JP3225633B2 - 画像データ管理装置 - Google Patents

画像データ管理装置

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JP3225633B2
JP3225633B2 JP27640592A JP27640592A JP3225633B2 JP 3225633 B2 JP3225633 B2 JP 3225633B2 JP 27640592 A JP27640592 A JP 27640592A JP 27640592 A JP27640592 A JP 27640592A JP 3225633 B2 JP3225633 B2 JP 3225633B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像を読み取って得
られる2値画像データを処理する画像処理装置に係わ
り、特に2値画像データの管理機能を改善したものに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手書き図面等をCAD(コンピ
ュータ・エイディド・デザイン)に取り込むために図面
入力装置が使用される。この図面入力装置は、図面や文
書などの画像をイメージスキャナ等で読み取ってCAD
等で取り扱うに適した画像データを得るためのものであ
る。この図面入力装置では、画像ベクトル化処理技術等
を使用して画像データを処理する。
【0003】画像ベクトル化処理による画像処理フロー
の概要を図5に示す。図に示すように、まずイメージス
キャナ等から白黒に2値化された画像データを読み込み
(S1)、読み込んだ2値画像データを用いてベクトル
化処理を行う(S3)。すなわち画像の輪郭を抽出して
輪郭ベクトルを生成し、さらにその輪郭ベクトルを用い
て芯線ベクトルを生成する。この後、ベクトルデータを
用いて認識処理を行い(S5)、画像を構成する基本要
素(文字・線分・シンボル等)を分離してコード化す
る。原図が低品質である場合、その2値画像データには
ノイズ(線の切れ・かすれ等を含む)が含まれており、
その後の認識処理に悪影響を及ぼす。このような理由か
ら2値画像データやベクトルデータに対しノイズ除去等
を目的としてインタラクティブに編集処理を行うことが
可能となっている(S2,4)。
【0004】読み取った2値画像データは、始点座標と
ラン長さで表されるランレングス符号方式の画像データ
に変換され、編集処理等に供される。図6にランレング
ス符号方式の画像データのデータ構造を示す。この方式
では、たとえばX座標単位でデータをブロック化し、各
ブロックにおいて、当該X座標におけるラン数や各ラン
のY座標始点・長さを格納する。
【0005】一般に、画像データはデータ量が非常に多
くなり、また編集処理におけるデータ更新等の場合は扱
いにくいという難点があるが、ランレングス符号方式で
は画像データを圧縮した形で表現しているため、データ
量が比較的少なくて済み、編集処理におけるデータ更新
等にあたっても扱い易い利点がある。
【0006】またデータ更新等における便宜を考慮し、
ランレングス符号方式の画像データは通常、ポインタに
より管理されている。画像データを管理するための管理
データテーブルを図7に示す。このテーブルは、上記の
画像データのブロックにおけるラン数やデータ位置を格
納している。
【0007】データ更新処理の概要を図8に示す。まず
管理データテーブルを参照し、更新データのラン数と元
データのラン数を比較する(S1)。更新データのラン
数が元のラン数と同じかあるいは小さい場合は、更新デ
ータを元のデータ領域に上書きする(S2)。一方、更
新データのラン数が元のラン数よりも大きい場合は、元
のデータ領域を未使用領域として解放したうえで(S
3)、新規にデータ領域を確保して更新データを書き込
む(S4)。更新データの書き込みが終了すると、管理
データを更新する(S3)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のデ
ータ更新処理では、画像データの編集処理等を頻繁に行
った場合、画像データ格納領域に多数の未使用領域が生
じ、資源の利用効率が低下すると共に応答性も阻害され
る問題があった。
【0009】この発明は、かかる問題点に鑑み、ランレ
ングス符号方式の画像データを管理する装置において、
データ更新処理を改善し、画像データ格納手段における
未使用領域の発生頻度を抑えて資源利用効率・応答性等
を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を図1に
示す。画像データ格納手段に格納されたランレングス符
号方式の画像データを管理する装置であって、各画像デ
ータのデータ長情報および位置情報を管理情報として格
納する管理情報格納手段1と、該管理情報を参照して画
像データの更新処理を行うデータ更新手段2とを備えた
装置において、次の措置を講じたものである。
【0011】1.管理情報格納手段1は、データ長情報
として実データ長情報とデータ長初期値を示す最大デー
タ長情報とを格納する。
【0012】2.データ更新手段2は、次の要素を有す
る。
【0013】(1)最大データ長と更新データのデータ
長とを比較するデータ長比較手段3。
【0014】(2)データ長比較手段3の比較結果に基
づいて書込手段を選択する選択手段4。
【0015】(3)更新データのデータ長が最大データ
長以下の場合に選択され、元データ領域に更新データを
上書きする第1の書込手段5。
【0016】(4)更新データのデータ長が最大データ
長より大きい場合に選択され、元データ領域を未使用領
域として解放すると共に、新規にデータ領域を確保して
該領域に更新データを書き込む第2の書込手段6。
【0017】(5)更新データの画像データ格納手段へ
の書き込みに伴って管理情報を更新する管理情報更新手
段7。
【0018】
【作用】この発明によれば、管理情報におけるデータ長
情報として実データ長情報の他に最大データ長情報を付
加し、画像データのデータ長の初期値を最大データ長情
報に設定することとする。そして更新データと元データ
とのデータ長を比較する際、最大データ長情報を基準と
して比較処理を行い、元データ領域への上書きあるいは
新規なデータ領域への書き込みを選択する。このことに
より、更新データのデータ長が元データの実データ長よ
りも大きい場合であっても、最大データ長(元データの
データ長の初期値)以下である場合は、元データ領域へ
の上書きが選択される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。この発
明の一実施例に係る画像処理装置のシステム構成の要部
を図2に示す。8はポインティングデバイス9その他か
らの入力を制御する入力インタフェース、10はCRT
(カソードレイチューブ)装置、11は表示制御を行う
表示インタフェース、12は外部記憶装置、13は各種
ファイル等を格納する外部記憶インタフェース、14は
CPU(中央処理装置)である。15はメインメモリで
あり、ランレングス符号方式の画像データの管理手順そ
の他のプログラムを格納している。
【0020】この実施例における管理データテーブルの
構造を図3に示す。図に示すように、管理データテーブ
ルには、X座標単位のブロックごとに最大ラン数と実ラ
ン数、データ位置が格納されている。最大ラン数は、当
該ブロックにおけるラン数の初期値を示すデータであ
る。
【0021】この実施例におけるランレングス符号方式
の画像データの更新処理手順の概要を図4に示す。この
処理では、従来と同様に、まず更新データのラン数と元
データのラン数を比較し(S1)、この比較結果に基づ
いて更新データの新規なデータ領域への書き込み(S2
〜5)あるいは更新データの元データ領域への上書き
(S6,7)を選択する手法をとる。
【0022】ただし、この実施例では、更新データの上
書きを行う場合、空き領域が生じたときでも、その空き
領域を未使用領域として解放することはせず、当該画像
データのデータ領域として確保したままにしておく。こ
のことにより、データ更新処理により画像データのラン
数が少なくなった場合でも、当該画像データのデータ領
域として初期の領域が常に確保される。
【0023】そして、このことを踏まえ、更新データの
ラン数と元データのラン数の比較処理では元データのラ
ン数として最大ラン数を使用する。したがって、更新デ
ータのラン数が元データの実ラン数よりも大きい場合で
あっても、更新データのラン数が元データの最大ラン数
以下である場合、すなわち更新データが初期の元データ
領域に上書きできる大きさである場合は、更新データの
元データ領域への上書きが選択される。このことによ
り、新規データ領域への更新の頻度が低下する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
画像データのデータ領域として初期領域を常に確保する
こととする一方、更新データが元データの実データ長よ
り大きくとも元データの初期のデータ長より小さい場合
は、元データ領域への上書きを選択することとしている
ので、新規データ領域への更新の頻度が低下し、未使用
領域の離散的な発生が抑えられる。したがって資源の利
用効率が向上するだけでなく、画像データ格納手段への
アクセス速度が向上して編集作業等の効率が向上すると
いった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例に係る画像処理装置のシス
テム構成の要部を示すブロック図。
【図3】実施例における管理データテーブルの構造を示
す説明図。
【図4】画像データの更新処理手順の概要を示すフロー
チャート。
【図5】画像ベクトル化処理による画像処理フローの概
要を示すフローチャート。
【図6】ランレングス符号方式の画像データのデータ構
造を示す説明図。
【図7】画像データを管理するための管理データテーブ
ルを示す説明図。
【図8】従来の画像データ更新処理の概要を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…管理情報格納手段 2…データ更新手段 3…データ長比較手段 4…選択手段 5…第1の書込手段 6…第2の書込手段 7…管理情報更新手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 - 1/20 G06T 9/00 G06F 12/00 H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ格納手段に格納されたランレ
    ングス符号方式の画像データを管理する装置であって、
    各画像データのデータ長情報および位置情報を管理情報
    として格納する管理情報格納手段と、該管理情報を参照
    して画像データの更新処理を行うデータ更新手段とを備
    えた装置において、 前記管理情報格納手段は、データ長情報として実データ
    長情報とデータ長初期値を示す最大データ長情報とを格
    納し、 前記データ更新手段は、前記最大データ長と更新データ
    のデータ長を比較するデータ長比較手段と、該データ長
    比較手段の比較結果に基づいて書込手段を選択する選択
    手段と、更新データのデータ長が最大データ長以下の場
    合に選択され元データ領域に更新データを上書きする第
    1の書込手段と、更新データのデータ長が最大データ長
    より大きい場合に選択され元データ領域を未使用領域と
    して解放すると共に新規にデータ領域を確保して該領域
    に更新データを書き込む第2の書込手段と、更新データ
    の画像データ格納手段への書き込みに伴って前記管理情
    報を更新する管理情報更新手段とを有することを特徴と
    する画像データ管理装置。
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