    とするクレーン。
  11. 【請求項11】 ブーム長さセンサ20とワイヤ長さセ
    ンサ23を設けてコントローラ67でそのブーム長さ変
    化量とワイヤ長さ変化量が同一となるように制御する請
    求項10記載のクレーン。
  12. 【請求項12】 伸縮及び起伏するブーム100の固定
    ブーム101側にウインチ102を設け、そのブーム1
    00の最先端ブーム103にトップシーブ104を設
    け、前記ウインチ102で巻き取り・繰り出しされるワ
    イヤ107をトップシーブ104を経て垂れ下げてフッ
    ク108を連結したクレーンにおいて、 前記トップシーブ104からフック108までの長さが
    所定値よりずれたことを検出する第1の手段と、ブーム
    100が伸び作動か縮み作動かを検出する第2の手段
    と、第1の手段と第2の手段の検出信号によりウインチ
    102を巻き取り、繰り出し作動してトップシーブ10
    4からフック108までの距離を一定とする第3の手段
    を設けたことを特徴とするクレーン。
  13. 【請求項13】 最先端ブーム103に設けたスイッチ
    110と、このスイッチ110の可動片110aに連結
    されたロープ113と、このロープ113に連結されて
    ワイヤ107に沿って移動して自重でフック108に接
    する重り114より第1の手段とし、 ブーム100を伸縮する伸縮シリンダ120に圧油を供
    給するブーム用切換弁122の切換えによりON,OF
    Fする伸び位置センサ123と縮み位置センサ124に
    より第2の手段とし、 前記スイッチ110のON,OFF信号と伸び位置セン
    サ123、縮み位置センサ124のON,OFFにより
    ウインチ102のドラム106を回転する電動モータ1
    05に正転、逆転電気信号を出力するコントローラ12
    6により第3の手段とした請求項12記載のクレーン。
  14. 【請求項14】 最先端ブーム103に設けたスイッチ
    110と、このスイッチ110の可動片110aに連結
    されたロープ113と、このロープ113に連結されて
    ワイヤ107に沿って移動して自重でフック108に接
    する重り114より第1の手段とし、 ブーム100を伸縮する伸縮シリンダ120に圧油を供
    給するブーム用切換弁122の切換えによりON,OF
    Fする伸び位置センサ123と縮み位置センサ124に
    より第2の手段とし、 前記スイッチ110のON,OFF信号と伸び位置セン
    サ123、縮み位置センサ124のON,OFFにより
    ウインチ102のドラム106を回転する油圧モータ1
    30に圧油を供給するウインチ用切換弁132に正転、
    逆転電気信号を出力するコントローラ126により第3
    の手段とした請求項12記載のクレーン。
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