JP3085751B2 - 多段伸縮ブームの伸縮制御装置 - Google Patents
多段伸縮ブームの伸縮制御装置Info
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Description
制御装置に関するものである。
ーン等の作業機においては、作業上の安全性の確保とい
う観点から、例えば図5に示すように、多段伸縮ブーム
1の作業半径に障害物Aとの関係から一定の限界値(制
限作業半径RL)を設けて実際の作業半径Rがこの制限
作業半径RLに達した時点で多段伸縮ブーム1の伸長動
作を自動的に停止させるとか、あるいはクレーンの転倒
方向モーメントに一定の限界値を設けて実際のモーメン
ト値がこの限界モーメントに達した時点で多段伸縮ブー
ムの伸長動作を自動的に停止させるようにしている。
伸長動の自動停止時におけるショックを可及的に緩和す
るという観点から、例えば作業半径制限制御を行うもの
においては該多段伸縮ブーム1の伸長動に伴ってその実
際の作業半径Rがこの制限作業半径RLに一定以上近付
いた時点から、伸縮シリンダへの供給油量を次第に絞る
ことで多段伸縮ブーム1の伸縮速度を次第に減速させ、
作業半径Rが制限作業半径RLに達した時点での伸長停
止をできるだけショックを伴うことなく行わせるように
している。
速制御は、通常次のようにして行なわれる。即ち、多段
伸縮ブーム1の伸縮制御を行う油圧切換弁をソレノイド
バルブで構成し、その操作量に応じて伸縮シリンダへの
供給油量を調整し得る如くする一方、図6に示すように
予じめ制限作業半径RLと作業半径Rとの偏差(RL−
R)が所定以上小さくなった時点から次第に切換弁の最
大操作量を低減させる(即ち、伸縮シリンダの伸長速度
を減速させる)ような切換弁制御特性をもつ制御マップ
とを備える。そして、作業者による実際の操作レバーの
操作量に対応した実操作量信号と、上記制御マップから
算出された算出操作量信号とを比較し、操作量が小さい
方の信号に基づいて上記切換弁を制御するようにしてい
る。従って、実操作量が制御マップ値より小さい場合に
は実操作量に基づいて多段伸縮ブーム1の減速制御が行
なわれ、逆にマップ値が小さい場合には操作レバーがい
かに大操作量域に設定されていたとしても多段伸縮ブー
ム1はマップ値に基づいて次第に減速しながら低速で伸
長することとなる。
ームの伸縮駆動方法としては、それぞれ異なった伸縮範
囲の駆動を担当する複数の伸縮シリンダを備えてこれら
各伸縮シリンダの伸縮動のみによって多段伸縮ブームを
伸縮させる駆動方式の他に、これら複数の伸縮シリンダ
にさらにワイヤー機構を付設して該複数の伸縮シリンダ
とワイヤー機構とによって多段伸縮ブームを伸縮させる
駆動方式のものも知られている。この場合、前者の方式
のものにあっては例えば、複数の伸縮シリンダの径寸法
が相互に異なる場合とか、二本の伸縮シリンダを同時に
作動させる同時伸縮操作と複数の伸縮シリンダを一本づ
つ順次伸縮させる順次伸縮操作とを選択できる構成であ
る場合には切換弁の開度を同じにしておいても作動する
伸縮シリンダ毎に多段伸縮ブーム1の伸縮速度が相違す
ることとなり、また後者の方式にあってはワイヤー機構
に増速作用が加わることからこのワイヤー機構に関連す
る伸縮シリンダとこれに関連しない伸縮シリンダとでは
例え切換弁の開度が同じであっても多段伸縮ブーム1の
伸縮速度は異なることとなる。
減速制御をその作業半径Rと制限作業半径RLとの関係
に基づいて行う場合には、停止時におけるショックの緩
和という観点において当然にこの伸縮シリンダの選択に
起因する多段伸縮ブーム1の伸縮速度を考慮することが
必要となる。
御装置においては、上述のように切換弁の限界値に基づ
く制御を図6に示すような単一の制御特性のみによって
行うようにしていたため、例えばこの制御特性を低速伸
縮時に合わせて設定した場合には、高速伸縮時において
はその減速が十分ではなく限界値での停止時に比較的大
きな停止ショックが発生することとなり、逆に高速伸縮
時に合わせて設定した場合には低速伸縮時には必要以上
に減速され、作業の迅速性が阻害されることとなり、い
ずれの場合にも好ましい伸縮制御とは言い難いものであ
った。
に基づく減速制御及び停止制御に、選択される伸縮シリ
ンダに応じた多段伸縮ブームの伸縮速度の相違を考慮
し、もって停止ショックが少なくしかも迅速な作業を可
能とした多段伸縮ブームの伸縮制御装置を提供せんとし
てなされたものである。
解決するための具体的手段として、図1Aの機能ブロッ
ク図に示すように、基端側のブームセクションに先端側
のブームセクションを順次伸縮自在に嵌挿してなる多段
伸縮ブームに複数の伸縮シリンダ103,104を設
け、該複数の伸縮シリンダ103,104への供給油量
と供給方向とを油圧制御手段101によって制御するこ
とで該複数の伸縮シリンダ103,104をして上記多
段伸縮ブームの互いに異なる伸縮区間をそれぞれ伸縮駆
動させ得る如くするとともに、上記油圧制御手段101
の操作量が同一であっても上記複数の伸縮シリンダ10
3,104のそれぞれの伸縮動による多段伸縮ブームの
伸縮速度が相互に異なるように構成された多段伸縮ブー
ムの伸縮制御装置において、上記油圧制御手段101と
上記複数の伸縮シリンダ103,104との間に配置さ
れて該複数の伸縮シリンダ103,104のうち上記油
圧制御手段101により作動油の給排が制御されるべき
伸縮シリンダを選択するシリンダ選択手段102と、上
記多段伸縮ブームの伸縮状態を検出するブーム伸縮状態
検出手段105と、該ブーム伸縮状態検出手段105か
らの信号を受けて上記シリンダ選択手段102へシリン
ダ選択信号を出力するシリンダ選択信号出力手段106
と、多段伸縮ブームにかかる負荷、多段伸縮ブームの作
業半径、多段伸縮ブームの揚程あるいは多段伸縮ブーム
の長さ等の該多段伸縮ブームの伸縮量の規制に関与する
各種要因の実際値を検出する実際値検出手段110と、
上記各実際値に対応する限界値を設定する限界値設定手
段111と、上記実際値が限界値に近付くに従って上記
油圧制御手段101の最大操作量を低減させるような基
本特性をもつとともに上記複数の伸縮シリンダ103,
104相互においては該伸縮シリンダの伸縮に伴う上記
多段伸縮ブームの伸縮速度が大きい伸縮シリンダに対応
するものほど上記最大操作量の低減操作が早期から開始
され且つ実際値の限界値に対する近接状態が等しいとき
における上記最大操作量の低減量が大きくなるように該
複数の伸縮シリンダ103,104毎に設定した複数の
制御特性をそれぞれ記憶した制御特性記憶手段113
と、上記シリンダ選択信号出力手段106からの信号に
基づいて上記制御特性記憶手段113から選択されたシ
リンダに対応する制御特性を選択して出力する制御特性
選択手段112と、上記実際値検出手段110からの実
際値と限界値設定手段111からの限界値と上記制御特
性選択手段112により選択された制御特性とに基づい
て上記油圧制御手段101の規制操作量信号を発生する
規制操作量信号発生手段108と、実際の伸縮操作量に
対応する信号を発生する実操作量信号発生手段109
と、該実操作量信号発生手段109から出力された実操
作量信号と上記規制操作量信号発生手段108から出力
された規制操作量信号とを比較し、この両者のうち操作
量が小さい方の信号を選択してこれを上記油圧制御手段
101に出力する制御信号出力手段107とを備えたこ
とを特徴としている。
うな作用が得られる。即ち、先ず最初にブーム伸縮状態
検出手段105により検出される現在の多段伸縮ブーム
の伸縮状態からシリンダ選択信号出力手段106におい
て複数の伸縮シリンダ103,104のうちのどの伸縮
シリンダを作動させるべきかが判断され、その判断に基
づいてシリンダ選択手段102により実際に作動させる
べき伸縮シリンダが選択される。
基本的には伸縮操作スイッチ24の操作量に応じて実操
作信号発生手段109から出力される信号に基づいて油
圧制御手段101により作動油の供給量(即ち、伸縮速
度)及び供給方向(即ち、伸長又は縮小)が設定される
が、本発明ではここに限界値及び選択シリンダに基づく
減速制御及び停止制御が加味される。
される多段伸縮ブームの伸縮量に関与する要素(例え
ば、作業半径)の実際値と、この実際値に対応して限界
値設定手段111により設定される限界値とが規制操作
量信号発生手段108に入力され、該実際値の限界値へ
の近接状態が監視されるとともに、該規制操作量信号発
生手段108にはさらに現在選択されている伸縮シリン
ダに対応した制御特性が制御特性選択手段112から入
力され、該規制操作量信号発生手段108においてはこ
れら実際値と限界値及び選択シリンダに対応した制御特
性とに基づいて所定の減速状態が得られるような油圧制
御手段101の最大操作量の上限値である規制操作量を
演算してこれを上記制御信号出力手段107に出力す
る。
記実操作量信号発生手段109から入力された実操作量
信号と規制操作量信号発生手段108から入力された規
制操作量信号とを比較し、この両者のうち操作量の小さ
い方を上記油圧制御手段101に出力し、該油圧制御手
段101をして多段伸縮ブームの減速制御を行うもので
ある。
の伸長動を欲している場合であって伸縮操作スイッチ2
4の操作量が大操作量域にある場合であっても、実操作
量信号よりも規制操作量信号が小さい限り、該規制操作
量信号に基づいて多段伸縮ブームの減速制御が行なわ
れ、限界値での伸長停止時におけるショックが可及的に
軽減されるものである。
制御特性が、選択される伸縮シリンダの種類に応じて
(換言すれば、多段伸縮ブームの現在の伸長速度に対応
して)設定されることから、実際値が限界値に近付く場
合における上記油圧制御手段101の操作量の低減制御
は、高速伸縮を達成する伸縮シリンダが選択されている
場合にはより早い段階からしかもより大きな最大操作量
の低減量でもって行なわれ、低速伸縮を達成する伸縮シ
リンダが選択されている場合には比較的遅い段階からし
かも小さな最大操作量の低減量でもって行なわれ、この
結果、限界値に達する時点での多段伸縮ブームの伸長速
度は本来の伸長速度の大小にかかわらずほぼ一定に維持
されるものである。
制御装置によれば、多段伸縮ブームの伸長に伴い該ブー
ム伸長に関連する要素の実際値が限界値に接近する場合
に、多段伸縮ブームの実際の伸長速度に対応してその減
速制御が行なわれることから、例えば減速不足により限
界値での停止時における停止ショックが大きくなると
か、あるいは逆に過度の減速により迅速な作業が阻害さ
れるというようなことがなく、常時適正状態での多段伸
縮ブームの減速及び停止が達成されるものであり、特に
クレーンあるいは高所作業車に用される多段伸縮ブーム
にあっては限界値での自動停止時における吊り荷あるい
はバケットの振れが少なく、作業上の安全性がより一層
高められるものである。
明の多段伸縮ブームの伸縮制御装置を具体的に説明する
と、図2には本発明の実施例にかかる伸縮制御装置が適
用されたクレーン用あるいは高所作業車用の多段伸縮ブ
ーム1が示されている。この多段伸縮ブーム1は、ベー
スブーム11と2段ブーム12と3段ブーム13と4段
ブーム14とトップブーム15とを相互に伸縮自在に嵌
挿してなる5段伸縮式ブームであって、後述のように3
本の伸縮シリンダ2〜4と2本のワイヤーロープ6,7
とによって伸縮駆動される。
は、2段ブーム12と3段ブーム13、及び4段ブーム
14とトップブーム15はそれぞれ同時伸縮するととも
に、その伸長時には、基端側の2段ブーム12と3段ブ
ーム13が先に伸長し、これらの伸長が完了した時点で
4段ブーム14とトップブーム15の伸長が開始され
る。また、逆に縮小時には、4段ブーム14とトップブ
ーム15が先ず縮小し、これらの縮小が完了した時点で
2段ブーム12及び3段ブーム13が縮小を開始するよ
うになっている(即ち、基端側のブームセクション及び
先端側のブームセクションにおいてはそれぞれ同時伸縮
構造とされているが、基端側ブームセクションと先端側
ブームセクションとの間では順次伸縮構造とされてい
る)。
に説明すると、上記第1伸縮シリンダ2は上記ベースブ
ーム11の基端部11aと2段ブーム12の基端部12a
との間に、上記第2伸縮シリンダ3は上記2段ブーム1
2の基端部12aと上記3段ブーム13の基端部13aの
間に、さらに上記第3伸縮シリンダ4は上記3段ブーム
13の基端部13aと上記4段ブーム14の基端部14a
との間に、それぞれ跨って配置されている。従って、上
記第1伸縮シリンダ2の伸縮によって2段ブーム12が
ベースブーム11に対して伸縮し、第2伸縮シリンダ3
の伸縮によって上記3段ブーム13が2段ブーム12に
対して伸縮し、さらに上記第3伸縮シリンダ4の伸縮に
よって4段ブーム14が3段ブーム13に対して伸縮す
ることとなる。
うち、伸長用ワイヤーロープ6は上記4段ブーム14の
先端部14bに配置したシーブ8Aを介して上記3段ブ
ーム13の先端部13bと上記トップブーム15の基端
部15aに配置したシーブ8Bとの間に張設されてお
り、また縮小用ワイヤーロープ7は4段ブーム14の基
端部14aに配置したシーブ9Aを介して上記トップブ
ーム15の基端部15aと上記4段ブーム14の先端部
に配置したシーブ9Bとの間に張設されている。従っ
て、上記第3伸縮シリンダ4が伸長する場合には、該第
3伸縮シリンダ4の伸長に伴って4段ブーム14が3段
ブーム13に対して伸長すると該4段ブーム14の伸長
動が伸長用ワイヤーロープ6を介してトップブーム15
に伝達され、該4段ブーム14とトップブーム15は同
時伸長する。これに対して、上記第3伸縮シリンダ4が
縮小する場合には、4段ブーム14の縮小動が縮小用ワ
イヤーロープ7を介してトップブーム15に伝達され、
該4段ブーム14とトップブーム15は同時縮小するこ
ととなる。
いて、上述のように該多段伸縮ブーム1の伸長時には4
段ブーム14及びトップブーム15の作動に先立って2
段ブーム12と3段ブーム13を同時に伸長させ、逆に
多段伸縮ブーム1の縮小時には2段ブーム12及び3段
ブーム13の縮小に先立って4段ブーム14とトップブ
ーム15を同時に縮小させる必要があるが、これは後述
のように上記各伸縮シリンダ2〜4の油圧回路を構成す
ることで達成されるようになっている。
伸縮を達成するためには、これら各伸縮シリンダ2〜4
の作動切換タイミングを検出する必要があるが、この実
施例においては上記4段ブーム14の先端部14bに該
4段ブーム14が3段ブーム13に対して全縮状態にあ
る場合において該3段ブーム13の先端部13bと係合
して所定の信号を発生する全縮検出スイッチ5を設け、
該全縮検出スイッチ5からの信号を後述のコントロール
ユニット20に入力することで上記各伸縮シリンダ2〜
4の切換タイミングを検知するようにしている。即ち、
この全縮検出スイッチ5は、特許請求の範囲中のブーム
伸縮状態検出手段105に該当する(図1A及び図1B
参照)。
ンダ2〜4の油圧回路及びその制御回路を具体的に説明
すると、油圧ポンプ30から吐出される油圧を送給する
ライン51には、6ポート3位置のスプリングセンター
式ソレノイドバルブで構成される第1切換弁31が接続
されている。そして、この第1切換弁31は、その第1
弁位置31bにおいては上記ライン51を上記各伸縮シ
リンダ2〜4の伸長側のライン52に、また第2弁位置
31cにおいて該ライン51を該各伸縮シリンダの縮小
側のライン63にそれぞれ接続し得るようになってい
る。また、この第1切換弁31は、後述のコントロール
ユニット20からの制御信号を受けてその作動方向が切
換制御されるとともに、その開度がパルス信号に基づい
てデューティ制御されることで後述のように上記各伸縮
シリンダ2〜4の減速制御を行うことができるようにな
っている。
1のタンクポートに接続されたライン64に対してリリ
ーフ弁40を介して接続されている。また、このリリー
フ弁40のベントポートは、ライン67を介してソレノ
イドによりON−OFF制御される第6切換弁41を介
してドレーンライン68に接続可能とされている。そし
て、この第6切換弁41は、そのソレノイドに通電され
た状態では第2弁位置41bに設定されて上記ライン6
7を閉塞する一方、該ソレノイドへの通電が遮断された
状態では第1弁位置41aに設定されて上記ライン51
をタンクに接続する。従って、第6切換弁41が第1弁
位置41aに設定された場合には、上記第1切換弁31
の作動の如何に拘わらず上記各伸縮シリンダ2〜4への
油圧供給は停止される(即ち、多段伸縮ブーム1の伸縮
が強制的に停止される)。
弁31とリリーフ弁40及び第6切換弁41で特許請求
の範囲中の油圧制御手段101を構成している。
式3位置弁で構成される第2切換弁32を介してライン
53とライン54に択一的に接続可能とされている。そ
して、この第2切換弁32の弁位置の切り換えは、3位
置ソレノイドバルブで構成される第3切換弁33によっ
て制御される。即ち、該第3切換弁33はコントロール
ユニット20からの制御信号を受けてその第1弁位置3
3bと第2弁位置33cの間で作動し、これが第1弁位置
33bに設定された場合には、上記ライン51から分岐
したライン66が上記第2切換弁32の第2弁位置32
c側に接続され、該第2切換弁32は上記ライン52を
上記ライン54に接続する。逆に、第3切換弁33が第
2弁位置33cに設定された場合には、上記ライン66
が第2切換弁32の第1弁位置32b側に接続され、第
2切換弁32は上記ライン52をライン53に接続す
る。
て後述のように上記各伸縮シリンダ2〜4のうち実際に
作動する伸縮シリンダが選択されるものであって、この
実施例においてこの第2切換弁32と第3切換弁33と
で特許請求の範囲中のシリンダ選択手段102が構成さ
れている。尚、この第3切換弁33に対する作動信号
は、上記全縮検出スイッチ5の検出信号に基づいてコン
トロールユニット20から出力される。
イン52に対して択一的に接続されるライン53とライ
ン54のうち、ライン53はフローデバイダー34を介
してさらにライン55とライン56に分流されている。
そして、このライン55は、ホースリール45を介して
第2伸縮シリンダ3の伸長側に接続され、またライン5
6は第1伸縮シリンダ2の伸長側に接続されている。さ
らに、ライン54は、ホースリール46を介して第3伸
縮シリンダ4の伸長側に接続されている。また、各伸縮
シリンダ2〜4の縮小側は、ライン61,62を介して
相互に接続され、且つライン63を介して上記第1切換
弁31に接続されている。従って、上記第2切換弁32
が第1弁位置32bに設定されライン52がライン53
に接続された状態においては、フローデバイダー34を
介して第1伸縮シリンダ2と第2伸縮シリンダ3にそれ
ぞれ同量づつ作動油が供給され、該第1伸縮シリンダ2
と第2伸縮シリンダ3は、例えばこの実施例の如くその
シリンダ径を同じとしていた場合には、同時に同速度で
伸長し、上記多段伸縮ブーム1においてはその2段ブー
ム12と3段ブーム13とが同時に同速度で伸長するこ
ととなる。
置32cに設定されてライン54がライン52に接続さ
れると、供給油量の全量が第3伸縮シリンダ4に供給さ
れることから、該第3伸縮シリンダ4が上記第1伸縮シ
リンダ2及び第2伸縮シリンダ3の2倍の速度で伸長
し、従って多段伸縮ブーム1の4段ブーム14は、ベー
スブーム11に対する3段ブーム13の伸長速度と同じ
伸長速度で該3段ブーム13に対して伸長することとな
る。またこの場合、上記トップブーム15は、該4段ブ
ーム14の動きに連動する伸長用ワイヤーロープ6の張
力により、さらに該4段ブーム14の2倍の速度で伸長
することとなる。尚、このような各伸縮シリンダ2〜4
の作動はこれらの縮小時においても同様である。
トップブーム15の先端部でみると、第3伸縮シリンダ
4の伸長動に伴うトップブーム15の先端速度は、第1
伸縮シリンダ2及び第2伸縮シリンダ3の伸長動に伴な
うそれの2倍の速度となるものである。このような伸長
時における先端速度の相違があることから、後述のよう
に多段伸縮ブーム1の作業半径Rが制限作業半径RL
(図5参照)に近付いた場合における減速特性を複数(こ
の実施例の場合には二つ)設ける必要が生じるものであ
る。
記ライン55とライン56にそれぞれ開閉弁35と第4
切換弁37、及び開閉弁36と第5切換弁38からなる
アンロード回路を介設し、該各切換弁37,38の開閉
によって上記第1伸縮シリンダ2と第2伸縮シリンダ3
の伸縮速度の調整を行うようにしている。従って、この
各切換弁37,38の調整によって、第1伸縮シリンダ
2と第2伸縮シリンダ3を同速度で伸縮させることも
(この実施例ではこのような作動態様をとっている)、あ
るいはこれら伸縮シリンダ2,3を異なる速度で且つ同
時伸縮させるような作動態様を設定することも可能であ
る。そして、特に後者のような場合には、この第1伸縮
シリンダ2と第2伸縮シリンダ3とに関してもそれぞれ
対応する減速特性をもつことが必要であり、従ってこの
ような場合には上記第4切換弁37及び第5切換弁38
の作動制御信号をブーム伸縮状態信号の一つに加えれば
良い(即ち、この場合には、上記全縮検出スイッチ5と
上記第4切換弁37及び第5切換弁38の操作スイッチ
(図示省略)とで特許請求の範囲中のブーム伸縮状態検出
手段105が構成されることとなる)。
上記各伸縮シリンダの作動制御により多段伸縮ブーム1
の伸縮制御を行うとともに、該多段伸縮ブーム1の作業
半径と予じめ設定される制限作業半径とに関連して多段
伸縮ブーム1の減速制御及び制限作業半径での停止制御
を行うものであって、該コントロールユニット20に
は、モーメントセンサ21から多段伸縮ブーム1にかか
るモーメント荷重に対応したモーメント信号Fと起伏角
センサ22から多段伸縮ブーム1の起伏角に対応した起
伏信号θとブーム長センサ23から多段伸縮ブーム1の
ブーム長さに対応したブーム長さ信号Lの各多段伸縮ブ
ーム1の状態に関連した信号がそれぞれ入力される他
に、伸縮操作スイッチ24からは多段伸縮ブーム1の伸
縮方向及び伸縮速度に関連する操作信号が、全縮検出ス
イッチ5からは上記第3切換弁33の切換タイミングに
関連したシリンダ選択信号が、さらに制限作業半径設定
スイッチ25(特許請求の範囲中の限界値設定手段11
1に該当する)からは制限作業半径に対応する信号がそ
れぞれ入力される。
る減速制御及び停止制御を行うために、この実施例にお
いては図4に示すように、コントロールユニット20内
の制御特性記憶手段113(図1参照)に、減速特性の異
なる二つの制御特性を示すデータカーブa,bを備えてい
る。この二つのデータカーブa,bのうち、データカーブa
は実際の作業半径R(特許請求の範囲中の実際値に該当
する)が比較的制限作業半径RL(特許請求の範囲中の限
界値に該当する)に近付いた時点(点a1)から減速を開始
し、制限作業半径RLに達した時点(即ち、RL−R=
0)で多段伸縮ブーム1の伸縮動を強制的に停止させる
ものである。従って、このデータカーブaは伸縮速度が
遅い場合の制御、即ち上記第1伸縮シリンダ2と第2伸
縮シリンダ3の同時伸長時の制御に適用される。これに
対して、データカーブbは、上記データカーブaよりもさ
らに早い時点(点b1)から減速を開始するものであって、
これは伸縮速度が早い場合の制御、即ち、第3伸縮シリ
ンダ4の伸長時の制御に適用される。
いて実際の伸長速度に対応して減速特性の異なるデータ
カーブa,bを選択的に採用することで、常に適正状態で
減速し且つ制限作業半径RLに達した時点においては停
止ショックを可及的に小ならしめた状態で静かに停止さ
せることができ、例えば多段伸縮ブーム1をクレーン用
ブームに採用したような場合には、吊り荷をほとんど振
らせることなく制限作業半径RLでの停止が可能とな
り、作業上の安全性がより一層高められることとなるも
のである。また、従来のような必要以上の減速により作
動速度が極端に落ち込んで迅速な作業が困難になるとい
うようなこともなく、作業性という点においても有益で
ある。
制御特性記憶手段113に予じめ設定した二つのデータ
カーブa,bを記憶しておき、これを選択される伸縮シリ
ンダに応じて取り出すようにしているが、この制御特性
記憶手段113はこのような機能に限定されるものでは
なく、例えば本発明の他の実施例においては、この制御
特性記憶手段113に各伸縮シリンダに対応した出力信
号の演算式を記憶しておき、選択される伸縮シリンダに
応じてこの演算式を制御特性選択手段112によって選
択し、この選択された演算式に基づいて実際値に対応し
た規制操作量を規制操作量信号発生手段108において
演算して出力するようにすることもできるものである。
よる多段伸縮ブーム1の伸長時における減速制御及び停
止制御を図1Bの油圧回路図を参照しながら、図3の制
御フロ−チャ−トに基づいて説明すると、制御開始後、
先ず現在の作業半径Rを、モーメント信号F、起伏角信
号θ及びブーム長さ信号Lに基づいて演算により求める
(ステップS1)。尚、ここで作業半径の算出に、これに
直接関係する起伏角信号θとブーム長さ信号Lの他に、
モーメント信号Fを採用したのは多段伸縮ブーム1の撓
み変位による作業半径Rへの影響を考慮したものであ
る。
が、この制限作業半径RLの設定方法として例えば作業
者が周辺状況等を考慮して直接に数値設定する場合と、
作業者が実際にブーム先端部を作業上の障害となる建物
等の近くの接近限界と思われる位置まで持ってゆき、そ
の時点の実際の作業半径を制限作業半径RLとして採用
し、以後この制限作業半径RLに基づいて減速制御等を
実行する場合とが考えられるが、この実施例では後者の
方式を採用している。
25がON設定されているかどうか(制限作業半径RL
が既に設定されているかどうか)を判定し(ステップS
2)、ON設定されている場合には、現在の作業半径R
(上述のように、一旦限界位置と思われる位置まで多段
伸縮ブーム1を伸長させた場合の作業半径)を制限作業
半径RLとしてセットする(ステップS3)。
25がOFF設定されている場合には、さらに今回初め
てOFF設定されたのか、それとも前回より既にOFF
設定されていたのかを判定し(ステップS4)、今回初め
てOFF設定された場合には現在セットされている制限
作業半径RLをクリアし、次回のセットに備える(ステ
ップS5)。尚、ステップS6の判定は、制限作業半径
RLがセットされていない場合のループを簡単にするた
めのものであって制御には直接関与しない。
ているかどうかを判定する(ステップS7)。この判定
で、ON設定である場合は、多段伸縮ブーム1の4段ブ
ーム14とトップブーム15が全縮状態であること、換
言すれば、現在は第1伸縮シリンダ2と第2伸縮シリン
ダ3の伸縮に伴う比較的遅い速度でのブーム伸縮が行な
われていることを表し、逆にOFF設定である場合に
は、第3伸縮シリンダ4の伸縮に伴う比較的早い速度で
のブーム伸縮が行なわれていることを表している。
タカーブaに基づいて制御パルスの出力値を算出し(ステ
ップS8)、逆にOFF設定の場合にはデータカーブbに
基づいて制御パルス出力値を算出する(ステップS9)。
尚、この制御パルスは、上記第1切換弁31の開度のデ
ューティ制御に用いられるものであり、この制御パルス
の出力値が大きいほど第1切換弁31の開度が大きくな
り伸縮シリンダの伸縮速度(即ち、多段伸縮ブーム1の
伸縮速度)が上昇することになる。
S9において算出された算出値と、伸縮操作イスイッチ
24から入力される実伸縮操作量とを比較し、この両者
のうち、値の小さい方を選択してこれを上記第1切換弁
31のソレノイドに出力する(ステップS10)。従っ
て、上記第1切換弁31はこの出力値に基づいてその作
動が制御され、多段伸縮ブーム1の減速制御が、実際の
多段伸縮ブーム1の伸縮速度に対応して的確に行なわれ
るものである。
の作業半径Rと制限作業半径RLとを比較し、(R≧R
L)となるまで上記制御を繰り返し、(R≧RL)となっ
た時点で上記第6切換弁41をしてリリーフ弁40のベ
ントを開き、多段伸縮ブーム1の伸長動をその時点で強
制的に停止させる(ステップS12)。この場合、この停
止に至るまでの時点で減速制御が適正に行なわれている
ことから、この停止時においてもほとんどショックを生
じることがない。以上が、多段伸縮ブーム1の減速制御
及び停止制御の実際である。
に、第1切換弁31とリリーフ弁40と第6切換弁41
の三者で特許請求の範囲中の油圧制御手段101を構成
し、多段伸縮ブーム1の伸縮方向制御と伸長時における
減速制御はこれを第1切換弁31で、停止制御はこれを
リリーフ弁40と第6切換弁41とでそれぞれ別個に行
うようにしているが、本発明の他の実施例においては第
1切換弁31として一般に使用されている汎用タイプの
ものよりも作動特性あるいは制御精度の信頼性の高いも
のを使用することにより、第6切換弁41を設けること
なく第1切換弁31のみによって減速制御と停止制御の
両方を行わせることもできる。
に作動油の供給方向のみを切り換え得るような弁構成と
する一方、上記リリーフ弁40のベントポートに連通す
るライン67に設けられる上記第6切換弁41を圧力可
変式切換弁で構成し、該第6切換弁41をして該リリー
フ弁40のベント油圧を調整しもって多段伸縮ブーム1
の減速制御と停止制御とを行わしめるように構成するこ
とも可能である。
ブーム1の伸長時における減速制御及び停止制御を、作
業者の判断によりその都度設定される限界値(この実施
例においては制限作業半径RL)に基づいて実行するよ
うにしているが、本願発明はこれに限定されるものでは
なく、例えばこの多段伸縮ブーム1を備えたクレーン装
置において予じめ設定された該装置それ自身の作業性能
(例えば、モーメント性能等)に基づいて実行するように
することもできるものである。また、上記実施例におい
ては作業者が実際に操作レバーを操作して多段伸縮ブー
ムの伸縮操作を行う場合を例にとって説明しているが、
本発明はこのような手動操作のみに限定されるものでな
く、例えば多段伸縮ブームの先端を所定の位置まで伸長
させるに際して、予じめ設定した種々のデータに基づい
て伸縮操作用切換弁(即ち、上記実施例においては第1
切換弁31)を自動操作するようにした自動伸縮制御方
式のものにも適用できることは勿論である。
置の機能対応図である。
縮制御装置における油圧回路図である。
れる多段伸縮ブームの構造説明図である。
制御フロ−チャ−トである。
る伸縮特性図である。
半径の説明図である。
制御特性図である。
伸縮シリンダ、4は第3伸縮シリンダ、5は全縮検出ス
イッチ、6は伸長用ワイヤーロープ、7は縮小用ワイヤ
ーロープ、8はシーブ、9はシーブ、11はベースブー
ム、12は2段ブーム、13は3段ブーム、14は4段
ブーム、15はトップブーム、20はコントロールユニ
ット、21はモーメントセンサ、22は起伏角センサ、
23はブーム長センサ、24は伸縮操作スイッチ、25
は制限作業半径設定スイッチ、30は油圧ポンプ、31
は第1切換弁、32は第2切換弁、33は第3切換弁、
34はフローデバイダー、35は開閉弁、36は開閉
弁、37は第4切換弁、38は第5切換弁、40はリリ
ーフ弁、41は第6切換弁である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基端側のブームセクションに先端側のブ
ームセクションを順次伸縮自在に嵌挿してなる多段伸縮
ブームに複数の伸縮シリンダを設け、該複数の伸縮シリ
ンダへの供給油量と供給方向とを油圧制御手段によって
制御することで該複数の伸縮シリンダをして上記多段伸
縮ブームの互いに異なる伸縮区間をそれぞれ伸縮駆動さ
せ得る如くするとともに、上記油圧制御手段の操作量が
同一であっても上記複数の伸縮シリンダのそれぞれの伸
縮動による多段伸縮ブームの伸縮速度が相互に異なるよ
うに構成された多段伸縮ブームの伸縮制御装置であっ
て、 上記油圧制御手段と上記複数の伸縮シリンダとの間に配
置されて該複数の伸縮シリンダのうち上記油圧制御手段
により作動油の給排が制御されるべき伸縮シリンダを選
択するシリンダ選択手段と、 上記多段伸縮ブームの伸縮状態を検出するブーム伸縮状
態検出手段と、 該ブーム伸縮状態検出手段からの信号を受けて上記シリ
ンダ選択手段へシリンダ選択信号を出力するシリンダ選
択信号出力手段と、 多段伸縮ブームにかかる負荷、多段伸縮ブームの作業半
径、多段伸縮ブームの揚程あるいは多段伸縮ブームの長
さ等の該多段伸縮ブームの伸縮量の規制に関与する各種
要因の実際値を検出する実際値検出手段と、 上記各実際値に対応する限界値を設定する限界値設定手
段と、 上記実際値が限界値に近付くに従って上記油圧制御手段
の最大操作量を低減させるような基本特性をもつととも
に、上記複数の伸縮シリンダ相互においては該伸縮シリ
ンダの伸縮に伴う上記多段伸縮ブームの伸縮速度が大き
い伸縮シリンダに対応するものほど上記最大操作量の低
減操作が早期から開始され且つ実際値の限界値に対する
近接状態が等しいときにおける上記最大操作量の低減量
が大きくなるように該複数の伸縮シリンダ毎に設定した
複数の制御特性をそれぞれ記憶した制御特性記憶手段
と、 上記シリンダ選択信号出力手段からの信号に基づいて上
記制御特性記憶手段から選択されたシリンダに対応する
制御特性を選択して出力する制御特性選択手段と、 上記実際値検出手段からの実際値と限界値設定手段から
の限界値と上記制御特性選択手段により選択された制御
特性とに基づいて上記油圧制御手段の規制操作量信号を
発生する規制操作量信号発生手段と、 実際の伸縮操作量に対応する信号を発生する実操作量信
号発生手段と、 上記実操作量信号発生手段から出力された実操作量信号
と上記規制操作量信号発生手段から出力された規制操作
量信号とを比較し、この両者のうち操作量が小さい方の
信号を選択してこれを上記油圧制御手段に出力する制御
信号出力手段とを備えたことを特徴とする多段伸縮ブー
ムの伸縮制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27157591A JP3085751B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 多段伸縮ブームの伸縮制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27157591A JP3085751B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 多段伸縮ブームの伸縮制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05105392A JPH05105392A (ja) | 1993-04-27 |
JP3085751B2 true JP3085751B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17501994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27157591A Expired - Lifetime JP3085751B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 多段伸縮ブームの伸縮制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085751B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5278975B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2013-09-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役制御システムおよびそれを備えたフォークリフト |
CN108640058B (zh) * | 2018-07-09 | 2024-06-04 | 北京中车重工机械有限公司 | 行程限位机构、机械臂和检修作业车 |
CN111852971A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-10-30 | 山河智能装备股份有限公司 | 伸缩机构液压控制系统及其应用的起重设备 |
-
1991
- 1991-10-19 JP JP27157591A patent/JP3085751B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH05105392A (ja) | 1993-04-27 |
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