JPH05266154A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH05266154A
JPH05266154A JP4091956A JP9195692A JPH05266154A JP H05266154 A JPH05266154 A JP H05266154A JP 4091956 A JP4091956 A JP 4091956A JP 9195692 A JP9195692 A JP 9195692A JP H05266154 A JPH05266154 A JP H05266154A
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JP
Japan
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image
file
capacity
workstation
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JP4091956A
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Inventor
Akira Watanabe
明 渡辺
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ファイルの転送に際し
て、同名ファイルの存在をも確認して確実に格納し得る
ようにする方法を提供することにある。 【構成】 画像処理システムにおいて、ワークステーシ
ョン又は入力コントローラとファイルサーザバとの間の
ファイルの転送に際して、転送先のメモリの残容量と、
転送元の転送ファイルの合計から転送先の同名ファイル
の合計を減算した量とを比較して、確実な処理を行なう
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字画像と割付台紙
(版下台紙,ラフ指定紙等)の絵柄の画像とを読取って
後にレイアウトして出力する画像処理システムにおい
て、ファイルの転送に際して、転送先のメモリの残容量
と、転送元の転送ファイルの合計から転送先の同名ファ
イルの合計を減算した量とを比較して、確実な処理を行
ない得るようにした画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高品質を要求する印刷業者向けの画像処
理システムとして、従来は文字,絵柄等の画像を総合的
に統合して編集するシステムがないか、又は存在しても
能力が低く実用的ではなかった。特に、デスクトップパ
ブリッシング分野はポストスクリプト等によるページ記
述言語により可能となりつつあるが、画像分野の能力,
性能は低いものである。印刷業者向けのシステムも存在
しているが、大量かつ高速にデータをハンドリングする
には十分でない。この理由は、文字、画像を統合的に処
理するための記述言語、CPU(ソフトウエア)による
処理に対応するには、余りにも処理すべきデータが多
く、パーフォーマンスの欠如となっているからである。
印刷用版下を作成するために、コードデータのみを出力
する場合は文字毎にビットマップに変換すると共に、前
もって数ラスタ毎にビットマップに展開しなければなら
ず、ビットマップのみを出力する場合は、出力画像の全
部又は一部を一時バッファに格納して出力装置に送るよ
うになっており、上記バッファのメモリ容量を小さくす
るために出力装置が出力画像のバッファに蓄積される間
は待機するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置では文字と絵を同時にレイアウトして出力す
ることができず、ビットマップを出力するバッファ上に
前もって文字ビットマップをレイアウトしてもその実現
に多くの時間がかかる欠点があった。或いは文字と絵を
それぞれ別のペーパーやフイルムに出力し、オペレータ
がペーパーやフイルム上で切りばりを行なっている。こ
のため、露光や印刷等の繰り返し作業が多く時間がかか
り、中間的に生成される感材が無駄になってしまってい
た。
【0004】更にファイル転送の際、従来は転送先の残
容量をチェックせずに記憶させるようにしており、この
ために転送先の残容量が転送ファイルの合計よりも少な
い場合には、指示したファイルの一部しか記憶できな
い。また、転送先の残容量と、転送元のファイルの容量
の合計とを比較し、残容量の方が多い場合にのみ記憶さ
せ、残容量の方が少ない場合にはオペレータ等にアラー
ムメッセージを報知する方法も採られていた。しかし、
この方法では、転送先に転送ファイルと同名のファイル
が存在していた場合、実際には記憶可能であるにも拘ら
ず、記憶不可と判定されてしまう不都合がある。
【0005】この発明は上述のような事情よりなされた
ものであり、この発明の目的は、文字及び絵の画像デー
タを大量、高速にかつ電子的に対話編集処理する画像処
理システムにおいて、ファイルの転送に際して、転送先
のメモリの残容量と、転送元の転送ファイルの合計から
転送先の同名ファイルの合計を減算した量とを比較し
て、確実な処理を行ない得る画像処理方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力装置で
読取られた画像の濃度データを保存するようになってい
る入力コントローラと、編集入力機で編集されたコード
情報及び前記画像データを表示手段を用いて画面編集す
るようになっていると共に記憶部を有するワークステー
ションと、前記入力コントローラ及びワークステーショ
ンに接続され、前記画像データ、前記コード情報及び前
記ワークステーションで画面編集された編集データを記
憶手段(ハードディスク、光−磁気ディスク等)に格納
し、前記記憶手段に格納されている編集データを読出し
て画像出力装置に画像を出力するようになっている画像
処理システムにおける画像処理方法に関するもので、こ
の発明の上記目的は、前記ワークステーションで編集さ
れたデータ又は入力コントローラのデータを前記記憶手
段に記憶させる際、前記記憶手段の残容量と、前記ワー
クステーションの転送ファイルの合計から前記記憶手段
における同名ファイルの合計を減算した容量とを比較
し、前記残容量の方が多ければ前記記憶手段へ格納さ
せ、前記残容量の方が少なければアラームを出力するこ
とによって達成される。
【0007】
【作用】この発明の画像処理システムは、入力コントロ
ーラ、ファイルサーバ、イメージセッター及びワークス
テーションで成っており、それぞれが独立したCPU
(マイクロプロセッサ、マイクロコンピユータ等)を具
備しているために各部を独立にかつ並行動作させること
ができ、高速で効率的な画像処理を実現することができ
ると共に、割付台紙の情報並びに絵柄や文字等を総合的
に対話編集して、メモリ容量をできるだけ小さくして、
画像出力装置より高品質画像をハードコピー又は印刷用
版下として得ることができる。しかも、ワークステーシ
ョン又は入力コントローラからファイルサーバに対して
データ(ファイル)を転送する際、ファイルサーバの残
容量と共に、ファイル名の管理を行なうことによって確
実なデータ転送を実現している。残容量を把握するため
に、ファイルサーバの記憶手段としてはハードディスク
や光−磁気ディスクを使用している。
【0008】
【実施例】図1〜図3はこの発明の前提となる画像処理
システムをブロック図で示しており、絵柄、文字、図
形、更には割付台紙等の原稿をスキャナ等の入力装置1
で読取って、得られる画像の濃度データDDは入力コン
トローラ100に入力され、入力コントローラ100は
内蔵したCPU101を介して上記入力濃度データDD
を網点化回路102で網点化し、さらに圧縮回路103
で圧縮した後にバッファ104に一時保存し、その後に
SCSIバスを介して転送してファイルサーバ200の
光−磁気ディスク210又はハードディスク220、2
21……に格納する。入力コントローラ100はデータ
の一時保存用のローカルディスク(ハードディスク)1
05を有している。ファイルサーバ200はCPU20
1を有し、インタフェース202〜205を介して他の
装置と接続されている。又、ワードプロセッサや組版機
等の編集入力機2で得られた文字等のコード情報CD
は、一旦フロッピーディスク3に格納された後に読出さ
れてワークステーション300に入力される。ワークス
テーション300は表示手段としてのCRT301と、
入力操作手段としてのキーボード302、マウス306
及びディジタイザ303と、記憶手段としてのハードデ
ィスク304、フロッピーディスク305とを有した端
末装置を複数組有しており、各ワークステーション30
0はETHERNETを介してファイルサーバ200と
相互に接続されている。入力コントローラ100で得ら
れるCRT表示用に間引きされた画像データ、枠データ
及び輪郭表示用画像データは、光−磁気ディスク210
又はハードディスク220、221…に画像出力用の間
引かれていない高密度データと共に格納されており、間
引かれたデータはSCSIバスを介して読出されインタ
フェース204及び202を介してワークステーション
300に転送され、入力コントローラ100との間の制
御指令等は補助データライン4を介してファイルサーバ
200のインタフェース200を経て転送され、ファイ
ルサーバ200には更にイメージセッター400が接続
されている。イメージセッター400にはCPU401
が設けられており、インタフェース402を介してファ
イルサーバ200の補助データライン5に接続され、イ
ンタフェース403を介してSCSIバスに接続されて
いる。イメージセッター400は更にシーケンサ410
及び必要なデータを格納するバッファ411を有してお
り、イメージセッター400には高画質画像を出力する
高画質出力機10及び比較的低画質の画像出力を行なう
レーザビームプリンタ11が接続されている。なお、ハ
ードディスク220、221……にはロゴ、紋章、網等
の固定データ(ビットマップデータ)及び文字出力用の
ベクトルフォントデータが予め格納されている。
【0009】入力装置1では絵柄(中間調画像)、線
画、文字画(2値画)とも濃度データ(8ビット/画
素)でディジタル化される。8ビット/画素で入力され
た信号は入力コントローラ100で絵柄は網点化され、
4ビット/画素の情報が生成される。2値画は1ビット
/画素の情報に変換される。また、文字はワークステー
ション300からコード(符号)で入力されるが、入力
装置1から画像として入力されることもある。このた
め、画像として入力される場合は文字であっても画像
(ビットマップデータ)として扱われる。画像の出力は
全てイメージセッター400で実施されるが、イメージ
セッター400ではコード及びベクトル情報は全てビッ
トマップデータに変換されるので、画像出力と言えばビ
ットマップデータを出力するという意味で使用すること
になる。
【0010】ここで、入力コントローラ100の詳細を
図4に示して説明すると、入力コントローラ100は入
力装置1から入力された濃度データDDを高画質出力機
10のための高密度データ、レーザビームプリンタ11
のためのデータ、ワークステーション300のCRT3
01の表示のための2種類のデータ及び輪郭を示すに十
分な粗な画像データの5組のデータを同時に生成処理す
るようになっている。同時並行処理することによって全
体的に高速化を実現でき、ハードウエアによってCPU
101のデータ生成演算負荷を軽減できるからである。
すなわち、高画質出力機10のための高密度データは網
点化回路1021で網点化されて圧縮回路1031でデ
ータ圧縮され、その圧縮データがバッファ1041に一
時保存される。又、比較的低画質のレーザビームプリン
タ11で画像出力するためのデータは濃度データDDを
所定の間隔(たとえば1/3)で間引き(110)、そ
の粗データを網点化回路1022で網点化して圧縮回路
1032で圧縮し、その後にそれぞれバッファ1042
に一時保存している。さらに、CRT301で表示する
ための更に粗い2種類のデータは、濃度データDDを所
定の間隔で間引いた後にそれぞれ網点化回路1023及
び1024で網点化し、バッファ1043及び1044
にそれぞれ一時保存し、更に中間調画像から切抜きマス
クを作成する線画の場合には、輪郭データを示すラプラ
シアン処理又はアンシャープマスク処理後の画像データ
の間引きを行ない(113) 、その後に2値化回路10
25で2値化してバッファ1045に一時保存するよう
になっている。
【0011】このような構成において、CPU101は
データライン(図示せず)を介して入力装置1と交信す
ると共に、補助データライン4及びデュアルポートRA
M(図示せず)を経由してファイルサーバ200と交信
する。そして、入力装置1からのデータ送信要求がある
と、CPU101は図4に示す各回路に必要なデータを
セットし、その設定データをローカルディスク105に
格納し、更に副走査に関連する設定値をセットする。入
力装置1からの濃度データDDは1ライン毎に入力さ
れ、図4に示す各回路が同期をとってバッファ104
(1041〜1045) に格納される。この間CPU1
01はSCSIバスの切換え、データ圧縮用出力バッフ
ァ1041の切換え、各種回路からのエラー情報の有無
をチェックする。一度バッファ104及びローカルディ
スク105に格納されたデータはCPU101の指令に
よってソートされ、外部のSCSIバスに出力される。
【0012】ファイルサーバ200の構成は図2に示す
ようになっており、このファイルサーバ200はファイ
ル管理及びファイルの共有といった共通ファイル管理機
能と、ネットワーク通信及びユニット間通信の通信制御
機能とを有している。すなわち、ファイルサーバ200
はSCSIバスを経由してハードディスク(220、2
21……)、光−磁気ディスク210のファイル管理を
行ない、ETHERNETを経由してワークステーショ
ン300とのソフトウエアインタフェースの機能を有
し、更に入力コントローラ100及びイメージセッター
400に対するファイル管理情報のサービス並びにSC
SIバス経由でのファイル管理に対するユーティリティ
機能の実施を行なう。たとえばフォントの登録やSCS
Iディスクのガベージコレクション(ゴミ取り処理)な
どである。ここに、フォント登録には2種類ある。一つ
は、システムで持っているフォントの登録であり、この
登録は他のフォント作成システムで作成されたベクトル
フォントを光−磁気ディスクの形式で本画像処理システ
ムのハードディスクへ格納するものである。もう一つ
は、外字フォントの登録である。外字フォントとは、シ
ステム内に存在しない文字のことである。この場合は、
他システムで作成されたフォントをフロッピー又は磁気
テープより本システム内に登録する。
【0013】ファイルサーバ200はワークステーショ
ン300、入力コントローラ100及びイメージセッタ
ー400の間のデータの転送を行なうためのサービス及
びデータの格納を行ない、入力コントローラ100は補
助データライン4及びデュアルポートRAMを介して各
種ファイルの領域の確保、削除に関してファイルサーバ
200から必要な情報を得る。入力コントローラ100
内のバッファ104に一度入ったデータを画像処理シス
テムのファイルとして登録するには、ファイル名、ファ
イル容量等の情報をファイルサーバ200に転送し、S
CSIバス上のハードディスク220、221…をアク
セスする。これにより、ファイルサーバ200はディレ
クトリーの交信、ディスクエリア等の管理を行なう。又
ファイルサーバ200はETHERNETを介してワー
クステーション300にファイルデータを転送したり、
ワークステーションからのデータを受信したりする。こ
の時、ワークステーション300の指令に従ってファイ
ルサーバ200はSCSIバス上のハードディスク(2
20、…)や光−磁気ディスク210を管理し、ディレ
クトリー等の必要な情報を更新する。又、イメージセッ
ター400に対するコマンド及び光−磁気ディスク21
0に対するコマンドを得、それに従ったサービスを行な
う。更に、イメージセッター400に対しては補助デー
タライン5及びデユアルポートRAMを介して所定のコ
マンドを送り、このイメージセッター400からの要求
に対してファイル管理情報を送り、SCSIバス上のデ
ィスクデータに対してはイメージセッター400が直接
アクセスするようになっている。更に、画像処理システ
ム全体に関連したユーティリティ情報をSCSIバス上
のハードディスク220、221、……で管理し、フォ
ント情報、システム上の共通ファイル等がそれらの情報
に当る。
【0014】次に、ワークステーション300につい
て、その動作を図5のフローを参照して説明すると、編
集入力機2で編集され格納されている文書データはフロ
ッピーディスク3から読出され(ステップS310)、
文書データのコード情報CDはデータフォーマットの変
換が行なわれる(ステップS311) 。そして、CRT
301に1ページ分の文書内容を表示し(ステップS3
12) 、割付台紙等から読取った画像の画像データ出力
位置をマウス306、キーボード302、ディジタイザ
303で指示し(ステップS313)、割付台紙の枠と
共に1ページ毎のページ記述データを作成する(ステッ
プS314) 。このようなデータ作成を全ページについ
て行ない(ステップS315)、その後に印刷用版下作
成の面付けの指示をキーボード302で行ない(ステッ
プS316) 、面付けされたページ記述データを作成す
る(ステップS317) 。そして、ファイルサーバ20
0に作成データを転送すると共に(ステップS318)
、イメージセッター400に画像出力を指示して動作
を終了する(ステップS319) 。
【0015】次に図6を参照して、面付け時の動作例を
説明する。ワークステーション300は、ファイルサー
バ200のハードディスク220、221、…から間引
かれた画像データを読込むと共に(ステップS33
0)、フロッピーディスク3から文書データを読込み
(ステップS331) 、ワークステーション300のC
RT301に必要情報を表示すると共に、マウス30
6、キーボード302、ディジタイザ303を操作して
画像、文書、枠のレイアウトをページ単位で行なう(ス
テップS332) 。そして、予め登録されている面付け
の種類をキーボード302で指示し(ステップS33
3) 、指示された面付け状態(例えば同図A〜D)に各
ページがCRT301上にページ数と共にレイアウト表
示される(ステップS334) 。ここにおいて、面付け
の登録は例えばA4版の4面又はA5版の8面と言うよ
うに、複数ページの製本時の折りを考慮して予めページ
数が付されて格納されており、その登録の中から選択し
て指定することによって図6のA〜Dのように、面付け
状態がそのページ数(Bでは“1”、“8”、“5”、
“4”)と共に表示される。このように画像や文字等の
内容は表示されず、ページ記述データに従ってイメージ
セッター400でビットマップを生成して出力する(ス
テップS335)。
【0016】図7はイメージセッター400の構成例を
示しており、シーケンサ410にはCPUバス412及
びイメージデータバス413が接続されると共に、論理
演算回路420及び第1メモリ421が接続されてい
る。又、CPUバス412にはCPU401に対する主
メモリ430が接続され、共通メモリ424がイメージ
データバス413との間に接続され、インタフェース4
02及び403の出力がCPUバス412に入力されて
いる。CPUバス412及びイメージデータバス413
の間にはバッファ433、伸長器440及び第3メモリ
423が接続されると共に、バッファ434、ラスタイ
メージ変換器431及び第2メモリ422が接続され、
バッファ435及び出力制御回路436が接続されてい
る。CPUバス412にはベクトルフォントメモリ43
2が接続され、出力制御回路436には出力バッファ4
36Aを介して高画質出力機10及びレーザビームプリ
ンタ11が接続されている。ベクトルフォントメモリ4
32には、ラスタイメージ変換器431により文字ビッ
トマップを生成する為に必要なベクトルフォントが格納
されている。通常ベクトルフォントはハードディスク
(220、221、…)内に格納されているが、文字ビ
ットマップ生成毎にSCSIバスを経由してベクトルフ
ォントを読出すことは効率が悪い為、予め必要なベクト
ルフォントを全てベクトルフォントメモリ432に読込
んでおくことにより文字ビットマップ生成の速度を向上
させている。
【0017】このような構成において、その動作は図8
で示すように、先ず補助データライン5を介してファイ
ルサーバ200からイメージセッター400に出力指示
要求が、ハードディスク220、221、…内のファイ
ル名をパラメータとして出力される。そのファイルには
これから出力する仕様が書かれており、その仕様を順次
解読してコードデータや圧縮データを1単位画像毎にア
ドレス計算し、そのアドレスに対して論理演算による重
ね処理を繰り返して、第1メモリ421にその処理結果
を格納する。イメージセッター400はSCSIバスを
経由してパラメータファイルを呼び出し、この操作を繰
り返す。例えばコードデータについては、文字コードと
位置,書体,サイズ等の指示情報がSCSIインタフェ
ース403を介して入力され(ステップS400) 、バ
ッファ434を介してラスタイメージ変換器431でラ
スタイメージ変換され(ステップS401) 、そのラス
タイメージデータが第2メモリ422に格納される(ス
テップS402) 。又、データ圧縮された画像データは
SCSIバスを経てインタフェース403を介して入力
され(ステップS403) 、バッファ433を経て伸長
器440でデータ伸長されて復元され(ステップS40
4) 、その復元された画像データが第3メモリ423に
格納される(ステップS405) 。さらに、ハードディ
スク220、221、…に格納されているロゴ等のビッ
トマップデータはインタフェース403を介して入力さ
(ステップS406) 、共通メモリ424に格納される
(ステップS407) 。第2メモリ422〜共通メモリ
424に格納されたデータはいずれもビットマップデー
タであり、これら格納データはCPU401を介して論
理演算回路420で論理演算され(ステップS410)
、絵や文書等を合成,編集もしくは画像処理するよう
に論理演算されたデータは第1メモリ421へ格納され
る(ステップS411) 。第1メモリ421へデータが
格納された後に終了か否か、つまり修正や追加等が無い
かを判断して(ステップS412) 、修正等の論理演算
が終了するまで上記動作を継続する。この論理演算回路
420は文字等コードデータから生成されたビットマッ
プデータ,圧縮された画像データを伸長したビットマッ
プデータ及びビットマップデータの和、積、差、排他論
理和等の論理演算をCPU401と協働して行ない、高
画質出力機10又はレーザビームプリンタ11に画像出
力すべき画像情報を生成するものである。
【0018】ここで、上述の画像処理システムでワーク
ステーション300又は入力コントローラ100から、
ファイルサーバ200の光−磁気−ディスク210又は
ハードディスク220,221…にデータ(ファイル)
を転送する際、この発明では図9に示すような処理を行
なう。すなわち、先ず転送先である光−磁気ディスク2
10またはハードディスク220,221,…の残容量
αを算出する(ステップS1)。そして、転送ファイル
の合計容量をβ、転送先に存在する転送ファイルと同名
ファイルの合計容量をγとし、
【数1】α≧(β−γ) を計算し(ステップS2)、残容量αが差容量(β−
γ)よりも小さければアラームを出力し(ステップS
3)、転送先の残容量不足をオペレータに通知する。ま
た、上記ステップS2で残容量αが差容量(β−γ)以
上であれば、転送先に転送ファイルと同名ファイルが存
在するか否かを判定し(ステップS4)、同名ファイル
が存在すれば、転送先に存在する転送ファイルと同名フ
ァイルを削除する(ステップS5)。その後、又は同名
ファイルが存在しなければそのまま格納させる(ステッ
プS6)。
【0019】上記ステップS4,S5において、転送先
に存在する転送ファイルの同名ファイルを削除した後に
ファイルの格納を行なうのは、次の理由による。上記ス
テップS2における数1の関係を満たしている場合であ
っても、複数ファイルの格納の順番によって、格納先の
残容量不足によって格納されない場合があるからであ
る。図10はこの様子を示しており、ファイル#1→フ
ァイル#2→ファイル#3→#4の順番では転送先に格
納することができない。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文字と
絵の画像データを大量にかつ高速に編集処理し、レイア
ウト指示された体裁の高品質な印刷用画像を出力するこ
とができ、ハードウエアによるベクトル情報のビットマ
ップ化及び画像処理,加工,編集を容易に行なうことが
でき、文字と絵とをレイアウトして出力することができ
る画像処理システムにおいて、2つのファイル格納領域
間でファイルを格納する際、転送先の残容量不足のため
に、指示したファイルの一部だけが格納されるといった
トラブルがなくなる。また、転送先の同名ファイルも考
慮に入れているため、転送先の格納領域を100%利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(ワークステーション、入力コントローラ)である。
【図2】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(ファイルサーバ)である。
【図3】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(イメージセッター)である。
【図4】入力コントローラの構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】ワークステーションの動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】面付けの動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】イメージセッターの詳細構成を示すブロック図
である。
【図8】その動作例を示すフローチャートである。
【図9】この発明の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図10】同名ファイルの削除を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 2 編集入力機 3 フロッピーディスク 10 高画質出力機 100 入力コントローラ 200 ファイルサーバ 300 ワークステーション 301 CRT 302 キーボード 303 ディジタイザ 306 マウス 400 イメージセッター 101 CPU 201 CPU 401 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置で読取られた画像の濃度データ
    を保存するようになっている入力コントローラと、編集
    入力機で編集されたコード情報及び前記画像データを表
    示手段を用いて画面編集するようになっていると共に記
    憶部を有するワークステーションと、前記入力コントロ
    ーラ及びワークステーションに接続され、前記画像デー
    タ、前記コード情報及び前記ワークステーションで画面
    編集された編集データを記憶手段に格納し、前記記憶手
    段に格納されている編集データを読出して画像出力装置
    に画像を出力するようになっている画像処理システムに
    おいて、前記ワークステーションで編集されたデータ又
    は入力コントローラのデータを前記記憶手段に記憶させ
    る際、前記記憶手段の残容量と、前記ワークステーショ
    ンの転送ファイルの合計から前記記憶手段における同名
    ファイルの合計を減算した容量とを比較し、前記残容量
    の方が多ければ前記記憶手段へ格納させ、前記残容量の
    方が少なければアラームを出力するようになっているこ
    とを特徴とする画像処理方法。
JP4091956A 1992-03-18 1992-03-18 画像処理方法 Pending JPH05266154A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123690A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Fujitsu Ltd 分散計算機システムにおけるリモートメンテナンス方法
JP2000293412A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Nec Corp 情報処理装置及び補助記憶媒体への出力データ量の算定方法
JP2014010520A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Fujitsu Ltd 画像処理装置

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