JPH0691317B2 - 回路形成後のパラジウム除去方法 - Google Patents
回路形成後のパラジウム除去方法Info
- Publication number
- JPH0691317B2 JPH0691317B2 JP61215724A JP21572486A JPH0691317B2 JP H0691317 B2 JPH0691317 B2 JP H0691317B2 JP 61215724 A JP61215724 A JP 61215724A JP 21572486 A JP21572486 A JP 21572486A JP H0691317 B2 JPH0691317 B2 JP H0691317B2
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- JP
- Japan
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- copper
- palladium
- hole
- clad laminate
- plating
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント回路板の製造方法に係り特に化学銅
めっきが、不要な穴に形成されないようにするのに好適
な回路形成後のパラジウム除去方法に関するものであ
る。
めっきが、不要な穴に形成されないようにするのに好適
な回路形成後のパラジウム除去方法に関するものであ
る。
従来の方法においては、部品ネジ締め穴等のスルーホー
ル内に導体不要穴にも銅が析出するため、銅めっき後、
再穴あけにより不要スルーホール内の銅を削除しなけれ
ばならなかった。
ル内に導体不要穴にも銅が析出するため、銅めっき後、
再穴あけにより不要スルーホール内の銅を削除しなけれ
ばならなかった。
なお、この種の技術として関連するものには、例えば、
特公昭58−6319号がある。
特公昭58−6319号がある。
上記従来技術は、部品ネジ締め穴の銅については、改善
のための配慮がされておらず、そのたびに、再穴あけを
行なわなければならなかった。
のための配慮がされておらず、そのたびに、再穴あけを
行なわなければならなかった。
また、従来技術は、非銅めっきスルーホールを形成する
ためには、銅めっき後に再度穴あけ工程を行なう必要が
あった。また、再穴あけ加工でっは穴位置精度が悪いた
め、自動部品挿入に使用されるNC基準穴等では精度不足
のため、挿入ミスが出やすい問題があった。
ためには、銅めっき後に再度穴あけ工程を行なう必要が
あった。また、再穴あけ加工でっは穴位置精度が悪いた
め、自動部品挿入に使用されるNC基準穴等では精度不足
のため、挿入ミスが出やすい問題があった。
本発明の目的は、こさの銅めっき工程の時間短縮をする
ことにある。
ことにある。
上記目的は、不必要な穴内に付着したパラジウムを、回
路形成後に触媒除去工程を施し、例えばホウフッ酸と塩
化ナトリウムの混合液を使用して、除去することにより
達成される。
路形成後に触媒除去工程を施し、例えばホウフッ酸と塩
化ナトリウムの混合液を使用して、除去することにより
達成される。
不要な穴の中に残存するパラジウムは、ホウフッ酸(83
ml/l)と塩化ナトリウム(50g/l)の混合溶液によっ
て、溶解される。
ml/l)と塩化ナトリウム(50g/l)の混合溶液によっ
て、溶解される。
それによって、不要な穴の中に残存するパラジウムがな
くなるので、化学銅めっきは、形成することがない。
くなるので、化学銅めっきは、形成することがない。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図から第6図によって説明
する。第1図より、銅張り積層板に穴あけを行なう。第
2図より、スルホールにパラジウム(触媒)を付着させ
る。第3図より、ドライフィルムラミネート(エッチン
グレジスト)を行なう。第4図より、エッチングを行な
い、回路(ランド部)を形成する。第5図より、回路形
成後に、パラジウムを溶解するホウフッ酸と塩化ナトリ
ウムの混合液(触媒除去液)をふきつけて、除去する。
する。第1図より、銅張り積層板に穴あけを行なう。第
2図より、スルホールにパラジウム(触媒)を付着させ
る。第3図より、ドライフィルムラミネート(エッチン
グレジスト)を行なう。第4図より、エッチングを行な
い、回路(ランド部)を形成する。第5図より、回路形
成後に、パラジウムを溶解するホウフッ酸と塩化ナトリ
ウムの混合液(触媒除去液)をふきつけて、除去する。
第6図より、必要部のみ、化学銅めっきを形成する。
本発明によれば、化学銅めっきが形成された、不要な穴
を、再び穴あけする必要がなくなるため銅めっきの工程
短縮に非常に効果がある。
を、再び穴あけする必要がなくなるため銅めっきの工程
短縮に非常に効果がある。
第1図は、本発明の一実施例のTAF−IIプロセスの穴明
後の縦断面図、第2図は、パラジウム付着後の縦断面
図、第3図は、ドライフィルムラミネート後の縦断面
図、第4図は、エッチング後の縦断面図、第5図は、パ
ラジウム除去後の縦断面図、第6図は、化学銅めっき後
の縦断面図である。 1…銀箔 2…基材 3…パラジウム 4…ドライフィルム 5…化学銅めっき。
後の縦断面図、第2図は、パラジウム付着後の縦断面
図、第3図は、ドライフィルムラミネート後の縦断面
図、第4図は、エッチング後の縦断面図、第5図は、パ
ラジウム除去後の縦断面図、第6図は、化学銅めっき後
の縦断面図である。 1…銀箔 2…基材 3…パラジウム 4…ドライフィルム 5…化学銅めっき。
Claims (2)
- 【請求項1】銅張り積層板に銅めっきの必要なスルーホ
ールと銅めっきの不必要なスルーホールを形成する工程
と、前記銅張り積層板に、そのスルーホールを含む面に
パラジウムを付着させる工程と、前記銅張り積層板の銅
めっきの必要なスルーホールをエッチングレジストにて
塞ぎ、該銅張り積層板の一部の銅箔をエッチングして回
路部を形成する工程と、前記回路部形成後に前記銅張り
積層板の銅めっきの必要なスルーホールを塞いだ状態
で、該銅めっきの必要なスルーホールに付着したパラジ
ウムを除く前記銅張り積層板のパラジウムを除去する工
程と、前記銅張り積層板の銅めっきの必要なスルーホー
ル部の前記エッチングレジストを外して該スルーホール
及び前記回路部に銅めっきを施す工程とからなることを
特徴とする回路形成後のパラジウム除去方法。 - 【請求項2】前記パラジウム除去工程が、ホウフッ酸と
塩化ナトリウムの混合液を用いて行なうことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の回路形成後のパラジウム
除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61215724A JPH0691317B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 回路形成後のパラジウム除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61215724A JPH0691317B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 回路形成後のパラジウム除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372198A JPS6372198A (ja) | 1988-04-01 |
JPH0691317B2 true JPH0691317B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16677131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61215724A Expired - Lifetime JPH0691317B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 回路形成後のパラジウム除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691317B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105219967A (zh) * | 2015-10-14 | 2016-01-06 | 云龙县铂翠贵金属科技有限公司 | 一种铜基镀钯电子废料退钯及提铜的方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1405173A (en) * | 1972-03-13 | 1975-09-03 | British Iron Steel Research | Rotating furnaces |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP61215724A patent/JPH0691317B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6372198A (ja) | 1988-04-01 |
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