JPH09204326A - 画像データ格納制御装置 - Google Patents

画像データ格納制御装置

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JPH09204326A
JPH09204326A JP8012648A JP1264896A JPH09204326A JP H09204326 A JPH09204326 A JP H09204326A JP 8012648 A JP8012648 A JP 8012648A JP 1264896 A JP1264896 A JP 1264896A JP H09204326 A JPH09204326 A JP H09204326A
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佳彦 西本
Kenichi Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2次記憶装置の容量を有効利用できる画像デー
タ格納制御装置の提供。 【解決手段】画像データ8を2次記憶装置7のフアイル
領域71に出力する要求に応答してデータ入出力管理制
御部2は画像データ入力制御部3にその入力を指示し、
画像データ入力制御部3がこれを2次記憶装置7の物理
入出力単位にブロック化し、直前に入力した画像データ
から変化したブロックのみデータをデータ入出力管理制
御部2に返却し、変化しないブロックは同一識別子を返
却することにより同一イメージのブロックをフアイル領
域情報テーブル6により管理し、重複したデータブロッ
クを2次記憶装置7に有せしめないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ格納制御
装置に関し、特に気象衛星の画像データや動画のような
連続して同一イメージを多く含む画像データを入力し1
画像データを1フアイルとして磁気デイスク装置等の2
次記憶装置上のフアイルに格納する画像データ格納制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ格納方式としては、2次記
憶装置において取扱う情報の単位である文書ないしはフ
アイルは、全体が1単位として扱われており、その各部
分を書き込み、読み出しの際に注目することはなかっ
た。このため、一部でも異なる情報は別フアイルとして
記憶され、2次記憶装置の容量を消費している。
【0003】しかしながら、例えば、ある種の電子機器
の制御のためのプログラム等、同一種類のデータにおい
ては、変更を要する部分が部分的であり、複数のデータ
において同一部分が重複することが多い。このような場
合においても、従来のデータ格納方式においては、上述
のように、データのフアイル名が異なれば、同じデータ
構成部分を繰返し記憶しており、2次記憶装置を浪費し
ているという問題点がある。
【0004】そこで、このような問題点を解決すべき技
術として、記憶すべきデータが複数の所定項目に分割さ
れ易いデータについて、例へば特開平−288640号
公報記載の「2次記憶装置の情報の制御方法および2次
記憶装置を有する電子機器」が開示されている。
【0005】この方法では、2次記憶装置に1つのフア
イルとして記憶するデータを所定項目の複数部分に分割
し、各フアイルにフアイル名を付すると共に、各項目に
分割した構成部分にエントリ名を付し、新たなフアイル
を記録する際には、フアイルを前記所定項目に従って複
数の構成部分に分割し、その構成部分の各々が既に記憶
されている他のフアイルの同一項目についての構成部分
と同じか否かを判断し、同一の構成部分には同一のエン
トリ名を付して構成部分の内容自体は重複して記憶する
ことをせず、同一データを複数のフアイルで共用するこ
とにより、2次記憶装置の浪費という問題を解決してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の特開平
−288640号公報記載のデータ格納方式は、1つの
フアイルとして記憶するデータを予め所定項目の複数部
分に分割し、各項目に分割した構成部分にエントリ名を
付さなければならない。
【0007】しかしながら、上記の所定項目を予め決定
できないようなデータの場合、例えば1画像1フアイル
として扱うような画像イメージデータの場合、所定項目
に対応するものとして1画像中の同一イメージが存在す
る部分が考えられるが、このような部分は予め決定でき
ず、従来のデータ格納方式では、このようなデータに対
しては2次記憶装置の記憶容量の有効利用が図れないと
いう欠点がある。
【0008】本発明の目的は、連続して同一イメージを
多く含む画像データの格納に際して2次記憶装置の記憶
容量の有効利用が図れる画像データ格納制御装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像データ
格納制御装置は、1定量のデータからなるデータブロッ
クを入出力単位として1画像の画像データを1フアイル
として複数フアイルを格納するフアイル格納手段と、前
記フアイルのそれぞれの前記フアイル格納手段における
格納状態情報を記憶するフアイル物理構成テーブルと、
データブロックを共有するフアイルのフアイル情報を前
記データブロック毎に記憶する共有フアイルテーブル
と、前記フアイルの論理的構成状態を示すデータブロッ
クの論理ブロック番号とそのデータブロックが格納され
ている前記フアイル格納手段における格納アドレスとの
対応情報とその共有情報とを記憶するフアイル論理構成
テーブルと、前記フアイル格納手段の使用されていない
領域の情報を記憶する未使用領域管理テーブルと、前記
各テーブルの作成と参照と更新とを行なうテーブル管理
制御手段と、前記フアイル格納手段へのデータブロック
の入出力を行なうデータ入出力手段と、外部から供給さ
れる1画像ごとの画像データを前記フアイル格納手段の
データブロック単位にブロック化し保持されている直前
に入力した画像の画像データとブロック単位で対応部分
を比較し異なっているデータブロックは出力し同一であ
るデータブロックはこのデータブロックに代えて同一で
あることを示す同一識別子を出力する画像データ入力制
御手段と、前記画像データ入力制御手段からデータブロ
ックが供給されたときには論理ブロック番号を付与し前
記テーブル管理制御手段により前記フアイル格納手段へ
の格納アドレスを取得してデータブロックとともに前記
データ入出力手段に供給し前記画像データ入力制御手段
から同一識別子が供給されたときには論理ブロック番号
を付与して前記テーブル管理制御手段に供給し各テーブ
ルの共有による更新を指示するデータ入出力管理制御手
段とを含んで構成されている。
【0010】第2の発明の画像データ格納制御装置は、
第1の発明の画像データ格納制御装置において、データ
入出力管理制御手段は1画像分のデータをフアイル格納
手段に1フアイルとして出力する出力要求を受け取ると
画像データ入力制御手段に1画像分のデータを前記フア
イル格納手段の物理入出力サイズのデータブロックに分
割して入力するように指示するとともに論理ブロック番
号を割り当て、前記画像データ入力制御手段は1度入力
した画像データを次に入力するまで保持し次の画像デー
タの入力時点で直前に入力した画像データとの変化を認
識し前記フアイル格納手段の物理入出力サイズで画像デ
ータをブロック化し変化があったデータブロックは全デ
ータを、変化のないデータブロックは変化なしを示す同
一識別子を前記データ入出力管理制御手段に転送し、前
記データ入出力管理制御手段は前記画像データ入力制御
手段からデータブロックが転送されてきたときにはテー
ブル管理制御手段にフアイル識別子と論理ブロック番号
とを通知して前記フアイル格納手段に格納するアドレス
を要求し返却された格納アドレスにデータブロックを出
力するようにデータ入出力制御手段に指示し前記画像デ
ータ入力制御手段から同一識別子が転送されてきたとき
には前記テーブル管理制御手段にフアイル識別子と論理
ブロック番号とを転送するとともに直前に入力したフア
イルの同一論理ブロック番号のデータブロックとの共有
化を指示し前記画像データ入力制御手段からEOFステ
ータスが転送されてきたときには前記テーブル管理制御
手段にフアイル識別子を転送するとともに未使用領域の
解放を指示し、前記テーブル管理制御手段はデータブロ
ックのアドレスを要求されたときにはフアイル物理構成
テーブルからフアイル作成時に予め決定されている前記
フアイル格納手段への格納アドレスを取得し前記データ
入出力制御手段に転送するとともにフアイル識別子,論
理ブロック番号,格納アドレスの対応をフアイル論理構
成テーブルに設定し共有化が指示されたときには新たな
アドレスは割り当てずに直前に入力したフアイルの同一
論理ブロック番号に対応するデータブロックのアドレス
を前記フアイル論理構成テーブルから取得して出力中の
フアイル論理構成テーブルに設定し処理中の論理ブロッ
ク番号に対応するデータブロックは直前に出力したフア
イルと現在出力中のフアイルが共有化しているという情
報を共有フアイルテーブルおよびフアイル論理構成テー
ブルに設定し、データ入出力制御手段は前記データ入出
力管理制御手段から論理ブロックとそれを格納するアド
レスとを取得し前記フアイル格納手段に出力することを
特徴としている。
【0011】第3の発明の画像データ格納制御装置は、
第1または第2の発明の画像データ格納制御装置におい
て、データ入出力管理制御手段はフアイル格納手段に格
納されているフアイルを論理ブロック番号指定で入力せ
よとの入力要求を受け取るとテーブル管理制御手段から
指定された論理ブロック番号に対応する前記フアイル格
納手段の格納アドレスを取得し、データ入出力制御手段
は前記データ入出力管理制御手段から格納アドレスを取
得しその格納アドレスからデータブロックを入力し利用
者に転送することを特徴としている。
【0012】第4の発明の画像データ格納制御装置は、
第1または第2または第3の発明の画像データ格納制御
装置において、データ入出力管理制御手段はフアイル格
納手段のフアイルを論理ブロック番号指定で更新すると
いう更新要求を受け取ると論理ブロック番号に対応する
前記フアイル格納手段の格納アドレスをテーブル管理制
御手段に要求し、前記テーブル管理制御手段は指定され
たフアイル識別子の要求された論理ブロックが他のフア
イルと共有されているか否かをフアイル論理構成テーブ
ルでチェックし共有化されていないときにはその格納ア
ドレスを転送し共有化されているときには前記フアイル
格納手段に新たな領域を確保しそのアドレスを転送する
とともに共有化情報を消去し、データ入出力制御手段は
前記データ入出力管理制御手段から格納アドレスを受け
取り更新データを出力することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の画像データ格納制御装置の
一実施の形態を示すブロック図である。
【0015】本実施の形態の画像データ格納制御装置
は、図1に示すように、データ入出力管理制御部2と、
画像データ入力制御部3と、フアイル領域管理制御部4
と、データ入出力制御部5と、フアイル論理構成テーブ
ル61と共有フアイルテーブル62とフアイル物理構成
テーブル63と未使用領域管理テーブル64とを含むフ
アイル領域情報テーブル6と、フアイル領域71を含む
2次記憶装置7と、画像データ8とを具備する。
【0016】2次記憶装置7は1画像分の画像データを
1フアイルとして複数画像の画像データを記憶格納する
ものであり、その入出力は一定のデータ量を単位(これ
を2次記憶装置7の物理入出力サイズ分のデータとい
い、以後データブロックというう)として行なわれる。
1画像の画像データの入力に際しては、それを格納する
フアイル領域が一応確保される。
【0017】フアイル領域情報テーブル6は2次記憶装
置7のフアイル領域の使用状況およびその管理に必要な
情報を格納しており、フアイル論理構成テーブル61と
共有フアイルテーブル62とフアイル物理構成テーブル
63と未使用領域管理テーブル64とを含んでいる。
【0018】未使用領域管理テーブル64は、2次記憶
装置7のフアイル領域中、現在使用されていない領域
(これは過去に使用領域として確保されていても現在は
使用されていなくて未使用領域として解放された領域を
も含む)に関する情報(物理アドレス)が格納されてい
る。
【0019】フアイル物理構成テーブル63は、2次記
憶装置7に格納される複数のフアイルのフアイル毎に作
成される。このフアイル物理構成テーブルのそれぞれ
は、構成番号と、物理アドレスと、使用済みフラグとの
3つの項目をデータとして有しており、フアイル領域ヘ
の画像データブロックの物理的格納構成情報を示す。前
述のように、1画像の画像データの入力に際しては、そ
れを格納するフアイル領域を一応確保する必要があり、
そのため、そのフアイル領域の物理アドレスが割当てら
れるが、その情報を記憶するためにこのフアイル物理構
成テーブルが作成される。
【0020】構成番号は画像データのデータブロック毎
のフアイル領域への格納状態情報を示し、物理アドレス
はそのデータブロックが格納される2次記憶装置7の物
理アドレスを示し、使用済みフラグはその物理アドレス
にそのデータブロックが格納されたか否かを示すフラグ
で、格納されたときにはON、格納されていないときに
はOFFで示される。
【0021】フアイル論理構成テーブル61は、2次記
憶装置7に格納される複数のフアイルのフアイル毎に作
成される。このフアイル論理構成テーブルのそれぞれ
は、論理ブロック番号と、物理アドレスと、共有フアイ
ルポインタとの3つの項目をデータとして有しており、
そのフアイルに対応する画像を構成する各データブロッ
クに関する論理的構成情報を示す。フアイルの物理構成
テーブルの作成と同時にこれに対応するフアイル論理構
成テーブルが作成される。
【0022】論理ブロック番号は画像を構成する各デー
タブロックの画像構成順序を示し、物理アドレスはその
データブロックが格納される2次記憶装置7の物理アド
レスを示し、共有フアイルポインタは、そのデータブロ
ックの共有状態を示す情報が格納されている後述の共有
フアイルテーブルのアドレスを示す。
【0023】本実施の形態の画像データ格納制御装置に
おいては、連続して入力される少なくとも2つの画像の
画像構成順序を同じくする、すなわち、論理ブロック番
号が同一のデータブロックが全く同じデータであるとき
には、重複してフアイル領域に格納することを避け、後
続のデータブロックの情報は先行するデータブロックの
情報を利用することとしている。このような場合は少な
くとも2つのフアイルで、あるデータブロックを共有す
ることとなる。
【0024】そこで、本実施の形態の画像データ格納制
御装置においては、この連続して入力される少なくとも
2つの画像に対応するフアイル間のデータブロックの共
有関係を記憶する共有フアイルテーブル62を、共有関
係が発生したときに、フアイル領域情報テーブル6内に
作成する。
【0025】共有フアイルテーブル62は、各アドレス
にエントリとしては共有関係の生じたデータブロック毎
に共有関係にあるフアイル識別子を格納している。
【0026】データ入出力管理制御部2は、利用者1か
らの画像データの入出力要求や2次記憶装置7上のフア
イルの入出力要求を受け取り、画像データ入力制御部3
に画像データの入力処理を、データ入出力制御部5に2
次記憶装置7からの入出力処理を、フアイル領域管理制
御部4にこれらの処理に必要なフアイル領域情報テーブ
ル6の各テーブルの参照、更新処理を指示する。
【0027】図2は、データ入出力管理制御部2の処理
を示す流れ図である。
【0028】画像データ入力制御部3は、データ入出力
管理制御部2の指示により、画像データを入力し、2次
記憶装置7の物理入力サイズにブロック化して直前に入
力した画像データと対応する部分が比較されて、変化し
たブロックのみ全データを転送し、変化のないブロッ
ク、すなわち共有化対象のブロックは共有化を示す識別
子(変化なしの識別子)をデータブロックに代えて転送
する。このため、比較動作終了まで直前の画像データは
画像データ入力制御部3に保持されている。
【0029】図3は、画像データ入力制御部3の処理を
示す流れ図である。
【0030】フアイル領域管理制御部4は、データ入出
力管理制御部2からの新規フアイル領域要求、フアイル
中の論理ブロック番号に対応する物理アドレス要求、デ
ータブロックの共有化要求、フアイル中のデータブロッ
クの更新の際の更新領域要求および未使用領域の領域解
放要求に対応して各テーブルの参照、更新処理を行な
う。
【0031】図4は、フアイル領域管理制御部4の更新
処理以外の処理を示す流れ図であり、図5はフアイル領
域管理制御部4の更新処理を示す流れ図である。
【0032】データ入出力制御部5は、データ入出力管
理制御部2からの2次記憶装置7からの論理ブロックの
読み出し要求(入力要求)、2次記憶装置7への論理ブ
ロックの格納要求(出力要求)に対する処理を行なう。
【0033】図6は、データ入出力制御部5の処理を示
す流れ図である。
【0034】図7〜図9は、画像データ、フアイル領域
情報テーブルで管理される情報、2次記憶装置内のフア
イル領域のデータ格納状況の一例を示す。
【0035】図7は画像データの入力に際してのフアイ
ルX領域およびY領域の確保時におけるフアイル領域情
報テーブルおよび2次記憶装置の状態のデータ格納状態
を示すデータ格納図である。
【0036】図8は共有関係にある画像データ701お
よび702を2次記憶装置に格納した際のフアイル領域
情報テーブルおよび2次記憶装置の状態のデータ格納状
態を示すデータ格納図である。
【0037】図9は、図8におけるフアイルYの論理ブ
ロック番号2のデータブロックを更新してこのブロック
に関してフアイルXとの共有関係がなくなった際のフア
イル領域情報テーブルおよび2次記憶装置の状態のデー
タ格納状態を示すデータ格納図である。
【0038】次に、図2〜図9を参照して図1の動作を
説明する。
【0039】先ず最初に、利用者1が、画像データ8を
2次記憶装置7のフアイル領域に入力するようにデータ
入出力管理制御部2に要求した場合の処理について説明
する。ここでは、図7に示す画像データ601を入力
し、2次記憶装置620上のフアイルX領域621に出
力するものと仮定する。
【0040】図2に示すように、データ入出力管理制御
部2は、利用者1から要求を受けとり(ステップ20
1)、その要求が画像データの入力か2次記憶装置上の
フアイルの入力か、2次記憶装置上のフアイルの更新か
を判断する(ステップ202)。
【0041】そして、画像データの入力要求であった場
合は、先ず、画像データ入力制御部3に対して、画像デ
ータを1ブロック分入力するように要求し、入力する毎
にそのブロックに対し論理ブロック番号を昇順に割り当
てていく(ステップ203)。
【0042】画像データ入力制御部3は、図3に示すよ
うに、先ず、EOFフラグがONか否かをチェックし
(ステップ301)、EOFフラグは初期値がONなの
で、画像データ601を入力し(ステップ302)、オ
フセットに0を設定し(ステップ303)、EOFフラ
グをOFFにする(ステップ304)。
【0043】次に、オフセットが入力した画像データサ
イズ以上となったか否かをチェックし(ステップ30
5)、オフセットが画像データサイズ以上ではないの
で、次いで画像データが1回目の入力か否かをチェック
する(ステップ306)。
【0044】ここでは1回目の入力画像データであると
仮定し、画像データの先頭アドレスにオフセットを加え
た部分から2次記憶装置7の物理入出力サイズ分のデー
タを1ブロックとしてデータ入出力管理制御部2に返却
する(ステップ307)。ここでは、画像データ601
はA、B、C、Dのブロックに分割されるものとすると
最初にブロックAが返却される。そして、オフセットに
2次記憶装置7の物理入出力サイズを加算する(ステッ
プ311)。
【0045】データ入出力管理制御部2は、画像データ
入力制御部3からブロックAが返却されたので、データ
ブロックと判断し(ステップ204)、フアイル領域管
理制御部4に対して、現在出力中のフアイル識別子Xを
通知するとともに、ブロックAを格納するための新規領
域を要求する(ステップ205)。
【0046】フアイル領域管理制御部4は、図4に示す
ように、まず、要求が新規領域要求か、物理アドレス要
求か、共有化要求か、更新領域要求か、領域解放要求か
を判断し(ステップ401)、新規領域要求なので、フ
アイル領域情報テーブル内のフアイル識別子Xに対応す
るフアイルX物理構成テーブル614から使用済みフラ
グがOFFの領域の物理アドレスaをデータ入出力管理
制御部2に返却するとともに、物理アドレスaの使用済
みフラグをONとする(ステップ402)。
【0047】物理アドレスaを取得したデータ入出力管
理制御部2は、ブロックAを2次記憶装置7の物理アド
レスaに出力するようにデータ入出力制御部5に要求す
る(ステップ206)。
【0048】データ入出力制御部5は、図6に示すよう
に、まず要求が出力要求か、入力要求かを判断し(ステ
ップ501)、出力要求であった場合は、通知された2
次記憶装置上の物理アドレスaに通知されたブロックA
を出力する(ステップ502)。
【0049】そして、データ入出力管理制御部2は再度
画像データ入力制御部3に対して、画像データを1ブロ
ック分入力するように要求する処理を繰り返す(ステッ
プ203〜206のループ)。そして、画像データのB
からDまでが同様に入力され、2次記憶装置620上の
フアイルX領域621に出力される。その結果、フアイ
ル領域情報テーブル610内のフアイルXのフアイルX
論理構成テーブル611、フアイルX物理構成テーブル
614および2次記憶装置620のフアイルX領域62
1は、それぞれ図8のフアイルX論理構成テーブル71
1(共有フアイルポインタについては後述)、フアイル
X物理構成テーブル714およびフアイルX領域721
の状態となる。
【0050】その後、さらにデータ入出力管理制御部2
が画像データ入力制御部3に対して画像データを1ブロ
ック分入力するように要求すると、オフセットが入力し
た画像データサイズ以上となるので、一回目の入力画像
データであるので、入力画像データを保持して(ステッ
プ316)、EOFステータスをデータ入出力管理制御
部2に返却し(ステップ313)、EOFフラグをON
にする(ステップ314)。
【0051】データ入出力管理制御部2は、EOFステ
ータスが返却されたと認識すると(ステップ207のY
ES枝)、画像データの入力が終了したとみなし、フア
イル領域管理制御部4に現在出力中のフアイルの未使用
領域を解放するように指示する(ステップ214)。
【0052】フアイル領域管理制御部4は未使用領域の
解放要求を受けとったとき、フアイル識別子に対応する
物理構成テーブルの使用済みフラグがOFFのブロック
の物理アドレスを物理構成テーブルから削除するととも
に、その物理アドレスを未使用領域管理テーブルに追加
する(ステップ416)。
【0053】フアイルXについては図8の物理構成テー
ブル714で示すように未使用領域がないので解放は行
なわれない。
【0054】次に、利用者1が図8に示す第2番目の画
像データ702を2次記憶装置620のフアイルY領域
622に入力するようにデータ入出力管理制御部2に要
求した場合の処理について説明する。
【0055】ここでは画像データ702は入力済みの画
像データ701(=画像データ601)のAとCのデー
タブロックのみが、それぞれA’、C’に変化したと仮
定する。
【0056】前述したように、データ入出力管理制御部
2は、利用者1から要求を受け取り(ステップ20
1)、その要求が画像データの入力要求であったと判断
した場合(ステップ202)、画像データ入力制御部3
に対して、画像データを1ブロック分入力するように要
求し、入力する毎にそのブロックに対して論理ブロック
番号を昇順に割り当てていく(ステップ203)。
【0057】画像データ入力制御部3は、前述したよう
に、EOFフラグがONか否かをチェックし(ステップ
301)、EOFフラグがONとなっているので、画像
データ702を入力し(ステップ302)、オフセット
に0を設定し(ステップ303)、EOFフラグをOF
Fにする(ステップ304)。
【0058】次に、オフセットが入力した画像データサ
イズ以上となったか否かをチェックし(ステップ30
5)、オフセットが画像データサイズ以上でない場合、
画像データが1回目の入力か否かをチェックする(ステ
ップ306)。
【0059】ここでは2回目の入力画像データであるた
め、画像データの先頭アドレスにオフセットを加えた部
分から2次記憶装置620の物理入出力サイズ分のデー
タが、直前に入力したフアイルの同一論理ブロック番号
のデータから変化したか否かをチェックし(ステップ3
08)、データが変化したと判断した場合(ステップ3
09)、変化したデータブロックをデータ入出力管理制
御部2に返却し(ステップ310)、データが変化して
いないと判断した場合(ステップ309)、変化なしの
識別子をデータ入出力管理制御部2に返却し(ステップ
312)、その後、オフセットに2次記憶装置620の
物理入出力サイズを加算する(ステップ311)。
【0060】ここでは、画像データ702のデータブロ
ックA’とC’は直前に入力した画像データ701から
変化しているので、A’、C’のデータブロックがその
ままデータ入出力管理制御部2に返却され、画像データ
702のデータブロックB、Cは変化がないので、変化
なしの識別子がデータ入出力管理制御部2に返却され
る。
【0061】次に、データ入出力管理制御部2が画像デ
ータ入力制御部3に対して、画像データを1ブロック分
入力するように要求した結果、データブロックが返却さ
れたと判断した場合(ステッフ204)は前述した処
理、すなわち、ステップ205、206、203を行な
う。画像データ702のブロックA’、C’の場合がこ
れに相当する。
【0062】データブロックが返却されなかったと判断
した場合(ステップ204)、EOFステータスが返却
されたかチェックし(ステップ207)、EOFステー
タスではないと判断した場合(ステップ207)、変化
なしの識別子が返却されたものと判断して、フアイル領
域管理制御部4に対して、フアイル識別子と現在処理中
の論理ブロック番号を通知するとともに、直前に入力し
たフアイルの同一の論理ブロック番号に対応する物理ア
ドレスの共有化を指示する(ステップ208)。画像デ
ータ702のブロックBとDとがこれに相当するが、こ
こでは、論理ブロック番号2のブロックBについて、以
降の説明をする。
【0063】フアイル領域管理制御部4は共有化の要求
を受けた場合、フアイル領域情報テーブル710内の直
前に入力したフアイル識別子Xに対応するフアイルX論
理構成テーブル711を参照し、通知された論理ブロッ
ク番号2に対応する物理アドレスbを取得し、通知され
たフアイル識別子Yに対応するフアイルY論理構成テー
ブル712の通知された論理ブロック番号2に対応する
物理アドレスとしてbをセットする(ステップ40
3)。
【0064】そして、直前に入力したフアイルXのフア
イルX論理構成テーブル711から、同一論理ブロック
番号2が既に共有化されているか判断するために、その
共有フアイルポインタをチェックし(ステップ40
5)、ポインタが0の場合、まだ共有化はされていない
と判断して(ステップ406)、共有フアイルテーブル
613に領域を確保し、その領域のアドレスIをフアイ
ルXの論理構成テーブル611の共有フアイルポインタ
にセットするとともに、直前に入力したフアイルのフア
イル識別子Xを、確保した領域内に格納する(ステップ
407)。
【0065】ポインタが0以外の場合は共有化されてい
るという意味なので新たに共有フアイルテーブル613
に領域を確保しない。
【0066】そして、通知された現在出力中のフアイル
識別子Yに対応するフアイルY論理構成テーブル612
の通知された論理ブロック番号に対応する共有フアイル
ポインタ領域にIをセットするとともに、共有フアイル
テーブル613にフアイル識別子Yをセットし(ステッ
プ408)、共有化処理を終了する。
【0067】データブロックが返却されなかったと判断
した場合(ステップ204)、EOFステータスが返却
されたかチェックし(ステップ207)、EOFステー
タスであると判断した場合(ステップ207)は前述し
た処理、すなわち、ステップ214および416を行な
う。この場合、予めフアイルYに対し用意された物理ア
ドレスqおよびrは未使用領域に解放される。
【0068】以上のようにして画像データ702を入力
した結果、フアイルXのフアイルX論理構成テーブル6
11、フアイルYのフアイルY論理構成テーブル61
2、共有フアイルテーブル613、フアイルXのフアイ
ルX物理構成テーブル614、フアイルYのフアイルY
物理構成テーブル615、未使用領域管理テーブル61
6はそれぞれ図8のフアイルX論理構成テーブル71
1、フアイルY論理構成テーブル712、共有フアイル
テーブル713、フアイルX物理構成テーブル714、
フアイルY物理構成テーブル715および未使用領域管
理テーブル716の状態となる。
【0069】2回目以降の画像データの入力終了に際し
ては、一回目の入力終了時とは異なり、画像データ入力
制御部3では、直前の入力画像データに代えて今回入力
終了した画像データを保持する(ステップ315のNO
枝、ステップ317)。
【0070】次に、利用者1が2次記憶装置720のフ
アイルYの論理ブロック番号2を入力するようにデータ
入出力管理制御部2に要求した場合の処理について説明
する。
【0071】データ入出力管理制御部2は、利用者1の
要求が2次記憶装置720上のフアイル入力要求である
と判断した場合(ステップ202)、フアイル領域管理
制御部4に利用者1から通知されたフアイル識別子Yと
論理ブロック番号2に対応する物理アドレスを要求する
(ステップ209)。
【0072】フアイル領域管理制御部4は、要求が論理
ブロック番号に対応する物理アドレス要求であると判断
した場合(ステップ401)、通知されたフアイル識別
子Yに対応するフアイルY論理構成テーブル712の論
理ブロック番号2に対応する物理アドレスbをデータ入
出力管理制御部2に返却する(ステップ403)。
【0073】次に、データ入出力管理制御部2はフアイ
ル領域管理制御部4から受け取った物理アドレスbから
データブロックを入力するように、データ入出力制御部
5に要求する(ステップ210)。
【0074】データ入出力制御部5は、要求が入力要求
であった場合、通知された2次記憶装置上の物理アドレ
スbからデータブロックを入力しデータ入出力管理制御
部2に転送する(ステップ503)。
【0075】データ入出力管理制御部2は、データ入出
力制御部5から受け取ったデータブロックを利用者1に
返却し(ステップ211)、入力処理を終了する。
【0076】最後に、利用者1が、2次記憶装置7のフ
アイルYの論理ブロック番号2の更新をデータ入出力管
理制御部2に要求した場合の処理について説明する。
【0077】データ入出力管理制御部2は、利用者1の
要求がデータ更新であると認識した場合(ステップ20
2)、フアイル領域管理制御部4に利用者1が要求した
論理ブロック番号2に対応する更新データ出力用の物理
ブロックのアドレスを要求し(ステップ212)、フア
イル領域管理制御部4は、要求が更新領域要求であると
判断した場合(ステップ401)、通知されたフアイル
識別子YのフアイルY論理構成テーブル712内の論理
ブロック番号2に対応する共有フアイルテーブルポイン
タがセットされているか否かをチェックし(ステップ4
09)、ポインタ値が0ではなくIであると認識(ステ
ップ410)するので、他のフアイルと共有されている
ものと判断し、ポインタの示す共有フアイルテーブルか
らフアイル識別子Yを削除し(ステップ411)、共有
フアイルテーブル内にはフアイル識別子Xが1つだけと
なり共有関係がなくなったと認識されるので(ステップ
412)、フアイル識別子XのフアイルX論理構成テー
ブル711の通知された論理ブロック番号2に対応する
共有フアイルポインタIを0にするとともに、共有フア
イルテーブルを解放する(ステップ413)。
【0078】ここで、共有フアイルテーブル内にフアイ
ル識別子が2つ以上残っていた場合は共有フアイルテー
ブルの解放は行なわない。
【0079】そして、未使用領域管理テーブル716か
ら1ブロック分の領域を確保し、その物理アドレスqを
フアイルYの物理構成テーブル715のブロック構成番
号3の物理アドレスとし、その物理アドレスqを通知さ
れた論理ブロック番号2に対応する物理ブロックアドレ
スとしてフアイルY論理構成テーブル712に設定する
とともに、その物理アドレスqをデータ入出力管理制御
部2に通知する(ステップ414、415)。
【0080】データ入出力管理制御部2は、フアイル領
域管理制御部4から返却された物理アドレスqに利用者
1から渡されたデータブロックを出力するようにデータ
入出力制御部5に指示する(ステップ213)。
【0081】データ入出力制御部5の出力処理は、前述
した通りのステップ502を行なう。
【0082】その結果、図8のフアイル領域情報テーブ
ル710内のフアイルXのフアイルX論理構成テーブル
711、フアイルY論理構成テーブル712、共有フア
イルテーブル713、フアイルY物理構成テーブル71
5、および2次記憶装置720のフアイルY領域722
は、それぞれ図9のフアイル領域情報テーブル810内
のフアイルXのフアイルX論理構成テーブル811、フ
アイルY論理構成テーブル812、共有フアイルテーブ
ル813、フアイルY物理構成テーブル815、および
2次記憶装置7のフアイルY領域822の状態となる。
【0083】ここで、共有フアイルポインタの値が0で
あると判断した場合(ステップ410)、他のフアイル
とは共有化されていないため、論理ブロック番号2に対
応する物理ブロックのアドレスをデータ入出力管理制御
部2に通知する(ステップ417)。
【0084】上述のステップ415において、論理ブロ
ック番号2の物理アドレスbがフアイルYの物理構成テ
ーブル715に存在しないため、未使用領域から確保し
た領域の物理アドレスqを追加したが、例えば、フアイ
ルXの論理ブロック番号2の更新が要求された場合は、
フアイルXの物理構成テーブル714の構成番号2に物
理アドレスbが存在するため、そのようなケースでは、
その物理アドレスbは共有していたフアイルYの物理構
成テーブル715の構成番号3として追加し、フアイル
Xの物理構成テーブル714の構成番号2には、未使用
領域から確保されたqがセットされる(ステップ41
5)。
【0085】以上説明したように、本実施の形態の画像
データ格納制御装置は、画像データ、特に、気象衛星の
画像データや動画のような連続して同一イメージを多く
含む画像データを入力し、1画像1フアイルとして2次
記憶装置上のフアイルに格納する場合に、2次記憶装置
の物理入出力単位に画像データをブロック化し、直前に
入力した画像データから変化があったブロックのみデー
タブロックとして入力し、複数のフアイル上に重複した
データイメージを持つ必要がなく、2次記憶装置上のフ
アイル容量を有効に利用できるという効果を有する。
【0086】また、データを全て2次記憶装置の物理入
出力単位にブロック化しているため入出力効率を向上で
きるという効果を有している。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像デー
タ格納制御装置は、画像データ、特に、気象衛星の画像
データや動画のような連続して同一イメージを多く含む
画像データを入力し、1画像1フアイルとして2次記憶
装置上のフアイルに格納する場合に、2次記憶装置の物
理入出力単位に画像データをブロック化し、直前に入力
した画像データから変化があったブロックのみデータブ
ロックとして入力し、複数のフアイル上に重複したデー
タイメージを持つ必要がなく、2次記憶装置上のフアイ
ル容量を有効に利用できるという効果を有する。
【0088】また、データを全て2次記憶装置の物理入
出力単位にブロック化しているため入出力効率を向上で
きるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ格納制御装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】データ入出力管理制御部の処理内容を示す流れ
図である。
【図3】画像データ入力制御部の処理内容を示す流れ図
である。
【図4】フアイル領域管理制御部の更新処理以外の処理
内容を示す流れ図である。
【図5】フアイル領域管理制御部の更新処理内容を示す
流れ図である。
【図6】データ入出力制御部の処理内容を示す流れ図で
ある。
【図7】画像データの入力に際してのフアイルX領域お
よびY領域の確保時におけるフアイル領域情報テーブル
および2次記憶装置の状態のデータ格納状態を示すデー
タ格納図である。
【図8】共有関係にある画像データ701および702
を2次記憶装置に格納した際のフアイル領域情報テーブ
ルおよび2次記憶装置の状態のデータ格納状態を示すデ
ータ格納図である。
【図9】図8におけるフアイルYの論理ブロック番号2
のデータブロックを更新してこのブロックに関してフア
イルXとの共有関係がなくなった際のフアイル領域情報
テーブルおよび2次記憶装置の状態のデータ格納状態を
示すデータ格納図である。
【符号の説明】
1 利用者 2 データ入出力管理制御部 3 画像データ入力制御部 4 フアイル領域管理制御部 5 データ入出力制御部 6、610、710 フアイル領域情報テーブル 7、620、720 2次記憶装置 8、601、701、702 画像データ 61 フアイル論理構成テーブル 62、613、713、813 共有フアイルテーブル 63 フアイル物理構成テーブル 64、616、716、816 未使用領域管理テー
ブル 71 フアイル領域 611、711、811 フアイルX論理構成テーブ
ル 612、712、812 フアイルY論理構成テーブ
ル 614、714、814 フアイルX物理構成テーブ
ル 615、715、815 フアイルY物理構成テーブ
ル 621、721、821 フアイルX領域 622、722、822 フアイルY領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1定量のデータからなるデータブロック
    を入出力単位として1画像の画像データを1フアイルと
    して複数フアイルを格納するフアイル格納手段と、前記
    フアイルのそれぞれの前記フアイル格納手段における格
    納状態情報を記憶するフアイル物理構成テーブルと、デ
    ータブロックを共有するフアイルのフアイル情報を前記
    データブロック毎に記憶する共有フアイルテーブルと、
    前記フアイルの論理的構成状態を示すデータブロックの
    論理ブロック番号とそのデータブロックが格納されてい
    る前記フアイル格納手段における格納アドレスとの対応
    情報とその共有情報とを記憶するフアイル論理構成テー
    ブルと、前記フアイル格納手段の使用されていない領域
    の情報を記憶する未使用領域管理テーブルと、前記各テ
    ーブルの作成と参照と更新とを行なうテーブル管理制御
    手段と、前記フアイル格納手段へのデータブロックの入
    出力を行なうデータ入出力手段と、外部から供給される
    1画像ごとの画像データを前記フアイル格納手段のデー
    タブロック単位にブロック化し保持されている直前に入
    力した画像の画像データとブロック単位で対応部分を比
    較し異なっているデータブロックは出力し同一であるデ
    ータブロックはこのデータブロックに代えて同一である
    ことを示す同一識別子を出力する画像データ入力制御手
    段と、前記画像データ入力制御手段からデータブロック
    が供給されたときには論理ブロック番号を付与し前記テ
    ーブル管理制御手段により前記フアイル格納手段への格
    納アドレスを取得してデータブロックとともに前記デー
    タ入出力手段に供給し前記画像データ入力制御手段から
    同一識別子が供給されたときには論理ブロック番号を付
    与して前記テーブル管理制御手段に供給し各テーブルの
    共有による更新を指示するデータ入出力管理制御手段と
    を含むことを特徴とする画像データ格納制御装置。
  2. 【請求項2】 データ入出力管理制御手段は1画像分の
    データをフアイル格納手段に1フアイルとして出力する
    出力要求を受け取ると画像データ入力制御手段に1画像
    分のデータを前記フアイル格納手段の物理入出力サイズ
    のデータブロックに分割して入力するように指示すると
    ともに論理ブロック番号を割り当て、前記画像データ入
    力制御手段は1度入力した画像データを次に入力するま
    で保持し次の画像データの入力時点で直前に入力した画
    像データとの変化を認識し前記フアイル格納手段の物理
    入出力サイズで画像データをブロック化し変化があった
    データブロックは全データを、変化のないデータブロッ
    クは変化なしを示す同一識別子を前記データ入出力管理
    制御手段に転送し、前記データ入出力管理制御手段は前
    記画像データ入力制御手段からデータブロックが転送さ
    れてきたときにはテーブル管理制御手段にフアイル識別
    子と論理ブロック番号とを通知して前記フアイル格納手
    段に格納するアドレスを要求し返却された格納アドレス
    にデータブロックを出力するようにデータ入出力制御手
    段に指示し前記画像データ入力制御手段から同一識別子
    が転送されてきたときには前記テーブル管理制御手段に
    フアイル識別子と論理ブロック番号とを転送するととも
    に直前に入力したフアイルの同一論理ブロック番号のデ
    ータブロックとの共有化を指示し前記画像データ入力制
    御手段からEOFステータスが転送されてきたときには
    前記テーブル管理制御手段にフアイル識別子を転送する
    とともに未使用領域の解放を指示し、前記テーブル管理
    制御手段はデータブロックのアドレスを要求されたとき
    にはフアイル物理構成テーブルからフアイル作成時に予
    め決定されている前記フアイル格納手段への格納アドレ
    スを取得し前記データ入出力制御手段に転送するととも
    にフアイル識別子,論理ブロック番号,格納アドレスの
    対応をフアイル論理構成テーブルに設定し共有化が指示
    されたときには新たなアドレスは割り当てずに直前に入
    力したフアイルの同一論理ブロック番号に対応するデー
    タブロックのアドレスを前記フアイル論理構成テーブル
    から取得して出力中のフアイル論理構成テーブルに設定
    し処理中の論理ブロック番号に対応するデータブロック
    は直前に出力したフアイルと現在出力中のフアイルが共
    有化しているという情報を共有フアイルテーブルおよび
    フアイル論理構成テーブルに設定し、データ入出力制御
    手段は前記データ入出力管理制御手段から論理ブロック
    とそれを格納するアドレスとを取得し前記フアイル格納
    手段に出力することを特徴とする請求項1記載の画像デ
    ータ格納制御装置。
  3. 【請求項3】 データ入出力管理制御手段はフアイル格
    納手段に格納されているフアイルを論理ブロック番号指
    定で入力せよとの入力要求を受け取るとテーブル管理制
    御手段から指定された論理ブロック番号に対応する前記
    フアイル格納手段の格納アドレスを取得し、データ入出
    力制御手段は前記データ入出力管理制御手段から格納ア
    ドレスを取得しその格納アドレスからデータブロックを
    入力し利用者に転送することを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像データ格納制御装置。
  4. 【請求項4】 データ入出力管理制御手段はフアイル格
    納手段のフアイルを論理ブロック番号指定で更新すると
    いう更新要求を受け取ると論理ブロック番号に対応する
    前記フアイル格納手段の格納アドレスをテーブル管理制
    御手段に要求し、前記テーブル管理制御手段は指定され
    たフアイル識別子の要求された論理ブロックが他のフア
    イルと共有されているか否かをフアイル論理構成テーブ
    ルでチェックし共有化されていないときにはその格納ア
    ドレスを転送し共有化されているときには前記フアイル
    格納手段に新たな領域を確保しそのアドレスを転送する
    とともに共有化情報を消去し、データ入出力制御手段は
    前記データ入出力管理制御手段から格納アドレスを受け
    取り更新データを出力することを特徴とする請求項1ま
    たは2または3記載の画像データ格納制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140168A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Sony Corp データ変換装置、記憶装置、プロトコル変換装置、デバイス制御装置、記録再生システム、記録再生方法、及び記憶容量の管理方法
WO2004068348A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 差分データ生成装置及び方法、更新後データ復元装置及び方法、並びにプログラム
JP2009524882A (ja) * 2006-01-26 2009-07-02 ネットアップ,インコーポレイテッド 内容参照ストレージアレイ要素

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