JP2736756B2 - 管埋設工法 - Google Patents

管埋設工法

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JP2736756B2
JP2736756B2 JP7070965A JP7096595A JP2736756B2 JP 2736756 B2 JP2736756 B2 JP 2736756B2 JP 7070965 A JP7070965 A JP 7070965A JP 7096595 A JP7096595 A JP 7096595A JP 2736756 B2 JP2736756 B2 JP 2736756B2
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賢志 正田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として電線などを通
す管を地中に埋設するための管埋設工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管埋設工法は、図7に示すよう
に、一台のパワーショベルP1で管埋設用の溝1を掘削
した後、該溝1の両壁に土留め用の矢板2を立設し、管
を入れてから溝1にダンプカー3を横付けして土を投入
し、さらに、土均しや転圧などを行って矢板2を抜き取
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の管埋設
工法は、道路の二車線を占用帯SSとして最低限確保す
る必要があり、交通量の多い場所では採用し難い問題点
がある。そのため多くの場合は、図8(a),(b)の
ように一車線の占用帯Sを使って管の埋設工事を行って
いるが、この埋設工法では、図8(a)のようにダンプ
カー3が溝1の端Aに土を投入することになるため、溝
1の端Aで山積み状態になった土を崩して均すのに時間
が掛かり、極めて作業効率が悪い。その解決策として、
図8(b)のようにもう一台のパワーショベルP1を使
って前記山積み状態の土を移動させる方法が考えられる
が、一車線の占用帯Sしか確保できない状態では、その
二台目のパワーショベルP1がダンプカー3で土を投入
する際の妨げとなるため、パワーショベルP1の作業を
中断して矢線イのように移動し、それからダンプカー3
がバックして土を投入する、ということになって作業効
率が思うように向上せず、尚且つ、極限られた狭いスペ
ースの占用帯Sでは二台目のパワーショベルP1の待機
場所さえ確保できないのが現状であり、実質的に実現不
可能であった。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の目的は、一車線の占用帯でも高い作業効率が得られる
管埋設工法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、管埋設用の溝を掘削した後、該溝の両壁に
頂部を地上に突出させるようにして土留め用の矢板を立
設し、一方、パワーショベルの左右の走行体の間隔を前
記両矢板の間隔より広く設定すると共に両走行体間のグ
ランドクリアランスを少なくとも前記矢板の突出高さよ
り大きく設定し、該パワーショベルを前記両矢板を跨ぐ
ようにして溝上に配置すると共にこの状態のまま溝上を
自走させるか又は適宜な位置に停止させて土の掘削、埋
め戻し、矢板の着脱、土均し、転圧など必要な土木作業
を行わせるようにした管埋設工法を提供する。
【0006】
【作用】矢板の頂部が地上に突出して溝の両縁を保護し
ているためパワーショベルが移動しても崩れるおそれが
ない。また、パワーショベルは矢板の突出高さより大き
いグランドクリアランスを有するため、矢板を跨いで自
由に移動することができ、尚且つ、矢板の突出した部分
がガードレールとして機能するため、高所の運転席から
パワーショベルを操縦する運転者からでも溝の位置が見
極めやすく、その上、もし仮に走行体が矢板に接触して
も溝に落下しない。而して、このように矢板を跨ぐよう
にしてパワーショベルを溝上に配置すると共にこの状態
のまま自走させるようにすれば、従来一車線の占用帯で
確保できなかった第二のパワーショベルの待避領域とし
て溝上を有効利用することができ、また、パワーショベ
ルを溝上の作業領域に置いたままでもダンプカーで土の
投入ができるため、作業の流れが中断せず、従って、確
実に作業効率が向上する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1はパワーショベルと溝を示す断面
図、図2(a),(b)は改良前と改良後のベースフレ
ームを示す斜視図、図3(a)〜(c)は管埋設工法を
説明する平面図、図4は工事状態を示す一部断面側面
図、図5は矢板の抜き取り作業を示す側面図、図6
(a)〜(c)は他の管埋設工法を説明する平面図であ
る。
【0008】本発明の管埋設工法に使用するパワーショ
ベルP2は、図2(a),(b)に示すように、従来型
ベースフレーム4Sのグランドクリアランスを高く変更
した改良型のベースフレーム4Nを装着してなる。すな
わち、従来型ベースフレーム4Sのサイドプレート5を
切除してカーボディ6とトラックフレーム7を分離さ
せ、該サイドプレート5に代えてカーボディ6とトラッ
クフレーム7を垂直腕8で接合し、以て、従来型ベース
フレーム4Sの有効グランドクリアランス約280mm
を約700mmに拡張した。垂直腕8は、必要な強度を
得るため二枚のパネル8a,8bを接合した構造になっ
ており、外側のパネル8aを着脱自在にして後述する走
行体9の交換を可能にしてある。なお、グランドクリア
ランスとは、図1に符号Hで示したように、地面からベ
ースフレーム4Nの底面までの距離をいう。
【0009】また、ベースフレーム4Nには油圧モータ
ーで駆動する無端ベルト状の走行体(クローラ)9が掛
け渡されており、図1に示したように左右の走行体9,
9の間隔Wが後述する矢板2,2の間隔wより広く設定
されている。なお、ベースフレーム4Nは、走行体9の
間隔Wを可変式にするのが望ましい。そうすることによ
り、溝幅に合わせて走行体9,9の間隔Wを調節するこ
とができるため合理的である。走行体9の間隔Wを可変
式にする手段として、例えば、図2一点鎖線で示したよ
うに垂直腕8又はカーボディ6にボルト孔10,10,
10を複数個穿設し、そのボルト孔10を溝幅に合わせ
て選択することが考えられる。その他、パワーショベル
P2は、ベースフレーム4N上に回転自在な上部旋回体
11があり、該上部旋回体11にバケット12付きの油
圧駆動アーム13を有する。
【0010】次に、上記改良型のパワーショベルP2と
従来型のパワーショベルP1を併用した管埋設工法を説
明する。先ず、図3(a)のように一車線用の占用帯S
をバリケード14で囲い、従来型のパワーショベルP1
で管埋設用の溝1を掘り、該溝1の両壁に、頂部を地上
約300mm程度突出させた状態で土留め用の矢板2,
2…を溝1の端A側から順に立設する。この矢板2,2
…の立設作業は、人手により行ってもよいが、改良型の
パワーショベルP2の油圧駆動アーム13を使って差し
込むようにしてもよい。前記のように改良型のパワーシ
ョベルP2は、両走行体9,9の間隔Wを両矢板2,2
の間隔wより広く設定すると共に両走行体9,9間のグ
ランドクリアランスHを矢板2の突出高さhより大きく
設定してあるため、油圧駆動アーム13で立てた矢板2
を左右の走行体9,9で跨ぎながら前進することができ
る。また、溝1は、矢板2で両縁が保護されているから
パワーショベルP2の重量が加わっても崩れない。
【0011】次に、矢板2を立てた溝1の中に管Cを入
れた後、図3(b)のように溝1の端Aにダンプカー3
で土を入れる。このとき、もし仮にパワーショベルP2
の存在がダンプカー3の妨げになる場合は、該パワーシ
ョベルP2を溝1上で自走させ、適宜な位置に退避させ
ておく。なお、図3(b)に示したようにダンプカー3
の荷台15の後端上面にリヤゲート16の開口幅を絞る
ホッパー状のガイドプレート17を形成(衝立状に立
設)しておけば、溝1の中に確実に土を投入することが
でき、矢板2の外に土がこぼれないため作業性が大幅に
向上する。そしてさらに、ダンプカー3に荷台15を振
動させるバイブレーターを設置し、土の排出に際して該
荷台15を振動させるようにすれば、例え湿気を持った
土(砂)であってもガイドプレート17の部分で詰まら
せることなくスムーズに排出できる。
【0012】次に、溝1上で停止しているパワーショベ
ルP2を端A側に移動させ、図4のように油圧駆動アー
ム13のバケット12で山積み状態になっている土を均
し、転圧して溝1を埋める。そして、図5のようにパワ
ーショベルP2のバケット12に突設したフック18と
矢板2をワイヤー19で連結して引き抜く。
【0013】一方、溝1の他端Bでは前記第一のパワー
ショベルP1が連続して掘削しているから、図4のよう
な状態で溝掘りと埋め戻し作業が同時に進行する。従っ
て、工期の大幅短縮が可能である。
【0014】次に、上記改良型のパワーショベルP2一
台で行う管埋設工法について図6(a)〜(c)を基に
説明する。先ず、図6(a)のようにパワーショベルP
2を後退させながら管埋設用の溝1を掘る。次に、パワ
ーショベルP2の油圧駆動アーム13を使って矢板2を
立て、図6(b)のようにその矢板2を跨ぎながら前進
して溝1の端Aに戻る。そして、溝1の端A側に管を入
れ、図6(c)のように溝1の端Aにダンプカー3で土
を投入し、その土をパワーショベルP2のバケット12
で均す。次に、転圧など所定の作業を行い、パワーショ
ベルP2の油圧駆動アーム13で矢板2を抜く。以上一
台のパワーショベルP2で上記の工程を繰り返す。
【0015】なお、実施例ではパワーショベルP2の油
圧駆動アーム13にバケット12を装着するようにした
が、該バケット13に代えて別のアタッチメントを装着
することももちろん可能である。また、実施例の走行体
9は、無端ベルト状のクローラを例示したが複数の車輪
であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の管埋設工法によれ
ば、地上に突出させた矢板を跨ぐようにしてパワーショ
ベルを溝上に配置すると共にこの状態のまま移動させて
必要な土木作業を行い、或いは、溝上をパワーショベル
の待避領域として利用できるようにしたため、一車線の
占用帯で作業効率が格段に向上し、工期の大幅短縮が可
能になる。また、地上に突出した矢板が溝のガイドとし
て機能するため、高所の操縦席に座ってパワーショベル
を操縦する運転手からでも溝の位置が見極めやすく、そ
の上、もし仮に走行体が矢板に接触しても該矢板がガー
ドレールとして機能するから脱落事故に至らない、など
の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パワーショベルと溝を示す断面図である。
【図2】 (a),(b)は改良前と改良後のベースフ
レームを示す斜視図である。
【図3】 (a)〜(c)は管埋設工法を説明する平面
図である。
【図4】 工事状態を示す一部断面側面図である。
【図5】 矢板の抜き取り作業を示す側面図である。
【図6】 (a)〜(c)は他の管埋設工法を説明する
平面図である。
【図7】 従来の管埋設工法を説明する平面図である。
【図8】 従来の管埋設工法を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 …溝 2 …矢板 9 …走行体 P2…パワーショベル C …管 W …走行体の間隔 w …矢板の間隔 H …グランドクリアランス h …矢板の突出高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 1/038

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管埋設用の溝を掘削した後、該溝の両壁
    に頂部を地上に突出させるようにして土留め用の矢板を
    立設し、 一方、パワーショベルの左右の走行体の間隔を前記両矢
    板の間隔より広く設定すると共に両走行体間のグランド
    クリアランスを少なくとも前記矢板の突出高さより大き
    く設定し、 該パワーショベルを前記両矢板を跨ぐようにして溝上に
    配置すると共にこの状態のまま溝上を自走させるか又は
    適宜な位置に停止させて土の掘削、埋め戻し、矢板の着
    脱、土均し、転圧など必要な土木作業を行わせるように
    したことを特徴とする管埋設工法。
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