JPH0767339B2 - 田植機の植付制御装置 - Google Patents

田植機の植付制御装置

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JPH0767339B2
JPH0767339B2 JP62067586A JP6758687A JPH0767339B2 JP H0767339 B2 JPH0767339 B2 JP H0767339B2 JP 62067586 A JP62067586 A JP 62067586A JP 6758687 A JP6758687 A JP 6758687A JP H0767339 B2 JPH0767339 B2 JP H0767339B2
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planting
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茂雄 残間
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は植付部のセンサフロートの接地圧変化の検出に
基づいて植付部を昇降制御するようにした田植機の植付
制御装置に関する。
「従来の技術」 従来、特開昭60−130305号公報、または実開昭60−9832
0号公報に示す如く、荷重検出支点軸をフロートの後部
に設ける技術があった。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、1条分1本の植付爪をクランクアーム
に取付けて苗植え動作を行わせる構造であるから、交互
に苗植え動作を行わせる1条分2本の植付爪を取付ける
ロータリケースを設けた場合、2本の植付爪の苗植え動
作とロータリケースの回転によって植付部に前後及び上
下の振動が発生し易く、植付部の上下の振動によって下
方のフロートが荷重検出支点軸回りに回転動作して接地
が不安定になる等の機能上の問題がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、苗載台から苗を取出して植付ける1
条分2本の植付爪をロータリケースを設け、ロータリケ
ースの回転によって各植付爪が交互に苗植え動作する田
植機の植付制御装置において、ロータリケースの各植付
爪が前後に略同一高さに位置する状態で、前後の各植付
爪間の下方に、側面視で、センサフロートを支持する荷
重検出支点軸が配置されると共に、前方側の植付爪とセ
ンサフロートの浮心を、荷重検出支点軸より前方で、セ
ンサフロート支持高さ調節用の植付深さ調節支点軸より
後方に位置させたことを特徴とする。
「作用」 従って、前後の植付爪の間で下方に荷重検出支点軸を設
けるから、植付爪動作による上下振動で荷重検出支点軸
回りにセンサフロートが回転するのを容易に防止し得、
センサフロートの植付け作業姿勢を従来よりも安定させ
得ると共に、植付深さ変化に伴う荷重検出支点軸回りの
浮心移動を適正に行わせ得、植付部側に原因する応力に
影響されることなくセンサフロートを支持し得、1条分
2本の植付爪を備える植付構造における植付深さ制御機
能の向上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第1図
は植付制御部の側面説明図、第2図は乗用田植機の側面
図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭
乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体フ
レーム(3)後端をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前方両側にフロント
アクスルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を
支持させると共に、前記ミッションケース(4)の後方
両側に伝動ケース(7)を介し水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)を覆うボンネッ
ト(9)両側外方に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を形成する車体カバー(12)によっ
て前記伝動ケース(7)等を覆い、前記車体カバー(1
2)上部に運転席(13)を取付け、其の運転席(13)の
前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(14)
を設ける。
更に図中(15)は多条植え用の苗載台(16)並びに複数
の植付爪(17)…などを具有する植付部であり、前高後
低の後傾式の苗載台(16)を案内レール(18)及びガイ
ドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺
動自在に支持させると共に、第4図にも示す如く、一方
向に等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケ
ース(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中
心に対称位置に一対の植付アームである爪ケース(22)
(22)を配設し、その爪ケース(22)先端に植付爪(1
7)を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側に回
動支点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設け、ト
ップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレー
ム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して植
付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)を備え、前
記前後輪(6)(8)を走行駆動して略定速で移動する
と同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株
分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え
作業を行うように構成する。
また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は植付昇降
レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は走行
クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、
(34)…は田面均平用フロートであり、植付深さ調節リ
ンク(35)などを介して植付ケース(20)下側に前記フ
ロート(34)…を支持している。
さらに第5図に示す如く、苗載台(16)下端に設ける苗
取出板(36)の苗取出口(37)に対し、爪ケース(22)
(22)を介してロータリケース(21)に設けた2本の植
付爪(17)(17)を交互に移動させ、ロータリケース
(21)の1回転で2本の植付爪(17)(17)により2株
の苗を植付けるように構成している。
第6図にも示す如く、センターフロートである中央のセ
ンサフロート(38)を上下揺動自在に支持する接地荷重
検出支点部である荷重検出支点軸(39)をフロート(3
8)後部上面のブラケット(40)に設けると共に、前記
植付ケース(20)下側に植付深さ調節支点軸(41)を回
転自在に軸支し、該支点軸(41)に基端をそれぞれ固設
する植付深さ調節プレート(42)及び調節アーム台(4
3)に荷重検出軸(44)を回転自在に軸支し、該荷重検
出軸(44)に荷重検出アーム(45)を固定させ、前記荷
重検出支点軸(39)に検出アーム(45)先端を連結して
いる。また前記調節アーム台(43)に回動支点軸(46)
を介して感度調節アーム(47)の中間を揺動自在に軸支
し、該アーム(47)の一端側のピン(48)を前記支点軸
(41)に引張バネ(49)を介して連結すると共に、該ア
ーム(47)の他端側を前記検出アーム(45)上面に当接
させて前記バネ(49)力でもって検出アーム(45)に調
節アーム(47)を常に摺接させてハンチングの発生を防
止するように設けている。そして前記ピン(48)をスプ
リング(50)及びワイヤ(51)を介して感度調節レバー
(31)に連動連結させ、該レバー(31)操作でもって植
付け田面の硬軟状態に応じ前記検出アーム(45)に対す
る調節アーム(47)の押圧力を調節し、センサフロート
(38)に基づく接地荷重検出時での感度調節を行うよう
に構成している。
一方、油圧昇降シリンダ(28)に油圧ポンプ(52)を接
続させる油圧切換弁(53)を備え、該弁(53)のスプー
ル(54)を突出させる下降バネ(55)を設けると共に、
そのスプール(54)に中間の調節ボルト(56)を当接さ
せる切換レバー(57)の基端を機体側固定支軸(58)に
軸支させ、前記検出軸(44)に基端を固設する荷重検出
レバー(59)の先端に前記切換レバー(57)の先端をワ
イヤ(60)を介して連動連結させ、前記検出支点軸(3
9)での検出荷重に変化が生じるときつまり前記センサ
フロート(38)の接地圧変化でもって該フロート(38)
が上下に変化するときこれに追従して前記スプール(5
4)を進退させて切換弁(53)を切換え、植付部(15)
を昇降制御し植付深さを一定維持させるように構成して
いる。
また、前記支点軸(41)に調節リンク(35)を介して左
右のサイドフロート(34)(34)が連結支持されてい
て、前記調節プレート(42)に一体連結する植付深さ調
節レバー(62)の操作時植付ケース(20)に対し左右の
サイドフロート(34)(34)の支持高さを可変させ基準
植付深さを調節するように設けている。
さらに、前記センサフロート(38)の後部上方の植付ケ
ース(20)下面側にフロート上動用ストッパー(63)を
固設していて、該フロート(38)と植付ケース(20)後
部間の接触を防止するように設けている。
なお、(64)は前記支点軸(41)に固設する感度調節用
ワイヤ(51)のアウタワイヤ(65)を保持するアウタ受
け、(66)は前記調節プレート(42)に固設する植付深
さ調節ワイヤ(60)のアウタワイヤ(67)を保持するア
ウタ受けである。
ところで、前記センサフロート(38)の荷重検出支点軸
(39)は第1図及び第5図乃至第6図に示す如く、該フ
ロート(38)の浮力の中心点(重心ラインに一致)であ
る浮心(C)位置より若干距離(l)後方に設けて、植
付部(15)が下降したとき浮心(C)に対し前記支点軸
(39)側が沈み込み状態となるように構成している。
上記から明らかなように、苗載台(16)から苗を取出し
て植付ける1条分2本の植付爪(17)(17)をロータリ
ケース(21)に設け、ロータリケース(21)の回転によ
って各植付爪(17)(17)が交互に苗植え動作する田植
機の植付制御装置において、ロータリケース(21)の各
植付爪(17)(17)が前後に略同一高さに位置する状態
で、前後の各植付爪(17)(17)間の下方に、側面視
で、センサフロート(38)を支持する荷重検出支点軸
(39)が配置されると共に、前方側の植付爪(17)とセ
ンサフロート(38)の浮心(C)を、荷重検出支点軸
(39)より前方で、センサフロート(38)支持高さ調節
用の植付深さ調節支点軸(41)より後方に位置させてい
る。
本実施例は上記の如く構成するものにして、植付け田面
の泥土層の深さ変化によりフロート(38)の接地圧が変
化したとき、これに連動してフロート(38)の上下移動
変化を検出する前記荷重検出アーム(45)の上下揺動に
伴って植付深さ調節ワイヤ(60)を進退させ、切換レバ
ー(57)及び油圧切換弁(53)を介して油圧昇降シリン
ダ(28)を作動制御し、植付部(15)を昇降させて苗の
植付深さを略一定に保つものである。
斯る植付深さ制御中において、前記センサフロート(3
8)の接地圧変化つまり接地荷重の検出を行う荷重検出
支点軸(39)が、該フロート(38)の浮心(C)より距
離(l)後方に位置するため、植付部(15)が下降し接
地圧が大となる状態のとき、浮心(C)に対し前記支点
軸(39)部が下方に沈み込み状態となって即には植付部
(15)の上げ信号が出力されないもので、したがってセ
ンサフロート(38)の浮心(C)部に荷重検出支点部を
設けるものに比べ直接上げ信号が出力されないから、ハ
ンチングなどのない安定した植付け制御が可能となる。
なお、前述実施例において前記センサフロート(38)と
植付ケース(20)の後部間の接触を防止するため、植付
ケース(20)にストッパー(63)を設ける構成を示した
が、前記ストッパー(63)をセンサフロート(38)側に
設ける他、第1図仮想線に示す如く前記ブラケット(4
0)を後方に延設させて該延設端にストッパー(63a)を
形成する構造としても良い。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、苗載台(16)
から苗を取出して植付ける1条分2本の植付爪(17)
(17)をロータリケース(21)に設け、ロータリケース
(21)の回転によって各植付爪(17)(17)が交互に苗
植え動作する田植機の植付制御装置において、ロータリ
ケース(21)の各植付爪(17)(17)が前後に略同一高
さに位置する状態で、前後の各植付爪(17)(17)間の
下方に、側面視で、センサフロート(38)を支持する荷
重検出支点軸(39)が配置されると共に、前方側の植付
爪(17)とセンサフロート(38)の浮心(C)を、荷重
検出支点軸(39)より前方で、センサフロート(38)支
持高さ調節用の植付深さ調節支点軸(41)より後方に位
置させたもので、前後の植付爪(17)(17)の間で下方
に荷重検出支点軸(39)を設けるから、植付爪(17)動
作による上下振動で荷重検出支点軸(39)回りにセンサ
フロート(38)が回転するのを容易に防止でき、センサ
フロート(38)の植付け作業姿勢を従来よりも安定させ
ることができると共に、植付深さ変化に伴う荷重検出支
点軸(39)回りの浮心(C)移動を適正に行わせること
ができ、植付部(15)側に原因する応力に影響されるこ
となくセンサフロート(38)を支持でき、1条分2本の
植付爪(17)(17)を備える植付構造における植付深さ
制御機能の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は植付制御部の側面説明図、第2図は全体の側面
図、第3図は同平面図、第4図は植付部の側面説明図、
第5図は同平面説明図、第6図は部分拡大平面図であ
る。 (15)…植付部 (38)…センサフロート (39)…接地荷重検出支点部 (C)…浮心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗載台(16)から苗を取出して植付ける1
    条分2本の植付爪(17)(17)をロータリケース(21)
    に設け、ロータリケース(21)の回転によって各植付爪
    (17)(17)が交互に苗植え動作する田植機の植付制御
    装置において、ロータリケース(21)の各植付爪(17)
    (17)が前後に略同一高さに位置する状態で、前後の各
    植付爪(17)(17)間の下方に、側面視で、センサフロ
    ート(38)を支持する荷重検出支点軸(39)が配置され
    ると共に、前方側の植付爪(17)とセンサフロート(3
    8)の浮心(C)を、荷重検出支点軸(39)より前方
    で、センサフロート(38)支持高さ調節用の植付深さ調
    節支点軸(41)より後方に位置させたことを特徴とする
    田植機の植付制御装置。
JP62067586A 1987-03-20 1987-03-20 田植機の植付制御装置 Expired - Lifetime JPH0767339B2 (ja)

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JPS63233708A JPS63233708A (ja) 1988-09-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130305A (ja) * 1983-12-15 1985-07-11 ヤンマー農機株式会社 乗用田植機の植付制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098320U (ja) * 1983-12-13 1985-07-04 ヤンマー農機株式会社 田植機におけるロ−リング姿勢制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60130305A (ja) * 1983-12-15 1985-07-11 ヤンマー農機株式会社 乗用田植機の植付制御装置

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