JP2004013313A - 記憶装置、該記憶装置を備える情報処理システム、該記憶装置のフォーマット方法、データの記録方法、フォーマットおよびデータの記録を実現するためのプログラム - Google Patents
記憶装置、該記憶装置を備える情報処理システム、該記憶装置のフォーマット方法、データの記録方法、フォーマットおよびデータの記録を実現するためのプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明の記憶装置は、少なくとも1つの記憶媒体40と、複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段32と、記憶媒体40の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべきフォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段34と、パターン識別子に対応するパターンのフォーマット・データを格納手段32から読み出し、受け取ったセクタ・アドレスに対応する記憶媒体40のセクタに、読み出したフォーマット・データを書き込む手段36とを含む。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハード・ディスク・ドライブやRAIDコントローラなどの記憶媒体において必須の作業であるフォーマットの作業時間を短縮することを可能とし、さらには効率的にデータの書き込みを行うことを可能にする記憶装置、該記憶装置を備えるシステム、該記憶装置のフォーマット方法およびデータの記録方法、さらには記憶装置のフォーマットおよびデータ記録を実現するコンピュータ可読なプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハード・ディスク・ドライブ(HDD)や複数のHDDを1台のHDDであるかのように機能させるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)コントローラなどの記憶媒体を使用するための準備として、これら記憶媒体のフォーマット作業が必要とされている。このフォーマット作業は、記憶媒体に記憶された内容を消去するといった目的だけではなく、記憶媒体の記憶領域である各セクタに問題がないかをチェックする目的もあり、使用するための準備として必須となっている。
【0003】
近年、記憶装置に対して冗長性を付与することにより、データの保存性を改善することが提案されてきている。記憶装置に対して冗長性を付与することは、これまで多くの場合、記憶媒体を複数含んで構成されるアレイを使用して、アレイに対して情報を書込む、いわゆるRAIDシステムといった情報記憶システムを使用することにより行われている。このRAIDシステムを採用することにより、記憶装置における記憶容量が飛躍的に増大している。
【0004】
図13には、これまで知られているRAID構成を採用する記憶装置の概略図を示す。図13に示すように、記憶装置100は、複数の記憶媒体200〜259を含み、RAID構成の記憶媒体200〜259を管理するための制御手段110を介して、それぞれの記憶媒体200〜259に対してデータの記録を可能とさせている。制御手段110には、例えば、RAID構成の記憶媒体200〜259を制御するためのATAインタフェイスなどを含むことができ、ATAインタフェイスは、マイクロ・コンピュータ、サーバといったホスト・コンピュータと適切なインタフェイスにより接続されていて、データの転送を行う構成とすることができる。
【0005】
図14には、図13に示した従来の記憶装置の概略図を示す。図14に示されるように、記憶装置100は、インタフェイス(I/F)102とコントローラ104とキャッシュ106とDISKといった記憶媒体200とを含んで構成されている。図14には、1つの記憶媒体200のみが示されている。記憶媒体200は、キャッシュ106とコントローラ104とに接続され、コントローラ104は、インタフェイス102を介してホスト・コンピュータなどの情報処理手段に接続されている。記憶媒体200は、データの記録単位であるセクタ単位で読み書きが行われる。このセクタ・サイズは、使用する記憶媒体の種類によって異なっている。情報処理手段においてデータを管理するファイル・システムから転送されるデータは、記憶媒体200の種類に応じたセクタ・サイズのデータに変換されており、セクタ・サイズまたはその整数倍のデータが転送される。インタフェイス102では、そのセクタ・サイズまたは整数倍のデータを受け取り、所定の転送速度でコントローラ104へ送り、コントローラ104により記憶媒体200の適切なセクタに書き込む構成とされている。
【0006】
図14に示されるように記憶媒体200への従来方法によるデータの書き込みでは、記憶媒体200の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと、書き込むべきデータとがファイル・システムから記憶装置100に転送される。記憶媒体200として使用されるHDDにおいては、1つのセクタが512バイトで構成されており、複数のセクタ・サイズを有するデータが転送される場合には、ファイル・システムからHDDに、セクタごとに512バイトのデータを転送して書き込む処理を繰り返すか、一度に512バイトの整数倍のデータを転送し、連続するセクタに書き込むといった処理を行うことにより書き込みが行われる。記憶媒体200へのデータの書き込みは、ファイル・システムから記憶装置100へのデータの転送速度に比べ、機械的な動作を伴うヘッドによって行われるため、書き込み速度が遅く、時間を要している。そのため、事前にアクセスした低速な記憶媒体200の中のデータを、より高速にアクセスできるように保存することができるキャッシュ106が用意され、記憶媒体200へのデータの読み書きの回数が最小になるように制御されている。
【0007】
図15には、図14に示した記憶媒体200をフォーマットする際に、書き込むべきデータを例示した図である。HDDなどの記憶媒体200をフォーマットする場合、記憶媒体200の各セクタに、図15に示されるフォーマット・データを記憶媒体200に転送するだけである。このフォーマット・データの内容は、使用するファイル・システムによって相違し、ファイル・システムは、オペレーティング・システム(OS)ごとに異なるものを採用している。複数の記憶媒体を有する記憶装置において、すべての記憶媒体をフォーマットする場合、図15に示されるフォーマット・データが記憶媒体の数ほどインタフェイスに転送されることとなり、データを管理するファイル・システムでは、多大な時間をとられることとなる。
【0008】
また、従来は、HDDやRAIDコントローラなどの記憶媒体において、フォーマット作業を行う際のフォーマット・データと、実データとの区別を行う手段はなく、ファイル・システムは、フォーマット作業においても、実データの場合と同様に、セクタ・アドレスとフォーマット・データとを転送する必要があった。したがって、ファイル・システムは、フォーマット作業中、常にフォーマット・データを記憶媒体に流し続けなければならなかった。図13に示すように複数の記憶媒体を有する記憶装置において、記憶媒体として60台のHDDを有するものを想定する。現在の最高性能のHDDのインタフェイスは、2Gバイトのファイバ・チャネルのものであり、転送速度は、200Mバイト/秒である。また、HDDの書き込み速度は、最高性能のもので、およそ40Mバイト/秒である。60台のHDDを接続し、すべてのHDDに効率良くデータを書き込む場合には、40Mバイト/秒×60台=2400Mバイト/秒のインタフェイスが必要となる。このようにRAID構成を採用するHDDでは、HDDのインタフェイスがボトルネックとなり、書き込み速度が上がらず、データの書き込みに時間がかかる結果となっている。また、このフォーマット・データは、一定のパターンで構成されているため、複数の記憶媒体とファイル・システムとの間に、一定のパターンで構成されたフォーマット・データが繰り返し転送され、これによりフォーマット作業の効率が悪くなっている。
【0009】
またさらに、近年では、コンピュータ・システムの高速化、データ量の増大に伴い、HDDといった記憶媒体の容量が飛躍的に増大してきている。それに対して、記憶媒体への読み書きする速度が追いついておらず、フォーマット作業においてすべてのセクタにフォーマット・データを書き込む時間が増加している。フォーマット作業は、記憶媒体を初めて使用する場合のほか、記憶媒体の増設などして構成を変更する場合や、記憶媒体に障害が発生し、リカバリを行う場合に必要とされる。記憶装置のメンテナンスや障害が起こった場合の対策として、記憶媒体は、複数のセクタをまとめた1ファイル当たりの最小記録単位で構成したクラスタ構成が採用されている。障害が起こったクラスタの回復は、コンピュータ・システムの一部のシステムを常時停止して行うため、システム全体の性能低下を生じ、短時間での回復が要求されている。また、記憶装置の開発において、データの読み書きを行う試験が数多く行われる。この場合、試験ごとに記憶媒体のフォーマットを行う必要がある。近年の記憶媒体容量の増加は、これに対するフォーマット作業に時間を要している。フォーマット作業に長時間を要すると、試験を行う時間が少なくなり、充分な試験を行わないまま出荷しなければならず、製品の品質保証の上で大きな障害となる。このことは、市場で多大な不具合を発生させ、大きな損害を与える可能性も生じさせる。したがって、記憶媒体の容量が増加しても、短時間でフォーマットすることができる記憶装置、該記憶装置を備えるシステム、フォーマット方法が望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、さらに増大する記憶容量に対して必須の作業であるフォーマットにおいて作業時間の短縮を図ることを可能にし、さらに1つのセクタに書き込むために必要なデータ・サイズのデータのみを受け取り、記憶装置において予め格納しておいたフォーマット・データを使用してセクタ・サイズのデータを生成することで、ファイル・システムの負荷を軽減することが可能となる記憶装置、該記憶装置を備える情報処理システム、フォーマット方法およびデータの記録方法、さらにはフォーマットおよびデータの記録を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファイル・システムと、HDDやRAIDコントローラなどの記憶媒体との間に、フォーマットに関するAPI(Application Program Interface)を用意し、このAPIによってフォーマットの各パターンを記憶装置に設けられたキャッシュに記録することができるようにすることで、ファイル・システムがフォーマットの際に、フォーマットする記憶媒体のセクタ・アドレスのみを転送するだけで、記憶媒体のフォーマットが可能になるという着想のもとになされたものである。本発明はまた、セクタ・アドレスにより範囲を指定することが可能なことから、セクタすべてのアドレスを転送することなくフォーマット作業を行うことができる。本発明はさらに、HDDやRAIDコントローラに内蔵されているキャッシュを使用し、ファイル・システムおよびファーム・ウェアを改良することで、追加のハード・ウェアを使用することなくフォーマット作業にかかる時間を短縮することが可能である。
【0012】
すなわち、本発明によれば、情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置であって、該記憶装置は、
少なくとも1つの記憶媒体と、
複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段と、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段と、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出し、受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込む手段と
を含む記憶装置が提供される。
【0013】
本発明の記憶装置においては、複数の記憶媒体を含むRAIDシステムを構成することができる。また、本発明において受け取る手段は、フォーマット・データを連続する複数のセクタ・アドレスに書き込む場合には、さらにセクタ数を受け取ることができ、データを記録する場合において、そのデータがセクタ・サイズ未満のデータの場合には、さらにセクタ・サイズ未満のデータとデータ・サイズとを受け取ることができる。
【0014】
本発明の記憶装置において書き込む手段は、フォーマット・データを連続する複数のセクタ・アドレスに書き込む場合には、セクタ・アドレスのセクタから連続するセクタにセクタ数だけ書き込むことができる。また、セクタ・サイズ未満のデータとデータ・サイズとを受け取った場合には、セクタ・アドレスのセクタにデータ・サイズ分のデータを書き込み、そのデータ以外の部分にはフォーマット・データを書き込んでセクタ・サイズのデータを生成することができる。さらに、セクタ・サイズ未満のデータを複数受け取った場合には、それぞれの指定されたセクタ・アドレスのセクタにデータ・サイズ分のデータを書き込み、それらのデータ以外の部分にはフォーマット・データを書き込んでセクタ・サイズのデータを生成することができる。
【0015】
本発明によれば、情報処理手段と、前記情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置を含んで構成される情報処理システムであって、該記憶装置は、
少なくとも1つの記憶媒体と、
複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段と、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段と、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出し、受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタ・アドレスに、読み出した前記フォーマット・データを書き込む手段と
を含む情報処理システムが提供される。
【0016】
本発明によれば、情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いる、少なくとも1つの記憶媒体のフォーマット方法であって、該方法は、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を含むフォーマット方法が提供される。
【0017】
本発明のフォーマット方法は、記憶装置が複数の記憶媒体を含むRAIDシステムを構成している場合、すべての記憶媒体について、上記受け取るステップと上記読み出すステップと上記書き込むステップとを繰り返すことで、すべての記憶媒体をフォーマットすることが可能である。
【0018】
本発明によれば、情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いられ、少なくとも1つの記憶媒体に、セクタ・サイズ未満のデータ・サイズを有するデータとフォーマット・データとを組み合わせて該セクタ・サイズのデータを形成して記録する方法であって、該方法は、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子と前記セクタ・サイズ未満のデータと該データのデータ・サイズとを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、前記データ・サイズ分の前記データを書き込み、該データ以外の部分に読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を含むデータの記録方法が提供される。
【0019】
本発明によれば、情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いる、少なくとも1つの記憶媒体のフォーマットを実現するためのコンピュータ可読なプログラムであって、該プログラムは、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を実行するプログラムが提供される。
【0020】
さらに、本発明によれば、情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いられ、少なくとも1つの記憶媒体に、セクタ・サイズ未満のデータ・サイズを有するデータとフォーマット・データとを組み合わせて該セクタ・サイズのデータを形成して記録することを可能にするコンピュータ可読なプログラムであって、該プログラムは、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子と前記セクタ・サイズ未満のデータと該データのデータ・サイズとを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、前記データ・サイズ分の前記データを書き込み、該データ以外の部分に読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を実行するプログラムが提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した具体的な実施の形態に沿って説明するが、本発明は、後述する実施の形態に限定されるものではない。
【0022】
図1は、本発明の記憶装置を備える情報処理システムの概略を示した図である。図1に示すシステムは、記憶装置10と情報処理手段20とを含んで構成されていて、情報処理手段20は、ユーザからのフォーマット要求や、データの記録の要求を受け取り、データを管理、処理、生成したり、記憶装置10に読み書きするために必要とされるデータなどを転送したり、受け取ったりすることができる。記憶装置10は、情報処理手段20からアドレスやデータを受け取り、そのアドレスに基づいてデータを記憶したり、情報処理手段20からの要求により必要とされるデータを読み出し、情報処理手段20に送ったりすることができる。図1に示す記憶装置10は、制御手段30と複数の記憶媒体40〜99を含み、情報処理手段20の要求する記憶容量に適合する記憶容量として構成することができる。図1に示す実施の形態では、記憶媒体40〜99は、HDDが60台接続された構成とされている。また、制御手段30は、複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段と、記憶媒体40〜99の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべきフォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段と、パターン識別子に対応するフォーマット・データを格納手段から読み出し、受け取ったセクタ・アドレスに対応する記憶媒体40〜99のセクタに、読み出したフォーマット・データを書き込む手段とを含んで構成されている。
【0023】
図1に示す情報処理手段20では、ユーザからのフォーマット要求や、データの記録要求を受けた場合、記憶装置10にアクセスして記憶装置10の容量や型式などの情報を取得し、適切なデータ形式に変換するなどして処理し、記憶装置10において受け取り準備ができているか否かを確認した後、フォーマット・データや必要とされるデータを含む実データを記憶装置10に転送することができる。記憶装置10に転送されるデータは、情報処理手段20においてファイル・システムで管理されている。図1に示す記憶装置10では、ファイル・システムから転送されるフォーマット・データを受け取り、格納手段において一時的に格納する。ファイル・システムから複数のパターンのフォーマット・データが転送される場合には、格納手段において各パターンに整理してフォーマット・データを格納する。記憶媒体40〜99のフォーマットは、ファイル・システムからフォーマットするべきセクタを指定するセクタ・アドレスと、格納手段に予め格納されたフォーマット・データのうち、どのデータを書き込むかを指定するパターン識別子を与えるだけでフォーマット作業を行うことができる。本発明では、ファイル・システムから同じフォーマット・データをセクタごとに転送する必要がなくなり、フォーマット作業にかかる時間を短縮することができる。また、本発明の情報処理システムは、記憶装置10へのフォーマットに必要なセクタ・アドレスおよびパターン識別子の転送が終了すれば、情報処理手段20での別の処理を実行することが可能となる。
【0024】
本発明において使用することができる記憶媒体40〜99は、特に制限されるものではなく、HDDといった記憶媒体やRAIDコントローラのほか、CD−R、CD−RW、DVD、MOといった書換え可能ないかなる記憶媒体でも適用することができる。また、本発明においては、記憶媒体40〜99は、例えば、HDDといった記憶媒体といった同一の記憶媒体を含んで構成される別体とされたユニットとして構成することもできるし、HDDを記憶媒体として含むユニットと、MOといった異なった記憶媒体を含んで個別に構成されるユニットとして構成することもできる。
【0025】
本発明において使用することができる情報処理手段20は、ホスト・コンピュータとしてこれまで知られたいかなるものでも用いることができ、具体的には例えば、パーソナル・コンピュータ、ワークステーションから構成することが可能であり、このパーソナル・コンピュータ、またはワークステーションとしては、PENTIUM(登録商標)、PENTINUM II(登録商標)、PENTINUM III(登録商標)といったCPU、またはこれと互換性のあるCPUを搭載することが可能で、WINDOWS(登録商標)、WINDOWS(登録商標) NT、OS/2(登録商標)、ユニックス、リナックスといったオペレーティング・システムを動作させることが可能なパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、またはPowerPC(登録商標)、またはこれに互換性のあるCPUを含みOS/2(登録商標)、AIX(登録商標)、またはMacOS(登録商標)といったオペレーティング・システムを動作させることができるパーソナル・コンピュータまたはワークステーションを挙げることができる。
【0026】
図2は、図1に示した本発明の記憶装置10の構成を示したブロック図である。図2に示した記憶装置10は、HDDなどの記憶媒体40と、複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて各メモリ・アドレスに格納する格納手段32と、ファイル・システムから転送されるセクタ・アドレスとパターンを指定するパターン識別子とを受け取る手段34と、パターン識別子に対応するメモリ・アドレスを計算し、計算したメモリ・アドレスに格納されたフォーマット・データを読み出し、受け取ったセクタ・アドレスに対応する記憶媒体40のセクタに、読み出したフォーマット・データを書き込む手段36とを含んで構成されている。図2においては、上記格納手段として、各パターンのフォーマット・データを読み書きすることが容易となるようにメモリ・アドレスとともに格納するキャッシュ32と、受け取る手段としてインタフェイス(I/F)34と、書き込む手段としてコントローラ36とが示されている。
【0027】
図2に示す実施の形態では、記憶媒体40は、直接およびキャッシュ32を介してコントローラ36に接続され、さらにコントローラ36がインタフェイス34に接続されている。インタフェイス34は、図1に示す情報処理手段20のファイル・システムから転送されるデータ、パターン識別子およびセクタ・アドレスを受け取ることができる。本発明の記憶装置10に用いられるキャッシュ32は、高速に読み書きできるもの、インタフェイス34は、ATAといったデータ転送を可能にするもの、コントローラ36は、MPU(Micro−Processing Unit)といった受け取ったデータをキャッシュ32に格納したり、記憶媒体40に読み書きできるものであれば、これまで知られた同等の機能を有するいかなる要素でも用いることができる。
【0028】
図3は、図2に示したHDDのDISKといった記憶媒体40の詳細を示した図である。図3に示す記憶媒体40は、データを記録する領域であるトラックの集まりを仮想的な円筒と見なしたシリンダを形成していて、同軸の径の異なるシリンダを集めた構成とされている。図3では、シリンダ1、シリンダ10、シリンダ100のみが示されているが、シリンダ1とシリンダ10との間にはシリンダ2〜9、シリンダ10とシリンダ100との間にはシリンダ11〜99、シリンダ100の内側にはシリンダ101から構成するシリンダ数までのシリンダが含まれている。ここで各番号は、シリンダ番号を示している。例えば、シリンダ10を取り出してみると、シリンダ10にはデータを記録する領域であるトラック1〜トラックLが含まれている。HDDといった記憶媒体40では、ディスクが一定の速度で回転しているため、一定時間当たりのトラックの長さは、外側のシリンダに含まれるトラックが内側のシリンダに含まれるトラックよりも長くなっている。外側のシリンダに含まれるトラックと内側のシリンダに含まれるトラックの記憶容量は一定であるため、外側のトラックでは記録密度が低く、内側のトラックでは記録密度が高くなっている。また、各トラック、例えばトラック番号が1であるトラック1では、データの読み書きがセクタ単位で行われるようにセクタ1からセクタNに区分されている。各セクタを指定するためにセクタ・アドレスといったアドレスが割り当てられている。本発明において記憶媒体40は、上述したシリンダやトラックがハードウェアとして存在するものの、単にセクタが連続して順番に並んでいるものと見なすことができる。したがって、シリンダやトラックに関係なく記憶媒体40の順番に並んだセクタに、連続したアドレスを割り当てることができ、連続したアドレスに連続的にデータを書き込むことができる。また、図2に示すインタフェイス34からは、セクタが連続して順番に並んでいるように見ることができ、所定アドレスのセクタに、または所定アドレスのセクタから連続してセクタ数だけデータを書き込むために、インタフェイス34においてセクタ・アドレスおよびセクタ数を受け取ることができる。
【0029】
図4は、図2に示したキャッシュ32の詳細を示した図である。図4に示すキャッシュ32は、パターン1からパターンMといった複数のパターンのフォーマット・データを格納することができるように区分されている。また、各パターンには、メモリ・アドレスといったアドレスが割り当てられている。図2に示したインタフェイス34で受け取った異なるパターンのフォーマット・データは、各パターンに応じてキャッシュ32内に割り当てられた各メモリ・アドレスに格納される。キャッシュ32内に割り当てられたメモリ・アドレスへの格納は、コントローラ36を使用して行われる。キャッシュ32は、上述したフォーマット・データ以外にも、繰り返し読み書きするために転送されるデータを格納することもできる。本発明では、複数のパターンのフォーマット・データ受け取る場合、各パターンに対応するパターン識別子とともに受け取ることができ、コントローラ36によって各パターン識別子に対応するキャッシュ32内に割り当てられたメモリ・アドレスを計算し、そのメモリ・アドレスにフォーマット・データが格納される。こうすることにより、記憶媒体40の各セクタに書き込むべきフォーマット・データに対応するパターン識別子を転送することにより、キャッシュ32内から指定されたフォーマット・データを読み出してフォーマットを行うことができる。
【0030】
図5は、本発明の情報処理システムにおいて情報処理手段から転送されるパラメータを示した図である。図5には、3つのコマンドが示されており、各コマンドに応じて記憶装置に転送するパラメータが異なることを示している。図5に示すコマンド1は、ユーザからのフォーマット要求を受けた場合に、またはセクタ・サイズ未満のデータ・サイズを有するデータを記録する場合に、図2に示した記憶装置10に予めフォーマット・データを転送し、キャッシュ32に格納しておくプロセスを実行するものである。コマンド1では、ユーザからのフォーマット要求などにより、使用するフォーマット・データと、図2に示したキャッシュ32内の所定メモリ・アドレスに格納するためのパターン識別子とがファイル・システムから記憶装置10に転送される。図5においては、パターン識別子がパターン番号として示されている。図2に示した記憶装置10では、フォーマット・データとパターン番号とを受け取り、コントローラ36によってパターン番号に対応するメモリ・アドレスを計算し、そのメモリ・アドレスにフォーマット・データを格納する。複数のパターンのフォーマット・データが転送される場合には、各メモリ・アドレスに対応させて各フォーマット・データが格納される。
【0031】
図5に示すコマンド2は、コマンド1が終了した後に実行され、フォーマットを行うべき記憶媒体40のセクタ・アドレスと、そのセクタ・アドレスに書き込むべきフォーマット・データを図2に示したキャッシュ32から読み出すためのパターン番号とが記憶装置10に転送される。図2に示したインタフェイス34では、セクタ・アドレスとパターン番号とを受け取り、コントローラ36は、インタフェイス34で受け取ったパターン番号からメモリ・アドレスを計算し、キャッシュ32内のそのメモリ・アドレスに格納されたフォーマット・データを読み出す。図2に示したインタフェイス34で受け取ったセクタ・アドレスに対応する記憶媒体40のセクタに、キャッシュ32から読み出したフォーマット・データが書き込まれる。この書き込みは、インタフェイス34で受け取ったセクタ・アドレスすべてに対して行われる。コマンド2では、同じフォーマット・データを連続するセクタ・アドレスに書き込む場合、キャッシュ32内に格納されたフォーマット・データを読み出すためのパターン番号とセクタ・アドレスのほか、セクタ数が転送される。この場合のセクタ・アドレスは、連続するセクタの最初のアドレスを示し、上記セクタ数により書き込むべきアドレスの範囲を決定することができる。本発明では、セクタ数を転送しなくても、書き込むべきセクタ・アドレスを個別に転送することもできる。また、上述したような複数のHDDを含むRAIDシステムを構成した記憶媒体40を採用する記憶装置10においても、インタフェイス34においてそれぞれの記憶媒体40のセクタ・アドレスとパターン番号といった少ないデータの受け取りで済むため、書き込み速度を落とすことなく並列に並べられた記憶媒体40に並列に書き込みすることができる。
【0032】
図5に示すコマンド3では、実データを受け取り、その実データがセクタ・サイズ未満のデータである場合には、そのデータ・サイズ分のデータのみを受け取り、図2に示した記憶媒体40にデータ・サイズ分のみを書き込み、そのセクタに書き込みが行われなかった部分にはフォーマット・データが書き込まれるようにされている。コマンド1でキャッシュ32にフォーマット・データが格納された後、インタフェイス34において上述したセクタ・サイズ未満のデータと、そのデータ・サイズと、パターン番号と、セクタ・アドレスとを受け取る。ここで、セクタ・サイズ未満のデータとは、具体的には、業務系データベースからの抽出時の履歴情報、データ構造の情報、データ変換に関する情報、データベースのアーキテクチャと内容に関する属性、特性、意味付けなどの情報を持つメタデータのように一部のみが必要なデータとされているものを意味する。1つのセクタ・サイズが512バイトであるHDDでは、例えば100バイトが必要なデータとされ、残りの412バイトが必要でないデータで形成されているものを意味する。本発明では、インタフェイス34において必要とされる100バイトのデータのみを受け取ることができ、この100バイトのデータとともにパターン番号と書き込むべきセクタ・アドレスも受け取る。図2に示したコントローラ36によってパターン番号に対応するフォーマット・データがキャッシュ32から読み出される。セクタ・アドレスに対応する記憶媒体40のセクタに100バイトのデータが書き込まれ、残りの412バイトに読み出したフォーマット・データが書き込まれる。このようにして、記憶媒体40の各セクタには、セクタ・サイズのデータが形成され、記憶されることになる。本発明では、上述したようにファイル・システムと記憶装置10との間のデータの転送を少なくすることで、これらを接続するバスの負荷を大幅に軽減することができる。また、本発明では、上述した各コマンドを実行するためのコンピュータ可読なプログラムとして記憶しておくことができる。この場合、ユーザからのフォーマット要求やデータの記録要求に応じてプログラムが起動され、各コマンドを実行することができる。
【0033】
図6〜図8は、図5に示した各コマンドを実行した場合のプロセスを示したフローチャートである。図6に示すプロセスは、ユーザからのフォーマット要求を情報処理手段が受け取ることにより、ステップ600においてコマンド1を開始する。上述したようにして、記憶装置に転送するべきフォーマット・データ、格納するべきキャッシュ内のメモリ・アドレスに対応するパターン番号が決定され、記憶装置に転送される。ステップ610において、パターン番号とフォーマット・データとをインタフェイスで受け取る。記憶媒体がHDDである場合には、1つまたは複数のパターンの512バイトのフォーマット・データを受け取ることができる。コントローラは、ステップ620において、パターン番号に対応するキャッシュのメモリ・アドレスを計算する。次に、コントローラは、ステップ630において、計算したメモリ・アドレスにフォーマット・データを書き込み、コマンド1を実行した場合のプロセスが終了する。本発明においては、ファイル・システムからパターン番号やフォーマット・データを転送する前に記憶装置の準備が完了していることを示す通知や、キャッシュにフォーマット・データが格納されたことを示す通知を情報処理手段に戻し、その通知を受けて次の処理を進めることができる。
【0034】
図7に示すプロセスは、図6に示すプロセスが完了した後に行われる。ステップ700において、コマンド2を開始する。ファイル・システムから記憶媒体をフォーマットするために必要とされるデータが転送される。インタフェイスでは、ステップ710において、記憶媒体のどのセクタにフォーマット・データを書き込むかを表すセクタ・アドレスと、どのフォーマット・データを書き込むかを指定するパターン番号とを受け取る。連続するセクタをフォーマットする場合には、さらにセクタ数を受け取ることができる。次に、コントローラによってパターン番号から書き込むべきフォーマット・データをキャッシュ内から読み出す。ステップ720において、セクタ・アドレスと読み出したフォーマット・データとにより、記億媒体の該当するセクタにフォーマット・データを書き込む。ステップ730では、指定されたセクタ数だけ書き込みが終了しているかの判断が行われる。ステップ710においてセクタ数を受け取った場合には、「no」が選択されてステップ740に進み、連続する次のアドレスを指定する。次のアドレスは、図7に示したような計算式により決定することができる。再び、ステップ720において指定されたセクタ・アドレスとパターン番号により読み出したフォーマット・データとにより、記憶媒体の該当するセクタにフォーマット・データを書き込む。そして次に、再びステップ730においてセクタ数だけ書き込みが終了しているかの判断が行われる。ステップ730において指定されたセクタの書き込みがすべて終了していれば、「yes」が選択されてステップ750に進み、フォーマット作業が終了する。
【0035】
図8に示すプロセスは、図6に示すプロセスが完了した後に行われる。ステップ800において、コマンド3を開始する。上述したように、ファイル・システムから書き込むべきセクタ・サイズ未満のデータと、そのデータ・サイズと、パターン番号と、セクタ・アドレスとが記憶装置10に転送される。インタフェイスでは、ステップ810において、データ、そのデータ・サイズ、パターン番号、セクタ・アドレスを受け取る。コントローラは、ステップ820において、受け取ったセクタ・アドレスに基づいてデータをデータ・サイズ分だけ書き込む。また、コントローラは、パターン番号によりキャッシュに格納されたフォーマット・データを読み出し、ステップ830において、そのセクタ・アドレスのセクタに書き込まれたデータ以外の、ステップ820では書き込まれなかった部分をフォーマット・データにより書き込む。本発明においては、先にフォーマット・データを書き込み、後からデータをデータ・サイズ分だけ書き込むこともできる。セクタ・アドレスへのデータ・サイズ分のデータおよびフォーマット・データの書き込みが終了していれば、ステップ840において、コマンド3を実行した場合のプロセスが終了する。
【0036】
図9は、図8に示すプロセスのステップ820およびステップ830で用いられるデータを例示した図である。図9(a)は、データ・サイズ分のデータが2桁の数値として複数示されており、空白とされた部分は、必要のないデータであるため、ファイル・システムからデータが転送されていないことを示す。図9(b)は、フォーマット・データの一例を示した図である。図9(b)に示すデータは、すべてが「FF」で表されたデータ構成とされている。図8に示すプロセスのステップ820では、指定されたセクタ・アドレスに図9(a)に示すデータのみを書き込み、ステップ830において空白の部分に図9(b)に示すフォーマット・データを書き込む。すると、図9(c)に示すような1つのセクタ・サイズのデータが形成される。こうすることにより、情報処理手段から記憶装置に転送されるデータ容量が少なくて済み、短時間でデータを転送することができる。
【0037】
図10は、本発明のフォーマット方法を示すフローチャートである。図10に示すプロセスでは、上述したようにコマンド1とコマンド2とを使用して行われる。まず、ステップ1000において、フォーマットを開始する。フォーマットは、ユーザからのフォーマット要求を情報処理手段が受け取ることにより開始される。ファイル・システムによってフォーマットに必要とされるフォーマット・データ、フォーマット・データを書き込むセクタ・アドレス、キャッシュに格納されたフォーマット・データを指定するためのパターン番号が記憶装置に転送される。ステップ1010では、図6に示したプロセスを実行するコマンド1を開始し、パターン番号によりキャッシュ内の指定されたメモリ・アドレスにフォーマット・データを格納する。次に、ステップ1020において、キャッシュに格納されたフォーマット・データによる書き込みか否かが判断される。キャッシュに格納されたフォーマット・データを使用して書き込みを行う場合には、「yes」を選択してステップ1030に進み、そうでない場合には「no」を選択してステップ1040に進む。
【0038】
図10に示すステップ1030では、図7に示したプロセスを実行するコマンド2を開始し、インタフェイスで受け取ったパターン番号からキャッシュ内に格納されたフォーマット・データを読み出し、インタフェイスで受け取ったセクタ・アドレスに基づいて、記憶媒体の該当するセクタ・アドレスにフォーマット・データを書き込む。ステップ1040では、キャッシュ内にフォーマット・データが格納されていないため、従来の書き込み方法としてフォーマット・データとセクタ・アドレスとをインタフェイスで受け取り、そのセクタ・アドレスに対応する記憶媒体のセクタ・アドレスにフォーマット・データを書き込む。次に、ステップ1050では、すべてのセクタにフォーマット・データが書き込まれたか否かを判断する。すべてのセクタにフォーマット・データが書き込まれている場合には、「yes」を選択してステップ1060において、フォーマット作業を終了する。また、すべてのセクタにフォーマット・データが書き込まれていない場合には、「no」を選択して再びステップ1020に戻り、ステップ1030またはステップ1040のプロセスが実行される。
【0039】
図11は、HDDへのデータの記録方法を示すフローチャートである。本発明のデータの記録方法は、セクタ・サイズ未満のデータをデータ・サイズ分だけが転送され、予めキャッシュに格納したフォーマット・データと組み合わせてセクタ・サイズのデータを形成し、記録する方法である。図11に示すフローチャートでは、ステップ1100においてセクタ・サイズ未満のデータの書き込みを開始する。ステップ1110において、図6に示したプロセスを実行するコマンド1を開始し、図9(b)に示したようなフォーマット・データをパターン番号に対応するキャッシュ内のメモリ・アドレスに格納する。次に、ステップ1120において、図8に示したプロセスを実行するコマンド3を開始し、ファイル・システムからセクタ・アドレスと、パターン番号と、データと、データ・サイズとが転送され、インタフェイスでそれらを受け取る。コントローラによりパターン番号に対応するメモリ・アドレスに格納されているフォーマット・データを読み出し、インタフェイスで受け取ったデータを、セクタ・アドレスにより指定されたセクタにデータ・サイズ分だけ書き込む。書き込み後のデータは、図9(a)に示したようなデータのみが記憶されていることとなる。次に、読み出したフォーマット・データを、データ・サイズ分だけ書き込んだセクタの空白の部分に書き込む。このようにして書き込むことで、そのセクタには、図9(c)に示したような1セクタ・サイズ分のデータが形成され、記憶されていることとなる。ステップ1130では、転送されたデータすべてにつき、データとフォーマット・データと組み合わせてセクタ・サイズのデータを形成し、記憶することでデータ書き込み作業は終了する。
【0040】
図12は、複数の記憶媒体40がある場合のフォーマット作業の流れを示したフローチャートである。図12に示すプロセスは、図1に示した記憶装置10のすべての記憶媒体40〜99をフォーマットする場合の流れを示している。ステップ1200において、フォーマット作業を開始する。フォーマットは、ユーザからのフォーマット要求により開始される。まず、ステップ1210において、図1に示した記憶媒体40(HDD1)をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データがパターン番号とともに記憶装置10に転送され、記憶装置10ではフォーマット・データをキャッシュに格納する。ステップ1220において、図1に示した記憶媒体40の次の、例えば、記憶媒体41(HDD2)をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データがパターン番号とともに記憶装置10に転送され、記憶装置10ではフォーマット・データをキャッシュに格納する。同様にして、ステップ1230において、図1に示した記憶媒体42(HDD3)から記憶媒体99(HDD60)までをフォーマットするために必要とされるフォーマット・データがそれぞれについてパターン番号とともに記憶装置10に転送され、記憶装置10ではこれらフォーマット・データをキャッシュに格納する。格納の際、各フォーマット・データは、パターンに応じてキャッシュ内に割り当てられた各メモリ・アドレスに格納される。
【0041】
次に、図12に示すステップ1240において、図1に示した記憶媒体40のすべてのセクタにフォーマット・データを書き込む。ステップ1240では、記憶媒体40の各セクタについて図7に示したプロセスが実行され、すべてのセクタにフォーマット・データが書き込まれたところでステップ1240が終了する。次に、ステップ1250において、図1に示した記憶媒体40の次の記憶媒体41について、フォーマット作業が開始される。上述したように記憶媒体41のすべてのセクタについて図7に示すプロセスが実行され、すべてのセクタにフォーマット・データが書き込まれたところでステップ1250が終了する。ステップ1260において、ステップ1240およびステップ1250と同様にして、記憶媒体42から記憶媒体99までのすべての記憶媒体のすべてのセクタに、フォーマット・データが書き込まれたところでステップ1260が終了する。
【0042】
これまで本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明では、複数の記憶媒体が設けられた場合においても、キャッシュ、インタフェイスおよびコントローラはそれぞれ1つであって良く、必要に応じて複数設けることもできる。また、本発明のフォーマット方法およびデータの記録方法は、図10〜図12に示したプロセスを実行することを可能とするプログラムとして構成し、このプログラムをいずれかの記憶媒体に記憶して必要に応じて呼び出して実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記憶装置を備える情報処理システムの概略を示した図。
【図2】本発明の記憶装置の構成を詳細に示したブロック図。
【図3】図2に示す記憶媒体の詳細を示した図。
【図4】図2に示すキャッシュの詳細を示した図。
【図5】本発明の情報処理システムにおいて情報処理手段から転送されるパラメータを示した図。
【図6】図5に示すコマンド1のプロセスを示したフローチャート。
【図7】図5に示すコマンド2のプロセスを示したフローチャート。
【図8】図5に示すコマンド3のプロセスを示したフローチャート。
【図9】図8に示すフローチャートにおいて使用するデータを例示した図。
【図10】本発明におけるフォーマット・プロセスを示したフローチャート。
【図11】本発明におけるデータ記録プロセスを示したフローチャート。
【図12】本発明における複数の記憶媒体をフォーマットするためのフォーマット・プロセスを示したフローチャート。
【図13】従来のRAID構成を採用する記憶装置の概略図。
【図14】図13に示した従来の記憶装置の概略図。
【図15】記憶媒体をフォーマットする際に、書き込むべきデータを例示した図。
【符号の説明】
10、100…記憶装置
20…情報処理手段
30、110…制御手段
32、106…キャッシュまたは格納手段
34、102…インタフェイスまたは受け取る手段
36、104…コントローラまたは書き込む手段
40〜99、200〜259…記憶媒体
Claims (15)
- 情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置であって、該記憶装置は、
少なくとも1つの記憶媒体と、
複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段と、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段と、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出し、受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込む手段と
を含む記憶装置。 - 前記記憶装置は、複数の記憶媒体を含むRAIDシステムを構成する、請求項1に記載の記憶装置。
- 前記受け取る手段は、前記フォーマット・データを連続する複数の前記セクタ・アドレスに書き込む場合には、さらにセクタ数を受け取る、請求項1または2に記載の記憶装置。
- 前記受け取る手段は、セクタ・サイズ未満のデータと該データのデータ・サイズとを受け取る、請求項1または2に記載の記憶装置。
- 前記書き込む手段は、前記フォーマット・データを連続する複数の前記セクタ・アドレスに書き込む場合には、前記セクタ・アドレスのセクタから連続するセクタに前記セクタ数だけ書き込む、請求項3に記載の記憶装置。
- 前記書き込む手段は、前記セクタ・サイズ未満のデータと該データのデータ・サイズとを受け取った場合には、前記セクタ・アドレスのセクタに前記データ・サイズ分のデータを書き込み、該データ以外の部分に前記フォーマット・データを書き込む、請求項4に記載の記憶装置。
- 前記書き込む手段は、前記セクタ・サイズ未満のデータを複数受け取った場合には、それぞれの指定されたセクタ・アドレスのセクタに前記データ・サイズ分のデータを書き込み、該データ以外の部分に前記フォーマット・データを書き込む、請求項6に記載の記憶装置。
- 情報処理手段と、前記情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置を含んで構成される情報処理システムであって、該記憶装置は、
少なくとも1つの記憶媒体と、
複数のパターンのフォーマット・データを各パターンに応じて格納する格納手段と、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取る手段と、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出し、受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタ・アドレスに、読み出した前記フォーマット・データを書き込む手段と
を含む情報処理システム。 - 情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いる、少なくとも1つの記憶媒体のフォーマット方法であって、該方法は、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を含むフォーマット方法。 - 前記記憶装置は、複数の記憶媒体を含むRAIDシステムを構成していて、すべての記憶媒体について、前記受け取るステップと前記読み出すステップと前記書き込むステップとを繰り返す、請求項9に記載のフォーマット方法。
- 前記受け取るステップは、前記フォーマット・データを連続する複数の前記セクタ・アドレスに書き込む場合には、さらにセクタ数を受け取る、請求項9または10に記載のフォーマット方法。
- 前記書き込むステップは、前記フォーマット・データを連続する複数の前記セクタ・アドレスに書き込む場合には、前記セクタ・アドレスのセクタから連続するセクタに前記セクタ数だけ書き込む、請求項11に記載のフォーマット方法。
- 情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いられ、少なくとも1つの記憶媒体に、セクタ・サイズ未満のデータ・サイズを有するデータとフォーマット・データとを組み合わせて該セクタ・サイズのデータを形成して記録する方法であって、該方法は、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子と前記セクタ・サイズ未満のデータと該データのデータ・サイズとを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、前記データ・サイズ分の前記データを書き込み、該データ以外の部分に読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を含むデータの記録方法。 - 前記記憶装置は、複数の記憶媒体を含むRAIDシステムを構成し、前記受け取るステップと前記読み出すステップと前記書き込むステップとを繰り返して複数の記憶媒体にデータを書き込むことを可能にする、請求項13に記載のデータの記録方法。
- 情報処理手段との間でデータを書き込み、読み出しするための記憶装置に用いる、少なくとも1つの記憶媒体のフォーマットを実現するためのコンピュータ可読なプログラムであって、該プログラムは、
前記記憶媒体をフォーマットするために必要とされるフォーマット・データを受け取り、各パターンに応じて格納手段に格納するステップと、
前記記憶媒体の書き込むべきセクタを指定するためのセクタ・アドレスと書き込むべき前記フォーマット・データのパターンを指定するためのパターン識別子とを受け取るステップと、
前記パターン識別子に対応する前記パターンの前記フォーマット・データを前記格納手段から読み出すステップと、
受け取った前記セクタ・アドレスに対応する前記記憶媒体のセクタに、読み出した前記フォーマット・データを書き込むステップと
を実行するプログラム。
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