JPH09262256A - 緊急避難用運搬車 - Google Patents
緊急避難用運搬車Info
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- JPH09262256A JPH09262256A JP8269604A JP26960496A JPH09262256A JP H09262256 A JPH09262256 A JP H09262256A JP 8269604 A JP8269604 A JP 8269604A JP 26960496 A JP26960496 A JP 26960496A JP H09262256 A JPH09262256 A JP H09262256A
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Abstract
には患者の乗降車時が安全に行える緊急避難用運搬車を
提供する。 【解決手段】 ブレーキレバー51によって制動を解除
するブレーキ機構7を設けた左右一対のクローラ装置3
の後部位置に、中間部が回動自在に枢支された車輪支持
板61の両端部に,走行車輪62,63を軸支し,前記
クローラ装置3の接地面を境に交互に上下方向に揺動す
る第1のタンデム車輪機構6より前方位置に、クローラ
装置3を接地させない状態で平坦地を走行し,前記クロ
ーラ装置3の接地面を境に交互に上下方向に揺動する走
行車輪94,94を有する第2のタンデム車輪機構9
と、車体2後端部に、患者乗降車時には前記車体2を浮
上させて前記第1,第2のタンデム機構6,9の走行車
輪を接地面より浮上させ、走行時には車体2に対して後
方傾斜状態になるように、車体に回動自在に設けられた
スタンド材8とで構成する。
Description
て、火災等の緊急時に患者を載せて階段下降及び平坦地
走行する緊急避難用運搬車に関する。
入院病室が設けられているものが多く、このような病院
においてはエレベータと階段が併設されており、歩行で
きない患者達は車椅子や、担架、移動ベットなどを用い
てエレベータを利用して上層階から下層階に移動できる
ので、通常では不安や不便はない。しかし、一旦火災等
の非常事態に陥ると、安全上の諸問題からエレベータは
使用できなくなり、入院病室を管理する看護婦や、その
他の補助人による人手を頼りに自力歩行できない患者達
を階段を利用して退避させざるを得ない。しかし、入院
患者が多い場合には、少数の看護婦達で短時間に患者達
を退避させることはきわめて困難である。
出願人は先に特公平3−7551号公報に記載の避難用
の運搬車を提案した。この運搬車は図11に示すよう
に、車体aの左右に一対のクローラ装置bが設けられ、
また、車体aの上に回動して平坦状になる患者椅子を兼
ねた荷台cが設けてられている。そして前記クローラ装
置bの略中央付近及び後部付近に、タンデム車輪機構
d,eが設けられている。前記タンデム車輪機構d,e
は、中間部が回動自在に枢支された車輪支持板の前後
に、前記クローラ装置bの接地面より下方に突出して接
地してクローラ装置bを接地させない状態で平坦地を走
行する走行車輪を設け、該走行車輪がやじろべのように
交互に揺動するように構成されているものである。そし
て階段下降時には前記走行車輪を前記クローラ装置の接
地面を境に交互に上下方向に揺動させながら階段を下降
し、平坦地走行時には、該走行車輪を接地させて走行す
るように構成されている。
搬車は、階段を下降する際には何等問題はないが、平坦
地を走行する際には、タンデム車輪機構に設けられた走
行車輪を設置させて走行する。ところで、例えばドアの
縁などには段差があり、このような段差を通過する際に
は、走行車輪を浮かして走行しなければ通過出来ないこ
とがしばしある。しかしながら、非常時にそのような操
縦をすることは、患者を転倒させてしまう恐れがある。
上記従来の運搬車の場合、クローラ装置の略中央付近及
び後部付近に設けられているタンデム車輪機構の走行車
輪が接地しており、走行可能状態で乗降車させるように
なっている。しかし、患者を乗降車させる際に運搬車が
走行可能だと、バランスが悪く、患者を適正に乗降車さ
せることができない問題点もある。
めに案出されたもので、階段下降及び平坦地走行が適正
に行え、さらには患者の乗降車時が安全に行える緊急避
難用運搬車を提供することを目的とする。
に本発明は、車体と、車体の左右一対に設けられ,水平
接地部が少なくとも階段の2段以上に跨る長さを有する
クローラを巻装したクローラ装置と、車体上に設けら
れ,患者椅子を兼ねる荷台とを備え、主として階段下降
及び平坦地走行する緊急避難用運搬車において、上記緊
急避難用運搬車は、切換手段によって制動を解除するブ
レーキ機構を設けた左右一対のクローラ装置と、上記ク
ローラ装置の後部位置に、中間部が回動自在に枢支され
た車輪支持板の両端部に,前記クローラ装置の接地面よ
り下方に突出して接地してクローラ装置を接地させない
状態で平坦地を走行する走行車輪を軸支し,該走行車輪
が前記クローラ装置の接地面を境に交互に上下方向に揺
動する第1のタンデム車輪機構と、前記第1のタンデム
車輪機構より前方位置に、前記クローラ装置の接地面よ
り下方に突出して接地してクローラ装置を接地させない
状態で平坦地を走行し,前記クローラ装置の接地面を境
に交互に上下方向に揺動する走行車輪を有する第2のタ
ンデム車輪機構と、上記車体の後端部に、患者乗降車時
には前記車体を浮上させて前記第1,第2のタンデム機
構の走行車輪を接地面より浮上させ、走行時には車体に
対して後方傾斜状態になるように、車体に回動自在に設
けられたスタンド材と、を備えてなることを特徴とする
ものである。
機構は、上記左右一対のクローラ装置の中間で、車体の
重心付近に配設されていることを特徴とするものであ
る。
に設けられ,水平接地部が少なくとも階段の2段以上に
跨る長さを有するクローラを巻装したクローラ装置と、
車体上に設けられ,患者椅子を兼ねる荷台とを備え、主
として階段下降及び平坦地走行する緊急避難用運搬車に
おいて、上記左右一対のクローラ装置の後部位置に、中
間部が回動自在に枢支された車輪支持板と、前記車輪支
持板の後端部と前端部に、前記クローラ装置の接地面よ
り下方に突出して接地してクローラ装置を接地させない
状態で平坦地を走行する後走行車輪と,該後走行車輪の
輪径より大きい輪径を有する前走行車輪とを軸支するタ
ンデム車輪機構を設け、階段下降時には前記後走行車輪
と前走行車輪とを前記クローラ装置の接地面を境に交互
に上下方向に揺動させながら階段を下降し、平坦地走行
時には、前記後走行車輪と前走行車輪とを接地させて走
行するように構成したことを特徴とするものである。
行車輪の輪径の1.2〜1.5倍であることを特徴とす
るものである。
時には前記第1,第2のタンデム機構の走行車輪を接地
面より浮上させ、走行時には車体に対して後方傾斜状態
になるように、車体に回動自在に設けられたスタンド材
を設けたことを特徴とするものである。
と後転輪とに跨ってクローラを巻装して構成し、前記前
転輪に、常時は前転輪の回動を制動し、切換手段によっ
て制動を解除するブレーキ機構を設けたことを特徴とす
るものである。
枠体で形成してなることを特徴とするものである。
と、平坦地を走行する場合には、クローラ装置の後端位
置に設けられた第1のタンデム車輪機構の走行車輪と、
該第1のタンデム車輪機構より前方に設けられた第2の
タンデム車輪機構の走行車輪とがクローラ装置の接地面
より下方へ突出しているため、運搬車は前記複数の走行
車輪によって安定して支持されており、走行経路に段差
等がある場合でも、安定して楽に乗り越えて走行でき
る。
クローラ装置の制動を解除して、クローラ装置を走行可
能状態にする。そして前記第1,第2のタンデム車輪機
構にて、前記クローラ装置の接地面より下方へ突出して
いる一方の走行車輪が階段の稜線部に当接すると、該走
行車輪はクローラ装置の接地面より上方へ移動し、他方
の走行車輪が下方へ移動し、クローラ装置を階段の稜線
部に当接させるように走行車輪は交互にシーソーのよう
に上下に揺動する。そのため運搬車は走行車輪が邪魔す
ることなく階段を下降する。
平坦地走行に移る際に、該運搬車が最後の階段を下降す
る時、車体後端部に設けられているスタンド材が後方傾
斜状態になっているため、最後の階段の稜線部は前記ス
タンド材が案内ガイドになり、運搬車は円滑に階段下降
から平坦地走行に移行することができる。またさらに、
患者を乗降車させる際には、前記スタンド材により、前
記車体を浮上させて前記第1,第2タンデム機構の走行
車輪を接地面より浮上させる。そのため、運搬車は該ス
タンド材とクローラ装置の先端部分で支えられるように
なる。この際、クローラ装置はブレーキ機構により制動
されているため、クローラ装置の走行は制動された状態
にある。そのため、運搬車は動かないことから、患者を
安定した状態で運搬車に乗降車させることができる。
のタンデム車輪機構は、上記左右一対のクローラ装置の
中間で、車体の重心付近に配設されているため、特に運
搬車が平坦地走行から階段下降へ移行する際、クローラ
装置は水平状態を保ったままクローラ装置の前側が空中
に飛び出るようになる。そして第2のタンデム車輪機構
が最初の階段の稜線部にさしかかり、第2のタンデム車
輪機構の走行車輪が揺動した時点でクローラ装置が最初
の階段の稜線部に接地し、運搬車は自動的に停止する。
そしてその地点で運搬車を水平状態から傾斜状態へ変位
させて、ブレーキ機構を解除して階段下降へ移る。その
ため、運搬車の前後方向の荷重バランスはよく、操縦者
は安定した状態で運搬車を水平から傾斜への状態変位を
行うことができる。
と、平坦地を走行する場合には、クローラ装置の後部位
置に設けられた後走行車輪と前走行車輪とを接地させ、
該走行車輪を支点とし,クローラ装置の先端部を浮かし
た状態で走行する。この際、走行経路に段差等がある場
合でも、前記前走行車輪の輪径が比較的大きいため、多
少の段差は乗り越えて走行できる。
クローラ装置の前転輪の制動を解除して、クローラ装置
を走行可能状態にして走行させる。そして前記クローラ
装置の接地面より下方へ突出している前走行車輪が階段
の稜線部に当接すると、該前走行車輪はクローラ装置の
接地面より上方へ移動し、後走行車輪が下方へ移動し、
クローラ装置を階段の稜線部に当接させるように前走行
車輪及び後走行車輪は交互にシーソーのように上下に揺
動する。その結果、緊急避難用運搬車は走行車輪が邪魔
することなく階段を下降する。
平坦地走行に移る際に、該運搬車が最後の階段を下降す
る時、車体後端部に設けられているスタンド材が後方傾
斜状態になっているため、最後の階段の稜線部は前記ス
タンド材が案内ガイドになり、運搬車は円滑に階段下降
から平坦地走行に移行することができる。またさらに、
患者を乗降車させる際には、クローラ装置の後部付近に
設けられている走行車輪とクローラ装置の先端部とを接
地させて乗降車させる。この際、クローラ装置の前転輪
には、常時,前転輪の回転を制動するブレーキ機構が設
けられているため、クローラ装置の走行は制動された状
態にある。そのため、運搬車は動かないため、患者を安
定した状態で運搬車に乗降車させることができる。
照して具体的に説明する。図1は本発明の緊急避難用運
搬車の側面図で、図2はクローラ装置の上面図である。
図において、符号1は緊急避難用運搬車であり、この運
搬車1は、車体フレーム2の左右両側に、階段を下降す
るクローラ装置3を設け、車体フレーム2の上側に患者
椅子等を兼ねる荷台4をそれぞれ設けている。また、荷
台4と一体に設けられ、車体フレーム2の後側へ突出す
るようにしてハンドル5が設けられている。
右一対の軌道フレーム21,21と、平面視コ字状に形
成されて前記軌道フレーム21,21と上下対に配置さ
れる上部フレーム22,22と、軌道フレーム21,2
1及び上部フレーム22,22の後端側に固着される後
部フレーム23,23と、軌道フレーム21,21及び
上部フレーム22,22の前端側に固着される前部フレ
ーム24,24とで構成され、また、フレームの強度
上、前記軌道フレーム21,21に跨って横フレーム2
5,26が配設されている。さらに後部フレーム23,
23を支持補強する横フレーム27が後部フレーム2
3,23間に配設されている。
23,23に回動可能に取り付けられる後転輪31,3
1と、前記前部フレーム24,24に回動可能に取り付
けられる前転輪32,32と、後転輪31,31と前転
輪32,32との間に巻装されるベルトクローラ33,
33とで構成されている。このベルトクローラ33は、
階段の角部に2段以上に跨って接して階段を下降するよ
うになっており、ベルトクローラ33は、その駆動時に
おける階段等の保護及び緩衝作用を考慮して合成ゴム等
の弾性材で構成され、その外周面には階段昇降に適する
よう台形状断面を有するラグ(図示せず)が所定ピッチ
で配列して形成され、その内周面には、後転輪31,3
1及び前転輪32,32の外周に形成した駆動歯に係合
する突起列が形成され(図示せず)、クローラ装置3が
階段を下降するとベルトクローラ33が前転輪32,3
2及び後転輪31,31を駆動するようにしてある。
にはそれぞれ車軸32a,32aが設けられている。一
方、前記横フレーム25にはオイルダンパー25aが揺
動自在に設けられており、該ダンパー25aの先端には
回動支持部材25bが一体形成され、該回動支持部材2
5bに連結棒25cが枢支されている。そして連結棒2
5cが前記車軸32a,32aに固着されている。その
ため、前転輪32,32の回転速度が増加すると、前記
オイルダンパー25aにより、その回転速度は規制さ
れ、結果として、特に階段下降時に緊急避難用運搬車1
の速度増加による暴走を制御することが可能となる。
端位置でベルトクローラ33,33より外側に第1のタ
ンデム車輪機構6が設けられている。該第1のタンデム
車輪機構6は、横方向に長いやじろべい形状の車輪支持
板61の両端部にそれぞれ走行車輪62,63が回動可
能に軸支されている。そして該車輪支持板61の中間部
に枢軸64の一端が固着されており、該枢軸64は軌道
フレーム21,21に回動自在に枢支され、該枢軸64
の他端には連結片65が設けられている。また連結片6
5と前記横フレーム27とはスプリング66で連結され
ている。そのため走行車輪62,63は、常時(平坦地
走行時)はベルトクローラ33より下方へ突出している
状態になり、また、該走行車輪62,63のどちらか一
方のみに負荷が加わるとその走行車輪は上方へ移動し、
他方の走行車輪は下方へ移動し、走行車輪62,63は
ベルトクローラ33を境にしていわゆるシーソーのよう
に交互に上下揺動する。
間で、該クローラ装置3の重心付近には第2のタンデム
車輪機構9が設けられている。該第2のタンデム車輪機
構9は、前記軌道フレーム21,21に軸支される回動
軸91と、クローラ装置3の前方へ突出するように前記
回動軸91に固着される第1車輪支持部材92と、クロ
ーラ装置3の後方へ突出するようにして前記第1車輪支
持部材92と所定の間隔を持って前記回動軸91に固着
される第2車輪支持部材93と、前記第1,第2車輪支
持部材に回動自在に軸支される走行車輪94,94とで
構成されている。また、前記第1車輪支持部材92と前
記横フレーム25とはスプリング95によって連結され
ており、前記第1車輪支持部材92と第2車輪支持部材
93とがクローラ装置3と平行になるように付勢されて
いる。そのため、走行車輪94,94は、常時(平坦地
走行時)はベルトクローラ33より下方へ突出している
状態になり、また、該走行車輪94,94のどちらか一
方のみに負荷が加わるとその走行車輪94は上方へ移動
し、他方の走行車輪94は下方へ移動し、走行車輪9
4,94はベルトクローラ33を境にしていわゆるシー
ソーのように交互に上下揺動する。
台4は、患者が座れるように構成されており、具体的に
は、患者の胴体部を支える第1フレーム41と,腰部を
支える第2フレーム42と,脚部を支える第3フレーム
43とをそれぞれ回動自在に連結して構成されている。
そして患者が乗車できるために、上記フレーム間には車
体2を跨ぐように布材Mが配設されている。
体2を構成する前部フレーム24の先端に回動自在に枢
支され、他端が上記第2フレーム42,42の一端に回
動自在に連結されている。また、第3フレーム43,4
3と第2フレーム42,42との連結軸は、患者が乗車
した際に、患者の膝に対応するため、円筒状の弾性体4
3aが車体2に跨って配設されている。
第1フレーム41の一端に回動自在に連結されており、
該第1フレーム41は、他端部がハンドル5を兼ねるよ
うにU字状に形成されている。さらに第1フレーム41
の略中間には、支持フレーム44の一端が回動自在に設
けられており、該支持フレーム44の他端は前記後部フ
レーム23に回動自在に取り付けられている。またさら
に、第1フレームの他端部側には、患者が乗車した際
に、患者の頭部に対応するため、円筒状の弾性体41a
が車体2に跨って配設されている。
ーム41には、補強フレーム45が車体2を跨ぐように
して設けられており、さらにブラケット46を介してス
ライドパイプ47が設けられている。該スライドパイプ
47は、断面形状コ字状に形成される上部フレーム2
2,22の凹部にスライド自在に嵌合されるもので、該
スライドパイプ47が上部フレーム22,22をスライ
ドするように構成されている。
ム22,22の後端部に位置する状態では、荷台4は、
図1に示すように、患者が乗車できるように車体2の上
に展開する。そして、スライドパイプ47が上部フレー
ム22,22の後端部に位置する状態で位置決めできる
ように、該スライドパイプ47に着脱自在に嵌合するフ
ック48が前記横フレーム27にブラケット48aを介
して設けられている。また、スライドパイプ47が上部
フレーム22,22に沿って前部へ移動すると、図1の
点線に示すように、荷台4を構成する第1フレーム4
1,第2フレーム42,第3フレーム43及び支持フレ
ーム44は折り畳まれるようになり、該スライドパイプ
47が先端部に位置する状態では、荷台4は車体2の上
で平坦状になる。
前転輪32には、ブレーキ機構7が設けられている。該
ブレーキ機構7は、前転輪32の車軸と一体形成される
ドラム71にブレーキシュー72が巻装されており、該
ブレーキシュー72は一端が固定されており、他端が切
換ブラケット73に連結されている。該切換ブラケット
73は、図に示すように3方向に突出するように形成さ
れており、各3方向突出部に連結孔が設けられ、略中心
部が前記前部フレーム24に回動自在に軸支されてい
る。そして図面上、左突出部には前記ブレーキシュー7
2の他端が連結され、右上突出部にはスプリング74の
一端が連結され、右下突出部にはブレーキワイヤ75の
一端が連結されている。
ーム25に連結されていることから、常時は、ブレーキ
シュー72はドラム71を締めるように作用し、前転輪
32の回転を制動する。また、ブレーキワイヤ75の他
端はハンドル5に設けられているブレーキレバー51に
連結されていることから、ブレーキレバー51を握るこ
とでブレーキワイヤ75が引っ張られ、切換ブラケット
73は左方向に若干回動する。それゆえ、ブレーキシュ
ー72のドラム71への締め付けが解除され、結果とし
て、前転輪32の回転制動を解除するようになる。
にはスタンド材8が設けられている。該スタンド材8
は、コ字状に形成される横部材81と縦部材82とを側
面視形状L字状に形成している。そしてスタンド材8
は、前記縦部材82の中間よりやや上部位置を車体2の
後端部に、車体2の前後方向に回動自在に枢支すること
で車体2に連結されている。また、スタンド材8の縦部
材82の中間部は、前記横フレーム27とスプリング8
3と連結されている。
患者が乗降車する時には、図5(a)に示すように、前
記縦部材82が車体2に対して垂直状態に位置させる。
その際車体2は所要量浮上するため、第1タンデム車輪
機構6の走行車輪62,63及び第2タンデム車輪機構
9の走行車輪94は、接地面より浮上するようになる。
そのため、運搬車1は該スタンド材8とブレーキ機構7
により制動されているクローラ装置3の先端部で支える
ようになる。その結果、特に患者が乗降車する際に、運
搬車1が移動することなく、安全且つ安定して乗降する
ことができる。
には、該スタンド材8は図5(b)に示すように、車体
2に対して後方傾斜状態に位置させる。その結果、走行
時にスタンド材8が走行面と干渉することが避けられ
る。さらに特に、階段下降から平坦地走行に移行する
際、最後の階段の稜線部は前記スタンド材8の縦部材8
2が案内ガイドになり、運搬車1は円滑に階段下降から
平坦地走行に移行することができる。
ことで、該スタンド材8が案内ガイドになるため、円滑
に階段下降から平坦地走行に移行できる。そのため、従
来のように、クローラ装置に曲がり部を3カ所設けて、
クローラ装置の後部に立ち上がり部を設ける必要がなく
なり、その分コスト削減を図ることができるようにな
る。
の緊急避難用運搬車1の作用を説明する。まず、緊急避
難用運搬車1に患者を乗降車させる場合には、図6に示
すように、スタンド材8を回動させて垂直状態にし、第
1タンデム車輪機構6の走行車輪62,63及び第2タ
ンデム車輪機構9の走行車輪94を、接地面より浮かせ
る。そしてスライドパイプ47を上部フレーム22の後
端部に位置決めして、荷台4を車体2の上で展開させる
ようにする。この際、クローラ装置3の前転輪32は、
ブレーキ機構7により回転制動がされているため、クロ
ーラ装置3は動かない。そのため、運搬車1は移動せ
ず、患者を安定して乗降車させることができる。
は、スタンド材8を回動させて後方傾斜状態にし、第1
タンデム車輪機構6の走行車輪62,63及び第2タン
デム車輪機構9の走行車輪94を接地させ、クローラ装
置3を接地面より浮上させた状態にして走行する。この
際、走行経路に段差等がある場合でも、運搬車1は前記
走行車輪94,94、62,63により安定して支持さ
れており、走行経路に段差等がある場合でも、安定して
楽に乗り越えて走行できる
かかり下降する場合、図7に示すように、クローラ装置
3は水平状態を保ったままクローラ装置3の前側が空中
に飛び出るようになる。そして第2のタンデム車輪機構
9が最初の階段の稜線部S1にさしかかり、走行車輪9
4が揺動した時点でクローラ装置3のベルトクローラ3
3が最初の階段の稜線部S1に接地し、運搬車1が自動
的に停止するようになる。そして、その地点で運搬車1
を水平状態から傾斜状態へ変位させて階段下降へ移る。
この際、前記第2のタンデム車輪機構9はクローラ装置
3の重心付近に設けているため、運搬車1の前後方向の
荷重バランスはよく、操縦者は安定した状態で運搬車1
を水平から傾斜への状態変位を行うことができる。
は、ハンドル5に設けられたブレーキレバー51により
クローラ装置3の前転輪32の制動を解除して、クロー
ラ装置を走行可能状態にして走行させる。この際図8に
示すように、前記第1,第2のタンデム車輪機構6,9
で前記クローラ装置3の接地面より下方へ突出している
一方の走行車輪94,63が階段Sの稜線部S’に当接
すると、該走行車輪62,94は前記稜線部S’に押さ
れてクローラ装置3の接地面より上方へ移動する。そし
て、他方の走行車輪94,62が下方へ移動し、クロー
ラ装置3のベルトクローラ33が階段の稜線部S’に当
接させるように走行車輪94及び走行車輪62,63は
ベルトクローラ33を境に交互にシーソーのように上下
に揺動する。その結果、運搬車1は走行車輪94及び6
2,63が邪魔することなく階段を下降する。
行に移行する際には、該運搬車1が最後の階段を下降す
る時、車体2の後端部に設けられているスタンド材8が
後方傾斜状態になっているため、最後の階段の稜線部は
前記スタンド材8が案内ガイドになり、運搬車1は円滑
に階段下降から平坦地走行に移行することができる。
実施例を図9,図10を用いて説明する。尚、上述した
第1実施例と同一部材には同一符号を付して、その説明
を省略する。図9,図10に示すように、本第2実施例
の運搬車1には、左右一対のクローラ装置3の後端位置
にのみベルトクローラ33,33より外側にタンデム車
輪機構6が設けられている。このタンデム車輪機構6
は、上述した第1実施例と同様、横方向に長いやじろべ
い形状の車輪支持板61の後端部に後走行車輪62と,
車輪支持板61の前端部に前走行車輪63とがそれぞれ
回動可能に軸支されている。そして該車輪支持板61の
中間部に枢軸64の一端が固着されており、該枢軸64
は軌道フレーム21,21に回動自在に枢支され、該枢
軸64の他端には連結片65が設けられている。また連
結片65と前記横フレーム27とはスプリング66で連
結されている。そのため後走行車輪62,前走行車輪6
3は、常時(平坦地走行時)はベルトクローラ33より
下方へ突出している状態になり、また、該走行車輪6
2,63のどちらか一方のみに負荷が加わるとその走行
車輪は上方へ移動し、他方の走行車輪は下方へ移動し、
走行車輪62,63はベルトクローラ33を境にしてい
わゆるシーソーのように交互に上下に揺動する。
走行車輪62の輪径に比べて大きく、具体的には1.2
〜1.5倍程度である。そのため、平坦地走行時に、そ
の走行経路に多少の段差、例えばドア縁の突出段部があ
る場合に、後走行車輪62の輪径では安易に乗り越えら
れなくとも、該後走行車輪62の輪径より大きい輪径を
有する前走行車輪63では簡単に乗り越えることができ
る。そして、前走行車輪63が段差を乗り越えた後、該
段差を後走行車輪62が乗り越える時には、後走行車輪
62は上方へ揺動できるため、段差を乗り越えることが
できる。
慮した場合に、後走行車輪62も前走行車輪63と同径
の輪径にしたり、または、前走行車輪63の輪径をさら
に大きくすることが考えられるが、このようにすると、
タンデム車輪機構の大きさを大きくしなければならず、
結果として運搬車の大きさを大きくしなければならなく
なる。また、運搬車の大きさを変更せずに、前述のよう
にすると階段下降時に、走行車輪が他の部材と干渉等し
たりすることになる。そのため、未使用時に患者ベット
の下等に収納できるようにするためには、前走行車輪6
3の輪径は、後走行車輪62の輪径の1.2〜1.5倍
程度にすることが適当である。
の緊急避難用運搬車1の作用を説明する。まず、緊急避
難用運搬車1に患者を乗車させる場合には、クローラ装
置3の前部及びタンデム車輪機構6の後走行車輪62,
前走行車輪63を走行面に接地させ、さらに、スタンド
材8を車体2に対して垂直状態に位置させる。そしてス
ライドパイプ47を上部フレーム22の後端部に位置決
めして、荷台4を車体2の上で展開させるようにする。
この際、前転輪32は、ブレーキ機構7により回転制動
がされているため、クローラ装置3は動かない。そのた
め、運搬車1は移動せず、さらにスタンド材8により後
方転倒が防止されているため、患者を安定して乗降車さ
せることができる。
は、クローラ装置3の後部位置に設けられたタンデム車
輪機構6の後走行車輪62と前走行車輪63とを接地さ
せ、該走行車輪を支点とし,クローラ装置の先端部を浮
かした状態で走行する。この際、走行経路に段差等があ
る場合でも、前記前走行車輪63の輪径が比較的大きい
ため、多少の段差は乗り越えて走行できる。
ハンドル5に設けられたブレーキレバー51によりクロ
ーラ装置3の前転輪32の制動を解除して、クローラ装
置を走行可能状態にして走行させる。その時、前記クロ
ーラ装置3の接地面より下方へ突出している前走行車輪
63が階段の稜線部に当接すると、該前走行車輪63は
クローラ装置3の接地面より上方へ移動し、後走行車輪
62が下方へ移動し、クローラ装置3を階段の稜線部に
当接させるように前走行車輪63及び後走行車輪62は
交互にシーソーのように上下に揺動する。
行に移行する際には、該運搬車1が最後の階段を下降す
る時、車体2の後端部に設けられているスタンド材8が
後方傾斜状態になっているため、最後の階段の稜線部は
前記スタンド材8が案内ガイドになり、運搬車1は円滑
に階段下降から平坦地走行に移行することができる。
運搬車によれば、患者を乗降車させる場合に、患者を安
定して乗降車させることができ、また、平坦地を走行す
る場合に、走行経路に多少の段差があっても、容易に乗
り越えることができるため、安定した走行ができるよう
になる。
側面図である。
ある。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
側面図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 車体と、車体の左右一対に設けられ,水
平接地部が少なくとも階段の2段以上に跨る長さを有す
るクローラを巻装したクローラ装置と、車体上に設けら
れ,患者椅子を兼ねる荷台とを備え、主として階段下降
及び平坦地走行する緊急避難用運搬車において、 上記緊急避難用運搬車は、切換手段によって制動を解除
するブレーキ機構を設けた左右一対のクローラ装置と、 上記クローラ装置の後部位置に、中間部が回動自在に枢
支された車輪支持板の両端部に,前記クローラ装置の接
地面より下方に突出して接地してクローラ装置を接地さ
せない状態で平坦地を走行する走行車輪を軸支し,該走
行車輪が前記クローラ装置の接地面を境に交互に上下方
向に揺動する第1のタンデム車輪機構と、 前記第1のタンデム車輪機構より前方位置に、前記クロ
ーラ装置の接地面より下方に突出して接地してクローラ
装置を接地させない状態で平坦地を走行し,前記クロー
ラ装置の接地面を境に交互に上下方向に揺動する走行車
輪を有する第2のタンデム車輪機構と、 上記車体の後端部に、患者乗降車時には前記車体を浮上
させて前記第1,第2のタンデム機構の走行車輪を接地
面より浮上させ、走行時には車体に対して後方傾斜状態
になるように、車体に回動自在に設けられたスタンド材
と、を備えてなることを特徴とする緊急避難用運搬車。 - 【請求項2】 上記第2のタンデム車輪機構は、上記左
右一対のクローラ装置の中間で、車体の重心付近に配設
されていることを特徴とする請求項1記載の緊急避難用
運搬車。 - 【請求項3】 車体と、車体の左右一対に設けられ,水
平接地部が少なくとも階段の2段以上に跨る長さを有す
るクローラを巻装したクローラ装置と、車体上に設けら
れ,患者椅子を兼ねる荷台とを備え、主として階段下降
及び平坦地走行する緊急避難用運搬車において、 上記左右一対のクローラ装置の後部位置に、中間部が回
動自在に枢支された車輪支持板と、前記車輪支持板の後
端部と前端部に、前記クローラ装置の接地面より下方に
突出して接地してクローラ装置を接地させない状態で平
坦地を走行する後走行車輪と,該後走行車輪の輪径より
大きい輪径を有する前走行車輪とを軸支するタンデム車
輪機構を設け、 階段下降時には前記後走行車輪と前走行車輪とを前記ク
ローラ装置の接地面を境に交互に上下方向に揺動させな
がら階段を下降し、平坦地走行時には、前記後走行車輪
と前走行車輪とを接地させて走行するように構成したこ
とを特徴とする緊急避難用運搬車。 - 【請求項4】 上記前走行車輪の輪径は、上記後走行車
輪の輪径の1.2〜1.5倍であることを特徴とする請
求項3記載の緊急避難用運搬車。 - 【請求項5】 上記車体の後端部に、患者乗降車時には
前記第1,第2のタンデム機構の走行車輪を接地面より
浮上させ、走行時には車体に対して後方傾斜状態になる
ように、車体に回動自在に設けられたスタンド材を設け
たことを特徴とする請求項3記載の緊急避難用運搬車。 - 【請求項6】 上記クローラ装置を、前転輪と後転輪と
に跨ってクローラを巻装して構成し、 前記前転輪に、常時は前転輪の回動を制動し、切換手段
によって制動を解除するブレーキ機構を設けたことを特
徴とする請求項3記載の緊急避難用運搬車。 - 【請求項7】 上記スタンド材を、側面視形状略L字型
の枠体で形成してなることを特徴とする請求項1,5記
載の緊急避難用運搬車。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26960496A JP3866802B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-10-11 | 緊急避難用運搬車 |
US08/741,978 US5797606A (en) | 1996-01-23 | 1996-10-31 | Transporter for patient's emergency escape |
CA002190427A CA2190427C (en) | 1996-01-23 | 1996-11-15 | Transporter for patient's emergency escape |
EP96309164A EP0786396B1 (en) | 1996-01-23 | 1996-12-17 | An emergency transporter for a patient |
AT96309164T ATE206095T1 (de) | 1996-01-23 | 1996-12-17 | Ein rettungs-transportgerät für einen patienten |
DE69615525T DE69615525T2 (de) | 1996-01-23 | 1996-12-17 | Ein Rettungs-Transportgerät für einen Patienten |
AU10071/97A AU686959B2 (en) | 1996-01-23 | 1997-01-08 | Transporter for patient's emergency escape |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP964196 | 1996-01-23 | ||
JP8-9641 | 1996-01-23 | ||
JP26960496A JP3866802B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-10-11 | 緊急避難用運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09262256A true JPH09262256A (ja) | 1997-10-07 |
JP3866802B2 JP3866802B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=32910548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26960496A Expired - Fee Related JP3866802B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-10-11 | 緊急避難用運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3866802B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014020712A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 株式会社サンワ | 緊急避難用運搬車 |
KR102317827B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-10-26 | 한국로봇융합연구원 | 재난 구조용 로봇 시스템 |
KR102332413B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-12-02 | 한국로봇융합연구원 | 재난 구조용 로봇 |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP26960496A patent/JP3866802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014020712A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 株式会社サンワ | 緊急避難用運搬車 |
KR102317827B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-10-26 | 한국로봇융합연구원 | 재난 구조용 로봇 시스템 |
KR102332413B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-12-02 | 한국로봇융합연구원 | 재난 구조용 로봇 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3866802B2 (ja) | 2007-01-10 |
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