JPH0770828B2 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
プリント配線板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0770828B2 JPH0770828B2 JP61010039A JP1003986A JPH0770828B2 JP H0770828 B2 JPH0770828 B2 JP H0770828B2 JP 61010039 A JP61010039 A JP 61010039A JP 1003986 A JP1003986 A JP 1003986A JP H0770828 B2 JPH0770828 B2 JP H0770828B2
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- JP
- Japan
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- hole
- circular
- copper
- clad laminate
- forming
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリント配線板の製造方法に係り、特に半円ス
ルホールを有したプリント配線板の製造方法に関するも
のである。
ルホールを有したプリント配線板の製造方法に関するも
のである。
従来のプリント配線板の製造法は特開昭54−109171にあ
るように銅めっきをスルホール内に施した後、エッチン
グレジストで回路を形成するため、半円スルホールを形
成しようとしてもスルホール内にエッチング液が入り込
み、スルホール導体がなくなってしまうため、半円スル
ホールを有したプリント配線板の製造は不可能であっ
た。
るように銅めっきをスルホール内に施した後、エッチン
グレジストで回路を形成するため、半円スルホールを形
成しようとしてもスルホール内にエッチング液が入り込
み、スルホール導体がなくなってしまうため、半円スル
ホールを有したプリント配線板の製造は不可能であっ
た。
前記従来技術で述べたように、従来技術では半円スルホ
ールを有したプリント配線板の製造は不可能であった。
ールを有したプリント配線板の製造は不可能であった。
本発明の目的は半円スルホールを有したプリント配線板
の製造方法を提供することにある。
の製造方法を提供することにある。
上記目的はスルホール内に導体を形成する工程すなわち
銅めっき工程に化学銅めっきを用いることおよび、その
工程を半円スルホール外形加工の形成後に行なうことに
より達成される。
銅めっき工程に化学銅めっきを用いることおよび、その
工程を半円スルホール外形加工の形成後に行なうことに
より達成される。
半円スルホール内の導体形成に用いる化学銅めっき液
は、触媒に反応し析出,形成される。そのため、化学銅
めっき工程以前にスルホール内に触媒を付与することお
よび、そのスルホールを半円にするための外形加工を行
なうことにより、半円スルホールが形成される。
は、触媒に反応し析出,形成される。そのため、化学銅
めっき工程以前にスルホール内に触媒を付与することお
よび、そのスルホールを半円にするための外形加工を行
なうことにより、半円スルホールが形成される。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明す
る。35μmの銅箔6を有する市販の銅張り積層板を用
い、当該業者の常法に従ってドリル穴あけを行ないスル
ホール穴5を形成する。次いで全面に化学銅めっき用触
媒(シプレイ社製キャタポジット44、Sn−Pd系触媒)を
常法に従って施し第2図となる。次いで市販のフィルム
状感光性樹脂(ドライフィルム日立化成製フォテック86
5 AFT50、アクリル(アクリレート,メタクリレート)
〜ポリエステル共重合体)を用い、スルホール穴と同列
上にスルホール非接続穴(図示せず)を設けた場合、該
スルホール非接続穴を除いてテンティング法によりエッ
チングレジスト7を形成し第3図となる。次いで露出し
ている回路部分以外の銅箔6をCuCl2溶液もしくはアル
カリ性溶液を用いてエッチングにより溶解除去し、非接
続穴の触媒除去処理(例えばホウフッ酸と次亜鉛素酸ソ
ーダの混合液)を行った後、エッチングレジスト7も苛
性ソーダで除去し第4図となる。次いでエンドミルカッ
ターを用いた外形加工装置ルーターを使用し、スルホー
ル穴5を任意の半円状態に加工し、半円スルホール1及
び半円のスルホール非接続穴(図示せず)を形成する。
(第5図)その後、酸洗浄により銅表面を洗浄した後、
通常の化学銅めっき液を用いて化学銅めっきを所定厚み
析出させて半円スルホールを有したプリント配線板を製
造した。
る。35μmの銅箔6を有する市販の銅張り積層板を用
い、当該業者の常法に従ってドリル穴あけを行ないスル
ホール穴5を形成する。次いで全面に化学銅めっき用触
媒(シプレイ社製キャタポジット44、Sn−Pd系触媒)を
常法に従って施し第2図となる。次いで市販のフィルム
状感光性樹脂(ドライフィルム日立化成製フォテック86
5 AFT50、アクリル(アクリレート,メタクリレート)
〜ポリエステル共重合体)を用い、スルホール穴と同列
上にスルホール非接続穴(図示せず)を設けた場合、該
スルホール非接続穴を除いてテンティング法によりエッ
チングレジスト7を形成し第3図となる。次いで露出し
ている回路部分以外の銅箔6をCuCl2溶液もしくはアル
カリ性溶液を用いてエッチングにより溶解除去し、非接
続穴の触媒除去処理(例えばホウフッ酸と次亜鉛素酸ソ
ーダの混合液)を行った後、エッチングレジスト7も苛
性ソーダで除去し第4図となる。次いでエンドミルカッ
ターを用いた外形加工装置ルーターを使用し、スルホー
ル穴5を任意の半円状態に加工し、半円スルホール1及
び半円のスルホール非接続穴(図示せず)を形成する。
(第5図)その後、酸洗浄により銅表面を洗浄した後、
通常の化学銅めっき液を用いて化学銅めっきを所定厚み
析出させて半円スルホールを有したプリント配線板を製
造した。
第6図は、第2図〜第5図に基づく工程説明をより明瞭
に示した工程斜視図である。第7図は、ソルダーレジス
ト及び端子部を含めた斜視図であり、11は加工穴、12は
触媒、13は銅めっき、14は端子部、15はソルダーレジス
トである。この場合には、化学銅めっき前工程に、ラン
ド部、端子部のみを露出させ、他部を耐薬品性のソルダ
ーレジスト印刷でマスキングする工程を加える。
に示した工程斜視図である。第7図は、ソルダーレジス
ト及び端子部を含めた斜視図であり、11は加工穴、12は
触媒、13は銅めっき、14は端子部、15はソルダーレジス
トである。この場合には、化学銅めっき前工程に、ラン
ド部、端子部のみを露出させ、他部を耐薬品性のソルダ
ーレジスト印刷でマスキングする工程を加える。
以上述べたように本発明によれば、従来技術では不可能
であった半円スルホールを有したプリント配線板の製造
が可能となった。
であった半円スルホールを有したプリント配線板の製造
が可能となった。
また、本発明によれは、半円のスルホール穴と同列上に
半円のスルホール非接続穴を設ける場合がある時、該両
半円のスルホール穴、非接続穴を同時に製造することが
可能である。
半円のスルホール非接続穴を設ける場合がある時、該両
半円のスルホール穴、非接続穴を同時に製造することが
可能である。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図から第5図
は本発明の一実施例の工程図、第6図は、第2図〜第5
図に基づく工程説明をより明瞭に示した工程斜視図、第
7図は、ソルダーレジスト及び端子部を含めた斜視図で
ある。 1……半円スルホール 2……基材 3……半円ランド 4……回路パターン 5……スルホール穴 6……基材銅箔 7……エッチングレジスト 8……ランド
は本発明の一実施例の工程図、第6図は、第2図〜第5
図に基づく工程説明をより明瞭に示した工程斜視図、第
7図は、ソルダーレジスト及び端子部を含めた斜視図で
ある。 1……半円スルホール 2……基材 3……半円ランド 4……回路パターン 5……スルホール穴 6……基材銅箔 7……エッチングレジスト 8……ランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 松利 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所戸塚工場内 (56)参考文献 特開 昭60−149195(JP,A) 特開 昭61−2386(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】銅張り積層板に穴あけする工程と、上記銅
張り積層板の全面に化学銅めっき用触媒層を形成する工
程と、上記銅張り積層板の穴あけにより形成される円形
状のスルホール非接続穴を除いてテンティング法により
所望の回路形状にエッチングレジストを形成する工程
と、上記エッチングレジストで保護されない銅箔を除去
するエッチング工程と、上記円形状のスルホール非接続
穴の触媒層を除去する工程と、上記エッチングレジスト
を剥離する工程と、上記円形状のスルホールを分断する
ように任意の位置でカットし非円形状とする工程と、上
記銅張り積層状に非円形状にスルホールを形成した後に
該スルホール内に化学銅めっきを施す工程とからなるこ
とを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】銅張り積層板に穴あけする工程と、上記銅
張り積層板の全面に化学銅めっき用触媒層を形成する工
程と、上記銅張り積層板の穴あけにより形成される円形
状のスルホール非接続穴を除いてテンティング法により
所望の回路形式にエッチングレジストを形成する工程
と、上記エッチングレジストで保護されない銅箔を除去
するエッチング工程と、上記円形状のスルホール非接続
穴の触媒層を除去する工程と、上記エッチングレジスト
を剥離する工程と、上記円形状のスルホールを分断する
ように任意の位置でカットし非円形状とする工程と、上
記銅張り積層板に非円形状のスルホールを形成した後に
該スルホール内に化学銅めっきを施す工程と、上記化学
銅めっき工程前にランド部、端子部のみを露出させ、他
部と耐薬品性のソルダーレジスト印刷でマスキングする
工程からなることを特徴とするプリント配線板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61010039A JPH0770828B2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61010039A JPH0770828B2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169493A JPS62169493A (ja) | 1987-07-25 |
JPH0770828B2 true JPH0770828B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=11739250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61010039A Expired - Lifetime JPH0770828B2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770828B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07154070A (ja) * | 1993-12-01 | 1995-06-16 | Nec Corp | 印刷配線板の製造方法 |
CA2179870C (en) | 1995-06-29 | 2003-12-02 | Toshiaki Suzuki | Multimedia communication system and communicating apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149195A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | イビデン株式会社 | プリント配線基板の製造方法 |
JPS612386A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-08 | 株式会社日立製作所 | プリント回路基板の製造方法 |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP61010039A patent/JPH0770828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62169493A (ja) | 1987-07-25 |
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