JP2001323508A - パワーショベル - Google Patents

パワーショベル

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JP2001323508A
JP2001323508A JP2000147763A JP2000147763A JP2001323508A JP 2001323508 A JP2001323508 A JP 2001323508A JP 2000147763 A JP2000147763 A JP 2000147763A JP 2000147763 A JP2000147763 A JP 2000147763A JP 2001323508 A JP2001323508 A JP 2001323508A
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Japan
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power shovel
attached
carrier
machine frame
traveling machine
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JP2000147763A
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English (en)
Inventor
Kazuki Kobayashi
主基 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物(掘削土等)を近距離に運搬する場合
に、パワーショベル自体を運搬車として利用できるよう
にすることで、別途に運搬車を用意する必要がないよう
にして、設備コストや人件費の面で有利になると共に、
荷物の搬送量を多くして能率よく運搬できるようにした
パワーショベルの提供。 【解決手段】 パワーショベルAにおいて、旋回台2及
び旋回台と共に旋回する掘削アーム装置4等との干渉を
避ける位置で、走行機枠10の後部に荷台6が取り付け
られている。荷台がアタッチメントとして着脱可能及び
ダンプ可能に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木工事や建設工
事に際し、主に、地面を掘り下げて溝や穴を掘削するの
に使用するパワーショベル(ユンボ(登録商標)、バッ
クホー等を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルとしては、運転席を備え
た旋回台がクローラ装置の走行機枠上に設けられ、バケ
ット等がアタッチメントとして先端に着脱可能に取り付
けられた掘削アーム装置が旋回台の前部に取り付けられ
ると共に、走行機枠の前部に排土板が取り付けられてい
るものが一般に知られている。このパワーショベルによ
る掘削作業に際しては、機体をクローラ装置によって前
後進させながら、旋回台を旋回させたり、掘削アーム装
置を左右方向及び上下方向に回動させて、先端に取り付
けたバケットにより地面を掘り下げて溝や穴を掘削する
ことになる。
【0003】そして、掘削した後の掘削土については、
これを遠方に運搬する場合には、バケットにより掬い取
った掘削土をダンプトラックの荷台に積み込んで搬出さ
せることになるし、また、同一作業現場内などの近距離
に運搬する場合には、掘削土を専用の運搬車(キャリア
やローダ等)に積み込んで運搬させたり、掘削土をバケ
ットで掬い取ったままパワーショベルを走行させて所定
の場所まで運搬させるなど、施工条件に応じて掘削土を
運搬処理することになる。尚、排土板は、一般的に、ブ
ルドーザと同じように、掘削土を押し移動させたり、地
均しを行うのに用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、掘削土
を近距離に運搬するような場合、従来のように、専用の
運搬車に積み込んで運搬させるものでは、この運搬車を
用意する必要があると共に、運搬車を運転する作業者が
必要になるなど、設備コストや人件費の面で不利になる
という問題があった。又、掘削土をバケットで掬い取っ
たままパワーショベルを走行させて所定の場所まで運搬
させるものでは、バケット1杯分の掘削土しか搬送でき
ず、搬送量が少ない分だけ運搬回数が多くなって作業能
率を向上できないし、燃費の面でも不利になるという問
題があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、荷物(掘削土等)を近距離
に運搬する場合に、パワーショベル自体を運搬車として
利用できるようにすることで、別途に運搬車を用意する
必要がないようにして、設備コストや人件費の面で有利
になると共に、荷物の搬送量を多くして能率よく運搬で
きるようにしたパワーショベルを提供することを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のパワーショベル(請求項1)は、運転席
を備えた旋回台がクローラ装置の走行機枠上に設けら
れ、アタッチメントとしてのバケット等が先端に着脱可
能に取り付けられた掘削アーム装置が旋回台の前部に取
り付けられると共に、走行機枠の前部に排土板が取り付
けられているパワーショベルにおいて、旋回台及び旋回
台と共に旋回する掘削アーム装置等との干渉を避ける位
置で、前記走行機枠の後部に荷台が取り付けられている
構成とした。
【0007】本発明のパワーショベルにおいて、荷台が
アタッチメントとして着脱可能に取り付けられている態
様(請求項2)、荷台がダンプ可能に取り付けられてい
る態様(請求項3)がある。
【0008】本発明のパワーショベルで溝や穴を掘削す
るには、従来と同様に、機体をクローラ装置によって前
後進させながら、旋回台の旋回させたり、掘削アーム装
置を左右方向及び上下方向に回動させて、先端に取り付
けたバケットにより地面を掘り下げていく。そして、掘
削した後の掘削土を同一作業現場内などの近距離に運搬
する場合には、掘削土をバケットにより掬い取った状態
で、旋回台により掘削アーム装置を機体の後部に旋回さ
せ、荷台の上方でバケットから荷台上に掘削土を落下さ
せて、荷台内に掘削土を収容する。
【0009】このように、本発明のパワーショベルで
は、掘削土を荷台内に収容できるため、この状態で、ク
ローラ装置により機体を走行させれば、パワーショベル
自体が運搬車として機能し、専用の運搬車を用いること
なく掘削土(荷物)を所定の場所に運搬させることがで
きる。尚、上記の説明では、掘削土を荷台内に収容する
例で説明したが、掘削土以外に、泥や石等を収容した
り、又、掘削アーム装置の先端に掴みフォークを取り付
けた場合には、この掴みフォークで掴んだ廃木材等を収
容したり、その他、現場で使用する機材や機械等を荷物
として収容して運搬させるなど、本発明のパワーショベ
ルを運搬手段として適宜に使用することができる。
【0010】又、荷台が機体の後部に取り付けられてい
るため、機体の前部に取り付けた排土板との間で機体の
前後の重量バランスが取れ、機体の安定が向上する。
【0011】又、荷台をアタッチメントとして着脱可能
に取り付けた場合には(請求項2)パワーショベルを運
搬車として使用する必要性の有無に応じて、荷台を着脱
することができる。尚、この荷台は、走行機枠の後部に
固定状態に取り付けるようにしてもよい。
【0012】又、荷台をダンプ可能に取り付けた場合に
は(請求項3)、荷台から荷物を容易に取り下ろすこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。ただし、本発明の具体的な構成はこの
実施の形態に限定されるものではない。図1は本発明の
実施の1形態であるパワーショベルの側面図である。
【0014】このパワーショベルAには、左右にクロー
ラ装置1,1を備えた走行機枠10が設けられ、この走
行機枠10上には旋回台2が設けられ、この旋回台2上
に運転席3が設けられると共に、掘削アーム装置4が旋
回台2の前部に取り付けられている。掘削アーム装置4
は、基端が旋回台2の前部に左右方向及び上下方向に回
動可能に連結された主ブーム40と、この主ブーム40
の先端に上下方向に回動可能に連結された中間アーム4
1と、この中間アーム41の先端に上下方向に回動可能
に連結されたバケット42を備えている。尚、図中、4
3は主ブーム左右作動用の油圧シリンダ、44は主ブー
ム上下作動用の油圧シリンダ、45は中間アーム作動用
の油圧シリンダ、46はバケット作動用の油圧シリンダ
である。又、前記バケット42は、アタッチメントとし
て着脱可能に取り付けられるもので、作業内容に応じ
て、掴みフォーク等に取り替えることができる。
【0015】又、前記走行機枠10の前部には、排土板
5が取り付けられている。この排土板5は、一般的に、
ブルドーザと同じように、掘削土を押し移動させたり、
地均しを行うのに用いられるもので、油圧シリンダ(図
示せず)によって上下方向に回動可能になっている。
【0016】又、走行機枠10の後部には、荷台6が、
旋回台2や旋回台2と共に旋回する掘削アーム装置4等
との干渉を避ける位置に取り付けられている。尚、この
荷台6の積載容量は、バケット容量の数倍に形成されて
いる。この荷台6の取り付け構造は、走行機枠10の後
部に荷台フレーム60が連結ピン61,61により少な
くとも2ヶ所で着脱可能に連結され、又、この荷台フレ
ーム60の先端部に荷台6の先端底部が上下方向に回動
可能に連結されると共に、荷台フレーム60と荷台6と
の間にダンプ用の油圧シリンダ62が設けられ、これに
より、荷台6が走行機枠10にアタッチメントとして着
脱可能及びダンプ可能に取り付けられたものとなってい
る。
【0017】尚、前記旋回台2には、図示していないが
油圧駆動装置が搭載され、この油圧駆動装置によってク
ローラ装置1,1及び各油圧シンリンダを作動させるよ
うになっている。
【0018】従って、このパワーショベルAで溝や穴を
掘削するには、機体をクローラ装置1,1によって前後
進させながら、旋回台2を旋回させたり、掘削アーム装
置4を左右方向及び上下方向に回動させて、先端に取り
付けたバケット42により地面を掘り下げていく。そし
て、掘削した後の掘削土を同一作業現場内などの近距離
に運搬する場合には、掘削土をバケット42により掬い
取った状態で、旋回台2により掘削アーム装置4を機体
の後部に旋回させ、荷台6の上方でバケット42から荷
台6上に掘削土を落下させて、荷台6内に掘削土を収容
する。このようにして荷台6内に掘削土を収容したの
ち、クローラ装置1,1により機体を走行させれば、パ
ワーショベルA自体が運搬車として機能し、専用の運搬
車を用いることなく掘削土を所定の場所に運搬させるこ
とができる。
【0019】又、荷台6が機体の後部に取り付けられて
いるため、機体の前部に取り付けた排土板5との間で機
体の前後の重量バランスが取れ、機体の安定が向上す
る。
【0020】又、荷台6をアタッチメントとして着脱可
能に取り付けているので、パワーショベルAを運搬車と
して使用する必要がある場合には、荷台6を走行機枠1
0に取り付け、運搬車として使用する必要がない場合に
は荷台6を走行機枠10から取り外すことができ、必要
性の有無に応じて、荷台6を着脱することができる。
又、荷台6をダンプ可能に取り付けているので、荷台6
上から掘削土を容易に取り下ろすことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のパワ
ーショベル(請求項1)にあっては、クローラ装置の走
行機枠の後部に荷台が取り付けられているため、このパ
ワーショベル自体を運搬車として利用できる。従って、
例えば、掘削土を近距離に運搬する場合、従来のよう
に、専用の運搬車を用意する必要がないし、その運搬車
を運転する作業者も不要になり、設備コストや人件費の
面で有利になるし、バケット容量の数倍の掘削土を1度
に搬送できるようになるため、掘削土(荷物)の搬送量
が多くなり、能率よく運搬することができる。
【0022】又、荷台をアタッチメントとして着脱可能
に取り付けた場合には(請求項2)パワーショベルを運
搬車として使用する必要性の有無に応じて、荷台を着脱
することができるし、又、荷台をダンプ可能に取り付け
た場合には(請求項3)、荷台からの荷物の取り下ろし
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態であるパワーショベルの
側面図である。
【符号の説明】
A パワーショベル 1 クローラ装置 10 走行機枠 2 旋回台 3 運転席 4 掘削アーム装置 42 バケット 5 排土板 6 荷台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席を備えた旋回台がクローラ装置の
    走行機枠上に設けられ、アタッチメントとしてのバケッ
    ト等が先端に着脱可能に取り付けられた掘削アーム装置
    が旋回台の前部に取り付けられると共に、走行機枠の前
    部に排土板が取り付けられているパワーショベルにおい
    て、 旋回台及び旋回台と共に旋回する掘削アーム装置等との
    干渉を避ける位置で、前記走行機枠の後部に荷台が取り
    付けられていることを特徴としたパワーショベル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパワーショベルにおい
    て、荷台がアタッチメントとして着脱可能に取り付けら
    れているパワーショベル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパワーショベルにおい
    て、荷台がダンプ可能に取り付けられているパワーショ
    ベル。
JP2000147763A 2000-05-19 2000-05-19 パワーショベル Pending JP2001323508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7349000B1 (ja) 2022-09-09 2023-09-21 苺生 川端 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7349000B1 (ja) 2022-09-09 2023-09-21 苺生 川端 作業車両
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