JP2015032339A - 情報記録装置および情報記録方法 - Google Patents

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Nobuhiro Sugawara
信広 菅原
増山 秀和
Hidekazu Masuyama
秀和 増山
浩典 菅野
Hironori Sugano
浩典 菅野
小川 兼司
Kenji Ogawa
兼司 小川
哲生 栗林
Tetsuo Kuribayashi
哲生 栗林
誠二 戸田
Seiji Toda
誠二 戸田
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Abstract

【課題】ユーザデータを記録するための領域のフォーマット処理を好適に行うこと。【解決手段】一実施形態の情報記録装置によれば、データを記録するためのデータ領域を含む記録媒体と、記録媒体へのデータの記録を制御するコントローラと、を備え、このコントローラは、記録媒体のデータ領域に対するフォーマット処理の実行の要求に応じて、データ領域に対してフォーマット処理用のデータを記録せず、データ領域とは異なる不揮発性の記録部に対してフォーマット処理に関するフォーマット情報を記録する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報を記録する情報記録装置および情報記録方法に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)やSSDといった情報記録装置では、高記録
密度および高記録容量の向上が推進されている。このような情報記録装置のユーザデータ
を記録するためのデータ領域のフォーマット処理では、全てのデータ領域に情報を記録す
るために処理時間が増大する。例えば、SAS(Serial Attached SCSI)規格に準拠した
「Format Unitコマンド」への応答としては、データ領域に所定のデータを記録すること
が要求される。
フォーマット処理がなされることで、以前に記録されていたデータは無効化される。従
来から、記録されたデータを無効化するための様々な技術が開示されている。データを無
効化する手法の一つに、記録されたデータに対応するCRCを加工する技術がある。また
、CRCを、データ領域の位置情報に基づいて生成する技術が開示されている。
特開平05−174491号公報 特許第3671444号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ユーザデータを記録するための領域のフォ
ーマット処理を好適に行うことができる情報記録装置および情報記録方法を提供すること
である。
実施形態による情報記録装置は、データを記録するためのデータ領域を含む記録媒体と
、記録媒体へのデータの記録を制御するコントローラと、を備え、このコントローラは、
記録媒体のデータ領域に対するフォーマット処理の実行の要求に応じて、データ領域に対
してフォーマット処理用のデータを記録せず、データ領域とは異なる不揮発性の記録部に
対してフォーマット処理に関するフォーマット情報を記録する。
実施形態にかかる情報記録装置である磁気ディスク装置(HDD)を備える電子システムの構成を示すブロック図。 本実施形態にかかるリード処理、ライト処理、及びフォーマット処理を実行するブロックを説明するための構成図。 本実施形態にかかるフォーマット処理の動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態にかかるライト処理の動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態にかかるリード処理の動作を説明するためのフローチャート。
以下、いくつかの実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施
形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成
要素を変形して具体化できる。また、以下の実施形態に開示されている複数の構成要素の
適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素
から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組
み合せてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報記録装置としての磁気ディスク装置(以下、HDDとも
称する)10を備える電子システム150の構成を示すブロック図である。電子システム
150はホスト装置100およびHDD10を備えている。ホストI/F120は、ホス
ト装置100とHDD10とを接続し、ホスト装置100とHDD10との間のコマンド
およびユーザデータの送受信に利用される。ホストI/F120は、SATA(Serial A
dvanced Technology Attachment)規格やSAS(Serial Attached SCSI)規格に準拠す
る。HDD10は、ホストI/F120を介してホスト装置100と接続され、ホスト装
置100の情報記録装置として機能する。例えば、電子システム150は、パーソナルコ
ンピュータやモバイル機器であり、ホスト装置100は、パーソナルコンピュータ等に備
えられるチップセットICである。
HDD10は、磁気ディスク1、スライダ2、アーム3、ボイスコイルモータ(VCM
)4、及びスピンドルモータ(SPM)5を含むヘッド・ディスクアセンブリ(Head-Dis
k Assembly:HDA)を有する。またHDD10は、モータドライバ21、ヘッドIC2
2、不揮発性メモリ(NVRAM)43、及びコントローラ60を含む回路ブロックを有
する。
コントローラ60は、リードライトチャネルIC(以下、RDCとも称する)31、C
PU41、RAM42、及びHDC(Hard Disc Controller)50を含む。RAM42は
、磁気ディスク1よりも高速なデータ転送が可能な揮発性メモリであるDRAM(SDR
AM)またはSRAMが適用される。NVRAM43は、不揮発性の記録部であり、フラ
ッシュメモリやNANDメモリといった半導体メモリや、磁気ディスク1の一部の記録領
域が適用される。
実施形態にかかるHDD10は、磁気ディスク1にデータを記録する処理(ライト処理
)、及び磁気ディスク1からデータを読み出す処理(リード処理)を実行する。またHD
D10は、ホスト装置100から送信されるフォーマットコマンドに応じたフォーマット
処理を実行する。フォーマットコマンドは、例えば、SAS規格に準拠した「Format Uni
tコマンド」である。これら複数の処理は、CPU41で実行されるプログラム(ファー
ムウェア)に従って制御される。プログラムのデータは、NVRAM43や磁気ディスク
1に記憶されている。
磁気ディスク1は、SPM5により回転する。SPM5は、モータドライバ21からの
駆動電流により駆動制御される。アーム3とVCM4はアクチュエータを構成する。アク
チュエータは、スライダ2に実装されたヘッド(不図示)を磁気ディスク1上の目標位置
まで移動(シーク)させる。即ち、アクチュエータは、VCM4の駆動により、アーム3
に搭載されているスライダ2(更に詳細にはヘッド)をディスク1上の径方向に移動させ
る。VCM4は、モータドライバ21からの駆動電流により駆動制御される。
磁気ディスク1には、データが記録される多数のシリンダ(トラック)が構成される。
各シリンダは、複数のセクタを含んで構成される。磁気ディスク1は、HDD10の動作
に関する管理情報及びフォーマット処理に関するフォーマット情報を記録するためのシス
テム領域と、ホスト装置100から送信されるユーザデータを記録するためのデータ領域
とを有する。磁気ディスク1は記録媒体として構成される。ヘッドはスライダ2を本体と
して、当該スライダに実装されているライトヘッドWH及びリードヘッドRHを有する。
リードヘッドRHは、磁気ディスク1上のシリンダに記録されているデータを読み出す。
読み出されるデータは、サーボ情報やユーザデータである。ライトヘッドWHは、磁気デ
ィスク1上にユーザデータ、及びフォーマット処理におけるフォーマットデータを書き込
む。ライトヘッドWHは記録手段として構成される。
ヘッドIC22は、リードアンプ及びライトドライバ(共に不図示)を有する。リード
アンプは、リードヘッドRHにより読み出されたリード信号を増幅してRDC31に伝送
する。ライトドライバは、RDC31から出力されるライトデータに応じたライト電流を
ライトヘッドWHに伝送する。
コントローラ60は、RDC31、CPU41、RAM42、及びHDC50を含む1
チップの集積回路で構成されている。RDC31は、リードチャネル及びライトチャネル
(共に不図示)を含む。リードチャネルは、リードヘッドRHにより読み出されたリード
信号を処理してデータ(サーボ情報を含む)を復号する。ライトチャネルは、HDC50
からのライトデータの信号処理を実行する。RAM42は、コントローラ60の外部に設
けられてもよい。
HDC50は、RAM42を制御して、ホスト装置100とRDC31との間のデータ
転送を制御する。HDC50は、リードデータ及びライトデータをRAM42に一時的に
格納することでデータ転送制御を実行する。また、HDC50はNVRAM43を制御し
て、例えばCPU41が実行するプログラム及び装置パラメータの、格納及び読み出しを
行う。HDC50は、ホスト装置100とHDD10との間のコマンド及びデータの送受
を制御するインターフェース手段として構成される。
CPU41は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラとも称される。CPU
41は、モータドライバ21を介してVCM4を制御してヘッドの位置決め制御(サーボ
制御)を実行する。また、CPU41は、RDC31を介して磁気ディスク1に対するリ
ード処理、ライト処理、及びフォーマット処理を制御する。CPU41は、プログラムに
従って、これらの処理をHDAや回路ブロックを利用して制御する。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかるHDD10に備えられ、リード処理、ライト
処理、及びフォーマット処理を実行するブロックを説明する。図2は、本実施形態にかか
るリード処理、ライト処理、及びフォーマット処理を実行するブロックを説明するための
構成図である。
HDD10は、コマンド処理部201、ライト処理部202、リード処理部203、及
びフォーマット処理部204を含む。これらのブロックは、HDD10が有するHDA、
回路ブロック、及びCPU41により実行されるプログラムにより構成される。すなわち
、本実施形態にかかるリード処理、ライト処理、及びフォーマット処理は、これらのブロ
ックによって実行される。
コマンド処理部201は、ホスト装置100から送信されるコマンドに応じた処理、又
はHDD10の内部で要求される処理の実行要求を、ライト処理部202、リード処理部
203、又はフォーマット処理部204に通知する。コマンド処理部201は、ライト処
理部202、リード処理部203、又はフォーマット処理部204から通知された情報に
応じて、ホスト装置に対する応答コマンドを送信する。実施形態のコマンド処理部201
は、ホスト装置100から送信されるフォーマットコマンドに応じた処理の実行要求を、
フォーマット処理部204に通知する。
ライト処理部202は、コマンド処理部201からの通知に基づいて、ライトヘッドW
Hにより磁気ディスク1にデータを記録するライト処理を実行する。磁気ディスク1に記
録されるデータは、ヘッドIC22を介してRDC31に出力されるライトデータに対応
する。ライト処理は、VCM4によるリードヘッドRH及びライトヘッドWHの位置決め
制御、及びSPM5の回転制御を含む。ライト処理の実行が完了すると、ライト処理部2
02は、コマンド処理部201に処理の完了を通知する。実施形態のライト処理で、磁気
ディスク1のデータ領域に記録するデータにはCRCデータが含まれる。
リード処理部203は、コマンド処理部201からの通知に基づいて、リードヘッドR
Hにより磁気ディスク1からデータを読み出すリード処理を実行する。磁気ディスク1か
ら読み出された信号は、ヘッドIC22を介してRDC31に出力される。リード処理は
、VCM4によるリードヘッドRHの位置決め制御、及びSPM5の回転制御を含む。リ
ード処理の実行が完了すると、リード処理部203は、コマンド処理部201に処理の完
了を通知する。実施形態のリード処理では、磁気ディスク1のシステム領域及びデータ領
域からデータが読み出される。
フォーマット処理部204は、コマンド処理部201からの通知に基づいて、磁気ディ
スク1のデータ領域の状態を初期化(フォーマット)するフォーマット処理を実行する。
フォーマット処理は、磁気ディスク1のシステム領域又はデータ領域にライトヘッドWH
により初期化データ(フォーマットデータ)を記録する処理、磁気ディスク1のシステム
領域にライトヘッドWHによりフォーマット情報を記録する処理を含む。また、フォーマ
ット処理は、VCM4によるリードヘッドRH及びライトヘッドWHの位置決め制御、及
びSPM5の回転制御を含む。フォーマット処理の実行が完了すると、フォーマット処理
部204は、コマンド処理部201に処理の完了を通知する。実施形態のフォーマット処
理におけるフォーマット情報は、実行されるフォーマット処理を特定できるフォーマット
識別情報(例えば、フォーマット処理の通算実行回数、各回のフォーマット処理に対応す
る乱数、HDD10の累積稼働時間、など)を含む。なお、フォーマット処理はライト処
理と同じく磁気ディスク1にデータを記録する処理なので、フォーマット処理がライト処
理の一例として構成されてもよい。
本実施形態にかかる情報記録装置及び情報記録方法によれば、以上で説明した構成によ
り、磁気ディスク1のユーザデータを記録するための領域のフォーマット処理を好適に行
うことができる。
次に、図3を用いて、本実施形態にかかるHDDで実行されるフォーマット処理の動作
を説明する。図3は、本実施形態にかかるフォーマット処理の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
前述したように、本実施形態にかかるフォーマット処理は、ホスト装置100からのフ
ォーマットコマンドの受領に応じて実行される。フォーマット処理は、CPU41がプロ
グラムに従って、HDD10が有するHDA及び回路ブロックを制御することで実行され
る。
フォーマット処理では、磁気ディスク1のデータ領域の状態を初期化するためのフォー
マットデータが用いられる。フォーマットデータは、ホスト装置100から送信されるパ
ターン、又は所定のパターン(例えばオールゼロのパターン)である。
まず、ホスト装置100からのフォーマットコマンドの受領(B301)に応じて、コ
マンド処理部201からフォーマット処理部204に、フォーマット処理の実行要求が通
知される。次に、フォーマット処理部204は、新たなフォーマット情報を生成して磁気
ディスク1のシステム領域に記録する(B302)。換言すると、フォーマット処理が実
行される毎に、フォーマット処理部204は、フォーマット識別情報(フォーマット情報
)を更新する。またフォーマット処理部204は、フォーマット情報だけでなく、フォー
マットデータも磁気ディスク1のシステム領域に記録する(B303)。更にフォーマッ
ト処理部204は、通知されたフォーマット処理が、磁気ディスク1の全てのデータ領域
へのフォーマットデータの記録(全領域記録)を必要とするか否かを判定する(B304
)。判定の結果、全領域記録が必要と判定されない場合(B304のNo)、フォーマッ
ト処理部204が、処理の完了をコマンド処理部201に通知したことに応じて、フォー
マットコマンドへの正常終了コマンドがホスト装置100に送信される(B305)。
一方、(B304)の判定で、全領域記録が必要と判定された場合(B304のYes
)、フォーマット処理部204は、フォーマットデータに基づいて、更新されたフォーマ
ット識別情報及びデータ領域の各セクタに対応する論理アドレス(LBA)を、論理演算
により復元可能に埋め込んだCRCデータを生成する(B306)。CRCデータは、C
PU41で実行されるプログラムにより、又は、RDC31やHDC50に備えられた論
理演算回路(ハードウェア)により生成される。そしてフォーマット処理部204は、フ
ォーマットデータに生成したCRCデータを付加したデータを、磁気ディスク1の全ての
有効なデータ領域の各セクタに記録する(B307)。全領域記録が必要と判定された場
合も、フォーマットコマンドへの正常終了コマンドがホスト装置100に送信される(B
305)。
なお以上で説明した手順でなく、(B304)での判定の結果に応じて、磁気ディスク
1のシステム領域にフォーマット情報を再記録(更新)するか、システム領域は更新せず
にCRCデータを生成する際に復元可能にフォーマット情報を埋め込むだけとするか、を
決定する手順とすることも可能である。
このようにして、本実施形態にかかるフォーマット処理が実行される。このフォーマッ
ト処理によれば、フォーマット情報とフォーマットデータが、データ領域でなくシステム
領域に記録される場合、フォーマット処理に要する時間を大幅に短縮することができる。
また、フォーマット処理が実行される毎に、フォーマット情報が更新されるため、後にフ
ォーマット処理の実行有無を判定することが可能となる。一方、データ領域にフォーマッ
トデータが記録される場合、フォーマット識別情報はCRCデータに付加されている。従
って、データ領域のセクタフォーマット効率を維持したまま、セクタ毎のフォーマット処
理の実行有無、及び処理対象LBAが正しいか否かを後に判定することができる。すなわ
ち、本実施形態にかかる情報記録装置及び情報記録方法によれば、磁気ディスク1のユー
ザデータを記録するための領域のフォーマット処理を好適に行うことができる。
次に、図4を用いて、本実施形態にかかるHDDで実行されるライト処理の動作を説明
する。図4は、本実施形態にかかるライト処理の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
前述したように、本実施形態にかかるライト処理は、ホスト装置100から送信される
コマンド、又はHDD10の内部での要求に応じて実行される。図4に示したフローチャ
ートでは、ホスト装置100から送信されたライトコマンドに対するライト処理を説明す
る。ライト処理は、CPU41がプログラムに従って、HDD10が有するHDA及び回
路ブロックを制御することで実行される。
図3を用いて説明したとおり、本実施形態にかかるフォーマット処理の実行後は、更新
されたフォーマット情報(より詳細には、フォーマット識別情報)が、磁気ディスク1の
システム領域に記録されている。磁気ディスク1に記録されたフォーマット識別情報を参
照することで、実行されたフォーマット処理に関する情報をセクタ毎に取得することが可
能となる。従って本実施形態によれば、セクタ毎のフォーマット処理に関する情報に基づ
くライト処理を実行することができる。
まず、ホスト装置100からの、ライトデータを伴うライトコマンドの受領(B401
)に応じて、コマンド処理部201からライト処理部202に、ライト処理の実行要求が
通知される。次に、ライト処理部202は、磁気ディスク1に記録されているフォーマッ
ト情報を読み出す(B402)。前述したとおり、フォーマット情報は、磁気ディスク1
のシステム領域に記録されている。なおフォーマット情報の読み出しには、リード処理部
203を利用してもよい。ライト処理部202は、読み出したフォーマット情報(より詳
細には、フォーマット識別情報)及びデータ領域の各セクタに対応する論理アドレス(L
BA)を、論理演算により復元可能に埋め込んだCRCデータを生成する(B403)。
そしてライト処理部202は、ライトデータに生成したCRCデータを付加したデータを
、データ領域の各セクタに記録する(B404)。ライト処理部202が、処理の完了を
コマンド処理部201に通知したことに応じて、ライトコマンドへの正常終了コマンドが
ホスト装置100に送信される(B405)。
このようにして、本実施形態にかかるライト処理が実行される。このライト処理によれ
ば、フォーマット識別情報及び記録したセクタに対応するLBAがCRCデータに付加さ
れる。従って、データ領域のセクタフォーマット効率を維持したまま、セクタ毎のフォー
マット処理の実行有無、及び処理対象LBAが正しいか否かを、後に判定することができ
る。すなわち、本実施形態にかかる情報記録装置及び情報記録方法によれば、磁気ディス
ク1のユーザデータを記録するための領域のフォーマット処理を好適に行うためのライト
処理を実行することができる。
次に、図5を用いて、本実施形態にかかるHDDで実行されるリード処理の動作を説明
する。図5は、本実施形態にかかるリード処理の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
前述したように、本実施形態にかかるリード処理は、ホスト装置100から送信される
コマンド、又はHDD10の内部での要求に応じて実行される。図5に示したフローチャ
ートでは、ホスト装置100から送信されたリードコマンドに対するリード処理を説明す
る。リード処理は、CPU41がプログラムに従って、HDD10が有するHDA及び回
路ブロックを制御することで実行される。
図3を用いて説明したとおり、本実施形態にかかるフォーマット処理の実行後は、更新
されたフォーマット情報(より詳細には、フォーマット識別情報)が、磁気ディスク1の
システム領域に記録されている。磁気ディスク1に記録されたフォーマット識別情報を参
照することで、実行されたフォーマット処理に関する情報をセクタ毎に取得することが可
能となる。従って本実施形態によれば、セクタ毎のフォーマット処理に関する情報に基づ
くリード処理を実行することができる。
まず、ホスト装置100からの、処理対象LBAの情報を含むリードコマンドの受領(
B501)に応じて、コマンド処理部201からリード処理部203に、リード処理の実
行要求が通知される。次に、リード処理部203は、処理対象LBAに対応する、磁気デ
ィスク1のデータ領域の対象セクタに記録されたデータを読み出す(B502)。読み出
されるデータは、ユーザデータとCRCデータとを含む。リード処理部203は、読み出
したデータに含まれるCRCデータが、期待値と一致するか否かを判定する(B503)
。換言すると、リード処理部203は、読み出したデータに含まれるCRCデータを検証
する。この判定(検証)は、対象セクタから読み出されたCRCデータから復元したフォ
ーマット識別情報及びLBAと、システム領域に記録されているフォーマット情報、及び
処理対象LBAとを比較することで実現できる。すなわち期待値には、システム領域に記
録されているフォーマット情報及び処理対象LBA、又はこれらの情報に基づくCRCデ
ータが適用される。読み出したCRCデータが期待値と一致するか否かの判定(検証)方
法は、これら以外の方法であってもよい。
判定の結果、期待値と一致すると判定された場合(B503のYes)、リード処理部
203は、コマンド処理部201に対して、処理対象LBAから読み出されたデータをリ
ードデータとして転送する(B504)と共に、処理の完了を通知する。この処理の完了
の通知に応じて、リードコマンドへの正常終了コマンドがホスト装置100に送信される
(B505)。
一方、(B503)の判定で、期待値と一致しないと判定された場合(B503のNo
)、リード処理部203は、システム領域に記録されているフォーマットデータを読み出
す(B506)。そしてリード処理部203は、コマンド処理部201に対して、読み出
したフォーマットデータをリードデータとして転送する(B507)と共に、処理の完了
を通知する。この場合でも、この処理の完了の通知に応じて、リードコマンドへの正常終
了コマンドがホスト装置100に送信される(B505)。
このようにして、本実施形態にかかるリード処理が実行される。このリード処理によれ
ば、処理対象LBAから読み出したCRCデータを検証することで、読み出したデータが
正しいデータでなくても、フォーマットデータを転送することが可能となる。すなわち、
本実施形態にかかる情報記録装置及び情報記録方法によれば、磁気ディスク1のユーザデ
ータを記録するための領域のフォーマット処理を好適に行うためのリード処理を実行する
ことができる。
以上説明した実施形態によれば、CPU41で実行されるプログラムに従って、HDD
10に備えられたHDAや回路ブロックが制御されて、フォーマット処理、ライト処理、
及びリード処理が実行される。すなわち、本実施形態にかかる情報記録装置及び情報記録
方法によれば、磁気ディスク1のユーザデータを記録するための領域のフォーマット処理
を好適に行うこと、及びフォーマット処理を好適に行うためのライト処理及びリード処理
を行うことができる。
なお、前述した実施形態では、情報記録装置としてHDD10の例を説明したが、不揮
発性の半導体記憶素子(例えば、NANDメモリ、MRAM、FeRAMなど)を記録媒
体とする装置(例えば、SSDやメモリカード)、光ディスクドライブや光磁気ディスク
ドライブといった、記録媒体に情報を記録する装置に、実施形態の範囲が適用されてもよ
い。
また、前述した実施形態の例でなく、以下のような変形例であってもよい。例えば、フ
ォーマット情報を磁気ディスク1のシステム領域に記録する例でなく、フォーマット情報
をNVRAM43などの不揮発性の記録部に記録してもよい。また、フォーマット識別情
報及びLBAをCRCデータに復元可能に埋め込む際に、LBAの替りに、各サーボ領域
に記録されているCHS(Cylinder/Head/Sector)情報が用いられてもよい。さらに、フ
ォーマット処理では、磁気ディスク1のデータ領域の物理アドレスとホスト装置100か
ら送信される論理アドレス(LBA)との対応関係を管理するための論物アドレス管理情
報が無効化されてもよい。この論物アドレス管理情報は、フォーマット情報に含まれる。
また、フォーマット処理、ライト処理、及びリード処理がホスト装置100から要求され
る例でなく、これらの処理が、HDD10の内部の処理として要求されてもよい。
これらの変形例以外に、フォーマットデータが途中で切り替わるフォーマット処理の要
求があった場合、フォーマット識別情報とフォーマットデータとを対応付けて、システム
領域(不揮発性の記録部)に記録することで、その後のリード要求に対して、対象LBA
毎のフォーマットデータを要求元に転送することが可能となる。また、本実施形態にかか
るフォーマット処理は、HDD10の出荷後にユーザが利用する環境下での処理だけでな
く、HDD10の製造工程における処理に適用することも可能である。このことにより、
HDD10の製造工程に要する時間を短縮することが可能となる。
すなわち、以上説明した実施形態(及びその変形例)が適用された情報記録装置及び情
報記録方法によれば、フォーマット処理の実行をより高速化することが可能となる。フォ
ーマット処理の実行が高速化することで、HDD10に対する外乱(例えば、振動や衝撃
の印加、温度や湿度の変化)に対する耐性が向上することが期待できる。また、本実施形
態にかかるフォーマット処理を実行した後のライト処理においては、セクタフォーマット
効率を維持したまま、後に実行されるフォーマット処理及びリード処理を好適に実行する
ことが可能となる。さらに、本実施形態にかかるフォーマット処理を実行した後のリード
処理においては、要求されたデータを要求元に好適に転送することが可能となる。
以上、複数の実施形態を説明したが、説明した実施形態は一例として提示したものであ
り、発明の範囲はこの実施形態に限定されない。また、説明した実施形態は、本発明の要
旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。さらに、前述した実施形
態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成
することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除
してもよく、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。これら
の実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明
と、その均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気ディスク、2…スライダ、3…アーム、4…ボイスコイルモータ(VCM)、
5…スピンドルモータ(SPM)、10…磁気ディスク装置(HDD)、21…モータド
ライバ、22…ヘッドIC、31…リードライトチャネルIC(RDC)、41…CPU
、42…RAM、43…不揮発性メモリ(NVRAM)、50…HDC(Hard Disc Cont
roller)、100…ホスト装置、120…ホストI/F、150…電子システム、201
…コマンド処理部、202…ライト処理部、203…リード処理部、204…フォーマッ
ト処理部。

Claims (7)

  1. データを記録するためのデータ領域を含む記録媒体と、
    前記記録媒体にデータを記録する記録手段と、
    前記記録手段による前記記録媒体への前記データの記録を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記記録媒体の前記データ領域に対するフォーマット処理の実行の要求に応じて、前記
    データ領域に対して前記フォーマット処理用のデータを記録せず、前記データ領域とは異
    なる不揮発性の記録部に対して前記フォーマット処理に関するフォーマット情報を記録す
    る、
    情報記録装置。
  2. 前記フォーマット情報は、実行されるフォーマット処理を特定する識別情報、又は、前
    記フォーマット処理用のデータを含む、
    請求項1に記載の情報記録装置。
  3. ホスト装置との間のコマンド及びデータの送受を制御するインターフェース手段、
    を更に備え、
    前記フォーマット処理の要求は、前記インターフェース手段を介して前記ホスト装置か
    ら送信されるフォーマット処理の実行を要求するコマンドである、
    請求項1又は請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記不揮発性の記録部は、前記記録媒体の領域であって、前記コントローラによる前記
    データの記録に関する管理情報を記録するためのシステム領域である、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報記録装置。
  5. 前記コントローラは、前記データ領域の対象セクタに対するデータのライト処理の要求
    に応じて、前記対象セクタに関する情報、前記フォーマット情報、及び、ライト処理のデ
    ータに基づくCRCデータと、前記ライト処理のデータとを前記対象セクタに記録する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報記録装置。
  6. 前記コントローラは、前記データ領域の対象セクタに記録されたデータのリード処理の
    要求に応じて、前記対象セクタに記録されたCRCデータと前記フォーマット情報との一
    致を検証し、当該検証の結果、一致しない場合、前記フォーマット処理用のデータを要求
    元に転送する、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の情報記録装置。
  7. データを記録するためのデータ領域を含む記録媒体と、前記記録媒体への前記データの
    記録を制御するコントローラと、を備える情報記録装置での情報記録方法であって、
    前記記録媒体の前記データ領域に対するフォーマット処理の実行の要求に応じて、前記
    データ領域に対して前記フォーマット処理用のデータを記録せず、前記データ領域とは異
    なる不揮発性の記録部に対して前記フォーマット処理に関するフォーマット情報を記録す
    る、
    情報記録方法。
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