JP5886803B2 - 情報記録装置およびデータ復旧方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報記録装置およびデータ復旧方法に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)に代表される情報記録装置では、高記録密度および高記録容量の向上が推進されている。これを実現するため、トラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるトラックによって上書きされる記録方法(瓦記録方法とも称される)が提案されている。ところで、データの記録中に、例えば情報記録装置の電源遮断により、データの記録動作が中断されて、記録されたデータが消失することがあった。記録動作が中断された場合でも、トラックに記録されたデータは正常に実行された可能性があり、このデータの復旧処理が行われる。データを復旧するためには、記録動作が中断された位置を特定する必要があり、従来から、記録動作が中断された位置を特定する技術が、複数提案されている。データの復旧処理は、例えば、情報記録装置が電源断から復帰した直後に行われることがあった。
特開2002−042303号公報 特開2003−059051号公報
特に瓦記録方法では、以前に記録されたトラックの一部が上書きされるため、エラーデータとなり得る量(長さ)はより多く、記録動作が中断された位置の特定に、より多くの時間を要する。すなわち、瓦記録方法を適用した情報記録装置において、消失したデータの復旧処理を、より確実に且つ高速に特定することが求められている。そこで、本発明が解決しようとする課題は、瓦記録方法を適用したデータ記録処理において、消失される可能性のあるデータをより好適に復旧することができる情報記録装置およびデータ復旧方法を提供することである。
実施形態による情報記録装置は、データを記録するための複数のデータトラックを有する記録媒体と、前記記録媒体にデータを記録するための記録手段と、前記記録手段により、前記データトラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるデータによって上書きされる記録が実行された後に、前記記録されたデータに関する管理情報を記録するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記管理情報が記録されなかったことに応じて、前記記録されたデータトラックからデータをリードし、前記リードでエラーセクタが検出された場合、前記検出されたエラーセクタがある第1のデータトラックによってその一部が上書きされる第2のデータトラックの、前記エラーセクタの隣接セクタのデータをオフセットリードし、前記オフセットリードで前記隣接セクタがリードできたか否かに応じて、前記記録されたデータに関する前記管理情報を復旧する。
複数の実施形態にかかる情報記録装置である磁気ディスク装置(HDD)を備える電子システムの構成を示すブロック図。 複数の実施形態にかかるライト処理及びリカバリ処理を実行するブロックを説明するための構成図。 第1の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を概念的に示す図。 第2の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を概念的に示す図。
以下、いくつかの実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、以下の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報記録装置としての磁気ディスク装置(以下、HDDとも称する)10を備える電子システム150の構成を示すブロック図である。電子システム150はホスト装置100およびHDD10を備えている。ホストI/F120は、ホスト装置100とHDD10とを接続し、ホスト装置100とHDD10との間のコマンドおよびユーザデータの送受信に利用される。ホストI/F120は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格やSAS(Serial Attached SCSI)規格に準拠する。HDD10は、ホストI/F120を介してホスト装置100と接続され、ホスト装置100の情報記録装置として機能する。例えば、電子システム150は、パーソナルコンピュータやモバイル機器であり、ホスト装置100は、パーソナルコンピュータ等に備えられるチップセットICである。
HDD10は、磁気ディスク1、スライダ2、アーム3、ボイスコイルモータ(VCM)4、及びスピンドルモータ(SPM)5を含むヘッド・ディスクアセンブリ(Head-Disk Assembly:HDA)を有する。またHDD10は、モータドライバ21、ヘッドIC22、不揮発性メモリ(NVRAM)43、及びコントローラ60を含む回路ブロックを有する。
コントローラ60は、リードライトチャネルIC(以下、RDCとも称する)31、CPU41、RAM42、及びHDC(Hard Disc Controller)50を含む。RAM42は、磁気ディスク1よりも高速なデータ転送が可能な揮発性メモリであるDRAM(SDRAM)またはSRAMが適用される。NVRAM43は、不揮発性の記録部であり、フラッシュメモリやNANDメモリといった半導体メモリや、磁気ディスク1の一部の記録領域が適用される。
実施形態にかかるHDD10は、磁気ディスク1にデータを記録する処理(ライト処理)、及び、磁気ディスク1に記録されたがその管理情報が更新されていないデータを読み出し可能に復旧する処理(リカバリ処理)を実行する。本実施形態にかかるライト処理には、トラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるトラックによって上書きされる記録方法(以下、瓦記録方法とも称する)が適用される。リカバリ処理は、例えば、HDD10の電源遮断が発生した後の電源復帰の直後に実行される。これら複数の処理は、CPU41で実行されるプログラム(ファームウェア)に従って制御される。プログラムのデータは、NVRAM43や磁気ディスク1に記憶されている。
磁気ディスク1は、SPM5により回転する。SPM5は、モータドライバ21からの駆動電流により駆動制御される。アーム3とVCM4はアクチュエータを構成する。アクチュエータは、スライダ2に実装されたヘッド(不図示)を磁気ディスク1上の目標位置まで移動(シーク)させる。即ち、アクチュエータは、VCM4の駆動により、アーム3に搭載されているスライダ2(更に詳細にはヘッド)をディスク1上の径方向に移動させる。VCM4は、モータドライバ21からの駆動電流により駆動制御される。
磁気ディスク1には、データが記録される多数のシリンダ(トラック)が構成される。各シリンダは、複数のセクタを含んで構成される。各シリンダには先頭セクタが定義される。磁気ディスク1は、HDD10の動作に関する管理情報や、ライト処理及びリカバリ処理に関する管理テーブルを記録するためのシステム領域と、ホスト装置100から送信されるユーザデータを記録するためのデータ領域とを有する。磁気ディスク1はデータを記録するための記録媒体として構成される。なお、管理情報及び管理テーブルは、システム領域でなくNVRAM43に記録されてもよい。管理テーブルは、HDD10の動作中は、RAM42に保存され、HDD10(より詳細にはRAM42)の電源が落ちる前に、RAM42から不揮発の記録部であるNVRAM43、又は磁気ディスク1のシステム領域に記録(複写)される。
ヘッドはスライダ2を本体として、当該スライダに実装されているリードヘッドRH及びライトヘッドWHを有する。リードヘッドRHは、磁気ディスク1上のシリンダに記録されているデータを読み出す。読み出されるデータは、サーボ情報やユーザデータである。ライトヘッドWHは、磁気ディスク1上にユーザデータを書き込む。リードヘッドRHは読み出し手段として、ライトヘッドWHは記録手段として構成される。リードヘッドRHのトラック方向の幅は、ライトヘッドWHのトラック方向の幅よりも狭く形成される。
ヘッドIC22は、リードアンプ及びライトドライバ(共に不図示)を有する。リードアンプは、リードヘッドRHにより読み出されたリード信号を増幅してRDC31に伝送する。ライトドライバは、RDC31から出力されるライトデータに応じたライト電流をライトヘッドWHに伝送する。
コントローラ60は、RDC31、CPU41、RAM42、及びHDC50を含む1チップの集積回路で構成されている。RDC31は、リードチャネル及びライトチャネル(共に不図示)を含む。リードチャネルは、リードヘッドRHにより読み出されたリード信号を処理してデータ(サーボ情報を含む)を復号する。ライトチャネルは、HDC50からのライトデータの信号処理を実行する。RAM42は、コントローラ60の外部に設けられてもよい。
HDC50は、RAM42を制御して、ホスト装置100とRDC31との間のデータ転送を制御する。HDC50は、リードデータ及びライトデータをRAM42に一時的に格納することでデータ転送制御を実行する。また、HDC50はNVRAM43を制御して、例えばCPU41が実行するプログラム及び装置パラメータの、格納及び読み出しを行う。HDC50は、ホスト装置100とHDD10との間のコマンド及びデータの送受を制御するインターフェース手段として構成される。
CPU41は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラとも称される。CPU41は、モータドライバ21を介してVCM4を制御してヘッドの位置決め制御(サーボ制御)を実行する。また、CPU41は、RDC31を介して磁気ディスク1に対するライト処理及びリカバリ処理を制御する。CPU41は、プログラムに従って、これらの処理をHDAや回路ブロックを利用して制御する。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかるHDD10に備えられ、ライト処理及びリカバリ処理を実行するブロックを説明する。図2は、本実施形態にかかるライト処理及びリカバリ処理を実行するブロックを説明するための構成図である。
HDD10は、ライト処理部201、リード処理部202、リカバリ制御部203、及びテーブル管理部204を含む。これらのブロックは、HDD10が有するHDAや回路ブロック、及びCPU41により実行されるプログラムにより構成される。すなわち、本実施形態にかかるライト処理及びリカバリ処理は、これらのブロックによって実行される。
ライト処理部201は、ライトヘッドWHにより磁気ディスク1にデータを記録するライト処理を実行する。ライト処理部201は、ホスト装置100から送信されるコマンド、又はHDD10の内部からの要求に応じて、ライト処理を実行する。磁気ディスク1に記録されるデータは、RDC31からヘッドIC22に出力されるライトデータに対応する。ライト処理は、VCM4によるリードヘッドRH及びライトヘッドWHの位置決め制御、及びSPM5の回転制御を含む。本実施形態のライト処理では、瓦記録方法が適用される。ライト処理部201は、ライト動作毎に、管理テーブルを更新するようテーブル管理部204に要求する。
リード処理部202は、リードヘッドRHにより磁気ディスク1からデータを読み出すリード処理を実行する。リード処理部202は、ホスト装置100から送信されるコマンド、又はHDD10の内部からの要求に応じて、リード処理を実行する。本実施形態では、リード処理部202は、リカバリ制御部203からの要求に基づいて、リード処理を実行する。磁気ディスク1から読み出された信号は、ヘッドIC22を介してRDC31に出力される。リード処理は、VCM4によるリードヘッドRHの位置決め制御、及びSPM5の回転制御を含む。換言すると、リード処理では、SPM5により回転する磁気ディスク1のトラック内の目標位置に対して、リードヘッドRHが位置決め制御される。本実施形態のリード処理では、磁気ディスク1のシステム領域及びデータ領域からデータが読み出される。
リカバリ制御部203は、磁気ディスク1のデータ領域に記録したが、その記録に関する管理情報が更新されていないデータが読み出し可能となるよう復旧するリカバリ処理を実行する。リカバリ処理では、磁気ディスク1のデータ領域にデータは記録できたが、その記録に関する管理情報(管理テーブル)が更新されたか否かが判定される。管理情報が更新されていない場合、記録されたデータの読み出しが可能となるように管理情報の復旧が行われる。管理情報が更新されない状態となるのは、例えば、記録動作中にHDD10の電源遮断が発生したことによる。従って、リカバリ処理は、例えば、電源が投入されHDD10が起動した直後に毎回実行されることが好ましい。また、リカバリ制御部203は、HDD10の起動毎に、テーブル管理部204に対して管理テーブルの情報を読み出すよう要求する。そしてリカバリ制御部203は、読み出した管理テーブルに応じて、リード処理部202及びテーブル管理部204を制御して、リカバリ処理の動作を実行する。本実施形態にかかるリカバリ処理によって、管理テーブルの情報は正しく更新されて、データ領域に記録されたデータの読み出しが可能となる。
テーブル管理部204は、RAM42、NVRAM43、又は磁気ディスク1のシステム領域を制御して管理テーブルを管理する。テーブル管理部204は、ライト処理部201によるライト処理、又はリカバリ制御部203によるリカバリ処理の際、管理テーブルの読み出し及び記録(更新)を実行する。テーブル管理部204は、重複する情報が存在しないように管理テーブルを管理する。
ここで、管理テーブルについて説明する。管理テーブルには、ライト処理の実行中か否かを示す情報、記録が実行された磁気ディスク1上の位置情報、記録開始の論理アドレス、及び記録データの量(ブロック長やセクタ長)を示す情報などが関連付けられる。磁気ディスク1上の位置情報には、各サーボ領域に記録されているCHS(Cylinder/Head/Sector)情報が適用されればよい。なお、管理テーブルは、1つのライト処理に関する情報が関連付けられていればよく、テーブル形式で管理されていていなくてもよい。
以上説明した構成により、本実施形態にかかるライト処理及びリカバリ処理が実行される。すなわち、ライト処理部201は、ライト処理の開始前に、対象となるライト処理に関する、磁気ディスク1上の位置情報、記録開始の論理アドレス、及び記録データの量などの情報と共に、ライト処理が実行中であることを示す情報で管理テーブルを更新する。ライト処理が完了した後、ライト処理部201は、管理テーブル中の対象となる情報に対して、ライト処理が実行中でない(完了した)ことを示す情報で更新する。またリカバリ制御部203は、例えばHDD10の起動毎に、管理テーブルの情報を確認する。管理テーブル中のライト処理の実行中であるか否かを示す情報をチェックすることで、ライト処理後に管理テーブルが更新されたか否かを判定することができる。
すなわち、本実施形態にかかる情報記録装置及びデータ復旧方法によれば、以上で説明した構成により、瓦記録方法を適用したデータ記録処理において、消失される可能性のあるデータをより好適に復旧することができる。
[第1の実施形態]
次に、図3を用いて、本実施形態にかかるHDDで実行されるリカバリ処理の動作を説明する。図3は、第1の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を説明するためのフローチャートである。
前述したように、実施形態にかかるリカバリ処理は、HDD10が起動した直後にリカバリ制御部203が、テーブル管理部204を介して管理テーブルを確認することで開始する。リカバリ制御部203は、読み出された管理テーブルに基づいて、リカバリ処理が必要となる位置(トラック、セクタ、又は瓦記録の記録単位となるトラック群)を特定する。具体的には、管理テーブル中に、ライト処理の実行中であることを示す情報があれば、この情報に対応する位置が、リカバリ処理が必要となる位置として特定される。リカバリ処理が必要となる位置が特定されると、図3に示すフローチャートが開始する。
リカバリ制御部203は、変数Aをリカバリ処理の開始セクタとなる先頭セクタとして設定し(B301)、リード処理部202による、変数Aセクタ(先頭セクタ)からのシーケンシャルリードが開始する(B302)。何らかの要因により、リード動作が停止したことに応じて、リカバリ制御部203は、変数Aをリード停止セクタとして設定する(B303)。そして、変数Aセクタ(リード停止セクタ)が、UNCエラー(Un-Correctable Error)セクタであるか否かが判定される(B304)。変数AセクタがUNCエラーセクタである場合(B304のYes)、リカバリ制御部203は、リードしていたトラックによって上書きされる隣接トラックにおけるセクタA(リード停止セクタ)の隣接セクタに対して、リード処理部202によるオフセットリード処理を開始する(B305)。
このオフセットリード処理とは、リード対象セクタのある隣接トラックの通常のリードにおけるリードヘッドRHの位置決め目標位置に対して、リード停止セクタのあるトラック側にリードヘッドRHをオフセットさせてリードする処理である。リードヘッドRHをオフセットする量は、オフセットリードの対象トラックが記録された際のトラック幅(ライトトラック幅)の範囲内であって、リードヘッドRHが、リード停止セクタのあるトラック側に最も寄った位置となることが好ましい。換言すると、リードヘッドRHのオフセット量は、オフセットリードの対象トラックが記録された直後はライトトラックの範囲内であるが、リード停止セクタのあるトラックがライトされると上書きされる位置である。
次に、オフセットリード処理(B305)の結果が、リードOKであったか否かが判定される(B306)。リードOKでない場合(B306のNo)、変数Aは1インクリメントされ(B307)、リカバリ制御部203は、リード処理部202による、インクリメントされた変数Aセクタからのシーケンシャルリードを再び開始する(B302)。その後、(B303)以降の処理が継続される。すなわち、リード停止セクタの隣接セクタに対するオフセットリードの結果がOKでない(NGである)場合、リード停止セクタはスキップされて、次のセクタからのシーケンシャルリード処理が再び開始される。
一方、リード停止セクタがUNCエラーセクタでない場合(B304のNo)、及び、オフセットリード処理の結果がリードOKの場合(B306のYes)、リカバリ制御部203は、セクタ(A−1)(すなわち、リード停止セクタの1つ前のセクタ)までの管理テーブルを復旧する(B308)。またリカバリ制御部203は、テーブル管理部204に対して、復旧した管理テーブルを更新するよう要求する。そして、リカバリ処理は終了する。
なお以上で説明した手順でなく、(B307)にて変数Aが1インクリメントされた後、インクリメントされた変数Aセクタからのシーケンシャルリードを再び開始(B302)する前に、変数Aを先頭セクタとして設定(B301)してもよい。また、この時、変数Aが1インクリメントされる前に、先頭セクタからリード停止セクタの1つ前のセクタまでの管理テーブルを復旧しても構わない。復旧が確定している分の管理テーブルを復旧しておくことで、リカバリ処理中に再び電源遮断が発生した場合に、同じ処理を繰り返さずに済む。
また、リード停止セクタ(変数A)の1つ前のセクタまでの管理テーブルを復旧(B308)した後、すぐにリカバリ処理を終了するのでなく、変数Aを1インクリメントして、リード停止セクタであったセクタの次のセクタを再びリードしてもよい。そして再び、このセクタがUNCセクタと判定され(B304のYes)、隣接トラックにおけるこのセクタの隣接セクタのオフセットリード処理(B305)の結果が、リードOKとなった場合(B306のNo)に、リカバリ処理を終了すればよい。この再確認処理により、最初のリード停止セクタをより確実に判定することができる。
次に、図4を用いて、第1の実施形態にかかるリカバリ処理の概念的な動作を説明する。図4は、第1の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を概念的に示す図である。
図4(a)、(b)、(c)において、R−Trackとはリードトラックを示し、W−Trackとはライトトラックを示している。本実施形態では、リードヘッドRHのトラック方向の幅は、ライトヘッドWHのトラック方向の幅よりも狭く形成されている。瓦記録方法では、トラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるトラックによって上書きされるため、リードトラックの幅はライトトラックの幅よりも狭いことが好ましい。ここで、リカバリ処理が必要な位置として、R−Track(N−1)の先頭セクタからR−Track(N+1)を含む複数トラックが特定されたものとする。
図4(a)は、リードヘッドRHにより、R−Track(N−1)の先頭セクタからシーケンシャルリードが開始され、R−Track(N−1)とR−Track(N)は停止することなくリードされ、R−Track(N+1)がリードされている状態である。R−Track(N+1)のリードにおいて、斜線で示したセクタにてリードが停止し、このセクタがUNCエラーセクタであると判定されたものとする。そして、図4(b)又は図4(c)に示すように、R−Track(N+1)の隣接トラックであるR−Track(N)における、セクタA(リード停止セクタ)の隣接セクタでのオフセットリード処理が開始される。
図4(b)の例では、オフセットリード処理の結果、リードOKとなったことから、R−Track(N−1)の先頭セクタからR−Track(N+1)のセクタA(リード停止セクタ。すなわちUNCエラーセクタ)の一つ前のセクタまでの管理テーブルが復旧される。すなわち、図4(b)は、図3のフローチャートにおける(B306のYes)のケースを示している。このケースは、セクタA(リード停止セクタ)は、ライトされておらず、隣接トラックのデータが上書きされずに残っている可能性が高い例である。換言すると、このケースは、W−Track(N+1)へのライト処理中に、このトラックのセクタAでライト処理が停止した可能性がある例である。
一方、図4(c)の例では、オフセットリード処理の結果が、リードNGとなったことから、R−Track(N+1)のUNCエラーセクタの次のセクタからのシーケンシャルリードが再び開始される。すなわち、図4(c)は、図3のフローチャートにおける(B306のNo)のケースを示している。このケースは、セクタA(リード停止セクタ)は、ライトされたがリードNGとなるセクタであり、セクタAの次のセクタはリード可能である可能性が高い例である。
このようにして、第1の実施形態にかかるリカバリ処理によれば、管理テーブルが適切に更新されなかったが、正常にライトされたデータを復旧することが可能となる。従来では、例えば、リカバリ処理の対象データにUNCエラーが発生した場合、そのセクタ及び後続セクタに対して、リード処理に関するパラメータを変えながらリードリトライをしていたため、多くの時間を要することがあった。第1の実施形態によれば、リカバリ処理の対象データにUNCエラーが発生した場合、そのセクタが、ライトされたがリードNGとなるセクタか、ライトが中断されたことによりリードNGとなるセクタかを、より短い時間で容易に判定することができる。従って、第1の実施形態にかかる情報記録装置及びデータ復旧方法によれば、瓦記録方法を適用したデータ記録処理において、消失される可能性のあるデータをより好適に復旧することができる。
[第2の実施形態]
次に、図5を用いて、本実施形態にかかるHDDで実行される他のリカバリ処理の動作を説明する。図5は、第2の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を説明するためのフローチャートである。
第2の実施形態にかかるリカバリ処理は、リカバリ処理の対象となる位置内の各トラックの先頭セクタをリードすることで、リカバリ処理をより高速に行うことを可能とするものである。
第2の実施形態にかかるリカバリ処理でも、前述したように、HDD10が起動した直後にリカバリ制御部203が、テーブル管理部204を介して管理テーブルを読み出すことで開始する。リカバリ制御部203は、読み出された管理テーブルに基づいて、リカバリ処理が必要となる位置(トラック又はセクタ)を特定する。リカバリ処理が必要となる位置が特定されると、図5に示すフローチャートが開始する。
リカバリ制御部203は、変数Tをリカバリ処理が必要な位置における先頭トラックとして設定し(B501)、リード処理部202による、変数Tトラック(先頭トラック)の先頭セクタのリードを実行する(B502)。そして、リードしたセクタにエラーが発生したか否かが判定される(B503)。エラーが発生していない場合(B503のNo)、変数Tは1インクリメントされ(B504)、リカバリ制御部203は、リード処理部202による、インクリメントされた変数Tトラックの先頭セクタのリードを再び実行する(B502)。
リードしたセクタにエラーが発生した場合(B503のYes)、そのエラーがUNCエラーであるか否かが判定される(B505)。リードしたセクタのエラーがUNCエラーであった場合(B505のYes)、リカバリ制御部203は、リード処理部202による、変数(T−1)トラックの先頭セクタのオフセットリード処理を実行する(B506)。ここで実行されるオフセットリード処理は、図3で示したフローチャートで実行されるオフセットリード処理と同じ内容であるので詳細な説明は省略する。
次に、オフセットリード処理の結果が、リードOKであったか否かが判定される(B507)。リードOKでない場合(B507のNo)、変数Tは1インクリメントされ(B508)、リカバリ制御部203は、リード処理部202による、インクリメントされた変数Tトラックの先頭セクタのリードを再び実行する(B502)。その後、(B503)以降の処理が継続される。すなわち、UNCエラーとなったセクタの隣接セクタに対するオフセットリードの結果がOKでない(NGである)場合、UNCエラーとなったセクタがあるトラックはスキップされて、次のトラックの先頭セクタのリード処理が再び実行される。
一方、リードされたセクタのエラーがUNCエラーでない場合(B505のNo)、及び、オフセットリード処理の結果がリードOKの場合(B507のYes)、リカバリ制御部203は、変数(T−1)トラックの先頭セクタを、リカバリ処理が必要な位置における先頭セクタとして設定し(B509)、図3で示した(第1の実施形態にかかる)リカバリ処理を実行する(B510)。そして、(第1の実施形態にかかる)リカバリ処理が完了すると、第2の実施形態にかかるリカバリ処理は終了する。
なお以上で説明した手順でなく、(B508)にて変数Tが1インクリメントされた後、インクリメントされた変数Tトラックの先頭セクタのリードを再び実行する(B502)する前に、変数Tを先頭トラックとして設定(B501)してもよい。また、リードしたセクタにエラーが発生した場合(B503のYes)、及び、リードしたセクタのエラーがUNCエラーであった場合(B505のYes)、すぐに次の処理に移行するのでなく、リード処理に関するパラメータを変えて、同じセクタをリード(リードリトライ処理を実行)してもよい。このリードリトライ処理により、エラーセクタをより適切に検出することができる。
また、各トラックで確認するセクタは、先頭セクタでなくてもよく、各トラックの何れか1セクタのリードが実行されてもよい。さらに、リードしたセクタにエラーが発生したか否かの判定(B503)、及び、発生したエラーがUNCエラーであるか否かの判定(B505)は、同時に実行されてもよい。即ち、リードしたセクタがUNCエラーセクタであるか否かが判定されてもよい。このことにより、リカバリ処理をより容易に実行することができる。
次に、図6を用いて、第2の実施形態にかかるリカバリ処理の概念的な動作を説明する。図6は、第2の実施形態にかかるリカバリ処理の動作を概念的に示す図である。
図6(a)、(b)、(c)においても図4と同様に、R−Trackはリードトラックを示し、W−Trackはライトトラックを示している。本第2の実施形態でも、リードヘッドRHのトラック方向の幅は、ライトヘッドWHのトラック方向の幅よりも狭く形成されている。ここで、リカバリ処理が必要な位置として、R−Track(N−3)からR−Track(N+1)までを含む複数トラックが特定されたものとする。
図6(a)に示すように、リードヘッドRHにより、R−Track(N−3)から順に各トラックの先頭セクタのリードが実行されてリードOKか否かが判定される。そして、R−Track(N+1)の先頭セクタのリードにおいてリードNGとなり、このセクタがUNCエラーセクタであると判定されたものとする。そして、図6(b)に示すように、R−Track(N+1)の1つ前の隣接トラックであるR−Track(N)の先頭セクタでのオフセットリード処理が開始される。
図6(b)の例では、オフセットリード処理の結果が、リードOKとなったことから、R−Track(N)の先頭セクタが、第1の実施形態にかかるリカバリ処理における先頭セクタとして設定される。そして設定された先頭セクタ(R−Track(N)の先頭セクタ)から、第1の実施形態にかかるリカバリ処理が実行される。すなわち、図6(b)は、図5のフローチャートにおける(B507のYes)のケースを示している。このケースは、R−Track(N+1)に対応するW−Track(N+1)はライトされておらず、1つ前の隣接トラックであるR−Track(N)のデータが上書きされずに残っている可能性が高い例である。換言すると、このケースは、W−Track(N)へのライト処理中に、このトラックの何れかのセクタでライト処理が停止した可能性がある例である。従って、このトラックに対して、第1の実施形態にかかるリカバリ処理が実行されることで、ライトが停止したセクタを特定することが可能となる。
一方、図6(c)の例では、オフセットリード処理の結果が、リードNGとなったことから、R−Track(N+1)の次のトラックであるR−Track(N+2)の先頭セクタのリードが再び開始される。すなわち、図6(c)は、図5のフローチャートにおける(B507のNo)のケースを示している。このケースは、R−Track(N+1)の先頭セクタは、ライトされたがリードNGとなるセクタであり、次のトラックであるR−Track(N+2)の先頭セクタはリード可能である可能性が高い例である。
このようにして、第2の実施形態にかかるリカバリ処理によっても、管理テーブルが適切に更新されなかったが、正常にライトされたデータを復旧することが可能となる。第2の実施形態によれば、リカバリ処理の対象データにUNCエラーが発生した場合、そのセクタが、ライトされたがリードNGとなるセクタか、ライトが中断されたことによりリードNGとなるセクタかを、さらに、より短い時間で容易に判定することができる。従って、第2の実施形態にかかる情報記録装置及びデータ復旧方法によれば、瓦記録方法を適用したデータ記録処理において、消失される可能性のあるデータをより好適に復旧することができる。
以上説明した実施形態によれば、CPU41で実行されるプログラムに従って、HDD10に備えられたHDAや回路ブロックが制御されて、リカバリ処理が実行される。すなわち、本実施形態にかかる情報記録装置及びデータ復旧方法によれば、瓦記録方法を適用したデータ記録処理において、消失される可能性のあるデータをより好適に復旧することができる。
なお、前述した実施形態では、情報記録装置としてHDD10の例を説明したが、不揮発性の半導体記憶素子(例えば、NANDメモリ、MRAM、FeRAMなど)を磁気ディスク1のキャッシュとして利用するハイブリッド型ドライブに、実施形態の範囲が適用されてもよい。
また、前述した実施形態の例でなく、以下のような変形例であってもよい。リカバリ処理は、HDD10の電源が投入され起動した直後に実行されることが好ましいが、これ以外のタイミングで実施されてもよい。例えば、ホスト装置100からのコマンド応答処理を実行していない、いわゆるアイドルタイミングで、リカバリ処理が実行されてもよい。
以上説明した実施形態(及びその変形例)が適用された情報記録装置及びデータ復旧方法によれば、リカバリ処理の実行をより容易化且つ高速化することが可能となる。リカバリ処理がHDD10の起動直後に実行される場合、この処理の実行を高速化することで、ホスト装置100からのコマンドを受領できる状態となるまでの時間が短縮され、HDD10の起動時性能を向上されることが期待できる。
以上、複数の実施形態を説明したが、説明した実施形態は一例として提示したものであり、発明の範囲はこの実施形態に限定されない。また、説明した実施形態は、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。さらに、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明と、その均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気ディスク、2…スライダ、3…アーム、4…ボイスコイルモータ(VCM)、5…スピンドルモータ(SPM)、10…磁気ディスク装置(HDD)、21…モータドライバ、22…ヘッドIC、31…リードライトチャネルIC(RDC)、41…CPU、42…RAM、43…不揮発性メモリ(NVRAM)、50…HDC(Hard Disc Controller)、100…ホスト装置、120…ホストI/F、150…電子システム、201…ライト処理部、202…リード処理部、203…リカバリ制御部、204…テーブル管理部。

Claims (6)

  1. データを記録するための複数のデータトラックを有する記録媒体と、
    前記記録媒体にデータを記録するための記録手段と、
    前記記録手段により、前記データトラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるデータによって上書きされる記録が実行された後に、前記記録されたデータに関する管理情報を記録するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記管理情報が記録されなかったことに応じて、前記記録されたデータトラックからデータをリードし、
    前記リードでエラーセクタが検出された場合、前記検出されたエラーセクタがある第1のデータトラックによってその一部が上書きされる第2のデータトラックの、前記エラーセクタの隣接セクタのデータをオフセットリードし、
    前記オフセットリードで前記隣接セクタがリードできたか否かに応じて、前記記録されたデータに関する前記管理情報を復旧する、
    情報記録装置。
  2. 前記コントローラは、前記リードでアンコレクタブルエラーが発生したセクタを、前記エラーセクタとして検出する、
    請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記オフセットリードは、前記第2のデータトラックにデータが記録された際のライトトラック幅の範囲内であって、前記第1のデータトラック側に寄った位置でのリードである、
    請求項1又は請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記コントローラは、前記オフセットリードで前記隣接セクタがリードできた場合、前記エラーセクタよりも前に記録されたデータに関する前記管理情報を復旧する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報記録装置。
  5. 前記コントローラは、
    前記ライトされた各データトラック内の1セクタを順次リードし、
    前記各データトラック内の1セクタのリードで、前記第1のデータトラックで前記エラーセクタが検出された場合、前記第2のデータトラック内の1セクタをオフセットリードし、
    前記オフセットリードで前記第2のデータトラック内の1セクタがリードできた場合、前記第2のデータトラックをリードした結果に応じて、前記記録されたデータに関する前記管理情報を復旧する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報記録装置。
  6. データを記録するための複数のデータトラックを有する記録媒体を備え、前記データトラックに記録されたデータの一部が後続して記録されるデータによって上書きされる記録が実行された後に、前記記録されたデータに関する管理情報を記録する情報記録装置でのデータ復旧方法であって、
    前記管理情報が記録されなかったことに応じて、前記ライトされたデータトラックからデータをリードし、
    前記リードでエラーセクタが検出された場合、前記検出されたエラーセクタがある第1のデータトラックによってその一部が上書きされる第2のデータトラックの、前記エラーセクタの隣接セクタのデータをオフセットリードし、
    前記オフセットリードで前記隣接セクタがリードできたか否かに応じて、前記記録されたデータに関する前記管理情報を復旧する、
    データ復旧方法。
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