JP2001273513A - 画像編集方法およびシステム - Google Patents

画像編集方法およびシステム

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JP2001273513A
JP2001273513A JP2000399715A JP2000399715A JP2001273513A JP 2001273513 A JP2001273513 A JP 2001273513A JP 2000399715 A JP2000399715 A JP 2000399715A JP 2000399715 A JP2000399715 A JP 2000399715A JP 2001273513 A JP2001273513 A JP 2001273513A
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JP2000399715A
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English (en)
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Tetsuji Seto
哲司 瀬戸
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントにて画像の編集指示を行い、サ
ーバにて編集指示に基づいて画像の編集を行うシステム
において、ユーザの負担および編集ソフトウェアの管理
コストを低減する。 【解決手段】 ユーザ1がラボ2に編集開始指示を行う
と、ラボ2はテンプレートデータをパソコン10に転送
する。パソコン10は編集対象をラボ2に問い合わせ、
ラボ2は編集対象を表す編集情報をパソコン10に転送
する。ユーザ1はこれを受けて編集指示を行い、編集結
果を表す編集指示情報Hをラボ2に転送する。ラボ2は
編集指示情報Hに基づいてテンプレートデータおよび画
像データを編集して中間処理済み画像データMを得、こ
れをパソコン10に転送する。さらにユーザ1は編集対
象を問い合わせ、上記処理を所望とする編集対象につい
ての処理が終了するまで繰り返し、処理済み画像データ
S1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントにお
いて画像の編集指示を行い、この編集指示に基づいてサ
ーバにおいて画像を編集する画像編集システム、画像編
集方法および画像編集方法をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザが撮影した写真画像をデジタル化
して画像サーバに蓄積したり、CD−Rに記録してユー
ザに提供したり、写真の焼き増し注文に応じる等、写真
に関する種々のデジタルフォトサービスを行うデジタル
フォトサービスシステムが知られている。このようなシ
ステムの一形態として、ユーザのデジタル画像をサービ
ス提供者のシステムに保管(登録)しておき、インター
ネット等のネットワークを介してプリント注文等を受け
付けるネットワークフォトサービスシステムも提案され
ている。
【0003】このようなネットワークフォトサービスシ
ステムにおいては、デジタルフォトサービスをユーザに
提供するに当り、大手集配ラボにスキャナ、プリンタ、
大容量ディスクを有するサーバコンピュータ(以下、
「画像サーバ」という)を設置して、ユーザが撮影した
写真を画像データとして画像サーバに蓄積し、ユーザが
その画像サーバにネットワークを介してアクセスできる
ようにすることによって、写真の焼き増し注文、電子メ
ールへの写真画像添付、画像データのダウンロード等の
各種サービスを提供することが考えられている。このよ
うなサービスにおいて、ラボではユーザ画像を表す画像
データとともに、ユーザ画像の縮小画像を表す低解像度
画像データ、テンプレートデータおよび画像データに対
して種々の編集指示を行うための編集ソフトウェアが保
管されている。そして、ユーザはパソコンにおいてWe
bブラウザなどのアプリケーションソフトを用いてラボ
の画像サーバにアクセスして、低解像度画像データおよ
び編集ソフトウェアあるいはテンプレートデータをダウ
ンロードし、編集ソフトウェアを用いて画像の編集を行
い、その編集結果を編集指示情報としてラボに転送す
る。ここで、編集ソフトウェアはラボにおける編集処理
を行うソフトウェアと同一のものであり、ユーザはこの
編集ソフトウェアを用いてラボにおいて施される処理と
同一の編集を行うことができる。そして、ラボにおいて
は、ユーザから転送された編集指示情報に基づいて、焼
き増しプリント、写真入りポストカードの作成、アルバ
ムの作成、画像の合成、トリミング等の処理を画像デー
タに対して施し、処理が施された画像データをユーザに
転送したり、処理が終了した旨を電子メールでユーザに
知らせる等の処置を採ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
のパソコンにダウンロードされる編集ソフトウェアは、
画像サーバの編集ソフトウェアと同一であり容量が比較
的大きい。このためダウンロードに長時間を要すること
から、接続料金などのユーザの負担が大きい。また、ユ
ーザのパソコンおよび画像サーバに同一の編集ソフトウ
ェアが存在することとなるため、ソフトウェアがバージ
ョンアップする毎に全てのユーザに対してそれを通知す
る必要が生じることから、ソフトウェア会社における管
理コストが増大する。さらに、ソフトウェアがバージョ
ンアップして処理が複雑になると、ユーザのパソコンで
は処理能力が足りなくなるおそれがあり、その場合、編
集指示の処理を行うのに長時間を要するものとなる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像編集に対してのユーザの負担および編集ソフト
ウェアの管理コストを低減できる画像編集方法およびシ
ステム並びに画像編集方法をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像編集方
法は、画像データに対して編集指示を行うための編集指
示装置を有するクライアントと、該クライアントとネッ
トワークを介して接続され、前記編集指示装置による編
集指示に基づいて、前記画像データの編集を行って処理
済み画像データを得る編集処理装置を有する画像サーバ
とを備えた画像編集システムにおいて行われる画像編集
方法であって、前記編集指示装置において編集開始指示
を受け付け、該編集開始指示に基づいて、前記画像サー
バに対して前記画像データを含む少なくとも1つの編集
対象を有する編集データの転送を指示し、該画像サーバ
において前記編集データを前記クライアントに転送する
第1のステップと、前記編集指示装置において、前記編
集データに基づいて前記処理済み画像データを得るため
の1つの編集対象の問い合わせを前記画像サーバに対し
て行う第2のステップと、前記編集処理装置において、
前記問い合わせに応じた編集対象を表す編集情報を前記
クライアントに転送する第3のステップと、前記編集指
示装置において、前記編集情報に基づいて、前記編集対
象に対する編集指示を表す編集指示情報を生成し、該編
集指示情報を前記画像サーバに転送する第4のステップ
と、前記編集処理装置において、前記編集指示情報に基
づいて前記編集データに対して編集処理を施して中間処
理済み画像データを得、該中間処理済み画像データを前
記クライアントに転送する第5のステップと、所望とす
る編集対象についての編集指示情報を転送して前記処理
済み画像データを得るまで、前記第2から第5のステッ
プを繰り返す第6のステップとを有することを特徴とす
るものである。
【0007】ここで、「編集データ」は、画像データの
みであってもよく、さらに画像データと組み合わせるテ
ンプレートを表すテンプレートデータであっても、画像
データとテンプレートデータと合成した合成データであ
ってもよい。なお、画像サーバからクライアントに転送
される編集データは、データ量を少なくするために、元
のデータを縮小した低解像度の画像を表すデータや、圧
縮率を高めたデータあるいは色数を低減したすなわち減
色処理を施したデータ等であることが好ましい。
【0008】「縮小」とは編集データにより表される画
像の縦横のサイズを小さくすることを意味する。なお、
縮小する場合はアスペクト比を変更しないようにするこ
とが好ましい。「圧縮率を高くする」処理としては、J
PEG、データを解像度毎に階層化し、各階層毎に圧縮
する方法等既知の圧縮処理を適用することができる。
「減色処理」としては、例えば編集データの色数が32
ビットであった場合、それを256色に低減すること、
あるいはディザ処理を施すこと等を意味する。ここで、
圧縮率を高くしすぎると、クライアントにおける編集デ
ータの画質が低下するため、画質が劣化しすぎない程度
(例えばJPEGの場合1/20程度)の圧縮率とする
ことが好ましい。また、ネットワークが大容量の場合、
データ量を低減することなく編集データを転送してもよ
い。これにより、クライアントにおいては高画質の編集
データを表示でき、詳細な編集処理を行うことができ
る。さらに、クライアントにおいて、転送される編集デ
ータのデータ量の程度を選択できるようにしてもよい。
【0009】「編集対象」とは、画像データのみである
場合にはその画像データに対して施すことが可能な画像
処理の内容を表すものであり、具体的には赤目処理、シ
ャープネス強調処理、色変換処理、トリミング処理、拡
大縮小処理の他、画像に白縁を付ける処理、画像に波模
様を形成する処理等が挙げられる。また、編集データが
テンプレートデータや合成データである場合には、上記
画像処理の内容に加えて、ユーザ画像やクリップアート
などの画像をはめ込む領域、文字を挿入する領域が挙げ
られる。編集データにはこれらの編集対象のうち少なく
とも1つが含まれるものである。
【0010】「1つの編集対象を問い合わせる」とは、
得られた編集データにどのような編集対象が含まれるか
を編集処理装置に問い合わせることをいう。例えば、編
集データが画像データのみである場合には、この画像デ
ータに施すことが可能な画像処理の内容を問い合わせる
ことをいう。また、編集データがテンプレートデータあ
るいは合成データである場合には、これらのデータに施
すことが可能な画像処理の内容の他、画像や文字を挿入
する領域の位置を問い合わせることをいう。なお、画像
や文字を挿入する位置は、例えば画面上に表示された編
集データの所定位置をクリックすることにより問い合わ
せを行うことができる。また、「1つの」とは、編集デ
ータに複数の編集対象が含まれている場合であっても、
そのうちの1つの編集対象のみを問い合わせることをい
う。
【0011】「編集対象を表す編集情報」とは、編集指
示装置から問い合わせのあった編集対象を具体的に表す
ものである。例えば編集データが画像データのみであっ
た場合には、編集対象の問い合わせに応じてその画像デ
ータに対して施すことが可能な赤目処理、シャープネス
強調処理等の画像処理内容の一覧が編集情報となる。ま
た、編集データがテンプレートデータや合成データであ
る場合には、画像処理の内容に加えて画像や文字を挿入
する位置の座標値、画像処理を施すことが可能な領域を
表す座標値などが編集情報となる。
【0012】「編集指示情報」とは、問い合わせた編集
対象に対して施す処理の内容を表すものである。例えば
編集データが画像データのみであった場合には、編集指
示情報は編集情報により表される画像処理内容の一覧か
ら選択した処理を表す情報となる。また、編集データが
テンプレートデータや合成データであった場合には、画
像や文字の挿入位置を表す情報や画像処理を施す領域を
表す情報、挿入する画像のサイズ、挿入する文字、フォ
ントなどを表す情報である。なお、挿入位置を表す情報
はユーザにより変更される場合もあるが、元の編集デー
タそのままの場合もある。したがって、編集指示情報に
は何ら処理を施さない旨の情報をも含むものである。
【0013】「中間処理済み画像データ」は、問い合わ
せた1つの編集対象に対する編集指示情報に基づいて編
集データに対して処理を施すことにより得られるもので
ある。なお、中間処理済み画像データは、データ量を少
なくするために、縮小したり圧縮率を高くしたり、減色
処理を施す等によりデータ量を低減することが好まし
い。なお、「縮小」とは中間処理済み画像データにより
表される画像の縦横のサイズを小さくすることを意味す
る。なお、縮小する場合はアスペクト比を変更しないよ
うにすることが好ましい。「圧縮率を高くする」処理と
しては、JPEG、データを解像度毎に階層化し、各階
層毎に圧縮する方法等既知の圧縮処理を適用することが
できる。「減色処理」としては、例えば中間処理済み画
像データの色数が32ビットであった場合、それを25
6色に低減すること、あるいはディザ処理を施すこと等
を意味する。
【0014】「第2から第5のステップを繰り返す」と
は、編集対象が1つのみである場合(例えば編集処理が
トリミング処理のみである場合)には1回の処理で得ら
れる中間処理済み画像データがそのまま処理済み画像デ
ータとなるため、繰り返し回数は1回となる。編集対象
が複数ある場合には所望とする編集対象についての処理
が終了するまで第2から第5のステップが繰り返され
る。なお、所望とする編集対象とは、全ての編集対象で
あっても、複数の編集対象のうちの任意の編集対象であ
ってもよい。
【0015】なお、中間処理済み画像データに対する編
集処理が所望とするものでない場合には処理をやり直す
必要がある。このように処理をやり直す等、1つの編集
対象に対する処理を繰り返し行いたい場合には、第2か
ら第5のステップを繰り返せばよい。
【0016】本発明による画像編集システムは、画像デ
ータに対して編集指示を行うための編集指示装置を有す
るクライアントと、該クライアントとネットワークを介
して接続され、前記編集指示装置による編集指示に基づ
いて、前記画像データの編集を行って処理済み画像デー
タを得る編集処理装置を有する画像サーバとを備えた画
像編集システムであって、前記編集指示装置は、編集開
始指示を受け付け、該編集開始指示に基づいて、前記画
像サーバに対して前記画像データを含む少なくとも1つ
の編集対象を有する編集データの転送を指示する第1の
手段と、前記編集データの転送指示に応じて前記画像サ
ーバから転送された編集データに基づいて前記処理済み
画像データを得るための1つの編集対象の問い合わせを
前記画像サーバに対して行う第2の手段と、前記編集対
象の問い合わせに応じて前記画像サーバから転送された
編集情報に基づいて、前記編集対象に対する編集指示を
表す編集指示情報を生成し、該編集指示情報を前記画像
サーバに転送する第3の手段とを有し、前記編集処理装
置は、前記編集データの転送指示に基づいて、該編集デ
ータを前記クライアントに転送する第1の手段と、前記
編集対象の問い合わせに応じた編集対象を表す編集情報
を前記クライアントに転送する第2の手段と、前記編集
指示情報に基づいて前記編集データに対して編集処理を
施して中間処理済み画像データを得、該中間処理済み画
像データを前記クライアントに転送する第3の手段とを
有し、所望とする編集対象についての編集指示情報を転
送して前記処理済み画像データを得るまで、前記編集指
示装置の第2および第3の手段並びに前記編集処理装置
の第1から第3の手段における処理を繰り返し実行させ
る手段を有することを特徴とするものである。
【0017】なお、本発明による画像編集システムにお
いては、前記第3の手段は、前記中間処理済み画像デー
タを圧縮して前記クライアントに転送する手段であるこ
とが好ましい。
【0018】本発明による記録媒体は、本発明による画
像編集方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、前記プログラムは、編集開始指示を受け付け、該編
集開始指示に基づいて、前記画像サーバに対して前記画
像データを含む少なくとも1つの編集対象を有する編集
データの転送を指示する第1の手順と、前記編集データ
の転送指示に応じて前記画像サーバから転送された編集
データに基づいて前記処理済み画像データを得るための
1つの編集対象の問い合わせを前記画像サーバに対して
行う第2の手順と、前記編集対象の問い合わせに応じて
前記画像サーバから転送された編集情報に基づいて、前
記編集対象に対する編集指示を表す編集指示情報を生成
し、該編集指示情報を前記画像サーバに転送する第3の
手順と、所望とする編集対象についての編集指示情報を
転送して前記処理済み画像データを得るまで、前記第2
および第3の手順を繰り返す第4の手順とを有すること
を特徴とするものである。
【0019】また、本発明による他の記録媒体は、本発
明による画像編集方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体であって、前記プログラムは、前記編集データの転
送指示に基づいて、該編集データを前記クライアントに
転送する第1の手順と、前記編集対象の問い合わせに応
じた編集対象を表す編集情報を前記クライアントに転送
する第2の手順と、前記編集指示情報に基づいて前記編
集データに対して編集処理を施して中間処理済み画像デ
ータを得、該中間処理済み画像データを前記クライアン
トに転送する第3の手順と、所望とする編集対象につい
ての編集指示情報を転送して前記処理済み画像データを
得るまで、前記第1から第3の手順を繰り返す第4の手
順とを有することを特徴とするものである。
【0020】なお、本発明による他の記録媒体におい
て、前記第3の手順は、前記中間処理済み画像データを
圧縮して前記クライアントに転送する手順であることが
好ましい。
【0021】本発明による編集指示装置は、画像データ
に対して編集指示を行うための編集指示装置を有するク
ライアントと、該クライアントとネットワークを介して
接続され、前記編集指示装置による編集指示に基づい
て、前記画像データの編集を行って処理済み画像データ
を得る編集処理装置を有する画像サーバとを備えた画像
編集システムにおける編集指示装置であって、編集開始
指示を受け付け、該編集開始指示に基づいて、前記画像
サーバに対して前記画像データを含む少なくとも1つの
編集対象を有する編集データの転送を指示する第1の手
段と、前記編集データの転送指示に応じて前記画像サー
バから転送された編集データに基づいて前記処理済み画
像データを得るための1つの編集対象の問い合わせを前
記画像サーバに対して行う第2の手段と、前記編集対象
の問い合わせに応じて前記画像サーバから転送された編
集情報に基づいて、前記編集対象に対する編集指示を表
す編集指示情報を生成し、該編集指示情報を前記画像サ
ーバに転送する第3の手段と、所望とする編集対象につ
いての編集指示情報を転送して前記処理済み画像データ
を得るまで、前記第2および第3の手段における処理を
繰り返し実行させる第4の手段とを有することを特徴と
するものである。
【0022】本発明による編集処理装置は、画像データ
に対して編集指示を行うための編集指示装置を有するク
ライアントと、該クライアントとネットワークを介して
接続され、前記編集指示装置による編集指示に基づい
て、前記画像データの編集を行って処理済み画像データ
を得る編集処理装置を有する画像サーバとを備えた画像
編集システムにおける編集処理装置であって、前記画像
データを含む少なくとも1つの編集対象を有する編集デ
ータの転送指示に基づいて、該編集データを前記クライ
アントに転送する第1の手段と、前記編集対象の問い合
わせに応じた編集対象を表す編集情報を前記クライアン
トに転送する第2の手段と、前記記編集情報に対する編
集指示を表す編集指示情報に基づいて前記編集データに
対して編集処理を施して中間処理済み画像データを得、
該中間処理済み画像データを前記クライアントに転送す
る第3の手段と、所望とする編集対象についての編集指
示情報を転送して前記処理済み画像データを得るまで、
前記第1から第3の手段における処理を繰り返し実行さ
せる第4の手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0023】なお、本発明による編集処理装置におい
て、前記第3の手段は、前記中間処理済み画像データを
圧縮して前記クライアントに転送する手段であることが
好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、まずクライアントの編
集指示装置において、ユーザによる編集開始指示を受け
付け、この編集開始指示があると編集指示装置は、画像
サーバに対して編集データの転送を指示する。画像サー
バはこの転送指示を受けて編集データをクライアントに
転送する(第1のステップ)。編集データの転送を受け
ると編集指示装置は処理済み画像データを得るための1
つの編集対象の問い合わせを画像サーバに対して行う
(第2のステップ)。編集処理装置は、問い合わせに応
じた編集対象を表す編集情報をクライアントに転送する
(第3のステップ)。編集指示装置は、編集情報に基づ
いて編集対象に対する編集指示情報を生成し、これを画
像サーバに転送する(第4のステップ)。そして、編集
処理装置においては、編集指示情報に基づいて、編集デ
ータに対して編集処理が施されて中間処理済み画像デー
タが得られる。この中間処理済み画像データは、クライ
アントに転送される(第5のステップ)。さらに処理を
行いたい編集対象がある場合には、所望とする編集対象
に対する処理が終了するまで上記第2から第5のステッ
プを繰り返して処理済み画像データを得る(第6のステ
ップ)。
【0025】このように、本発明においては、クライア
ントの編集指示装置においては、個々の編集対象に対す
る編集指示のみを行い、その指示の内容を表す編集指示
情報を画像サーバに転送するようにしたため、編集指示
装置は単に編集指示情報を生成するための簡易なソフト
ウェアを有していればよく、編集処理装置と同様の編集
ソフトウェアをクライアントにおいて用意しておく必要
がなくなる。したがって、クライアントは大容量の編集
ソフトウェアをダウンロードしなくてもよいため、通信
料金などのユーザの負担を低減できる。また、クライア
ントにおいて実行されるのは簡易なソフトウェアである
ため、クライアントの処理能力が小さくても編集指示を
行うことができる。したがって、携帯情報端末、携帯電
話あるいはモバイルコンピュータなどの軽量な端末にお
いても編集指示を行うことができることとなる。さら
に、編集ソフトウェアは画像サーバの編集処理装置にの
み有していればよいため、全てのユーザについてのソフ
トウェアのバージョンを管理する必要がなくなり、これ
によりソフトウェア会社のバージョン管理コストを低減
することができる。
【0026】また、中間処理済み画像データを圧縮して
クライアントに送信することにより、中間処理済み画像
データの転送時間を短縮することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0028】図1は本発明の実施形態による画像編集シ
ステムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示す
画像編集システムは、ユーザ1とラボ2とがネットワー
ク3を介して接続されており、ユーザ1とラボ2との間
においてデータやプリントのやりとりを行うものであ
る。
【0029】ユーザ1は、編集指示装置を内包するクラ
イアントとしてのパソコン10を有しており、ネットワ
ーク3を介してラボ2とのデータのやりとりを行うこと
が可能である。また、パソコン10には、後述するよう
に編集指示情報Hを生成するためのソフトウェアがイン
ストールされているが、このソフトウェアは後述する編
集処理手段7において編集処理を行うためのソフトウェ
アよりも、簡易な処理を行うものである。
【0030】ラボ2は、画像サーバとしてプリント出力
を実施するシステムであり、ユーザ1が持ち込んだフイ
ルムから画像を読み取って高解像度の画像データS0を
得る読取手段4と、読み取った画像データS0を保管す
るデータベース5と、パソコン10からの編集指示情報
Hの受け付けおよびパソコン10への種々のデータの転
送を行う入出力手段6と、編集指示情報Hに基づいて画
像データS0を編集して処理済み画像データS1を得る
編集処理手段7と、処理済み画像データS1をプリント
出力する出力手段8とを備える。なお、データベース5
にはユーザの画像と組み合わせてポストカードなどを作
成するためのテンプレートを表すテンプレートデータT
(以下テンプレートをTで表すこともある)、およびテ
ンプレートTに挿入するクリップアートを表すデータが
保管されている。
【0031】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図2は本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。なお、ユーザの画像は読取手段4において既に読み
取られてデータベース5に保管されているものとする。
また、本実施形態においては、図3に示すテンプレート
Tの領域A1にユーザ画像を、領域A2にクリップアー
トを、領域A3に文字を挿入して処理済み画像を得る処
理を行うものとし、ユーザ1のパソコン10には、デー
タベース5に保管された複数のテンプレートデータTお
よびクリップアートのデータを表すサムネイル画像、お
よびユーザ画像のサムネイル画像が既に転送されている
ものとする。まず、ユーザ1はパソコン10によりユー
ザ画像の編集開始の指示をラボ2に転送する(ステップ
S1)。ここで、パソコン10には予めデータベース5
に保管された複数のテンプレートデータTのサムネイル
画像が転送されているため、ユーザ1は所望とするテン
プレートをサムネイル画像から選択して編集開始という
コマンドをラボ2に送信することにより、編集開始の指
示が行われる。
【0032】ラボ2はこの編集開始指示を受けると、画
像編集手段7がテンプレートTを表すテンプレートデー
タTをデータベース5から読出して入出力手段6を経て
ユーザ1のパソコン10に転送する(ステップS2)。
ここで、図4に示すようにテンプレートTの領域A1〜
A3には、サンプル画像、サンプルクリップアートおよ
びサンプル文字がそれぞれ挿入されているものとする。
パソコン10はテンプレートデータTの転送を受けると
これを表示する(ステップS3)。そして、ユーザ1は
表示されたテンプレートを確認し、編集対象の1つをラ
ボ2に問い合わせる(ステップS4)。この編集対象の
問い合わせは、パソコン10に表示されたテンプレート
Tの所望とする領域をクリックすることにより行う。ま
ず、本実施形態においては領域A1がクリックされたも
のとする。
【0033】ラボ2は編集対象の問い合わせを受ける
と、編集処理手段7が問い合わせのあった編集対象に対
応した編集情報をパソコン10に転送する(ステップS
5)。ここでは、編集情報として領域A1の範囲を表す
座標値(例えば領域A1の左上隅および右下隅の座標
値)が転送される。ユーザ1は編集情報の転送を受ける
と、領域A1の編集を開始する(ステップS6)。ここ
で、編集情報の転送を受けるとテンプレートTの領域A
1には、図5に示すように領域A1を変形させるための
ハンドル10A,10Bが表示される。ユーザ1はこの
ハンドル10A,10Bを操作することにより、領域A
1を拡大、縮小および回転させることができる。なお、
拡大および縮小する際にはアスペクト比を保存すること
が好ましい。本実施形態においては図6に示すように領
域A1を傾斜させるものとする。一方、ユーザ画像のサ
ムネイル画像が既にパソコン10に転送されていること
から、ユーザ1は領域A1に挿入するユーザ画像を選択
し、そのファイル名をパソコン10に入力し、リターン
キーを押下する等により編集を終了する。
【0034】編集が終了すると編集指示情報Hが生成さ
れ(ステップS7)、これがラボ2に転送される(ステ
ップS8)。ここで、編集指示情報Hには、変更後の領
域A1の位置を表す情報および挿入するユーザ画像のフ
ァイル名が含まれる。なお、本実施形態においては領域
A1が回転されていることから、編集指示情報Hには変
更後の領域A1の4隅の座標値が領域A1の位置を表す
情報として含まれる。
【0035】ラボ2は編集指示情報Hの転送を受ける
と、これに基づいて編集処理手段7において、テンプレ
ートTの領域A1を変形するとともに、領域A1に指定
されたユーザ画像を挿入する編集処理を行って中間処理
済み画像データM0を得る(ステップS9)。なお、中
間処理済み画像データの符号としてはM0および後述す
るM1,M2を使用するが、図1においてはMで代表さ
せるものとする。そして、中間処理済み画像データM0
をパソコン10に転送する(ステップS10)。これに
より、ユーザ1のパソコン10には図7に示すように変
形した領域A1にユーザ画像を挿入した中間処理済み画
像M0が表示される(ステップS11)。
【0036】そして、全ての編集対象について処理が終
了しているか否かが判断される(ステップS12)。本
実施形態においては領域A2およびA3については処理
が終了していないためステップS12が否定され、ステ
ップS4に戻りステップS4からステップS12までの
処理を繰り返す。なお、編集対象が1つのみである場合
(例えば領域A1の変形のみで他の画像処理を含まない
場合)には、ステップS4からステップS12の処理が
行われるのは1度のみである。また、例えば領域A3に
おけるサンプル文字の変更が必要ないような場合は、全
ての編集対象に対して処理を行う必要はなく、所望とす
る編集対象(すなわち領域A1,A2のみ)にのみ処理
を行えばよい。
【0037】ここで、領域A2について編集対象の問い
合わせを行うと、上記領域A1と同様に領域A2の範囲
を示す座標値が編集情報としてパソコン10に転送され
る。ユーザ1は領域A2の変形結果および領域A2に挿
入するクリップアートのファイル名を編集指示情報Hと
してラボ2に転送する。ラボ2の編集処理手段7におい
ては変形された領域A2にユーザが指定したクリップア
ートを挿入する編集処理を行って中間処理済み画像デー
タM1を得、これをパソコン10に転送する。これによ
り、パソコン10には図8に示すように領域A2にユー
ザが指定したクリップアートが挿入された中間処理済み
画像M1が表示される。
【0038】さらに、領域A3について編集対象の問い
合わせを行うと、上記領域A1と同様に領域A3の範囲
を示す座標値が編集情報としてパソコン10に転送され
る。ユーザ1は領域A3の変形結果および領域A3に挿
入する文字列、フォントの種類、サイズ、文字装飾(影
付き、縁付き)指定し、指定結果を編集指示情報Hとし
てラボ2に転送する。ラボ2の編集処理手段7において
は変形された領域A3にユーザが指定した文字を挿入す
る編集処理を行って中間処理済み画像データM2を得、
これをパソコン10に転送する。これにより、パソコン
10には図9に示すように領域A3にユーザが指定した
文字が挿入された中間処理済み画像M2が表示される。
【0039】そして、全ての編集対象について編集処理
が終了するとステップS12が肯定され、さらに表示さ
れた画像がこれでOKであるという指示がなされるとス
テップS13が肯定され、ラボ2において中間処理済み
画像データM2が処理済み画像データS1とされ、処理
済み画像データS1がプリントされて(ステップS1
4)、処理を終了する。一方、ステップS13が否定さ
れた場合は、編集処理をやり直すべくステップS1に戻
り、ステップS1からステップS13の処理を繰り返
す。なお、ステップS11の後に、表示された中間処理
済み画像に修正を加えたい場合には、ステップS4に戻
りステップS4からステップS11の処理を繰り返すよ
うにしてもよい。
【0040】このように、本実施形態においては、ユー
ザ1のパソコン10においては、個々の編集対象に対す
る編集指示のみを行い、その指示の内容を表す編集指示
情報Hをラボ2に転送するようにしたため、パソコン1
0は単に編集指示情報Hを生成するための簡易なソフト
ウェアを有していればよく、ラボ2の編集処理手段7と
同様の編集ソフトウェアを用意しておく必要がなくな
る。したがって、大容量の編集ソフトウェアをパソコン
10にダウンロードしなくてもよいため、通信料金など
のユーザの負担を低減できる。また、パソコン10にお
いて実行されるのは簡易なソフトウェアであるため、パ
ソコン10の処理能力が小さくても編集指示を行うこと
ができる。これにより、携帯情報端末、携帯電話あるい
はモバイルコンピュータなどにおいても編集指示を行う
ことができる。さらに、編集ソフトウェアはラボ2にの
み有していればよいため、全てのユーザ1についてのソ
フトウェアのバージョンを管理する必要がなくなり、こ
れによりソフトウェア会社のバージョン管理コストを低
減することができる。
【0041】なお、上記実施形態においてはユーザ1の
パソコン10に編集指示情報Hを生成するためのソフト
ウェアが既にインストールされている場合について説明
したが、編集開始指示によりこのソフトウェアをラボ2
からユーザ1のパソコン10にダウンロードさせるよう
にしてもよい。この場合、このソフトウェアとしてはJ
avaアプレットを用いることができる。すなわち、ラ
ボ2をWebサーバとし、ユーザ1が編集を行う際には
パソコン10のWebブラウザにより、ラボ2のhtm
lファイルにアクセスするようにする。ここで、ラボ2
には編集指示情報Hを生成するためのソフトウェアとし
てのJavaアプレットを登録しておき、htmlファ
イルにはこのJavaアプレットを指定しておく。な
お、WebブラウザはJava仮想マシンを内蔵したも
のとする。そして、ユーザ1がWebブラウザによりラ
ボ2にアクセスしてhtmlファイルをダウンロードす
ると、これに記述されたJavaアプレットをラボ2か
らダウンロードし、このJavaアプレットに基づいて
編集指示情報Hの生成を実行できる。
【0042】また、RMI、CORBA等の分散オブジ
ェクト呼び出し機能をJavaアプレットに記述し、ラ
ボ2におけるJava仮想マシン上に存在するオブジェ
クトのメソッド(ここでは編集指示を行うためのプログ
ラム)を呼び出すようにしてもよい。さらに、編集指示
情報Hを生成するためのソフトウェアとしてはJava
アプレットに限定されるものではなく、Javaアプレ
ット以外の言語(例えばC言語、C++言語)により作
成された編集指示を行うためのプログラムを読出すよう
にしてもよい。
【0043】また、上記実施形態においては、テンプレ
ートTの領域A1からA3を編集対象とし、これらの領
域A1からA3にユーザ画像、クリップアートおよび文
字を挿入する場合について説明したが、画像や文字の挿
入に加えて、シャープネス強調処理、色変換処理、赤目
処理等の各種画像処理を編集対象としてもよい。この場
合、例えば領域A1についての編集対象の問い合わせに
対して、領域A1の範囲を表す情報に加えて、ラボ2に
おいて処理可能な画像処理の一覧を編集情報としてパソ
コン10に転送する。ユーザ1は画像処理の一覧に基づ
いてユーザ画像に対して施す画像処理内容およびそのパ
ラメータを指定して編集指示情報Hとしてラボ2に転送
する。これによりラボ2においては編集指示情報Hによ
り指定された画像処理をユーザ画像に対して施すことが
できる。また、画像処理にはテンプレートTの一部に波
模様を付したり、領域A1に白い縁取りを付与したり、
領域A1に挿入されたユーザ画像をテンプレートT上の
他の領域に反射させたりする処理を含ませることもでき
る。
【0044】さらに、上記実施形態においては、テンプ
レートデータT、画像データS0、クリップアートのデ
ータ、および中間処理済み画像データM0(すなわち編
集データC)を圧縮する、減色処理する、縮小するなど
して、データ量を低減することが好ましい。また、ラボ
2において、ユーザの画像データ、テンプレートデータ
およびクリップアートのデータについての低解像度の画
像を表す低解像度データを予め生成しておき、これらの
低解像度データを用いて編集指示に基づく画像処理を施
して低解像度の中間処理済み画像データを得、これをユ
ーザ1のパソコン10に転送してもよい。この際、ラボ
2には編集指示情報Hを一時的に保管しておき、編集処
理の終了後、保管された編集指示情報Hに基づいて、高
解像度の画像データS0、テンプレートデータおよびク
リップアートのデータを用いて処理済み画像データS1
を得るようにすればよい。
【0045】さらにまた、上記実施形態においては、テ
ンプレートとユーザ画像とを合成する編集処理を行う場
合について説明したが、画像データS0のみに対して画
像処理を行う場合にも本発明を適用することができる。
すなわち、ユーザ1がユーザ画像に対してシャープネス
処理等の画像処理を施す場合に、編集開始指示をラボ2
に転送すると、ラボ2はユーザ画像を表す画像データS
0をユーザ1のパソコン10に転送する。ユーザ1は画
像データS0の転送を受けると、編集対象をラボ2に問
い合わせ、ラボ2は画像データS0に対して施すことが
可能な画像処理の一覧を編集情報としてパソコン10に
転送する。ユーザ1はその一覧を見て画像データS0に
対して施す画像処理およびそのパラメータを決定し、こ
れを編集指示情報Hとしてラボ2に転送する。ラボ2は
編集指示情報Hに基づいて画像データS0に対して画像
処理を施し、これにより処理済み画像データS1を得る
ことができる。
【0046】なお、画像データS0のみに対して画像処
理を行う場合、ラボ2において、画像データS0よりも
低解像度の画像データ(低解像度画像データとする)を
生成し、この低解像度画像データをユーザ1に転送して
もよい。この際、低解像度画像データに対して編集指示
情報Hに基づく画像処理を施すことにより低解像度の中
間処理済み画像データを得、その編集指示情報Hをラボ
2に保管しておく。そして、編集の終了後、編集指示情
報Hに基づいて低解像度画像データに施した画像処理と
同様の画像処理を画像データS0に施すことにより、処
理済み画像データS1を得ることができる。
【0047】さらにまた、上記実施形態において、編集
データCを転送する際には、解像度を低くしたり、圧縮
率を高める、あるいは色数を低減する等して転送するデ
ータの容量を低減することが好ましい。
【0048】また、上記実施形態においては、テンプレ
ートTにサンプル画像を挿入したものを編集データとし
てユーザ1に転送しているが、編集開始指示と同時にユ
ーザ画像の指定を受け、ユーザ画像データとテンプレー
トデータとの合成データを編集データとして転送しても
よい。
【0049】さらに、上記実施形態においては、データ
ベース5にテンプレートデータT、クリップアートのデ
ータおよびユーザ画像の画像データS0が保管されてい
るものとして説明しているが、これらのデータをデータ
ベース5に保管することなく、ユーザ1のパソコン10
に保管しておき、編集時にこれらのデータをユーザ1の
パソコン10からラボ2に転送して編集を行うようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像編集システムの構
成を示す概略ブロック図
【図2】本実施形態の動作を示すフローチャート
【図3】本実施形態において用いられるテンプレートを
示す図
【図4】サンプル画像等が挿入されたテンプレートを示
す図
【図5】領域A1の編集状態を示す図
【図6】領域A1の編集状態を示す図
【図7】領域A1について編集が終了した状態を示す図
【図8】領域A2について編集が終了した状態を示す図
【図9】領域A3について編集が終了した状態を示す図
【符号の説明】
1 ユーザ 2 ラボ 3 ネットワーク 4 読取手段 5 データベース 6 入出力手段 7 編集処理手段 8 出力手段 10 パソコン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して編集指示を行うた
    めの編集指示装置を有するクライアントと、該クライア
    ントとネットワークを介して接続され、前記編集指示装
    置による編集指示に基づいて、前記画像データの編集を
    行って処理済み画像データを得る編集処理装置を有する
    画像サーバとを備えた画像編集システムにおいて行われ
    る画像編集方法であって、 前記編集指示装置において編集開始指示を受け付け、該
    編集開始指示に基づいて、前記画像サーバに対して前記
    画像データを含む少なくとも1つの編集対象を有する編
    集データの転送を指示し、該画像サーバにおいて前記編
    集データを前記クライアントに転送する第1のステップ
    と、 前記編集指示装置において、前記編集データに基づいて
    前記処理済み画像データを得るための1つの編集対象の
    問い合わせを前記画像サーバに対して行う第2のステッ
    プと、 前記編集処理装置において、前記問い合わせに応じた編
    集対象を表す編集情報を前記クライアントに転送する第
    3のステップと、 前記編集指示装置において、前記編集情報に基づいて、
    前記編集対象に対する編集指示を表す編集指示情報を生
    成し、該編集指示情報を前記画像サーバに転送する第4
    のステップと、 前記編集処理装置において、前記編集指示情報に基づい
    て前記編集データに対して編集処理を施して中間処理済
    み画像データを得、該中間処理済み画像データを前記ク
    ライアントに転送する第5のステップと、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記第2から第5
    のステップを繰り返す第6のステップとを有することを
    特徴とする画像編集方法。
  2. 【請求項2】 前記第5のステップは、前記中間処理
    済み画像データを圧縮して前記クライアントに転送する
    ステップであることを特徴とする請求項1記載の画像編
    集方法。
  3. 【請求項3】 画像データに対して編集指示を行うた
    めの編集指示装置を有するクライアントと、該クライア
    ントとネットワークを介して接続され、前記編集指示装
    置による編集指示に基づいて、前記画像データの編集を
    行って処理済み画像データを得る編集処理装置を有する
    画像サーバとを備えた画像編集システムであって、 前記編集指示装置は、編集開始指示を受け付け、該編集
    開始指示に基づいて、前記画像サーバに対して前記画像
    データを含む少なくとも1つの編集対象を有する編集デ
    ータの転送を指示する第1の手段と、 前記編集データの転送指示に応じて前記画像サーバから
    転送された編集データに基づいて前記処理済み画像デー
    タを得るための1つの編集対象の問い合わせを前記画像
    サーバに対して行う第2の手段と、 前記編集対象の問い合わせに応じて前記画像サーバから
    転送された編集情報に基づいて、前記編集対象に対する
    編集指示を表す編集指示情報を生成し、該編集指示情報
    を前記画像サーバに転送する第3の手段とを有し、 前記編集処理装置は、前記編集データの転送指示に基づ
    いて、該編集データを前記クライアントに転送する第1
    の手段と、 前記編集対象の問い合わせに応じた編集対象を表す編集
    情報を前記クライアントに転送する第2の手段と、 前記編集指示情報に基づいて前記編集データに対して編
    集処理を施して中間処理済み画像データを得、該中間処
    理済み画像データを前記クライアントに転送する第3の
    手段とを有し、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記編集指示装置
    の第2および第3の手段並びに前記編集処理装置の第1
    から第3の手段における処理を繰り返し実行させる手段
    を有することを特徴とする画像編集システム。
  4. 【請求項4】 前記第3の手段は、前記中間処理済み
    画像データを圧縮して前記クライアントに転送する手段
    であることを特徴とする請求項3記載の画像編集システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像編集方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、編集開始指示を受け付け、該編集開
    始指示に基づいて、前記画像サーバに対して前記画像デ
    ータを含む少なくとも1つの編集対象を有する編集デー
    タの転送を指示する第1の手順と、 前記編集データの転送指示に応じて前記画像サーバから
    転送された編集データに基づいて前記処理済み画像デー
    タを得るための1つの編集対象の問い合わせを前記画像
    サーバに対して行う第2の手順と、 前記編集対象の問い合わせに応じて前記画像サーバから
    転送された編集情報に基づいて、前記編集対象に対する
    編集指示を表す編集指示情報を生成し、該編集指示情報
    を前記画像サーバに転送する第3の手順と、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記第2および第
    3の手順を繰り返す第4の手順とを有することを特徴と
    するコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像編集方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、前記編集データの転送指示に基づい
    て、該編集データを前記クライアントに転送する第1の
    手順と、 前記編集対象の問い合わせに応じた編集対象を表す編集
    情報を前記クライアントに転送する第2の手順と、 前記編集指示情報に基づいて前記編集データに対して編
    集処理を施して中間処理済み画像データを得、該中間処
    理済み画像データを前記クライアントに転送する第3の
    手順と、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記第1から第3
    の手順を繰り返す第4の手順とを有することを特徴とす
    るコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記第3の手順は、前記中間処理済み
    画像データを圧縮して前記クライアントに転送する手順
    であることを特徴とする請求項6記載のコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 画像データに対して編集指示を行うた
    めの編集指示装置を有するクライアントと、該クライア
    ントとネットワークを介して接続され、前記編集指示装
    置による編集指示に基づいて、前記画像データの編集を
    行って処理済み画像データを得る編集処理装置を有する
    画像サーバとを備えた画像編集システムにおける編集指
    示装置であって、 編集開始指示を受け付け、該編集開始指示に基づいて、
    前記画像サーバに対して前記画像データを含む少なくと
    も1つの編集対象を有する編集データの転送を指示する
    第1の手段と、 前記編集データの転送指示に応じて前記画像サーバから
    転送された編集データに基づいて前記処理済み画像デー
    タを得るための1つの編集対象の問い合わせを前記画像
    サーバに対して行う第2の手段と、 前記編集対象の問い合わせに応じて前記画像サーバから
    転送された編集情報に基づいて、前記編集対象に対する
    編集指示を表す編集指示情報を生成し、該編集指示情報
    を前記画像サーバに転送する第3の手段と、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記第2および第
    3の手段における処理を繰り返し実行させる第4の手段
    とを有することを特徴とする編集指示装置。
  9. 【請求項9】 画像データに対して編集指示を行うた
    めの編集指示装置を有するクライアントと、該クライア
    ントとネットワークを介して接続され、前記編集指示装
    置による編集指示に基づいて、前記画像データの編集を
    行って処理済み画像データを得る編集処理装置を有する
    画像サーバとを備えた画像編集システムにおける編集処
    理装置であって、 前記画像データを含む少なくとも1つの編集対象を有す
    る編集データの転送指示に基づいて、該編集データを前
    記クライアントに転送する第1の手段と、 前記編集対象の問い合わせに応じた編集対象を表す編集
    情報を前記クライアントに転送する第2の手段と、 前記編集情報に対する編集指示を表す編集指示情報に基
    づいて前記編集データに対して編集処理を施して中間処
    理済み画像データを得、該中間処理済み画像データを前
    記クライアントに転送する第3の手段と、 所望とする編集対象についての編集指示情報を転送して
    前記処理済み画像データを得るまで、前記第1から第3
    の手段における処理を繰り返し実行させる第4の手段と
    を有することを特徴とする編集処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の手段は、前記中間処理済
    み画像データを圧縮して前記クライアントに転送する手
    段であることを特徴とする請求項9記載の編集処理装
    置。
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