JP2002140168A - データ変換装置、記憶装置、プロトコル変換装置、デバイス制御装置、記録再生システム、記録再生方法、及び記憶容量の管理方法 - Google Patents

データ変換装置、記憶装置、プロトコル変換装置、デバイス制御装置、記録再生システム、記録再生方法、及び記憶容量の管理方法

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JP2002140168A
JP2002140168A JP2000333172A JP2000333172A JP2002140168A JP 2002140168 A JP2002140168 A JP 2002140168A JP 2000333172 A JP2000333172 A JP 2000333172A JP 2000333172 A JP2000333172 A JP 2000333172A JP 2002140168 A JP2002140168 A JP 2002140168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを効率よく記憶及び転送する事ができ
る記憶装置、デバイス制御装置、データ変換装置、記録
再生システム、記録再生方法及び情報記録媒体の容量管
理方法を提供すること。 【解決手段】 論理セクタ長で構成された転送データW
Dを、論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長のデータ
に変換するデータ変換装置500であって、転送データ
WDの中で繰り返し現れるデータ列をパターンデータ部
PDとして認識し、パターンデータ部PD以外のデータ
列をランダムデータ部RDとして認識するパターン検出
手段530と、転送データWDに割り当てられた論理ブ
ロックアドレスLBAと、パターンデータ部PD又はラ
ンダムデータ部RDを格納する物理ブロックアドレスP
BAa、PBAbを関連付けたアドレス変換テーブル6
10を生成するアドレス設定手段540と、転送データ
WDをランダムデータ部RDとパターンデータ部PDか
ら構成されるように変換するパターン発生手段を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの読み書き
を行うときにデータ変換を行う記憶装置、デバイス制御
装置、データ変換装置、記録再生システム、記録再生方
法及び記憶容量の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばパーソナルコンピュータ等の上
位装置において、アプリケーション等を用いて作成され
たデータは、下位装置であるハードディスク装置や光デ
ィスク装置等のストレージデバイスに転送され記憶され
る。そしてユーザは、記憶されたデータを再びストレー
ジデバイスから読み出すことにより、データを再利用す
る。
【0003】ところで、磁気ディスクや光ディスクには
データを記録するためのトラックが形成されていて、こ
のトラックには複数の物理セクタが形成されている。そ
してデータの記録はこの物理セクタ毎に行われる。ま
た、物理セクタは複数の物理クラスタから構成されてお
り、物理クラスタにデータが格納されていく。一方、上
位装置においても、物理セクタと同一のデータ長を有す
る論理セクタが管理されることにより、情報記録媒体の
容量管理が行われ、たとえば容量不足や記憶できるデー
タ容量等を知らせることができる。
【0004】ところで、装置がストレージデバイスであ
り、そのフォーマットがたとえばFATの場合がある。
このFATはクラスタという複数のセクタをまとめた長
で書き込むことを前提に規定されているフォーマットで
ある。具体的には、図12(A)に示すように、情報記
録媒体には各クラスタごとに領域管理がなされており、
その各クラスタはそれぞれ、図12(B)に示すよう
に、たとえば4つのセクタ(物理セクタ)を有する構造
からなっている。そして、たとえばオペレーティングシ
ステムも各クラスタごとに領域管理が行われていて、通
常物理セクタと論理セクタは一致したものとなってい
る。
【0005】ここで、図12(C)に示すような、3セ
クタ分のデータを記録しようとすると、4つ目の物理セ
クタは使用しない領域となる。一方、情報記録媒体及び
オペレーティングシステムは、クラスタ毎に領域管理を
しているため、4つ目の物理セクタにたとえば0を埋め
込む等の処理がなされる。同様に、そのクラスタのデー
タ長が32KBというサイズならば、ユーザが作成した
データが1バイトでも32KBのデータ転送命令をホス
トは装置に送る必要がある。そのため、通常ホストは残
りの32KB−1バイト分のデータを0等で埋めて転送
する。たとえば1バイトのデータを3つ送るとき、実際
に必要なデータは3バイトであるが、転送されるデータ
は96KBのデータ量となる。埋め込まれたデータは、
ホスト、ユーザ及びストレージ装置ともに必要がないデ
ータである。
【0006】ところで、現在ストレージデバイスに使わ
れるインターフェイスとして、ATAPIというものが
ある。このデバイスをUSB等のプロトコルが異なるイ
ンターフェイスにつなぐ際に、USB−ATAPIブリ
ッジというプロトコル変換装置を用いてプロトコル変換
を行う。その変換作業を助けるために、ホスト側にデバ
イスドライバを要することがある。ATAPIインター
フェイスの転送速度は33Mbit/s(4MB/s)
で転送を行うことができるが、USBは12Mbit/
s(1.5MB/s)しか転送できない。そのため、U
SBのバスを使ってデータを転送する場合、本来のAT
APIの転送速度を利用することができない。
【0007】同様に、たとえばCPUとメモリ、オペレ
ーティングシステムとストレージデバイス等のような上
位装置と下位装置の間でデータ転送する場合、上位装置
で作成されたデータが、インターフェイス上に流すとき
そのままのデータとして送られる。このため、データの
内容に係わらず、ホストが作成したデータのサイズと、
インターフェイス上に流れるデータのサイズは同じであ
る。
【0008】転送するデータもしくは記憶するデータを
小さくするには圧縮技術が用いられる。この圧縮技術
は、たとえばホスト側のアプリケーションがデータ転送
の際に行うことにより、情報記録媒体側には圧縮したデ
ータを、通常のデータとして転送して書き込む。そし
て、データを読み取る際に解凍して、正常なデータとし
てホストに返す処理を行っている。また、アプリケーシ
ョンが行う処理を、データ転送用のインターフェイス上
で行うための専用IC等が乗った拡張装置をホストに付
けることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、論理
セクタよりも小さいデータを転送する場合、不要なデー
タ列が付与されて転送される。従って、記憶装置側にお
いても、不要なデータのために記憶領域を使用しなけれ
ばならず、記憶効率が悪いという問題がある。また、上
位装置と下位装置の間でデータ転送を行う際にも、不要
なデータも転送しなければならないため、転送速度の低
下を招いているという問題がある。
【0010】また、データをアプリケーション等で圧縮
した後、下位装置に転送される場合、圧縮・解凍するた
めのICやアプリケーションをホスト側に持つ必要があ
り、そのICやアプリケーションがない限りデータを扱
うことができない。このため、たとえば光ディスクや光
磁気ディスク及び磁気ディスク等の交換可能な情報記録
媒体を使用する記憶装置では使用することができない。
また、そのアプリケーション等はそのベンダー(提供
元)が独自に編み出したものであり、互換性がない複数
の方式が使われることもあり、交換可能な記憶媒体では
使うことが困難である。
【0011】そこで本発明は上記課題を解決し、データ
を効率よく記憶及び転送する事ができる記憶装置、デバ
イス制御装置、データ変換装置、記録再生システム、記
録再生方法及び記憶容量の管理方法を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、論理セクタ長で構成されたデータを、前
記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長のデータに変
換するデータ変換装置であって、前記転送データの中で
繰り返し現れるデータ列を前記物理セクタ長で検出し、
検出されたデータ列をパターンデータ部として認識し、
前記パターンデータ部以外のデータ列をランダムデータ
部として認識するパターン検出手段と、前記転送データ
に割り当てられた論理ブロックアドレスと、前記パター
ンデータ部又は前記ランダムデータ部を格納する物理ブ
ロックアドレスを関連付けたものであって、同じ前記パ
ターンデータ部に共通の前記物理ブロックアドレスを用
いたアドレス変換テーブルを生成するアドレス設定手段
と、前記転送データを前記ランダムデータ部と前記パタ
ーンデータ部から構成されるように変換するパターン発
生手段とを有するデータ変換装置により、達成される。
【0013】また、上記目的は、請求項10の発明によ
れば、論理セクタ長の転送データを使用する上位装置
と、前記上位装置との間で前記転送データの転送を行う
ときに、前記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長の
データに変換するデータ変換装置を備えた下位装置とを
有しており、前記転送データ変換装置は、前記転送デー
タの中で繰り返し現れるデータ列を前記物理セクタ長で
検出し、検出されたデータ列をパターンデータ部として
認識し、前記パターンデータ部以外のデータ列をランダ
ムデータ部として認識するパターン検出手段と、前記転
送データに割り当てられた論理ブロックアドレスと、前
記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を格納す
る物理ブロックアドレスを関連付けたものであって、同
じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロックアド
レスを用いたアドレス変換テーブルを生成するアドレス
設定手段と、前記転送データを前記ランダムデータ部と
前記パターンデータ部から構成されるように変換するパ
ターン発生手段とを備えた記録再生システムにより、達
成される。
【0014】請求項1又は請求項10の構成によれば、
パターン検出手段が、論理セクタ長で構成された転送デ
ータの中で繰り返し出現するパターンデータ部と、それ
以外のランダムデータ部を認識する。すると、この認識
結果に基づいて、アドレス設定手段が、データの論理ブ
ロックアドレスごとに、それぞれパターンデータ部もし
くはランダムデータ部を記憶するための物理ブロックア
ドレスを割り当てアドレス変換テーブルを作成する。ア
ドレス変換テーブルにおいて、同じパターンデータ部を
用いる場合、同じ物理ブロックアドレスが用いられてい
るそして、このアドレス変換テーブルに基づいて、パタ
ーン発生手段が論理セクタ長のデータを物理ブロックア
ドレス長のパターンデータ部とランダムデータ部に変換
する。
【0015】ここで、転送データが同一のパターンデー
タ部を複数有している場合、共通の物理ブロックアドレ
スが用いられている。たとえば、論理セクタ長でデータ
を記憶した場合、転送データの中に重複するパターンデ
ータ部があったとしても、すべて情報記録媒体に格納す
る必要がある。一方、転送データをパターンデータ部と
ランダムデータ部に変換した後情報記憶媒体に記憶させ
ると、パターンデータ部は重複して記憶する必要がなく
なる。このように、上述したデータ変換装置を用いるこ
とにより、転送データを小さくすることができるように
なる。
【0016】上記目的は、請求項4の発明によれば、論
理セクタ長で構成された転送データを、前記論理セクタ
長よりも小さい物理セクタ長で構成された情報記録媒体
に記憶する記憶装置であって、前記転送データの中で繰
り返し現れるデータ列を前記物理セクタ長で検出し、検
出されたデータ列をパターンデータ部として認識し、前
記パターンデータ部以外のデータ列をランダムデータ部
として認識するパターン検出手段と、前記転送データに
割り当てられた論理ブロックアドレスと、前記パターン
データ部又は前記ランダムデータ部を格納する物理ブロ
ックアドレスを関連付けたものであって、同じ前記パタ
ーンデータ部に共通の前記物理ブロックアドレスを用い
たアドレス変換テーブルを生成するアドレス設定手段
と、前記転送データを前記ランダムデータ部と前記パタ
ーンデータ部から構成されるように変換するパターン発
生手段と、前記パターンデータ部及び前記ランダムデー
タ部を前記情報記録媒体に記憶するデバイスアクセス部
とを有する記憶装置により、達成される。
【0017】請求項4の構成によれば、パターン検出手
段が、論理セクタ長で構成された転送データの中で繰り
返し出現するパターンデータ部と、それ以外のランダム
データ部を認識する。すると、この認識結果に基づい
て、アドレス設定手段が、転送データの論理ブロックア
ドレスごとに、それぞれパターンデータ部もしくはラン
ダムデータ部を記憶するための物理ブロックアドレスを
割り当てアドレス変換テーブルを作成する。このアドレ
ス変換テーブルにおいて、同じパターンデータ部を用い
る場合、同じ物理ブロックアドレスが用いられているそ
して、このアドレス変換テーブルに基づいて、パターン
発生手段が論理セクタ長の転送データを物理ブロックア
ドレス長のパターンデータ部とランダムデータ部に変換
する。
【0018】ここで、データが同一のパターンデータ部
を複数有している場合、共通の物理ブロックアドレスが
用いられている。論理セクタ長でデータを記憶した場
合、データの中に重複するパターンデータ部があったと
しても、すべて情報記録媒体に格納する必要がある。一
方、転送データをパターンデータ部とランダムデータ部
に変換した後情報記憶媒体に記憶させると、パターンデ
ータ部を重複して記憶する必要がなくなる。
【0019】上記目的は、請求項8の発明によれば、論
理セクタ長の転送データを上位装置から下位装置にデー
タ転送を行うときに、プロトコル変換を行うプロトコル
変換装置において、前記転送データの中で繰り返し現れ
るデータ列を前記物理セクタ長で検出し、検出されたデ
ータ列をパターンデータ部として認識し、前記パターン
データ部以外のデータ列をランダムデータ部として認識
するパターン検出手段と、前記転送データに割り当てら
れた論理ブロックアドレスと、前記パターンデータ部又
は前記ランダムデータ部を格納する物理ブロックアドレ
スを関連付けたものであって、同じ前記パターンデータ
部に共通の前記物理ブロックアドレスを用いたアドレス
変換テーブルを生成するアドレス設定手段と、前記転送
データを前記ランダムデータ部と前記パターンデータ部
から構成されるように変換するパターン発生手段とを備
えたプロトコル変換装置により、達成される。
【0020】請求項8の構成によれば、パターン検出手
段が、論理セクタ長で構成された転送データの中で繰り
返し出現するパターンデータ部と、それ以外のランダム
データ部を認識する。すると、この認識結果に基づい
て、アドレス設定手段が、データの論理ブロックアドレ
スごとに、それぞれパターンデータ部もしくはランダム
データ部を記憶するための物理ブロックアドレスを割り
当てアドレス変換テーブルを作成する。このアドレス変
換テーブルにおいて、同じパターンデータ部を用いる場
合、同じ物理ブロックアドレスが用いられているそし
て、このアドレス変換テーブルに基づいて、パターン発
生手段が論理セクタ長の転送データを物理ブロックアド
レス長のパターンデータ部とランダムデータ部に変換す
る。
【0021】ここで、転送データが同一のパターンデー
タ部を複数有している場合、共通の物理ブロックアドレ
スが用いられている。たとえば、論理セクタ長で転送デ
ータをプロトコル変換して転送する場合、転送データの
中に重複するパターンデータ部があったとしても、すべ
ての転送データについて転送する必要がある。一方、転
送データをパターンデータ部とランダムデータ部に変換
した後転送すると、パターンデータ部について一度転送
すればよいこととなる。
【0022】上記目的は、請求項9の発明によれば、機
器の動作を制御するものであって、論理セクタ長の転送
データを前記機器に転送する機能を有するデバイス制御
装置において、前記転送データの中で繰り返し現れるデ
ータ列を前記物理セクタ長で検出し、検出されたデータ
列をパターンデータ部として認識し、前記パターンデー
タ部以外のデータ列をランダムデータ部として認識する
パターン検出手段と、前記転送データに割り当てられた
論理ブロックアドレスと、前記パターンデータ部又は前
記ランダムデータ部を格納する物理ブロックアドレスを
関連付けたものであって、同じ前記パターンデータ部に
共通の前記物理ブロックアドレスを用いたアドレス変換
テーブルを生成するアドレス設定手段と、前記転送デー
タを前記ランダムデータ部と前記パターンデータ部から
構成されるように変換するパターン発生手段とを備えた
ことを特徴とするデバイス制御装置により、達成され
る。
【0023】請求項9の構成によれば、パターン検出手
段が、論理セクタ長で構成された転送データの中で繰り
返し出現するパターンデータ部と、それ以外のランダム
データ部を認識する。すると、この認識結果に基づい
て、アドレス設定手段が、転送データの論理ブロックア
ドレスごとに、それぞれパターンデータ部もしくはラン
ダムデータ部を記憶するための物理ブロックアドレスを
割り当てアドレス変換テーブルを作成する。アドレス変
換テーブルにおいて、同じパターンデータ部を用いる場
合、同じ物理ブロックアドレスが用いられているそし
て、このアドレス変換テーブルに基づいて、パターン発
生手段が論理セクタ長の転送データを物理セクタ長のパ
ターンデータ部とランダムデータ部に変換する。
【0024】ここで、転送データが同一のパターンデー
タ部を複数有している場合、共通の物理ブロックアドレ
スが用いられている。たとえば、論理セクタ長のデータ
を機器に転送する場合、転送データの中に重複するパタ
ーンデータ部があったとしても、すべてのデータについ
て転送する必要がある。一方、転送データをパターンデ
ータ部とランダムデータ部に変換した後転送すると、パ
ターンデータ部について一度転送すればよいこととな
る。
【0025】上記目的は、請求項11の発明によれば、
論理セクタ長で構成された転送データを、前記論理セク
タ長よりも小さい物理セクタ長で構成された情報記録媒
体に記録及び再生を行う記録再生方法であって、前記転
送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物理セク
タ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデータ部
として認識するとともに、前記パターンデータ部以外の
データ列をランダムデータ部として認識し、前記転送デ
ータに割り当てられた論理ブロックアドレスと、前記パ
ターンデータ部又は前記ランダムデータ部を格納する物
理ブロックアドレスを関連付けたものであって、同じ前
記パターンデータ部に共通の前記物理ブロックアドレス
を用いたアドレス変換テーブルを生成し、前記転送デー
タを前記ランダムデータ部と前記パターンデータ部から
構成されるように変換し、前記ランダムデータ部と前記
パターンデータ部を前記情報記録媒体に記憶する記録再
生方法により、達成される。
【0026】請求項11の構成によれば、論理セクタ長
で構成されたTn層データの中で繰り返し出現するパタ
ーンデータ部と、それ以外のランダムデータ部が認識さ
れる。この認識結果に基づいて、転送データの論理ブロ
ックアドレスごとに、それぞれパターンデータ部もしく
はランダムデータ部を記憶するための物理ブロックアド
レスを割り当てたアドレス変換テーブルが作成される。
このときアドレス変換テーブルにおいて、同じパターン
データ部を用いる場合、同じ物理ブロックアドレスが用
いられている。そして、このアドレス変換テーブルに基
づいて、論理セクタ長の転送データを物理ブロックアド
レス長のパターンデータ部とランダムデータ部に変換す
る。
【0027】ここで、転送データが同一のパターンデー
タ部を複数有している場合、共通の物理ブロックアドレ
スが用いられている。論理セクタ長の転送データを情報
記録媒体に記録する場合、転送データの中に重複するパ
ターンデータ部があったとしても、すべてのデータにつ
いて転送する必要がある。一方、転送データをパターン
データ部とランダムデータ部に変換した後転送すると、
パターンデータ部について一度転送すればよい。このよ
うに、上述したプロトコル変換装置を用いることによ
り、転送データを小さくすることができるようになる。
【0028】上記目的は、請求項13の発明によれば、
論理セクタ長で記憶領域を管理する上位装置から、前記
論理セクタ長よりも小さい物理セクタで構成された情報
記録媒体に対してデータを記憶したときの記憶容量の管
理方法であって、情報記録媒体に記憶可能な残り物理セ
クタ数と、前記上位装置側で管理される残り論理セクタ
数を取得し、全物理セクタ数に対する全論理セクタ数の
比である全体比率と、前記残り物理セクタ数に対する前
記残り論理セクタ数の比である残り比率を比較し、前記
全体比率よりも前記残り比率が大きいとき、使用不可能
な論理セクタの数を増加させることで前記残り論理セク
タ数を減少させて、前記全体比率よりも前記残り比率を
小さくし、前記残り論理セクタ及び前記使用不可能な論
理セクタを上位装置に送る記憶容量の管理方法により、
達成される。
【0029】請求項13の構成によれば、上位装置にお
いて、情報記録媒体の記憶可能な容量を管理する際には
論理セクタ数が用いられる。一方、情報記録媒体は論理
セクタ長よりも小さい物理セクタ長でデータの記録・再
生が行われる。従って、同じ記憶領域について考慮する
と、物理セクタ数は論理セクタ数よりも多くなるように
設定されていることとなる。また、論理セクタ長で構成
されたデータを情報記録媒体に記憶するとき、論理セク
タ数よりも多く物理セクタ数が必要となる。一方、論理
セクタ長のデータについてデータ変換を行い、データの
大きさを小さくして物理セクタ長の情報記録媒体に格納
する場合がある。このとき、情報記録媒体で必要とされ
る物理セクタ数が、論理セクタ長のデータにおいて必要
とされる論理セクタ数以下となる場合がある。
【0030】そこで、予めデータ変換によるデータサイ
ズの圧縮状態を考慮し、論理セクタ数が物理セクタ数に
対して全体比率分だけ多く設定されているとする(全論
理セクタ数=全物理セクタ数×(論理セクタ長/物理セ
クタ長))。そして、論理セクタ長のデータを情報記録
媒体に記録したときに、残り論理セクタ数と残り物理セ
クタ数の残り比率と全論理セクタ数と全物理セクタ数の
全体比率が比較される。そして、残り比率が全体比率よ
りも大きいとき、使用不可能な論理セクタ数が増加し残
り比率が小さくなっていく。残り比率が全体比率以下に
なるまでこの行程を行う。
【0031】このように、情報記録媒体の不良個所とし
て認識される使用不可能な論理セクタ数を増加させてい
き、残り論理セクタ数を減少させることで、残り論理セ
クタ数と残り物理セクタ数の整合性が図られる。そし
て、上位装置において残り論理セクタ数と使用不可能な
論理セクタ数に基づいて容量管理が行われる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0033】システム構成 図1は本発明の記録再生システムの好ましい実施の形態
を示すブロック図であり、図1を参照して記録再生シス
テム1について説明する。記録再生システム1は、上位
装置であるホスト100、プロトコル変換装置200、
下位装置である記憶装置300等を有している。ホスト
100は、オペレーティングシステムやミドルウェアソ
フトもしくはアプリケーション等により構成されてお
り、データを作成し記憶装置300に転送を行う機能を
有している。特に、ホスト100には記憶装置300の
動作を制御するためのデバイス制御装置150が設けら
れていて、ホスト100が記憶装置300にアクセスす
るときには、このデバイス制御装置150を介して行わ
れる。
【0034】プロトコル変換装置200は、たとえばI
Cチップ等からなっていて、ホスト100と記憶装置3
00の間でデータ転送を行うときに、プロトコル(通信
方法)の変換を行う機能を有している。たとえば、ホス
ト100からUSBプロトコルを用いてデータ転送され
たとき、プロトコル変換装置200がたとえばATAP
Iプロトコルに変換し、記憶装置300にデータ転送を
行う。
【0035】記憶装置300は情報を記憶する機能を有
しており、たとえば磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、メモリ装置等からなっている。記憶装置30
0は、たとえば内蔵ハードディスク装置のようにパーソ
ナルコンピュータに固定されており、あるいは、光ディ
スク装置や光磁気ディスク装置のように、光ディスクや
光磁気ディスクといった情報記録媒体が着脱可能になっ
ている。また、この記憶装置300の物理セクタ長は、
ホスト100の管理する論理セクタ長よりも小さくなる
ように形成されている。本実施の形態においては、物理
セクタ長が論理セクタ長の1/2になるように形成され
ていて、たとえば論理セクタが512KBとしたとき、
物理セクタは256KBで形成されている。
【0036】第1の実施の形態 図2は本発明の記録再生システム及びデータ変換装置の
好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図2を参
照して記憶装置300について説明する。記憶装置30
0は、デバイス制御コントローラ310、デバイスアク
セス部320、データ変換装置500等を有している。
デバイス制御コントローラ310は、デバイスアクセス
部320及び情報記録媒体SDの動作を制御する機能を
有している。特に、デバイス制御コントローラ310
は、データ変換装置500からの指令に基づいてデバイ
スアクセス部320の動作を制御する。
【0037】デバイスアクセス部320は、情報記録媒
体SDにデータを記録及び再生するものであって、たと
えば磁気ヘッド、光学ピックアップ等からなっている。
そして、デバイスアクセス部320は、デバイス制御コ
ントローラ310の指令により特定された情報記録媒体
SDの物理ブロックアドレスPBAに対してデータの記
録もしくは再生を行う機能を有している。
【0038】次に、図2を参照してデータ変換装置50
0について説明する。データ変換装置500は、命令解
析手段510、バッファ520、パターン検出手段53
0、アドレス設定手段540、パターン発生手段550
等を有している。命令解析手段510は、ホスト100
から送られてくる命令を解析し、解析した結果をアドレ
ス設定手段540に送る機能を有している。たとえばホ
スト100から記憶装置300に記憶されているデータ
へのアクセスがあったとき、命令解析手段510はホス
ト100から送られた命令を解析し、アクセス指令のあ
る論理ブロックアドレスLBAをアドレス設定手段54
0に送る。
【0039】バッファ520は、ホスト100から送ら
れた記憶装置300に記憶すべき転送データWDを一時
的に記憶させるものである。ここで、送られてくる転送
データWDは、図3に示すように、たとえば論理セクタ
長(=512KB)で構成されたデータである。論理セ
クタ長は物理セクタ長の2倍の大きさであるため、ある
論理ブロックアドレスに収容されたデータは、2つの物
理ブロックで構成可能な状態になっている。また、図2
のバッファ520は、ホスト100からの要求により記
憶装置300から呼び出された転送データWDを論理セ
クタ長(=512KB)の状態で一時的に格納する機能
を有している。
【0040】図2のパターン検出手段530は、バッフ
ァ520に格納された転送データWDを読み取り、物理
セクタ長ごとにパターン化できるデータ列を検出する機
能を有している。すなわち、パターン検出手段530
は、図3の論理セクタ長の転送データWDにおいて、1
つの論理セクタ長(=512KB)のデータを2つの物
理セクタ長(=256KB)ごとに分け、物理セクタ長
ごとにデータを認識する機能を有している。
【0041】たとえば転送データWDにおいて、すべて
「0」の物理セクタ長のデータ列があるとき、パターン
検出手段530はこの「000・・・000」を1つの
パターンデータ部PDとして検出する。また、パターン
検出手段530は、パターン化することができないラン
ダムデータ部RDを検出する機能を有している。すなわ
ち、パターン検出手段530は、論理セクタ長で構成さ
せた転送データWDを物理セクタ長からなるパターンデ
ータ部PDとランダムデータ部RDを検出する機能を有
している。また、パターン検出手段530は、認識した
パターンデータ部PD及びランダムデータ部RDの認識
結果をアドレス設定手段540に送る機能を有してい
る。
【0042】アドレス設定手段540は、パターン検出
手段530から送られる認識情報に基づいて、アドレス
変換テーブル610を生成する機能を有している。そし
て、アドレス設定手段540は、生成したアドレス変換
テーブル610をデバイス制御コントローラ310、デ
バイスアクセス部320を介して情報記録媒体SDに記
憶させる。
【0043】ここで、このアドレス変換テーブル610
は、図4に示すように、転送データWDの論理ブロック
アドレスLBAに対して、2つの物理ブロックアドレス
PBAa、PBAbが関連付けされたデータ構造を有し
ている。上述したように、物理セクタは論理セクタの1
/2の大きさで構成されている。従って、アドレス変換
テーブル610は、転送データWDにおける1つの論理
ブロックアドレスLBAに対して2つの物理ブロックア
ドレスPBAa、PBAbを関連づけされた構造を有す
ることとなる。また、物理ブロックアドレスPBAa、
PBAbに格納されるデータは、パターンデータ部PD
もしくはランダムデータ部RDのいずれか一方から構成
されることとなる。
【0044】さらに、同一のパターンデータ部PDを格
納する物理ブロックアドレスPBAa、PBAbには、
同一のアドレスが指定される。具体的には、図3に示す
転送データWDに物理セクタ長のすべて0のデータ列が
あるとき、このアドレスは、パターンデータ部PDを格
納すべきアドレスには後述するパターンデータテーブル
630のアドレスが指定される。たとえば、図3の論理
ブロックアドレスLBAにおいて、「0000 000
2」及び「0000 0003」にはすべて「0」の物
理セクタ長のデータ列がある。このとき図4のアドレス
変換テーブル610において、すべて「0」の物理セク
タ長のデータ列を格納する物理セクタアドレス「F00
0 0000」が指定されることとなる。
【0045】このように、パターンデータ部PDを指定
する物理ブロックアドレスを、そのパターンデータ部P
Dごとに共通のものを使用することにより、転送データ
WDにおいて繰り返し出現するパターンデータ部PDの
重複をなくすることができる。これは、転送データWD
の容量を小さくすることができることを意味し、情報記
録媒体SDにより多くのデータを記録し、一定時間に転
送できるデータ容量の増大することができるようにな
る。
【0046】さらに、図2のアドレス設定手段540
は、ホスト100側で記憶可能な容量を管理するための
残り論理セクタ数Ln及び使用不可能な論理セクタ数L
fを出力する機能を有している。ここで残り論理セクタ
数Lnは情報記録媒体SDに記憶可能な論理セクタの数
を意味し、使用不可能な論理セクタ数Lfは、たとえば
情報記録媒体SD上の傷等による情報を記憶する領域と
して使用できないセクタ数を意味する。
【0047】パターン発生手段550は、バッファ52
0に格納された論理セクタ長の転送データWDを、アド
レス変換テーブル610に基づいてパターンデータ部P
D及びランダムデータ部RDからなる物理セクタ長のデ
ータに変換する機能を有している。パターンデータ部P
Dとランダムデータ部RDは、デバイスアクセス部32
0により、情報記録媒体SDに記憶されていく。このと
き、パターンデータ部PDは、情報記録媒体SDのパタ
ーンデータ領域630に記憶されていき、ランダムデー
タ部RDは、データ記憶領域620に記憶されていく。
【0048】ここで、図5に示すように、パターンデー
タ領域630は、記憶装置300の第1物理ブロックア
ドレスPBA1にパターンデータ部PDが格納された構
造を有している。この第1物理ブロックアドレスPBA
1は、情報記録媒体SDのうち、たとえば「F000
0000」〜「F000 000F」に形成されてい
て、パターンデータ部PDを格納している。一方、図6
に示すように、データ記憶領域620は、情報記録媒体
SDのうち所定のアドレスに形成されていて、ランダム
データ部RDを格納している。
【0049】このように、データ変換装置500を有す
る記憶装置300を用いることにより、記憶装置300
に記憶できるデータの数を増加させることができる。す
なわち、転送データWDのうち、同一のパターンデータ
部PDは、データ記憶領域620には記録されず、パタ
ーンデータ領域630のデータを共有して使用される事
となる。このように、重複してパターンデータ部PDを
情報記録媒体SDに記憶しないようにすることで、実質
的に記憶可能な領域を拡大することができる。
【0050】次に、図7と図8は本発明の記録再生方法
の好ましい実施の形態を示すフローチャート図であり、
図1から図8を参照して記録再生方法について説明す
る。なお、図7においては記憶装置300にデータを記
録する場合について言及し、図8においては記憶装置3
00からデータを再生する場合について言及する。
【0051】まず、図7を参照して記憶装置300に転
送データWDを記録する場合について説明する。ST1
において、ホスト100からプロトコル変換装置200
に記憶すべき転送データWDが送られてくる。すると、
この転送データWDがバッファ520に記憶される。こ
のとき、転送データWDは論理セクタ長で構成されてい
る。その後、ST2において、パターン検出部530に
より転送データWDのうち、特定パターンの繰り返しが
有るか否かが判断される。そして、転送データWDにお
いて繰り返し出現するパターンデータ部PDが認識され
る。
【0052】ST3において、認識されたパターンデー
タ部PD、ランダムデータ部RD及び転送データWDの
論理ブロックアドレスLBAがアドレス設定手段540
に送られる。すると、アドレス設定手段540におい
て、論理ブロックアドレスLBAに対して、物理ブロッ
クアドレスPBAa、PBAbが割り当てられ、アドレ
ス変換テーブル610が作成される。作成されたアドレ
ス変換テーブル610は、デバイスアクセス部320を
介して情報記録媒体SDに記憶される。そして、ST4
において、アドレス変換テーブル610がが、パターン
発生手段550に送られる。すると、パターン発生手段
550において、論理セクタ長で構成された転送データ
WDが、物理セクタ長のパターンデータ部PDとランダ
ムデータ部RDに変換される。
【0053】その後、パターンデータ部PD及びランダ
ムデータ部RDがそれぞれ第1物理ブロックアドレスP
BAa及び第2物理ブロックアドレスPBAbとともに
デバイス制御コントローラ310に送られる。すると、
デバイスアクセス部320により、パターンデータ部P
Dはパターンデータ領域630に格納され、ランダムデ
ータ部RDはデータ記憶領域620に格納される。
【0054】次に、図8を参照して、転送データWDを
ホスト100側に転送し再生するについて説明する。ま
ず、ST11において、ホスト100から命令解析手段
510に対して、所定の転送データWDの要求がなさ
れ、ホスト100から論理ブロックアドレスLBAが送
られる。すると、要求された論理ブロックアドレスLB
Aがアドレス設定手段540に送られる。
【0055】その後、ST12において、アドレス変換
テーブル610がアドレス設定手段540において参照
され、論理ブロックアドレスLBAに対する2つの物理
ブロックアドレスPBAa、PBAbが検出される。そ
して、この物理ブロックアドレスPBAa、PBAbが
デバイス制御コントローラ310に送られる。
【0056】すると、デバイス制御コントローラ310
において、送られた物理ブロックアドレスPBAa、P
BAbに記憶された物理セクタ長のデータを読み出し、
バッファに順次格納していく。このとき、デバイスアク
セス部320は、物理ブロックアドレスPBAa、PB
Abで指定されたデータ記憶領域620もしくはパター
ンデータ領域630から、ランダムデータRDもしくは
パターンデータ部PDを順次読み出していく。そして、
バッファ520にパターンデータ部PD及びランダムデ
ータ部RDで構築された論理セクタ長の転送データWD
が格納される。その後、ST13において、ホスト10
0はバッファ520に記憶された転送データWDを読み
取る。
【0057】このように、転送データWDのパターンを
検出し、パターンデータ部PDに当たるデータ領域に
は、共通の第1物理ブロックアドレスPBAaに記憶さ
せることで、記憶装置300に記憶できるデータの数を
増大させることができる。すなわち、転送データWDの
うち、同一のパターンデータ部PDは、データ記憶領域
620には記録されず、パターンデータ領域630のデ
ータを共有して使用される事となる。このように、重複
してパターンデータ部PDを情報記録媒体SDに記憶し
ないようにすることで、実質的に記憶可能な領域を拡大
することができる。
【0058】また、記録再生システム1において、デー
タ変換装置500を記憶装置300に含ませることによ
り、交換可能な情報記録媒体を使う記憶装置300であ
っても、ホスト100側に特別なアプリケーションやデ
ータ変換チップ等を用意する必要がなくなる。これによ
り、たとえばオペレーティングシステムの相違やアプリ
ケーションの有無等の仕様に左右されることなく、いず
れのホスト100に接続されている記憶装置300であ
っても、データの記録・再生を行うことができるように
なる。
【0059】第2の実施の形態 図9は本発明の記録再生システムの第2の実施の形態を
示すブロック図であり、図9を参照して記録再生システ
ム1000について説明する。なお、図9の記録再生シ
ステムにおいて図1の記録再生システムと同一の構成を
有する部位には同一の符号を付してその説明を省略す
る。図9の記録再生システム1000と図2の記録再生
システム1と異なる点は、データ変換装置500がホス
ト100のデバイスドライバ内に形成されていることで
ある。
【0060】図9の記録再生システム1000におい
て、データ変換装置500はデバイス制御装置150内
に構成されていて、転送データWDは、すでにデータ変
換された状態でホスト100から記憶装置300に送ら
れる。すなわち、記憶装置300に転送される転送デー
タWDは、物理セクタ長のデータ長で転送される。記憶
装置300は、送られてきた転送データWDをそのまま
デバイスアクセス部320により情報記録媒体SDに記
憶していくこととなる。
【0061】このように、ホスト100から転送されて
くる転送データWD自体が既に圧縮されているため、実
際のホスト100と装置をつなぐインターフェイスに流
れるデータを少なくすることができ、転送速度を向上さ
せることができる。すなわち、ホスト100が記憶装置
300に転送データWDを転送するときも、記憶装置3
00から転送データWDを読み出すときも、データ変換
された状態で行われる。従って、ホスト100と記憶装
置300の間での転送できるデータ量の増大に伴い、デ
ータの転送速度の向上を図ることができる。
【0062】第3の実施の形態 図10は本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
あり、図10を参照して記録再生システム2000につ
いて説明する。なお、図10の記録再生システム200
0において図1の記録再生システム1と同一の構成を有
する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。
図10の記録再生システム2000が図1の記録再生シ
ステム1と異なる点は、データ変換装置500がプロト
コル変換装置200に設けられている点である。
【0063】図10の記録再生システム2000におい
て、データ変換装置500はプロトコル変換装置200
内に構成されている。そして、ホスト100から送られ
た転送データWDは、プロトコル変換装置200におい
て、データ変換され記憶装置300に送られる。すなわ
ち、記憶装置300には転送データWDは、物理セクタ
長で転送される。記憶装置300は、送られてきた転送
データWDをそのままデバイスアクセス部320により
情報記録媒体SDに記憶していくこととなる。
【0064】このように、低速なインターフェイスを用
いても、転送されるデータ量を小さくすることにより高
速転送ができるようになり、ホスト100に繋がる装置
の能力を最大限に活用することができる。また、プロト
コル変換装置200はインターフェイスの変換をするた
めには必ず必要であり、その制御ドライバも必要であ
る。このため、もともとインターフェイス変換方式で装
置をホストにつなげる際に必ず附属するものである。よ
って、コストアップをすることなくインターフェイスの
速度を改善できる。
【0065】ところで、上述したように、論理セクタ長
の転送データWDが、物理セクタ長のパターンデータ部
PDとランダムデータ部RDに変換されると、転送デー
タWDを格納するための容量を小さくすることができ
る。そこで、予めデータ変換によるデータサイズの圧縮
状態を考慮し、論理セクタ数が物理セクタ数よりも多く
設定され、たとえば全論理セクタ数=全物理セクタ数×
(論理セクタ長/物理セクタ長)で設定されたとする。
これは、たとえば4つの論理セクタからなる1つの論理
クラスタのデータは、4つの物理セクタ(=論理セクタ
/2)からなる1つの物理クラスタに格納することを意
味する。すると、ホスト100は、この増加した論理セ
クタ数に基づいて容量管理を行うことで、物理的に記憶
容量を大きくせずに、論理的に記憶容量を大きくするこ
とができるようになる。
【0066】ところが、この物理セクタ長と論理セクタ
長の違いにより、ホスト100側で管理される記憶容量
と、実際の情報記録媒体SD側の記憶容量が異なってし
まう場合がある。すなわち、論理セクタ長からなる転送
データWDにおいて、パターンデータ部PDが検出され
ず、すべてランダムデータ部RDからなる場合、物理セ
クタ長の情報記録媒体で記録すると、論理セクタ数に対
して2倍の物理セクタ数が必要となる。このとき、ホス
ト100側で管理している論理セクタ数は余っていて
も、情報記録媒体SDの物理セクタは余っていないの
で、ホスト100が記録装置300に転送データWDの
記録を命令しても、記録できないという現象が生じる。
【0067】そこで、ホスト100側で管理する記憶容
量と、実際の情報記録媒体SDの記憶容量の整合性をと
る必要が生じる。また、上述した具体例において、たと
えば1セクタ分の不足を、1セクタ分の余りに割り当て
たとき、物理クラスタにおいて効率的に容量管理を行う
ことができるようになる。そこで、以下に示す記憶容量
の管理方法により容量の管理が行われる。
【0068】図11は本発明の記憶容量の管理方法の好
ましい実施の形態を示すフローチャート図であり、図1
1を参照して記憶容量の管理方法について説明する。ま
ず、ST21及びST22において、上述したような記
録再生方法により記憶装置300に転送データWDが記
憶される。その後、ST23において、記憶装置300
のたとえばアドレス設定手段540において、実際に情
報記録媒体SDに記憶可能な残り物理セクタ数Pnが以
下の式で算出される。 Pn=P−Px ここで、Pは情報記録媒体SDの全物理セクタ数、Px
は使用されている物理セクタ数を示している。
【0069】次に、ST24において、アドレス設定手
段540において、ホスト100側で容量管理を行うた
めの残り論理セクタ数Lnが算出される。 Ln=L−Lx−Lf ここで、Lはホスト100に認識された全論理セクタ
数、Lxは使用されている論理セクタ数、Lfは使用す
ることができない論理セクタ数を示している。
【0070】次に、ST25において、全論理セクタ数
Lと全物理セクタ数Pの比L/Pが、残り論理セクタ数
Lnと残り物理セクタ数Pnの比Ln/Pnよりも大き
いか否かが判断される(L/P<Ln/Pn)。ここ
で、L/P<Ln/Pnが成立するとき、論理セクタ数
は物理セクタで記憶できる容量を超えていると判断され
る。一方、L/P<Ln/Pnが成立しないとき、論理
セクタ数は物理セクタ数で記憶できる容量を超えていな
いと判断される。
【0071】そこで、ST26において、L/P≧Ln
/Pnが成立しないとき、使用不可能な論理セクタ数L
fに1セクタ分だけ加算する。そして、L/P≧Ln/
Pnが成立するまで、ST24〜ST26を繰り返し、
使用不可能な論理セクタ数Lfを増加し続ける。L/P
≧Ln/Pnが成立したとき、残り論理セクタ数Lnと
残り物理セクタ数Pnの整合性が取れた状態となる。そ
して、ST27において、ホスト100から残り論理セ
クタ数Ln及び使用不可能な論理セクタ数Lfの問い合
わせがあると、ST28において、残り論理セクタ数L
n及び使用不可能な論理セクタ数Lfがホスト100に
送られる。すると、ST29において、ホスト100
は、送られた残り論理セクタ数Ln及び使用不可能な論
理セクタ数Lfに基づいて情報記録媒体の管理領域を変
更する。
【0072】その後、ST30において、ホスト100
から記憶装置300に対して変更した残り論理セクタ数
Lnが送られる。すると、ST31において、再びホス
ト100に対して残り論理セクタ数Ln及び使用不可能
な論理セクタ数Lfを送る。するとホスト100は、た
とえばオペレーティングシステム等に対して領域管理の
書き込みが終了したことを通知する。
【0073】このように、残り論理セクタ数Lnに対し
て残り物理セクタ数Pnが不足しているとき、使用不可
能な論理セクタ数Lfを見かけ上増加させて、残り論理
セクタ数Lnが補正される。これにより、全物理セクタ
数Pよりも大きく全論理セクタ数Lを設定したときにで
も、ホスト100もしくはユーザにデータを記憶できる
残り容量の誤認を防止させることができるようになる。
すなわち、図6に示す記録再生方法を用い、全物理セク
タ数Pよりも大きい全論理セクタ数Lに設定しても、ホ
スト100もしくはユーザに対して記憶容量の誤認を生
じさせることを防止することができる。
【0074】本発明の実施の形態は、上記実施の形態に
限定されない。上記各実施の形態において、物理ブロッ
クアドレスPBAの長は、論理ブロックアドレスLBA
の1/2の大きさに設定されているが、たとえば物理ブ
ロックアドレスPBAの長が論理ブロックアドレスLB
Aの1/2nに(=1/2、1/4、1/8、1/16
・・・:nは自然数)になるように形成されていればよ
い。また、図1において、ホスト100側のプロトコル
の物理層はUSBであり、記憶装置300におけるプロ
トコルの物理層はATAPIである。このとき、ホスト
100及び記憶装置300のプロトコルとして、RS−
232C等のシリアル回線、光ファイバー、LANケー
ブル等からなるようにしてもよい。このとき、プロトコ
ルのネットワーク層には、TCP/IP等が形成される
こととなる。さらに、この技術をホスト100側のメモ
リから内部バスにおけるすべての部分で行うことによ
り、物理メモリの論理的な大容量化、バス速度の論理的
な向上及び記憶装置へのアクセス速度の向上を行うこと
ができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データを効率よく記憶及び転送する事ができる記憶装
置、デバイス制御装置、データ変換装置、記録再生シス
テム、記録再生方法及び情報記録媒体の容量管理方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生システムの好ましい実施の形
態を示す構成図。
【図2】本発明の記録再生システムの好ましい実施の形
態を示すブロック図。
【図3】本発明の記録再生システムにおけるデータの一
例を示す図。
【図4】本発明の記録再生システムにおけるアドレス変
換テーブルの一例を示す図。
【図5】本発明の記録再生システムにおけるパターンデ
ータ領域の一例を示す図。
【図6】本発明の記録再生システムにおけるデータ記憶
領域の一例を示す図。
【図7】本発明の記録再生方法の好ましい実施の形態を
示すフローチャート図。
【図8】本発明の記録再生方法の好ましい実施の形態を
示すフローチャート図。
【図9】本発明の記録再生システムの第2の実施の形態
を示すブロック図。
【図10】本発明の記録再生システムの第3の実施の形
態を示すブロック図。
【図11】本発明の記憶領域の管理方法の好ましい実施
の形態を示すフローチャート図。
【図12】FATにおけるデータの管理状態を示す模式
図。
【符号の説明】
1、1000、2000・・・記録再生システム、10
0・・・ホスト(上位装置)、150・・・デバイス制
御装置、200・・・プロトコル変換装置、300・・
・記憶装置、500・・・データ変換装置、530・・
・パターン検出手段、540・・・アドレス設定手段、
550・・・パターン発生手段、610・・・アドレス
変換テーブル、620・・・データ記憶領域630・・
・パターンデータ領域、SD・・・情報記録媒体、PD
・・・パターンデータ部、RD・・・ランダムデータ
部、WD・・・データ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理セクタ長で構成された転送データ
    を、前記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長のデー
    タに変換するデータ変換装置であって、 前記転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物
    理セクタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデ
    ータ部として認識し、前記パターンデータ部以外のデー
    タ列をランダムデータ部として認識するパターン検出手
    段と、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成するア
    ドレス設定手段と、前記転送データを前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部から構成されるように変換
    するパターン発生手段とを有することを特徴とするデー
    タ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録媒体の前記物理セクタ長
    は、前記論理セクタ長の1/2n(nは自然数)で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のデータ変
    換装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス設定手段は、記憶可能な容
    量を示す残り論理セクタ数及びデータを記憶することが
    できない使用不可能な論理セクタ数を出力する機能を有
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装
    置。
  4. 【請求項4】 論理セクタ長で構成された転送データ
    を、前記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長で構成
    された情報記録媒体に記憶する記憶装置であって、 前記転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物
    理セクタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデ
    ータ部として認識し、前記パターンデータ部以外のデー
    タ列をランダムデータ部として認識するパターン検出手
    段と、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成するア
    ドレス設定手段と、前記転送データを前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部から構成されるように変換
    するパターン発生手段と、 前記パターンデータ部及び前記ランダムデータ部を前記
    情報記録媒体に記憶するデバイスアクセス部とを有する
    ことを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記デバイスアクセス部は、前記アドレ
    ス変換テーブルに基づいて、前記物理ブロックアドレス
    から前記ランダムデータ部又はパターンデータ部を呼び
    出し、論理セクタ長の前記転送データを読み出す機能を
    有することを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記情報記録媒体の前記物理セクタ長
    は、前記論理セクタ長の1/2n(nは自然数)で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記アドレス設定手段は、記憶可能な容
    量を示す残り論理セクタ数及びデータを記憶することが
    できない使用不可能な論理セクタ数を出力する機能を有
    することを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】 論理セクタ長の転送データを上位装置か
    ら下位装置にデータ転送を行うときに、プロトコル変換
    を行うプロトコル変換装置において、 前記転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物
    理セクタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデ
    ータ部として認識し、前記パターンデータ部以外のデー
    タ列をランダムデータ部として認識するパターン検出手
    段と、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成するア
    ドレス設定手段と、前記転送データを前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部から構成されるように変換
    するパターン発生手段とを備えたことを特徴とするプロ
    トコル変換装置。
  9. 【請求項9】 機器の動作を制御するものであって、論
    理セクタ長の転送データを前記機器に転送する機能を有
    するデバイス制御装置において、 前記転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物
    理セクタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデ
    ータ部として認識し、前記パターンデータ部以外のデー
    タ列をランダムデータ部として認識するパターン検出手
    段と、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成するア
    ドレス設定手段と、前記転送データを前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部から構成されるように変換
    するパターン発生手段とを備えたことを特徴とするデバ
    イス制御装置。
  10. 【請求項10】 論理セクタ長の転送データを使用する
    上位装置と、前記上位装置との間で前記転送データの転
    送を行うときに、前記論理セクタ長よりも小さい物理セ
    クタ長のデータに変換するデータ変換装置を備えた下位
    装置とを有しており、前記転送データ変換装置は、前記
    転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物理セ
    クタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデータ
    部として認識し、前記パターンデータ部以外のデータ列
    をランダムデータ部として認識するパターン検出手段
    と、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成するア
    ドレス設定手段と、前記転送データを前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部から構成されるように変換
    するパターン発生手段とを備えたことを特徴とする記録
    再生システム。
  11. 【請求項11】 論理セクタ長で構成された転送データ
    を、前記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ長で構成
    された情報記録媒体に記録及び再生を行う記録再生方法
    であって、 前記転送データの中で繰り返し現れるデータ列を前記物
    理セクタ長で検出し、検出されたデータ列をパターンデ
    ータ部として認識するとともに、前記パターンデータ部
    以外のデータ列をランダムデータ部として認識し、 前記転送データに割り当てられた論理ブロックアドレス
    と、前記パターンデータ部又は前記ランダムデータ部を
    格納する物理ブロックアドレスを関連付けたものであっ
    て、同じ前記パターンデータ部に共通の前記物理ブロッ
    クアドレスを用いたアドレス変換テーブルを生成し、前
    記転送データを前記ランダムデータ部と前記パターンデ
    ータ部から構成されるように変換し、前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部を前記情報記録媒体に記憶
    することを特徴とする記録再生方法。
  12. 【請求項12】 前記転送データを再生するときは、前
    記アドレス変換テーブルに基づいて、前記ランダムデー
    タ部と前記パターンデータ部を読み出し、前記転送デー
    タを構築し再生することを特徴とする請求項11に記載
    の記録再生方法。
  13. 【請求項13】 論理セクタ長で記憶領域を管理する上
    位装置から、前記論理セクタ長よりも小さい物理セクタ
    で構成された情報記録媒体に対してデータを記憶したと
    きの記憶容量の管理方法であって、情報記録媒体に記憶
    可能な残り物理セクタ数と、前記上位装置側で管理され
    る残り論理セクタ数を取得し、 全物理セクタ数に対する全論理セクタ数の比である全体
    比率と、前記残り物理セクタ数に対する前記残り論理セ
    クタ数の比である残り比率を比較し、 前記全体比率よりも前記残り比率が大きいとき、使用不
    可能な論理セクタの数を増加させることで前記残り論理
    セクタ数を減少させて、前記全体比率よりも前記残り比
    率を小さくし、 前記残り論理セクタ及び前記使用不可能な論理セクタを
    上位装置に送ることを特徴とする記憶容量の管理方法。
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