JPH0111807Y2 - - Google Patents

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JPH0111807Y2
JPH0111807Y2 JP14580979U JP14580979U JPH0111807Y2 JP H0111807 Y2 JPH0111807 Y2 JP H0111807Y2 JP 14580979 U JP14580979 U JP 14580979U JP 14580979 U JP14580979 U JP 14580979U JP H0111807 Y2 JPH0111807 Y2 JP H0111807Y2
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conveyor
stage
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hopper
drive device
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス管、水道管、電設管等の埋設用
溝掘り作業に広く使用されるコンベア付掘削機に
関するものである。
従来、道幅の狭い路上で、例えばガス管埋設工
事等のため掘削作業を行なう場合、作業機本体の
側方に運搬車を置き、バツクホーにより掘削され
た土砂を積込むかあるいはまた作業機本体の前方
に運搬車を置き、作業機本体の後方路面を掘削
し、この掘削された土砂をバツクホーの旋回によ
り前方の運搬車に積込む方法が一般的である。然
るに、このような積込み方法では、所謂生活道路
と呼ばれる狭い道路での掘削作業は困難である
し、また昼間交通量の多い幹線道路で作業を行な
う場合には、側方の交通を制限し、交通渋帯の原
因となるため、やむを得ず夜間作業を行なわざる
を得なかつた。そこで、最近ではこのような不便
を解消すべくコンベア付掘削機あるいはワンレー
ン掘削機と呼ばれる掘削機(例えば実開昭53−
2503号)が提案されている。しかし、このような
コンベア付掘削機にあつても、その大半は工事現
場でコンベアを組立てる方式を採用しているた
め、組立て、分解作業にそれぞれ1〜1.5時間を
要するうえ、コンベア付では自走が困難であつ
た。
また、このようなコンベア付掘削機の不便を解
消するために不使用時にはコンベアを折り畳み得
るようにした掘削機も提案されているが、この形
式においても人家の密集した狭い道路等のように
上方に障害物がある路上では、コンベアを使用状
態にセツトすることができず、そのため障害物を
かわせる場所でセツトした後現場まで掘削機を移
動させなければならないという不都合があつた。
本考案は上述したような不都合を解消すべくな
されたもので、掘削機自体が進入できる道路であ
れば、側方および上方の障害物に関係なく、その
場で短時間にコンベアを稼動状態にセツトでき、
工事終了後直ちに格納し得るようにしたコンベア
付掘削機を提供するものであり、その特徴とする
ところは作業機本体に装備された3段のコンベア
部からなるコンベア装置を備え、1段目にはホツ
パーが装着され、2段目および3段目は伸縮コン
ベアを構成してその基部が車体に対して俯仰およ
び左右方向に回動可能に取付けられ、この伸縮コ
ンベアの上方に前記1段目のコンベアを格納する
ようにしたことにある。
以下、その構成などを図に示す実施例によつて
詳細に説明する。
第1図は本考案に係るコンベア付掘削機の側面
図、第2図はその平面図である。これらの図にお
いて、符号1で示すものは掘削機の車体で、この
車体1の後部一側にはマウント2A、スイングブ
ラケツト2B、メインブーム2C、駆動用シリン
ダ2D,2E、ステイツクブーム2F、リンク2
G,2Hおよびバケツト2I等の組立体からなる
旋回および左右方向へ回動可能な従来周知のバツ
クホー装置2が装備されており、これにより車体
1の後方もしくは側方路面が掘削される。3,4
は前記車体1を路面上に固定するためのリアアウ
トリガーおよびフロントアウトリガー、5は運転
席、6は前記車体1の上方でかつ前記バツクホー
装置2とは反対側の側方に車体1の前後方向に長
く延長して取付けられたコンベア装置である。
前記コンベア装置6は伸縮自在な3段のコンベ
ア7〜9を備えており、車体1の後方に延在する
1段目のコンベア7にはその前端部にベルトAを
走行させるベルト駆動用油圧モータ10が、後端
部にホツパー11および支持脚12が配設されて
いる。また、この1段目のコンベア7は2段目の
コンベア8の後端部にピン13を介して水平方向
に回動可能に連結されることにより、その前端部
が該2段目コンベア8の後端部上方に位置し、且
つ油圧シリンダ14の駆動により傾斜角αが自在
に可変設定されるように取付けられると共に引き
揚げ用油圧モータ15によつて前記2段目コンベ
ア8上を滑動し第3図に示す如く自走時に2段目
コンベア8の上方に格納されるように構成されて
いる。このため、1段目コンベア7の前端部下面
には2段目コンベア8の枠体17に沿つて摺動す
る案内機構の一例として示すガイド16が配設さ
れている。
前記2段目のコンベア8は前記車体1の前方に
延在する3段目のコンベア9と2段伸縮自在なコ
ンベアを構成しており、この3段目のコンベア9
を自走時に伸縮用油圧モータ18によつて後方に
移動させ、該2段目のコンベア8の内部に第3図
に示す如く格納するようにしている。また、前記
2段目のコンベア8はその後端部において前記車
体1にピン19および油圧シリンダ20により水
平方向に回動可能に連結支持され、且つ俯仰用油
圧シリンダ21により俯仰されるようになつてい
る。前記2段目および3段目のコンベア9,9に
は1本の無端ベルトBが共通に張設されており、
このベルトBをベルト駆動用油圧モータ23によ
つて矢印方向に走行させるようにしている。
なお、24は車体1の前方で且つ前記3段目の
コンベア9の下方に停車しているトラツク等の運
搬車である。
かくして、このような構成によれば、バツクホ
ー装置2で掘削した土砂を1段目コンベア7のホ
ツパー11に投入すれば、1段目、2段目、3段
目の各コンベア7,8,9を経て自動的に運搬車
24に積込むことができる。この場合、第2図に
示す如く1段目のコンベア7を車体1の右端に最
大限寄せて車体1と平行にし、2段目および3段
目のコンベア8,9を1段目のコンベア7に対し
て左方に角度θだけ屈曲させ、3段目のコンベア
9の前端が運搬車24のほぼ中央にくる様に構成
してあるので、バツクホー装置2のスライド量を
大きくとることができ、したがつて掘削範囲が幅
広く取れ、作業能率を向上させることができる。
掘削作業が終了したら、先ず3段目のコンベア
9を伸縮用油圧モータ18で縮少して2段目コン
ベア8の内部に格納し、次いで1段目コンベア7
を引き揚げ用油圧モータ15で2段目コンベア8
の上に引き揚げ、油圧シリンダ20および俯仰用
油圧シリンダ21によつてコンベア装置6の傾斜
および左右方向の角度をそれぞれ変えて格納状態
にする。更に、バツクホー装置2および前後のア
ウトリガー4,3を格納すれば、車体1は第3図
に示す走行可能な状態となり、直ちに移動するこ
とができる。
以上述べたように、本考案に係るコンベア付掘
削機によれば車体の前後方向に延在する伸縮自在
な3段のコンベアからなるコンベア装置を装備し
ているので、道路の一車線内は勿論路側に人家、
塀等あるいは上方に電線等の障害物があるような
工事現場でも、掘削機自体が進入できさえすれ
ば、その場でコンベア装置を稼動状態に簡単にセ
ツトすることができ、工事が終れば直ちに走行可
能な状態に格納できる。それ故、従来のコンベア
付掘削機に較べて工事経費を大幅に軽減すること
ができ、特にガス、水道管の枝配管等一日に工事
現場が数箇所変るような場合に一層効果が大であ
る。また、2段伸縮自在なコンベアの1段目コン
ベアと2段目コンベアは1本の無端ベルトを共通
使用しているので、ベルト数が減り、経済的であ
る上、その駆動装置も1つで済むなどの利点を有
し、安価に提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコンベア付掘削機の一実
施例を示す側面図、第2図はその平面図、第3図
はコンベア装置を格納した状態を示す側面図であ
る。 1……車体、2……バツクホー装置、6……コ
ンベア装置、7……1段目のコンベア、8……2
段目のコンベア、9……3段目のコンベア、11
……ホツパー、14……油圧シリンダ、15……
引き揚げ用油圧モータ、21……俯仰用油圧シリ
ンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクホー装置の側方でかつ上方にコンベア装
    置を車体の前後方向に延長して取付けたコンベア
    付掘削機において、前記コンベア装置は、1つの
    無端ベルトを共通使用する1段目コンベアと、こ
    の1段目コンベアに対して伸縮自在に配設された
    2段目コンベアとからなる2段伸縮自在なコンベ
    アと、この2段伸縮自在なコンベアの上方に案内
    機構により案内保持されて配設された前後方向に
    滑動可能なホツパー付コンベアと、前記2段伸縮
    自在なコンベアを車体に対して俯仰させる駆動装
    置と、前記2段伸縮自在なコンベアを前記車体に
    対して左右方向に回動させる駆動装置と、前記ホ
    ツパー付コンベアを前記案内機構に沿つて前後方
    向に滑動させる駆動装置と、前記ホツパー付コン
    ベアの車体後方への引き出し時に該コンベアを車
    体に対して俯仰し、その傾斜角度を可変設定する
    駆動装置とを備えたことを特徴とするコンベア付
    掘削機。
JP14580979U 1979-10-23 1979-10-23 Expired JPH0111807Y2 (ja)

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JP14580979U JPH0111807Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23

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JP14580979U JPH0111807Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664464U JPS5664464U (ja) 1981-05-30
JPH0111807Y2 true JPH0111807Y2 (ja) 1989-04-06

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