JP2580670B2 - 紙押えレバー開閉機構 - Google Patents

紙押えレバー開閉機構

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JP2580670B2
JP2580670B2 JP63018117A JP1811788A JP2580670B2 JP 2580670 B2 JP2580670 B2 JP 2580670B2 JP 63018117 A JP63018117 A JP 63018117A JP 1811788 A JP1811788 A JP 1811788A JP 2580670 B2 JP2580670 B2 JP 2580670B2
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憲二郎 村上
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタの紙送り装置に用いる紙押えレバー
開閉機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術としては、第7図に示すように大型のソレ
ノイド102を紙押え集合体103、104、105に直接係合さ
せ、その吸引力により、紙押え軸104を印字用紙の引き
込み位置に移動させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、かかる従来の紙押えレバー開閉機構はソレノ
イドで直接紙押え集合体を開閉していたために、プリン
タの電源を切った場合ソレノイドには通電されないので
印字用紙セットは、印字用紙の位置調整を行うと同時
に、紙押え集合体を印字用紙の引き込み位置Cに操作者
が保持していなければならなかった。さらに紙押え集合
体の移動距離が大きいために、ソレノイドも大型となり
コストも高いという問題点を有していた。
そこで、本発明は従来のこのような問題点を解決する
ため、紙押え集合体を、印字用紙をプラテンに圧接する
位置と、印字用紙を引き込む位置にどちらにも安定に保
持し、安価な紙押えレバー開閉機構を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による紙押さえレバー開閉機構は、担持した紙
押さえローラ(8a)をプラテン(3)に接離させるべく
揺動自在に枢支され、かつ端部に枢支部(13)を中心と
する扇形歯部(11c,11d)を備えた紙押さえレバー(1
1)と、扇形歯部(11c,11d)と交互に噛合うセクター歯
部(15a,16a)を備え、かつ互いに噛合い関係にある回
転する一対の歯車(15,16)と、切替え手段(20)によ
り歯車(15,16)と係脱操作されて歯車(15,16)にプラ
テン歯車(3a)の回転駆動力を伝達する歯車(14)とを
備え,切り替え手段(20)を励磁することにより歯車
(14)を歯車(15、16)に係合させセクター歯部(15
a)と扇形歯部(11c)とを噛合して紙押さえローラ(8
a)をプラテン(3)から離した後、セクター歯部(16
a)と扇形歯部(11d)とを噛合して紙押さえローラ(8
a)を再びプラテン(3)に当接させることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図〜第5図は第一の実施例、第6図は第二の実施例
である。
第1図は正面図、第2図は側面図である、第3図はフ
レーム17を内側より見た図である。プリンタの両側のフ
レーム1、2上の軸4、5に回転可能に軸支された紙押
えレバー6、7は複数の紙押えローラ8aが回転可能に保
持された紙押え軸8の両端を各々担持する。紙押えレバ
ー6、7はバネ9、10により、プラテン3に紙押えロー
ラ8aが押しつけられる位置と、紙押えレバー6の波線部
6aがフレーム1上の凸部1aに押しつけられる位置(フレ
ーム2も同様)どちらかに安定した状態で保持される。
バネ9、10は、紙押えレバー6、7の突起6b、7bとフレ
ーム1、2の曲げ部1a、2aとの間にかけ渡されている。
紙送りモータ(図示せず)はその歯車列により駆動力を
伝達し、最終的にプラテン3に固着された歯車3aを回転
し、プラテン3上に印字用紙を移動させる。第2図
(b)に第1図(a)のS−S断面を示す。フレーム17
には前後に案内溝17aが形成されており歯車14がこれら
の案内溝17aによって第2図の左右方向に滑動可能に保
持され、さらに歯車15、16を回転可能に軸支している。
金属によって構成されるトリガー板18は、フレーム17上
に軸19によって回転可能に軸支され、溝〜部18aによっ
て両側より歯車14の軸を拘持する。トリガー板18はバネ
21によりフレームの案内溝17aに従って歯車14とプラテ
ン歯車3aとの歯合を絶つ方向(第2図の時計回転方向)
に付勢されている。フレーム17の裏側に固着されたソレ
ノイド20(第3図)は、通電されると、トリガー板18を
吸引し、それにより、歯車14とプラテン歯車3a、歯車15
と歯合し紙送りモータの駆動力を伝達する。レバー11に
は紙押えレバー6第2図(a)の手前側に固着された軸
12が内側より当接する案内面〜部11a、11bと、歯車15、
16上に設けられた歯部15a、16aと歯合する歯部11c、11d
が設けられている。そしてこのレバー11は歯部11c、11d
のピッチサークルの中心をネジ13によってフレーム1に
回転可能に軸支されている。
次に第4図、第5図により動作を詳細に説明する。通
常、紙押えローラ8aはプラテン3にバネ9、10に押し付
けられ安定に保持されている。歯車14はバネ21により歯
車15との歯合が絶たれており、プラテン歯車3aが回転し
ていてもレバー11は何ら動作を行なわない。ところが、
ソレノイド20に通電を行なうと(第4図)、トリガー板
18がバネ21に打ち勝ち吸引され、案内溝18aに沿って歯
車14を歯車15と歯合する位置に移動させる。紙送りモー
タの駆動力は歯車15、歯車16に伝わるが、歯車16、レバ
ーの歯部11dと歯合する歯部が無い為、ただ回転するだ
けである。しかし歯車15は、歯車15がレバーの歯部11c
と歯合しレバー11をA方向へ回転させる。したがって案
内板11aが軸12と接触し、レバー6をA方向へ回転さ
せ、紙押えレバーの一部6aがフレームの凸部1aに接触す
るまで回転させる。この時点で歯車15aの歯はなくなり
レバーの歯部11cとの歯合が絶たれ、ソレノイドの通電
も切られる。したがって、この位置で再び紙押え軸8は
安定に保持される。次に第5図は逆にB方向へ移動する
図である。この場合、歯車15、歯車16の立場が逆とな
る。
次に、第二の実施例を第6図に示す。第一の実施例に
加えて歯車15にレバー30が固着され、小さな収縮力のバ
ネ31がレバー30に取り付けられている。したがって、紙
送りモータの駆動力を伝達しない時には、この弱いバネ
力により、セクター歯部15a又はセクター歯部16aが各々
歯部11c又は歯部11dと常にどちらかがバックラッシュな
しの状態で噛み合っているので、ソレノイド20に通電し
てレバー30を回動しようとする際にはタイムラグなしに
レバー30が回動を開始し、レバー30の回動を確実に行な
わせることができる。
〔発明の効果〕
本発明による紙押さえレバー開閉機構は、以上説明し
たように、歯車輪列部に遊星歯車を着脱させて紙送りモ
ータの動力を伝達させ又は断絶させる際、遊星歯車を着
脱させる変位手段を小型にすることができるという効果
がある。また、歯車輪列部へ紙送りモータの動力を遊星
歯車により伝達するので、歯車輪列部の負荷を輪列の減
速比により小さくできるので、紙送りモータを小型にで
きるという効果がある。さらに、紙送りモータの駆動に
従って印字用紙が搬送される際、搬送経路上の経路位置
に応じて遊星歯車を歯車輪列部に接離することにより紙
押さえローラの接離を行うことができ、しかも、引き続
いて紙押さえローラがプラテンに当接する際には、プラ
テン歯車の回転駆動力をセクター歯部と扇形歯部に伝達
することにより、紙押さえローラの紙押さえレバーを付
勢する力に抗しながら紙押さえレバーが回動するので、
紙押さえローラを印字用紙に対しなめらかに当接させる
ことができることになり、歯車輪列部のバックラッシュ
および紙押さえローラの印字用紙への当接時に起因する
印字品質の劣化がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す平面図。 第2図〜第5図は第一の実施例を示す断面図。 第6図は第二の実施例を示す図。 第7図は従来の実施例を示す断面図。 1、2……フレーム 3、101……プラテン 6、7、103……紙押えレバー 8、104……紙押え軸 13a、14、15、16……歯車 17……フレーム 20,102……ソレノイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担持した紙押さえローラ(8a)をプラテン
    (3)に接離させるべく揺動自在に枢支され、かつ端部
    に枢支部(13)を中心とする扇形歯部(11c,11d)を備
    えた紙押さえレバー(11)と、 前記扇形歯部(11c,11d)と交互に噛合うセクター歯部
    (15a,16a)を備え、かつ互いに噛合い関係にある回転
    する一対の歯車(15,16)と、 切替え手段(20)により前記歯車(15,16)と係脱操作
    されて前記歯車(15,16)にプラテン歯車(3a)の回転
    駆動力を伝達する歯車(14)とを備え, 前記切り替え手段(20)を作用させることにより歯車
    (14)を前記歯車(15、16)に係合させ前記セクター歯
    部(15a)と前記扇形歯部(11c)とを噛合して前記紙押
    さえローラ(8a)を前記プラテン(3)から離した後、
    前記セクター歯部(16a)と前記扇形歯部(11d)とを噛
    合して前記紙押さえローラ(8a)を再び前記プラテン
    (3)に当接させることを特徴とする紙押さえレバー開
    閉機構。
JP63018117A 1988-01-28 1988-01-28 紙押えレバー開閉機構 Expired - Lifetime JP2580670B2 (ja)

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