JPH0766740A - 受信装置の音場創成モード切換え装置 - Google Patents
受信装置の音場創成モード切換え装置Info
- Publication number
- JPH0766740A JPH0766740A JP23416893A JP23416893A JPH0766740A JP H0766740 A JPH0766740 A JP H0766740A JP 23416893 A JP23416893 A JP 23416893A JP 23416893 A JP23416893 A JP 23416893A JP H0766740 A JPH0766740 A JP H0766740A
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- JP
- Japan
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- dsp
- sound field
- program
- mode
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 DSPによる音場創成の状態での音楽放送受
信中に音楽放送から交通情報等の情報番組に変更した
時、番組変更を検知してDSPモードを切換えるDSP
モード切換え装置の提供。 【構成】 DSP2がOFF(音場創成をしていない状
態)の場合は、チューナ1の出力をLPF4,HPF6
に通し、レベル検出部7で得たそれぞれのレベル値をマ
イクロコンピュータ8で基準値a,bと比較し、周波数
レベルが何れかの基準値を越えていたときは音楽番組に
切換わったものと判断しDSP2に制御コードを送出し
てDSP2のモードをON(音場を創成する状態)に切
換える。DSP2がONの場合は、上述の場合と同様に
LPF4,HPF6を経たレベル値をマイクロコンピュ
ータ8で基準値a,bと比較し、何れも基準値以下の場
合に、チューナ1の出力をBPF5に通しそのレベル値
をマイクロコンピュータ8で基準値cと比較し、基準値
c以上の場合は情報番組から音楽番組に変わったと判断
してDSP2に制御コードを送出し、DSP2をOFF
に切換える。
信中に音楽放送から交通情報等の情報番組に変更した
時、番組変更を検知してDSPモードを切換えるDSP
モード切換え装置の提供。 【構成】 DSP2がOFF(音場創成をしていない状
態)の場合は、チューナ1の出力をLPF4,HPF6
に通し、レベル検出部7で得たそれぞれのレベル値をマ
イクロコンピュータ8で基準値a,bと比較し、周波数
レベルが何れかの基準値を越えていたときは音楽番組に
切換わったものと判断しDSP2に制御コードを送出し
てDSP2のモードをON(音場を創成する状態)に切
換える。DSP2がONの場合は、上述の場合と同様に
LPF4,HPF6を経たレベル値をマイクロコンピュ
ータ8で基準値a,bと比較し、何れも基準値以下の場
合に、チューナ1の出力をBPF5に通しそのレベル値
をマイクロコンピュータ8で基準値cと比較し、基準値
c以上の場合は情報番組から音楽番組に変わったと判断
してDSP2に制御コードを送出し、DSP2をOFF
に切換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信モードの自動切換え
装置に関し、特に、DSP(Digital SoundMode)によ
る音場創成機能を有する受信装置によるラジオ放送受信
中に、音楽放送から交通情報、ニュース、天気予報等
(以下、情報番組と記す)を聞こうとする場合に自動的
にDSPによる音場創成をOFFにして、情報番組の終
了後に再び自動的にDSPによる音場創成をONにする
DSPモード切換え装置に関する。
装置に関し、特に、DSP(Digital SoundMode)によ
る音場創成機能を有する受信装置によるラジオ放送受信
中に、音楽放送から交通情報、ニュース、天気予報等
(以下、情報番組と記す)を聞こうとする場合に自動的
にDSPによる音場創成をOFFにして、情報番組の終
了後に再び自動的にDSPによる音場創成をONにする
DSPモード切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオ受信中で、DSPモードO
N(音場を創成している状態をいう)で音楽放送を聴い
ている場合に音楽放送から情報番組に番組が変更した
時、その情報番組の内容を正確に聞くために操作キー
(例えば、DSP ON/OFFキー)等を押してDS
モードをOFF(音場を創成していない状態をいう)に
し、情報番組が終わり再び音楽番組が始まった場合には
再びキーを操作してDSPモードをONにしていた。
N(音場を創成している状態をいう)で音楽放送を聴い
ている場合に音楽放送から情報番組に番組が変更した
時、その情報番組の内容を正確に聞くために操作キー
(例えば、DSP ON/OFFキー)等を押してDS
モードをOFF(音場を創成していない状態をいう)に
し、情報番組が終わり再び音楽番組が始まった場合には
再びキーを操作してDSPモードをONにしていた。
【0003】具体的には、上記従来の切換え方式ではD
SPが音場創成を行っている状態(例えば、ホールや教
会内での臨場感をもたらすような音場(Roomモードにお
けるHall,Churchパラメータの選択))で音楽番組を聞
いている時、ある一定時間毎(例えば、15分間,30
分間毎)に情報番組が割り込んでくる。この場合、これ
らの番組でアナウンサーが述べている話の内容が聞き取
り難く、なかでも、遅延時間の長い音場創成を行ってい
る場合に特に聞き取り難いという問題点があった。
SPが音場創成を行っている状態(例えば、ホールや教
会内での臨場感をもたらすような音場(Roomモードにお
けるHall,Churchパラメータの選択))で音楽番組を聞
いている時、ある一定時間毎(例えば、15分間,30
分間毎)に情報番組が割り込んでくる。この場合、これ
らの番組でアナウンサーが述べている話の内容が聞き取
り難く、なかでも、遅延時間の長い音場創成を行ってい
る場合に特に聞き取り難いという問題点があった。
【0004】また、車を運転中にラジオを聞いていて番
組が音楽番組から情報番組に変わり、運転者がその情報
を知りたい場合にその内容が聞き取り難いと注意力をそ
の音の聞き取りに集中しなければならず安全運転上問題
点があった。そこで、上記問題点を解決するため従来技
術では番組が変わる毎にキーを操作してDSPのON/
OFFを行っていた。
組が音楽番組から情報番組に変わり、運転者がその情報
を知りたい場合にその内容が聞き取り難いと注意力をそ
の音の聞き取りに集中しなければならず安全運転上問題
点があった。そこで、上記問題点を解決するため従来技
術では番組が変わる毎にキーを操作してDSPのON/
OFFを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、番組の
変更毎に手動でキーを操作しDSPのON/OFFを切
換える方式では不便であり運転の安全性上からも問題が
あるため、特開平4−284725号に開示されている
ような、RDSやFM多重放送においてPTYコードや
M/Sコードを判定してDSPやEQ(イコライザ)を
制御する方式が提案されている。
変更毎に手動でキーを操作しDSPのON/OFFを切
換える方式では不便であり運転の安全性上からも問題が
あるため、特開平4−284725号に開示されている
ような、RDSやFM多重放送においてPTYコードや
M/Sコードを判定してDSPやEQ(イコライザ)を
制御する方式が提案されている。
【0006】本発明は上記問題点を考慮しつつ、コード
を判定して切換えを行う方式とは異なった原理・構成に
より、DSPによる音場創成の状態で音楽放送を聞いて
いる場合に音楽放送から交通情報、ニュース、天気予報
等に番組が変更した時、番組変更を検知してDSPモー
ドを切換るDSPモード切換え装置の提供を目的とす
る。
を判定して切換えを行う方式とは異なった原理・構成に
より、DSPによる音場創成の状態で音楽放送を聞いて
いる場合に音楽放送から交通情報、ニュース、天気予報
等に番組が変更した時、番組変更を検知してDSPモー
ドを切換るDSPモード切換え装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明の受信装置の音場創成モード切換え装置
は、音場創成機構を有する受信装置において、受信装置
の再生信号の周波数特性値を検出する周波数特性検出手
段と、周波数特性値が所定範囲内にあるか否かを判定す
る判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて音場
創成機構に音場創成を行わせるか否かの切換え制御を行
う制御手段と、を有することを特徴とする。
めに第1の発明の受信装置の音場創成モード切換え装置
は、音場創成機構を有する受信装置において、受信装置
の再生信号の周波数特性値を検出する周波数特性検出手
段と、周波数特性値が所定範囲内にあるか否かを判定す
る判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて音場
創成機構に音場創成を行わせるか否かの切換え制御を行
う制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】第2の発明は上記第1の発明の受信装置の
音場創成モード切換え装置において、判定手段が周波数
特性値が所定範囲内にあるか否かの判定を複数回連続し
て行い、制御手段が上記それぞれの判定が全て同一判定
となった場合に音場創成機構に音場創成を行わせるか否
かの切換え制御を行うことを特徴とする。
音場創成モード切換え装置において、判定手段が周波数
特性値が所定範囲内にあるか否かの判定を複数回連続し
て行い、制御手段が上記それぞれの判定が全て同一判定
となった場合に音場創成機構に音場創成を行わせるか否
かの切換え制御を行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成により第1の発明の受信装置の音場創
成モード切換え装置は、周波数特性検出手段により受信
装置の再生信号の周波数特性値を検出し、判定手段によ
り周波数特性値が所定範囲内にあるか否かを判定し、制
御手段により判定手段の判定結果に基づいて前記音場創
成機構に音場創成を行わせるか否かの切換え制御を行
う。
成モード切換え装置は、周波数特性検出手段により受信
装置の再生信号の周波数特性値を検出し、判定手段によ
り周波数特性値が所定範囲内にあるか否かを判定し、制
御手段により判定手段の判定結果に基づいて前記音場創
成機構に音場創成を行わせるか否かの切換え制御を行
う。
【0010】第2の発明は上記第1の発明の受信装置の
音場創成モード切換え装置において、判定手段が周波数
特性値が所定範囲内にあるか否かの判定を複数回連続し
て行い、制御手段が上記それぞれの判定が全て同一判定
となった場合に音場創成機構に音場創成を行わせるか否
かの切換え制御を行う。
音場創成モード切換え装置において、判定手段が周波数
特性値が所定範囲内にあるか否かの判定を複数回連続し
て行い、制御手段が上記それぞれの判定が全て同一判定
となった場合に音場創成機構に音場創成を行わせるか否
かの切換え制御を行う。
【0011】
【実施例】図1は本発明に基づくDSPモード切換え装
置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図2は図
1のDSPモード切換え装置によるDSP切換えにおけ
るマイクロコンピュータ部8による制御及びそれに基づ
く各構成部分の動作を示すフローチャートである。
置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図2は図
1のDSPモード切換え装置によるDSP切換えにおけ
るマイクロコンピュータ部8による制御及びそれに基づ
く各構成部分の動作を示すフローチャートである。
【0012】図1で、1はチューナ(Tuner)、2はD
SP(Digital Signal Processor)、3は増幅回路、4
はLPF(ローパスフィルタ)、5はバンドパスフィル
タ(BPF)、6はHPF(ハイパスフィルタ)、7は
レベル検出部、8は本装置全体の制御等を行うマイクロ
コンピュータであり、判定手段及び制御手段に相当し、
9はマイクロコンピュータ8に指示を与えるキー(Ke
y)部である。なお、実施例ではDSP2及びマイクロ
コンピュータ8は音場創成機構を構成し、LPF4,B
PF5,HPF6,及びレベル検出部7は周波数特性検
出手段を構成する。
SP(Digital Signal Processor)、3は増幅回路、4
はLPF(ローパスフィルタ)、5はバンドパスフィル
タ(BPF)、6はHPF(ハイパスフィルタ)、7は
レベル検出部、8は本装置全体の制御等を行うマイクロ
コンピュータであり、判定手段及び制御手段に相当し、
9はマイクロコンピュータ8に指示を与えるキー(Ke
y)部である。なお、実施例ではDSP2及びマイクロ
コンピュータ8は音場創成機構を構成し、LPF4,B
PF5,HPF6,及びレベル検出部7は周波数特性検
出手段を構成する。
【0013】以下、図2に基づいて図1のDSPモード
切換え装置によるDSP切換えにおけるマイクロコンピ
ュータ8による制御及びそれに基づく各構成部分の動作
について述べる。
切換え装置によるDSP切換えにおけるマイクロコンピ
ュータ8による制御及びそれに基づく各構成部分の動作
について述べる。
【0014】ステップS1では図1のDSPモード切換
え装置が本発明に基づくDSPモードの自動切換えを行
うか否かの設定を行う。なお、実施例ではこの設定はキ
ー部9でのキー入力により、例えば、自動切換えキーと
して“DSP AUTO ON/OFF”キーを設け、
このキーがONにされるとマイクロコンピュータ8がそ
れを検知してDSPモード切換え装置についてDSP自
動切換えモード(DSP AUTOモード)の設定を行
い、キーがOFFであればそれを検知してAUTOモー
ドを解除する。そして、自動切換えモードの場合にはス
テップS2以降の処理を行う。
え装置が本発明に基づくDSPモードの自動切換えを行
うか否かの設定を行う。なお、実施例ではこの設定はキ
ー部9でのキー入力により、例えば、自動切換えキーと
して“DSP AUTO ON/OFF”キーを設け、
このキーがONにされるとマイクロコンピュータ8がそ
れを検知してDSPモード切換え装置についてDSP自
動切換えモード(DSP AUTOモード)の設定を行
い、キーがOFFであればそれを検知してAUTOモー
ドを解除する。そして、自動切換えモードの場合にはス
テップS2以降の処理を行う。
【0015】ステップS2では、現在、DSP2のモー
ドがON(音場創成を行っている状態)かOFF(音場
創成を行っていない状態)かを判定する。そして、ON
の場合はステップS3に移行し、OFFの場合はステッ
プS6に移行する。
ドがON(音場創成を行っている状態)かOFF(音場
創成を行っていない状態)かを判定する。そして、ON
の場合はステップS3に移行し、OFFの場合はステッ
プS6に移行する。
【0016】ステップS3での処理に入ってくる条件は
DSP自動切換えモードによりDSP2のモードがON
の状態からOFFの状態に切換えられている状態であ
る。そこで、ステップS3,S4では、DSP2のモー
ドをOFFの状態からONの状態に切換えるべきか否か
を判定する。
DSP自動切換えモードによりDSP2のモードがON
の状態からOFFの状態に切換えられている状態であ
る。そこで、ステップS3,S4では、DSP2のモー
ドをOFFの状態からONの状態に切換えるべきか否か
を判定する。
【0017】判定は、まず、ステップS3でチューナ1
からDSP2への出力を分岐し、LPF4に通してその
出力をレベル検出部7に入力して得たレベル値をマイク
ロコンピュータ8に入力し、低い方の周波数レベルを基
準値aと比較してチェックする。
からDSP2への出力を分岐し、LPF4に通してその
出力をレベル検出部7に入力して得たレベル値をマイク
ロコンピュータ8に入力し、低い方の周波数レベルを基
準値aと比較してチェックする。
【0018】次に、ステップS4で同様にチューナ1の
出力をHPF6に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、高い方の周波数レベルを基準値bと比較してチェッ
クする。マイクロコンピュータ8はチェックの結果両方
のレベル(高・低周波数レベル)値の何れかが基準値
(aまたはb)を超えていたときはステップS5に移行
する。また、両方のレベル値が共に基準値(aまたは
b)以下の場合は情報番組が続行しているものと判断し
てステップS1に戻り処理を繰り返す。
出力をHPF6に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、高い方の周波数レベルを基準値bと比較してチェッ
クする。マイクロコンピュータ8はチェックの結果両方
のレベル(高・低周波数レベル)値の何れかが基準値
(aまたはb)を超えていたときはステップS5に移行
する。また、両方のレベル値が共に基準値(aまたは
b)以下の場合は情報番組が続行しているものと判断し
てステップS1に戻り処理を繰り返す。
【0019】ステップS5ではマイクロコンピュータ8
はステップS3,S4での条件判断の結果情報番組から
音楽番組に番組の内容が変わったと判定してDSP2に
制御コードを送出し、DSP2をOFF(音場創成を行
っていない状態)からON(音場創成を行う状態)に変
更し、情報番組に切換えられる前のDSPモードに復帰
させてステップS1に戻る。
はステップS3,S4での条件判断の結果情報番組から
音楽番組に番組の内容が変わったと判定してDSP2に
制御コードを送出し、DSP2をOFF(音場創成を行
っていない状態)からON(音場創成を行う状態)に変
更し、情報番組に切換えられる前のDSPモードに復帰
させてステップS1に戻る。
【0020】一方、ステップS6の処理に入ってくる条
件はDSP2がON(音場創成を行っている状態)の場
合である。そこで、ステップS6,S7,S8では音楽
番組から情報番組に変わったかを判定する。
件はDSP2がON(音場創成を行っている状態)の場
合である。そこで、ステップS6,S7,S8では音楽
番組から情報番組に変わったかを判定する。
【0021】判定は、まず、ステップS6でチューナ1
からDSP2への出力を分岐入力し、LPF4に通して
その出力をレベル検出部7に入力して得たレベル値をマ
イクロコンピュータ8に入力し、低い方の周波数レベル
を基準値aと比較してチェックする。レベルが基準値a
より高い場合は以下の判定を行うことなくステップS1
に戻る。
からDSP2への出力を分岐入力し、LPF4に通して
その出力をレベル検出部7に入力して得たレベル値をマ
イクロコンピュータ8に入力し、低い方の周波数レベル
を基準値aと比較してチェックする。レベルが基準値a
より高い場合は以下の判定を行うことなくステップS1
に戻る。
【0022】次に、ステップS7で同様にチューナ1の
出力をHPF6に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、高い方の周波数レベルを基準値bと比較してチェッ
クする。レベルが基準値bより高い場合は以下の判定を
行うことなくステップS1に戻る。
出力をHPF6に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、高い方の周波数レベルを基準値bと比較してチェッ
クする。レベルが基準値bより高い場合は以下の判定を
行うことなくステップS1に戻る。
【0023】更に、ステップS8で同様にチューナ1の
出力をBPF5に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、周波数レベルを基準値cと比較してチェックする。
レベルが基準値cより高い場合はステップS9に移る。
レベルが基準値cより低い場合は以下の処理を行うこと
なくステップS1に戻る。
出力をBPF5に通してその出力をレベル検出部7に入
力して得たレベル値をマイクロコンピュータ8に入力
し、周波数レベルを基準値cと比較してチェックする。
レベルが基準値cより高い場合はステップS9に移る。
レベルが基準値cより低い場合は以下の処理を行うこと
なくステップS1に戻る。
【0024】ステップS9でマイクロコンピュータ8は
ステップS6〜S8での条件判断の結果情報番組から音
楽番組に番組の内容が変わったと判定してDSP2に制
御コードを送出し、DSPをON(音場創成を行う状
態)からOFF(音場創成を行わない状態)にしてステ
ップS1に戻る。
ステップS6〜S8での条件判断の結果情報番組から音
楽番組に番組の内容が変わったと判定してDSP2に制
御コードを送出し、DSPをON(音場創成を行う状
態)からOFF(音場創成を行わない状態)にしてステ
ップS1に戻る。
【0025】音楽番組か情報番組かの判定については、
情報番組の場合図3に示すようにアナウンサーの声の部
分32のレベルが高く、他の部分31,33のレベルが
低い傾向があるので、上述した周波数レベルのチェック
により音楽番か情報番組かを判定することができる。
情報番組の場合図3に示すようにアナウンサーの声の部
分32のレベルが高く、他の部分31,33のレベルが
低い傾向があるので、上述した周波数レベルのチェック
により音楽番か情報番組かを判定することができる。
【0026】なお、BGM(バック・グラウンド・ミュ
ージック)と共に情報番組が提供される場合があるが、
この場合でも低域部分、高域部分にもある程度の幅を考
慮することにより判定することができる。
ージック)と共に情報番組が提供される場合があるが、
この場合でも低域部分、高域部分にもある程度の幅を考
慮することにより判定することができる。
【0027】図4はフィルタ4〜5の特性図であり、図
4(a)はLPF4の、図4(b)はHPF6の、図4
(c)はBPF5の特性を示す。実施例では、男性のア
ナウンスの周波数帯域が500Hz付近〜1kHz付近、女
性のアナウンスの周波数帯域が500Hz〜3kHz付近で
あるところから、図4(a)のLPFでは500Hz以上
をカット(Cut)し、図4(c)のHPFでは3kHz以
下をカットし、図4(b)のBPFでは500Hz〜3k
Hzをカバーする。
4(a)はLPF4の、図4(b)はHPF6の、図4
(c)はBPF5の特性を示す。実施例では、男性のア
ナウンスの周波数帯域が500Hz付近〜1kHz付近、女
性のアナウンスの周波数帯域が500Hz〜3kHz付近で
あるところから、図4(a)のLPFでは500Hz以上
をカット(Cut)し、図4(c)のHPFでは3kHz以
下をカットし、図4(b)のBPFでは500Hz〜3k
Hzをカバーする。
【0028】図5は図1のDSPモード切換え装置によ
るDSP切換えにおける他の実施例としての、マイクロ
コンピュータ8による制御及びそれに基づく各構成部分
の動作を示すフローチャートである。
るDSP切換えにおける他の実施例としての、マイクロ
コンピュータ8による制御及びそれに基づく各構成部分
の動作を示すフローチャートである。
【0029】図5のブロックA1〜A3はそれぞれ図4
のステップS2,S3の繰返しであり、ブロックB1〜
B3は図4のステップS6〜S8の繰返しである。そし
て、ステップS2でDSP2がOFFの場合にブロック
A1〜A3を経てステップS5の判定処理を行い、DS
P2がONの場合にブロックB1〜B3を経てステップ
S9のDSP切換え処理に移る。このように複数回判断
ステップを繰り返してからDSP切換え処理に移るよう
に構成することにより誤動作(誤って切換えること)を
防止できる。
のステップS2,S3の繰返しであり、ブロックB1〜
B3は図4のステップS6〜S8の繰返しである。そし
て、ステップS2でDSP2がOFFの場合にブロック
A1〜A3を経てステップS5の判定処理を行い、DS
P2がONの場合にブロックB1〜B3を経てステップ
S9のDSP切換え処理に移る。このように複数回判断
ステップを繰り返してからDSP切換え処理に移るよう
に構成することにより誤動作(誤って切換えること)を
防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、従来はDSPセッ
トを取り付けた放送番組受信装置ではDSPによって音
場創成を行いながら、音楽番組を聞いている途中に交通
情報や天気予報等の番組(情報番組)になるとアナウン
サーのアナウンスが聞き取れない場合があったが、本発
明によればアナウンスの音声周波数の範囲を判別するこ
とにより音楽番組から情報番組の、また、逆の変更を検
知してDSPのON/OFFを自動的に切換えることが
できるので番組が変わってもアナウンスを明瞭に聞き取
ることができる。
トを取り付けた放送番組受信装置ではDSPによって音
場創成を行いながら、音楽番組を聞いている途中に交通
情報や天気予報等の番組(情報番組)になるとアナウン
サーのアナウンスが聞き取れない場合があったが、本発
明によればアナウンスの音声周波数の範囲を判別するこ
とにより音楽番組から情報番組の、また、逆の変更を検
知してDSPのON/OFFを自動的に切換えることが
できるので番組が変わってもアナウンスを明瞭に聞き取
ることができる。
【図1】DSPモード切換え装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】DSPモード切換え装置の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】アナウンサーの声の周波数レベルの説明図であ
る。
る。
【図4】フィルタの特性図である。
【図5】DSPモード切換え装置の他の実施例である。
2 DSP(音場創成機構) 4 ローパスフィルタ(周波数特性検出手段) 5 バンドパスフィルタ(周波数特性検出手段) 6 ハイパスフィルタ(周波数特性検出手段) 7 レベル検出部(周波数特性検出手段) 8 マイクロコンピュータ(判定手段、制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 音場創成機構を有する受信装置におい
て、受信装置の再生信号の周波数特性値を検出する周波
数特性検出手段と、前記周波数特性値が所定範囲内にあ
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判
定結果に基づいて前記音場創成機構に音場創成を行わせ
るか否かの切換え制御を行う制御手段と、を有すること
を特徴とする受信装置の音場創成モード切換え装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の受信装置の音場創成モー
ド切換え装置において、判定手段が周波数特性値が所定
範囲内にあるか否かの判定を複数回連続して行い、制御
手段が上記それぞれの判定が全て同一判定となった場合
に音場創成機構に音場創成を行わせるか否かの切換え制
御を行うことを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23416893A JPH0766740A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 受信装置の音場創成モード切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23416893A JPH0766740A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 受信装置の音場創成モード切換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766740A true JPH0766740A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16966734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23416893A Pending JPH0766740A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 受信装置の音場創成モード切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766740A (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP23416893A patent/JPH0766740A/ja active Pending
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