JPH0780025A - 担架水平保持装置 - Google Patents

担架水平保持装置

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Publication number
JPH0780025A
JPH0780025A JP24986893A JP24986893A JPH0780025A JP H0780025 A JPH0780025 A JP H0780025A JP 24986893 A JP24986893 A JP 24986893A JP 24986893 A JP24986893 A JP 24986893A JP H0780025 A JPH0780025 A JP H0780025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
stretcher
guide
arc
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24986893A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsu Anpo
克 安保
Satoru Ohashi
了 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Giken KK
Central Motor Co Ltd
Original Assignee
Koyo Giken KK
Central Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Giken KK, Central Motor Co Ltd filed Critical Koyo Giken KK
Priority to JP24986893A priority Critical patent/JPH0780025A/ja
Publication of JPH0780025A publication Critical patent/JPH0780025A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の制動時の車両の前傾や、旋回時の慣性
によっても、車両に載置される担架を水平状態乃至は水
平状態に近い状態に維持する。 【構成】 車両内の担架設置箇所下部の、車両の進行方
向及び車両の幅方向にそれぞれ設置される円弧状ガイド
(51、52)と、円弧状ガイドに沿って移動可能に載
置される担架21とからなる担架水平保持装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、担架水平保持装置
に係る。詳細には、救急車等の車両で搬送される担架を
水平位置に保持する装置に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、救急車で搬送される担架は一般
に用いられている。キャスターホイール付形式のものを
車両床上へ置乗させた状態にて車室にて移動防止のため
固定させる方式によっていたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、救急
車等の車両で担架を搬送すると、救急車の制動時の車両
の前傾や、旋回時の慣性による頭部への血液移動などに
より、患者に不快感や症状の悪化を生じさせることがあ
る課題を有した。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0005】車両内の担架設置箇所下部の、車両の進行
方向及び車両の幅方向にそれぞれ設置される円弧状ガイ
ドと、円弧状ガイドに沿って移動可能に載置される担架
とからなることを特徴とする担架水平保持装置、
【0006】を提供する。
【0007】
【作用】 車両が制動し、車両が傾いたときは担架は、
車両の進行方向に設置された円弧状ガイドに沿って移動
し水平状態ないしは水平状態に近い状態を維持する。車
両が旋回するときは、担架は車両の幅方向に設置された
円弧状ガイドに沿って移動し水平状態ないしは水平状態
に近い状態を維持する。
【0008】
【実施例】 この発明の実施例の概略正面図をあらわす
図1、同救急車等室内の一部詳細正面図をあらわす図
2、同一部詳細側面図をあらわす図3にしたがって説明
する。
【0009】11は、担架を搬送する車両である救急車
の室内である。12は、車両の床である。21は担架で
あり、22は担架21の四隅から下部に延設される脚で
ある。23はホイールであり、脚22の下端に取り付け
られる。24は、支柱であり前後部で各々左右の脚2
2、脚22間を連結させる。25、26はガイド輪であ
る。担架21の前部、後部にそれぞれ設置される支柱2
4の下部に支柱24と平行に設置されるガイド輪支柱2
7にガイド輪25、26はそれぞれ中心を取り付けられ
る。担架21の前部側に取り付けられるガイド輪25の
方が、担架21の後部側に取り付けられるガイド輪26
よりも図2に図示されるように径が大である。すなわ
ち、前側のガイド輪支柱27は、後側のガイド輪支柱2
7より高い位置に設置される。
【0010】31は支持脚であり、下部は車輪の床12
に固定される。32は縦ガイド支持体である。縦ガイド
支持体32は間隔を空けてローラ33を取り付けられ、
支持脚31に固定される。
【0011】41は、ガイドレールである。ガイドレー
ル41は支持台31の前後方向に平行に開口部を上に向
けて2本、フレーム46上に間隔を空けて掛け渡され
る。42は連結板であり、ガイドレール41、41を前
後端で連結する。43はローラである。ローラ43は、
間隔を空けて上下に設置される。44、45はストッパ
である。ストッパ44、45はガイドレール41、41
間に立ち上がり状に設けられ、ガイドレール44、45
および連結板42、42と一体に取り付けられる。車両
の前方側に取り付けられるストッパ25の方が、車両の
後方側に取り付けられるストッパ45よりも丈は高く取
り付けられる。
【0012】51は縦円弧状ガイドである。縦円弧状ガ
イド51は、図1に図示されるようにガイドレール41
に載置される担架21の患者載置状態の重心Oの鉛直線
上の一点Pを中心とする円弧の一部からなる。縦円弧ガ
イド51は、内側端は立ち上がり状となりフレーム46
に取り付けられる。円弧状ガイド51はローラ33の間
に挟持させる。縦円弧ガイド51の端部には横円弧ガイ
ド52が取り付けられる。横円弧ガイド52は、縦円弧
ガイド51と同様に、ガイドレール41に載置される担
架21の患者載置状態の重心Oの鉛直線上の一点Pを中
心とする円弧の一部からなる。横円弧ガイド52は、ロ
ーラ43、ローラ43の間に挟持させる。
【0013】61は、ガイド輪支柱ストッパである。ガ
イド輪支柱ストッパ61は、連結板42の内側に取り付
けられ回転軸62を回転中心として、回転棒63により
回転されることでガイド輪支柱27の移動を停止させ
る。
【0014】71は補助ガイドレールであり、床12に
固定され、ガイドレール41に接続される。
【0015】次に、実施例の作用について説明する。担
架21のガイド輪25、26を、車両内に設置される補
助ガイドレール71に載せ、更にガイドレール41に載
せる。担架21の先端側のガイド輪支柱27は、後側の
ガイド輪支柱27より高い位置にあるため、後側のスト
ッパ45に接触することはなく、前方のストッパ44に
接触するまで前進される。このとき、ガイド輪支柱スト
ッパ61は解除されている。担架21の前進が、前輪ホ
イール23がストッパ44により、後輪ホイール23が
ストッパ45によりそれぞれ阻止されたところで、ガイ
ド輪支柱ストッパ61により担架のガイドレール41上
の移動は阻止される。
【0016】次いで、車両が移動し停止すると、車両前
部が下がり前傾する。そのため担架21も前傾し患者頭
部が下がろうとするが、縦円弧状ガイド51はローラ3
3、33にガイドされ、点Pを中心として回転される。
そのため、担架21は、図1に図示されるように車両前
後方向に対して水平状態をとる。
【0017】車両が旋回すると、車両は左右に傾斜し担
架21も傾斜するが、横円弧状ガイド52はローラ4
3、43にガイドされ点Pを中心として回転される。そ
のため、担架21は車両幅方向に対して水平状態をと
る。
【0018】したがって、担架21は車両前後方向、車
両幅方向に対して車両搬送時に常に水平状態をとるため
患者に不快感を与えない。
【0019】
【発明の効果】 車両の制動時の車両の前傾や、旋回時
の慣性によっても、車両に載置される担架を水平状態乃
至は水平状態に近い状態に維持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の概略正面図
【図2】 この発明の実施例の救急車室内の一部詳細正
面図
【図3】 この発明の実施例の救急車室内の一部詳細側
面図
【符号の説明】
51 縦円弧状ガイド 52 横円弧状ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内の担架設置箇所下部の、車両の進
    行方向及び車両の幅方向にそれぞれ設置される円弧状ガ
    イドと、円弧状ガイドに沿って移動可能に載置される担
    架とからなることを特徴とする担架水平保持装置。
JP24986893A 1993-09-10 1993-09-10 担架水平保持装置 Pending JPH0780025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24986893A JPH0780025A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 担架水平保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24986893A JPH0780025A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 担架水平保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0780025A true JPH0780025A (ja) 1995-03-28

Family

ID=17199390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24986893A Pending JPH0780025A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 担架水平保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0780025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263286A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nissan Motor Co Ltd 防振ベッド
CN107264744A (zh) * 2017-06-22 2017-10-20 中国人民解放军第二军医大学第二附属医院 海上漂浮救生系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263286A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nissan Motor Co Ltd 防振ベッド
JP4631495B2 (ja) * 2005-03-25 2011-02-16 日産自動車株式会社 防振ベッド
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