JPS5830858Y2 - 土砂掘削積込み機 - Google Patents

土砂掘削積込み機

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JPS5830858Y2
JPS5830858Y2 JP18187380U JP18187380U JPS5830858Y2 JP S5830858 Y2 JPS5830858 Y2 JP S5830858Y2 JP 18187380 U JP18187380 U JP 18187380U JP 18187380 U JP18187380 U JP 18187380U JP S5830858 Y2 JPS5830858 Y2 JP S5830858Y2
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earth
shovel
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JP18187380U
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JPS57105353U (ja
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繁夫 南野
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、土砂類の掘削積込み用土木機械の改良に係り
、特にベルトコンベアーを通して土砂運搬船への土砂類
の積込みを高能率で為し得ると共に、操作性に優れ、然
かも動力消費や製造コスト等の大幅削i禽を可能とした
省エネルギー型の土砂掘削積込機に関するものである。
新関西空港の建設やコンビナート等の用地造成に於いて
は、超大量の土砂類を埋立地へ運搬する必要がある。
而して、超大量の土砂類を埋立地へ運搬する手段として
は、輸送コストの低減や安全性、公害の防止等の観点か
ら、ベルトコンベヤーと底開き運搬船とを組合せた輸送
システムが最も望ましい手段であると思料される。
一方、ベルトコンベヤーへ土砂類を積込むに際して、積
込み用の専用機が未開発であるため、現時点に於いては
、一般に所謂ユンボと呼されるパワーショベルや、ブル
ドーザ−等を使用して土砂類の積込み作業が行なわれて
いる。
一方、前記パワーショベル等は土木用の万能機に属する
ものであり、特に高所や深い個所の土砂類の掘削及びト
ラック荷台等の比較的高位置への積込みには、極めて有
用なものである。
然し乍ら、従前のパワーショベル等は、何れも一基のシ
ョベルを回動させることにより土砂類の掘削掬上げを行
う構成であるため、1回の操作で掬上げられる土砂量は
ショベル容積分位いが最大であり、大型ショベルを使用
する割りには土砂の掬上げ能率が低いという欠点がある
又、土砂類の掬上げ時の反力を作業台車の重量によって
受は止める構成となっているため、ショベルの大きさに
比例した大型作業台車が必要となり、且つその駆動部を
キャタピラ一方式とする必要が生じてくる。
その結果、作業機の搬入に別の運搬用車輛を必要とした
り、1m3当りの消費動力が著しく増加して省エネルギ
ーを図り難いという大きな欠点がある。
更に、従前のパワーショベルにあっては、水中等に於け
る土砂類の掘削掬上げが著しく困難であり、細かい砂類
が掬上げの過程に於いて殆んど流失されるという欠点が
ある。
本願考案は、パワーショベル等を利用した土砂類の積込
み作業に於ける上述の如き欠点の除去を課題どするもの
であり、ベルトコンベヤー等の如く比較的植込位置の低
い上砂運搬設備に於いて、少ないエネルギー消費でもっ
て極めて高能率に土砂類の掘削込みを行ない得ると共に
、操作性に秀れ、その上製造コストの著しい低減を可能
とした土砂類の掘削積込q相接の提供を巾約とするもの
である。
挟で、本出願人は先きに第1図に示す如き鉄道道床の更
換工事に使用する掻き寄せ式ショベル駆動用副シリンダ
を設けた油圧掘削機を開発し、特許No 960488
号(実公昭53−41842号)としてこ矛′しを公開
している。
即ち、支持杆Aの両端部に副支柱B、Bを軸支してこの
F方にショベルC7Cを対向状に装備し、これにシリン
ダーD、Dと支柱Eを介してシリンダーF、Fを配設し
2て形成した掘削掬上げ装置Gを、作業台車(図示省略
)の支持ブーム■(先端に装着して構成し、たちのであ
り、シリンダーD及びFの伸縮によってショベルCを両
側へ大きく開き刃先きを垂直の下j5とすると共に、支
持ブームHによって支持杆Aを下方向へ押圧することに
より、道床内へショベル刃先きを貫入させて道床砂利の
掘削掬取りを行なうようにしたものである。
本願考案は、当該特許第960488号に係る発明を基
礎にし、これに改良を加えて構造の簡素化と操作の容易
化を図ることにより、ベルI・コンベヤー等の比較的低
位置に積込点を有する土砂輸送装置と組合せて使用する
場合に、より少ない動力エネルギーの消費でもって極め
て高能率に、しかも簡単な操作によって容易に土砂の積
込みを為し得る省エネルギー型の土砂掘削積込機とした
ものである。
以下、第2図乃至第4図に示す本考案の一実施に基づい
て、その詳細を説明する。
尚、本考案は実施例の構成のみに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲に於いて適宜に構造の変
更を為し得るものである。
第2図は、本考案に係る土砂掘削積込機の側面図であり
、第3図はその平面図である。
当該」−砂掘削積込機は、油圧式作業台車1と、そのブ
ーム先端に装置した門型の掘削掬取り装置2とから構成
されている。
前記作業車1は、ゴム車輪型台車3と、台車3上へ回動
自在に積載した支持ブーム4と、油圧駆動ユニット5等
から構成されており、シリンダー6の作動により支持ブ
ーム4の俯仰並びにブーl、先端の伸縮が行なわれる。
掘削掬取り装置2は、第4図に示す如く、1゜0−1.
5 m程度の幅員を有する支持杆7の両端部に、−定間
隔を置いて縦向きに並設した支柱8,8の−L端部を各
軸支し、その下端部に夫々刃先き9aを対向せしめて配
設し、たショベル9,9の上部前方を軸支すると共に、
各支柱8.8の略中央部間にはショベル引寄せ用シリン
ダー10を、また各支柱8の上方部とショベル9の上部
後方との間にはリンク11.12を介してショベル廻動
用シリンダ・−13,13を夫々支軸14.15によっ
て軸支することにより構成されている。
又、前記支持杆7の中央上Hには、当該掘削捕取り装置
2を支持ブーム4の先端へ装着するためのしj形の支持
金具16が取付けられており、該支持金具16内へ支持
ブーA4の先端を挿入し、両者を支持ピン17を介して
枢支することにより、ブーム4と支持杆7とが略直交し
7且つショベル9が作業車1の前後方向へ若干揺動し得
る状態で、支持ブーム4の先端に掘削掬取り装置2が装
着されている。
尚、前記両支柱8,8の長さは1.0〜1.2m程度に
選定されている。
次に、当該土砂類の掘削積込機の作動とそ(7)作用効
果について説明する。
先ず、ショベル引寄せ用シリンダー 10を伸長すると
共にショベル回動用シリンダー13を伸縮して、ショベ
ル刃先き9aが被処理土砂類に対して略垂直になるよう
に調整し、支持ブーム15の先端を下降させることによ
り、掘削掬取り装置2自体の重量を活用して土砂頬内へ
刃先き9aを喰込ませる。
尚、本願考案に係る土砂類の掘削積込機は、山上や川砂
利等の比較的採取の容易な土砂類を対象とするものであ
り、且つ掘削掬取り装置2も支持金具16を介して吊下
げ状態となっており、通常は重力によってその刃先きを
土砂内へ貫入させ、これを掬い上げる構成としている。
即ち、従前のユンボの如く、土砂類を掬うためにショベ
ルを斜め前後に押し出したり、第1図の如く、シリンダ
ーD及びFを作動してショベルを斜め前後に押し出す様
な必要が全くなく、無駄なエネルギーの消費が皆無とな
る様に構成されている。
又、本願考案では、土中に刃先きを貫入せしめたショベ
ルに働く重力を活用し、これとシリンダー13によるシ
ョベル回動力と、シリンダー10により引寄せ力とによ
って土砂の掘削掬取りを行う構成となっており、従って
、ショベル引寄せ用のシリンダー10も1本で十分であ
り、掘削掬取り装置を大幅に簡素化することが可能とな
る。
ショベル9,9の土砂頬内へ貫入が終れば、ショベル引
寄せ用シリンダー10とショベル回動用シノンダ−13
を夫々作動して、土砂類の掬い取りを行なう。
土砂類の固結度が局所的に異なる場合には、両側の回動
用シリンダー13.13を個別作動することにより、左
右ショベルの引寄せ進行度を調整する。
尚、本願考案にあっては、土砂類の掬い取り時に両ショ
ベルに生ずる反力が互に逆向きとなり、両反力は略完全
に相殺されることになる。
即ち、支持ブーム4を介して台車3に掛かる反力は殆ん
と無視し得る程度となり、台車3を土砂類の掬い取り時
に生ずる反力の大きさとは無関係に選定することが出来
、従前のパワーショベルの如く、掘削掬取り時の反力に
対抗するためにキャタピラ一式の大型台車を必要とする
こともなく、掘削積込機の著しい小型化が可能となる。
又、本考案にあっては、二基のショベル9,9を引寄せ
ることにより土砂類を両側から挾み込みつつ掬い取る構
成としているため、1回の操作で極めて大量の土砂類を
掬うことが出来る。
即ち、両ショベル内容積の1.2〜1.3程度の土砂類
の掬い取りが可能となり、且つショベルがらの零れも殆
ど生じない。
更に、本願考案では、両ショベル9,9で土砂類を囲っ
た状態で掬い取りを行なうため、流れの急な水中に於い
ても掬い取った土砂類の流失が全くなく、従前のパワー
ショベルやクラムパケットでは極めて困難な水中土砂類
の掘削及び掬い取り作業を高能率で行ない得る。
掬い上げた土砂類は、台車1の支持ブーム4を回動させ
ることにより、コンベアー等へ積込まれる。
この場合、前記コンベアー等は積込位置が比較的低いた
め、掘削掬取り装置2を大きく上方へ引上げる必要は無
く、且つシリンダー10と13の作動により極めて円滑
に土砂類の排出を行ない得る。
本考案は上述の如く、コンベアー等の比較的積込位置の
低い輸送装置と組合せることにより、極めて高能率で土
砂類の掘削積込み作業を行い得ると共に、操作性に秀れ
、動力エネルギーの消費も少く、然かも構造が簡単で故
障が少なく、そのうえ製造原価の大幅な削減を図り得る
という極めて高い実用的効果を有するものであり、工事
費の著しい低減を可能にする秀れた土砂掘削積込用の専
用機である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、特許第960488号に係る油圧掘削機の要
部を示す正面図である、第2図は、本考案に係る土砂掘
削積込機の側面図であり、第3図はその平面図である、
第4図は、本考案の要部である掘削掬取り装置の正面図
である。 1・・・・・・作業車、2・・・・・・掘削掬取り装置
、3・・・・・・ゴム車輪型台車、4・・・・・・支持
ブーム、5・・・・・・油圧駆動ユニット、6・・・・
・・シリンダー、7・・・・・・支持杆、8・・・・・
・支柱、9・・・・・・ショベル、9a・・・・・・シ
ョベル刃先キ、10・・・・・・ショベル引寄せ用シリ
ンダー、13・・・・・・ショベル回動用シリンダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持杆7の両端部に縦向きに並設した支柱8の上端を各
    軸支し、前記各支柱8の下端には対向状に配:設したシ
    ョベル9の上部前方を各軸支すると共に、各支柱8の上
    方と各ショベル9の上部後方との間にショベル回動用シ
    リンダー13を、また両支社8の略中央部間にはショベ
    ル引寄せ用シリンダー10を夫々配設して成る門型の掘
    削捕取り装置2を、作業車1の支持ブーム4の先端に、
    支持ブーム4と前記支持杆7とが略直交し且つショベル
    9が作業車1の前後方向へ揺動可能に装着したことを特
    徴とする土砂掘削積込み機。
JP18187380U 1980-12-17 1980-12-17 土砂掘削積込み機 Expired JPS5830858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18187380U JPS5830858Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 土砂掘削積込み機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18187380U JPS5830858Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 土砂掘削積込み機

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Publication Number Publication Date
JPS57105353U JPS57105353U (ja) 1982-06-29
JPS5830858Y2 true JPS5830858Y2 (ja) 1983-07-07

Family

ID=29979744

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18187380U Expired JPS5830858Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 土砂掘削積込み機

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JP (1) JPS5830858Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103010946A (zh) * 2012-11-28 2013-04-03 巫溪县国香养殖有限公司 气压抓斗

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103010946A (zh) * 2012-11-28 2013-04-03 巫溪县国香养殖有限公司 气压抓斗

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JPS57105353U (ja) 1982-06-29

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