JP3100189U - 軌道用カート - Google Patents

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JP3100189U
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JP2003270917U
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矢野 直樹
高橋 義雄
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株式会社四国▲てっ▼機
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Abstract

【課題】載転線時の作業が楽に行え、肉体的負担が少なくてすむ軌道用カートを提供する。
【解決手段】レールR上を転動させられる走行車輪2を、前後左右に4輪備えた台車1と、4輪の走行車輪2の間において、台車1に取付けられた補助車輪10と、補助車輪10を昇降させて、上昇位置と下降位置のそれぞれでロックする昇降機構とからなり、補助車輪10を下降位置にしたとき、走行車輪2がレールR上で浮上する。昇降機構は、補助車輪10を中間部に支持した支持アーム12と、支持アーム12の基部を垂直面内で回転自在に支持すると共に台車1に取付ける軸支部と、支持アーム12の自由端に設けられた係合部15,16と、支持アーム12を、上昇位置まで揺動させたとき、係合部16に係合して、揺動不能に拘束する上昇時ロック機構と、支持アーム12を、下降位置まで揺動させたとき、係合部16に係合して、揺動不能に拘束する下降時ロック機構とからなる。
【選択図】図1

Description

 本考案は、軌道用カートに関する。さらに詳しくは、レールの保守などの作業用に、作業員や資材を運搬するために軌道上を走行するカートに関する。
 軌道用カートの従来例としては、左右の平行なレール上を、検査要員を載せて走行可能な台車と、該台車の駆動源として積載される駆動エンジンユニットおよび軌条周辺照明用の発電機とからなり、少なくとも駆動エンジンユニットは台車に対して着脱自在に取付けられている。これによりとくに載線や転線時に駆動エンジンユニットだけ、あるいは発電機をも取外して作業を行うことができるために極端な軽量化をはかることができ、作業労力の著しい低減をはかり、しかも安全で危険性がなく、また作業性も良好となる(特許文献1)。
 ところが上記従来例は、駆動エンジンユニットや発電機を、載転線時に一々取外さなければならないので、大変手間がかかるものであった。
特開2001−18793号公報
 本考案は上記事情に鑑み、載転線時の作業が楽に行え、肉体的負担が少なくてすむ軌道用カートを提供することを目的とする。
 第1考案の軌道用カートは、レール上を、駆動源で転動させられる走行車輪を、前後左右に4輪備えた台車と、前記4輪の走行車輪の間において、前記台車に取付けられた補助車輪と、前記補助車輪を昇降させて、上昇位置と下降位置のそれぞれでロックする昇降機構とからなり、前記補助車輪を下降位置にしたとき、前記走行車輪がレール上で浮上することを特徴とする。
 第2考案の軌道用カートは、第1考案において、前記昇降機構が、前記補助車輪を中間部に支持した支持アームと、該支持アームの基部を垂直面内で回転自在に支持すると共に台車に取付ける軸支部と、前記支持アームの自由端に設けられた係合部と、前記支持アームを、上昇位置まで揺動させたとき、前記係合部に係合して、揺動不能に拘束する上昇時ロック機構と、前記支持アームを、下降位置まで揺動させたとき、前記係合部に係合して、揺動不能に拘束する下降時ロック機構とからなることを特徴とする。
 第1考案によれば、補助車輪を下降位置に降ろして接地させると、走行車輪がレールから浮上する。この状態で補助車輪は4つの走行車輪が囲む中間位置にあるので、台車の車輌を偏寄りすることなく支えており、台車を方向転換することが、軽い力で極めて容易に行える。このため、レールの交差位置等での載線や転線を軽い肉体的負担で行える。
 第2考案によれば、補助車輪の格納のための上昇も使用のための下降も、支持アームの揺動操作で行えるので、操作力が軽くてすみ、手動でも操作が可能である。また、下降位置も上昇位置も、下降時ロック機構と上昇時ロック機構で揺動不能に拘束できるので、載転線作業が安全に行え、かつ走行中の安全も確保できる。
 つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
 図1は本考案の一実施形態に係る軌道用カートの側面図、図2は同軌道用カートの平面図である。
 図1および図2において、Rはレール、Aは軌道用カートである。1は軌道用カートAの台車であり、平面視で長方形のフレームで構成されている。台車1の前後左右には、走行車輪2が軸支されており、台車1上に搭載したエンジン3により駆動され、レールR上を転動して、軌道用カートAを走行させるようになっている。
 なお、この台車1上には、発電機4、操作員および運転者用のいす5、スロットルレバー、フットブレーキペダル7、駐車ブレーキレバー8、変速レバー9、転線作業用の操行ハンドル等の操作器具類が搭載されている。
 10は補助車輪で、2本が車軸11に軸支されている。この補助車輪10は前記4本の走行車輪2の間において、台車1に対し取付けられている。また、補助車輪10は揺動式に昇降する昇降機構によって、上昇位置と下降位置の間で昇降するようになっている。
 つぎに、前記昇降機構の詳細を図3も併せて説明する。図3は昇降機構の斜視図である。
 12は支持アームで、その中間に前記車軸11がブラケット13を介して取付けられている(なお、図3中では一方の補助車輪10の図示を省略している)。支持アーム12の基端部は、ピン14で台車1側に対し回転自在に取付けられている。また、支持アーム12の自由端には2組の係合部15,16が形成されている。
 係合部15は、二又状の部材で、後述する下降時ロック機構に係合するものである。係合部16は、ピン孔17を形成した板材である。
 前記下降時ロック機構は、補助車輪10の前方空間を形作る台車1の左右の内側フレーム25と、この内側フレーム25,25の内側にそれぞれ取付けられた受枠22と、左右の受枠22,22間に支持された可動梁21とからなる。受枠22の内側面には長孔23が水平に形成され、かつ、可動梁21を係合部15に対し引き付ける方向に付勢するバネ24が内蔵されている。
 したがって、バネ24に抗して可動梁21を遠ざけておいて、支持アーム12を下降させ、係合部15に可動梁21に嵌めると、バネ24でその位置が保持され、補助車輪10は下降位置でロックされる。
 前記上昇時ロック機構は台車1側のブラケット31に通されたピン32である。このピン32は、支持アーム12の係合部16に抜き差し自在になっている。
 したがって、支持アーム12を上昇させ、係合部16のピン孔にピン32を通し、このピン32に抜止めリングや抜止めピンを差込むと、その位置が保持され、補助車輪10は上昇位置でロックされる。
 つぎに、図4に基づき補助車輪10の上昇下降操作を説明する。
 図4(A)に示すように、補助車輪10を上昇させ、ピン32と係合部16で上昇位置にロックしておくと、補助車輪10は、台車1内に格納された状態となる。よって、4本の走行車輪2でレールR上を安全に走行させることができる。
 つぎに、図4(B)に示すように、補助車輪10を下降させ、可動梁21と係合部15で下降位置にロックしておくと、補助車輪10が接地し走行車輪2がレールR上で少し浮上した状態となる。
 この状態では、台車1の操行ハンドル20を操作員が手で握って、台車1を左右に振らすと、台車1は補助車輪10を中心に簡単に旋回する。このため、異なるレールRへの載線や転線が容易に行える。
 載転線作業を終えると、補助車輪10を、再び図4(A)のように格納すれば、走行車輪2で走行させることができる。
本考案の一実施形態に係る軌道用カートの側面図である。 本考案の一実施形態に係る軌道用カートの平面図である。 補助車輪の昇降機構の斜視図である。 (A)は補助車輪10の上昇格納時の説明図、(B)は補助車輪10の下降使用時の説明図である。
符号の説明
  1  台車
 10  補助車輪
 12  支持アーム
 15  係合部
 16  係合部
 21  可動梁
 22  受枠
 31  ブラケット
 32  ピン

Claims (2)

  1.  レール上を、駆動源で転動させられる走行車輪を、前後左右に4輪備えた台車と、
    前記4輪の走行車輪の間において、前記台車に取付けられた補助車輪と、
    前記補助車輪を昇降させて、上昇位置と下降位置のそれぞれでロックする昇降機構とからなり、
    前記補助車輪を下降位置にしたとき、前記走行車輪がレール上で浮上する
    ことを特徴とする軌道用カート。
  2.  前記昇降機構が、
    前記補助車輪を中間部に支持した支持アームと、
    該支持アームの基部を垂直面内で回転自在に支持すると共に台車に取付ける軸支部と、
    前記支持アームの自由端に設けられた係合部と、
    前記支持アームを、上昇位置まで揺動させたとき、前記係合部に係合して、揺動不能に拘束する上昇時ロック機構と、
    前記支持アームを、下降位置まで揺動させたとき、前記係合部に係合して、揺動不能に拘束する下降時ロック機構とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の軌道用カート。
JP2003270917U 2003-09-01 2003-09-01 軌道用カート Expired - Lifetime JP3100189U (ja)

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