JPH0773663A - 半導体記憶装置及びその駆動方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその駆動方法

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JPH0773663A
JPH0773663A JP5216028A JP21602893A JPH0773663A JP H0773663 A JPH0773663 A JP H0773663A JP 5216028 A JP5216028 A JP 5216028A JP 21602893 A JP21602893 A JP 21602893A JP H0773663 A JPH0773663 A JP H0773663A
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memory
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泰廣 田中
Tetsuya Tanabe
哲也 田邉
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聡 田野井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1のメモリアレイ31に対する書込み及び
読出し動作のリセット動作と、次に活性化される第2の
メモリアレイ32に対する書込み及び読出し動作のセッ
ト動作とを、タイミング的にオーバラップして行うこと
を可能にし、DRAMの占有面積を広げることなく、メ
モリ動作時間の短縮化を図る。 【構成】 メモリアレイ31に対するアクセスが終了し
た後、切替素子51aをオフし、ワード線WL31をリ
セットし、センスアンプ列40をリセットしてビット線
対イコライズ素子51bでビット線対BL31a/BL
31bをイコライズすることにより、リセット動作を行
う。このリセット動作とタイミング的に重複して、メモ
リアレイ32のワード線WL32を駆動し、ビット線対
イコライズ素子52bをオフした後に切替素子52aを
オンし、該メモリアレイ32に対するアクセスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(以下、DRAMという)等の半
導体記憶装置とその駆動方法、特にそのアドレスに基づ
くメモリアレイ制御回路と制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の半導体記憶装置の一つで
あるDRAMの要部の構成図である。このDRAMは、
複数のメモリアレイ1,2,…を備えている。メモリア
レイ1は、複数のワード線WL11,WL12,…と、
それと交差配置された複数の相補的なビット線対BL1
1a/BL11b,BL12a/BL12b,…とを有
し、それらの各交差箇所に情報蓄積用のメモリセル1a
が接続されてマトリクス状に配列されている。他のメモ
リアレイ2も同様に、複数のワード線WL21,22,
…及びビット線対BL21a/BL21b,BL22a
/BL22b,…を有し、それらの各交差箇所にメモリ
セル2aが接続されてマトリクス状に配列されている。
各メモリアレイ1,2には、活性化信号SAE1,SA
E2によってそれぞれ活性化される複数のセンスアンプ
からなるセンスアンプ列11,12がそれぞれ接続され
ている。そして、各メモリアレイ1,2に対し、ロウア
ドレス(行アドレス)に基づくワード線選択とカラムア
ドレス(列アドレス)に基づくビット線対選択とによ
り、各メモリセル1a,2aへの情報の書込みや、ある
いは情報の読出しが行えるようになっている。
【0003】図3は、図2のメモリアレイ1のアクセス
後に再度メモリアレイ1がアクセスされる場合の動作
(メモリアレイ1→1)タイミング図である。例えば、
アドレスに基づきメモリアレイ1が選択され、そのワー
ド線WL11が駆動されると、初期状態が電源電圧VC
Cとグランド(GND)レベルの中間の電位HVCCに
保たれている相補的なビット線対BL11a/BL11
bに、それに接続されたメモリセル1aに蓄えられた電
荷によって微少な電位差が現われる。活性化信号SAE
1によってセンスアンプ列11内のセンスアンプが全て
活性化されると、そのセンスアンプによってビット線対
BL11a/BL11b上の電位差が検知、増幅され、
図示しない外部のデータ入出力回路へ出力される。その
後、ワード線WL11がGNDレベルに落ち、ビット線
対BL11a/BL11bが初期状態の中間電位HVC
Cにイコライズ(同電位化)される。さらに、連続して
同じメモリアレイ1が選択される場合、ビット線対BL
11a/BL12bが中間電位HVCCにイコライズさ
れた後、ワード線WL12が立ち上がってビット線対B
L12a/BL12bに、それに接続されたメモリセル
1aの情報が読出される。
【0004】図4は、図2のメモリアレイ1がアクセス
された後に他のメモリアレイ2のアクセスが行われる場
合の動作(メモリアレイ1→2)タイミング図である。
例えば、メモリアレイ1が選択され、書込みあるいは読
出し動作が終了した後、他のメモリアレイ2が選択され
る場合、メモリアレイ1内の負荷の大きなワード線WL
11をGNDレベルにリセットし、ビット線対BL11
a/BL11bを中間電位HVCCにイコライズする動
作とタイミング的に重複させて、他のメモリアレイ2の
ワード線WL21を駆動し、メモリセル2aの情報をビ
ット線対BL21a/BL21bに読出す動作を行うこ
とができる。
【0005】図5は、従来の他のDRAMの要部の構成
図である。このDRAMでは、メモリアレイ1と2の間
に共通のセンスアンプ列10が設けられ、該センスアン
プ列10とメモリアレイ1との間にスイッチ手段21が
設けられると共に、該センスアンプ列10とメモリアレ
イ2との間にスイッチ手段22が設けられている。セン
スアンプ列10は、活性化信号SAEによって活性化さ
れる複数のセンスアンプ10aと、反転活性化信号SA
N(但し、Nは反転を意味する)により活性化されて該
センスアンプ10aの検知、増幅端子の電位を中間電位
HVCCにリセットするセンスアンプリセット素子10
bとを、有している。スイッチ手段21は、活性化信号
SW1によってメモリアレイ1とセンスアンプ列10と
の間をオン,オフする回路である。同様に、スイッチ手
段22は、活性化信号SW2によってセンスアンプ列1
0とメモリアレイ2との間をオン,オフする回路であ
る。
【0006】図6は、図5のメモリアレイ1に対するア
クセスを行った後、同じメモリアレイ1のアクセスを行
う場合の動作(メモリアレイ1→1)タイミング図であ
る。例えば、アドレスに基づきメモリアレイ1が選択さ
れ、そのワード線WL11が駆動されると、初期状態が
中間電位HVCCに保たれている相補的なビット線対B
L11a/BL12bに、それに接続されたメモリセル
1aに蓄えられた電荷によって微少な電位差が現われ
る。スイッチ手段21を活性化信号SW1によってオン
し、メモリアレイ1とセンスアンプ列10とを接続す
る。センスアンプ列10内のセンスアンプ11aを活性
化信号SAEによって活性化すると、ビット線対BL1
1a/BL12b上の微少な電位差が検知、増幅され、
外部のデータ入出力回路へ出力される。その後、ワード
線WL11がGNDレベルに落ち、ビット線対BL11
a/BL11bが中間電位HVCCにイコライズされ
る。さらに、連続して同じメモリアレイ1が選択される
場合、該メモリアレイ1のビット線対BL11a/BL
11bが中間電位HVCCにイコライズされる。その
後、メモリアレイ1のワード線WL12を立ち上げ、ビ
ット線対BL12a/BL12bにメモリセル1aの情
報を読出す。
【0007】図7は、図5のメモリアレイ1をアクセス
した後に他のメモリアレイ2をアクセスする場合の動作
(メモリアレイ1→2)タイミング図である。例えば、
メモリアレイ1が選択され、そのメモリセル1aの書込
み又は読出し動作が終了した後、他のメモリアレイ2が
選択される場合、該メモリアレイ1内の負荷の大きなワ
ード線WL11をGNDレベルにリセットし、活性化信
号SAEN によってセンスアンプ列10内のセンスアン
プリセット素子10bを活性化する。これにより、セン
スアンプ10aとメモリアレイ1のビット線対BL11
a/BL11bが、中間電位HVCCにイコライズされ
る。次に、活性化信号SW1によってスイッチ手段21
をオフ状態にし、センスアンプ列10とビット線対BL
11a/BL11bとを切り、他のメモリアレイ2のワ
ード線WL21を駆動し、そのメモリセル2aの情報を
ビット線対BL21a/BL21bに読出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DRAMでは次のような問題があり、それを解決するこ
とが困難であった。 (1) DRAMは、微細化によって配線の寄生抵抗及
び寄生容量が増加し、高速化の妨げになっている。特
に、ワード線及びビット線における遅延が大きくなって
いる。このため、従来の図2のDRAMでは、図4に示
すように、アドレスに基づきメモリアレイ1が選択され
てそれに対する書込み又は読出し動作が終了した後、他
のメモリアレイ2が選択される場合、負荷の大きなワー
ド線WL11をGNDレベルにリセットし、センスアン
プ列11をリセットしてビット線対BL11a/BL1
1bをイコライズするためのリセット動作とタイミング
的に重複させて、他のメモリアレイ2のワード線WL2
1を駆動し、そのメモリセル2aの情報をビット線対B
L21a/BL21bに読出すためのセット動作を行
い、高速化を図っている。ところが、図2のDRAMに
おいて、メモリアレイ1のリセット動作とメモリアレイ
2のセット動作を重複して行うので、各メモリアレイ
1,2毎にセンスアンプ列11,12を配置しなければ
ならない。そのため、DRAM全体の占有面積が大きく
なってしまう。 (2) 前記のようなDRAM全体の占有面積を小さく
するため、図5のDRAMのように、2つのメモリアレ
イ1,2に対して1つのセンスアンプ列10を共有する
構成にすればよい。しかし、このような構成にすると、
活性化信号SAENによってセンスアンプ10aのリセ
ットとビット線対のイコライズ動作とを同時に行わなけ
ればならない。そのため、メモリアレイ1が選択されて
それに対する書込み又は読出し動作が終了した後、他の
メモリアレイ2が選択される場合において、負荷の大き
なワード線WL11をGNDレベルにリセットし、セン
スアンプ10aをリセットしてビット線対BL11a/
BL11bをイコライズするためのリセット動作と、他
のメモリアレイ2のワード線WL21を駆動し、そのメ
モリセル2aの情報をビット線対BL21a/BL21
bに読出すためのセット動作とを、タイミング的に重複
して行うことができない。
【0009】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、一方のメモリアレイの書込みあるいは読出し動
作のリセット動作と、次に活性化される他方のメモリア
レイの書込みあるいは読出し動作のセット動作とを、タ
イミング的に重複して行うためには、各メモリアレイ毎
にセンスアンプ列を配置しなければならないので、DR
AM全体の占有面積が大きくなってしまうという問題を
解決し、2つのメモリセルアレイが1つのセンスアンプ
列を共有する構成で、かつ一方のメモリアレイの書込み
及び読出し動作のリセット動作と、次に活性化される他
方のメモリアレイの書込み及び読出し動作のセット動作
とを、タイミング的に重複して行うことが可能な半導体
記憶装置及びその駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、複数のワード線及びビット線対の交
差箇所にそれぞれ接続された情報蓄積用のメモリセルが
配列された少なくとも2つの第1及び第2のメモリアレ
イと、前記第1と第2のメモリアレイ間に配列され、前
記ビット線対の電位差を検知、増幅するセンスアンプ列
と、前記第1のメモリアレイと前記センスアンプ列を接
続する第1のスイッチ手段と、前記第2のメモリアレイ
と前記センスアンプ列を接続する第2のスイッチ手段と
を備え、ロウアドレスに基づく前記ワード線の選択動作
と、カラムアドレスに基づく前記ビット線対の選択動作
とにより、前記メモリセルへの情報の書込み又は情報の
読出しを行う半導体記憶装置において、次のような手段
を講じている。即ち、前記センスアンプ列は、前記ビッ
ト線対の電位差が現われる検知、増幅端子上の該電位差
を検知、増幅する複数のセンスアンプと、前記検知、増
幅端子を同電位にするセンスアンプリセット素子とを有
している。前記第1のスイッチ手段は、前記第1のメモ
リアレイのビット線対を同電位にする第1のビット線対
イコライズ素子と、前記センスアンプを接続する第1の
切替素子とを有している。さらに、前記第2のスイッチ
手段は、前記第2のメモリアレイのビット線対を同電位
にする第2のビット線対イコライズ素子と、前記センス
アンプを接続する第2の切替素子とを有している。
【0011】第2の発明では、第1の発明の半導体記憶
装置に第1の駆動回路を設けている。第1の駆動回路
は、前記第1のメモリアレイのワード線の非活性動作及
び前記ビット線対を同電位にするイコライズ動作と、前
記第2のメモリアレイのビット線対の電位差の検知、増
幅動作とが、全部又は一部において重複するタイミング
で行われるように前記センスアンプを駆動する回路であ
る。さらに、前記第1,第2のビット線対イコライズ素
子をそれぞれ駆動する第2,第4の駆動回路と、前記第
1,第2の切替素子をそれぞれ駆動する第3,第5の駆
動回路と、前記センスアンプリセット素子を駆動する第
6の駆動回路と、メモリアレイ選択状態検出手段とが、
設けられている。メモリアレイ選択状態検出手段は、前
記ロウアドレスに基づき前記第1又は第2のメモリアレ
イが選択された動作に続いて前記第2又は第1のメモリ
アレイが選択されたことを検出する機能を有し、前記第
1、第2、第3、第4、第5及び第6の駆動回路をそれ
ぞれ独立に制御する機能を有している。
【0012】第3の発明では、第1の発明の半導体記憶
装置を用い、前記第1のメモリアレイに対するアクセス
が終了した後、前記第1の切替素子をオフ状態にし、前
記第1のメモリアレイのワード線をリセットし、前記セ
ンスアンプ列をリセットして前記第1のビット線対イコ
ライズ素子で前記第1のメモリアレイのビット線対をイ
コライズするリセット動作を実行する。このリセット動
作とタイミング的に重複して、前記第2のメモリアレイ
のワード線を駆動し、前記第2のビット線対イコライズ
素子をオフ状態にした後に前記第2の切替素子をオン状
態にし、前記第2のメモリアレイに対するアクセスを行
うセット動作を、実行するようにしている。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、以上のように半導体記憶
装置を構成したので、例えば、第1のメモリアレイに対
するアクセスを行った後、第2のメモリアレイのアクセ
スを行う場合、該第1のメモリアレイに対するアクセス
が終了した後、第1のスイッチ手段内の第1の切替素子
をオフ状態にし、第1のメモリアレイのワード線をリセ
ットし、センスアンプ列をリセットして第1のビット線
対イコライズ素子で第1のメモリアレイのビット線対を
イコライズする。このようなリセット動作とタイミング
的に重複して、第2のメモリアレイのワード線を駆動
し、第2のビット線対イコライズ素子をオフ状態にした
後、第2のスイッチ手段内の第2の切替素子をオン状態
にし、第2のメモリアレイに対するアクセスを行う。第
2の発明によれば、例えば、第1のメモリアレイのアク
セスの後に第2のメモリアレイのアクセスを行う場合、
メモリアレイ選択状態検出手段によって第1〜第6の駆
動回路がそれぞれ独立に制御され、それらの駆動回路に
よって第1の発明と同様の動作が行われる。第1のメモ
リアレイに対するアクセスが終了すると、それがメモリ
アレイ選択状態検出手段で検出され、そのメモリアレイ
選択状態検出手段の出力によって第1〜第6の駆動回路
が制御され、第1のメモリアレイに対するアクセスが行
われる。第3の発明によれば、第1の発明の半導体記憶
装置を用いて第1のメモリアレイに対するアクセスを行
い、その終了とタイミング的に重複して第2のメモリア
レイに対するアクセスを行えば、半導体記憶装置におけ
るアクセス速度の向上が図れる。従って、前記課題を解
決できるのである。
【0014】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の実施例を示す半導体記憶装置の一つで
あるDRAMの要部の構成図である。このDRAMは、
複数のメモリアレイ31,32…,を有している。例え
ば、メモリアレイ31は、複数のワード線WL31と、
それらに交差配置された複数の相補的なビット線対BL
31a/BL31bとを有し、それらの各交差箇所に情
報蓄積用のメモリセル31aがそれぞれ接続されてマト
リクス状に配列されている。メモリセル31aは、例え
ば、伝送用MOSトランジスタとMOSキャパシタから
なる1トランジスタ型メモリセルで構成されている。こ
のメモリアレイ31では、ロウアドレスに基づくワード
線選択とカラムアドレスに基づくビット線対選択とによ
り、メモリセル31aへの情報の書込みあるいは読出し
が行えるようになっている。同様に、他のメモリアレイ
32も、複数のワード線WL32及びビット線対BL3
2a/BL32bを有し、それらの各交差箇所にメモリ
セル32aが接続されてマトリクス状に配列されてい
る。メモリアレイ31と32との間には、センスアンプ
列40が設けられている。センスアンプ列40は、活性
化信号SAEによって活性化される複数のセンスアンプ
41と、その信号の検知、増幅端子Na,Nbに接続さ
れ、反転活性化信号SAEN によって活性化されるセン
スアンプリセット素子42とを、有している。各センス
アンプ41は、メモリセルの電荷による蓄積情報によっ
て生じたビット線対上の電位差を検知、増幅する機能を
有し、フリップフロップ等で構成されている。このセン
スアンプ41は、例えば、信号量が数十〜数百ミリボル
トと小さい1トランジスタ型メモリセルを適用する場合
に必要とされる。センスアンプリセット素子42は、反
転活性化信号SAEN によって活性化され、信号の検
知、増幅端子Na,Nbの電位を中間電位HVCCにリ
セットする機能を有している。
【0015】センスアンプ列40とメモリアレイ31と
の間にはそれら両者間を接続する第1のスイッチ手段5
1が設けられると共に、該センスアンプ列40とメモリ
アレイ32との間にもそれら両者間を接続する第2のス
イッチ手段52が設けられている。スイッチ手段51
は、活性化信号SW1によってメモリアレイ31のビッ
ト線対BL31a/BL31bとセンスアンプ列40と
を接続するトランスファゲート等で構成された第1の切
替素子51aと、第1のビット線対イコライズ素子51
bとを有している。ビット線対イコライズ素子51b
は、活性化信号EQ1に基づき、メモリアレイ31が活
性化されていないプリチャージ時に、ビット線対BL3
1a/BL31bを中間電位HVCCに保持する機能を
有している。同様に第2のスイッチ手段52も、活性化
信号SW2によってメモリアレイ32のビット線対BL
32a/BL32bとセンスアンプ列40とを接続する
トランスファゲート等で構成された第2の切替素子52
aと、メモリアレイ32が活性化されていないプリチャ
ージ時に活性化信号EQ2によってビット線対BL32
a/BL32bを中間電位HVCCに保持する第2のビ
ット線対イコライズ素子52bとを、有している。これ
らのスイッチ手段51,52を介して、メモリアレイ3
1のビット線対BL31a/BL31bと、メモリアレ
イ32のビット線対BL32a/BL32bとが、単一
(共有)のセンスアンプ列40によって相互に接続され
ている。
【0016】図8は、図1のメモリアレイ31のアクセ
ス後に他のメモリアレイ32をアクセスする場合の動作
(メモリアレイ31→32)タイミング図である。例え
ば、メモリアレイ31をアクセスする場合、ロウアドレ
スに基づくワード線選択により、“L”の活性化信号E
Q1によってスイッチ手段51内のビット線対イコライ
ズ素子51bを非活性化し、該メモリアレイ31のワー
ド線WL31を駆動して“H”に立ち上げる。ワード線
WL31が“H”に立ち上がると、ビット線対BL31
a/BL31bにメモリセル31aの蓄積情報が読出さ
れる。活性化信号SW1を“H”にしてスイッチ手段5
1内の切替素子51aをオンし、ビット線対BL31a
/BL31bとセンスアンプ列40内のセンスアンプ4
1とを接続する。活性化信号SAEを“H”にしてセン
スアンプ列40内のセンスアンプ41を活性化し、ビッ
ト線対BL31a/BL31bの電位差を検知、増幅す
る。この際、反転活性化信号SAEN が“L”になって
いるので、センスアンプリセット素子42は動作してい
ない。
【0017】次に、センスアンプ41で増幅された読出
し情報を、図示しない外部のデータ入出力回路へ出力し
た後、活性化信号SW1を“H”にしてスイッチ手段5
1内の切替素子51aをオフ状態にし、センスアンプ列
40とビット線対BL31a/BL31bとを切り離
す。メモリセル31aの蓄積情報の破壊を防ぐために、
まず、メモリアレイ31のワード線WL31をGNDレ
ベルにし、活性化信号EQ1を“H”にしてビット線対
イコライズ素子51bにより、ビット線対BL31a/
BL31bを中間電位HVCCにイコライズする。これ
と同時に、反転活性化信号SAEN によってセンスアン
プ列40内のセンスアンプリセット素子42を活性化
し、検知、増幅端子Na,Nbを中間電位HVCCにリ
セットする。一方、前記の活性化信号SW1によって切
替素子51aでセンスアンプ列40とビット線対BL3
1a/BL31bとが切り離された直後、活性化信号E
Q2を“L”にしてスイッチ手段52内のビット線対イ
コライズ素子52bを非活性化し、メモリアレイ32の
ワード線WL32を“H”に駆動し、ビット線対BL3
2a/BL32bにメモリセル32aの情報を読出す。
活性化信号SW2を“H”にしてスイッチ手段52内の
切替素子52aを活性化し、ビット線対BL32a/B
L32bとセンスアンプ列40とを接続し、センスアン
プ41で該ビット線対BL32a/BL32bの電位差
を増幅する。このように、図8の動作では、切替素子5
1aを切った直後のワード線WL31の立ち下げ及びビ
ット線対BL31a/BL31bのイコライズ動作と、
ワード線WL32の駆動及びビット線対BL32a/B
L32bへのメモリセル蓄積情報の読出し動作とを、タ
イミング的に重複して行うことができる。従って、DR
AM全体として占有面積を広げることなく、メモリ動作
時間の短縮が可能となり、動作を高速化できる。
【0018】図9は、図1のメモリアレイ31内のメモ
リセル31aの情報を読出した後に、該メモリアレイ3
1とセンスアンプ列40を共有しない図示しない他のメ
モリアレイ33のメモリセル情報を読出す場合の動作
(メモリアレイ31→33)タイミング図である。例え
ば、メモリアレイ31をアクセスする場合、ロウアドレ
スに基づくワード線選択により、活性化信号EQ1を
“L”にしてスイッチ手段51内のビット線対イコライ
ズ素子51bを非活性化し、メモリアレイ31のワード
線WL31を“H”に駆動し、ビット線対BL31a/
BL31bにメモリセル31aの蓄積情報を読出す。活
性化信号SW1を“H”にし、スイッチ手段51内の切
替素子51aをオン状態にしてビット線対BL31a/
BL31bとセンスアンプSWとを接続する。活性化信
号SAEを“H”にしてセンスアンプ41を活性化し、
ビット線対BL31a/BL31bの電位差を増幅す
る。センスアンプ41で増幅されたメモリセル31aの
読出し情報を、図示しない外部のデータ出力回路から出
力した後、活性化信号SW1を“L”にして切替素子5
1aをオフ状態とし、センスアンプ41とビット線対B
L31a/BL31bとを切り離す。メモリセル31a
の蓄積情報の破壊を防ぐため、ワード線WL31をGN
Dレベルにし、活性化信号EQ1を“H”にしてスイッ
チ手段51内のビット線対イコライズ素子51bによっ
てビット線対BL31a/BL31bを中間電位HVC
Cにイコライズする。同時に、反転活性化信号SAEN
を“H”にしてセンスアンプ列40内のセンスアンプリ
セット素子42を活性化し、検知、増幅端子Na,Nb
を中間電位HVCCにリセットする。
【0019】図示しない他のメモリアレイ33は、メモ
リアレイ31とセンスアンプ列40を共有していないた
め、スイッチ手段51内の切替素子51aによってセン
スアンプ41とビット線対BL31a/BL31bとを
切り離すタイミングに関係なく、メモリアレイ33内の
ワード線WL33を“H”レベルに駆動し、以降のメモ
リ動作をメモリアレイ31のリセット動作とオーバーラ
ップさせることができる。そのため、メモリアレイ31
のアクセスを行った後、該メモリアレイ31とセンスア
ンプ列40を共有する他のメモリアレイ32のアクセス
を行う場合、図8に示すように、共有しているセンスア
ンプ列40の検知、増幅端子Na,Nbのリセットを行
ってからビット線対BL32a/BL32bの増幅を行
わなければならない。これに対し、メモリアレイ31の
アクセスを行った後、該メモリアレイ31とセンスアン
プ列40を共有しない他のメモリアレイ33のアクセス
を行う場合、異なるセンスアンプ列40を活性化してお
り、該メモリアレイ33の活性化は、メモリアレイ31
に接続されたセンスアンプ41の検知、増幅端子Na,
Nbのリセットのタイミングを待つ必要がない。従っ
て、図9に示すように、ワード線WL31の立ち下げ及
びビット線対BL31a/BL31bのイコライズ動作
と、ワード線WL33の駆動及びビット線対BL33a
/BL33bへのメモリセル蓄積情報の読出し動作との
重複する時間を長くできる。
【0020】第2の実施例 図10は、本発明の第2の実施例を示す半導体記憶装置
の一つであるDRAMの概略の構成図であり、第1の実
施例を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。このDRAMでは、第1,第2のメモリ
アレイ31,32に対し、ロウアドレスをデコードして
ワード線WL31,WL32を選択する第1,第2のロ
ウデコーダ61,62と、該ロウデコーダ61,62の
出力によってワード線WL31,WL32を駆動する第
1,第2のワードドライバ71,72とが接続されてい
る。第1,第2のメモリアレイ31,32には、カラム
アドレスをデコードしてビット線対BL31a/BL3
1b,BL32a/BL32bを選択する第1,第2の
カラムデコーダ81,82と、該カラムデコーダ81,
82で駆動され、センスアンプ列40で増幅されたメモ
リセル情報を図示しないデータ入出力回路へ出力すると
共に該データ入出力回路からの書込み情報をビット線対
BL31a/BL31b,BL32a/BL32bへ出
力する第1,第2のビット線対選択回路91,92と
が、接続されている。センスアンプ列40内の複数のセ
ンスアンプ41には第1の駆動回路101、スイッチ手
段51内のビット線対イコライズ素子51bには第2の
駆動回路102、該スイッチ手段51内の切替素子51
aには第3の駆動回路103、スイッチ手段52内のビ
ット線対イコライズ素子52bには第4の駆動回路10
4、該スイッチ手段52内の切替素子52aには第5の
駆動回路105、及びセンスアンプ列40内のセンスア
ンプリセット素子42には第6の駆動回路106が、そ
れぞれ接続されている。各駆動回路101〜106は、
例えば2段のインバータで構成され、活性化信号SA
E,EQ1,SW1,EQ2,SW2,SAEN をそれ
ぞれ出力する機能を有している。
【0021】さらに、本実施例のDRAMでは、外部ア
ドレスADを入力するアドレスバッファ110が設けら
れ、それにはアドレスマルチプレクサ120を介してメ
モリアレイ選択状態検出手段200が接続されている。
アドレスマルチプレクサ120は、内部ラッチ回路を有
し、外部アドレスADからアドレスバッファ110を介
してロウアドレスが該内部ラッチ回路にラッチされる
と、外部からの該ロウアドレスの入力が不要とされ、又
メモリ動作開始時点ではカラムアドレスの入力が不要と
されることに着目し、該アドレスバッファ110からロ
ウアドレスとカラムアドレスとをタイミングをずらして
同一の外部端子から取り込む回路である。このアドレス
マルチプレクサ120を設けることにより、外部端子数
を半分にできる。アドレスマルチプレクサ120内の内
部ラッチ回路にロウアドレスがラッチされた後、該アド
レスマルチプレクサ120の出力により、ビット線対選
択回路91,92を駆動するカラムデコーダ81,82
が活性化されるようになっている。メモリアレイ選択状
態検出手段200は、ロウアドレスに基づくアドレスマ
ルチプレクサ120の出力を入力し、メモリアレイ31
(又は32)が選択された動作に続いて他のメモリアレイ
32(又は31)が選択されたことを検出する機能を有
し、選択されたメモリアレイ31又は32を活性化する
ロウデコーダ61,62及びワードドライバ71,72
を制御すると共に、各駆動回路101〜106をそれぞ
れ独立して制御するためにそれらに制御信号SAE1
0,EQ10,SW10,EQ20,SW20,SAE
N 10を出力する機能を有している。
【0022】図11は、図10のメモリアレイ選択状態
検出手段200の回路図である。このメモリアレイ選択
状態検出手段200は、アドレスマルチプレクサ120
より与えられるメモリアレイ31を選択するための選択
信号S121とメモリアレイ32を選択するための選択
信号S122とをそれぞれデコードする2つのNAND
ゲート201,202を有している。NANDゲート2
01の出力側にはフリップフロップ(以下、FFとい
う)211,213,214が接続されると共に、NA
NDゲート202の出力側にも、FF212,213,
214が接続されている。各FF211〜214は、2
個のNANDゲートがたすきがけ接続された構成であ
る。そのうち、FF211は、NANDゲート201の
出力信号S201の“L”への立ち下がりによって出力
が“H”となり、ロウデコーダ61を活性化するための
活性化信号R1の“L”への立ち下がりによって出力が
“L”に立ち下がる回路である。FF212は、NAN
Dゲート202の出力信号S202の“L”への立ち下
がりによって出力が“H”に立ち上がり、ロウデコーダ
62を活性化するための活性化信号R2の“L”への立
ち下がりによって出力が“L”に立ち下がる回路であ
る。活性化信号R1,R2は、例えば、動作の遅いワー
ド線を駆動する信号であり、センスアンプ列40とメモ
リアレイ31,32とが切り離され、ワード線がGND
レベルになった後にビット線がイコライズされることを
示している。
【0023】FF213は、NANDゲート201の出
力信号S201の“L”への立ち下がりによって出力が
“H”に立ち上がり、クロック信号φの“L”への立ち
下がりによって出力が“L”に立ち下がる回路である。
FF214は、NANDゲート202の出力信号S20
2の“L”への立ち下がりによって出力が“H”に立ち
上がり、クロック信号φの“L”への立ち下がりによっ
て出力が“L”に立ち下がる回路である。クロック信号
φは、制御信号SW10,SW20をリセットするため
の信号である。FF211の出力側には、制御信号EQ
10を出力するためのインバータ221が接続されてい
る。FF212の出力側には、制御信号EQ20を出力
するためのインバータ222が接続されている。FF2
13の出力側には、制御信号SW10を出力するための
2段のインバータ223,224が接続されている。F
F214の出力側には、制御信号SW20を出力するた
めの2段のインバータ225,226が接続されてい
る。又、FF213,214の出力側には、2入力NO
Rゲート227が接続され、該NORゲート227から
制御信号SAEN 10が出力されると共に、それがイン
バータ228で反転されて制御信号SAE10が出力さ
れるようになっている。
【0024】図12は、図11に示すメモリアレイ選択
状態検出手段200の動作タイミング図であり、この図
を参照しつつ図10及び図11の動作を説明する。図1
0のアドレスバッファ110に外部アドレスADが入力
されると、その出力がアドレスマルチプレクサ120へ
送られる。アドレスマルチプレクサ120では、アドレ
スバッファ110の出力を入力し、ロウアドレスとカラ
ムアドレスをタイミングをずらして取り込み、該カラム
アドレスをカラムデコーダ81,82へ送ると共に、該
ロウアドレス等をメモリアレイ選択状態検出手段200
へ送る。メモリアレイ選択状態検出手段200は、ロウ
アドレスに基づくアドレスマルチプレクサ120から出
力されるメモリアレイ31,32の選択信号S121,
S122を入力する。一方の選択信号S121によって
メモリアレイ31が選択され、他方の選択信号S122
によってメモリアレイ32が選択される。例えば、メモ
リアレイ31が選択されると、図11のメモリアレイ選
択状態検出手段200では、インバータ221から制御
信号EQ10、インバータ224から制御信号SW1
0、インバータ228から制御信号SAE10、NOR
ゲート227から制御信号SAEN 10、及びインバー
タ226から制御信号SW20をそれぞれ出力し、駆動
回路102,103,101,106,105へ送る。
すると、各駆動回路102,103,101,106,
105では、入力された制御信号EQ10,SW10,
SAE10,SAEN 10,SW20を駆動し、活性化
信号EQ1,SW1,SAE,SAEN ,SW2,EQ
2をスイッチ手段51、センスアンプ列40及びスイッ
チ手段52へそれぞれ出力する。
【0025】図10のメモリアレイ31では、ロウデコ
ーダ61及びワードドライバ71で選択されたワード線
WL31が駆動され、それに接続されたメモリセル31
aの記憶情報がビット線対BL31a/BL31bに読
出される。このビット線対BL31a/BL31bの電
位差は、第1の実施例と同様に、スイッチ手段51を介
してセンスアンプ列40で検知、増幅される。そして、
アドレスマルチプレクサ120の出力によってカラムデ
コーダ81が活性化され、その出力によってビット線対
選択回路91が動作し、ビット線対BL31a/BL3
1b上のメモリセル情報が、図示しない外部のデータ入
出力回路へ出力される。次に、アドレスマルチプレクサ
120からメモリアレイ32を選択する選択信号S12
2が出力されると、図11のメモリアレイ選択状態検出
手段200では、インバータ224から制御信号SW1
0、インバータ228から制御信号SAE10、NOR
ゲート227から制御信号SAEN 10、インバータ2
26から制御信号SW20、及びインバータ222から
制御信号EQ20をそれぞれ出力し、図10の駆動回路
103,101,106,105,104へ送る。する
と、図10の駆動回路103,101,106,10
5,104から活性化信号SW1,SAE,SAEN
SW2,EQ2がそれぞれ出力され、スイッチ手段5
1、センスアンプ列40及びスイッチ手段52へ送られ
る。これにより、第1の実施例と同様に、メモリアレイ
32に対するアクセスが行なわれる。
【0026】本実施例では、次のような利点を有してい
る。図10のメモリアレイ選択状態検出手段200で
は、アドレスマルチプレクサ120から与えられるロウ
アドレスに基づくメモリアレイ31又は32の選択信号
S121,S122を入力し、各駆動回路101〜10
6をそれぞれ独立に制御する。これらの駆動回路101
〜106から出力される活性化信号によってスイッチ手
段51,52及びセンスアンプ列40が動作する。その
ため、メモリアレイ31(又は32)における書込み及
び読出し動作のリセット動作と、次に活性化されるメモ
リアレイ32(又は31)における書込み及び読出し動
作のリセット動作とを、第1の実施例と同様に、タイミ
ング的にオーバラップして行うことが可能となる。従っ
て、DRAM全体としての装置の占有面積を広げること
なく、メモリ動作時間の短縮が可能となり、動作を高速
化できる。なお、本発明は上記実施例に限定されず、種
々の変形が可能である。例えば、図10のメモリアレイ
選択状態検出手段200を図11以外の回路で構成した
り、あるいは図1及び図10のDRAMに他の回路要素
を付加してもよい。又、本発明は上記実施例のDRAM
に限定されず、他の半導体記憶装置にも適用可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、少なくとも2つの第1と第2のメモリセルア
レイ間に単一(共有)のセンスアンプ列を設け、さらに
該センスアンプ列と第1のメモリアレイとの間に第1の
スイッチ手段を設けると共に、該センスアンプ列と第2
のメモリアレイとの間に第2のスイッチ手段を設け、該
第1と第2のメモリアレイをアクセス制御するようにし
ている。そのため、第1又は第2のメモリアレイにおけ
る書込み及び読出し動作のリセット動作と、次に活性化
される第2又は第1のメモリアレイにおける書込み及び
読出し動作のセット動作とを、タイミング的にオーバラ
ップして行うことが可能となる。従って、半導体記憶装
置全体として装置の占有面積を広げることなく、メモリ
動作時間を短縮でき、動作の高速化が達成できる。第2
の発明によれば、第1,第2のスイッチ手段及びセンス
アンプ列を駆動する第1〜第6の駆動回路を設け、それ
らの駆動回路をメモリアレイ選択状態検出手段によって
それぞれ独立に制御するようにしたので、第1の発明と
同様に、第1又は第2のメモリアレイにおける書込み及
び読出し動作のリセット動作と、次に活性化される第2
又は第1のメモリアレイにおける書込み及び読出し動作
のリセット動作とを、タイミング的にオーバラップして
行うことが可能となる。これにより、半導体記憶装置の
占有面積を広げることなく、メモリ動作時間を短縮でき
る。第3の発明によれば、第1のメモリアレイに対する
アクセスが終了した後、該第1のメモリアレイに対する
リセット動作を実行すると共に、そのリセット動作とタ
イミング的に重複して、第2のメモリアレイに対するセ
ット動作を実行するようにしたので、半導体記憶装置の
アクセス動作を的確かつ高速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すDRAMの要部の
構成図である。
【図2】従来のDRAMの要部の構成図である。
【図3】図2のDRAMの動作(メモリアレイ1→1)
タイミング図である。
【図4】図2のDRAMの動作(メモリアレイ1→2)
タイミング図である。
【図5】従来の他のDRAMの要部の構成図である。
【図6】図5のDRAMの動作(メモリアレイ1→1)
タイミング図である。
【図7】図5のDRAMの動作(メモリアレイ1→2)
タイミング図である。
【図8】図1のDRAMの動作(メモリアレイ31→3
2)タイミング図である。
【図9】図1のDRAMの動作(メモリアレイ31→3
3)タイミング図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示すDRAMの概略
の構成図である。
【図11】図10に示すメモリアレイ選択状態検出手段
の回路図である。
【図12】図11のメモリアレイ選択状態検出手段の動
作タイミング図である。
【符号の説明】
31,32 第1,第2のメモリアレイ 31a,32a メモリセル 40 センスアンプ列 41 センスアンプ 42 センスアンプリセット素子 51,52 第1,第2のスイッチ手段 51a,52a 第1,第2の切替素子 51b,52b 第1,第2のビット線対イコ
ライズ素子 61,62 第1,第2のロウデコーダ 71,72 第1,第2のワードドライバ 81,82 第1,第2のカラムデコーダ 91,92 第1,第2のビット線対選択
回路 101〜106 第1,第2,第3,第4,第
5、第6の駆動回路 110 アドレスバッファ 120 アドレスマルチプレクサ 200 メモリアレイ選択状態検出手
段 BL31a/BL31b,BL32a/BL32b
ビット線対 EQ1,EQ2,SAE,SAEN ,SW1,SW2
活性化信号 Na,Nb 検知、増幅端子 WL31,WL32 ワード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線及びビット線対の交差箇
    所にそれぞれ接続された情報蓄積用のメモリセルが配列
    された少なくとも2つの第1及び第2のメモリアレイ
    と、 前記第1と第2のメモリアレイ間に配列され、前記ビッ
    ト線対の電位差を検知、増幅するセンスアンプ列と、 前記第1のメモリアレイと前記センスアンプ列を接続す
    る第1のスイッチ手段と、 前記第2のメモリアレイと前記センスアンプ列を接続す
    る第2のスイッチ手段とを備え、 ロウアドレスに基づく前記ワード線の選択動作と、カラ
    ムアドレスに基づく前記ビット線対の選択動作とによ
    り、前記メモリセルへの情報の書込み又は情報の読出し
    を行う半導体記憶装置において、 前記センスアンプ列は、前記ビット線対の電位差が現わ
    れる検知、増幅端子上の該電位差を検知、増幅する複数
    のセンスアンプと、前記検知、増幅端子を同電位にする
    センスアンプリセット素子とを有し、 前記第1のスイッチ手段は、前記第1のメモリアレイの
    ビット線対を同電位にする第1のビット線対イコライズ
    素子と、前記センスアンプを接続する第1の切替素子と
    を有し、 前記第2のスイッチ手段は、前記第2のメモリアレイの
    ビット線対を同電位にする第2のビット線対イコライズ
    素子と、前記センスアンプを接続する第2の切替素子と
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記第1のメモリアレイのワード線の非活性動作及び前
    記ビット線対を同電位にするイコライズ動作と、前記第
    2のメモリアレイのビット線対の電位差の検知、増幅動
    作とが、全部又は一部において重複するタイミングで行
    われるように前記センスアンプを駆動する第1の駆動回
    路と、 前記第1,第2のビット線対イコライズ素子をそれぞれ
    駆動する第2,第4の駆動回路と、 前記第1,第2の切替素子をそれぞれ駆動する第3,第
    5の駆動回路と、 前記センスアンプリセット素子を駆動する第6の駆動回
    路と、 前記ロウアドレスに基づき前記第1又は第2のメモリア
    レイが選択された動作に続いて前記第2又は第1のメモ
    リアレイが選択されたことを検出する機能を有し、前記
    第1、第2、第3、第4、第5及び第6の駆動回路をそ
    れぞれ独立に制御するメモリアレイ選択状態検出手段と
    を、 設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の半導体記憶装置を用い、前記
    第1のメモリアレイに対するアクセスが終了した後、 前記第1の切替素子をオフ状態にし、前記第1のメモリ
    アレイのワード線をリセットし、前記センスアンプ列を
    リセットして前記第1のビット線対イコライズ素子で前
    記第1のメモリアレイのビット線対をイコライズするリ
    セット動作を実行すると共に、 前記リセット動作とタイミング的に重複して、前記第2
    のメモリアレイのワード線を駆動し、前記第2のビット
    線対イコライズ素子をオフ状態にした後に前記第2の切
    替素子をオン状態にし、前記第2のメモリアレイに対す
    るアクセスを行うセット動作を、実行することを特徴と
    する半導体記憶装置の駆動方法。
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