JPH0773938B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0773938B2
JPH0773938B2 JP5112086A JP5112086A JPH0773938B2 JP H0773938 B2 JPH0773938 B2 JP H0773938B2 JP 5112086 A JP5112086 A JP 5112086A JP 5112086 A JP5112086 A JP 5112086A JP H0773938 B2 JPH0773938 B2 JP H0773938B2
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正明 松井
源徳 山脇
淳 河合
克己 高津
彰 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、駆動源にモータを用い、そのモータの回転方
向により切り換えを必要とする駆動機構を持つ印字装置
に利用することができる。
従来の技術 本発明の前程例となる駆動機構は第3図から第7図に示
すものである。第4図は印字装置の外観斜視図、第5図
は印字装置におけるモータおよび電極ソレノイドのタイ
ミングチャート、第6図は印字装置における駆動機構部
の平面図、第7図a,bは同機構部におけるアームレバー
部の平面図と断面図を表わしている。これらの図を用い
て説明する。この印字装置は、「印字ヘッド1を用紙に
対しての圧着、離脱する動作」と、「印字ヘッド1を支
持し、熱転写時にはインクリボンカートリッジを搭載可
能としたキャリッジ2を左右へ移動する動作」と、「用
紙29の送り出しまたは引き込みをする動作」とを全て1
個のモータ4により行っている。
まず、「印字ヘッド1を用紙に対しての圧着、離脱する
動作」については、モータ4の回転を歯車15,21,22を介
してカム23に伝達し、このカム23の外周カム面に印字ヘ
ッド圧着,離脱用レバー9を押し当て行う。
また、「印字ヘッド1を支持し、熱転写時にはインクリ
ボンカートリッジを搭載可能としたキャリッジ2を左右
へ移動する動作」は、モータ4の回転を歯車15,11,20を
介し、プーリ歯車20に伝達し、プーリ歯車20に係合し、
かつキャリッジ2が固定されたベルト5を移動させ行
う。
また、「用紙29の送り出しまたは引き込みをする動作」
は、モータ4の回転を歯車24,25,26,34を介し伝達さ
れ、紙送りローラ6に固定されたアイドラ歯車7を回転
させて行う。
次にそれぞれの動作の切り換えについて説明する。
カム23の回転・停止の切り換えは、ピン35を支点とした
クラッチレバー17のテコ動作によりカムクラッチ36を上
下させ、カム歯車22とカム23を係合・離脱させて行う。
また、「キャリッジ2の左右移動動作」と「用紙の送り
出しまたは引き込みをする動作」との切り換えは、ピン
35を支点としたモータクラッチレバー16をテコ動作によ
りモータ4と同期したモータクラッチ33を上下させ、モ
ータ歯車A15またはモータ歯車B34を切り換える。
これらの各動作を切り換える手段として、1個の電磁ソ
レノイド14を用いている。この電磁ソレノイド14の可動
片14bに自由支持されたアクチュエータ14aをモータクラ
ッチレバー16または、カムクラッチレバー17の操作端位
置に移動させるために切り換え用アームレバー13を配し
ている。
この切り換え用アームレバー13は、アームレバー13と同
一回転中心軸に配置されたアイドラ平歯車11と適正な噛
合を行い、圧縮ばね28により回転負荷が与えられた平歯
車12を有している。この配置により、モータ4の回転は
歯車11,15を介して平歯車12へも伝達される。
例えば、モータ4が時計方向の回転をしている場合、ア
ームレバー13に固定された支柱30により支持された平歯
車12は、圧縮ばね28の回転負荷により回転が停止され、
アイドラ平歯車11と一体状態となり、このアイドラ平歯
車11の軸を中心とした回転を行う。この時、平歯車12を
支持しているアームレバー13もアイドラ平歯車11の軸を
中心とした回転動作を行う。
アームレバー13が停止部材27aに当接した時、各歯車の
回転力が圧縮ばね28により回転負荷にうちかって平歯車
12のみが回転する。
モータ4が反時計方向の場合も前記同様の原理により反
対方向の動作となる。したがって、各停止部材27a,27b
の範囲内でアームレバー13を回転揺動させることができ
る。
発明が解決しようとする問題点 この場合、アイドラ平歯車11と平歯車12の噛合は、アー
ムレバー13に対し離れた位置にある。これは、アームレ
バー13と平歯車12の間に圧縮ばね28を配置していること
によるものであるが、アームレバー13の揺動に安定した
トルク伝達が行われない。また、平歯車12回転時、圧縮
ばね28は平歯車12とアームレバー13に当接している為、
耐久性に欠ける。これは、前記不具合を拡大することに
もなる。
そこで本発明は、この様な不具合を解決する為、基本構
造を変えないで、安定した動作、信頼性を確保すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、モータのモータ歯
車と噛合した歯車のボス部をアームレバーに支持された
板ばねによって挟持し、挟持面にフェルト状体を固定し
た構成である。
作用 この構成により、トルク伝達がフェルト状体を介した広
い面で行われ、安定した動作が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1〜3図を用いて説明す
る。尚、第1〜3図において第4図から第7図と同一部
品については同一番号を付して説明は省略する。
第1〜3図において、モータ4が時計方向回転にある場
合、モータ歯車A15と噛合したアイドラ平歯車11は反時
計方向に回転を行う。このアイドラ平歯車11と同一回転
中心軸に配置されたアームレバー13は、U字形状の板ば
ね31の一部を引っ掛けて支持している。この時板ばね31
のU字状内面にはフェルト状体(図示せず)を貼付して
おり、アイドラ平歯車11のボスを挟持し、密着性を増加
させ回転負荷を与えている。アイドラ平歯車11の反時計
方向回転時、挟持した板ばね31には回転負荷により第2
図aの矢印c方向のトルクが伝達される。この時、板ば
ね31の回転トルクは、引っ掛け係合によりアームレバー
13の回転トルクに置換され、アームレバー13は第2図a
の矢印a方向へ停止部27aに当接するまで回転する。モ
ータ4の回転が更に同一方向に続いた場合、アイドラ平
歯車11の回転力が板ばね31の回転負荷にうちかって、ア
イドラ平歯車11のボス部と板ばね31のフェルトとの間で
スリップ状態となる。
アームレバー13の自由端は、電磁ソレノイド14の可動ア
クチュエータ14aを支持しており、印字ヘッドクラッチ
レバー17の一端に対向する位置に設定される。更に、ア
イドラ平歯車11はベルトプーリ20とも噛合しており、キ
ャリッジ2に固定されたベルト5を介してキャリッジ2
を第4図右方向へ移動させる。この状態で、電磁ソレノ
イド14を通電すれば、アクチュエータ14aが吸引され、
印字ヘッドクラッチレバー17を押し上げ、カムクラッチ
22が接続され、モータ4の回転がカム23へ伝達され、印
字ヘッド圧着、離脱レバー9を介して印字ヘッド1の圧
着又は離脱動作が行なわれる。いずれかの動作が終了し
た時点で電磁ソレノイド14への通電を止めると、カムク
ラッチレバー17に対向し配置されたばね19によりクラッ
チが解除され、いずれかの印字ヘッド状態が保たれる。
印字ヘッド1が用紙29に圧着状態で印字ヘッド1にエネ
ルギを印加することにより印字することができる。
印字終了及び印字ヘッド離脱後、モータ4を反時計方向
へ回転させることにより、キャリッジ2を元の位置へ戻
すことができる。この時、アームレバー13は前記同様の
動作により第2図aの矢印b方向へ回転させられ、停止
部27bへ当接し保持される。この時、電磁ソレノイド14
のアクチュエータ14aはモータクラッチレバー16の一端
である操作部に移動される。キャリッジ2が元の位置へ
戻った時点でモータ4の回転を停止し、電磁ソレノイド
14に通電すれば、モータクラッチレバー16によりモータ
スペーサ32上を摺動するモータクラッチ33が操作され、
モータ歯車15の噛合からモータ歯車34の噛合に切り換わ
る。この状態でモータ4を回転すれば紙送りアイドラ歯
車24,25,26,7を介して紙送りローラ6を廻し、用紙の送
り出し又は、引き込みを行うことができる。用紙送り終
了後、モータ4及び電磁ソレノイド14の通電を停止すれ
ば次行の印字準備状態となる。
この様にして、フェルト状体付きの板ばね31を用いるこ
とにより、前記目的を達成すべく印字装置を実現するこ
とができる。
尚、3はプラテン、5はベルト、8は紙送り軸、9は印
字ヘッド圧着,離脱用レバー、10はピンチローラリリー
スレバー、16はモータクラッチレバー、18,19はばね、2
1はカムアイドラ歯車、23はカム、27は駆動部フレー
ム、32はモータスペーサ、33はモータクラッチ、34はモ
ータ歯車、35はピンである。
発明の効果 以上のように本発明の印字装置によれば、安定した動作
と信頼性を得ることができる。又、部品点数の削減、組
立性の改善も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の駆動機構部の平面図、第2
図a,bは同駆動機構部のアームレバー部の平面図と断面
図、第3図aは同モータクラッチ部の部分断面図、bは
同カムクラッチ部の部分断面図、第4図は前程例の印字
装置の外観斜視図、第5図は本発明の前程例となる印字
装置におけるモータ及び電磁ソレノイドのタイミングチ
ャート、第6図は同駆動機構部の平面図、第7図a,bは
同駆動機構部におけるアームレバー部の平面図と断面図
である。 1……印字ヘッド、2……キャリッジ、3……プラテ
ン、4……モータ、5……ベルト、6……紙送りロー
ラ、7……紙送りアイドラ歯車、8……紙送り軸、9…
…印字ヘッド圧着,離脱用レバー、10……ピンチローラ
リリースレバー、11……アイドラ歯車、12……平歯車、
13……アームレバー、14……電磁ソレノイド、14a……
アクチュエータ、15……モータ歯車A、16……モータク
ラッチレバー、17……カムクラッチレバー、18,19……
ばね、20……プーリ歯車、21……カムアイドラ歯車、22
……カム歯車、23……カム、24,25,26……紙送りアイド
ラ歯車、27……駆動フレーム、28……ばね、29……印字
用紙、30……支柱、31……板ばね、32……モータスペー
サ、33……モータクラッチ、34……モータ歯車B、35…
…ピン、36……カムクラッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高津 克己 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙の送り出しまたは引き込みを行う紙送
    り機構と、用紙に印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘ
    ッドを用紙に圧着・離脱させるヘッド圧着・離脱機構
    と、前記印字ヘッドを保持し、かつインクリボンカート
    リッジを搭載したキャリッジと、前記キャリッジを前記
    紙送り機構の左右方向へ移動させるキャリッジ移動機構
    と、前記ヘッド圧着・離脱機構または前記紙送り機構ま
    たは前記キャリッジ移動機構を駆動する1個のモータ
    と、前記モータの回転を前記ヘッド圧着・離脱機構また
    は前記紙送り機構または前記キャリッジ移動機構に伝達
    するために、伝達切替えを行う各々の機構に対応した複
    数のクラッチ切替えレバーと、前記クラッチ切替えレバ
    ーを作動させて各々の機構に前記モータの回転を伝達さ
    せるアクチュエータと、前記アクチュエータを作動させ
    る電磁ソレノイドと、前記複数のクラッチ切替えレバー
    を前記モータの回転方向により選択するアームレバーと
    を備え、前記モータのモータ歯車と噛合した歯車のボス
    部を前記アームレバーに支持された板ばねによって挟持
    し、挟持面にフェルト状体を固定した印字装置。
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