JP3152910B2 - 走行式建設機械 - Google Patents

走行式建設機械

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JP3152910B2
JP3152910B2 JP22274699A JP22274699A JP3152910B2 JP 3152910 B2 JP3152910 B2 JP 3152910B2 JP 22274699 A JP22274699 A JP 22274699A JP 22274699 A JP22274699 A JP 22274699A JP 3152910 B2 JP3152910 B2 JP 3152910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物基礎を施工す
る際に使用される建物基礎の建設機械に関し、工業化住
宅などの建物の基礎建設に利用でき、特にプレキャスト
コンクリート基礎ブロックを用いて施工迅速化を図る場
合などに好適なものである。
【0002】
【背景の技術】従来より、住宅等の建物においては、地
面に基礎を下部が埋設された状態で建設し、その上に基
本構造となる柱梁等を組み立てている。また、プレハブ
式工業化住宅では、同様な基礎の上にパネルや箱型ユニ
ット等を組み立て、これらにより地面に確実に固定され
た建物を構築している。
【0003】このような建物の基礎としては、地面に溝
を掘り、コンクリートを現場打設し、硬化後に下部を埋
める等して形成されるものが一般的である(RC基
礎)。一方、工業化住宅等においては、予め工場施工さ
れたプレキャストコンクリート製の基礎ブロックを溝内
に並べ、接合して基礎を構成することもなされている
(PC基礎)。このようなPC基礎においては、現場で
のコンクリート硬化時間を待つ必要がないため、現場施
工時間の短縮を図ることができる。
【0004】ここで、何れの基礎においても、基礎が設
置される溝の底面には建物の大きな荷重が掛かるため、
建物の安定性を確保するためには溝底面の荷重強度が十
分に得られるようにする必要がある(地質の問題)。こ
の問題を解決するために、従来の基礎施工では、例えば
図5に示すような手順が採用されている(特開昭63−
636861号公報参照)。
【0005】先ず、図5(A)、(B)のように、可動
アーム81の先端に溝掘りに適した掘削具82(幅の狭
いバケットやショベル等)を備えた建設機械83(いわ
ゆるパワーショベルやバックホウ)を建築現場に搬入
し、現場の地面91に基礎に対応した溝92を掘る(根
切り工程)。掘り出した土砂93は近傍に積み上げてお
く。
【0006】次に、図5(C)のように、溝92内に掘
削土94を充填し、この掘削土94に地盤安定剤、セメ
ント等の固化剤95を添加する。(固化剤充填工程)。
続いて、図5(D)のように、掘削土94と固化剤95
とを十分に混合攪拌した後、この攪拌された混合土96
を建設機械83の掘削具82等によって仮転圧する(仮
転圧工程)。
【0007】仮転圧が済んだら、図5(E)のように、
混合土96と現状地盤91とのレベルを測定し、レベル
差が大きい所もしくは混合むらがある所などを作業者が
修正する(修正工程)。次いで、図5(F)、(G)に
示すように、混合土96をランマ86、ローラ87等に
よって本転圧を行う。
【0008】この本転圧終了後、レベルの再確認を行っ
たうえ、混合土96に水を散布してその含水比を調整す
る。この水の散布は固化剤94が1平方メートルあたり
100kg以上混合されていれば必要ない。このように
した後、所定の養生期間を取ることで、地盤改良が完了
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な基礎施工は、基礎99を建設すべき部分にパワーショ
ベル83、コンクリートポンプ車、クレーン車等が入れ
替わり接近しなくてはならないうえ、基礎99を形成す
る溝92内に作業者およびランマー86等が順次出入り
する必要があり、これらの入れ換え等が繁雑で、このた
めに作業が中断される等により作業効率が更に低下する
という問題があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、各工程での作業効率を向上でき、器具入
れ換えの繁雑さを低減でき、あるいは作業の連続性を高
めることができる走行式建設機械を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の走行式建設機械20は、例えば
図1〜図3に示すように、地面を走行可能な車体21
と、この車体21に設けられて、前記地面に溝13を掘
削する掘削手段22と、前記車体21に設けられて、前
記掘削された溝13に基礎ブロック100を吊り下げて
搬入する吊下げ手段25とを備え、前記吊り下げ手段2
5が、ブーム式クレーンで構成されており、前記ブーム
式クレーンと前記車体21との間には、ブーム式クレー
ンによって基礎ブロックを吊下げた際に、該ブーム式ク
レーンに作用する下向きの荷重を負荷する補助荷重受け
機構(油圧シリンダで伸縮する伸縮ロッド254,25
5)が設けられていることを特徴としている。
【0011】前記車体21は、例えば、両側にクローラ
210(無限軌道、商標キャタピラなど)を備えて不整
地走行が可能なものであってもよいし、走行のためにク
ローラではなく車輪を用いるものであっても差し支えな
い。前記掘削手段としは、例えば、パワーショベルに使
用されるようなショベル、図1に示すような、側面視略
L字状のショベル22、ベルト状カッタ等があり、ショ
ベルの下面は、突き固めにも利用できるように、比較的
平坦なものでもよい。前記吊下げ手段25としては、例
えば、既存のブーム式クレーン等を利用すればよい。
【0012】請求項1の走行式建設機械29において
は、車体21を走行させつつ掘削手段22によって溝1
3を掘削し、この掘削された溝13に、吊下げ手段25
によって、基礎ブロック100を外部から吊下げて挿入
し設置することができる。したがって、従来のような、
パワーショベル、クレーン車等の入れ替えのための繁雑
さを解消できるとともに作業効率の向上が可能となる。
また、補助荷重受け機構によって、ブーム式クレーンに
吊下げられる基礎ブロックの重量に十分耐えることがで
きる。
【0013】請求項2の走行式建設機械20は、地面を
走行可能な車体21と、この車体21に設けられて、前
記地面に溝13を掘削する掘削手段22と、前記車体2
1に設けられて、前記掘削された溝13に基礎ブロック
100を吊り下げて搬入する吊下げ手段25とを備え、
前記車体21には更に、掘削した溝内の土砂を攪拌する
攪拌手段23と、前記溝内にセメントを散布する散布手
段26と、前記溝内の土砂を突き固めるプレス手段27
、このプレス手段27で突き固められた前記溝内の底
面の地耐力を測定する地耐力測定手段28が設けられ、
前記地耐力測定手段28は前記プレス手段27に隣接し
ていることを特徴としている。
【0014】前記攪拌手段23は、例えば、ローラ状や
羽根車状等の攪拌ローラを利用すればよい。前記散布手
段26としては、例えば、上部から補給されたセメント
粉を貯留し、かつ漏斗状部分で集めて下方から散布する
セメントホッパを利用すればよい。前記プレス手段27
としては、例えば、油圧装置等の駆動手段によって車体
下方へ昇降駆動される、下面が平坦なプレス盤270を
利用すればよい。前記地耐力測定手段28としては、例
えば、車体21の下方に延びる測定用棒材280と、こ
の測定用棒材280を下方に進出後退させる油圧シリン
ダ等の駆動機構281と、この駆動機構281の動作負
荷を検出して測定用棒材280が地中に突き刺さる際の
抵抗から地面の固さを測定するを地面に挿入する際の抵
抗力を測定する測定手段(図示省略)とを備えて構成す
ればよい。
【0015】請求項2の走行式建設機械20において
は、車体21を走行させつつ掘削手段によって溝を掘削
し、この掘削された土砂を攪拌手段23によって攪拌す
るとともに、該土砂に散布手段26によってセメント散
布して、土砂とセメントを攪拌混合し、この攪拌混合さ
れた土砂をプレス手段27によって突き固め、さらに、
この突き固めて形成された固化層14上に、吊下げ手段
25によって、基礎ブロック100を外部から吊下げて
挿入し設置することができる。したがって、従来のよう
な、パワーショベル、コンクリートポンプ車、ランマ
ー、ローラ、クレーン車等の入れ替えのための繁雑さを
解消できるとともに作業効率の向上が可能となる。
た、前記走行式建設機械20においては、上述したした
掘削、攪拌、プレスの後に地耐力を測定し、固化層14
に十分な強度が確保されているかを確認することが可能
であり、その後プレキャストコンクリート製の基礎ブロ
ック100を吊り込み設置する作業を連続的に行うこと
が可能であり、これらにより作業効率を一層向上するこ
とが可能である。
【0016】請求項3の走行式建設機械20は、請求項
2において、前記プレス手段27はプレス盤270を備
え、このプレス盤270は、前記車体21より下方でか
つ前記掘削された溝13内に降下して、該溝13内の土
砂を押し固めるものであることを特徴としている。
【0017】前記プレス盤270は下面が平坦なもので
あり、油圧装置等の駆動手段により車体21下方へ昇降
駆動され、溝13内の土砂を押し固め可能である。
【0018】請求項3の走行式建設機械20において
は、車体21を走行させつつ掘削手段によって溝を掘削
し、この掘削された土砂を攪拌手段23によって攪拌す
るとともに、該土砂に散布手段26によってセメント散
布して、溝内の土砂とセメントを攪拌混合し、この攪拌
混合された溝内の土砂をプレス手段27によって突き固
めることができる。
【0019】請求項4の走行式建設機械20は、請求項
1において、前記車体21には更に、掘削した溝内の土
砂を攪拌する攪拌手段23と、前記溝内にセメントを散
布する散布手段26とが設けられており、前記掘削手段
22が、前記攪拌手段26により攪拌された土砂を突き
固めるプレス手段を兼ね備えたものであることを特徴と
している。
【0020】前記攪拌手段23、散布手段26として
は、上述したような攪拌ローラ、セメントホッパを利用
すればよい。前記掘削手段22は、例えば、下面が平坦
なショベル22で構成し、このショベル22の下面で、
攪拌された土砂を突き固めるようにすればよい。
【0021】請求項4の走行式建設機械20において
は、従来のような、パワーショベル、コンクリートポン
プ車、ランマー、ローラ、クレーン車等の入れ替えのた
めの繁雑さを解消できるとともに作業効率の向上が可能
となる他、前記掘削手段22が、前記攪拌手段23によ
り攪拌された土砂を突き固めるプレス手段を兼ね備えて
いるので、車体21に別途プレス手段を設ける必要がな
い。
【0022】請求項5の走行式建設機械20は、請求項
1において、前記車体21には更に、前記溝内にセメン
トを散布する散布手段26が設けられており、前記掘削
手段22が、掘削した溝内の土砂を攪拌する攪拌手段
と、この攪拌手段により攪拌された土砂を突き固めるプ
レス手段とを兼ね備えたものであることを特徴としてい
る。
【0023】前記散布手段26としては、上述したよう
なセメントホッパを利用すればよい。前記掘削手段22
は、例えば、下面が平坦なショベル22で構成し、この
ショベル22で地面を掘削するとともに、掘削された土
砂を同ショベルで攪拌するようにし、さらに、このショ
ベル22の下面で、攪拌された土砂を突き固めるように
すればよい。
【0024】請求項5の走行式建設機械20において
は、従来のような、パワーショベル、コンクリートポン
プ車、ランマー、ローラ、クレーン車等の入れ替えのた
めの繁雑さを解消できるとともに作業効率の向上が可能
となる他、前記掘削手段22が、掘削した溝内の土砂を
攪拌する攪拌手段と、この攪拌手段により攪拌された土
砂を突き固めるプレス手段とを兼ね備えているので、車
体21に別途攪拌手段やプレス手段を設ける必要がな
い。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明に係る走行式建設機
械を説明する前、該走行式建設機械によって施工される
建物基礎について、図4を参照して説明する。図4にお
いて、建物基礎10は、建物11を建築する地面12に
下部を埋設設置され、建物11を固定的に支えるもので
ある。
【0033】建物基礎10はプレキャストコンクリート
製の基礎ブロック100を複数接続して形成されたもの
である。各基礎ブロック100は、下部に水平に広がる
脚部101を有し、その上面中央には垂直に立ち上がり
部102が接続された逆T字断面とされ、図4直交方向
に所定長さにわたって連続したものである。これらの基
礎ブロック100は、隣り合うものどうしが互いに接合
され、一体化されて建物基礎10を構成している。相互
の接合には互いの配筋材を連結するボルトナットあるい
は互いの表面を固着するセメント等が用いられる。
【0034】建物基礎10は、基礎ブロック100の脚
部101全体および立ち上がり部102の下部が埋まる
ように地面12に埋設設置される。このために、地面1
2には建物基礎10の設置位置に応じて溝13が形成さ
れ、溝13の底部には脚部101が載置される固化層1
4が形成され、溝13の上部には固化層14および脚部
101の上方、立ち上がり部102の両側面を覆って埋
める充填層15が形成されている。
【0035】固化層14は、溝13を掘った際に生じる
土砂にセメントを混合し、溝13の底部に突き固めて上
面を平坦化したものである。この際、土砂とセメントと
の混合が十分に行われるように適宜攪拌することが望ま
しい。また、土砂はその質や粒度等に応じてセメント混
合前に粉砕等を行ってもよいし、セメントが硬化するの
に適した水分となるように乾燥あるいは加水等の調整を
行ってもよい。そして、建物基礎10を受けるのに十分
な固化強度となるように突き固めることが望ましい。
【0036】充填層15は、溝13を掘った際に生じた
土砂のうち固化層14に使用する分以外を溝13の周囲
に取り出しておき、固化層14、基礎ブロック100を
設置したのち、取り出しておいた土砂を埋め戻して形成
される。この充填層15は、土砂のみでもよいが、セメ
ントを混合して固化させてもよい。また、固化層15は
建物11の下全面に薄く敷き詰められている。当該部分
はコンクリート等であってもよい。
【0037】なお、前述した建物基礎10の寸法として
は、深さ600mm 、底面幅600mm 、固化層14の厚さ300m
m 、充填層15の建物11下部分(溝13外)の厚さ50
mm程度とされる。この程度の厚さの固化層14を形成す
る場合、充填層15に使用される分を除けば、溝13か
ら掘り出された土砂の余分は殆どない。
【0038】次に、本発明に係る走行式建設機械につい
て説明する。図1において、建設機械20は両側にクロ
ーラ210(無限軌道、商標キャタピラなど)を備えて
不整地走行が可能な車体21を備えている。なお、走行
のためにクローラではなく車輪を用いるものであっても
差し支えない。
【0039】車体21の一方の端部には、溝13の掘削
に適した狭幅のショベル22(掘削手段)、溝13内の
土砂の攪拌に適した攪拌ローラ23(攪拌手段)が設置
されている。また、車体21の同側端部近傍には操縦室
24およびクレーン25(吊り下げ手段)が設置されて
いる。さらに、車体21の中間部にはセメントホッパ2
6(散布手段)、プレス手段27、地耐力測定手段28
が設置されている。また、車体21の他方の端部には、
地面12を均しつつ土砂を集めるブレード29(いわゆ
るブルドーザに設置されるもの;地面均し手段であり土
砂掃き集め手段である)が設置されている。
【0040】ショベル22はアーム220を介して車体
21に支持されている。アーム220は車体に回動支持
され、油圧シリンダ等の駆動機構221により駆動され
て先端側を昇降される。ショベル22はアーム220の
先端に回動支持され、油圧シリンダ等の駆動機構222
により揺動し、これにより地面12に溝13を掘削可能
である。
【0041】攪拌ローラ23は回転により土砂等を周面
で攪拌するものであり、周面への土砂の引っ掛かりが良
好な既存の形状であればよく、例えば棒材等を組み合わ
せて円筒かご状に形成されたもの、あるいは円筒のコア
の周面に多数の突起を植えてロールブラシ状に形成され
たもの等が利用される。攪拌ローラ23はアーム230
を介して車体21に支持されている。アーム230は車
体に回動支持され、油圧シリンダ等の駆動機構231に
より駆動されて先端側を昇降される。これにより、攪拌
ローラ23は地面12より上方へ退避可能かつ溝13内
へ導入可能である。攪拌ローラ23の回転駆動は車体2
1に設けられた油圧駆動装置等(図示省略)により行わ
れる。
【0042】クレーン25は、車体21の前記一方の側
から他方の側へ向けて斜め上方に延びるアーム250を
有し、その先端には伸縮自在な延長部251が設置さ
れ、その先端には伸縮自在なワイヤ252でフック25
3が吊り下げられている。延長部251は内臓された油
圧シリンダ等の駆動手段により適宜な長さまで伸縮駆動
される。ワイヤ252は図示しないウインチ等で巻き上
げ、引き出しされることで、フック253を昇降させる
ことが可能である。これにより、周囲の地面12あるい
はトラック荷台に積み上げられた基礎ブロック100を
吊り上げ、別の任意の位置に吊り下ろし可能である。
【0043】アーム250の先端および延長部251の
先端には、それぞれ車体21との間に補助荷重受け機構
として油圧シリンダで伸縮する伸縮ロッド254、25
5が設置されている。このうち、伸縮ロッド254はア
ーム250の先端を昇降させる際に同時に伸縮され、伸
縮ロッド255はアーム250の先端の昇降および延長
部251の伸縮に伴って同時に伸縮され、各先端の下向
き荷重を分担負荷してフック253に吊り下げられる基
礎ブロック100の重量に十分耐えられるようになって
いる。なお、各ロッド254、255の端部は前述した
動作を行うために回動連結とされている。
【0044】セメントホッパ26は、上部から補給され
たセメント粉を貯留し、かつ漏斗状部分で集めて下方か
ら散布するものであり、散布出口部分には羽根車等の攪
拌機構260が設置され、散布時にセメント粉の凝結分
を粉砕し、細かい粉状のセメントを広い範囲に一様に散
布できるようになっている。プレス手段27は、車体2
1の下面側に下面が平坦なプレス盤270を有し、この
プレス盤270は図示しない油圧装置等の駆動手段によ
り車体21下方へ昇降駆動され、地面12の溝13内の
土砂等を押し固め可能である。なお、プレス手段27と
しては、プレス盤270に振動を加える振動手段(エア
式往復ピストンや回転する偏心重り式など、既存の励振
方式でよい)を追加してもよい。
【0045】地耐力測定手段28は、地面の硬さを測定
する既存の計器であり、ここでは車体21の下方に延び
る測定用棒材280と、この測定用棒材280を下方に
進出後退させる油圧シリンダ等の駆動機構281と、こ
の駆動機構281の動作負荷を検出して測定用棒材28
0が地中に突き刺さる際の抵抗から地面の固さを測定す
るを地面に挿入する際の抵抗力を測定する測定手段(図
示省略)とを備えている。なお、測定用棒材280は溝
13内の固化層14中まで到達可能である。
【0046】ブレード29はアーム290を介して車体
21に支持されている。アーム290は車体に回動支持
され、油圧シリンダ等の駆動機構291により駆動され
て先端側を昇降される。これによりブレード29を下ろ
して地面12に沿わせた状態で車体21を走行させれば
地面12表面を均し、余分な土砂等をかき集めることが
可能である。
【0047】次に、以上のような建設機械20を用いて
前述した建物基礎10の施工を行う手順を図2、図3に
より説明する。先ず、図2(A)のように、地面12の
建物基礎10の建設位置に建設機械20を誘導し、ショ
ベル22を用いて溝13を掘削しながらこの溝13の方
向に建設機械20を走行させ、連続した溝13を形成し
てゆく。この際、掘り出された土砂は溝13内に残して
おく。
【0048】そして、図2(B)のように、走行に伴っ
て攪拌ローラ23が溝13にさしかかったら走行方向後
方の攪拌ローラ23を下ろして溝13内に掘り出された
土砂の攪拌を行う。また、セメントホッパ26が溝13
にさしかかったらこのホッパ26を作動させ、溝13内
の攪拌された土砂にセメントを散布する。同様に、プレ
ス手段27が溝13にさしかかったらプレス手段27を
下ろし、セメントが散布された溝13内の土砂を突き固
めて行く。こうして、図2(C)のように、溝13が所
定の端位置まで掘削されたら、当該端位置に達した順に
ショベル22、攪拌ローラ23、セメントホッパ26、
プレス手段27の動作を停止させ、適宜溝13外に引き
上げる。これにより、溝13内には全長にわたって土砂
とセメントとを突き固めて形成された固化層14が形成
される。
【0049】次に、図3(A)のように、建設機械20
をこれまでとは逆方向に走行させ、地耐力測定手段28
が溝13にさしかかったらこれを下ろし、固化層14の
固さを検査してゆく。そして、固さが不十分なようであ
れば、走行方向後方にあたるプレス手段27で追加的に
突き固めを行う。この間、必要に応じて逆戻りして地耐
力測定および突き固めを繰り返してもよい。これによ
り、固化層14には必要な固さが確保されることにな
る。
【0050】そして、図3(B)のように、溝13の掘
り出し側端まで戻ったら、建設機械20の近傍に基礎ブ
ロック100を積載したトラック等を接近させ、その荷
台上の基礎ブロック100をクレーン25で吊り上げ
る。具体的には、クレーン25の延長部251を伸ばし
(伸縮ロッド255も延びる)、基礎ブロック100に
掛けたワイヤ104をフック253に引っかけ、ワイヤ
252を巻き上げつつアーム250を上昇させ(伸縮ロ
ッド254、255も延びる)、基礎ブロック100を
つり上げる。そして、吊り上げた基礎ブロック100を
溝13の上方に配置し、アーム250を下げつつワイヤ
252を巻き出し、固化層14上に基礎ブロック100
を載置する。
【0051】こうして一端から他端まで固化層14上に
基礎ブロック100を設置したら、固化層14ないし基
礎ブロック100の下部が覆われるように溝13内に土
砂を充填する。この作業には建設機械20のブレード2
9を用いればよい。以上により、一区画分の建物基礎1
0の施工が完了し、引き続き隣接する地面12に同様な
施工を行い、全ての区画が完了したら建物基礎10が完
成する。
【0052】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。先ず、建物基礎10を設置する溝13の
底面には、土砂とセメントとの混合物を突き固めた強固
な固化層14を形成することができる。このため、従来
のような割栗石を使わなくても所望の強度を得ることが
可能となる。これにより、割栗石の使用に伴う従来の問
題(地質の問題、作業効率の問題、資材利用効率の問
題)を解決することができる。
【0053】特に、固化層14は、溝13内の土砂にセ
メントを加えて突き固めたものであるため、溝13底部
で固化して一体となり、従来の割栗石のような沈み込み
を生じないため、不良地盤でも確実な建物基礎10を形
成することができる。また、溝13から掘り出された土
砂が軟弱な泥質等である場合でも、セメントの混合比率
を調整することで、強固な固化層を形成することができ
る。
【0054】これらにより不良地盤などの地質の問題を
解決することができる。
【0055】さらに、従来のような割栗石を用いないこ
とで、割栗石の敷き詰め等の繁雑作業を解消でき、作業
効率の問題を解決することができる。そして、固化層1
4には溝13から掘り出した土砂を利用し、かつ建物基
礎10の固定のための埋め戻しにも用いることで、溝1
3から掘り出された土砂はその殆どを建物基礎10に利
用することができ、無駄に廃棄する必要がない。このよ
うに溝13を掘った土砂を有効に再利用できるととも
に、別途の割栗石を使用する必要もないことから、資材
利用効率の問題を解決することができる。
【0056】次に、本実施形態では、プレキャストコン
クリート製の基礎ブロック100を並べて基礎形成を行
うため、基礎の現場打ち施工を不要にできる。このた
め、固化層14の突き固め後の工程を効率よく行うこと
ができ、基礎施工全体としての作業効率を向上すること
ができる。また、本実施形態では、基礎施工の各工程
(掘削、攪拌、セメント散布、プレス突き固め、地耐力
測定、基礎ブロック設置)を一台の建設機械20で実行
することができ、従来の基礎施工のように種々の建設機
械を用いる場合のような建設機械の入れ換えを解消する
ことができ、このような機械入れ換えのための繁雑さを
解消し、作業効率を向上することができる。
【0057】さらに、本実施形態では、建設機械20に
よって前述した基礎施工の各工程を連続的に実行するこ
とができ、各工程の間に無駄な時間が生じることがな
く、作業効率を更に向上することができる。特に、掘
削、攪拌、セメント散布、プレス突き固めの各工程は、
一回の走行で同時進行的に実行することができ、作業時
間を一層短縮することができる。
【0058】また、本実施形態では、固化層14の地耐
力測定を行いながら追加の突き固めを行うことができ、
固化層14ひいては建物基礎10の強度確保を確実なも
のにすることができる。
【0059】また、本実施形態の建設機械20では、伸
縮ロッド254、255によりクレーン25の補強を行
うようにしたため、重量の大きな基礎ブロック100で
も確実に吊上げることができる。そして、本実施例の建
設機械20は、既存の建設機械の車体21や各機構を利
用して構成することができ、容易に実施を行うことがで
きる。
【0060】なお、本実施形態では、建設機械20の第
1回の走行で掘削ないしプレス突き固めの各工程を実行
し、第2回の逆向き走行で地耐力測定および追加突き固
めを行い、第3回の走行で基礎ブロック100の設置を
行うようにしたが、これらの全工程を一回の走行で行う
ようにしてもよい。このようにすれば端部での折り返し
が必要なく、一層連続性の高い施工が可能である。
【0061】また、第1回で掘削、攪拌、逆向きの第2
回でセメント散布と再攪拌、第3回で突き固めと地耐力
測定および基礎ブロック設置を行う等としてもよく、こ
のようにすればセメント散布後の再攪拌によりセメント
と土砂との混合性を向上でき、固化層14の強度を高め
ることができる。
【0062】但し、上記のような攪拌後の散布でも土砂
の隙間に散布されたセメントが入り込むため、固化層1
4の強度を十分に得ることができ、かつ地耐力測定と追
加突き固めで固化層14の強度を確保したのち基礎ブロ
ック100を設置することで基礎強度の確保が確実にな
り、従って本実施形態のような手順が最も好適である。
【0063】また、前記本実施形態では、建設機械20
に掘削ないし基礎ブロック設置までの全ての工程を実行
する手段を備えるようにしたが、その一部を省略し、別
途の機械を持ち込む等により代用するようにしてもよ
い。例えば、地耐力測定手段28を省略してもよく、こ
の工程は作業員による検査で代行することが容易であ
り、殊に作業性を下げることもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の走行式建設機械によれば、地面を走行可能な車体と、
地面に溝を掘削する掘削手段と、掘削された溝に基礎ブ
ロックを吊り下げて搬入する吊下げ手段とを備えている
ので、車体を走行させつつ掘削手段によって溝を掘削
し、この掘削された溝に、吊下げ手段によって、基礎ブ
ロックを外部から吊下げて挿入し設置することができ
る。したがって、従来のような、パワーショベル、クレ
ーン車等の入れ替えのための繁雑さを解消できるととも
に作業効率の向上を図ることができる。また、前記吊り
下げ手段が、ブーム式クレーンで構成されており、前記
ブーム式クレーンと前記車体との間には、ブーム式クレ
ーンによって基礎ブロックを吊下げた際に、該ブーム式
クレーンに作用する下向きの荷重を負荷する補助荷重受
け機構が設けられているので、該補助荷重受け機構によ
って、ブーム式クレーンに吊下げられる基礎ブロックの
重量に十分耐えることができる。
【0065】請求項2の走行式建設機械によれば、請求
項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記車体には更に、攪拌手段と、セメントを散布する散
布手段と、溝内の土砂を突き固めるプレス手段とが設け
られているので、車体を走行させつつ掘削手段によって
溝を掘削し、この掘削された土砂を攪拌手段によって攪
拌するとともに、該土砂に散布手段によってセメント散
布して、土砂とセメントを攪拌混合し、この攪拌混合さ
れた土砂をプレス手段によって突き固め、さらに、この
突き固めて形成された固化層上に、吊下げ手段によっ
て、基礎ブロックを外部から吊下げて挿入し設置するこ
とができる。したがって、従来のような、パワーショベ
ル、コンクリートポンプ車、ランマー、ローラ、クレー
ン車等の入れ替えのための繁雑さを解消できるとともに
作業効率の向上を図ることができる。また、プレス手段
で突き固められた前記溝内の底面の地耐力を測定する地
耐力測定手段が設けられ、この地耐力測定手段は前記プ
レス手段に隣接しているので、上述したした掘削、攪
拌、プレスの後に地耐力を測定し、固化層に十分な強度
が確保されているかを確認することが可能であり、その
後プレキャストコンクリート製の基礎ブロックを吊り込
み設置する作業を連続的に行うことが可能であり、これ
らにより作業効率を一層向上することが可能である。
【0066】請求項3の走行式建設機械によれば、請求
項2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
車体を走行させつつ掘削手段によって溝を掘削し、この
掘削された土砂を攪拌手段によって攪拌するとともに、
該土砂に散布手段によってセメント散布して、溝内の土
砂とセメントを攪拌混合し、この攪拌混合された溝内の
土砂をプレス手段によって突き固めることができる。
【0067】請求項4の走行式建設機械によれば、請求
項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記車体には更に、攪拌手段と、セメントを散布する散
布手段とが設けられており、前記掘削手段が、前記攪拌
手段により攪拌された土砂を突き固めるプレス手段を兼
ね備えたものであるので、従来のような、パワーショベ
ル、コンクリートポンプ車、ランマー、ローラ、クレー
ン車等の入れ替えのための繁雑さを解消できるとともに
作業効率の向上が可能となる他、車体に別途プレス手段
を設ける必要がなく、走行式建設機械の小型化を図るこ
とができる。
【0068】請求項5の走行式建設機械によれば、請求
項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記車体には更に、セメントを散布する散布手段が設け
られており、前記掘削手段が、攪拌手段と、プレス手段
とを兼ね備えたものであるので、従来のような、パワー
ショベル、コンクリートポンプ車、ランマー、ローラ、
クレーン車等の入れ替えのための繁雑さを解消できると
ともに作業効率の向上が可能となる他、車体に別途攪拌
手段やプレス手段を設ける必要がなく、走行式建設機械
のさらなる小型化を図ることができる。
【0069】
【0070】
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行式建設機械の一例を示す概略側面
図である。
【図2】図1に示す走行式建設機械を用いた基礎施工の
工程前半を示す概略側面図である。
【図3】図1に示す走行式建設機械を用いた基礎施工の
工程後半を示す概略側面図である。
【図4】図1に示す走行式建設機械を用いて施工された
基礎を示す断面図である。
【図5】従来の基礎施工の工程を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10建物基礎 100プレキャストコンクリート製の基礎ブロック 11建物 12地面 13溝 14固化層 15充填層 20建設機械 21車体 22掘削手段であるショベル 23攪拌手段である攪拌ローラ 25吊下げ手段であるクレーン 26散布手段であるセメントホッパ 27プレス手段 28地耐力測定手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面を走行可能な車体と、 この車体に設けられて、前記地面に溝を掘削する掘削手
    段と、 前記車体に設けられて、前記掘削された溝に基礎ブロッ
    クを吊り下げて搬入する吊下げ手段とを備え 前記吊り下げ手段が、ブーム式クレーンで構成されてお
    り、 前記ブーム式クレーンと前記車体との間には、ブーム式
    クレーンによって基礎ブロックを吊下げた際に、該ブー
    ム式クレーンに作用する下向きの荷重を負荷する補助荷
    重受け機構が設けられている ことを特徴とする走行式建
    設機械。
  2. 【請求項2】 地面を走行可能な車体と、 この車体に設けられて、前記地面に溝を掘削する掘削手
    段と、 前記車体に設けられて、前記掘削された溝に基礎ブロッ
    クを吊り下げて搬入する吊下げ手段とを備え、 前記車体には更に、掘削した溝内の土砂を攪拌する攪拌
    手段と、前記溝内にセメントを散布する散布手段と、前
    記溝内の土砂を突き固めるプレス手段と、このプレス手
    段で突き固められた前記溝内の底面の地耐力を測定する
    地耐力測定手段が設けられ、 前記地耐力測定手段は前記プレス手段に隣接している
    とを特徴とする走行式建設機械。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の走行式建設機械におい
    て、 前記プレス手段はプレス盤を備え、このプレス盤は、前
    記車体より下方でかつ前記掘削された溝内に降下して、
    該溝内の土砂を押し固めるものである ことを特徴とする
    走行式建設機械。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の走行式建設機械におい
    て、 前記車体には更に、掘削した溝内の土砂を攪拌する攪拌
    手段と、前記溝内にセメントを散布する散布手段とが設
    けられており、 前記掘削手段が、前記攪拌手段により攪拌された土砂を
    突き固めるプレス手段を兼ね備えたものであることを特
    徴とする走行式建設機械。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の走行式建設機械におい
    て、 前記車体には更に、前記溝内にセメントを散布する散布
    手段が設けられており、 前記掘削手段が、掘削した溝内の土砂を攪拌する攪拌手
    段と、この攪拌手段により攪拌された土砂を突き固める
    プレス手段とを兼ね備えたものであることを特徴とする
    走行式建設機械。
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