JPH0431972A - 更新ごとの図形データ管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は更新ごとの図形データ管理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、更新ごとに図形データを管理する場合は、更新ご
との全図形データを保有している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の更新ごとに図形データ管理方式は、更新
ごとに全図形データを保有するため、更新を行った回数
分だけの図形データを多重に保有することになり、保有
するデータ量が膨大になるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の更新ごとの図形データ管理方式は、図形データ
ファイルを制御するファイル制御部、入力装置を制御す
る入力制御部１表示装置を制御する表示制御部１図形デ
ータの更新及びに更新前の図形テークの再構成を行う図
形テーク構成部を有する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の全体構成図である。

１は図形データとその図形データの更新部分の更新デー
タを登録した図形データファイル、２は図形データの表
示を行う表示装置、３は図形データの更新部分を入力し
たり図形データファイル１から復元を行う図形データを
指定する入力装置である。

４は図形データファイル１への図形データや更新データ
の入出力の制御を行うファイル制御部、５は表示装置２
への図形データの出力の制御を行う表示制御部、６は入
力装置３からの入力データの入力の制御を行う入力制御
部である。

７は入力装置３から入力された更新データを図形データ
ファイル１に登録したり、入力装置１から指定された図
形データを図形データファイル１から復元する図形デー
タ構成部である。

第２図は図形データファイル１の構成図を示し、全体構
成管理情報９と初版図形データ管理情報１０と初版図形
データ及び更新回数分の更新データ管理情報１１と更新
データから構成される図形データブロック８を格納する
。

全体構成管理情報９は、更新回数とその他の情報から構
成され、初版図形データ管理情報１０は初版図形データ
サイズとその他の情報から構成され、更新データ管理情
報１１は更新データ識別子、更新データサイズ、削除デ
ータ情報、更新データ情報、追加データ情報およびその
他の情報から構成される。

第３図は従来の管理方式と本発明の管理方式を比較した
管理方式比較説明図である。本発明の基本概念を第３図
を用いて説明する。

本発明は更新ごとの図形データを保有する際に従来のよ
うに全データを保有せずに更新された更新データのみを
保有することによってデータ量の削減を行うものである
。第３図を例にとると、従来の管理方式ではデータ量は
（Ａ）に示すようになるか、本発明の管理方式ではデー
タ量が（Ｂ）となり、その差だけのデータ量の削減が可
能である。

ここで本発明の動作例として、図形データファイル１へ
の格納方法を説明する。

今、第４図（Ａ）のような図形データが存在するとする
。その場合の図形データブロック８は第４図の（Ｂ）の
ような情報を持つ。また、全体構成管理情報の更新回数
は０回であり、初版図形情報の図形データサイズには初
版図形データのデータ量を格納する。実際の図形データ
となるａ〜ｅの座標が初版図形データとなる。

ここで第５図（Ａ）のように、ｂ点の座標をｂ′点に更
新する場合について説明する。

今、図形データ構成部７のメモリ上に第４図（Ａ）の図
形データが存在するとする。ここで入力装置３によりｂ
点をｂ′点に更新する。この場合の図形データは第５図
（Ａ）のようになる。再び入力装置３により、図形デー
タファイル１に登録要求を出すと、図形データ構成部７
はｂ点かｂ′点に更新された情報と、ｂ′の点の座標デ
ータを図形データブロック８に追加登録するようにファ
イル制御部４に要求を出す。

前者の更新情報は２版更新データ管理情報、後者は２版
更新データとして第５図（ｂ）のように追加登録される
。全体構成管理情報の更新回数は１回になる。また、２
版更新データ管理情報として他の更新部分と区別するた
めに更新データ識別子がつけられ、ｂ点をｂ′点に更新
された情報が格納される。さらに、更新データサイズと
して、更新データのｂ点の座標のデータ量を格納する。

更新情報は１つ前のデータについての更新情報であり、
削除、追加の場合も同様に行う。第６図は（Ａ）におけ
るｄ点を削除して場合で、（Ｂ）で示す図形データブロ
ックに更新データは存在しない。第７図は（Ａ）におけ
るｆ点を追加した場合で、（Ｂ）で示す図形データブロ
ック８に更新データはｆ点の座標となる。このようにし
て、更新ごとの図形データは更新箇所のデータのみを保
有するのてデータ量は大幅に削減てきる。

次に、図形データファイル１から更新された図形データ
を出力する場合について説明する。

今、第４図から第７図の順に更新された図形データファ
イル１が存在するとする。この図形データファイル１か
ら第６図（Ａ）に示した図形データを復元し、表示装置
２により表示することを考える。

更新情報は１つ前のデータについて持っているため、入
力装置３により３版更新データ管理情報に定義されてい
る更新データ識別子を指定する。

入力した更新データ識別子はファイル制御部４に渡され
、ファイル制御部４は第８図の■のような初期状態の図
形データからその更新データ識別子を持つ更新データま
でを図形データファイル１から出力し、図形データ構成
部７のメモリ上に展開する。

図形データ構成部７は、展開された情報を初期データか
ら２版の更新情報に基づいて図形データを再構成し、さ
らに３版の更新データをもとに図形データを再構成し、
求める図形データを作成する。その図形データを表示制
御部５に渡し、表示装置２により表示を行う。このよう
にしてすべての更新時の図形データの復元を行うことが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、更新ごとの全データを保
有せずに更新箇所のデータのみを保有することにより保
有するデータ量を削減できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体構成図、第２図は図形データファ
イル構成図、第３図は管理方式比較説明図、第４図は図
形データの初期状態説明図、第５図は構成点の更新説明
図、第６図は構成点の削除説明図、第７図は構成点の追
加説明図、第８図は図形データの復元説明図である。 １・・・図形データファイル、２・・・表示装置、３・
・・入力装置、４・・・ファイル制御部、５・・・表示
制御部、６・・・入力制御部、７・・・図形データ構成
部、８・・・図形データブロック、９・・・全体構成管
理情報、１０・・・初版図形データ管理情報、１１・・
・更新データ管理情報。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図形データファイルを制御するファイル制御部、入力装
   置を制御する入力制御部、表示装置を制御する表示制御
   部、図形データの更新及びに更新前の図形データの再構
   成を行う図形データ構成部を有する更新ごとの図形デー
   タ管理方式。