JPH0757074A - 画像処理システムにおけるバックアップ装置 - Google Patents

画像処理システムにおけるバックアップ装置

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JPH0757074A
JPH0757074A JP5223861A JP22386193A JPH0757074A JP H0757074 A JPH0757074 A JP H0757074A JP 5223861 A JP5223861 A JP 5223861A JP 22386193 A JP22386193 A JP 22386193A JP H0757074 A JPH0757074 A JP H0757074A
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Hidetoshi Nakanishi
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨大なデータ量を有する画像情報を、システ
ムの生産効率を低下させることなくバックアップし得る
画像処理システムを提供することである。 【構成】 画像ファイルに対して施された画像処理が画
像全体に対して一括的に実施される第1の画像処理であ
る場合は、画像ファイルに対して施された画像処理の内
容を指示する情報を第1のバックアップデータとして保
存し、画像ファイルに対して施された画像処理が画像の
一部に対して局所的に実施される第2の画像処理である
場合は、画像処理前の画像データと画像処理後の画像デ
ータとの差分画像データを第2のバックアップデータと
して保存するようにしている。これによって、保存する
バックアップデータ量が著しく低減するため、システム
に悪影響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理システムに
おけるバックアップ装置に関し、より特定的には、画像
ファイルに対して所定の画像処理を施す画像処理システ
ムにおいて、当該画像ファイルのデータをバックアップ
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大型の汎用コンピュータに代わっ
て、処理能力が著しく向上しているパーソナルコンピュ
ータやワークステーション等の小型コンピュータを活用
して画像処理を行うような種々の画像処理システム(印
刷・製版処理システム,CADシステム等)が出現して
いる。
【0003】ところで、ラップトップ型パーソナルコン
ピュータや大型汎用コンピュータを除いて、通常の小型
コンピュータ(デスクトップ型パーソナルコンピュー
タ,ワークステーション等)には、バックアップ電源が
搭載されていない。一方で、最近のウインドウシステム
等の各種OS(オペレーションシステム)の整備に伴
い、アプリケーションソフトのプログラム規模が膨大化
しており、コンピュータがハングアップする可能性が増
大している。ハングアップしたコンピュータを正常な状
態に戻す方法は、コンピュータをリセットすることであ
るが、それでは作成中で保存していないデータが失われ
てしまう。そのため、作成中のデータをバックアップす
る処理が必要となる。このようなバックアップのための
処理として、従来は以下のようなものがあった。
【0004】第1のバックアップ処理は、テキストエデ
ィタの実行中に、タイマにより一定時間毎に割込処理を
発生し、その割込処理の中で編集中のデータファイル
(内部メモリ上のデータ)をバックアップファイルに書
き込む方法である。電源トラブルやハングアップ等のシ
ステム異常が発生した場合、オペレータに編集作業中の
バックアップファイルの存在を示し、そのファイルを使
用して作業を継続するか否かをオペレータに決定させ
る。これによって、上記システム異常に対する最低限の
保証が得られる。
【0005】第2のバックアップ処理は、データベース
管理システムおいて、アプリケーションプログラム中に
トランザクションの概念を堅持することにより、データ
ベースの一貫性を保証する方法である。この方法では、
プログラム上で所定の処理が終了する毎にバックアップ
命令が発生し、それに伴って内部メモリ上のデータが2
次記憶装置(磁気ディスク装置等)に格納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のバ
ックアップ処理方法は、主としてテキストデータに適用
されている。テキストデータは、そのデータ量が比較的
少ないため、上記のようなタイミングでバックアップ処
理を実行しても、それほどCPUやネットワークに過負
荷を与えない。しかしながら、画像処理システムが扱う
画像情報は、データ量が膨大である(1画像ファイル当
たり数MB〜数10MB)ため、バックアップ処理に長
時間を要する。その結果、CPU,ネットワーク,2次
記憶装置等がバックアップ処理のために長時間占有さ
れ、システムの生産効率が著しく低下するという問題点
があった。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、膨大なデー
タ量を有する画像情報を、システムの生産効率を低下さ
せることなくバックアップし得る画像処理システムを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
画像ファイルに対して所定の画像処理を施す画像処理シ
ステムにおいて、当該画像ファイルのデータをバックア
ップする装置であって、画像ファイルに対して施された
画像処理が画像全体に対して一括的に実施される第1の
画像処理であるか、画像の一部に対して局所的に実施さ
れる第2の画像処理であるかを判別する判別手段、およ
び判別手段の判別の結果、画像ファイルに対して第1の
画像処理が施された場合は、当該画像ファイルに対して
施された画像処理の内容を指示する情報を第1のバック
アップデータとして保存し、画像ファイルに対して第2
の画像処理が施された場合は、画像処理前の画像データ
と画像処理後の画像データとの差分画像データを第2の
バックアップデータとして保存する保存手段を備える。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、リカバリすべき画像ファイルを指定する画像フ
ァイル指定手段、および保存手段に保存された第1およ
び第2のバックアップデータに基づいて、指定された画
像ファイルの作成過程で実行された画像処理を再度繰り
返すことにより、指定された画像ファイルを復元する画
像ファイル復元手段をさらに備えることを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2の発明に
おいて、リカバリすべき画像ファイルの作成過程で実行
された画像処理を選択的に指定する画像処理指定手段を
さらに備え、画像ファイル復元手段は、画像処理指定手
段で指定された画像処理を再度繰り返すことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明においては、画像ファイル
に対して施された画像処理が画像全体に対して一括的に
実施される第1の画像処理である場合は、画像ファイル
に対して施された画像処理の内容を指示する情報を第1
のバックアップデータとして保存し、画像ファイルに対
して施された画像処理が画像の一部に対して局所的に実
施される第2の画像処理である場合は、画像処理前の画
像データと画像処理後の画像データとの差分画像データ
を第2のバックアップデータとして保存するようにして
いる。これによって、保存するバックアップデータ量が
著しく低減するため、システムに悪影響を与えない。
【0012】請求項2に係る発明においては、リカバリ
の対象となる画像ファイルが指定されたとき、当該指定
された画像ファイルの作成過程で実行された画像処理
を、保存手段に保存された第1および第2のバックアッ
プデータに基づいて再度繰り返すことにより、当該指定
された画像ファイルを復元するようにしている。
【0013】請求項3に係る発明においては、リカバリ
すべき画像ファイルの作成過程で実行された画像処理を
選択的に指定できるようにし、この指定された画像処理
を再度繰り返すことにより、画像ファイルの作成途中の
処理結果を復元できるようにしている。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例の内容を具体的に説明する
前に、まず図1を参照して、その原理について説明す
る。印刷・製版処理システムやCADシステム等の画像
処理システムにおいては、入力された(例えば、写真原
稿から読み取られた)高精細な画像データに対して種々
の画像処理を施すことにより、画像の加工・修正を行っ
ている。ここで、上記のような画像処理システムで扱わ
れる画像処理は、大別して以下の2種類に分類される。 (1)第1は、画像全体(全画素)に対して実施する画
像処理であり、例えば画像の拡大,縮小,回転,変形,
色変換等がこれに該当する。 (2)第2は、画像の一部に対して実施する画像処理で
あり、例えばレタッチ(画像の傷消し),ブラッシング
等がこれに該当する。 なお、トーンの変更(階調変更)やフィルタリング等
は、その処理の前に画像全体かあるいは画像の一部かが
設定される。その設定結果により上記(1),(2)に
分類される。
【0015】上記のように、画像処理システムで扱われ
る画像処理は、(1)の画像処理(以下、第1の画像処
理と称す)と、(2)の画像処理(以下、第2の画像処
理と称す)とに分類される。後述の実施例は、画像ファ
イルに対して実施された画像処理の種別に応じて画像フ
ァイルのバックアップ方法を以下のように変えることを
特徴としている。
【0016】(1)第1の画像処理が実行された場合 第1の画像処理は、画像全体に対して一括的に実施する
ため、その指示情報は比較的簡単である。そこで、第1
の画像処理が実施される場合は、図1(a)に示すよう
に、画像処理内容の指示情報(画像処理の関数またはコ
マンド名,それぞれの実行に必要なパラメータ等)をバ
ックアップデータとして保存する。こうしておけば、保
存されたバックアップデータに基づき、元の画像データ
に対して同様の画像処理を再度実行することにより、い
つでも指示された画像ファイルをリカバリ(復元)する
ことができる。
【0017】(2)第2の画像処理が実行された場合 第2の画像処理は、画像の一部分がその処理により変更
されているだけで、全体として変更されている画像デー
タは少ないと考えることができる。そこで、第2の画像
処理が実施される場合は、図1(b)に示すように、画
像処理前の画像データと画像処理後の画像データとの差
分をとり、その差分画像データをバックアップデータと
して保存する。差分画像データのエントロピーは処理後
の画像データに比べて大幅に減少するので、高圧縮率で
バックアップデータ量を低減することが可能となる。な
お、好ましくは、差分画像データをJPEG(高精細静
止画像の国際標準化符号化方式)のロスレス法等の可逆
符号化法により圧縮化して保存すると、高画質を保持し
つつより一層の高圧縮率が期待できる。なお、元の画像
データに対して、差分画像データを加算すれば、指示さ
れた画像ファイルをいつでも復元できる。
【0018】上記(1)の場合は、画像処理内容の指示
情報のみをバックアップデータとして保存しているの
で、画像ファイルそのものを保存する場合に比べて、バ
ックアップデータ量が激減する。一方、上記(2)の場
合は、画像処理前の画像データと画像処理後の画像デー
タとの差分画像データをバックアップデータとして保存
するようにしているので、画像ファイルそのものを保存
する場合に比べて、バックアップデータの圧縮率を大幅
に向上できる。
【0019】次に、本発明の一実施例のより具体的な内
容について説明する。図2は、本発明の一実施例の画像
処理システムの構成を示すブロック図である。図2にお
いて、制御部1と、メインメモリ2と、画像処理部3
と、差分演算部4と、圧縮・伸長部5と、表示用メモリ
6と、キーボード7と、画像メモリ8と、テーブルメモ
リ10と、第1の2次記憶装置12と、第2の2次記憶
装置13とがシステムバス17を介して相互に接続され
ている。
【0020】中央処理装置としての制御部1は、CPU
等を含み、画像処理システム全体の動作を制御する。メ
インメモリ2は、RAM等によって構成され、制御部1
の作業用メモリとして用いられる。画像処理部3は、画
像データに対して種々の処理を施すデバイスであり、汎
用の画像処理用プロセッサまたはDSP(ディジタル・
シグナル・プロセッサ)等により構成される。差分演算
部4は、差分画像データを演算するデバイスであり、差
分演算用プロセッサまたはDSP等により構成される。
圧縮・伸長部5は、差分演算部4で演算された差分デー
タを、JPEGのロスレス法等の可逆符号化法により圧
縮・伸長するデバイスであり、圧縮・伸長処理用プロセ
ッサまたはDSP等により構成される。なお、制御部1
の処理能力が高い場合、画像処理部3,差分演算部4お
よび圧縮・伸長部5のいずれかまたは全部の処理を制御
部1が実行するようにしてもよい。
【0021】表示用メモリ6は、フレームバッファとも
称し、CRTディスプレイ15に表示する少なくとも1
フレーム分の画像データを記憶する。表示用メモリ6に
記憶された画像データは、D/A変換器14でアナログ
映像信号に変換された後、CRTディスプレイ15に与
えられ、そこに表示される。キーボード7は、オペレー
タによって操作され、コマンドや各種データを制御部1
に入力するための装置である。なお、このキーボード7
には、マウス16が付属しており、このマウス16によ
ってもコマンドや各種データの入力が可能である。
【0022】画像メモリ8は、画像データの加工時また
は復元時に処理の対象となる画像データを記憶する。テ
ーブルメモリ10は、後述の図3に示すような画像処理
一覧テーブルおよび後述の図4に示すようなユーザー管
理テーブルAを一時的に記憶する。第1の2次記憶装置
12は、原画または更新後の画像ファイル,バックアッ
プデータとしての差分画像ファイル等を保存する装置で
あり、例えばオートチェンジャー付きの大容量磁気ディ
スク装置または大容量光磁気ディスク装置によって構成
される。第2の2次記憶装置13は、後述の図3に示す
ような画像処理一覧テーブルおよび後述の図4に示すよ
うなユーザー管理テーブルAを記憶するとともに、OS
システムやウインドウシステムや印刷・製版処理のため
の種々のプログラムデータを記憶する装置であり、磁気
ディスク装置等によって構成される。前述の制御部1
は、第2の2次記憶装置13に格納されたプログラムデ
ータに従って動作する。なお、メインメモリ2,画像メ
モリ8およびテーブルメモリ10は、RAM等によって
構成される。
【0023】次に、本実施例の画像処理装置で用いられ
る各種データテーブルについて説明する。まず、図3を
参照して、画像処理一覧テーブルについて説明する。図
3(a)に示す第1の画像処理一覧テーブルは、画像全
体に対して施す第1の画像処理(拡大,縮小,回転,変
形,色変換等)の全種類に関するデータを記憶してお
り、具体的には、各画像処理に割り当てられた固有の番
号と、各画像処理番号に対応する画像処理名とを記憶し
ている。図3(b)に示す第2の画像処理一覧テーブル
は、画像の一部に対して施す第2の画像処理(レタッ
チ,ブラッシング等)の全種類に関するデータを記憶し
ており、具体的には、各画像処理に割り当てられた固有
の番号と、各画像処理番号に対応する画像処理名とを記
憶している。
【0024】次に、図4を参照して、ユーザー管理テー
ブルについて説明する。図4に示すようにユーザー管理
テーブルAは、システムを使用する各オペレータについ
て、オペレータ管理テーブルBを記憶している。各オペ
レータ管理テーブルBは、対応するオペレータ名Cと、
プログラムファイルリストDとを含む。各プログラムフ
ァイルリストDは、作成された各画像ファイルについ
て、画像処理管理テーブルEを記憶している。各画像処
理管理テーブルEは、対応する画像ファイル作成のため
に使用されたプログラムのプログラム名Fと、作成され
た画像ファイルのファイル名Gと、画像処理実行リスト
Hとを含む。各画像処理実行リストHは、対応する画像
ファイルを作成する際に施された各画像処理の履歴を示
すもので、画像処理の実行順序を示す順序番号H1と、
各画像処理に対して予め割り当てられた固有の画像処理
番号H2(図3の画像処理一覧テーブルに登録されてい
る)と、パラメータ/差分画像ファイル名H3とを含
む。
【0025】上記図4に一例として示されたユーザー管
理テーブルAは、オペレータ中西に対して、プログラム
αで作成された画像ファイル(ファイル名は、abc.
CT)と、プログラムβで作成された画像ファイル(フ
ァイル名は、def.CT)とが存在していることを示
している。ここで、ファイル名abc.CTの画像ファ
イルは、元の画像データに対して、画像処理番号#5,
#3,#2,#101,#6,#5に対応する画像処理
が、その順序で施されて作成されている。なお、画像処
理番号#5,#3,#2,#6,#5の画像処理(第1
の画像処理)に対して設定されたパラメータは、それぞ
れ、(100),(5,20),(30),(9),
(10)である。また、画像処理番号#2の画像処理の
結果と画像処理番号#101の画像処理(第2の画像処
理)の結果との差分画像データがファイル名abc.C
T.1として保存されている。
【0026】一方、ファイル名def.CTの画像ファ
イルは、元の画像データに対して、画像処理番号#2,
#9,#102,#6に対応する画像処理が、その順序
で施されて作成されている。なお、画像処理番号#2,
#9,#6の画像処理(第1の画像処理)に対して設定
されたパラメータは、それぞれ、(40),(100,
50),(8)である。また、画像処理番号#9の画像
処理の結果と画像処理番号#102の画像処理(第2の
画像処理)の結果との差分画像データがファイル名de
f.CT.1として保存されている。
【0027】なお、ファイル名abc.CTの画像ファ
イルは、その作成処理の途中でシステム異常が発生せず
正常に終了しているため、正常終了を表す終了フラグf
inishが対応する画像処理実行リストHに登録され
ている。一方、ファイル名def.CTの画像ファイル
は、その作成作業の途中でシステム異常が発生し、正常
に終了できなかったため、上記終了フラグfinish
は登録されていない。
【0028】次に、図5〜図7に示されたフローチャー
トを参照して、本実施例の動作を説明する。まず、制御
部1は、第2の2次記憶装置13から画像処理プログラ
ムを読み出し、それを起動する(図5のステップS
1)。次に、オペレータは、キーボード7またはマウス
16を操作し、読み出したい画像ファイルのファイル名
を指定する(ステップS2)。次に、制御部1は、指定
された画像ファイルに対応する画像処理管理テーブルE
(図4参照)および画像処理一覧テーブル(図3参照)
を第2の2次記憶装置13内から読み出し、テーブルメ
モリ10上に展開する(ステップS3)。
【0029】次に、制御部1は、テーブルメモリ10に
展開された画像処理管理テーブルEに終了フラグfin
ishが登録されているか否かを判断する(ステップS
4)。画像処理管理テーブルEに終了フラグfinis
hが登録されている場合、指定された画像ファイルが前
回の処理または作成時においてシステム異常を生じるこ
となく正常終了しているため、制御部1は、その画像フ
ァイルに対して通常の処理(所定の画像処理,バックア
ップ処理等)を行う(ステップS5〜S7)。より詳細
に説明すると、制御部1は、上記ステップS2で指定さ
れた画像ファイルのデータを、第1の2次記憶装置12
から読み出し、画像メモリ8に格納する(ステップS
5)。次に、制御部1は、画像メモリ8に格納された画
像ファイルのデータを、表示用メモリ6にも転送し、D
/A変換器14を介してCRTディスプレイ15に表示
させる(ステップS6)。その後、サブルーチンステッ
プS7に進み、制御部1は、第1の2次記憶装置12か
ら読み出した画像ファイルに対して所定の画像処理およ
びバックアップ処理を実行する。
【0030】上記サブルーチンステップS7の詳細は、
図6に示されている。図6を参照して、制御部1は、オ
ペレータが第1の2次記憶装置12から読み出した画像
ファイルに対して追加の画像処理を行おうとしているの
か、または当該画像ファイルを元にして新規な画像ファ
イルを作成しようとしているのかを判断する(ステップ
S701)。この判断は、オペレータから与えられる指
示に基づいてなされる。新規な画像ファイルを作成する
場合、制御部1は、当該新規画像ファイルに対する画像
処理管理テーブルEを新たに準備する(ステップS70
2)。一方、第1の2次記憶装置12から読み出した画
像ファイルに対して追加の画像処理を行う場合、その画
像ファイルに対する画像処理管理テーブルEはすでに存
在しテーブルメモリ10内に格納されているので、制御
部1は、このステップS702の処理をスキップする。
【0031】上記ステップS702の後、またはステッ
プS701でNOと判定された後、オペレータは、キー
ボード7またはマウス16を操作し、第1の2次記憶装
置12から読み出した画像ファイルに対して施したい画
像処理の番号を選択する(ステップS703)。なお、
本実施例の画像処理システムは、テーブルメモリ10内
に格納された画像処理一覧テーブル(図3参照)がCR
Tディスプレイ15に表示され、この表示された画像処
理一覧テーブルの中からオペレータが必要な画像処理番
号を選択するように構成されている。次に、オペレータ
は、画像処理に必要なパラメータを入力する(ステップ
S704)。次に、制御部1は、上記ステップS703
で選択された画像処理番号に対応する画像処理を実行す
る(ステップS705)。このとき、上記ステップS7
04で入力されたパラメータに従って、実行する画像処
理の各種変数が規定される。なお、画像処理後の画像フ
ァイルは、画像メモリ8に一時的に格納される。
【0032】次に、制御部1は、上記ステップS705
で実行された画像処理が、画像全体に対して一括的に実
施された第1の画像処理(画像の拡大,縮小,回転,変
形,色変換等)であるか、または画像の一部に対して局
所的に実施された第2の画像処理(レタッチ,ブラッシ
ング等)であるかを判断する(ステップS706)。上
記ステップS705で実行された画像処理が第1の画像
処理の場合、制御部1は、当該実行された第1の画像処
理に対応する画像処理番号(前述のステップS703で
入力されている)およびパラメータ(前述のステップS
704で入力されている)を、テーブルメモリ10内の
対応する画像処理管理テーブルEに一時的に格納する
(ステップS707)。
【0033】一方、ステップS705で実行された画像
処理が第2の画像処理の場合、制御部1は、画像メモリ
8に格納された画像処理前の画像データと画像処理後の
画像データとの差分画像データを演算する(ステップS
708)。次に、制御部1は、演算した差分画像データ
をJPEGのロスレス法等の可逆符号化法で圧縮し、バ
ックアップデータとして、第1の2次記憶装置12内に
格納する(ステップS709)。次に、制御部1は、上
記ステップS705で実行された第2の画像処理に対応
する画像処理番号(前述のステップS703で入力され
ている)および上記ステップS709で第1の2次記憶
装置12内に保存された差分画像データのファイル名
を、テーブルメモリ10内の対応する画像処理管理テー
ブルEに一時的に格納する(ステップS710)。
【0034】上記ステップS707またはS710の
後、制御部1は、テーブルメモリ10内の対応する画像
処理管理テーブルEを、バックアップデータとして、第
1の2次記憶装置12内に格納する(ステップS71
1)。次に、制御部1は、指定された画像ファイルに対
する全ての画像処理が終了したか否かを判断する(ステ
ップS712)。この判断は、オペレータから与えられ
る指示に基づいてなされる。指定された画像ファイルに
対して施すべき画像処理が残っている場合、制御部1
は、再びステップS703〜S712の動作を繰り返
す。
【0035】一方、上記ステップS712において、指
定された画像ファイルに対する全ての画像処理が終了し
たと判断された場合、制御部1は、正常終了を示す終了
フラグfinishをテーブルメモリ10内の対応する
画像処理管理テーブルEに登録する(ステップS71
3)。次に、制御部1は、テーブルメモリ10内の対応
する画像処理管理テーブルEを、バックアップデータと
して、第2の2次記憶装置13に保存する(ステップS
714)。その後、制御部1は、図5の動作に戻り、直
ちにその動作を終了する。
【0036】なお、図6の動作中に何らかのシステム異
常が生じて、画像ファイルに対する画像処理が不能にな
った場合、テーブルメモリ10内の対応する画像処理管
理テーブルEには、終了フラグfinishは登録され
ない。しかしながら、システム異常が発生する直前まで
のバックアップデータは、第2の2次記憶装置13内に
保存されている。後述するリカバリ処理時には、この保
存されたバックアップデータに基づいて画像ファイルが
復元される。
【0037】上記のように、サブルーチンステップS7
では、指定された画像ファイルに対する画像処理が実行
されるが、その際、第1の画像処理が実行される場合は
実行された画像処理を特定する画像処理番号とパラメー
タとがバックアップデータとして第2の2次記憶装置1
3に保存され、第2の画像処理が実行される場合は差分
画像データがバックアップデータとして第2の2次記憶
装置13に保存される。したがって、処理後の画像ファ
イルをそのままバックアップする場合に比べて、著しく
バックアップデータ量を軽減できる。
【0038】再び図5を参照して、前述のステップS4
において、テーブルメモリ10内の画像処理管理テーブ
ルEに終了フラグfinishが登録されていないと判
断された場合の動作を説明する。この場合、前述のステ
ップS2で指定された画像ファイルは、前回の画像処理
時にシステム異常が発生し、正常終了していないため、
画像ファイルを復元するリカバリ処理が必要となる。ま
ず、ステップS8において、制御部1は、図8に示すよ
うな異常終了メッセージをCRTディスプレイ15に表
示させる。図8に一例として示されるように、この異常
終了メッセージは、“指定画像ファイルは異常終了でし
た。リカバリ処理しますか。”というメッセージ部M
と、“YES”アイコンIC1と、“NO”アイコンI
C2とを含む。オペレータは、リカバリ処理を実行させ
たい場合は“YES”アイコンIC1上にカーソルを移
動してマウス16をクリックし、リカバリ処理を実行さ
せたくない場合は“NO”アイコンIC2上にカーソル
を移動してマウス16をクリックする(ステップS
9)。
【0039】ステップS9において、“NO”アイコン
IC2がクリックされた場合、制御部1は、リカバリ処
理を行わず、その動作を終了する。一方、“YES”ア
イコンIC1がクリックされた場合、制御部1は、サブ
ルーチンステップS10において、画像処理実行リスト
をCRTディスプレイ15に表示させる。このとき表示
される画像処理実行リストは、前述のステップS2で指
定された画像ファイルの作成時において施された画像処
理に関する情報をリスティングしている。
【0040】上記サブルーチンステップS10の詳細
は、図7に示されている。図7を参照して、制御部1
は、まずテーブルメモリ10内の画像処理管理テーブル
Eから、ステップS2で指定された画像ファイルに対し
て実行された画像処理の数(Num)を取得する(ステ
ップS101)。この画像処理数(Num)は、画像処
理管理テーブルEに登録された順序番号の最後の番号を
参照することにより明らかになる。次に、制御部1は、
メインメモリ2内に設定されたカウンタiのカウント値
(i)を1に初期設定する(ステップS102)。次
に、制御部1は、上記カウント値(i)と一致する順序
番号に対応する画像処理番号およびパラメータをテーブ
ルメモリ10内の画像処理管理テーブルEから取得し、
さらに当該画像処理番号に対応する画像処理名をテーブ
ルメモリ10内の画像処理一覧テーブル(図3参照)か
ら取得する(ステップS103)。
【0041】次に、制御部1は、上記ステップS103
で取得した画像処理名およびパラメータを、順序番号と
ともに表示用メモリ6に書き込む(ステップS10
4)。これによって、CRTディスプレイ15には、図
9に示すように、順序番号,画像処理名およびパラメー
タが表示される。次に、制御部1は、上記カウンタiの
カウント値(i)を1だけインクリメントする(ステッ
プS105)。次に、制御部1は、カウント値(i)が
画像処理数(Num)を越えたか否かを判断する(ステ
ップS106)。カウント値(i)が画像処理数(Nu
m)以下の場合(i≦Numの場合)、表示すべき画像
処理が残っているので、制御部1は、再びステップS1
03〜S106の処理を繰り返す。一方、カウント値
(i)が画像処理数(Num)を越えた場合(i>Nu
mの場合)、制御部1は、図7の動作を終了し、図5の
動作に戻る。
【0042】再び図5を参照して、上記サブルーチンス
テップS10の終了後、オペレータは、リカバリ処理を
行いたい画像処理を選択する(ステップS11)。この
とき、オペレータは、上記ステップS104でCRTデ
ィスプレイ15に表示された順序番号,画像処理名およ
びパラメータに付属する選択アイコンIC3の内、所望
の画像処理名に対応する選択アイコンIC3にカーソル
を移動し、マウス16をクリックする。これによって、
クリックされた選択アイコンIC3に対応する画像処理
およびそれ以前の順序番号を有する画像処理が選択され
る。
【0043】次に、制御部1は、リカバリ処理すべき画
像処理の数(N)を取得する(ステップS12)。この
画像処理数(N)は、ステップS11でクリックされた
選択アイコンIC3に対応する画像処理の順序番号から
判明する。次に、制御部1は、メインメモリ2内に設定
されたカウンタiのカウント値(i)を1に初期設定す
るとともに、ステップS2で指定された画像ファイルを
作成する元となった初期画像ファイルを第1の2次記憶
装置12から読み出して画像メモリ8に格納する(ステ
ップS13)。
【0044】次に、制御部1は、テーブルメモリ10内
の画像処理管理テーブルEから、順序番号(i)を有す
る画像処理の画像処理番号およびパラメータを取得する
(ステップS14)。次に、制御部1は、順序番号
(i)を有する画像処理(最初は、1番目の画像処理)
が、画像全体に対して実施された第1の画像処理である
か、または画像の一部に対して実施された第2の画像処
理であるかを判断する(ステップS15)。このとき、
順序番号(i)の画像処理が上記第1の画像処理である
場合、制御部1は、画像メモリ8に格納された画像ファ
イル(当該第1の画像処理の順序番号が1の場合はステ
ップS13で第1の2次記憶装置12から読み出された
初期画像ファイル、順序番号が2以上の場合は順序番号
(i−1)の画像処理が施された画像ファイル)に対し
て順序番号(i)の画像処理を実行する(ステップS1
6)。
【0045】一方、順序番号(i)の画像処理が上記第
2の画像処理である場合、制御部1は、テーブルメモリ
10内の画像処理管理テーブルEから対応する差分画像
データのファイル名を取得し、第1の2次記憶装置12
から当該ファイル名に対応する差分画像データファイル
を読み出し、当該差分画像データファイルに対してデー
タ伸長処理を施す(ステップS17)。次に、制御部1
は、画像メモリ8に格納された画像ファイル(当該第2
の画像処理の順序番号が1の場合はステップS13で第
1の2次記憶装置12から読み出された初期画像ファイ
ル、順序番号が2以上の場合は順序番号(i−1)の画
像処理が施された画像ファイル)に対してデータ伸長さ
れた差分画像データを加算する(ステップS18)。
【0046】上記ステップS16またはS18の終了
後、制御部1は、カウンタiを1だけインクリメントす
る(ステップS19)。これによって、次回の実行対象
となる画像処理の順序番号が更新される。次に、制御部
1は、カウンタiのカウント値(i)が、前述のステッ
プS12で得た画像処理の数(N)よりも大きくなった
か否かを判断する(ステップS20)。カウンタiのカ
ウント値(i)が画像処理の数(N)以下の場合(i≦
Nの場合)、実行すべき画像処理が残っているため、制
御部1は、再び上記ステップS14〜S20の動作を繰
り返す。一方、カウンタiのカウント値(i)が画像処
理の数(N)よりも大きくなると(i>Nの場合)、選
択された全ての画像処理の実行が終了したため、制御部
1は、画像処理終了後の画像データを画像メモリ8から
読み出してCRTディスプレイ15に表示させる(ステ
ップS21)。オペレータは、CRTディスプレイ15
に表示された処理後の画像をチェックし、画像処理を終
了すべきか否かの指示を制御部1に与える(ステップS
22)。オペレータから終了すべきでない旨の指示が与
えられた場合、制御部1は、再び上記ステップS10〜
S22の動作を繰り返す。例えば、もう少し後の順序番
号を有する画像処理まで実行させた場合に、このような
動作の繰り返しが実行される。一方、オペレータから終
了すべき旨の指示が与えられたとき、制御部1は、図5
の動作を終了する。
【0047】上記のように、本実施例では、指定された
画像ファイルの作成時に実行された各画像処理を、初期
画像ファイルに対して順番に実行するようにしているの
で、指定された画像ファイルを忠実に復元することがで
きる。このとき、画像処理の再実行を途中で停止するよ
うに選択できるので、途中までの処理結果を利用するこ
ともできる。
【0048】なお、上記実施例では、差分画像データを
圧縮して保存するようにしたが、より大容量の記憶装置
の使用が可能な環境であれば、差分画像データをそのま
ま保存するようにしてもよい。また、上記実施例では、
差分画像データをJPEGのロスレス法等の可逆符号化
法で圧縮するようにしているため、圧縮・伸長を繰り返
しても画質の劣化が生じないが、このような利点を望ま
ないならば、ディスクリート・コサイン(DCT)変換
符号化法,ベクトル量子化符号化法等の非可逆符号化法
により差分画像データを圧縮するようにしてもよい。た
だし、この場合、可逆符号化法に比べて圧縮率が向上す
る(圧縮率は1/10以上)という別の利点が生じる。
【0049】また、上記実施例は、スタンドアロン型の
システムとして構成されたが、本発明はネットワーク環
境下で運用される画像処理システムにも適用が可能であ
る。例えば、画像処理部3における画像処理をクライア
ントマシンで実行させ、その他の処理をサーバーマシン
で実行させるようにしてもよい。
【0050】なお、本発明において、画像データの表現
方法は特定の方法に限定されることはなく、種々の表現
方法の適用が可能である。例えば、印刷・製版の分野で
利用されているRGBの3色またはイエロー,マゼン
タ,シアン,墨の4色を、各々8〜12ビットのデータ
で表現してもよい。また、その他の色空間、例えばCI
E(国際照明委員会)で提唱されているLabの色空間
で表現してもよい。さらに、モノクロ多値画像,モノク
ロ2値画像でも表現できる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、画像ファ
イルに対して施された画像処理が画像全体に対して一括
的に実施される第1の画像処理である場合は、画像ファ
イルに対して施された画像処理の内容を指示する情報を
第1のバックアップデータとして保存し、画像ファイル
に対して施された画像処理が画像の一部に対して局所的
に実施される第2の画像処理である場合は、画像処理前
の画像データと画像処理後の画像データとの差分画像デ
ータを第2のバックアップデータとして保存するように
しているので、保存するバックアップデータ量を著しく
低減することができる。その結果、バックアップ処理の
ためにCPU,ネットワーク,2次記憶装置等がバック
アップ処理のために長時間占有されることがなくなり、
システムの生産効率を大幅に増大することができる。
【0052】請求項2に係る発明によれば、リカバリの
対象となる画像ファイルが指定されたとき、当該指定さ
れた画像ファイルの作成過程で実行された画像処理を、
保存手段に保存された第1および第2のバックアップデ
ータに基づいて再度繰り返すようにしているので、当該
指定された画像ファイルを忠実に復元することができ
る。
【0053】請求項3に係る発明によれば、画像ファイ
ルのリカバリ時に再実行する画像処理を選択的に指定で
きるようにしているので、画像ファイルの作成途中の処
理結果を復元して再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の原理を説明するための図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の画像処理システムの構成を
示すブロック図である。
【図3】図2の実施例で用いられる画像処理一覧テーブ
ルを示す図である。
【図4】図2の実施例で用いられるユーザー管理テーブ
ルを示す図である。
【図5】図2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】図5におけるサブルーチンステップS7の動作
をより詳細に示すフローチャートである。
【図7】図5におけるサブルーチンステップS10の動
作をより詳細に示すフローチャートである。
【図8】図2の実施例で表示される異常終了メッセージ
の一例を示す図である。
【図9】図2の実施例において、画像ファイルのリカバ
リ時に表示される画像処理選択画面の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…制御部 2…メインメモリ 3…画像処理部 4…差分演算部 5…圧縮・伸長部 6…表示用メモリ 7…キーボード 8…画像メモリ 10…テーブルメモリ 12…第1の2次記憶装置 13…第2の2次記憶装置 14…D/A変換器 15…CRTディスプレイ 16…マウス 17…システムバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像ファイルに対して所定の画像処理を
    施す画像処理システムにおいて、当該画像ファイルのデ
    ータをバックアップする装置であって、 前記画像ファイルに対して施された画像処理が画像全体
    に対して一括的に実施される第1の画像処理であるか、
    画像の一部に対して局所的に実施される第2の画像処理
    であるかを判別する判別手段、および前記判別手段の判
    別の結果、前記画像ファイルに対して前記第1の画像処
    理が施された場合は、当該画像ファイルに対して施され
    た画像処理の内容を指示する情報を第1のバックアップ
    データとして保存し、前記画像ファイルに対して前記第
    2の画像処理が施された場合は、画像処理前の画像デー
    タと画像処理後の画像データとの差分画像データを第2
    のバックアップデータとして保存する保存手段を備え
    る、バックアップ装置。
  2. 【請求項2】 リカバリすべき画像ファイルを指定する
    画像ファイル指定手段、および前記保存手段に保存され
    た第1および第2のバックアップデータに基づいて、前
    記指定された画像ファイルの作成過程で実行された画像
    処理を再度繰り返すことにより、前記指定された画像フ
    ァイルを復元する画像ファイル復元手段をさらに備え
    る、請求項1に記載のバックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記リカバリすべき画像ファイルの作成
    過程で実行された画像処理を選択的に指定する画像処理
    指定手段をさらに備え、 前記画像ファイル復元手段は、前記画像処理指定手段で
    指定された画像処理を再度繰り返すことを特徴とする、
    請求項2に記載のバックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066858A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、システム及びプログラム
KR20220135671A (ko) * 2021-03-31 2022-10-07 오스템임플란트 주식회사 대상체에 대한 백업 데이터를 제공하는 방법, 디바이스 및 기록매체

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