JP2551862B2 - 車椅子用階段昇降機 - Google Patents
車椅子用階段昇降機Info
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G5/00—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
- A61G5/06—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs with obstacle mounting facilities, e.g. for climbing stairs, kerbs or steps
- A61G5/061—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs with obstacle mounting facilities, e.g. for climbing stairs, kerbs or steps for climbing stairs
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/06—Endless track vehicles with tracks without ground wheels
- B62D55/075—Tracked vehicles for ascending or descending stairs, steep slopes or vertical surfaces
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄道の駅等で人が乗った状態の車椅子を搭
載して、階段を昇降させると共に、長い平坦通路や階段
の踊り場等も安全かつ迅速に運搬，移動することができ
るようにした車椅子用階段昇降機に関するものである。
載して、階段を昇降させると共に、長い平坦通路や階段
の踊り場等も安全かつ迅速に運搬，移動することができ
るようにした車椅子用階段昇降機に関するものである。
従来、駆動輪と遊動輪との間に、接地面が少なくとも
階段の２段以上に跨る長さを有するクローラを巻装し、
このクローラを駆動モータにより駆動して階段を昇降で
きるように構成した自走体と、この自走体の回動可能に
取り付けられて、車椅子を搭載する載置台および車椅子
を自走体上に保持する保持ハンドル体と、クローラの下
方に突出して平坦地を走行する際に用いられる平坦地走
行用車輪と、を備えた車椅子用階段昇降機が、本出願人
により例えば実公平２−3985号で提案されている。
階段の２段以上に跨る長さを有するクローラを巻装し、
このクローラを駆動モータにより駆動して階段を昇降で
きるように構成した自走体と、この自走体の回動可能に
取り付けられて、車椅子を搭載する載置台および車椅子
を自走体上に保持する保持ハンドル体と、クローラの下
方に突出して平坦地を走行する際に用いられる平坦地走
行用車輪と、を備えた車椅子用階段昇降機が、本出願人
により例えば実公平２−3985号で提案されている。
上記従来の車椅子用階段昇降機においては、階段昇降
時と平坦地走行時との切り替えが面倒であり、その構成
も複雑となっている。また、階段昇降時における階段の
傾斜角度に対応する調整が十分に行えなくて、車椅子が
ほぼ水平にならず搭乗者が不安定となる場合がある。車
椅子を車椅子載置台に載せ、または降ろす際に用いるブ
リッジを、階段昇降機の側部に吊下げていると、移動の
際の邪魔になるばかりでなく、外観もよくない。階段昇
降時に、うっかり車椅子を保持ハンドル体に保持しない
状態で走行体を走行させると、搭乗者および車椅子が階
段昇降機から落下する危険がある、といった種々の問題
点があった。
時と平坦地走行時との切り替えが面倒であり、その構成
も複雑となっている。また、階段昇降時における階段の
傾斜角度に対応する調整が十分に行えなくて、車椅子が
ほぼ水平にならず搭乗者が不安定となる場合がある。車
椅子を車椅子載置台に載せ、または降ろす際に用いるブ
リッジを、階段昇降機の側部に吊下げていると、移動の
際の邪魔になるばかりでなく、外観もよくない。階段昇
降時に、うっかり車椅子を保持ハンドル体に保持しない
状態で走行体を走行させると、搭乗者および車椅子が階
段昇降機から落下する危険がある、といった種々の問題
点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決することを目的
になされたものである。
になされたものである。
上記の目的を達成するために本発明は、 （１）．駆動輪13と遊動輪14との間に、接地面が少なく
とも階段の２段以上に跨る長さを有する左右一対のベル
トクローラ15を巻装し、このベルトクローラ15,15を駆
動モータ７により駆動して段階Ｓを昇降できるように構
成した自走体２と、この自走体２の後端位置に、シャフ
トホルダ19,19により所定高さに水平方向に延びるよう
に架設されたシャフト18と、このシャフト18に前後方向
に回動可能に枢支され、車椅子21を搭載する車椅子載置
台４および車椅子21を自走体２上に固定する保持ハンド
ル体３と、該車椅子載置台４に装着され、クローラ15の
下方に突出して平坦地を走行する際に用いられる平坦地
走行用車輪26,27とを備え、 上記車椅子載置台４の左右両側に、車椅子21の車輪2
2,23を搭載し、上記シャフト18が後輪23のストッパとな
る凹状の車椅子載せ部24,24を設け、車椅子載置台４に
搭乗者が乗った車椅子21を搭載した状態で、上記保持ハ
ンドル体３に搭乗者および車椅子21を固定するシートベ
ルト31を設け、該車椅子載置台４の下面の前部左右中央
位置および後部両側部位置に、上記平坦地走行用車輪と
しての１輪のキャスタ26および左右一対の車輪27,27を
それぞれ設け、 上記自走体２と車椅子載置台４との間に電動シリンダ
28を設け、該シリンダ28の伸縮により車椅子載置台４お
よび保持ハンドル体３をシャフト18を中心として前後に
回動させるようにし、電動シリンダ28が収縮していると
きは、平坦地走行用車輪26,27を接地させると共に車椅
子21をほぼ水平に保持し、電動シリンダ28を伸張させた
ときは、平坦地走行用車輪26,27が揚上してクローラ15
が階段Ｓに接し、階段Ｓを昇降すると共に車椅子21をや
や後傾姿勢に保持するように構成したこと、 （２）．上記車椅子載せ部24,24の下側に空間部29,29を
設け、この空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４
に載せ、または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し
入れ可能に設けたこと、 （３）．上記搭乗者および車椅子21を保持ハンドル体３
に固定するシートベルト31に連結，連結解除可能の連結
金具32を設け、この連結金具32に駆動モータ７および電
動シリンダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解
除されている状態では駆動モータ７および電動シリンダ
28が作動しないように構成したこと、 をそれぞれ特徴としている。
とも階段の２段以上に跨る長さを有する左右一対のベル
トクローラ15を巻装し、このベルトクローラ15,15を駆
動モータ７により駆動して段階Ｓを昇降できるように構
成した自走体２と、この自走体２の後端位置に、シャフ
トホルダ19,19により所定高さに水平方向に延びるよう
に架設されたシャフト18と、このシャフト18に前後方向
に回動可能に枢支され、車椅子21を搭載する車椅子載置
台４および車椅子21を自走体２上に固定する保持ハンド
ル体３と、該車椅子載置台４に装着され、クローラ15の
下方に突出して平坦地を走行する際に用いられる平坦地
走行用車輪26,27とを備え、 上記車椅子載置台４の左右両側に、車椅子21の車輪2
2,23を搭載し、上記シャフト18が後輪23のストッパとな
る凹状の車椅子載せ部24,24を設け、車椅子載置台４に
搭乗者が乗った車椅子21を搭載した状態で、上記保持ハ
ンドル体３に搭乗者および車椅子21を固定するシートベ
ルト31を設け、該車椅子載置台４の下面の前部左右中央
位置および後部両側部位置に、上記平坦地走行用車輪と
しての１輪のキャスタ26および左右一対の車輪27,27を
それぞれ設け、 上記自走体２と車椅子載置台４との間に電動シリンダ
28を設け、該シリンダ28の伸縮により車椅子載置台４お
よび保持ハンドル体３をシャフト18を中心として前後に
回動させるようにし、電動シリンダ28が収縮していると
きは、平坦地走行用車輪26,27を接地させると共に車椅
子21をほぼ水平に保持し、電動シリンダ28を伸張させた
ときは、平坦地走行用車輪26,27が揚上してクローラ15
が階段Ｓに接し、階段Ｓを昇降すると共に車椅子21をや
や後傾姿勢に保持するように構成したこと、 （２）．上記車椅子載せ部24,24の下側に空間部29,29を
設け、この空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４
に載せ、または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し
入れ可能に設けたこと、 （３）．上記搭乗者および車椅子21を保持ハンドル体３
に固定するシートベルト31に連結，連結解除可能の連結
金具32を設け、この連結金具32に駆動モータ７および電
動シリンダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解
除されている状態では駆動モータ７および電動シリンダ
28が作動しないように構成したこと、 をそれぞれ特徴としている。
上記の構成により本発明は、 ．車椅子載置台４の左右両側に、車椅子21の車輪22,2
3を搭載し、シャフト18が後輪22のストッパとなる凹状
の車椅子載せ部24,24を設けることで、車椅子21は車椅
子載せ部24,24に容易に脱輪することなく搭載される。
車椅子載置台４に搭乗者が乗った車椅子21を搭載した状
態で、保持ハンドル体３に搭乗者および車椅子21を固定
するシートベルト31を設けることて、搭乗者が乗った車
椅子21を、車椅子載置台４および自走体２に簡単に固定
する。車椅子載置台４の下面の前部左右中央位置および
後部両側部位置に、平坦地走行用車輪としての１輪のキ
ャスタ26および左右一対の車輪27,27を設けることで、
平坦地での走行性、操縦性が向上する。電動シリンダ28
の伸縮により車椅子載置台４および保持ハンドル体３を
シャフト18を中心として前後に回動させ、電動シリンダ
28が収縮しているときは、平坦地走行用車輪26,27を接
地させると共に車椅子21をほぼ水平に保持し、電動シリ
ンダ28を伸張させたときは、平坦地走行用車輪26,27が
揚上してクローラ15が階段Ｓに接して階段Ｓを昇降する
と共に、車椅子21をやや後傾姿勢に保持することで、平
坦地走と階段昇降の切換えがスイッチ１つで行え、車椅
子搭乗者は安定した姿勢で階段昇降が行える。
3を搭載し、シャフト18が後輪22のストッパとなる凹状
の車椅子載せ部24,24を設けることで、車椅子21は車椅
子載せ部24,24に容易に脱輪することなく搭載される。
車椅子載置台４に搭乗者が乗った車椅子21を搭載した状
態で、保持ハンドル体３に搭乗者および車椅子21を固定
するシートベルト31を設けることて、搭乗者が乗った車
椅子21を、車椅子載置台４および自走体２に簡単に固定
する。車椅子載置台４の下面の前部左右中央位置および
後部両側部位置に、平坦地走行用車輪としての１輪のキ
ャスタ26および左右一対の車輪27,27を設けることで、
平坦地での走行性、操縦性が向上する。電動シリンダ28
の伸縮により車椅子載置台４および保持ハンドル体３を
シャフト18を中心として前後に回動させ、電動シリンダ
28が収縮しているときは、平坦地走行用車輪26,27を接
地させると共に車椅子21をほぼ水平に保持し、電動シリ
ンダ28を伸張させたときは、平坦地走行用車輪26,27が
揚上してクローラ15が階段Ｓに接して階段Ｓを昇降する
と共に、車椅子21をやや後傾姿勢に保持することで、平
坦地走と階段昇降の切換えがスイッチ１つで行え、車椅
子搭乗者は安定した姿勢で階段昇降が行える。
．車椅子載せ部24,24の下側に空間部29,29を設け、こ
の空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４に載せ、
または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し入れ可能
に設けることで、車椅子載せ部24,24の下側空間が有効
に活用され、ブリッジ30,30を使用しないときは階段昇
降機の走行の邪魔にならず、また、ブリッジ30,30が外
から見えないので、美観を損ねない。
の空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４に載せ、
または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し入れ可能
に設けることで、車椅子載せ部24,24の下側空間が有効
に活用され、ブリッジ30,30を使用しないときは階段昇
降機の走行の邪魔にならず、また、ブリッジ30,30が外
から見えないので、美観を損ねない。
．搭乗者および車椅子21を保持ハンドル体３に固定す
るシートベルト31に連結，連結解除可能の連結金具32を
設け、この連結金具32に駆動モータ７および電動シリン
ダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解除されて
いる状態では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動
しないようにすることで、搭乗者および車椅子21を保持
ハンドル体３に固定しないうちは階段昇降機が走行でき
ず、安全が確保される。
るシートベルト31に連結，連結解除可能の連結金具32を
設け、この連結金具32に駆動モータ７および電動シリン
ダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解除されて
いる状態では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動
しないようにすることで、搭乗者および車椅子21を保持
ハンドル体３に固定しないうちは階段昇降機が走行でき
ず、安全が確保される。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第１図および第２図において、符号１は車椅子用階段
昇降機で、この階段昇降機１は、走行体２、保持ハンド
ル体３、車椅子載置台４を具備している。
昇降機で、この階段昇降機１は、走行体２、保持ハンド
ル体３、車椅子載置台４を具備している。
走行体２は、側面視ソリ状に上向くアルミダイキャス
ト製の左右一対の軌道フレーム５を有し、この軌道フレ
ーム５の他端部に形成したフランジ部６が、駆動モータ
７と減速機８とを一体化する減速機ケース９を介して左
右に連結され、また、軌道フレーム5,5間を複数の連結
部材10を介して左右に連結することで、フレーム構造の
本体を形成している。上記走行体２の後部の軌道フレー
ム5,5および連結部材10,10に囲まれた部位に、駆動モー
タ７の電源となるバッテリ11を載置，収容するようにし
ている。
ト製の左右一対の軌道フレーム５を有し、この軌道フレ
ーム５の他端部に形成したフランジ部６が、駆動モータ
７と減速機８とを一体化する減速機ケース９を介して左
右に連結され、また、軌道フレーム5,5間を複数の連結
部材10を介して左右に連結することで、フレーム構造の
本体を形成している。上記走行体２の後部の軌道フレー
ム5,5および連結部材10,10に囲まれた部位に、駆動モー
タ７の電源となるバッテリ11を載置，収容するようにし
ている。
また、上記減速機８から突出する左右一対の駆動軸12
にはそれぞれ駆動輪13,13が取り付けられ、この駆動輪1
3,13と、軌道フレーム5,5の基端側ソリ状部先端に取り
付けた左右一対の遊動輪14,14との間にベルトクローラ1
5,15が巻装され、このベルトクローラ15,15は、走行体
２の下側においては軌道フレーム5,5に形成された接地
ガイド部16、およびソリ状部に形成された傾斜ガイド部
17に案内されて移動し、階段Ｓの角部に２段以上に跨っ
て接して階段を昇降するようになっている。このベルト
クローラ15は、その駆動時における階段等の保護および
緩衝作用を考慮して合成ゴム等の弾性材で構成されると
共に、その外周面には階段昇降に適するよう台形状断面
を有するラグ15aが所定ピッチで配列して形成され、ま
た、その内周面には、駆動輪13および遊動輪14の外周に
形成した駆動歯に係合する突起列15bが形成され、ベル
トクローラ15のスリップを防止するようにしてある。
にはそれぞれ駆動輪13,13が取り付けられ、この駆動輪1
3,13と、軌道フレーム5,5の基端側ソリ状部先端に取り
付けた左右一対の遊動輪14,14との間にベルトクローラ1
5,15が巻装され、このベルトクローラ15,15は、走行体
２の下側においては軌道フレーム5,5に形成された接地
ガイド部16、およびソリ状部に形成された傾斜ガイド部
17に案内されて移動し、階段Ｓの角部に２段以上に跨っ
て接して階段を昇降するようになっている。このベルト
クローラ15は、その駆動時における階段等の保護および
緩衝作用を考慮して合成ゴム等の弾性材で構成されると
共に、その外周面には階段昇降に適するよう台形状断面
を有するラグ15aが所定ピッチで配列して形成され、ま
た、その内周面には、駆動輪13および遊動輪14の外周に
形成した駆動歯に係合する突起列15bが形成され、ベル
トクローラ15のスリップを防止するようにしてある。
上記軌道フレーム5,5の基端側でソリ状部の屈曲部位
の上部位置に、機体の幅方向に水平延びるシャフト18が
シャフトホルダ19,19に固着されて配設されている。こ
のシャフト18には、上記保持ハンドル体３および車椅子
載置台４が一体的に前後回動自在に枢着され、またベル
トクローラ15の上面を押さえるクローラ押えローラ20,2
0が軸支されている。また、シャフト18は、車椅子載置
台４上に、後向きに搭載された手動式または電動式の車
椅子21の後輪22が接して位置決めされるストッパの働き
もしている。
の上部位置に、機体の幅方向に水平延びるシャフト18が
シャフトホルダ19,19に固着されて配設されている。こ
のシャフト18には、上記保持ハンドル体３および車椅子
載置台４が一体的に前後回動自在に枢着され、またベル
トクローラ15の上面を押さえるクローラ押えローラ20,2
0が軸支されている。また、シャフト18は、車椅子載置
台４上に、後向きに搭載された手動式または電動式の車
椅子21の後輪22が接して位置決めされるストッパの働き
もしている。
車椅子載置台４は、軌道フレーム5,5の左右両側に広
がるようにして配設され、車椅子21の左右一対の後輪22
および前輪23を載せる車椅子載せ部24,24と、この左右
の車椅子載せ部24,24を連結し、バッテリ11を載置，収
容する部位を除いて走行体２の上方を覆う連結部25とか
ら構成されている。そして、車椅子載せ部24は凹状に形
成されていて、車椅子21を載せるとき、または降ろすと
きに後輪22および前輪23が脱輪しないようになってい
る。また、車椅子載置台４の連結部25下面には、機体前
端中央部に位置して１輪のキャスタ26が、車椅子載せ部
24,24の後端部に位置して左右一対の車輪27,27が、それ
ぞれクローラ15より下方に突出するように設けられて平
坦地走行用車輪となっている。さらに、車椅子載置台４
の連結部25下面の機体幅方向中央部と、自走体２の連結
部材10との間に電動シリンダ28を設け、該シリンダ28の
伸縮により車椅子載置台４および保持ハンドル体３を、
シャフト18を中心に前後方向に回動させるようにしてあ
る。
がるようにして配設され、車椅子21の左右一対の後輪22
および前輪23を載せる車椅子載せ部24,24と、この左右
の車椅子載せ部24,24を連結し、バッテリ11を載置，収
容する部位を除いて走行体２の上方を覆う連結部25とか
ら構成されている。そして、車椅子載せ部24は凹状に形
成されていて、車椅子21を載せるとき、または降ろすと
きに後輪22および前輪23が脱輪しないようになってい
る。また、車椅子載置台４の連結部25下面には、機体前
端中央部に位置して１輪のキャスタ26が、車椅子載せ部
24,24の後端部に位置して左右一対の車輪27,27が、それ
ぞれクローラ15より下方に突出するように設けられて平
坦地走行用車輪となっている。さらに、車椅子載置台４
の連結部25下面の機体幅方向中央部と、自走体２の連結
部材10との間に電動シリンダ28を設け、該シリンダ28の
伸縮により車椅子載置台４および保持ハンドル体３を、
シャフト18を中心に前後方向に回動させるようにしてあ
る。
そして、電動シリンダ28が収縮しているときは、キャ
スタ26、車輪27,27からなる平坦地走行用車輪を接地さ
せると共に、車椅子21をほぼ水平に保持し、電動シリン
ダ28を伸張させたときは、平坦地走行用車輪26、27,27
が揚上してクローラ15が階段Ｓの角部に接し、階段Ｓを
昇降すると共に車椅子21をやや後傾姿勢に保持するよう
にしてある。車椅子21をやや後傾姿勢に保持するのは、
車椅子21の搭乗者に安心感を与えるためである。
スタ26、車輪27,27からなる平坦地走行用車輪を接地さ
せると共に、車椅子21をほぼ水平に保持し、電動シリン
ダ28を伸張させたときは、平坦地走行用車輪26、27,27
が揚上してクローラ15が階段Ｓの角部に接し、階段Ｓを
昇降すると共に車椅子21をやや後傾姿勢に保持するよう
にしてある。車椅子21をやや後傾姿勢に保持するのは、
車椅子21の搭乗者に安心感を与えるためである。
上記車椅子載置台４の車椅子載せ部24,24の下側には
空間部29,29が設けられ、この空間部29に、車椅子21を
車椅子載せ部24に載せ、または降ろす際に用いるブリッ
ジ30を出し入れ可能に設けている。このブリッジ30は、
空間部29に収容したときは空間部29から脱落しないよう
に係止され、また、使用するときにはブリッジ30の端部
が空間部29の先端部に係止されて使用状態になるように
してある。
空間部29,29が設けられ、この空間部29に、車椅子21を
車椅子載せ部24に載せ、または降ろす際に用いるブリッ
ジ30を出し入れ可能に設けている。このブリッジ30は、
空間部29に収容したときは空間部29から脱落しないよう
に係止され、また、使用するときにはブリッジ30の端部
が空間部29の先端部に係止されて使用状態になるように
してある。
上記車椅子21は、シートベルト31を介して保持ハンド
ル体３に保持するようにしてあり、このシートベルト31
の連結金具32に駆動モータ７および電動シリンダ28の電
源回路が組み込んであり、連結金具32が外れている状態
では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動せず、ま
た電動シリンダ28にはリミットスイッチが設けられてい
て、電動シリンダ28が伸張しないと駆動モータ７が作動
しないように構成されている。また、保持ハンドル体３
の上端部には左右両側に突出する握り部33が設けられ、
この握り部33の近傍に操作部34が設けられていて、駆動
モータ７を正逆回転操作してベルトクローラ15,15を正
逆回転駆動させ、階段Ｓを昇降するようにし、また、電
動シリンダ28を伸縮操作するようにしてある。
ル体３に保持するようにしてあり、このシートベルト31
の連結金具32に駆動モータ７および電動シリンダ28の電
源回路が組み込んであり、連結金具32が外れている状態
では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動せず、ま
た電動シリンダ28にはリミットスイッチが設けられてい
て、電動シリンダ28が伸張しないと駆動モータ７が作動
しないように構成されている。また、保持ハンドル体３
の上端部には左右両側に突出する握り部33が設けられ、
この握り部33の近傍に操作部34が設けられていて、駆動
モータ７を正逆回転操作してベルトクローラ15,15を正
逆回転駆動させ、階段Ｓを昇降するようにし、また、電
動シリンダ28を伸縮操作するようにしてある。
このような構成の車椅子用階段昇降機においては、ま
ず車椅子用階段昇降機１に搭乗者の乗った車椅子21を搭
載するときは、第１図に示すように、ブリッジ30を空間
部29,29から引き出して空間部29,29の先端部に係止さ
せ、車椅子21を後向きの状態で後輪22および前輪23を転
動させてブリッジ30を通って車椅子載せ部24,24上に載
せる。このとき、車椅子21の後輪22がシャフト18に接し
てストップして位置決めされ、この状態でシートベルト
31により搭乗者ごと車椅子21を保持ハンドル体３にほぼ
水平状態に保持する。使用後のブリッジ30は空間部29,2
9内に押し込むようにして収納する。
ず車椅子用階段昇降機１に搭乗者の乗った車椅子21を搭
載するときは、第１図に示すように、ブリッジ30を空間
部29,29から引き出して空間部29,29の先端部に係止さ
せ、車椅子21を後向きの状態で後輪22および前輪23を転
動させてブリッジ30を通って車椅子載せ部24,24上に載
せる。このとき、車椅子21の後輪22がシャフト18に接し
てストップして位置決めされ、この状態でシートベルト
31により搭乗者ごと車椅子21を保持ハンドル体３にほぼ
水平状態に保持する。使用後のブリッジ30は空間部29,2
9内に押し込むようにして収納する。
そして、階段昇降機１が平坦地または階段の踊り場等
を走行するときは、電動シリンダ28を収縮状態にしてキ
ャスタ26および車輪27,27を接地させ、操縦者は握り部3
3を握って手押し状態で階段昇降機１を移動させる。
を走行するときは、電動シリンダ28を収縮状態にしてキ
ャスタ26および車輪27,27を接地させ、操縦者は握り部3
3を握って手押し状態で階段昇降機１を移動させる。
また、階段昇降機１が階段Ｓを昇降するときは、第５
図に示すように、操作部34により電動シリンダ28を伸張
させて、車椅子載置台４、保持ハンドル体３、車椅子21
をシャフト18を中心に回動させて階段Ｓの傾斜角度に応
じて車椅子21がやや後傾姿勢状態になるようにし、操作
部34により駆動モータ７を正逆回転操作してベルトクロ
ーラ15,15を正逆回転駆動させ、ベルトクローラ15,15が
階段Ｓの角部に２段以上に跨って接した状態で昇降す
る。この階段昇降機１が階段Ｓを昇降するときに、シー
トベルト31および連結金具32により車椅子21を保持ハン
ドル体３に保持した状態でないと、操作部34を操作して
も駆動モータ７および電動シリンダ28は電源回路が遮断
状態なので作動せず、また、電動シリンダ28が伸張しな
いと駆動モータ７が作動しないので安全である。さら
に、階段昇降機１の平坦地走行状態と階段昇降状態との
切換えは、電動シリンダ28の伸縮操作だけで行え、その
操作が簡単であるばかりでなく、構造も簡略化されてい
る。
図に示すように、操作部34により電動シリンダ28を伸張
させて、車椅子載置台４、保持ハンドル体３、車椅子21
をシャフト18を中心に回動させて階段Ｓの傾斜角度に応
じて車椅子21がやや後傾姿勢状態になるようにし、操作
部34により駆動モータ７を正逆回転操作してベルトクロ
ーラ15,15を正逆回転駆動させ、ベルトクローラ15,15が
階段Ｓの角部に２段以上に跨って接した状態で昇降す
る。この階段昇降機１が階段Ｓを昇降するときに、シー
トベルト31および連結金具32により車椅子21を保持ハン
ドル体３に保持した状態でないと、操作部34を操作して
も駆動モータ７および電動シリンダ28は電源回路が遮断
状態なので作動せず、また、電動シリンダ28が伸張しな
いと駆動モータ７が作動しないので安全である。さら
に、階段昇降機１の平坦地走行状態と階段昇降状態との
切換えは、電動シリンダ28の伸縮操作だけで行え、その
操作が簡単であるばかりでなく、構造も簡略化されてい
る。
車椅子用階段昇降機１から車椅子21を降ろすときは、
電動シリンダ28を収縮状態にしてキャスタ26および車輪
27,27を接地させ、ブリッジ30を空間部29,29から引き出
して空間部29,29の先端部に係止させ、連結金具32を外
してシートベルト31による車椅子21の保持を解除し、保
持ハンドル体３から解放する。そして、車椅子21を後輪
22および前輪23を転動させて車椅子載せ部24,24からブ
リッジ30を通って地上に降ろすのである。使用後のブリ
ッジ30は空間部29,29内に押し込むようにして収納され
る。
電動シリンダ28を収縮状態にしてキャスタ26および車輪
27,27を接地させ、ブリッジ30を空間部29,29から引き出
して空間部29,29の先端部に係止させ、連結金具32を外
してシートベルト31による車椅子21の保持を解除し、保
持ハンドル体３から解放する。そして、車椅子21を後輪
22および前輪23を転動させて車椅子載せ部24,24からブ
リッジ30を通って地上に降ろすのである。使用後のブリ
ッジ30は空間部29,29内に押し込むようにして収納され
る。
以上説明したように本発明の車椅子用階段昇降機によ
れば、以下の効果を奏することができる。
れば、以下の効果を奏することができる。
．自走体２の後端位置にシャフトホルダ19,19を介し
て所定高さに水平方向に延びるように架設されたシャフ
ト18に、前後方向に回動可能に枢支されて車椅子21を搭
載する車椅子載置台４の左右両側に、車椅子21の車輪2
2,23を搭載し、シャフト18が後輪22のストッパとなる凹
状の車椅子載せ部24,24を設けたので、車椅子21は車椅
子載せ部24,24に容易に、かつ脱輪することなく搭載す
ることができるる。
て所定高さに水平方向に延びるように架設されたシャフ
ト18に、前後方向に回動可能に枢支されて車椅子21を搭
載する車椅子載置台４の左右両側に、車椅子21の車輪2
2,23を搭載し、シャフト18が後輪22のストッパとなる凹
状の車椅子載せ部24,24を設けたので、車椅子21は車椅
子載せ部24,24に容易に、かつ脱輪することなく搭載す
ることができるる。
．車椅子載置台４に搭乗者が乗った車椅子21を搭載し
た状態で、保持ハンドル体３に搭乗者および車椅子21を
固定するシートベルト31を設けたので、搭乗者が乗った
車椅子21を、車椅子載置台４および自走体２に簡単、か
つ確実に固定することができる。
た状態で、保持ハンドル体３に搭乗者および車椅子21を
固定するシートベルト31を設けたので、搭乗者が乗った
車椅子21を、車椅子載置台４および自走体２に簡単、か
つ確実に固定することができる。
．車椅子載置台４の下面の前部左右中央位置および後
部両側部位置に、平坦地走行用車輪としての１輪のキャ
スタ26および左右一対の車輪27,27を設けたので、平坦
地での走行性、操縦性を向上させることができる。
部両側部位置に、平坦地走行用車輪としての１輪のキャ
スタ26および左右一対の車輪27,27を設けたので、平坦
地での走行性、操縦性を向上させることができる。
．電動シリンダ28の伸縮により車椅子載置台４および
保持ハンドル体３をシャフト18を中心として前後に回動
させ、電動シリンダ28が収縮しているときは、平坦地走
行用車輪26,27を接地させると共に車椅子21をほぼ水平
に保持し、電動シリンダ28を伸張させたときは、平坦地
走行用車輪26,27が揚上してクローラ15が階段Ｓに接し
て階段Ｓを昇降すると共に、車椅子21をやや後傾姿勢に
保持するので、平坦地走と階段昇降の切換えがスイッチ
１つで行え、車椅子搭乗者は安定した姿勢で階段昇降を
行うことができる。
保持ハンドル体３をシャフト18を中心として前後に回動
させ、電動シリンダ28が収縮しているときは、平坦地走
行用車輪26,27を接地させると共に車椅子21をほぼ水平
に保持し、電動シリンダ28を伸張させたときは、平坦地
走行用車輪26,27が揚上してクローラ15が階段Ｓに接し
て階段Ｓを昇降すると共に、車椅子21をやや後傾姿勢に
保持するので、平坦地走と階段昇降の切換えがスイッチ
１つで行え、車椅子搭乗者は安定した姿勢で階段昇降を
行うことができる。
．車椅子載せ部24,24の下側に空間部29,29を設け、こ
の空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４に載せ、
または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し入れ可能
に設けたので、車椅子載せ部24,24の下側空間が有効に
活用され、ブリッジ30,30を使用しないときは階段昇降
機の走行の邪魔にならない。また、ブリッジ30,30が外
から見えないので、美観を損ねることがない。
の空間部29,29に、車椅子21を車椅子載置台４に載せ、
または降ろす際に用いるブリッジ30,30を出し入れ可能
に設けたので、車椅子載せ部24,24の下側空間が有効に
活用され、ブリッジ30,30を使用しないときは階段昇降
機の走行の邪魔にならない。また、ブリッジ30,30が外
から見えないので、美観を損ねることがない。
．搭乗者および車椅子21を保持ハンドル体３に固定す
るシートベルト31に連結，連結解除可能の連結金具32を
設け、この連結金具32に駆動モータ７および電動シリン
ダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解除されて
いる状態では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動
しないようにしたので、搭乗者および車椅子21を保持ハ
ンドル体３に固定しないうちは階段昇降機が走行するこ
とができず、うっかりミスを自動的に防止することがで
き、安全性が確保される。
るシートベルト31に連結，連結解除可能の連結金具32を
設け、この連結金具32に駆動モータ７および電動シリン
ダ28の電源回路を配して、連結金具32が連結解除されて
いる状態では駆動モータ７および電動シリンダ28が作動
しないようにしたので、搭乗者および車椅子21を保持ハ
ンドル体３に固定しないうちは階段昇降機が走行するこ
とができず、うっかりミスを自動的に防止することがで
き、安全性が確保される。
第１図は車椅子用階段昇降機全体の側面図、第２図は第
１図のII−II線に沿う断面図、第３図は階段昇降機の要
部の平面図、第４図は車椅子を搭載し平坦地を走行する
状態の階段昇降機全体の側面図、第５図は車椅子を搭載
し階段を昇降する状態の階段昇降機全体の側面図であ
る。 １……車椅子用階段昇降機、２……走行体、３……保持
ハンドル体、４……車椅子載置台、５……軌道フレー
ム、６……フランジ部、７……駆動モータ、８……減速
機、９……減速機ケース、10……連結部材、11……バッ
テリ、12……駆動軸、13……駆動輪、14……遊動輪、15
……ベルトクローラ、16……接地ガイド、17……傾斜ガ
イド、18……シャフト、19……シャフトホルダ、20……
クローラ押えローラ、21……車椅子、22……後輪、23…
…前輪、24……車椅子載せ部、25……連結部、26……キ
ャスタ、27……車輪、28……電動シリンダ、29……空間
部、30……ブリッジ、31……シートベルト、32……連結
金具、33……握り部、34……操作部、Ｓ……階段。
１図のII−II線に沿う断面図、第３図は階段昇降機の要
部の平面図、第４図は車椅子を搭載し平坦地を走行する
状態の階段昇降機全体の側面図、第５図は車椅子を搭載
し階段を昇降する状態の階段昇降機全体の側面図であ
る。 １……車椅子用階段昇降機、２……走行体、３……保持
ハンドル体、４……車椅子載置台、５……軌道フレー
ム、６……フランジ部、７……駆動モータ、８……減速
機、９……減速機ケース、10……連結部材、11……バッ
テリ、12……駆動軸、13……駆動輪、14……遊動輪、15
……ベルトクローラ、16……接地ガイド、17……傾斜ガ
イド、18……シャフト、19……シャフトホルダ、20……
クローラ押えローラ、21……車椅子、22……後輪、23…
…前輪、24……車椅子載せ部、25……連結部、26……キ
ャスタ、27……車輪、28……電動シリンダ、29……空間
部、30……ブリッジ、31……シートベルト、32……連結
金具、33……握り部、34……操作部、Ｓ……階段。
Claims (3)
- 【請求項１】駆動輪（13）と遊動輪（14）との間に、接
地面が少なくとも階段の２段以上に跨る長さを有する左
右一対のベルトクローラ（15）を巻装し、このベルトク
ローラ（15,15）を駆動モータ（７）により駆動して階
段（Ｓ）を昇降できるように構成した自走体（２）と、
この自走体（２）の後端位置に、シャフトホルダ（19,1
9）により所定高さに水平方向に延びるように架設され
たシャフト（18）と、このシャフト（18）に前後方向に
回動可能に枢支され、車椅子（21）を搭載する車椅子載
置台（４）および車椅子（21）を自走体（２）上に固定
する保持ハンドル体（３）と、該車椅子載置台（４）に
装着され、クローラ（15）の下方に突出して平坦地を走
行する際に用いられる平坦地走行用車輪（26,27）とを
備え、 上記車椅子載置台（４）の左右両側に、車椅子（21）の
車輪（22,23）を搭載し、上記シャフト（18）が後輪（2
3）のストッパとなる凹状の車椅子載せ部（24,24）を設
け、車椅子載置台（４）に搭乗者が乗った車椅子（21）
を搭載した状態で、上記保持ハンドル体（３）に搭乗者
および車椅子（21）を固定するシートベルト（31）を設
け、該車椅子載置台（４）の下面の前部左右中央位置お
よび後部両側部位置に、上記平坦地走行用車輪としての
１輪のキャスタ（26）および左右一対の車輪（27,27）
をそれぞれ設け、 上記自走体（２）と車椅子載置台（４）との間に電動シ
リンダ（28）を設け、該シリンダ（28）の伸縮により車
椅子載置台（４）および保持ハンドル体（３）をシャフ
ト（18）を中心として前後に回動させるようにし、電動
シリンダ（28）が収縮しているときは、平坦地走行用車
輪（26,27）を接地させると共に車椅子（21）をほぼ水
平に保持し、電動シリンダ（28）を伸張させたときは、
平坦地走行用車輪（26,27）が揚上してクローラ（15）
が階段（Ｓ）に接し、階段（Ｓ）を昇降すると共に車椅
子（21）をやや後傾姿勢に保持するように構成したこと
を特徴とする車椅子用階段昇降機。 - 【請求項２】上記車椅子載せ部（24,24）の下側に空間
部（29,29）を設け、この空間部（29,29）に、車椅子
（21）を車椅子載置台（４）に載せ、または降ろす際に
用いるブリッジ（30,30）を出し入れ可能に設けたこと
を特徴とする請求項１記載の車椅子用階段昇降機。 - 【請求項３】上記搭乗者および車椅子（21）を保持ハン
ドル体（３）に固定するシートベルト（31）に連結，連
結解除可能の連結金具（32）を設け、この連結金具（3
2）に駆動モータ（７）および電動シリンダ（28）の電
源回路を配して、連結金具（32）が連結解除されている
状態では駆動モータ（７）および電動シリンダ（28）が
作動しないように構成したことを特徴とする請求項１記
載の車椅子用階段昇降機。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2280049A JP2551862B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 車椅子用階段昇降機 |
| CA002047970A CA2047970C (en) | 1990-10-18 | 1991-07-26 | Stair-climbing wheelchair carrier |
| AU81406/91A AU632702B2 (en) | 1990-10-18 | 1991-07-26 | A stair-climbing wheelchair carrier |
| US07/737,864 US5197558A (en) | 1990-10-18 | 1991-07-30 | Stair-climbing wheelchair carrier |
| DE69123220T DE69123220T2 (de) | 1990-10-18 | 1991-08-02 | Ein treppenaufsteigender Rollstuhlträger |
| AT91307118T ATE145322T1 (de) | 1990-10-18 | 1991-08-02 | Ein treppenaufsteigender rollstuhlträger |
| EP91307118A EP0482744B1 (en) | 1990-10-18 | 1991-08-02 | A stair-climbing wheelchair carrier |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2280049A JP2551862B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 車椅子用階段昇降機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154493A JPH04154493A (ja) | 1992-05-27 |
| JP2551862B2 true JP2551862B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17619588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2280049A Expired - Fee Related JP2551862B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 車椅子用階段昇降機 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5197558A (ja) |
| EP (1) | EP0482744B1 (ja) |
| JP (1) | JP2551862B2 (ja) |
| AT (1) | ATE145322T1 (ja) |
| AU (1) | AU632702B2 (ja) |
| CA (1) | CA2047970C (ja) |
| DE (1) | DE69123220T2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006025822A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Sanwa:Kk | 車椅子用階段昇降機 |
| KR101120462B1 (ko) * | 2011-04-13 | 2012-02-29 | 주식회사이지무브 | 긴급구난 및 피난용 계단이송의자 |
| JP2012143382A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Sanwa:Kk | 階段昇降機 |
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| JPH0776288A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Sanwa Sharyo Kk | 車椅子用階段昇降機 |
| DK132893D0 (da) * | 1993-11-26 | 1993-11-26 | Frankie Thomsen | Koerestolsmaskine: en motoriseret maskine til transport af koerestole med brugere i, fortrinsvis til trappetransport |
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