JP2004023322A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各々の画像編集処理において、適切な解像度・画素数をもって出力時の画質を落とさずに画像処理すること。
【解決手段】編集単位で用いられている入力画像とその出力サイズ・形式をチェックし、必要に応じて入力画像そのものに対して解像度・画素数を縮小することでデータの圧縮処理を行い、出力時の画質を落とさずに画像処理を行うことを特徴としている。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでのデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理方法においては、顧客番号および入力画像群に対応するカスタマと、そのカスタマ内でサービスの実行単位であるオーダによる顧客の編集データの管理を行い、その編集データの印刷時には、内部的に特定の解像度でレンダリングするためにその画像合成方法や出力サイズによっては入力画像の拡大・縮小処理が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、各々の編集処理において、合成・出力される入力画像が、その出力サイズ画像効果によっては、必ずしも適切な解像度・画素数をもっているとは限らず、とくに出力サイズが小さいにも関わらす大きな入力画像を扱っている場合や、カラー入力画像に対してモノクロやエンボスといったカラー情報を破棄する効果を与えている場合には、システム本体のリソースを無駄にし印刷時の負荷も大きくしていることがある。
【0004】
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、編集単位上で用いられている入力画像とその出力サイズ・形式をチェックし、必要に応じて入力画像そのものに対して解像度・画素数を縮小することでデータの圧縮処理を行い、出力時の画質を落とさずにシステム本体のリソースの効率化と印刷時のパフォーマンス向上を図る画像処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、同じ入力画像群に対する複数の編集作業を実現できるカスタマ・オーダ構造を持ち、デザインテンプレートが用意している画像枠において、デザインテンプレートと入力画像群の中から選択された画像とを合成する編集機能を持ち、入力画像群に対してその編集処理が複数実行できる画像処理方法において、顧客の注文を受け付け顧客番号を発行し、
顧客の注文を受け付け顧客番号を発行し、作業を開始する作業開始ステップと、
フイルムスキャナやフラットベッドスキャナなどの入力機器から画像を入力する入力ステップと、
ユーザ所望の合成処理サービスを開始するサービス開始ステップと、
前記デザインテンプレートを選択し入力画像との合成処理を行う合成処理ステップと、
特定の解像度でレンダリングし、合成処理結果をページ単位に印刷する印刷ステップと、
前記デザインテンプレート上で合成された入力画像に対して、モノクロやエンボスなどの画像効果を付加する付加ステップと、
前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、編集データの印刷時の画質を落とすことなく圧縮する圧縮ステップと、
前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、外部記憶装置に保存する編集データ保存ステップと、
前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、編集データの印刷時の画質を落とすことなく圧縮して外部記憶装置に保存する圧縮データ保存ステップと、
保存された外部記憶装置から顧客の編集データをシステム本体上に復元する復元ステップと、
を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の画像処理方法においては、作業開始時に発行される顧客番号と入力画像群は一対であり、この単位をカスタマと定義する。そのカスタマ内では、それら入力画像群を対象にした従来のサービスの実行単位であるオーダを複数生成することができる構造を持つ。これにより、画像を入力しなおすことなく、同じ画像に対する複数の合成編集サービスを実行することが可能となる。また、最終的な印刷を実行する前に、表示装置上に出力される画像データを低解像度の画像(サムネール)に変換したファイルとして出力しておき、オーダ履歴のリスト(オーダリスト)表示時に用いるものとする。ただし、その編集したテンプレートが複数ページで構成されている場合には、印刷可能な最初のページがそのサムネールの対象となる。表示装置上には顧客番号のリスト(カスタマリスト)と、その顧客番号に属するオーダがリスト表示されている。カスタマリストでは、顧客番号のほかに、入力画像数、オーダ数、作業開始時間、データサイズなどの属性がテキスト表示される。オーダリストでは、カスタマリストで選択されているカスタマ内の各オーダのサムネールが、そのオーダで実行されたサービス名とともにリスト表示され、とのような編集を実行したのかを視覚的に理解させることができる。各サービスでは入力画像群を用いて、デサインテンプレート上の画像スロットへの画像の貼り付けや、貼り付けた画像に対して画像処理を施すことができる。印刷が指定されると、特定の解像度で画像合成・レンダリングを行い、それが印刷装置で処理される。これまで、出力される入力画像が、その出力サイズ・画像効果によっては、必ずしも適切な解像度・画素数をもっているとは限らなかった。とくに出力サイズか小さいにも関わらず大きな入力画像を扱っている場合や、カラー入力画像に対してモノクロやエンボスといったカラー情報を破棄する効果を与えている場合には、印刷時に画素数を縮小するカラー情報を破棄するなどの処理が行われ、かつ、そのような利用をされているにも関わらず、カスタマ内にはオリジナルの画像情報を持ったまま保存されていた。また、一通り編集作業が完了し時間が経つにつれて、その後は当該カスタマに対する新規オーダや画像の追加といった作業がされない率が増し、システム本体のリソースが圧迫されていくことが多かった。そこで、カスタマ内のオーダすべてに対して、編集時に利用されている入力画像とその出力サイズ・画像効果をチェックし、出力時の品質を落とさない範囲内で、オリジナルの入力画像がもつ画素数やカラー情報などの情報を縮小・破棄、また、どのオーダでも利用されていない入力画像を削除する機能を提供し、システム本体のリソースの効率化と印刷時のパフォーマンス向上を図る。この機能は、システム本体のリソース不足と判断したときやカスタマ情報を外部記憶装置へ保存するときにシステム本体側からユーザに対してその旨を通知した後、ユーザからの確認を受けて実行されるものとする。同じ画像が、複数のオーダで用いられていたり、同じオーダ上でも異なる合成場所で用いられている場合には、それらのオーダ・合成場所すべてにおいて出力サイズ・画像効果をチェックして、すべての場合で印刷時の画像の品質が保たれる範囲内で、可能な限りの画像データの縮小を行う。出力サイズについては、その画像を用いているすへてのオーダのうち等倍未満でかつ一番大きな倍率のものに着目して、オリジナルの入力画像に縮小処理を行う。この画像縮小処理については、バイキュービック法やバイリニア法、ニアレストネイバー法など様々な手法が確立されているが、本件ではこの方法については関知しない。モノクロ効果などの画像納果については、ある入力画像が利用されているすべてのオーダでモノクロでのみ出力されていると判断したときには、入力画像のカラー情報を破棄(グレースケールに変換)する。また、デザインテンプレート上に定義されている画像をはめ込む枠(画像枠)には2つの形式かあり、1つは画像枠内に画像全体が出力されるようにはめ込まれる形式であり、もう一方は画像枠全体一杯に出力される形式である。いずれの形式においても、画像枠のアスペクト比が、必ずしも入力画像のそれと同じであるとは限らず、前者では枠内に隙間ができる場合もあるし、後者では画像の一部が切り取られて(トリミングされて)合成されることがある。どちらの場合でも、その出力時の必要画素数と入力画像(トリミグされているときはその切り取られている部分)の画素数を比較し、入力画像に対してどの程度の大きさに変換されるのかその比率を計算することになる。これらの機能を実現することで、システム本体のリソースの効率化と印刷時のパフォーマンス向上が可能となる。
【0007】
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、1はキーホード・マウスなどの入力装置、2はシステムのマネージメント制御・入力画像とテザインテンプレートとの合成処理などを行う中央処理装置、3は表示に使用する表示装置、4は印刷装置、5は画像入力装置、6はフレキシブルディスクドライブなどの外部記憶装置である。
【0009】
図2は、本発明の一実施形態となる、デザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムの編集データの基本構造を示す。新規に発行した顧客番号と一対となる集合をカスタマと呼び、カスタマ内では、その中で入力した画像群に対する画像合成サービスの実行単位である複数のオーダを生成する。各サービスにおいては、すべての入力画像を用いて合成処理を行うことができる。サービスで画像合成した際に表示装置3上に出力される画像データを、低解像度の画像として出力し、これをそのオーダに対応する編集結果サムネール画像として管理する構造を持つ。新規に注文を受けるたびにこれらのカスタマを生成する。また、既存のカスタマに対して、追加の画像入力を行ったり、オーダを生成することもてきる。各カスタマ間、および各オーダ間には依存関係はないため、カスタマ単位、オーダ単位の削除も可能とする。
【0010】
図3は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおける新規の顧客の編集処理を示すフローチャートである。システム起動後は端末上にカスタマリストが表示されている画面となっており、マウスやキーボードによって選択した顧客番号下の詳細情報を表示することができる。
【0011】
オペレータが顧客の新規注文を受けると、この画面から処理を開始する。このとき中央演算装置2は顧客番号を発行する(ステップS11)。中央処理装置2は、画像入力装置5からユーザが選択した画像を読み込み(ステップS12)、デザインテンプレートと入力画像の合成を行うために用意されたサービスのなかから1つを選択させる。このときオーダ番号を発行する(ステップS13)。サービス選択後画面はそのサービスで用いられるデザインテンプレート、および入力画像のサムネール表示を行い、それらをユーザに選択させ適時合成処理を行う。デザインテンプレートには各々ユニークな番号がつけられている(ステップS14)。中央演算装置2は、その合成処理を行い表示するときに、表示上用いられる低解像度の画像データをファイルにセーブする。複数ページを持つテンプレートが選択されている場合は印刷される最初のページがその対象となる。すでに同じファイルがある場合にはこれを更新する(ステップS15)。中央演算装置2は最終的な高解像度の合成結果を1ペーシずつ印刷を行い、発生させたオーダ番号、選択されたテンプレートの番号、実行したサービスの名称をテキスト形式でオーダ情報に設定する(ステップS16)。印刷処理完了後は、合成処理を繰り返し実行するかどうかをユーザに尋ねる(ステップS17)。続行が指定された場合は、サービスの選択ステップ(S13)に戻って同じ入力画像群に対してサービスを継続させることができ、継続が指定されなかった場合には一切の処理を完了させて顧客履歴情報を更新後、既存カスタマリスト表示の画面に戻る。このとき、カスタマリスト内ではそれまで編集作業がされていたカスタマが選択状態で表示され、そのカスタマ内のオーダのサムネール群がオーダリスト上に表示される(ステップS18)。
【0012】
図4は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおける既存カスタマに対する新オーダ生成処理を示す。カスタマリストから、入力画像を追加したい、または新規にサービスを実行したいカスタマを選択し(S21)、以降は図3で示している新規注文受付けと同じ処理(S22〜S28)を行う。
【0013】
図5は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおける、カスタマ情報の圧縮処理を示す。システム本体上のカスタマ情報が増大し、リソースの減少が顕著になったとき、システム本体がカスタマ情報の圧縮を行うよう指示する。これを受けてユーザは、所望のカスタマをカスタマリスト上で選択し圧縮処理を指定する(ステップS31)。これを受けて、システム本体は、まず入力画像すべてのリストを生成する(ステップS32)。このリストは、後述の図6にある形式になっており、すべてのオーダ上のすべての画像がチェックされ、どの画像がどのように合成処理されるのかが順次追記されていく(ステップS33,S34)。アイテムは、画像の拡大率と画像効果の種類を示す文字列のペアで表現される。前者では、その画像がテンプレート上にはめ込まれる際のサイズとレンダリング時の解像度から割り出した必要画素数を基に、出力時に行われるオリジナルの入力画像に対する拡大率が小数で示される。後者は、モノクロ効果やエンボス効果といった付加された画像効果の種類を示す。すべての画像についてチェックが完了したら、リストの先頭の入力画像から、その画像に対する各アイテムのチェックを繰り返し行う(ステップS35)。
【0014】
その画像にアイテムのエントリがあるかとうかをチェックし(ステップS36)、アイテムが一つもない場合には、いずれのオーダでも用いられていないことになるため、その画像は削除される(ステップS37)。アイテムが一つでもあった場合には、そのすべてのアイテム上の倍率の項目をチェックし〈ステップS38〉、すべての倍率が1.0(つまり等倍)未満であったら、その倍率のうちの最大の値を用いてその画像を縮小処理する(ステップS39)。
【0015】
倍率が1.0以上のアイテムが一つでもあった場合には縮小処理は行わない。これによって画素数を縮小してもそのオーダ上で編集したデータを用いる限り、必要画素数が保持されているため、出力画像の品質が落ちることはない。続いて、同様にそのすべてのアイテム上の画像効果の項目をチェックし(ステップS40)、すべてカラー情報が必要でない処理が指定されていた場合には、その画像のカラー情報の破棄を行う(ステップS41)。すべての入力画像に対して以上のチェックを完了したら圧縮処理を完了し、作成した合成情報リストを破棄する(ステップS42)。
【0016】
図6は、本発明の一実施形態のデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおける、カスタマ情報の圧縮処理で用いる、全入力画像とその画像に対する合成処理・画像効果のリストを示す(51)。
【0017】
各リスト51は、入力画像が編集データ(デザインテンプレート)上で処理されていることを示す情報の組み合わせ(アイテム)で構成される。アイテムは、画像の拡大率と画像効果の種類を示す文字列のペア52で表現される。その画像がそのカスタマ内でn回利用されていれはn個のアイテムを持つリストが生成される。
【0018】
リスト上入力画像#3については合成情報がない、つまり、どのオーダにも用いられていないことを示しており、この圧縮処理の中において削除対象となる。
【0019】
図7は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおけるカスタマ情報の保存処理を示す。保存したいカスタマをカスタマリスト内で選択し(ステップS61)、カスタマ保存の指定を行う(ステップS62)。保存先となる外部記憶装置を指定し(ステップS63)、外部記憶装置の状態をチェックし(ステップS64)、保存処理可能な状態であればカスタマ保存の実行フェーズに移る。もし、保存処理が不可能な状態であれは再試行するかどうかを尋ね(ステップS65)、再試行を選択した場合は、再度外部記憶装置の指定をやり直し、再試行を選択しない場合には保存処理をキャンセルする(ステップS67)。カスタマ保存フェーズに移ると、カスタマ情報を圧縮して保存するかどうかを尋ね(ステップS68)、圧縮保存が指定されたら圧縮保存処理を実行し(ステップS70)、指定されなければ従来の手法でカスタマ保存処理が実行され(ステップS69)、処理を終了する(ステップS71)。図8に、ステップS70で示しているカスタマ圧縮保存処理について示す。
【0020】
図8は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおけるカスタマ保存時のカスタマ情報の圧縮保存処理を示す(図7のステップS70に相当)。システム本体は、図5と同様にすべてのオーダ上のすべての画像をチェックして、どの画像がどのように合成処理されるのかを順次追記していく(ステップS81,S82,S83)。すべての画像についてチェックが完了したら、リストの先頭の入力画像から、その画像に対する各アイテムのチェックを繰り返し行う(ステップS84)。その画像にアイテムのエントリがあるかどうかをチェックし(ステップS85)、アイテムが一つもない場合には、その画像を保存せず次の画像について処理を繰り返す。アイテムか一つでもあった場合には、その画像がユーザによって指定された外部記憶装置へ保存される(ステップS86)。次に、その画像に対するすべてのアイテム上の倍率の項目をチェックし(ステップS87)、すべての倍率が1.0(つまり等倍)未満であったら、その倍率のうちの最大の値を用いてその保存された画像を縮小処理して再保存する(ステップS88)。倍率が1.0以上のアイテムが一つでもあった場合には縮小処理は行わない。これによって画素数を縮小してもそのオーダ上で編集したデータを用いる限り、必要画素数が保持されているため、出力画像の品質が落ちることはない。続いて、同様にそのすべてのアイテム上の画像効果の項目をチェックし(ステップS89)、すべてカラー情報が必要でない処理が指定されていた場合には、その保存された画像のカラー情報の破棄を行って再保存する(ステップS90)。すべての入力画像に対して以上のチェックを完了したら圧縮保存処理を完了し、作成した合成処理リストを破棄する(ステップS91)。
【0021】
図9は、本発明の一実施形態となるデザインテンプレートと入力画像との合成処哩を行う画像処理システムにおける外部記憶装置からのカスタマ情報の復元処理を示す。カスタマの復元処理が選択されると(ステップS101)、復元対象とする外部記憶装置の指定を促す(ステップS102)。指定された外部記憶装置の状態をチェックし(ステップS103)、復元処理が可能な状態であればその記憶媒体上のカスタマリスト・オーダリストを表示し、復元したいカスタマを選択させ、復元処理を実行する(ステップS107,S108,S109,S110)。復元処理が完了したらカスタマリストを更新して表示する(ステップS111)。
【0022】
一方、ステップS103で、復元処理が不可能であれば再試行するかどうかを判定し(ステップS104)、再試行する場合にはステップS103に戻り、再試行しない場合には、復元処理をキャンセルする(ステップS106)。
【0023】
このように、デザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおけるカスタマ・オーダのデータ構造において、編集単位であるオーダ上で合成・出力される入力画像について、その出力サイズと入力画像の持つ解像度・画素数との比較を行い、出力時に画質が落ちない範囲で入力画像を縮小する機能を設け、また、カスタマ保存時にもこの機能を盛り込み、出力サイズのほかに、モノクロ効果など付加される画像効果にも着目し、必要に応じて入力画像のカラー情報を破棄する機能も設けることにより、編集で用いられている入力画像のうち、どの編集単位にも用いられていない画像の削除や、出力時のサイズに対して過分に大きい解像度・画素数を持つ画像に対する縮小処理を行うことで、システム本体のリソースの効率化と印刷時のパフォーマンス向上を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれは、顧客番号および入力画像群に対応するカスタマと、そのカスタマ内でサービスの実行単位であるオーダによる顧客の編集データの管理を行っている、デザインテンプレートと入力画像との合成処理を行う画像処理システムにおいて、カスタマ情報の圧縮機能を実現することで、システム本体のリソースの効率化と印刷時のパフォーマンス向上を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の編集データの構造を示す図である。
【図3】本発明における顧客の新規注文を受け付けた際の処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明における既存カスタマに対する新オーダ生成処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明におけるカスタマ情報の圧縮処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明におけるカスタマ情報の圧縮処理に用いる合成情報のリスト形式を示す図である。
【図7】本発明における既存カスタマの保存処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明における既存カスタマの圧縮保存処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明における外部記憶装置上のカスタマ情報の復元処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置
2 中央処理装置
3 表示装置
4 印刷装置
5 画像入力装置
6 外部記憶装置

Claims (1)

  1. 同じ入力画像群に対する複数の編集作業を実現できるカスタマ・オーダ構造を持ち、デザインテンプレートが用意している画像枠において前記デザインテンプレートと前記入力画像群の中から選択された画像とを合成する編集機能を持ち、前記入力画像群に対してその編集処理が複数実行できる画像処理方法において、
    顧客の注文を受け付け顧客番号を発行し、作業を開始する作業開始ステップと、
    フイルムスキャナやフラットベッドスキャナなどの入力機器から画像を入力する入力ステップと、
    ユーザ所望の合成処理サービスを開始するサービス開始ステップと、
    前記デザインテンプレートを選択し入力画像との合成処理を行う合成処理ステップと、
    特定の解像度でレンダリングし、合成処理結果をページ単位に印刷する印刷ステップと、
    前記デザインテンプレート上で合成された入力画像に対して、モノクロやエンボスなどの画像効果を付加する付加ステップと、
    前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、編集データの印刷時の画質を落とすことなく圧縮する圧縮ステップと、
    前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、外部記憶装置に保存する編集データ保存ステップと、
    前記入力画像群とそれに対するすべての編集内容とで構成される顧客の全編集データを、編集データの印刷時の画質を落とすことなく圧縮して外部記憶装置に保存する圧縮データ保存ステップと、
    保存された外部記憶装置から顧客の編集データをシステム本体上に復元する復元ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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