JPH0764214A - 写真焼付情報印字装置及び写真プリンタ - Google Patents

写真焼付情報印字装置及び写真プリンタ

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JPH0764214A
JPH0764214A JP5215819A JP21581993A JPH0764214A JP H0764214 A JPH0764214 A JP H0764214A JP 5215819 A JP5215819 A JP 5215819A JP 21581993 A JP21581993 A JP 21581993A JP H0764214 A JPH0764214 A JP H0764214A
Authority
JP
Japan
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key code
correction data
printing
key
printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5215819A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Tokuda
莞司 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to DE4431005A priority patent/DE4431005B4/de
Publication of JPH0764214A publication Critical patent/JPH0764214A/ja
Priority to US08/904,459 priority patent/US5815244A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
    • G03D15/003Marking, e.g. for re-printing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C11/00Auxiliary processes in photography
    • G03C11/02Marking or applying text
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
    • G03D15/005Order systems, e.g. printsorter

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再プリント時に、同時プリント時に用いた露
光補正データの入力を簡単にする。 【構成】 濃度,シアン,マゼンタ,イエローの各補正
データの組合せの集合の各要素を、頻度の高い要素順に
若い番号を割り振ってキーコードを作成する。このキー
コードと露光補正データの組み合わせの集合の各要素と
を対応させて記憶し、キーコード変換器40を構成す
る。キーコード変換器40により同時プリント時に用い
た露光補正データに基づき対応するキーコードを求め
る。各プリント写真42に、印字ヘッド38によりキー
コードを印字する。再プリント時には、プリント写真4
2の裏面に印字されたキーコードをキー入力することに
より、このキーコードがキーコード変換器40により同
時プリント時に用いた露光補正データに変換される。 【効果】 出現頻度の高い露光補正データの入力時にキ
ーコードの入力操作数が1桁程度と少なくなる。入力操
作が簡単になり、入力間違いの発生も少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同時プリント時の露光
補正データ等の写真焼付情報の入力を簡単にする写真焼
付情報印字装置及び写真プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影済みのネガフイルムの殆どは、フイ
ルム現像とプリントとを行う同時プリントにまわされる
のが普通である。この同時プリントでは、まずパトロー
ネからネガフイルムを取り出し、これをフイルムプロセ
サーで現像処理する。現像処理されたネガフイルムは、
写真プリンタにセットされ、1件のネガフイルムに記録
されている各コマが印画紙(以下、ペーパーという)に
焼付露光される。この焼付露光されたペーパーはペーパ
ープロセサーで現像処理されてから、1枚のプリント写
真に切り離される。他方、1件のネガフイルムは、例え
ば6コマ毎に切断され、得られた各フイルムピースがフ
イルム収納シートに装填される。そして、フイルム収納
シートとプリント写真とがDP袋に収納されて客に渡さ
れる。
【0003】同時プリントでは、ネガフイルムの1コマ
に対して通常は1枚のプリント写真が作製されるから、
複数枚のプリント写真が必要な場合には、焼増しプリン
トの依頼が行われる。
【0004】写真焼付では、コマの平均透過濃度を測光
し、この平均透過濃度から三色光の基本焼付露光量を算
出している。しかし、この基本焼付露光量で適正な濃度
とカラーバランスを持ったプリント写真に仕上げること
が可能なものは全体の7割程度であり、残りの3割はサ
ブジェクトフェリアが発生して仕上がりが不適正とな
る。そこで、このサブジェクトフェリアが発生するコマ
に対しては、オペレータの経験で、イエロー,シアン,
マゼンタ,濃度等の露光補正量を決定し、キー入力によ
り基本焼付露光量を修正している。
【0005】同時プリントと焼増しプリントでは、オペ
レータが異なることが多く、また同じオペレータであっ
ても露光補正量に多少の違いが生じる。このために、従
来の焼増しプリントでは、同時プリントと同じ状態に仕
上がることが少なかった。このため、本出願人は、特開
平3−126947号,特開平3−126948号等に
おいて、フイルム収納シートや、プリント写真の裏面等
に、コマ番号と露光補正データとを印字しておき、焼増
しプリント時にこの印字した露光補正データを入力する
ことを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように同時プリント時の露光補正データをコマ番号とと
もに、フイルム収納シートやプリント写真の裏面等に印
字するものでは、焼き増しプリント時に、この露光補正
データをそのまま入力する必要がある。通常、露光補正
データは、濃度補正キー,シアン補正キー,マゼンタ補
正キー,イエロー補正キー等を用いて入力しており、し
かも各補正キーの入力ステップ数は多い場合で−5〜N
〜+5の11個程度、通常でも−3〜N〜+3の7個程
度となる。この露光補正データの記録時には、印字文字
数を少なくするために、「−1」,「−2」,「−3」
は、「A」,「B」,「C」のように記録される。ま
た、「0」は慣例により「ノーマル (Normal) 」の頭文
字をとって「N」と記録される。例えば、濃度補正キー
「D」のキー入力値が「+3」,シアン補正キー「C」
のキー入力値が「0」,マゼンタ補正キー「M」のキー
入力値が「−1」,イエロー補正キー「Y」のキー入力
値が「−2」の場合には、露光補正データは「3NA
B」のように記録される。
【0007】したがって、焼き増しプリント時には、同
時プリント時の露光補正データ、例えば「3NAB」を
そのままの順に覚えこんで、先ず濃度補正キーの「3」
のキーを押した後に、シアン補正キーを押すことなく、
マゼンタ補正キーの「A」のキーを押し、次に、イエロ
ー補正キーの「B」を押す。このように、各露光補正デ
ータの順番と大きさとを覚える必要があり、入力が非常
に煩わしい操作となる。したがって、誤って入力してし
まうこともあり、この場合にはプリント不良となって再
焼きの必要が生じ、作業効率が低下するという問題があ
る。同様の問題は、上記焼き増しプリント時の他に、不
良プリント写真(NGプリント)が発生した場合の再焼
きプリント時にも発生する。
【0008】本発明は、同時プリント時の露光補正デー
タ等の写真焼付情報の入力を簡単にして、同時プリント
と同じ状態に容易に仕上げることができるようにした写
真焼付情報印字装置及び写真プリンタを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明は、同時プリント時に用い
る濃度補正データと各色補正データとの組合せの集合の
各要素を、基本的に出現頻度の高い順に、番号又は符号
からなるキーコードと対応づけて予め記憶した手段と、
この記憶手段により同時プリント時に用いた各補正デー
タの組合せに基づきキーコードを求める手段と、求めた
キーコードをプリント写真又はフイルム収納シートの該
当するコマ位置に印字する手段とを備えたものである。
【0010】また、請求項2に記載した発明は、請求項
1記載の写真焼付情報印字装置で印字されたプリント写
真又はフイルム収納シートを用いて再プリントする写真
プリンタにおいて、前記プリント写真又はフイルム収納
シートに印字されたキーコードに基づき、これと同じキ
ーコードを入力する手段と、入力されたキーコードに基
づきこれに対応する補正データを出力する手段と、この
出力した補正データに基づき焼付露光量を補正する手段
とを備えたものである。
【0011】また、請求項3に記載した発明は、請求項
1記載の写真焼付情報印字装置で印字されたプリント写
真又はフイルム収納シートを用いて再プリントする写真
プリンタにおいて、前記プリント写真又はフイルム収納
シートに印字されたキーコードに基づき、これと同じキ
ーコードを入力する手段と、入力されたキーコードに基
づきこれに対応する補正データを出力する手段と、この
出力した補正データを表示する手段と、表示された補正
データと不良プリント写真の仕上がり状態の観察とに基
づき決定された再補正データを入力する手段と、入力さ
れた再補正データと前記キーコードからの補正データと
に基づき焼付露光量を補正する手段とを備えたものであ
る。
【0012】また、請求項4に記載した発明は、請求項
1記載の写真焼付情報印字装置に、各コマのコマ番号を
検出する手段を設け、プリント写真又はフイルム収納シ
ートの該当するコマ位置にキーコードとともにコマ番号
を印字するようにしたものである。
【0013】また、請求項5に記載した発明は、求めた
キーコード及びコマ番号とをプリント写真やフイルム収
納シートの該当するコマ位置に印字する代わりに、各コ
マのコマ番号に対応させて該当するキーコードを印字し
てプリント写真の焼き増し枚数記入欄を有する再注文依
頼票を作成するようにしたものである。
【0014】
【作用】同時プリント時には、焼付露光の前にフイルム
検定が行われる。このフイルム検定によりネガフイルム
の各コマについて、補正の有無や補正有りの時の露光補
正データが決定され、これが各補正キーにより入力され
る。そして、この露光補正データに基づき焼付露光量が
決定され、各コマの焼付露光が行われる。また、露光補
正データの各キー入力値に基づき、これら露光補正デー
タの組合せ毎に決定されたキーコードが求められ、この
キーコードがプリント写真又はフイルム収納シートの該
当するコマ位置に印字される。また、必要に応じて、写
真フイルムの一方の側縁部に記録されたコマ番号用バー
コードが読み取られ、このバーコード読み取り信号に基
づきプリント対象コマのコマ番号が決定され、このコマ
番号がキーコードとともに記録される。
【0015】焼き増しプリント時には、注文者は焼き増
し対象コマを特定して、プリント写真又はフイルム収納
シートの焼き増し枚数記入欄に焼き増し枚数を記入し、
DP受付店に注文する。DP受付店で受け付けられたフ
イルム収納シートは現像所に回される。現像所では、焼
き増し対象コマが記録されたフイルムピースを写真プリ
ンタのフイルムキャリアにセットして、焼き増し対象コ
マをプリント位置にセットする。この後、キーコードを
入力すると、キーコードに基づき対応する露光補正デー
タが求められ、この露光補正データに基づき焼付露光量
が補正され、これに基づき焼付露光される。このよう
に、同時プリント時に用いた露光補正データが簡単に再
現され、これにより焼き増しプリントが行われるから、
焼増しプリント写真の濃度及びカラーバランスを同時プ
リント写真と同じに仕上げることができる。
【0016】各露光補正データの組み合わせの集合の各
要素と、番号又は符号からなるキーコードとは、基本的
に各要素の出現頻度の高い順番とキーコードの若い順番
とが対応するようにされているので、出現頻度の高い要
素に対しては、若いキーコードが割り振られることにな
る。したがって、特に出現頻度の高い露光補正データに
ついては、キーコードの桁数が1桁程度になり、入力キ
ーの操作が1回で済み、速やかな入力が行えるととも
に、入力誤りの発生も少なくなる。
【0017】また、再焼きプリントの場合にも、キーコ
ードを入力することで、同時プリント時の露光補正デー
タに変換されて、これがディスプレィに表示されるた
め、この露光補正データと不良プリント写真の仕上がり
状態とを見て、不良プリント写真に対してどの程度修正
するかの相対値をキー入力することで、同時プリント時
の補正データに加算されるようにプリンタを構成するこ
とで、同時プリント時の露光補正データをそのまま入力
する従来の方法に比べて、簡単にかつ間違いなく入力す
ることができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の写真焼付情報印字装置を有す
るミニラボ用のプリンタプロセサを示す概略図である。
光源10から放出された白色光は、シアンフイルタ1
1,マゼンタフイルタ12,イエローフイルタ13を通
ってからミキシングボックス14に入る。これらの色補
正フイルタ11〜13は、フイルタ調節部15によって
光路16への挿入量が調節され、それにより焼付光の三
色光成分及びその強度が調節される。前記ミキシングボ
ックス14は、内面がミラー面となった角筒の両端部に
拡散板を取り付けたものである。
【0019】フイルムキャリア17はプリント位置に配
置されており、現像済みネガフイルム18がセットさ
れ、ミキシングボックス14を透過した光で照射され
る。このネガフイルム18の平坦性を確保するために、
プリント位置の上にフイルムマスク20が設けられてい
る。このフイルムマスク20は、周知のようにコマのサ
イズに対応した開口が形成されており、ネガフイルム1
8の移送時にソレノイド(図示せず)によって浮き上が
り、プリント時にネガフイルム18を押さえ付けるよう
になっている。
【0020】また、プリント位置の斜め上方には、レン
ズとイメージエリアセンサとから構成されたスキャナー
23が配置されており、プリント位置にセットされたコ
マの各点の透過光を測定する。このスキャナー23の信
号は特性値算出部25に送られ、ここで周知のように、
各種特性値が算出され、これら特性値が露光量演算部2
6に送られる。
【0021】露光量演算部26は、各種特性値に基づき
周知の露光量演算式により各色毎に基本露光量を算出す
る。また、各コマのプリント前にオペレータによりフイ
ルム検定が行われ、スキャナー23では補正しきれない
コマについて、キーボード28を用いて露光補正データ
が入力される。この入力した補正データはコントローラ
27を介して露光量演算部26に送られ、ここで前記基
本露光量に露光補正データが加算されて、各色毎に焼付
露光量が算出さる。この各色毎の焼付露光量はコントロ
ーラ27に送られる。
【0022】コントローラ27は、周知のマイクロコン
ピュータから構成されており、各種指令や露光補正デー
タを入力するためのキーボード28と、これらを表示す
るディスプレィ29とを備えている。このコントローラ
27は、露光量演算部26で算出された三色の焼付露光
量に応じてフイルタ調節部15を制御して色補正フイル
タ11〜13のセット位置を調節する。また、コントロ
ーラ27は、フイルタ調節部15の外に、シャッタ駆動
部30や裏印字部31等の各部を制御する。
【0023】更に、コントローラ27にはモードセレク
タ33が設けられている。モードセレクタ33は、通常
プリントモードと再焼きモードとを切り換えるものであ
り、この切り換えにより、露光量演算部26における露
光補正演算式が切り換えられる。通常プリントモードで
は、LATDによる基本露光量と、キー入力された露光
補正データに基づく露光補正量とにより焼付露光量を算
出する。また、再焼きモードでは、LATDによる基本
露光量と、キー入力されたキーコードから変換された同
時プリント時の露光補正データと、不良プリント写真の
仕上がり具合を見て入力される相対値データとを加算し
て焼付露光量を算出する。
【0024】プリント位置の上方には焼付レンズ35が
配置されており、ペーパーマスク36の背後に配置され
たカラーペーパー37にコマの画像を拡大投影する。こ
の焼付レンズ35とカラーペーパー37との間には、シ
ャッタ駆動部30で開閉が制御されるシャッタ30aが
配置されている。
【0025】また、ペーパーマスク36のペーパー出口
側には、カラーペーパー37の裏面にキーコードを印字
するための印字ヘッド38が設けられている。印字ヘッ
ド38は印字コントローラ39により制御され、コント
ローラ27のキーコード変換器40で露光補正データに
基づき変換したキーコードを印字する。
【0026】キーコード変換器40は、濃度補正デー
タ、シアン補正データ、マゼンタ補正データ、イエロー
補正データの各信号に基づき、これら各補正データの組
み合わせに対するキーコードを出力する他に、キーコー
ド信号が入力されると、これに対応する各補正データを
出力する。このキーコード変換器40は、ルックアップ
テーブルメモリから構成されている。表1に示すよう
に、予め各補正データの組み合わせ毎に対応するキーコ
ードが割り振られており、これらがルックアップテーブ
ルメモリに書き込まれている。
【0027】キーコードは数字からなり、濃度補正キー
(D),シアン補正キー(C),マゼンタ補正キー
(M),イエロー補正キー(Y)の各キー入力値の組み
合わせに基づき予め決定されており、この組み合わせの
集合における各要素は、出現頻度の高い順に、若い番号
が割り振られている。表1に、補正キーをD,C,M,
Yの4種類とし、入力ステップ数を「−3〜N〜+3」
の7個としたときの、キーコードと補正データとの対応
関係の一部を示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表2は、補正キーをD,C,M,Yの4種
類とし、入力ステップ数を「−3〜N〜+3」の7個と
したときの、補正データの組み合わせ総数と累計と割り
振ったキーコードとを示している。
【0031】補正キーを4種類として、各補正キーの取
りうる値を「−3〜N〜+3」の7種類とすると、全て
のキーの組み合わせは、7の4乗,すなわち2401種
類となる。これらの組み合わせからなる集合の各要素
を、キー種別によりI〜VIIIの8個のグループに分け
て、これら各グループを頻度別に分けると、表2のよう
になる。
【0032】I グループ:Dキーだけが押された場合
で、頻度が最も高い。 IIグループ:Nを含むDキーと、CキーのN以外が押さ
れた場合で、次に頻度が高い。 III グループ:Nを含むDキーと、MキーのN以外が押
された場合で、次に頻度が高い。 IVグループ:Nを含むDキーと、YキーのN以外が押さ
れた場合で、次に頻度が高い。 V グループ:Nを含むDキーと、Cキー及びMキーのN
以外が押された場合で、次に頻度が高い。 VIグループ:Nを含むDキーと、Cキー及びYキーのN
以外が押された場合で、次に頻度が高い。 VII グループ:Nを含むDキーと、Mキー及びYキーの
N以外が押された場合で、次に頻度が高い。 VIIIグループ:Nを含むDキーと、Cキー,Mキー及び
YキーのN以外が押された場合で、最も頻度が低い。 なお、同一グループ内では、N(0)に近い値をとる組
み合わせの要素が頻度が高くなる。
【0033】したがって、キーコード変換器40に各補
正データを入力すると、これに対応するキーコードが出
力される。表3に、補正キー入力値からキーコードへの
変換と、キーコードから補正キー入力値への変換との一
例を示す。なお、表3には、キーコードとして10進数
を用いたものと、16進数を用いたものとが併記してあ
るが、本実施例では10進数を用いたものを使用してい
る。キーコード変換器40は、ルックアップテーブルメ
モリから構成する代わりに、各補正データを変数とした
演算式を用いてキーコードを求める演算タイプから構成
してもよい。
【0034】
【表3】
【0035】前記印字コントローラ39は、キーコード
変換器40で変換されたキーコードを該当するカラーペ
ーパー37の裏面に印字する。焼付露光済みのカラーペ
ーパー37はペーパープロセサ41に送られ、ここで現
像処理された後に乾燥されて、ペーパーカット部で1枚
ずつ切り離されてプリント写真42としてトレイ44に
排出される。図2に、裏面に「8」のキーコード43が
印字されたプリント写真42を示す。キーコード「8」
は、表1から判るように補正キー入力値がD,C,M,
Yの順に「1」,「1」,「N」,「N」の組み合わせ
である。
【0036】また、再プリント時には、再プリント対象
コマをフイルムキャリア17の露光位置にセットすると
ともに、プリント写真の裏面に印字されているキーコー
ド「8」をキーボード28から入力する。入力されたキ
ーコード信号は、キーコード変換器40で各露光補正デ
ータ(D,C,M,Yの順に「1」,「1」,「N」,
「N」)に変換され、これがコントローラ27を介し、
露光量演算部26に送られ、ここで焼付露光量が演算さ
れる。
【0037】次に、本実施例の作用を説明する。図1に
示すように、現像済みのネガフイルム18はプリンタプ
ロセサのフイルムキャリア17にセットされ、コマ送り
によりプリント対象コマが露光位置にセットされる。こ
の状態で、プリント対象コマは光源10により照明さ
れ、プリント対象コマがスキャナー23により測光され
る。また、オペレータによりプリント対象コマが観察さ
れ、スキャナー23による自動露光補正では対応できな
いコマに対しては、露光補正データがキーボード28か
ら入力される。露光量演算部26は、特性値算出部25
からの特性値と入力された露光補正データとに基づき各
色毎の露光補正量を算出し、これをコントローラ27に
送る。コントローラ27は三色の露光補正量に基づき各
フイルタ位置を調節し、光源10の光質を調節する。こ
の後、キーボード28のプリントキーが操作されること
により、シャッタ30aが所定時間開いて、ネガフイル
ム18の画像がカラーペーパー37に焼付露光される。
露光済みのカラーペーパー37は1コマ分送られる。
【0038】このペーパーコマ送り時に、キーコードが
印字ヘッド38によりカラーペーパー37の裏面に印字
される。次に、ネガフイルム18が1コマ分送られて、
新たなコマの画像がカラーペーパー37に焼付露光され
る。以下、同様の繰り返しにより、次々とネガフイルム
18の各コマの画像がカラーペーパー37に焼付露光さ
れる。焼付露光され裏面にキーコードが印字されたカラ
ーペーパー37はペーパープロセサ41に送られ、ここ
で現像処理された後、各コマ毎に切り離されて、プリン
ト写真42としてトレイ44に排出される。
【0039】ペーパー検定工程でプリント写真の仕上が
り状態が検定され、仕上がり不良のものは再焼き工程に
回される。再焼き工程では、再焼き対象コマをフイルム
キャリア17にセットするとともに、モードセレクタ3
3を介して再焼きモードに設定する。この再焼きモード
では、キーコードが入力されると、これに対応する露光
補正データがディスプレィ29に表示される。例えば、
同時プリントにおける「D」,「C」,「M」,「Y」
の各キー入力値が「3N2N」である場合には、キーコ
ード「68」がプリント写真42の裏面に記録されてい
るので、この「68」をキー入力する。これにより、デ
ィスプレィには「3N2N」と表示され、オペレータは
同時プリント時の露光補正データを知ることができ、こ
れに対して、不良プリント写真に対してどれくらい修正
するかの相対値を簡単に入力することができる。
【0040】露光量演算部26は、同時プリント時に用
いた露光補正データと、新たに入力された相対値データ
とを加算して、この値を基本露光量に加算して、焼付露
光量を算出する。そして、この焼付露光量に基づき再焼
きを行う。なお、ペーパー検定工程で、不良プリント写
真に対して前記相対値データが書き込まれている場合に
は、キーコードをキー入力した後に単にこの相対値デー
タをキー入力するだけでよい。
【0041】また、焼き増し工程では、焼き増し対象コ
マを露光位置にセットして、プリント写真42の裏面に
印字されているキーコード43をキー入力する。入力さ
れたキーコーードはキーコード変換器40でキーコード
からこれに対応する露光補正データに変換され、これが
露光量演算部26に送られる。露光量演算部26ではこ
の同時プリント時に用いられた露光補正データに基づき
焼付露光量を算出するから、同時プリントと同じ濃度及
び色バランスにプリント写真を仕上げることができる。
【0042】なお、上記実施例ではプリント写真42の
裏面にキーコード43のみを印字したが、この他に、フ
イルムキャリアにコマ番号バーコードリーダー(図示せ
ず)を設け、プリント対象コマのコマ番号を自動検出し
て、図3に示すように、対応するプリント写真42にキ
ーコード43とともにコマ番号45を印字するようにし
てもよい。この場合に、露光補正データ46も併記して
おくことにより、キーコード変換方式を採用していない
写真プリンタでも、同時プリント時の露光補正データを
入力することができる。
【0043】なお、上記実施例では、各補正キーによる
組み合わせをキー種別による頻度を第1にして順番に並
べ、これに順に番号を割り振ったものであるため、実際
の頻度との間には、ずれが発生する。例えば、キーコー
ドが「6」(濃度キーが「−3」)だけのものと、キー
コードが「7」(濃度キーが「N」で、シアンキーが
「1」)との出現頻度を比べると、キーコード7の方が
番号が大きいわりに出現頻度が高くなることもあり、出
現頻度とキーコードの順番とが厳密には対応していない
ことがある。これに対して、キーコードの番号順位を実
際の出現頻度順位により一層近づけたキーコード変換表
を表4に示す。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】表4の場合には、各補正キーの入力ステッ
プ数を「−4〜N〜4」の9個とした場合のものであ
る。図4は、各キーコードに対応させた露光補正データ
の出現頻度の一例をパーセント表示したグラフである。
表5は、表4に示すキーコード変換表に基づき、実際の
プリント時の露光補正データをキーコードに変換した一
例を示したものである。したがって、従来は、補正デー
タをそのまま入力していたため最大で4回のキー入力操
作が必要となっていたのに対し、本実施例では、特に出
現頻度の高いものでは1桁のキーコードとなりキー入力
操作が1回で済むため、露光補正データの入力がより一
層簡単になる。また、1桁か2桁の数字からなるキーコ
ードを入力するだけでよく、補正データの順序や大きさ
を覚える必要もなく初心者であっても入力を確実に行う
ことができる。
【0047】表4に示す出現頻度順位も一例であり、こ
の頻度順位は、季節や地域,年代に応じて変動する。こ
のため、キーコードの割り振りは、季節や地域毎に露光
補正データの出現頻度の統計をとっておき、これに基づ
きキーコードを割り振るようにするとよい。また、この
出現頻度の傾向はある程度一定であり、代表的な出現頻
度順位を決めて、これに規格を統一することで、同時プ
リントにおける現像所と異なるところに焼き増しプリン
トが注文される場合にも、同時プリントと同じような仕
上がりの焼き増しプリント写真を簡単に得ることができ
る。
【0048】また、上記実施例では、キーコードに変換
する場合に10進数を用いたが、これに代えて16進数
を用いてもよい。この場合には、表3に示すように、1
0進数表示のキーコードに比べてキーコードの桁数をよ
り一層少なくすることができ、キースイッチの数が10
個から16個へと増加する不都合があるものの、入力時
のキー操作数が減少するから、より一層効率良く露光補
正データを入力することができる。
【0049】次に、プリント写真の裏面にキーコードを
印字する代わりに、フイルム収納シートにキーコードを
印字する実施例について説明する。図5はフイルム収納
シート50を示すものである。周知のように、フイルム
収納シート50は、6コマ毎に切断されたフイルムピー
ス51を収納する袋部50aを並べて設けたものであ
り、各袋部50aの下部には白く印刷された白帯部52
が形成されている。この白帯部52には、焼き増しプリ
ント注文時に焼き増し枚数を記入する枚数記入欄53が
各コマ毎に設けられている。本実施例では、この白帯部
52の枚数記入欄53の上側に、前記実施例と同じキー
コード54を印字したものである。
【0050】大規模現像所では、周知のように、プリン
トを効率良く行うために、図6に示すように、50〜1
00件のネガフイルムをスプライステープ56で接合
し、長尺ネガフイルム57にする。この長尺ネガフイル
ム57は、フイルムプロセサで現像処理されてから、フ
イルム検定機(共に図示せず)にセットされる。フイル
ム検定機では、オペレータが各コマを観察し、コマ全体
の平均透過濃度に基づく基本露光量では満足のいく仕上
がりにならないものに対し、濃度キー,色補正キー,フ
ァンクションキー,コレクションキー等を操作して、露
光補正データを入力する。各コマ毎に入力された露光補
正データは、LSIカードに書き込まれる。また、ノッ
チャーによりプリント対象コマに半円形のノッチが付さ
れる。なお、LSIカードへの各種情報の書込みは、専
用のフイルム検定機で行うものに代えて、プリンタで行
うこともできる。また、記録媒体はLSIカードの他に
フロッピィディスクや穿孔テープ等を用いてもよい。
【0051】フイルム検定後は、LSIカードとネガフ
イルムとが周知のオートプリンタにセットされ、ノッチ
に基づきプリント対象コマが露光位置にセットされ、L
SIカードに書き込まれた焼付露光情報に基づきプリン
ト対象コマが次々と焼付露光される。焼付露光済みのカ
ラーペーパーはペーパープロセサで現像処理された後
に、ペーパー検定工程を経て、1コマ毎に切り離されて
プリント写真にされる。また、焼付露光に供された長尺
ネガフイルムはフイルムカット工程に回される。
【0052】フイルムカット工程では、図7に示すよう
なフイルムカッティングインサータ60を用いて長尺ネ
ガフイルム57を6コマ毎のフイルムピース51に切断
し、これをフイルム収納シート50に収納する。また、
フイルム収納シート50の白帯部52には、各コマ毎
に、露光補正データに基づくキーコード54が印字され
る。フイルム収納シート50は、巻取軸49に巻き取ら
れており、フイルムカッティングインサータの所定位置
にセットされる。そして、フイルム収納シート50は、
引出しローラ対61でニップされて引き出され、フイル
ム装填位置に間欠移送される。図7に示すように、焼付
露光に使用されたLSIカード62は、フイルムカッテ
ィングインサータのカード挿入口63にセットされる。
また、焼付露光に供された長尺ネガフイルム57は、フ
イルム供給部64にセットされる。図6に示すように、
LSIカード62に記憶された各コマ毎の露光補正デー
タはカードリーダー65で読み出され、印字コントロー
ラ66に送られる。
【0053】印字コントローラ66には、カットコント
ローラ67からフイルムピース51の長さと、コマ位置
データ及びこのコマ位置に対応する露光補正データが出
力される。印字コントローラ66にはデコーダ68が設
けられており、このデコーダ68は、濃度補正データ、
シアン補正データ、マゼンタ補正データ、イエロー補正
データの各信号に基づき、これら各補正データの組み合
わせに対するキーコードを出力する。
【0054】デコーダ68はルックアップテーブルメモ
リから構成されており、このルックアップテーブルメモ
リには、前記表1に示すような各補正データの組み合わ
せとキーコードとの対応表が書き込まれている。
【0055】前記印字コントローラ66は印字ヘッド6
9を制御して、フイルム収納シート50への各コマに対
応する位置に、同時プリント時に用いた露光補正データ
を変換したキーコード54(図5参照)を印字する。こ
のキーコード54の印字は、個々のフイルムピース51
をフイルム収納シート50に挿入する前に行っている。
【0056】図6に示すように、長尺ネガフイルム57
は引出しローラ対61で引き出され、ノッチセンサ7
0,スプライステープセンサ71,及び画面検出部72
に送られる。ここで、ノッチセンサ70によりネガフイ
ルム57のノッチを検出する。また、スプライステープ
センサ71により長尺ネガフイルム57のスプライステ
ープ56を検出するとともに、画面検出部72で各コマ
57aを検出する。これら各センサからのノッチ信号,
スプライステープ信号,及びコマ信号とはカットコント
ローラ67に送られる。
【0057】カットコントローラ67は、ドライバ74
a,75aを介しモータ74,75を駆動して、各ロー
ラ対76,77,78を回転制御するとともに、カッタ
駆動部79を介してカッタ80を制御する。また、カッ
トコントローラ67には、キーボード81が接続されて
おり、これの操作により、各種モードの設定や手動操作
を可能にしている。
【0058】カットコントローラ67は具体的には、ノ
ッチセンサ70からのノッチ信号をカウントし、コマ5
7aを6個カウントすると、カッタ80を駆動して長尺
ネガフイルム57をフイルムピース51に切断する。な
お、カットコントローラ67は6コマ検出の他に、フイ
ルム送り量も引出しローラ対76の回転数等から検出し
ており、コマのカウント数が6未満であっても、6コマ
分の長さにネガフイルムが達したときには、この直前に
通過したコマとコマとの間で長尺ネガフイルム57を切
断する。また、カットコントローラ67は、スプライス
テープ信号の入力があった場合には、コマ数のカウント
及びフイルム送り長さが6コマ分の長さ未満であって
も、カッタ80を作動しスプライステープ接合部分を切
断廃棄する。このようにして切断されたフイルムピース
51は、モータ75によって送り込みローラ78で袋部
50a内に完全に挿入される。この後にフイルム収納シ
ート50が袋部1個分だけ間欠送りされ、フイルム挿入
位置には新たな未収納の袋部50aがセットされ、これ
に次のフイルムピース51が挿入される。
【0059】1件分のネガフイルムを構成する複数のフ
イルムピース51がフイルム収納シート50に挿入され
ると、引出しローラ61と、送りローラ対83が回転し
て空の袋部50aを装填位置にセットする。1件分のフ
イルムピース51を装填したフイルム収納シート50
は、ミシン目カッター85で各袋部の間にミシン目状切
断線が入れられ、後にこの切断線で各オーダー毎にフイ
ルム収納シート50が切り離される。
【0060】また、上記実施例では、フイルム収納シー
ト50にコマ位置に合わせて露光補正データのキーコー
ド54を印字するようにしたが、この他に、図8に示す
ような再注文票90の各コマに、露光補正データの代わ
りにキーコード91を印字するようにしてもよい。この
場合に、露光補正データ92も併記しておくことによ
り、キーコード変換方式を採用していない写真プリンタ
でも、同時プリント時の露光補正データを入力すること
ができる。なお、再注文票90は専用のフォーマットが
印刷されたもののキーコード欄にキーコード91を印字
する他に、コマ番号や焼き増し枚数記入欄等の再注文票
全体をキーコード91とともに印字してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、露光
補正データの組み合わせ毎にキーコードを割り振って、
このキーコードを用いて同時プリント時に用いた露光補
正データをプリント写真やフイルム収納シートに印字し
たから、再プリント時にこれら同時プリント時の露光補
正データの入力を簡単に行うことができる。すなわち、
従来は、濃度やシアン,マゼンタ,イエロー等の各色の
露光補正データの入力に際しては、その順番に注意しな
がら各補正値を入力していたが、これを一連の数値でし
かも桁数も少ないキーコードにより入力することがで
き、露光補正データの入力が簡単になる。
【0062】しかも、露光補正データの組み合わせの
内、頻度の高い要素順に若い番号を割り振ったから、出
現頻度の高い露光補正データの入力時にキーコードの入
力操作数が1桁程度と少なくなり、入力操作が簡単にな
るとともに、入力間違いの発生をより一層少なくするこ
とができる。また、印字桁数が少なくなるため、その他
の情報も印字することが可能になる他に、従来の補正デ
ータをそのまま印字するものに比べて印字回数が減少す
るため、印字装置やインクリボン等の寿命が少し長くな
る。
【0063】また、焼増しプリント時にもキーコードを
利用して同時プリント時に用いた露光補正データを簡単
に入力することができ、焼増し写真を同時プリント時の
写真と同じ濃度、色バランスに簡単に仕上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真焼付情報印字装置を備えたプリン
タプロセサを示す概略図である。
【図2】キーコードを印字したプリント写真の一例を示
す平面図である。
【図3】キーコードを印字したプリント写真の一例を示
す平面図である。
【図4】キーコードに対応させた露光補正データの出現
頻度の一例をパーセント表示したグラフである。
【図5】フイルム収納シートの要部を示す平面図であ
る。
【図6】同写真焼付情報印字装置を備えたフイルムカッ
ティングインサータの概略図である。
【図7】同フイルムカッティングインサータの外観を示
す斜視図である。
【図8】キーコードを印字した再注文表の一例を示す平
面図である。
【符号の説明】
18 ネガフイルム 31 裏印字部 38 印字ヘッド 37 カラーペーパー 39 印字コントローラ 40 キーコード変換器 42 プリント写真 43,91 キーコード 45 コマ番号 90 再注文票

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時プリント時に用いる濃度補正データ
    と各色補正データとの組合せの集合の各要素を、基本的
    に出現頻度の高い順に、番号又は符号からなるキーコー
    ドと対応づけて予め記憶した手段と、この記憶手段によ
    り同時プリント時に用いた各補正データの組合せに基づ
    きキーコードを求める手段と、求めたキーコードをプリ
    ント写真又はフイルム収納シートの該当するコマ位置に
    印字する手段とを備えたことを特徴とする写真焼付情報
    印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の写真焼付情報印字装置で
    印字されたプリント写真又はフイルム収納シートを用い
    て再プリントする写真プリンタにおいて、前記プリント
    写真又はフイルム収納シートに印字されたキーコードに
    基づき、これと同じキーコードを入力する手段と、入力
    されたキーコードに基づきこれに対応する補正データを
    出力する手段と、この出力した補正データに基づき焼付
    露光量を補正する手段とを備えたことを特徴とする写真
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の写真焼付情報印字装置で
    印字されたプリント写真又はフイルム収納シートを用い
    て再プリントする写真プリンタにおいて、前記プリント
    写真又はフイルム収納シートに印字されたキーコードに
    基づき、これと同じキーコードを入力する手段と、入力
    されたキーコードに基づきこれに対応する補正データを
    出力する手段と、この出力した補正データを表示する手
    段と、表示された補正データと不良プリント写真の仕上
    がり状態の観察とに基づき決定された再補正データを入
    力する手段と、入力された再補正データと前記キーコー
    ドからの補正データとに基づき焼付露光量を補正する手
    段とを備えたことを特徴とする写真プリンタ。
  4. 【請求項4】 同時プリント時に用いる濃度補正データ
    と各色補正データとの組合せの集合の各要素を、基本的
    に出現頻度の高い順に、番号又は符号からなるキーコー
    ドと対応づけて予め記憶した手段と、この記憶手段によ
    り同時プリント時に用いた各補正データの組合せに基づ
    きキーコードを求める手段と、各コマのコマ番号を検出
    する手段と、求めたキーコード及びコマ番号とをプリン
    ト写真又はフイルム収納シートの該当するコマ位置に印
    字する手段とを備えたことを特徴とする写真焼付情報印
    字装置。
  5. 【請求項5】 同時プリント時に用いる濃度補正データ
    と各色補正データとの組合せの集合の各要素を、基本的
    に出現頻度の高い順に、番号又は符号からなるキーコー
    ドと対応づけて予め記憶した手段と、同時プリント時に
    用いた各補正データの組合せに基づきキーコードを求め
    る手段と、各コマのコマ番号を検出する手段と、各コマ
    のコマ番号に対応させて該当するキーコードを印字して
    プリント写真の焼き増し枚数記入欄を有する再注文依頼
    票を作成する手段とを備えたことを特徴とする写真焼付
    情報印字装置。
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