JP2000255314A - 車両運搬車 - Google Patents
車両運搬車Info
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- JP2000255314A JP2000255314A JP11056995A JP5699599A JP2000255314A JP 2000255314 A JP2000255314 A JP 2000255314A JP 11056995 A JP11056995 A JP 11056995A JP 5699599 A JP5699599 A JP 5699599A JP 2000255314 A JP2000255314 A JP 2000255314A
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- vehicle carrier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷台上での車両運搬具の進行方向を規制する
ことができ、積み込み作業を容易且つ安全に行えるよう
にする。 【解決手段】 車輪７７に車両運搬具１を装着した自動
車７５を荷台５２上に積み込む車両運搬車５において、
荷台５２の床面５５上に、車両運搬具１のキャスター１
８の側方への移動を規制する規制レール５６を設ける。
ことができ、積み込み作業を容易且つ安全に行えるよう
にする。 【解決手段】 車輪７７に車両運搬具１を装着した自動
車７５を荷台５２上に積み込む車両運搬車５において、
荷台５２の床面５５上に、車両運搬具１のキャスター１
８の側方への移動を規制する規制レール５６を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を荷台に積載
して運搬する車両運搬車の荷台構造に関するものであ
る。
して運搬する車両運搬車の荷台構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、事故、故障等によって自走できな
くなった車両は、車輪の下に車両運搬具を装着して移動
できるようにし、車両運搬車の荷台に積み込んで所要の
場所まで運搬している。図５乃至図７に示すように、車
両運搬具１は、ベース部材４と、このベース部材４の前
後端部に取り付けられている一対のアームアセンブリ１
６からなる平面視でコ字状のフレーム１２を備えてい
る。各アームアセンブリ１６は、ベース部材４から左右
へ直角に伸びる支持アーム２２と、支持アーム２２の一
端に固設された回動用アーム２４を有している。支持ア
ーム２２の左右の端部にはキャスター１８が設けられて
いる。
くなった車両は、車輪の下に車両運搬具を装着して移動
できるようにし、車両運搬車の荷台に積み込んで所要の
場所まで運搬している。図５乃至図７に示すように、車
両運搬具１は、ベース部材４と、このベース部材４の前
後端部に取り付けられている一対のアームアセンブリ１
６からなる平面視でコ字状のフレーム１２を備えてい
る。各アームアセンブリ１６は、ベース部材４から左右
へ直角に伸びる支持アーム２２と、支持アーム２２の一
端に固設された回動用アーム２４を有している。支持ア
ーム２２の左右の端部にはキャスター１８が設けられて
いる。
【０００３】ベース部材４の前後端部には左右に横軸３
２が設けられている。支持アーム２２には軸受２８、３
０が固設されており、この軸受２８、３０がベース部材
の横軸３２に回動可能に取り付けられている。また、支
持アーム２２の中央部下面には、牽引用のリング２３が
設けられている。回動用アーム２４の先端には、管状の
ソケット２６が設けられている。ソケット２６には、ア
ームアセンブリ１６を横軸３２を中心として回動させる
ための梃子棒（図示略）が挿脱できるようになってい
る。
２が設けられている。支持アーム２２には軸受２８、３
０が固設されており、この軸受２８、３０がベース部材
の横軸３２に回動可能に取り付けられている。また、支
持アーム２２の中央部下面には、牽引用のリング２３が
設けられている。回動用アーム２４の先端には、管状の
ソケット２６が設けられている。ソケット２６には、ア
ームアセンブリ１６を横軸３２を中心として回動させる
ための梃子棒（図示略）が挿脱できるようになってい
る。
【０００４】ベース部材４の前後両端部には、アームア
センブリ１６を起立位置に固定するためのラッチ機構２
が設けられている。自走できない自動車７５を車両運搬
車９３に積み込む場合には、まず、車輪７７の下に車両
運搬具１を装着して移動できるようにする。このときに
は、車両運搬具１を、支持アーム２２が倒伏した状態
で、コ字状のフレーム１２の開放側を自動車７５の内
側、ベース部材４側を自動車７５の外側に向けて路面Ｒ
上に置き、自動車７５の外側から内側へ押し込んで、支
持アーム２２が車輪７７の前後に近接するように設置す
る。次に、梃子棒をソケット２６に挿入し、人力でアー
ムアセンブリ１６が起立する方向に回す。すると、アー
ムアセンブリ１６は、横軸３２を中心として回動して起
立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。
センブリ１６を起立位置に固定するためのラッチ機構２
が設けられている。自走できない自動車７５を車両運搬
車９３に積み込む場合には、まず、車輪７７の下に車両
運搬具１を装着して移動できるようにする。このときに
は、車両運搬具１を、支持アーム２２が倒伏した状態
で、コ字状のフレーム１２の開放側を自動車７５の内
側、ベース部材４側を自動車７５の外側に向けて路面Ｒ
上に置き、自動車７５の外側から内側へ押し込んで、支
持アーム２２が車輪７７の前後に近接するように設置す
る。次に、梃子棒をソケット２６に挿入し、人力でアー
ムアセンブリ１６が起立する方向に回す。すると、アー
ムアセンブリ１６は、横軸３２を中心として回動して起
立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。
【０００５】一方のアームアセンブリ１６が起立した
ら、梃子棒を他方の倒伏した状態にあるアームアセンブ
リ１６のソケット２６に挿入し、起立させる方向に回
す。すると、アームアセンブリ１６が回動して垂直方向
へ起立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。アー
ムアセンブリ１６が起立すると、車輪７７が持ち上げら
れて支持アーム２２上に支持される。車両運搬具１は、
キャスター１８によって路面Ｒ上で任意の方向へ移動可
能なので、自動車７５を運搬できる状態となる。
ら、梃子棒を他方の倒伏した状態にあるアームアセンブ
リ１６のソケット２６に挿入し、起立させる方向に回
す。すると、アームアセンブリ１６が回動して垂直方向
へ起立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。アー
ムアセンブリ１６が起立すると、車輪７７が持ち上げら
れて支持アーム２２上に支持される。車両運搬具１は、
キャスター１８によって路面Ｒ上で任意の方向へ移動可
能なので、自動車７５を運搬できる状態となる。
【０００６】そこで、車両運搬車９３の荷台９６を後方
へ移動させ傾斜した荷台９６の後端部が路面Ｒに接した
状態で、車両運搬具１の牽引用のリング２３に車両運搬
車９３のウインチ９４のワイヤロープ９５を連結して巻
き上げることにより、自動車７５を車両運搬車９３の荷
台９６に積み込む。なお、車両運搬具１と車輪７７との
間に離脱防止具７８を取り付けておくと、運搬中に車輪
７７が車両運搬具１から離脱する恐れがない。
へ移動させ傾斜した荷台９６の後端部が路面Ｒに接した
状態で、車両運搬具１の牽引用のリング２３に車両運搬
車９３のウインチ９４のワイヤロープ９５を連結して巻
き上げることにより、自動車７５を車両運搬車９３の荷
台９６に積み込む。なお、車両運搬具１と車輪７７との
間に離脱防止具７８を取り付けておくと、運搬中に車輪
７７が車両運搬具１から離脱する恐れがない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】車両運搬具は、ブーム
アセンブリの支持アームに設けられたキャスターによっ
て移動するようになっているため進行方向が不安定で、
ウインチにより車両運搬車の荷台上に巻き上げるとき、
前方へ直進せずに側方へ斜行するおそれがあるので、積
み込み作業が難しく危険である。また、巻き上げ前に、
車両が荷台中心後方に正しく位置するように予め位置決
めしておく必要がある。
アセンブリの支持アームに設けられたキャスターによっ
て移動するようになっているため進行方向が不安定で、
ウインチにより車両運搬車の荷台上に巻き上げるとき、
前方へ直進せずに側方へ斜行するおそれがあるので、積
み込み作業が難しく危険である。また、巻き上げ前に、
車両が荷台中心後方に正しく位置するように予め位置決
めしておく必要がある。
【０００８】本発明は、車両運搬具を用いて車両を車両
運搬車の荷台に積み込む場合の上記課題を解決するもの
であって、荷台上での車両運搬具の進行方向を規制する
ことができ、積み込み作業を容易且つ安全に行うことの
できる車両運搬車を提供することを目的とする。
運搬車の荷台に積み込む場合の上記課題を解決するもの
であって、荷台上での車両運搬具の進行方向を規制する
ことができ、積み込み作業を容易且つ安全に行うことの
できる車両運搬車を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明では、車輪に車両
運搬具を装着した車両を荷台上に積み込む車両運搬車に
おいて、荷台の床面上に、車両運搬具のキャスターの側
方への移動を規制する規制レールを設けることにより上
記課題を解決している。車輪の下に車両運搬具を装着し
てウインチで荷台上に巻き上げるとき、車両運搬具が前
方へ直進せずに側方へ斜行し規制範囲外へ出ようとする
と、規制レールがキャスターの側方への移動を規制する
ので、車両運搬具は規制範囲内で前方へ移動する。従っ
て、車両の積み込み作業を容易且つ安全に行うことがで
きる。
運搬具を装着した車両を荷台上に積み込む車両運搬車に
おいて、荷台の床面上に、車両運搬具のキャスターの側
方への移動を規制する規制レールを設けることにより上
記課題を解決している。車輪の下に車両運搬具を装着し
てウインチで荷台上に巻き上げるとき、車両運搬具が前
方へ直進せずに側方へ斜行し規制範囲外へ出ようとする
と、規制レールがキャスターの側方への移動を規制する
ので、車両運搬具は規制範囲内で前方へ移動する。従っ
て、車両の積み込み作業を容易且つ安全に行うことがで
きる。
【００１０】また、荷台の後端部に、車両を積み込むと
き車両運搬具のキャスターを荷台の中央側へ案内するガ
イドレールを設けておくと、巻き上げ前に、車両が荷台
中心後方に正しく位置していなくても ガイドレールが
車両運搬具のキャスターを案内して車両を荷台の中央に
移動させるので、位置決め作業も容易になる。
き車両運搬具のキャスターを荷台の中央側へ案内するガ
イドレールを設けておくと、巻き上げ前に、車両が荷台
中心後方に正しく位置していなくても ガイドレールが
車両運搬具のキャスターを案内して車両を荷台の中央に
移動させるので、位置決め作業も容易になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の一形態で
ある車両運搬車の平面図、図２は車両の積み込み状態を
示す車両運搬車の側面図、図３は図２のＡ−Ａ線断面
図、図４は車輪に装着された車両運搬具の側面図であ
る。この車両運搬車５は、シャーシ５１上に荷台５２を
備えており、図２のように荷台５２を後方へ移動させ、
傾斜した荷台５２の後端部が路面Ｒに接した状態で、自
動車７５を荷台５２上に積み込むようになっている。荷
台５２の後端部には後煽り５３が取り付けられている。
後煽り５３は、積み込みを行うときには、図示のように
後へ倒して車両の乗り込みを容易にし、積み込みが終わ
って荷台５２を前方へ移動させた後で自動車７５が荷台
５２の後方から脱落しないように起立させる。荷台５２
の前端部には、ウインチ５４が設置されている。
ある車両運搬車の平面図、図２は車両の積み込み状態を
示す車両運搬車の側面図、図３は図２のＡ−Ａ線断面
図、図４は車輪に装着された車両運搬具の側面図であ
る。この車両運搬車５は、シャーシ５１上に荷台５２を
備えており、図２のように荷台５２を後方へ移動させ、
傾斜した荷台５２の後端部が路面Ｒに接した状態で、自
動車７５を荷台５２上に積み込むようになっている。荷
台５２の後端部には後煽り５３が取り付けられている。
後煽り５３は、積み込みを行うときには、図示のように
後へ倒して車両の乗り込みを容易にし、積み込みが終わ
って荷台５２を前方へ移動させた後で自動車７５が荷台
５２の後方から脱落しないように起立させる。荷台５２
の前端部には、ウインチ５４が設置されている。
【００１２】荷台５２の床面５５上には、車両運搬具１
のキャスター１８の側方への移動を規制する左右一対の
規制レール５６が、荷台５２の左右の側端から所定距離
内側に、前後方向に向けて荷台５２のほぼ全長に亙って
設置されている。また、荷台５２の後端部の後煽り５３
の左右の側端部と中央部には、ガイドレール５７、５８
が設置されている。左右の側端部のガイドレール５７の
軌間は、車両運搬具１のキャスター１８を荷台の中央側
へ案内するよう、後方が広く前方が狭くなっており、前
端で規制レール５６の軌間と一致している。
のキャスター１８の側方への移動を規制する左右一対の
規制レール５６が、荷台５２の左右の側端から所定距離
内側に、前後方向に向けて荷台５２のほぼ全長に亙って
設置されている。また、荷台５２の後端部の後煽り５３
の左右の側端部と中央部には、ガイドレール５７、５８
が設置されている。左右の側端部のガイドレール５７の
軌間は、車両運搬具１のキャスター１８を荷台の中央側
へ案内するよう、後方が広く前方が狭くなっており、前
端で規制レール５６の軌間と一致している。
【００１３】規制レール５６、ガイドレール５７、５８
は、車輪７７に比べると極めて小径であるキャスター１
８の規制、案内を行うものであるから、その高さは、自
動車７５の床面５５上の走行を阻害せず、また、作業者
が躓くことのない程度に低くてよい。自走できない自動
車７５は、車輪７７の下に車両運搬具１を装着して移動
できるようにし、荷台２の後方に位置決めしてウインチ
５４で巻き上げ荷台５２に積み込む。
は、車輪７７に比べると極めて小径であるキャスター１
８の規制、案内を行うものであるから、その高さは、自
動車７５の床面５５上の走行を阻害せず、また、作業者
が躓くことのない程度に低くてよい。自走できない自動
車７５は、車輪７７の下に車両運搬具１を装着して移動
できるようにし、荷台２の後方に位置決めしてウインチ
５４で巻き上げ荷台５２に積み込む。
【００１４】車両運搬具１は、図５、図６に示すものと
同じであり、ベース部材４と、このベース部材４の前後
端部に取り付けられている一対のアームアセンブリ１６
からなる平面視でコ字状のフレーム１２を備えている。
各アームアセンブリ１６は、ベース部材４から左右へ直
角に伸びる支持アーム２２と、支持アーム２２の一端に
固設された回動用アーム２４を有している。支持アーム
２２の左右の端部にはキャスター１８が設けられてい
る。
同じであり、ベース部材４と、このベース部材４の前後
端部に取り付けられている一対のアームアセンブリ１６
からなる平面視でコ字状のフレーム１２を備えている。
各アームアセンブリ１６は、ベース部材４から左右へ直
角に伸びる支持アーム２２と、支持アーム２２の一端に
固設された回動用アーム２４を有している。支持アーム
２２の左右の端部にはキャスター１８が設けられてい
る。
【００１５】ベース部材４の前後端部には左右に横軸３
２が設けられている。支持アーム２２には軸受２８、３
０が固設されており、この軸受２８、３０がベース部材
の横軸３２に回動可能に取り付けられている。また、支
持アーム２２の中央部下面には、牽引用のリング２３が
設けられている。回動用アーム２４の先端には、管状の
ソケット２６が設けられている。ソケット２６には、ア
ームアセンブリ１６を横軸３２を中心として回動させる
ための梃子棒（図示略）が挿脱できるようになってい
る。
２が設けられている。支持アーム２２には軸受２８、３
０が固設されており、この軸受２８、３０がベース部材
の横軸３２に回動可能に取り付けられている。また、支
持アーム２２の中央部下面には、牽引用のリング２３が
設けられている。回動用アーム２４の先端には、管状の
ソケット２６が設けられている。ソケット２６には、ア
ームアセンブリ１６を横軸３２を中心として回動させる
ための梃子棒（図示略）が挿脱できるようになってい
る。
【００１６】ベース部材４の前後両端部には、アームア
センブリ１６を起立位置に固定するためのラッチ機構２
が設けられている。自動車７５の車輪７７の下に車両運
搬具１を装着するときには、車両運搬具１を、支持アー
ム２２が倒伏した状態で、コ字状のフレーム１２の開放
側を自動車７５の内側、ベース部材４側を自動車７５の
外側に向けて路面Ｒ上に置き、自動車７５の外側から内
側へ押し込んで、支持アーム２２が車輪７７の前後に近
接するように設置する。次に、梃子棒をソケット２６に
挿入し、人力でアームアセンブリ１６が起立する方向に
回す。すると、アームアセンブリ１６は、横軸３２を中
心として回動して起立し、ラッチ機構２で起立位置に固
定される。
センブリ１６を起立位置に固定するためのラッチ機構２
が設けられている。自動車７５の車輪７７の下に車両運
搬具１を装着するときには、車両運搬具１を、支持アー
ム２２が倒伏した状態で、コ字状のフレーム１２の開放
側を自動車７５の内側、ベース部材４側を自動車７５の
外側に向けて路面Ｒ上に置き、自動車７５の外側から内
側へ押し込んで、支持アーム２２が車輪７７の前後に近
接するように設置する。次に、梃子棒をソケット２６に
挿入し、人力でアームアセンブリ１６が起立する方向に
回す。すると、アームアセンブリ１６は、横軸３２を中
心として回動して起立し、ラッチ機構２で起立位置に固
定される。
【００１７】一方のアームアセンブリ１６が起立した
ら、梃子棒を他方の倒伏した状態にあるアームアセンブ
リ１６のソケット２６に挿入し、起立させる方向に回
す。すると、アームアセンブリ１６が回動して垂直方向
へ起立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。アー
ムアセンブリ１６が起立すると、車輪７７が持ち上げら
れて支持アーム２２上に支持される。車両運搬具１は、
キャスター１８によって路面Ｒ上で任意の方向へ移動可
能となる。車両運搬具１と車輪７７との間に離脱防止具
７８を取り付けておくと、運搬中に車輪７７が車両運搬
具１から離脱する恐れがない。
ら、梃子棒を他方の倒伏した状態にあるアームアセンブ
リ１６のソケット２６に挿入し、起立させる方向に回
す。すると、アームアセンブリ１６が回動して垂直方向
へ起立し、ラッチ機構２で起立位置に固定される。アー
ムアセンブリ１６が起立すると、車輪７７が持ち上げら
れて支持アーム２２上に支持される。車両運搬具１は、
キャスター１８によって路面Ｒ上で任意の方向へ移動可
能となる。車両運搬具１と車輪７７との間に離脱防止具
７８を取り付けておくと、運搬中に車輪７７が車両運搬
具１から離脱する恐れがない。
【００１８】それから、車両運搬車５の荷台５２を後方
へ移動させ傾斜した荷台５２の後端部が路面Ｒに接し後
煽り５３が倒れた状態で、自動車７５を荷台５２の後方
に位置決めし、車両運搬具１の牽引用のリング２３にウ
インチ５４のワイヤロープ５９を連結して巻き上げるこ
とにより、自動車７５を車両運搬車５の荷台５２に積み
込む。
へ移動させ傾斜した荷台５２の後端部が路面Ｒに接し後
煽り５３が倒れた状態で、自動車７５を荷台５２の後方
に位置決めし、車両運搬具１の牽引用のリング２３にウ
インチ５４のワイヤロープ５９を連結して巻き上げるこ
とにより、自動車７５を車両運搬車５の荷台５２に積み
込む。
【００１９】このとき、予め自動車７５が荷台５２の中
心後方に正しく位置していなくても、ガイドレール５
７、５８が車両運搬具１のキャスター１８を案内して自
動車７５を荷台５２の中央に移動させるので、位置決め
をさほど正確に行う必要はなく、位置決め作業は容易で
ある。また、ウインチ５４で荷台５２上に巻き上げると
き、車両運搬具１が前方へ直進せずに側方へ斜行し規制
範囲外へ出ようとすると、規制レール５６がキャスター
１８の側方への移動を規制するので、車両運搬具１は規
制範囲内にとどまり前方へ移動する。従って、自動車７
５の積み込み作業を容易且つ安全に行うことができる。
心後方に正しく位置していなくても、ガイドレール５
７、５８が車両運搬具１のキャスター１８を案内して自
動車７５を荷台５２の中央に移動させるので、位置決め
をさほど正確に行う必要はなく、位置決め作業は容易で
ある。また、ウインチ５４で荷台５２上に巻き上げると
き、車両運搬具１が前方へ直進せずに側方へ斜行し規制
範囲外へ出ようとすると、規制レール５６がキャスター
１８の側方への移動を規制するので、車両運搬具１は規
制範囲内にとどまり前方へ移動する。従って、自動車７
５の積み込み作業を容易且つ安全に行うことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両運搬
車は、荷台上での車両運搬具の進行方向を規制すること
ができ、積み込み作業を容易且つ安全に行うことができ
る。また、荷台の後端部に、車両を積み込むとき車両運
搬具のキャスターを荷台の中央側へ案内するガイドレー
ルを設けておくと、巻き上げ前に、車両が荷台中心後方
に正しく位置していなくても ガイドレールが車両運搬
具のキャスターを案内して車両を荷台の中央に移動させ
るので、位置決め作業も容易になる。
車は、荷台上での車両運搬具の進行方向を規制すること
ができ、積み込み作業を容易且つ安全に行うことができ
る。また、荷台の後端部に、車両を積み込むとき車両運
搬具のキャスターを荷台の中央側へ案内するガイドレー
ルを設けておくと、巻き上げ前に、車両が荷台中心後方
に正しく位置していなくても ガイドレールが車両運搬
具のキャスターを案内して車両を荷台の中央に移動させ
るので、位置決め作業も容易になる。
【図１】本発明の実施の一形態である車両運搬車の平面
図である。
図である。
【図２】自動車の積み込み状態を示す車両運搬車の側面
図である。
図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】車輪に装着された車両運搬具の側面図である。
【図５】車両運搬具の平面図である。
【図６】車両運搬具の側面図である。
【図７】従来の車両運搬車に自動車を積み込む状態の説
明図である。
明図である。
１ 車両運搬具 ２ ラッチ機構 ４ ベース部材 ５ 車両運搬車 １２ フレーム １６ ブームアセンブリ １８ キャスター ２２ 支持アーム ２３ リング ２４ 回動用アーム ５１ シャーシ ５２ 荷台 ５３ 後煽り ５４ ウインチ ５５ 床面 ５６ 規制レール ５７ ガイドレール ５８ ガイドレール ５９ ワイヤロープ ７５ 自動車 ７７ 車輪
Claims (2)
- 【請求項１】 車輪に車両運搬具を装着した車両を荷台
に積み込む車両運搬車であって、荷台の床面上に、車両
運搬具のキャスターの側方への移動を規制する規制レー
ルを設けたことを特徴とする車両運搬車。 - 【請求項２】 荷台の後端部に、車両を積み込むとき車
両運搬具のキャスターを荷台の中央側へ案内するガイド
レールを設けたことを特徴とする請求項１記載の車両運
搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056995A JP2000255314A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 車両運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056995A JP2000255314A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 車両運搬車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000255314A true JP2000255314A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13043084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11056995A Pending JP2000255314A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 車両運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000255314A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006111693A2 (en) * | 2005-04-19 | 2006-10-26 | Baxter James M | Trailer |
| CN110155545A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-08-23 | 广西海本科技有限公司 | 一种汽车固定装置 |
| JP2020011630A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社タダノ | 車両運搬車 |
| KR102631579B1 (ko) * | 2022-10-11 | 2024-02-07 | 신정개발특장차 주식회사 | 전기차 화재 진압 시스템 및 그를 이용한 전기차 화재 진압 방법 |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11056995A patent/JP2000255314A/ja active Pending
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