JP2933152B2 - 乗用電動式作業車 - Google Patents

乗用電動式作業車

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JP2933152B2
JP2933152B2 JP5152608A JP15260893A JP2933152B2 JP 2933152 B2 JP2933152 B2 JP 2933152B2 JP 5152608 A JP5152608 A JP 5152608A JP 15260893 A JP15260893 A JP 15260893A JP 2933152 B2 JP2933152 B2 JP 2933152B2
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智昭 武内
良雄 岡田
昇 村松
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Fukushin Electric Co Ltd
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AGURITSUPU KK
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Fukushin Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定植、手入れ、収穫、
運搬等の農作業を効率的に行うための乗用電動式作業車
に関する。
【0002】
【従来の技術】車体フレーム上にバッテリ電源を設け、
バッテリ電源を覆って昇降可能な座席シートを車体フレ
ームに設け、座席シートに対応して作業者の足を載せる
ステップを設け、ハンドル操作部に走行及び停止のため
の2つのスイッチを有するスイッチ機構を配備し、一方
のスイッチを操作することによりモータを電源に接続す
ると共に電磁ブレーキを解除し、他方のスイッチを操作
することによりモータと電源との接続を解除すると共に
電磁ブレーキをオン状態とする電動作業車が、実開平2
−3994号として知られている。
【0003】また、実開昭62−144414号には、
フレームの上面側に、椅子、バッテリ電源、直流モー
タ、ミッション及び制御箱を配置し、直流モータの動力
をミッションを介して駆動輪に伝達し、制御箱内の制御
機構によって直流モータの回転数および回転方向を操作
して走行速度や進行方向を変えるようにしたたばこ畦間
作業機が開示されている。
【0004】しかしながら、実開平2−3994号に記
載の電動作業車は、電動モータと電磁ブレーキの配置位
置が車体フレームのどこに取り付けられているものかが
具体的に示されていないし、電動モータの回転数及び回
転方向を操作する機構は備えていない。また、実開昭6
2−144414号に記載のたばこ畦間作業機は、電動
モータと、直流モータの回転数及び回転方向を操作する
制御機構を含む制御箱とが車体フレームの上面側に配置
されている構造であるため、車体フレームの上面に作業
空間を十分に確保することができないし、制御箱やミッ
ション及び直流モータが外部に露出されないようにする
ため、これらを覆うカバーを別途にフレーム上面に取り
付けている。
【0005】なお、本出願人は、先に、電動式の走行車
に昇降可能な椅子を搭載すると共に、走行車の前後の少
なくともいずれか一方に台車を着脱自在に連結した乗用
電動式作業車を実開平6−33407号として提案して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、車体の支持フレームの下方に電動モータと電動モー
ターの回転を制御するコントロールボックスを配置する
ことで、支持フレームの上面に作業空間を十分に確保で
き、同時に電動モータ及びコントロールボックスを外部
に対して保護できる乗用電動式作業車を提供することに
ある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、車体の支持
フレームの下方に電動モータと電動モーターの回転を制
御するコントロールボックスを配置し、支持フレームの
進行方向一端部にバッテリー載置部を着脱自在に取り付
け、バッテリー載置部の上にバッテリーを着脱自在に載
置し、前記バッテリーを覆って支持フレームより後方に
張り出す水平台を上部水平面よりやや高い位置に着脱可
能に装着することで、支持フレームの上面及び水平台上
に広い作業空間を十分に確保して横向きの作業に適する
ことができ、同時に電動モータ及びコントロールボック
スを外部に対して保護することができる乗用電動式作業
車を提供することにある。
【0008】第3の目的は、支持フレームの進行方向前
後部の一方に、上部水平面より下方に足置き部を装着可
能とすることで、足に加わる負担を軽減することにあ
る。また、第4の目的は、支持フレームの進行方向前後
部の二方に上部水平面より下方に荷台部が装着可能とす
ることで、荷物の運搬が容易になると共に、更に多くの
作業に対応することが可能で、作業者が無理な姿勢にな
ることなく楽に作業を行うことができる乗用電動式作業
車を提供することにある。さらに、第5の目的は、畝と
畝との間の状態の悪い路面を走行する際も、乗用電動式
作業車が直進できるようにすることにある。
【0009】さらに、第6の目的は、より高い位置での
作業に対応することができる乗用電動式作業車を提供す
ることにある。さらに、第7の目的は作業者が足を掛け
るステップ台をフェンダーに兼用させることにあり、
8の目的は作業者の載る上部水平面の地上よりの高さを
低くすると共に車体の重心を後方に移動させて車体の旋
回を容易にした乗用電動式作業車を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の乗用電
動式作業車は、上記第1の目的を達成するために、機体
の進行方向に沿って延びる支持フレームの進行方向両端
部にそれぞれ前後の走行輪が回動自在に取り付けられ、
前記支持フレームの進行方向に沿って上部水平面及びバ
ッテリーがそれぞれ取付けられると共に、前記バッテリ
ーを覆って腰掛け部が脱着可能に設けられ、前記支持フ
レームの進行方向に対して左右両側にステップ台が設け
られ、前記支持フレームの進行方向に対して左右両側に
ステップ台が設けられ、前記上部水平面とバッテリーと
ステップ台とで上方が覆われる前記支持フレームの下方
スペースに、前記バッテリーにより駆動される電動モー
タと、この電動モータから前記走行輪へ動力を伝動する
伝動装置と、前記電動モーターの回転を制御するコント
ロールボックスが装備されたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の乗用電動式作業車は、
2の目的を達成するために、機体の 進行方向に沿って延
びる支持フレームの進行方向両端部にそれぞれ前後の走
行輪が回動自在に取り付けられ、前記支持フレームの進
行方向に沿って上部水平面及びバッテリーがそれぞれ取
付けられると共に、前記支持フレームの進行方向一端部
にバッテリー載置部を着脱自在に取り付け、該バッテリ
ー載置部の上に前記バッテリーを着脱自在に載置し、前
記バッテリーを覆って支持フレームより後方に張り出す
水平台を上部水平面よりやや高い位置に着脱可能に装着
し、前記上部水平面と前記水平台とで上方が覆われる前
記支持フレームの下方スペースに、前記バッテリーによ
り駆動される電動モータと、この電動モータから前記走
行輪へ動方を伝動する伝動装置と、前記電動モーターの
回転を制御するコントロールボックスが装備されたこと
を特徴とする。
【0012】請求項3に記載の乗用電動式作業車は、第
3の目的を達成するために、請求項1又は請求項2に記
載のものにおいて、支持フレームの進行方向前後部の一
方に上部水平面より下方に足置き部を装着可能に吊持す
る。
【0013】さらに、請求項4に記載の乗用電動式作業
車は、第4の目的を達成するために、請求項1又は請求
項2に記載のものにおいて、支持フレームの進行方向前
後部の一方に上部水平面より下方に荷台部が装着可能に
吊持する。
【0014】請求項5に記載の乗用電動式作業車は、第
5の目的を達成するために、請求項3に記載のものにお
いて、足置き部の先端部両側に上方内向きに傾斜する一
対の直進補助車輪を回動自在に装着する。
【0015】そして、請求項6に記載の乗用電動式作業
車は、第6の目的を達成するために、請求項1、3、4
または5のいずれかに記載のものにおいて、腰掛け部を
昇降可能とする。
【0016】また、請求項7に記載の乗用電動式作業車
は、第7の目的を達成するために、請求項1に記載のも
のにおいて、ステップ台をフェンダーと兼用する。請求
項8 に記載の乗用電動式作業車は、第8の目的を達する
ために、進行方向後端部の走行輪を進行方向に直交する
軸にそれぞれ設け、これら走行輪間上部にバッテリーを
載置する。
【0017】
【作用】上部水平面とバッテリーとステップ台とで支持
フレームの上方を覆い、支持フレームの下方に電動モー
タ並びにコントロールボックスを配置することで、上部
水平面の上面側に作業空間を十分に確保し、同時に電動
モータ及びコントロールボックスを覆って外部に対して
保護すると共に、さらにバッテリーを腰掛け部で保護す
る。
【0018】支持フレームの進行方向一端部にバッテリ
ー載置部を着脱自在に取り付け、該バッテリー載置部の
上にバッテリーを着脱自在に載置し、バッテリーを覆っ
て支持フレームより後方に張り出す水平台を上部水平面
よりやや高い位置に着脱可に装着することで、横向き
で作業を行う等のために、支持フレームの上面及び水平
台上とによって作業者が座る面積を広くする。また、
時に電動モータ及びコントロールボックスを覆って外部
に対して保護すると共に、さらにバッテリーを水平台で
保護する。
【0019】低い位置での作業を行う場合は、上部水平
面に座り、足置き部を取り付けて足をのせる。荷物を運
搬する場合は、前後いずれか一方に荷台部を取り付け、
この荷台部に積載物を載置する。
【0020】高い位置での作業を行う場合は、腰掛け部
を上昇させ、中程度の高さでの作業を行う場合は、腰掛
け部を低くしてその腰掛け部に腰掛ける。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は請求項1に関わる実施例の乗用電動
式作業車の側面図であり、図2は図1の乗用電動式作業
の平面図である。図3は請求項3に関わる実施例の乗
用電電動式作業車の斜視図である。図1及び図2に示す
ように、乗用電動式作業車1は、長方形状の上部水平面
4を有する電動式の走行車2と、走行車2の後部上面に
上部水平面4の端部に臨んで着脱自在に取り付けられる
腰掛け部11とを有する。
【0022】走行車2は、その進行方向に沿って平行に
延びる角パイプあるいは丸パイプ等よりなる左右一対の
支持フレーム14の進行方向両端部下面にそれぞれゴム
タイヤ等からなる走行輪5,5が回動自在に取り付けら
れ、支持フレーム14の前部上面に上部水平面4が取付
けられ、上部水平面4の下面には伝動装置を介して走行
輪5,5へ動力を伝動する電動モータ6よりなる駆動装
置と、電動モータ6の回転を制御するコントロールボッ
クス12が取り付けられ、コントロールボックス12に
は、図3に示すように、速度調整ボリューム13と前進
・停止・後進スイッチ16とが設けられている。
【0023】また、図3に示すように、支持フレーム1
4の両端面には挿入開口部15が形成されると共に蝶ネ
ジよりなる固定具17が装着され、支持フレーム14の
後部の上面には別の挿入開口部(図示を省略)が形成さ
れ、腰掛け部11の支柱10あるいは後述する水平台9
の支持脚19がこの別の挿入開口部に着脱自在に立設さ
れるようになっている。
【0024】さらに、モータ6には片足の踏み付け操作
で開成、閉成を切り換えることができるフットスイッチ
18が接続され、フットスイッチ18の裏面には図7に
示すように磁石35が取付けられ、フットスイッチ18
はこの磁石35を介して乗用電動式作業車1の適宜位置
に吸着されるか、作業者が携帯できるようになってい
る。
【0025】腰掛け部11は、シート20の下面四隅に
下部支柱に対して上部支柱が伸縮自在に挿入された支柱
10が設けられ、左右両側面には下部支柱間に後部の走
行輪5の上方を覆うフェンダーを兼ねた足載せ用のステ
ップ板22よりなるステップ台が架設されている。腰掛
け部11は、該支柱10を支持フレーム14に取付ける
ことにより走行車2の後部上面に取り付けられ、支柱1
0の長さを変えることによってシート20を昇降するこ
とができるようになっている。モーター6の動力源とな
るバッテリー7は支持フレーム14の後部上図に載置さ
れ(図2参照)、腰掛け部11のシート20の下に収納
される(図1及び図3参照)。
【0026】進行方向後端部の走行輪5,5は進行方向
に直交する軸の両端にそれぞれ設けられ、バッテリー7
はこれら走行輪5,5間上部に載置されている。
【0027】図2乃至図3に示すように、上部水平面4
とバッテリー7とステップ板22よりなるステップ台と
で支持フレーム14の上方が覆われており、支持フレー
ム14の下方スペースに配置されたモーター6と、モー
ター6から走行輪5へ動力を伝動する伝動装置と、モー
ター6の回転を制御するコントロールボックス12とが
外部に対して保護されている。
【0028】走行車2の前後面下部に着脱自在に装着さ
れる足置き部8は、図3に示すように、上部水平面4と
ほぼ同幅の水平板よりなり、走行車2に対向する端縁の
上面に一対の吊持軸23が間隔をあけて立設され、吊持
軸23の上端は上部水平面4の方向に屈曲されて差し込
み部26が形成されている。
【0029】そして、この差し込み部26を左右の支持
フレーム14の挿入開口部15に差し込み、固定具17
を締めることによって走行車2の前後面のいずれかの下
部に取付けられるようになっている。
【0030】また、乗用電動式作業車1が畝と畝との間
の谷の部分を走行する時は、谷底の路面の状態、谷幅、
谷の湾曲度、谷の側壁の傾斜等によって直進が困難な場
合があるので、図4及び図5に示すように、足置き部8
の先端両側にそれぞれ直進補助輪40を装着する。
【0031】直進補助輪40を取付けるには、両端部に
適宜間隔をおいて3個づつのピン挿入孔38が上下方向
に穿設された角パイプ36を足置き部8の先端面に六角
ボルト37で取付け、このピン挿入孔38のいずれかに
挿入されたピン41を介して左右一対の張り出し軸39
を長手方向に張り出して取付け、張り出し軸39の先端
部に上方内向きに傾斜する直進補助輪40を回動自在に
取り付ける。
【0032】すると、図6に示すように、直進補助輪4
0が谷の壁面に接して進行するため、走行輪5,5が接
する路面に直進を妨げる要因があっても、乗用電動式作
業車1を直進させることができる。
【0033】また、張り出し軸39を取付けるピン挿入
孔38を変えることにより、谷幅に応じて左右の直進補
助輪40間の間隔を変更することができる。
【0034】なお、必要であれば、支持フレーム14の
他方の挿入開口部15には下端に補助輪28が回動自在
に装着されたパイプ27を差し込み、走行車2の安定化
を図ることもできる。
【0035】足置き部8に代えて走行車2の前後いずれ
か一方に着脱自在に連結装着される荷台部3は、図8及
び図9に示すように、支持フレーム14の延長上に装着
される左右一対の枠パイプ29を有し、枠パイプ29の
上面には幅方向に沿って複数の荷受け軸30が間隔をあ
けて取付けられ、枠パイプ29の先端上面間には荷物抑
え壁42が跨設され、荷台部3の先端下部には車輪31
が回動自在に装着されている。
【0036】また、荷台部3は、枠パイプ29の基端部
をそれぞれ支持フレーム14の挿入開口部15に差し込
むと共に固定具17で固定することによって走行車2の
前後のいずれか一方又は両方に取り付けられる。
【0037】次に、この乗用電動式作業者1の使用方法
を説明する。
【0038】定植、手入れ等の低い位置の作業を行うと
きは、図11に示すように、走行車2の後部上面に腰掛
け部11を装着し、作業者は上部水平面4に腰掛けて腰
掛け部11の支柱10に寄り掛かる。
【0039】また、収穫、手入れ等の中程度の高さの作
業を行う際は、図16に示すように、腰掛け部11のシ
ート20に座り、足を上部水平面4に載せる。
【0040】さらに、高い位置の作業を行うときは、図
18に示すように、腰掛け部11の支柱10を伸ばして
シート20を高くし、その上に腰掛けて足を上部水平面
4に載せるか、図19に示すように、シート20に横向
きに腰掛けて足をステップ板22あるいは上部水平面4
にのせる。
【0041】なお、走行輪としてラグ無しのゴムタイヤ
を使用すれば、畝と畝との間の谷の走行対象部分に延び
ている作物の根を切断する虞が軽減され、根を傷め難
い。
【0042】また、図12に示すように、走行車2の前
部に足置き部8を装着し、その上に足を載せると足への
負担が解消される。さらに、図13に示すように、片足
を足置き部8の上に載せ、他の足を上部水平面4に載せ
て横向きで作業を行うこともできる。図17に示すよう
に、走行車2の後部に足置き部8を取り付け、腰掛け部
11のシート20に跨がって片足を上部水平面に他の足
を足置き部8に載せ、横向きで作業することもできる。
【0043】図12に示すように、荷物を運搬する場合
は走行車2の後部に荷台部3を取り付け、荷受け軸30
の上に収穫籠等の積載物24を載置する。
【0044】図10は請求項2に関わる実施例の乗用電
動式作業車の斜視図である。走行車2に装着される水平
台9は、図10に示すように、上部水平面4よりやや長
い水平板32の前端部の下面に左右の支持フレーム14
にそれぞれ着脱自在に取り付けられる支脚19が設けら
れ、この支脚19を図1の腰掛け部11の支柱10が取
付けられていた別の挿入開口部に係合することによっ
て、上部水平面4よりやや高い位置に支持フレーム14
より後方に向けて張り出すように取り付けられる。
【0045】また、水平台9を装着する際は、走行車2
の後面下部に車輪31a(図14参照)を有するバッテ
リー載置部33を装着し、バッテリー載置部33にバッ
テリー7を載せると共に、バッテリー載置部33及びバ
ッテリー7の上方を後方に張り出した水平台9で覆うよ
うになっている。
【0046】作業内容や作業者の体格等によって、広い
場所を必要とする場合は、図14に示すように、座席部
分を上部水平面4から後方に延長し、上部水平面4及び
水平台9の水平板32の上に座って作業を行う。
【0047】また、図15に示すように、上部水平面4
及び水平板32の上に横向きに座って作業することも可
能である。この場合は、足置き部8が不要なのでこれを
外し、代わって荷台部3を装着することもできる。
【0048】なお、必要であれば、走行車2の前後に荷
台部3を装着し、足をステップ板22に載せる場合は、
足置き部8を外しても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明の乗用電動式作業車によれば、
持フレームの進行方向に沿って上部水平面及びバッテリ
ーをそれぞれ取付けると共に、支持フレームの進行方向
に対して左右両側にステップ台を設け、上部水平面とバ
ッテリーとステップ台とで上方が覆われる支持フレーム
の下方スペースに、バッテリーにより駆動される電動モ
ータと、電動モータから走行輪へ動力を伝動する伝動装
置と、電動モーターの回転を制御するコントロールボッ
クスとを配置したので、上部水平面の上面側に作業空間
を十分に確保することができ、同時に電動モータ及びコ
ントロールボック スを覆って外部に対して保護すること
ができ、耐久性が大幅に向上する。
【0050】車体の支持フレームの下方に電動モータと
電動モーターの回転を制御するコントロールボックスを
配置し、支持フレームの進行方向一端部にバッテリー載
置部を着脱自在に取り付け、バッテリー載置部の上にバ
ッテリーを着脱自在に載置し、前記バッテリーを覆って
支持フレームより後方に張り出す水平台を上部水平面よ
りやや高い位置に着脱可能に装着したので、支持フレー
ムの上面及び水平台上に広い作業空間を十分に確保して
横向きの作業に適することができ、同時に電動モータ及
びコントロールボックスを外部に対して保護することが
できる。
【0051】また、支持フレームの進行方向前後部の一
方に、上部水平面より下方に足置き部を装着可能とする
ことにより、足に加わる負担を軽減することができる。
【0052】支持フレームの進行方向前後部の一方に上
部水平面より下方に荷台部が装着可能とすることによ
り、荷物の運搬が容易となり、一層作業が楽になる。
【0053】足置き部の先端部両側に上方内向きに傾斜
する直進補助車輪を装着すると、乗用電動式作業車が畝
と畝との間の谷を走行する際に、走行輪が接触する路面
の状態が悪い場合であっても容易に直進することができ
る。
【0054】さらに、腰掛け部を昇降可能とすると、よ
り高い位置での作業を無理なく行うことが可能となり、
さらに様々な作業内容に対応することができる。
【0055】バッテリーを左右の後輪上に載置すると、
上部水平面の地上よりの高さが低くなると共に車体の後
方に重心が移動し、車体の旋回が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に関わる実施例を示す乗用電
動式作業車の側面図
【図2】図1の平面図
【図3】足置き部装着時の乗用電動式作業車の斜視図
【図4】一対の直進補助車輪を取り付けた足置き部を装
置した乗用電動式作業車の平面図
【図5】図4の側面図
【図6】図4の正面図
【図7】フットスイッチの側面図
【図8】荷台部装着時の乗用電動式作業車の側面図
【図9】図8の平面図
【図10】本発明の請求項2に関わる実施例の乗用電動
式作業車の足置き部装置時の斜視図
【図11】請求項1に記載の乗用電動式作業車の使用例
を示す側面図
【図12】足置き部及び荷台部を装着した請求項1に記
載の乗用電動式作業車の第1使用例を示す側面図
【図13】足置き部を装着した請求項1に記載の乗用電
動式作業車の使用例を示す側面図
【図14】足置き部を装着した請求項2に記載の乗用電
動式作業車の使用例を示す側面図
【図15】荷台部を装着した請求項2に記載の乗用電動
式作業車の使用例を示す側面図
【図16】荷台部を装着した請求項1に記載の乗用電動
式作業車の使用例を示す側面図
【図17】足置き部及び荷台部を装着した請求項1に記
載の乗用電動式作業車の第2の使用例を示す側面図
【図18】請求項6に記載の乗用電動式作業車の第1の
使用例を示す側面図
【図19】請求項6に記載の乗用電動式作業車の第2の
使用例を示す側面図
【符号の説明】
1 乗用電動式作業車 2 走行車 3 荷台部 4 上部水平面 5 走行輪 6 電動モーター 7 バッテリー 8 足置き部 9 水平台 10 支柱 11 腰掛け部 12 コントロールボックス 13 速度調整ボリューム 14 支持フレーム 15 挿入開口部 16 前進・停止・後進スイッチ 17 固定具 18 フットスイッチ 19 支脚 20 シート 22 ステップ板 23 吊持軸 24 積載物 26 差し込み部 27 パイプ 28 補助輪 29 枠パイプ 30 荷受け軸 31,31a 車輪 32 水平板 33 バッテリー載置部 35 磁石 36 角パイプ 37 角ボルト 38 ピン挿入孔 39 張り出し軸 40 直進補助輪 41 ピン 42 荷物抑え壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 良雄 兵庫県神崎郡福崎町福田447−1 福伸 電機株式会社 内 (72)発明者 村松 昇 兵庫県神崎郡福崎町福田447−1 福伸 電機株式会社 内 審査官 西田 秀彦 (56)参考文献 特開 昭55−83910(JP,A) 実開 平2−113907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01B 75/00 B62D 49/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の進行方向に沿って延びる支持フレ
    ームの進行方向両端部にそれぞれ前後の走行輪が回動自
    在に取り付けられ、前記支持フレームの進行方向に沿っ
    て上部水平面及びバッテリーがそれぞれ取付けられると
    共に、前記バッテリーを覆って腰掛け部が脱着可能に設
    けられ、前記支持フレームの進行方向に対して左右両側
    にステップ台が設けられ、前記上部水平面とバッテリー
    とステップ台とで上方が覆われる前記支持フレームの下
    方スペースに、前記バッテリーにより駆動される電動モ
    ータと、この電動モータから前記走行輪へ動力を伝動す
    る伝動装置と、前記電動モーターの回転を制御するコン
    トロールボックスが装備されたことを特徴とする乗用電
    動式作業車。
  2. 【請求項2】 機体の進行方向に沿って延びる支持フレ
    ームの進行方向両端部にそれぞれ前後の走行輪が回動自
    在に取り付けられ、前記支持フレームの進行方向に沿っ
    て上部水平面及びバッテリーがそれぞれ取付けられると
    共に、前記支持フレームの進行方向一端部にバッテリー
    載置部を着脱自在に取り付け、該バッテリー載置部の上
    に前記バッテリーを着脱自在に載置し、前記バッテリー
    を覆って支持フレームより後方に張り出す水平台を上部
    水平面よりやや高い位置に着脱可能に装着し、前記上部
    水平面と前記水平台とで上方が覆われる前記支持フレー
    ムの下方スペースに、前記バッテリーにより駆動される
    電動モータと、この電動モータから前記走行輪へ動力を
    伝動する伝動装置と、前記電動モーターの回転を制御す
    るコントロールボックスが装備されたことを特徴とする
    乗用電動式作業車。
  3. 【請求項3】 支持フレームの進行方向前後部の一方に
    上部水平面より下方に足置き部が装着可能に吊持された
    請求項1または2に記載の乗用電動式作業車。
  4. 【請求項4】 支持フレームの進行方向前後部の一方に
    上部水平面より下方に荷台部が装着可能に吊持された請
    求項1または2に記載の乗用電動式作業車。
  5. 【請求項5】 足置き部の先端部両側に上方内向きに傾
    斜する一対の直進補助車輪が回動自在に装着された請求
    項3に記載の乗用電動式作業車。
  6. 【請求項6】 腰掛け部を昇降可能とした請求項1、
    3、4または5のいずれかに記載の乗用電動式作業車。
  7. 【請求項7】 ステップ台がフェンダーを兼ねた請求項
    1に記載の乗用電動式作業車。
  8. 【請求項8】 進行方向後端部の走行輪が進行方向に直
    交する軸にそれぞれ設けられ、これら走行輪間上部にバ
    ッテリーが載置された請求項1乃至7のいずれかに記載
    の乗用電動式作業車。
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