JPH076216B2 - 掘削運搬車両 - Google Patents

掘削運搬車両

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JPH076216B2
JPH076216B2 JP61058758A JP5875886A JPH076216B2 JP H076216 B2 JPH076216 B2 JP H076216B2 JP 61058758 A JP61058758 A JP 61058758A JP 5875886 A JP5875886 A JP 5875886A JP H076216 B2 JPH076216 B2 JP H076216B2
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JP61058758A
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典彦 森
喬 永田
尚孝 野口
克彦 飯島
智幸 真田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,掘削と運搬と積込作業に兼用され特に狭隘な
場所での作業に使用するのに好適な掘削運搬車両に関す
るものである。
〔従来の技術〕
都市土木工事の発展に伴ない,近年は道路幅の狭い場所
における下水管・ガス管等の埋設等の工事が多く行なわ
れるようになってきている。従来,このような狭い場所
ではミニショベルと小型トラックを用いて作業されてき
たが,道路幅がさらに狭く土砂等の運搬を行うトラック
の進入が不可能な場所での作業が行われるようになり,
このような場所での作業では,ミニショベル等で掘削し
た土砂等をミニショベルでトラックの待機しているとこ
ろまで自走して運び,トラックに積み込むことが行なわ
れていた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら,道路幅が狭くトラックの進入が不可能な
場所では,掘削装置であるミニショベルでトラックの待
機しているところまで自走して運び,トラックに積み込
む上記の方法をとっているのでは作業能率が悪く工事期
間の長期化,工事費の高騰を招くという不具合があっ
た。
本発明は,このような不具合を解消しようとするもの
で,掘削装置で掘削した土砂等を積載する荷台を設ける
ととも,該荷台に積載された土砂等を待機しているトラ
ック等に迅速に積替えできるようにして,道路幅の狭い
場所で行われる下水管・ガス管等の埋設等の工事のため
の掘削・運搬・積み込み作業を安価に,かつ能率良くし
工事期間の短縮化がはかれる掘削運搬車両を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため,本発明の掘削運搬車両は,走行装置の上部に
配設された車体フレームと,該車体フレームの前部に旋
回可能に配設された掘削装置および運転席と,車体フレ
ームの後部に載置された荷台と,前記車体フレームと前
記荷台との間に配設されて前記荷台をダンプさせる荷台
リンク装置とを備えた掘削運搬車両において,荷台リン
ク装置が,車体フレームの後部に固着されたプレート
と、荷台にヒンジを介して取り付けたフレームと,その
一端がプレートに他端がフレームにそれぞれ回転自在に
取り付けられた平行リンクと,その一端がプレートに他
端がフレームにそれぞれ回転自在に取り付けられた伸縮
自在のリフトシリダと,その一端がフレームに他端が荷
台にそれぞれ回転自在に取り付けられた伸縮自在のダン
プシリンダとからなることを特徴としている。
〔作用〕
上述の本発明の掘削運搬車両によれば,従来どおり車両
フレームの前部に配設された掘削装置により下水管やガ
ス管等の埋設等のため掘削ができるととも,掘削した土
砂等を車両フレームの後部に載置された荷台に積載して
運搬することができる。さらに積荷を載置した荷台を荷
台リンク装置によりダンプさせることにより別の運搬手
段であるトラックへの積込みが容易にできる。
〔実施例〕
以下,図面により本発明の一実施例としての掘削運搬装
置について説明すると,第1図は本装置の斜視図,第2
図は第1図の側面図,第3図は第1図の正面図,第4図
は第1図の平面図である。これらの図において,1は掘削
運搬車両,2は走行装置の上部に配設された車体フレー
ム,3は車体フレーム2の前部に配設された掘削装置,4は
掘削装置3の側部に配設された運転席,5は車体フレーム
2の後部に載置した荷台,6は荷台リンク装置,7は走行装
置としてのクローラである。
掘削装置3及び運転席4は,旋回軸11を中心として同時
に360度旋回できる構造となっている。掘削装置3は,
ブーム12,ブームシリンダ13,アーム14,アームシリンダ1
5,バケット16,バケット17から構成されている。そし
て、この掘削装置は第4図の2点鎖線で示す円L内で旋
回し掘削装置3の旋回時における最大径Lは,車体幅よ
り外に出ないようにされている。
車体フレーム2の後部は傾斜させて形成され,荷台5は
この傾斜した車体フレーム2に載置されている。この荷
台5をダンプさせる荷台リンク装置は,第5図に斜視図
で示すように車体フレーム2の後部に固着され,左右一
対のプレート21,荷台5の後端下部にヒンジ22を介して
回動自在に取りつけられたフレーム23,一端をプレート2
1に他端をフレーム23の側端部にそれぞれ回動自在に取
り付けた左右一対の平行リンク24・25,一端をプレート2
1に他端をフレーム23の側部にそれぞれ回動自在に取り
付けられ伸縮自在の左右一対のリフトシリンダ26の端を
フレーム23の後部に,他端を荷台5の底部にそれぞれ回
動自在に取り付けられ伸縮自在のダンプシリンダ27から
構成されている。31・32・33・34は平行リンク24・25を
プレート21,フレーム23にそれぞれ回動自在に取り付け
るためのピンである。ピン31・32間とピン33・34間及び
ピン31・33間とピン32・34間は各等間隔をもって形成さ
れ,平行リンク24・25プレート21フレーム23で平行四辺
形リンクを構成するようにしている。また車体フレーム
2の後部を傾斜させて形成した車体フレーム2の下方と
左右の走行装置7との間には,図示しないエンジンおよ
びその付属品が配設されるようになっている。
この実施例の作用を第6図〜第12図により説明する。
第6図に示す如く掘削装置3により掘削した土砂等は,
第7図の実線で示す如くバケット16を水平にした状態
で,掘削装置3を180度旋回させて,第7図の2点鎖線
で示す如く車両フレーム2の後部に載置した荷台5へ積
込まれる。荷台5に土砂等が満載されたならば、第8図
に示す如く掘削場所から離れた場所に待機しているトラ
ック40の場所まで自走して,トラック40へ積みおろされ
る。この積みおろしは第9図の実線で示す如く荷台5を
ダンプさせる荷台リンク装置6が折りりたたまれた状態
から,リフトシリンダ26を伸張させて荷台5を第9図の
2点鎖線で示す如く上昇させることによって行なわれ
る。このとき,フレーム23は平行リンク25,26の作用に
よってプレート21に対して平行に上昇移動するので荷台
5は水平状態を保ったまま上昇し,荷台5に積載した土
砂等がこぼれ落ちることがない。なお本装置の荷台5の
後端部は第10図の実線Aに示す軌跡を描いて上昇する。
これに対して車体フレーム2の後部を傾斜させずに水平
にしたままで荷台5を載置した場合の荷台5の後端部は
第10図の2点鎖線で示す軌跡Bを描いて上昇する。
軌跡Bがそのまま後方にオーバハングするのに対して,
軌跡Aは一度車両前方に移動してから後方にオーバハン
グする。この軌跡A・Bの比較から分かるように車体フ
レーム2の後部を傾斜させて荷台5を載置することによ
りシフトシリンダ26を伸張させたとき,荷台5の後端部
がトラック40の荷台へ衝突するのを防止することができ
る。
次いで,第11図に示す如くダンプシリンダ27を伸張させ
て荷台5をダンプさせることによって荷台5に積載した
土砂等をトラックに積み込み再び掘削現場まで移動して
掘削作業を継続する。
なお,上記実施例においては荷台5を上方へ移動させダ
ンプさせるための上記の荷台リンク装置6について説明
したが,トラックへの積込みのために荷台を上方へ移動
させる必要がない場合は,プレート21,フレーム23,平行
リンク24,25,リフトシリンダ26を省略し,単にダンプシ
リンダ27の一端を車体フレーム2に,他端を荷台5にそ
れぞれ回動自在に取り付けるようにした荷台リンク装置
6としても良い。本実施例の掘削運搬車両は上述の構
成,作用により,次のような効果が得られる。
1) 道路幅の狭い場所で行なわれる下水管・ガス管等
の埋設等の工事において,掘削・積み込み・運搬作業を
1台の車両で行なえるようにして安価に,かつ能率良く
作業できるようにできる。
2) 車体フレーム2の後部を傾斜させて形成している
ので,リフトシリンダ26を伸張させたとき荷台5の後端
部は軌跡Aを描き,トラックの荷台40と衝突せずトラッ
ク荷台の上方まで荷台5を移動できるので安全に効率良
くトラックへの積込み作業をすることができる。
3) 車体フレーム2の後部を傾斜させて形成し,これ
に平行に荷台リンク装置6を設けているので荷台5を低
位置にコンパクトに配設でき,車両寸法を小さくできる
ので道路幅の狭い場所における好適な作業車両を提供で
きる。
4) 車体フレーム2の後部を傾斜させて形成している
ので,第10図から分かるように同じリンク長でも荷台5
を高位置まで上昇させることができ,より作業能率を高
めることができる。
5) より高位置への上昇を得ることができるので荷台
5を低くすることが可能であり,また運転席4を掘削装
置3と同時に旋回させるようにしているので,第12図に
示すように荷台5の定位置において,視界を良くし運転
席からトラック40の後部をみることができ,トラック41
の荷台と衝突しないように安全作業をすることができ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように,本発明の掘削運搬車両によれば特
許請求の範囲に示す簡素な構成で,道路幅の狭い場所で
行なわれる下水管・ガス管等の埋設等の工事において,
掘削・積み込み・運搬作業を1台の車両で行なえるよう
にして安価に,かつ能率良く作業できるようにし,工期
の短縮をはかることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての掘削運搬車両の斜視
図,第2図は第1図の側面図,第3図は第1図の正面
図,第4図は第1図の平面図,第5図は荷台リンク装置
6を示す斜視図,第6図及び第8図は作業状態を示す
図,第9図及至第11図は荷台リンク装置の作動説明図,
第12図は後方視界状態の説明図である。 1……車両,2……車体フレーム,3……掘削装置,4……運
転席,5……荷台,6……荷台リンク装置,7……走行装置,2
1……プレート,23……フレーム,24,25……平行リンク,2
6……リフトシリンダ,27……ダンプシリンダ27,A……荷
台5の後端部の軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 喬 埼玉県川口市青木1丁目3番1号 (72)発明者 野口 尚孝 千葉県市川市八幡5丁目10番1号 (72)発明者 飯島 克彦 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)発明者 真田 智幸 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (56)参考文献 実開 昭58−180952(JP,U) 実開 昭58−194259(JP,U) 実開 昭57−12463(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置の上部に配設された車体フレーム
    と,該車体フレームの前部に旋回可能に配設された掘削
    装置および運転席と,車体フレームの後部に載置された
    荷台と,前記車体フレームと前記荷台との間に配設され
    て前記荷台をダンプさせる荷台リンク装置とを備えた掘
    削運搬車両において,荷台リンク装置が,車体フレーム
    の後部に固着されたプレートと,荷台にヒンジを介して
    取り付けたフレームと,その一端がプレートに他端がフ
    レームにそれぞれ回転自在に取り付けられた平行リンク
    と,その一端がプレートに他端がフレームにそれぞれ回
    転自在に取り付けられた伸縮自在のリフトシリンダと,
    その一端がフレームに他端が荷台にそれぞれ回転自在に
    取り付けられた伸縮自在のダンプシリンダとからなるこ
    とを特徴とする掘削運搬車両。
JP61058758A 1986-03-17 1986-03-17 掘削運搬車両 Expired - Lifetime JPH076216B2 (ja)

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JP61058758A JPH076216B2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17 掘削運搬車両

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JPS62215730A JPS62215730A (ja) 1987-09-22
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