JP2656706B2 - 画像加工システムおよび方法 - Google Patents

画像加工システムおよび方法

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JP2656706B2
JP2656706B2 JP5030508A JP3050893A JP2656706B2 JP 2656706 B2 JP2656706 B2 JP 2656706B2 JP 5030508 A JP5030508 A JP 5030508A JP 3050893 A JP3050893 A JP 3050893A JP 2656706 B2 JP2656706 B2 JP 2656706B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータにより画
像を加工するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナル・コンピュータが高速
化および高解像度化し、ローカル・エリア・ネットワー
ク(以下、LANと略す)によるクライアント・サーバ
・コンピューティングが広まっている。これらに伴い、
書類をスキャナでイメージ・データとして読み取り、そ
れをサーバのディスクに保管し、LANに接続されたク
ライアント側のパーソナル・コンピュータでアクセスす
るといった、イメージ・データの共有化の要求が高まっ
ている。
【0003】しかしながら、共有されたイメージデータ
を、各ユーザが独自の目的のために加工することは好ま
しいことではない。したがって、従来は共有されたイメ
ージデータを加工する場合には、まず該イメージデータ
をクライアント側のディスクに複写した上で、当該複写
したイメージデータを加工するようにしていた。
【0004】同様に単独のコンピュータを複数人で共有
する場合においても、共有された元画像および加工後の
画像をハードディスク等に保存するようにしていた。さ
らに、単独のコンピュータを1人のユーザが使用する場
合においても、ユーザが元画像および加工後の画像が必
要とする場合は、両画像をハードディスク等に保存する
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像加工方法には以下の欠点があった。
【0006】第1に、画像のデータ量はテキスト等のデ
ータ量と比較して非常に大きいので、加工後の画像デー
タによりハードディスク(クライアント・サーバ・コン
ピューティングにおいては、クライアントのハードディ
スク)の記憶容量が、大きく消費されるという欠点があ
った。加工後の画像を多種類保存する場合には、この欠
点はさらに顕著に現われた。
【0007】第2に、元画像(クライアント・サーバ・
コンピューティングにおいては、サーバに保存された画
像)がデータベース・マネジメントシステム(以下では
DBMSと呼ぶ)により検索可能な場合でも、ローカル
ディスク等に複写した画像データは、データベースに関
係づけされていないので、DBMSで検索できないとい
う欠点があった。従って、DBMSを用いて検索を行っ
た場合は、加工前の画像(元画像)しか表示できないと
いう欠点があった。
【0008】第3に、従来の技術では画像を加工する場
合に元画像を記憶しておかないので、例えば画像の削除
という加工が行われた場合には、この加工を取り消して
画像を復元することはできない場合があった。そこで、
本発明の目的は、このような課題を解決することのでき
る画像加工システムおよび方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の態様は、画像を記憶する画像
記憶手段と、画像の加工指示を入力する加工指示入力手
段と、該加工指示に基づいて画像を加工する第1の画像
加工手段と、前記画像に対応させて前記加工指示による
加工内容を記憶する加工内容記憶手段と、該加工内容記
憶手段に記憶した加工内容に基づいて前記画像を加工す
る第2の画像加工手段と、前記第1の画像加工手段また
は前記第2の画像加工手段により加工した画像を表示す
る加工画像表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、画像記憶手段は実施例1の外部記
憶装置および実施例3のローカルディスクに対応し、加
工内容記憶手段は実施例のRAM140またはローカル
ディスク150に対応する。
【0011】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
の画像加工システムにおいて、前記画像記憶手段を第
1の情報処理装置に設け、前記入力手段、前記第1の画
像加工手段、前記加工内容記憶手段、前記第2の画像加
工手段、および前記画像表示手段を第2の情報処理装置
に設け、前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処
理装置に画像の転送を行うネットワークをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0012】ここで、第1の情報処理装置は実施例のフ
ァイルサーバ820に対応し、第2の情報処理装置は実
施例のクライアント820ないし860のそれぞれに対
応し、ネットワークは実施例のLAN810に対応す
る。
【0013】本発明の第3の態様は、本発明の第1又は
第2の態様の画像加工システムにおいて、読み出される
画像に対応した前記加工の内容が、前記加工内容記憶手
段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、該判
断手段により前記加工の内容が記憶されていないと判断
した場合に前記画像を表示する原画像表示手段とをさら
に備え、前記第2の画像加工手段は前記判断手段により
前記加工の内容が記憶されていると判断した場合に前記
画像を前記加工の内容に基づいて加工する画像加工手段
を有することを特徴とする。
【0014】ここで、判断手段は実施例の、ステップS
222を実施するCPUユニット100に対応し、元画
像および加工画像は表示手段120に表示される。
【0015】本発明の第4の態様は、本発明の第1乃至
第3の態様のいずれかの画像加工システムにおいて、前
記加工内容記憶手段に記憶した加工内容の1つの取り消
しの指示を入力する取り消し指示入力手段と、前記加工
内容記憶手段に記憶した加工内容から、取り消しが指示
された加工内容を削除する加工内容修正手段と、修正後
の加工内容に基づいて画像の加工を行う画像修正手段と
をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】本発明の第5の態様は、本発明の第1乃至
第4の態様のいずれの画像加工システムにおいて、加
工後の画像の名称を入力する名称入力手段と、当該名称
を前記加工内容に対応づけて記憶する名称記憶手段と、
をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】本発明の第6の態様は、本発明の第5の態
の画像加工システムの前記加工画像表示手段に代え
て、前記判断手段により前記加工内容が記憶されている
と判断した場合に、前記画像の名称を表示する名称表示
手段と、表示した名称の1つを選択する指示を入力する
名称指示入力手段と、指示された名称に対応する加工内
容に基づいて画像を加工する指示加工手段とを備え、前
記表示手段により当該加工した画像を表示するようにし
たことを特徴とする。
【0018】本発明の第7の態様は、第1の情報処理装
置に記憶された画像の加工指示を第2の情報処理装置内
入力手段より入力する加工指示入力ステップと、該加
工指示に基づいて画像を第2の情報処理装置において
工する第1の画像加工ステップと、前記画像に対応させ
て前記加工指示による加工内容を第2の情報処理装置内
記憶手段に記憶する加工内容記憶ステップと、第1の
情報処理装置から受信した画像を該加工内容記憶ステッ
プにより記憶した加工内容に基づいて第2の情報処理装
置において加工する第2の画像加工ステップと、前記第
1の画像加工ステップまたは前記第2の画像加工ステッ
プにより加工した画像をディスプレイ上に表示する表示
ステップとを備えたことを特徴とする。
【0019】本発明の第8の態様は、本発明の第7の態
の画像加工方法において、読み出される画像に対応し
た前記加工内容が前記記憶手段に記憶されているか否か
を判断する判断ステップと、該判断ステップにより前記
加工内容が記憶されていないと判断した場合に前記画像
を前記ディスプレイ上に表示する原画像表示ステップ
と、前記判断ステップにより前記加工内容が前記記憶手
段に記憶されていると判断した場合に前記画像を前記加
工内容に基づいて加工した画像を前記ディスプレイ上に
表示する加工画像表示ステップとをさらに備えたことを
特徴とする。
【0020】本発明の第9の態様の発明は、本発明の第
7ないし第8の態様いずれかの画像加工方法において、
前記記憶手段に記憶した加工内容の1つの取り消しの指
示を入力する取り消し指示入力ステップと、前記記憶手
段に記憶した加工内容から、取り消しが指示された加工
内容を削除する加工内容修正ステップと、修正後の加工
内容に基づいて画像の加工を行う画像修正ステップとを
さらに備えたことを特徴とする。
【0021】本発明の第10の態様は、本発明の第7な
いし第9の態様いずれの画像加工方法において、加工
後の画像の名称を入力する名称入力ステップと、当該名
称を前記加工内容に対応づけて第2の記憶手段に記憶す
る名称記憶ステップとをさらに備えたことを特徴とす
る。
【0022】本発明の第11の態様は、本発明の第10
の態様の画像加工方法において、前記加工画像表示ステ
ップに代えて、前記判断ステップにより前記加工内容が
前記記憶手段に記憶されていると判断した場合に前記画
像の名称を表示する名称表示ステップと、表示した名称
の1つを選択する指示を入力する名称指示入力ステップ
と、指示された名称に対応する加工内容に基づいて画像
を加工する画像加工ステップと、加工した画像を前記デ
ィスプレイ上に表示する加工画像表示ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0023】本発明の第12の態様は、画面に表示され
る元画像を含む画像ファイルと、前記画面において前記
元画像を編集加工する手段と、前記編集加工する手段に
より前記元画像に加えられた変更操作を含む、データベ
ースにアクセスするユーザ端末内に記憶されたトランス
ペアレント・シート・ファイルと、前記画像ファイルと
前記トランスペアレント・シート・ファイルとを組み合
わせて編集加工後の画像を表示する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0024】本発明の第13の態様は、本発明の第12
の態様の画像加工システムにおいて、前記画像ファイル
をデータベース内に記憶し、前記トランスペアレント・
シート・ファイルを前記データベースにアクセスするユ
ーザ端末内に記憶することを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明の第1または第7の態様によれば、元画
像を記憶し、画像の加工指示を入力し、元画像に対応さ
せて前記加工の内容を記憶し、元画像を、記憶した加工
指示に基づいて加工し、加工した画像を表示するので、
再度の加工指示入力操作や加工後の画像を記憶すること
なく、元画像から加工後の画像を再現できる。
【0026】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
の画像加工システムにおいて、元画像を第1の情報処
理装置に記憶し、第1の情報処理装置から第2の情報処
理装置に画像の転送を行い、第2の情報処理装置で画像
の加工指示の入力、加工内容の記憶、および画像の加工
を行うので、第2の情報処理装置に加工後の画像を記憶
することなく、加工後の画像を再現できる。従って、第
1の情報処理装置に記憶される元画像を複数のユーザに
使用される共用のデータベースとして用い、第2の情報
処理装置を用いて個々のユーザが元画像の加工をしてパ
ーソナライズすることができる。
【0027】本発明の第3または第8の態様は、それぞ
本発明の第1もしくは第2または第7の態様におい
て、読み出される画像に対応した加工の内容が記憶され
ている場合に、加工内容に基づいて加工した画像を表示
するので、データベースに関係付けされた元画像(加工
前の画像)が読み出された場合でも、加工後の画像を表
示することができる。
【0028】本発明の第4または第9の態様は、それぞ
本発明の第1ないし第3の態様のいずれかまたは第6
もしくは第7の態様において、記憶した加工内容から取
り消しが指示された加工内容を削除し、削除後の加工内
容に基づいて画像の加工を行うので、指示された加工が
行われなかった場合の画像を作成することができる。
【0029】本発明の第5または第10の態様は、それ
ぞれ本発明の第1ないし第4の態様または第7ないし第
9の態様いずれかにおいて、加工後の画像の名称を入力
し、この名称を前記加工内容に対応づけて記憶するの
で、加工後の画像を記憶することなく、加工後の画像の
名称が対応づけられた複数種類の加工内容を記憶するこ
とができる。
【0030】本発明の第6または第11の態様は、それ
ぞれ本発明の第3ないし第5の態様いずれかまたは第8
ないし第10の態様のいずれかにおいて、加工内容が記
憶されていると判断した場合に画像の名称を表示し、表
示した名称の1つの指示を入力し、指示された名称に対
応する加工内容に基づいて画像を加工し、加工した画像
を表示するので、加工後の画像を記憶することなく、名
称がつけられた複数の加工画像の内の任意の画像を選択
して表示することができる。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0032】(実施例1)図11は、本発明の一実施例
としてのクライアント・サーバ・コンピューティングシ
ステムの構成を示す系統図である。図11において、8
10は、クライアントおよびサーバを接続するLAN
(ローカルエリア・ネットワーク)である。LAN81
0としては、例えばIBM社のToken Ring
Network 16MbpsおよびNovel社のN
etware 386(NetwareはNovel社
の商標)などを用いることができる。820はファイル
サーバ、830はFAXサーバ、840ないし860は
クライアントであり、これらには、例えばIBM PS
/55 5551−VOB(IBMおよびPS/55は
IBM Corp.(米国)の商標)を用いることがで
きる。本実施例では、ファイルサーバ820,FAXサ
ーバ830、およびクライアント840ないし860に
は、IBM DOS 4.0およびマイクロソフト社の
Microsoft Windows 3.0(Mic
rosoftおよびWindowsはマイクロソフト社
の商標)を搭載したが、本発明はUNIX(UNIXは
UNIXSystem Laboratories社の
開発・許諾製品)など他のオペレーティングシステムを
用いるコンピュータシステムに適用してもよい。
【0033】FAXサーバ830は、PSTN(公衆電
話網)またはISDN等の公衆回線831に接続されて
いる。FAXサーバ830は公衆回線831から受信し
たFAX画像データを、LAN810を介してファイル
サーバ820に伝送し、およびファイルサーバ820ま
たはクライアント840ないし860からLAN810
を介して受信した画像を公衆回線831に送信する。
【0034】ファイルサーバ820には、大容量の外部
ハードディスク824および画像を読み取るスキャナ8
22が接続されている。ファイルサーバ820は、FA
Xサーバ830から受信しまたはスキャナ822から入
力した画像を、外部ハードディスク824に蓄積する。
また、クライアント840ないし860等の要求に応じ
て、外部ハードディスクに蓄積した画像リストまたは画
像をLAN810へ送信する。外部ハードディスク82
4には、画像のデータベース(DB)155の他に、画
像を、関連情報と共に記憶する画像リストDB154,
DBを管理するシステムであるDBMS153、および
サーバとして動作するための各種システムプログラム1
51が蓄積されている。
【0035】図1は、図11のクライアント840のハ
ードウェアの一例を示すブロック図である。図1におい
て、100は、インテル社の80386等のCPUおよ
びバスコントローラ等を含むCPUユニットである。1
10はユーザからの入力を行うキーボード,マウス等の
入力手段、120はユーザに対して可視出力を行うCR
T,LCDなどの表示手段である。130はROMであ
り、電源投入直後にプログラムをRAM140にロード
するためのイニシャルプログラムローダ(IPL)13
1および他のシステムプログラム132等を格納する。
140はRAMであり、LAN810を介して他のコン
ピュータ820ないし860と通信を行うためのプログ
ラムおよび各種入出力手段110,120等を制御する
プログラム等を含むシステムプログラム141を格納す
る。150はローカルディスクであり、システムプログ
ラム151,後述のトランスペアレンシーデータ152
等を格納する。RAM140中のシステムプログラム1
41は、電源起動時等にローカルディスク150からロ
ードされる。160はフロッピーディスクであり、例え
ば本発明を構成する画像表示/加工プログラム161を
フロッピーディスク160に格納した形態で提供するこ
とができる。画像表示/加工プログラム161をまずロ
ーカルディスク150にインストールし、その後、使用
時にRAM140にロードする形態、または、フロッピ
ーディスク160から直接RAM140にロードする形
態で本発明を実施することができる。170はLAN8
10との通信を行う通信手段である。通信手段170
は、ファイルサーバ820から、外部ハードディスク8
24に格納されたDBMS153,画像リストDB15
4から検索された画像リスト、および画像データベース
155から選択された画像データ146を受信する。C
PUブロック100はこれらの受信した情報を、図1に
示す如くRAM140に格納する。
【0036】図2および図3を用いて、図1に示したC
PUブロック100の動作を説明する。図2は、画像表
示/加工プログラム143に関するCPUブロック10
0の動作を示すフローチャート、図3はDBMS145
に関するCPUブロック100の動作を示すフローチャ
ートである。これらの2つの動作は独立して記載してあ
るが、実際にはシステムプログラム141の機能により
並列に実行される。並列動作を提供する手段として、本
実施例では、IBM DOS 4.0およびMicro
soft Windows 3.0を採用しているが、
UNIXなどの他のマルチタスクオペレーティングシス
テムを用いることもできる。
【0037】図3において、CPUブロック100がD
BMS145の動作を開始すると(S300)、まず表
示手段120にDBMSウィンドウ122を表示する。
次にユーザからDBMSに対するコマンドを受け取り
(S310)、その内容を判断する(S312)。
(1)入力されたコマンドが「検索」の場合は、ユーザ
により指定された検索条件に従って画像の検索を行う
(S320)。次に検索条件に合致(ヒット)した画像
のリストを、DBMSウィンドウ122に表示し、ステ
ップS310に戻る。(2)ステップS312で入力さ
れたコマンドが「選択」の場合は、「画像の読み込み」
メッセージおよび選択された画像のファイル名を、画像
表示/加工プログラムに渡し(S330)、ステップS
310に戻る。(3)ステップS312で入力されたコ
マンドが、「終了」の場合は、DBMSウィンドウ12
2を閉じて動作を終了する(S399)。なお、ステッ
プS312で入力されたコマンドが検索,選択および終
了のいずれでもない場合は、ステップS310に戻る。
【0038】図2において、CPUブロック100が画
像表示/加工プログラム143の動作を開始すると(S
200)、後述のトランスペアレンシーデータを格納す
るハードディスクのドライブ名、およびファイルサーバ
820のドライブ名を有するプロファイル159を、ロ
ーカルディスク150から読み込む(S202)。ステ
ップS202終了後の、画像表示/加工プログラムウィ
ンドウの一例を、図4に示す。次にCPUブロック10
0は、ユーザが入力手段110を用いてメッセージが入
力するか、または図2のステップS210の動作によ
り、DBMS145からメッセージが受け渡されるまで
待機する。
【0039】(1) メッセージが入力されると、その
内容を判断し(S212)、メッセージが「画像の読み
込み」の場合には指定されたファイル名の画像をファイ
ルサーバ820から読み込む(S220)。次に、画像
の加工内容を記憶するためのトランスペアレンシーデー
タバッファ142をRAM140に用意する(S22
1)。ステップS222では、指定されたファイル名の
画像に対する加工処理内容を記憶したトランスペアレン
シーデータ152が、ローカルディスク150に存在す
るか否かを判断し、もし存在すればトランスペアレンシ
ーデータ152を、トランスペアレンシーデータバッフ
ァ142に読み込む(S224)。ステップS226で
は、サーバから読み込んだ画像をトランスペアレンシー
データバッファの内容に従って加工し、ステップS22
8で加工後の画像を、画像表示/加工ウィンドウ121
に表示する。ステップS222で、ローカルディスクに
トランスペアレンシーデータ152が無いと判断した場
合は、ステップS224およびS225をスキップし
て、サーバから読み込んだ画像をそのまま表示する(S
228)。一例として、対応するトランスペアレンシー
データが無い新聞記事の画像を読み込んだ場合の、画像
表示/加工ウィンドウ121の表示の一例を図5に示
す。
【0040】(2) ステップS212で、メッセージ
が画像の「加工」であると判断した場合は、その加工内
容をトランスペアレンシーデータバッファ142に追加
し(S244)、指定された画像の加工を行い(S24
6)、加工後の画像を画像表示/加工ウィンドウ121
に表示する(S248)。
【0041】図5を用いてステップS246で行う画像
の加工の例を説明する。
【0042】 カラーラインマーカ Tool Boxの下に表示したカラーラインマーカア
イコン440がクリック(そのアイコン上でマウスのボ
タンを押し、次にマウスのボタンを離すこと)された後
に画像の範囲が指定されると、指定された範囲の画像を
パレットの色でマークする(パレットの色に変更す
る)。
【0043】画像の範囲の指定は、例えばマウスのボタ
ンを画像上の第1の点で押し、第2の点で離すことによ
り行う。これにより第1の点および第2の点を対頂角と
する長方形の範囲を指定することができる。
【0044】 塗りつぶし 塗りつぶしアイコン442がクリックされた後に画像の
範囲が指定されると、指定された範囲を、パレットの色
で塗りつぶす。
【0045】 矢印 矢印アイコン450がクリックされた後に画像の範囲が
指定されると、パレットの色で、前記第1の点から前記
第2の点に向かう矢印を描く。
【0046】 文字 文字アイコン452がクリックされ、画像上の点がマウ
スで指定された後に文字が入力されると、入力された文
字をパレットの色で、指定された点を基準にして右側に
描く。次にマウスのボタンが押され、またはリターンキ
ーが押される前に左向きまたは右向きの矢印が押される
と、文字を縮小または拡大する。
【0047】 切り取り 切り取りアイコン410または412がクリックされた
後に、画像の範囲が指定されると、指定された範囲が存
在する列または行を切り取り、この列または行を除いた
画像を合わせて、新たな画像とする。
【0048】 コピー コピーアイコン420がクリックされた後に画像の範囲
が指定されると、指定された範囲の画像をクリップボー
ド(一時的に記憶を行うRAM140に設けられたバッ
ファ)にコピーする。
【0049】 カット カットアイコン422がクリックされた後に画像の範囲
が指定されると、指定された範囲の画像をクリップボー
ドにコピーし、および指定された範囲の画像を消去す
る。消去は、例えば指定された範囲の外周上に最も多く
存在する色と同一の色で、指定された範囲を塗りつぶす
ことにより行う。
【0050】 ペースト ペーストアイコン430がクリックされた後に画像上で
マウスのボタンが押されると、クリップボードの内容
を、マウスが押された点を基準として右下に表示し、表
示した外周の枠を描く。そのまま入力手段110の右向
きまたは左向きのカーソルキーが押されると、表示した
クリップボードの画像をそれぞれ縮小または拡大する。
マウスのボタンが離れると、前記外周の枠を消去する。
【0051】 パレット パレットアイコン432がクリックされると、クリック
される毎にパレットの色を順次変化させる。
【0052】以上の加工操作において、例えばコピー
後にペーストを行うことにより、画像の「複写」を行
うことができる。また、カット後にペーストを行う
ことにより、画像の「移動」を行うことができる。
【0053】図2のステップS244では、図5を用い
て説明した画像の加工において、クリックされたアイコ
ンおよび指定された範囲等の加工指示を逐次トランスペ
アレンシーデータバッファ142に追加する。
【0054】しかしながら、この「加工内容のバッファ
への追加」には、以下の欠点がある。すなわち、パレッ
トがクリックされただけでは、画像自体は何ら変化しな
いにもかかわらず、トランスペアレンシーデータバッフ
ァ142にデータが蓄積される。さらに、コピーまた
はカットを行うと、それ以前にクリップボードに記憶
されていたデータは失われる。従って、コピーを2回
行った場合、または、コピーの後にカットを行った
場合で、かつ、それらの間にペーストを行わなかった
場合は、初めのコピーによっては画像は何ら変化しな
い。それにもかかわらず、初めのコピーによりステップ
S244で、トランスペアレンシーデータバッファ14
2にデータが蓄積される。
【0055】これらの不要なデータの蓄積は、メモリを
浪費するだけでなく、後に画像を再現する場合の処理時
間が長くなるという欠点を有する。
【0056】そこで、ステップS244に代えて、表1
に示す加工内容を、トランスペアレンシーデータバッフ
ァ142に追加することとしてもよい。
【0057】
【表1】
【0058】表1において、加工番号1ないし5の加工
は、それぞれ、図5を用いて説明した加工ないしが
行われた場合にトランスペアレンシーデータバッファ1
42に追加する。
【0059】加工番号6および7の加工の追加は、例え
ば次のように行う。
【0060】まず、カットまたはコピーが行われた
ときに、クリップボードへ画像を保存すると共に、指定
された範囲をRAM140に記憶する。また、カッ
ト,コピーまたはペーストの内で最後に行われた加
工をRAM140に記憶する。
【0061】次にペーストが行われると、それ以前の
前記最後に行われた加工を参照する。最後に行われた加
工がコピーまたはペーストの場合は、加工番号7の
「複写」を、トランスペアレンシーデータバッファ14
2に追加する。最後に行われた加工がカットの場合
は、加工番号6の「移動」をトランスペアレンシーデー
タバッファ142に追加する。
【0062】同様に、コピーまたはカットが行われ
た場合にも、それ以前の、前記最後に行われた加工をR
AM140から参照する。これがカットであった場合
は、当該カットの範囲の画像の消去すなわち、加工番号
2の「塗りつぶし」をトランスペアレンシーデータバッ
ファに追加する。コピーまたはカットが行われる
と、直前のカットにより作られたクリップボードの画像
データが失われるからである。
【0063】加工がパレットの場合は、加工内容のト
ランスペアレンシーデータバッファ142への追加は行
わない。それのみでは画像が変化しないからである。
【0064】加工番号1ないし7の加工内容を、トラン
スペアレンシーデータバッファ142に追加する際のデ
ータのフォーマットの一例を表2に示す。また、表2の
各パラメータの内容を表3に示す。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】表3に示すように、PNは加工番号であ
り、1ないし7のいずれかの値をとる。CLは、これら
の処理が行われた時のパレットの色であり、例えば白な
ら0、黒なら1、赤なら6である。X1,Y1は画像の
範囲の指定における前記第1の点の座標、X2,Y2は
前記第2の点の座標である。X3,Y3はマウスで指定
されたペーストを行う位置の座標である。SZは文字サ
イズであり、例えば標準の大きさを48とした場合の実
際の文字の大きさを示す。Dummyは、値が意味を有
さない無効データである。PTは画像の複写または移動
の際の、原画像に対する複写または移動後の画像の拡大
/縮小倍率を示す。この値は、例えば、原画像の横幅で
複写または移動後の画像の横幅を割ることにより計算で
きる。
【0068】ステップS248終了後の、画像表示/加
工プログラムウィンドウ121の表の一例を図6に示
す。この例では、図5の原画像に対し、以下の処理を行
っている。
【0069】 下端の「一酸化炭素の分子使い人物
画」の下を、赤の線で塗りつぶす。
【0070】 右側の「ワタシが世界最小です」の部
分を削除する。
【0071】 05/28/91の文字を記入する。
【0072】 15/28/91から矢印を引く。
【0073】これらの処理は、それぞれ表2のフォーマ
ットに従って表4に示すオブジェクトコードで現わされ
る。
【0074】
【表4】
【0075】したがって、図6の画像を得た時に、トラ
ンスペアレンシーデータバッファ142には、表4のオ
ブジェクトコードが蓄積されている。
【0076】(3) ステップS212で、メッセージ
が加工の取り消し、すなわち「Undo」であると判断
した場合は、原画像を再度ファイルサーバ820から読
み込む(S260)。次に、取り消しが指定された処理
をトランスペアレンシーデータバッファ142から削除
し(S264)、原画像をトランスペアレンシーデータ
バッファ142の内容に従って初めから順に再度加工し
(S266)、加工後の画像を表示する(S268)。
【0077】直前の画像を用いて「Undo」を行わず
に、原画像を用いて「Undo」を行うのは、以下の理
由による。すなわち「Undo」された加工が画像情報
の削除、例えば「指定された行の削除」または「画像の
縮小」である場合は、「Undo」される直前の画像を
加工するのみでは、「Undo」後の画像を再現できな
いからである。
【0078】ただし、「Undo」の対象となる加工が
「マーカを引く」のように、画像情報の減少を伴わない
場合は、「Undo」の直前の画像に対して「Und
o」の加工、例えばマーカの削除を行ってもよい。この
方法は、「Undo」処理を高速に行えるという効果を
有する。
【0079】また、ステップS220でサーバから読み
込んだ画像をローカルディスク150またはRAM14
0に一時的に記憶しておき、ステップS260に代え
て、この一時的に記憶した画像をRAM140の画像デ
ータ146に複写してもよい。
【0080】この方法は、「Undo」処理を高速に行
えるという効果の他に、ファイルサーバ820およびL
AN810の負荷の増大を避けることができるという効
果を有する。
【0081】ステップS268終了後の画像表示/加工
プログラムウィンドウ121の表示の一例を図7に示
す。この例では、図6の画像に対し、「右側のワタシ
が最小です」の部分を削除する。
【0082】という加工の取り消し(Undo)を行っ
ている。従って、Undo後のトランスペアレンシーデ
ータバッファ142に記憶されるオブジェクトの内容は
表4の2行目を削除することにより、表5のようにな
る。
【0083】
【表5】
【0084】「Undo」の対象となる加工の特定は、
例えば次のように行う。
【0085】Undoアイコン490がクリックされた
後に範囲が指定されると、指定された範囲を加工対象に
含む全ての加工の中で、最後の加工を取り消す。この場
合移動または複写については、それぞれ移動後または複
写後の画像が指定された範囲内に存在するか否かによ
り、前記「加工対象に含む」か否かを判断する。
【0086】(4) ステップS212でメッセージが
「保存」であると判断した場合は、トランスペアレンシ
ーデータバッファ142の内容(トランスペアレンシー
データ)を、ローカルディスク150に保存する。トラ
ンスペアレンシーデータ150のファイル名およびディ
レクトリは、原画像のファイル名およびディレクトリと
同一とし、ファイル拡張子のみをMPXに変更する。同
一のディレクトリがローカルディスク150に存在しな
い場合は、予めディレクトリを作成する。
【0087】この場合、図2のステップS222におけ
るトランスペアレンシーデータの有無の判断は、指定さ
れた画像のファイル名およびディレクトリの拡張子のみ
をMPXに変更したものがローカルディスク150に存
在するか否かを判断することにより行うことができる。
【0088】(5) ステップS212で、メッセージ
の内容が「終了」であると判断した場合は、画像表示/
加工プログラムウィンドウ121を閉じて、画像表示/
加工プログラムの動作を終了する(S299)。
【0089】(6) ステップS212で入力されたメ
ッセージが(1)ないし(5)のいずれでもないと判断
した場合は、ステップS212に戻りメッセージの入力
を待つ。
【0090】(実施例2)実施例1では、トランスペア
レンシーデータ152のファイル名を画像のファイル名
と同一としたので、1つの原画像に対して加工後の画像
は一つしか保存できなかった。
【0091】これに対して、実施例2は加工後の画像を
複数保存することを目的とする。
【0092】基本的なシステムの構成等は実施例1と同
様なので、図1ないし図7、および図11と、これらに
関する説明を援用する。これらと異なる点、すなわち図
2のステップS284およびS222についてのみ以下
に説明する。
【0093】図8を用いて、図2のステップS284に
代えて行う動作を説明する。同図に示すようにCPUブ
ロック100は加工後の画像の名称を入力し、拡張子M
PXを付けたファイル(MPXファイルと呼ぶ)にトラ
ンスペアレンシーデータバッファ142の内容を保存す
る。次に原画像のディレクトリおよびファイル名の拡張
子を、MAPに変更したファイル(MAPファイルと呼
ぶ)に、前記MPXファイルのディレクトリおよびファ
イル名を追記する。MAPファイルがローカルディスク
150に存在しない場合は、予め作成する。
【0094】図9を用いて、図2のS222に代えて行
う動作を説明する。
【0095】CPUブロック100は、指定された画像
に対応するMAPファイルおよびMPXファイルがロー
カルディスクに存在するか否かを判断し、いずれか一方
が存在しない場合は、ステップS228に移る。両ファ
イルが存在する場合は、MAPファイルを読み出し、図
9に示す如く画像の名称のリスト(MPXファイルのリ
スト)を表示し、ユーザが指定した画像の名称のMPX
ファイルを選択してステップS244に移る。
【0096】ステップS244以降では選択されたMP
Xファイルに記憶したトランスペアレンシーデータによ
り画像を加工し(S226)、および表示することによ
り(S228)、あたかも加工後の画像が加工後の画像
名称で保存されているかに見えるユーザインタフェース
を提供することができる。
【0097】(実施例3)図10に、本発明をクライア
ント・サーバ型のコンピュータではなく、単独のコンピ
ュータに適用した場合の実施例の構成を示す。本実施例
ではDBMS,画像リストDBおよび画像DBがローカ
ルディスク150(ハードディスク)に記憶されてい
る。実施例1および2における通信手段170を用いた
RAM140への入力に代えて、本実施例ではローカル
ディスク150から入力を行う。
【0098】他の構成および動作については、実施例1
および2に記載した構成および動作と同一である。
【0099】このように単独のコンピュータに本発明を
適用した場合は、加工後の画像により、ローカルディス
ク150の記憶容量が消費されるのを防ぐことができる
という効果がある。また、実施例1および2と同様に、
加工の「Undo」ができるという効果がある。
【0100】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、元画像および加工の内容を元画像のファイルと加工
操作の内容のファイル(トランスペアレント・シート)
に分けて記憶し、加工した画像を表示する時にこれらの
ファイルを組み合わせるので、加工された画像自体を記
憶することなく、加工画像を再現できる。従って加工画
像により記憶容量が消費されるのを防ぐことができる。
【0101】本発明によれば、第1の情報処理装置に記
憶した元画像を第2の情報処理装置に転送し、第2の情
報処理装置で画像の加工指示の入力、加工内容の記憶、
および画像の加工を行うので、第2の情報処理装置に加
工後の画像を記憶することなく、加工後の画像を再現で
きる。従って第2の情報処理装置の記憶容量が加工後の
画像により浪費されるのを防ぐことができる。第1の情
報処理装置に記憶した元画像と複数ユーザにより共通に
使用されるデータベースとして用い、この元画像に直接
変更を加えることなく、個々のユーザが第2の情報処理
装置で加工データのみを作成することによりパーソナラ
イズすることができる。
【0102】本発明によれば、読み出される画像に対応
した加工の内容が記憶されている場合に、加工内容に基
づいて加工した画像を表示するので、データベースに関
係付けされた元画像(加工前の画像)が読み出された場
合でも、加工後の画像を表示することができる。従って
DBMSを用いた元画像を検索するオペレーションによ
り、加工後の画像を検索することができる。
【0103】本発明によれば、記憶した加工内容から取
り消しが指示された加工内容を削除し、削除後の加工内
容に基づいて画像の加工を行うので、指示された加工が
行われなかった場合の画像を作成することができる。
【0104】本発明によれば、加工後の画像の名称を入
力し、この名称を前記加工内容に対応づけて記憶するの
で、加工後の画像を記憶することなく、加工後の画像の
名称が対応づけられた複数種類の加工内容を記憶するこ
とができる。さらに読み出す画像に対応づけられた加工
内容が記憶されていると判断した場合に画像の名称を表
示し、指示された名称に対応する加工内容に基づいて加
工した画像を表示するので、加工後の画像を記憶するこ
となく、名称がつけられた複数の加工画像の内の任意の
画像を選択して表示することができる。
【0105】本発明では、LANに接続する他のユーザ
にトランスペアレント・シートのみを送り、元画像のフ
ァイルをデータベースから得るようにすれば、記憶容量
および伝送データ量の節約にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1におけるクライアントのハード
ウエアの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明実施例1においてクライアントが実行す
る画像表示加工プログラムのフローチャートである。
【図3】本発明実施例1においてクライアントが実行す
るDBMSのフローチャートである。
【図4】図2に示したステップ202終了後の、画像表
示/加工ウィンドウの表示を示す説明図である。
【図5】図2に示したステップ228終了後の、画像表
示/加工ウィンドウの表示を示す説明図である。
【図6】図2に示したステップ248終了後の、画像表
示/加工ウィンドウの表示を示す説明図である。
【図7】図2に示したステップ268終了後の、画像表
示/加工ウィンドウの表示を示す説明図である。
【図8】図2に示したステップ284において、ファイ
ルを別名で保存する場合の、画像表示/加工ウィンドウ
の表示を示す説明図である。
【図9】図2に示したステップ222において、別名で
保存したファイルを選択する場合の、画像表示/加工ウ
ィンドウの表示を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施例である単独のコンピュータ
のハードウエアの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施例であるクライアント・サー
バ・コンピューティング・システムの構成を示す系統図
である。
【符号の説明】
100 CPU 110 入力手段 120 表示手段 121 表示/加工プログラムウィンドウ 122 DBMSウィンドウ 130 ROM 131 IPL 132 システムプログラム 140 RAM 141 システムプログラム 142 トランスペアレンシーデータバッファ 143 画像表示/加工プログラム 145 DBMS 146 画像データ 150 ローカルディスク 151 システムプログラム 152 トランスペアレンシーデータ 153 DBMS 154 画像リストDB 155 画像DB 159 プロファイル 160 フロッピーディスク 161 画像表示/加工プログラム 170 通信手段 810 LAN 820 ファイルサーバ 822 スキャナ 824 外部ハードディスク 830 FAXサーバ 840〜860 クライアント

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の情報処理装置及び複数の第2の情報
    処理装置がネットワークにて接続された画像加工システ
    ムであって、 前記第1の情報処理装置は、画像を記憶する画像記憶手
    段を有し、 前記第2の情報処理装置の各々は、 前記画像記憶手段に記憶された画像の加工指示を入力す
    る加工指示入力手段と、 該加工指示に基づいて画像を加工する第1の画像加工手
    段と、 前記画像に対応させて前記加工指示による加工内容を記
    憶する加工内容記憶手段と、 該加工内容記憶手段に記憶した加工内容に基づいて、前
    記ネットワークを介して受信した前記画像を加工する第
    2の画像加工手段と、 前記第1の画像加工手段または前記第2の画像加工手段
    により加工した画像を表示する加工画像表示手段とを有
    する画像加工システム。
  2. 【請求項2】読み出される画像に対応した前記加工の内
    容が、前記加工内容記憶手段に記憶されているか否かを
    判断する判断手段と、 該判断手段により前記加工の内容が記憶されていないと
    判断した場合に前記画像を表示する原画像表示手段とを
    さらに備え、 前記第2の画像加工手段は前記判断手段により前記加工
    の内容が記憶されていると判断した場合に前記画像を前
    記加工の内容に基づいて加工する画像加工手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像加工システム。
  3. 【請求項3】前記加工内容記憶手段に記憶した加工内容
    の1つの取り消しの指示を入力する取り消し指示入力手
    段と、 前記加工内容記憶手段に記憶した加工内容から、取り消
    しが指示された加工内容を削除する加工内容修正手段
    と、 修正後の加工内容に基づいて画像の加工を行う画像修正
    手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の画像加工システム。
  4. 【請求項4】第1の情報処理装置及び複数の第2の情報
    処理装置がネットワークにて接続された画像加工システ
    ムにおいて、画像を加工する方法であって、 前記第1の情報処理装置に記憶された画像の加工指示を
    前記第2の情報処理装置内の入力手段より入力する加工
    指示入力ステップと、 該加工指示に基づいて画像を加工する第1の画像加工ス
    テップと、 前記画像に対応させて前記加工指示による加工内容を前
    記第2の情報処理装置内の記憶手段に記憶する加工内容
    記憶ステップと、 前記第1の情報処理装置から受信した画像を該加工内容
    記憶ステップにより記憶した加工内容に基づいて加工す
    る第2の画像加工ステップと、 前記第1の画像加工ステップまたは前記第2の画像加工
    ステップにより加工した画像を前記第2の情報処理装置
    のディスプレイ上に表示する表示ステップとを含む画像
    加工方法。
  5. 【請求項5】読み出される画像に対応した前記加工内容
    が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断
    ステップと、 該判断ステップにより前記加工内容が記憶されていない
    と判断した場合に前記画像を前記ディスプレイ上に表示
    する原画像表示ステップと、 前記判断ステップにより前記加工内容が前記記憶手段に
    記憶されていると判断した場合に前記画像を前記加工内
    容に基づいて加工した画像を前記ディスプレイ上に表示
    する加工画像表示ステップとをさらに含む請求項に記
    載の画像加工方法。
  6. 【請求項6】加工後の画像の名称を入力する名称入力ス
    テップと、 当該名称を前記加工内容に対応づけて第2の記憶手段に
    記憶する名称記憶ステップとをさらに含む請求項に記
    載の画像加工方法。
  7. 【請求項7】前記加工画像表示ステップに代えて、 前記判断ステップにより前記加工内容が前記記憶手段に
    記憶されていると判断した場合に前記画像の名称を表示
    する名称表示ステップと、 表示した名称の1つを選択する指示を入力する名称指示
    入力ステップと、 指示された名称に対応する加工内容に基づいて画像を加
    工する画像加工ステップと、 加工した画像を前記ディスプレイ上に表示する加工画像
    表示ステップとを含む請求項に記載の画像加工方法。
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