JP4679943B2 - データ記憶装置及びその不揮発性メモリ内データ書き換え処理方法 - Google Patents

データ記憶装置及びその不揮発性メモリ内データ書き換え処理方法 Download PDF

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Description

本発明はデータ記憶装置に関し、特に、その不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理方法に関する。
データ記憶装置として、光ディスクや磁気テープあるいは半導体メモリなどの様々な態様のメディアを使用する装置が知られている。その中で、ハードディスク・ドライブ(以下、HDD)は、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、コンピュータにとどまらず、動画像記録再生装置、カーナビゲーション・システム、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、HDDの用途はその優れた特性により益々拡大している。
HDDで使用される磁気ディスクは、同心円状に形成された複数のトラックを有しており、各トラックは複数のセクタ(サーボ・セクタ)に区分されている。各サーボ・セクタにはサーボ・データと、ユーザ・データが記録される。サーボ・セクタ内には複数セクタ(データ・セクタ)のユーザ・データが記録されている。ヘッド素子部がサーボ・データに従って移動することによって、所望アドレスへのデータ書き込みあるいは所望アドレスからのデータ読み出しを行うことができる。データ読み出し処理において、ヘッド素子部が磁気ディスクから読み出した信号は信号処理回路によって波形整形や復号処理などの所定の信号処理が施され、ホストに転送される。ホストからの転送データは、信号処理回路によって同様に所定処理された後に、ヘッド素子部によって磁気ディスクに書き込まれる。
HDDを制御するマイクロ・コードは、一般に不揮発性のROMに記憶されている。そのような典型的なROMは、フラッシュ・メモリである。フラッシュ・メモリは電気的に書き換えが可能であり、マイクロ・コードのアップ・グレードなどに有効である。フラッシュ・メモリの記憶データは、ECC(Error Correction Code)を使用してエラー訂正されるが、ECC(Error Check and Correct)処理によるエラー回復に限界があるため、エラー・ビットの書き換えを行うことが好ましい。
ここで、フラッシュ・メモリの書き換え中に電源がOFFとされると、正確なデータ書き換えが行われない、あるいはフラッシュ・メモリに記憶されていたデータが消失する問題がある。このため、フラッシュ・メモリへの書き込み中に電源OFFされうることに対する対処が必要とされる。例えば、特許文献1は、一般的に使用されるフラッシュ・メモリの書き換えにおいて、そのフラッシュ・メモリと異なる不揮発性の記憶手段を備え、記憶領内にフラッシュ・メモリの記憶領域の書き込み状態を記憶するフラグ領域を有し、書き換えが終了した段階では、書き換えたブロックのフラグをすることで、ダウンロードによるフラッシュ・メモリの書き込みが最後まで正常終了したかどうかを調べることを開示している。
特開2001−344156
しかし、データ記憶装置において使用される不揮発性メモリには、HDDを制御するマイクロ・コードなど、HDD動作に重要なデータが記憶されている。このため、そのデータ書き換え処理を安全に行うことが必要であり、書き換え処理中に電源が遮断されることを極力防止することが要求される。また、データ記憶装置は一般にホストによって電源制御されるため、書き換え処理中にホストによって電源OFFされることを効果的に避けることが重要である。本発明はこのような事情を背景としてなされたものであって、データ記憶装置において、不揮発性メモリ内のデータをより安全に書き換えることを目的とする。
本発明の第1態様は、ホストから転送されたライト・データをメディアへ記録するデータ記憶装置であって、データを記憶し、電気的な書き換えが可能な不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶されているデータに従って制御動作を行うコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行するものである。前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行することによって、書き換え処理中にホストによって電源OFFされる可能性を低下させ、より安全なデータ書き換え処理を行うことができる。
本発明の第2態様は、上記第1の態様において、前記コントローラは、前記不揮発性メモリからデータを読み出して、揮発性メモリに展開するときにエラー修正処理及びそのエラー位置情報の登録を実行し、その登録されたエラー位置に相当するデータについて、前記不揮発性メモリの書き換え処理を実行するものである。エラー訂正時の情報を使用することで、確実、効率的な書き換え処理を行うことができる。
本発明の第3態様は、上記第1の態様において、前記コントローラは、電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて、前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行するものである。これによって、電源ON後に、書き換え処理をより確実に実行することができる。
本発明の第4態様は、上記第1の態様において、前記コントローラは、書き換え処理の終了を待って前記コマンド完了通知を前記ホストに返すものである。これによって、書き換え処理に時間がかかった場合でも、書き換え処理中の電源遮断をより効果的に防止することができる。
本発明の第5態様は、上記第1の態様において、前記コントローラは、前記ライト・データ転送処理開始の通知に応答して前記制御データの書き換え処理を開始する。これによって、書き換え処理によるパフォーマンス低下を抑制することができる。
本発明の第6態様は、ホストから転送されたライト・データをメディアへ記録するデータ記憶装置において、電気的な書き換えが可能な不揮発性メモリから、そのデータを揮発性メモリに展開し、展開した前記データのエラー情報を登録し、前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記エラー情報を参照して前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行するものである。これによって、書き換え処理中にホストによって電源OFFされる可能性を低下させ、より安全なデータ書き換え処理を行うことができる。
本発明の第7態様は、上記第6の態様において、前記データを揮発性メモリに展開する際に、データの訂正処理とエラー・アドレス情報の登録を実行するものである。エラー・アドレスを登録することで、書き換え処理に利用することができる。
本発明の第8態様は、上記第6の態様において、前記コマンド完了通知を前記ホストに送信できるタイミングにおいて、前記書き換え処理が完了していない場合、その完了を待ってそのコマンド完了通知を前記ホストに送信するものである。これによって、書き換え処理に時間がかかった場合でも、書き換え処理中の電源遮断をより効果的に防止することができる。
本発明の第9態様は、上記第6の態様において、前記書き換え処理は、電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて実行するものである。これによって、電源ON後に、書き換え処理をより確実に実行することができる。
本発明の第10態様に係る磁気ディスク装置は、ホストから転送されたライト・データを記録する磁気ディスクと、制御データを記憶し、電気的な書き換えが可能な不揮発性半導体メモリと、前記不揮発性半導体メモリに記憶されている制御データに従って、制御動作を行うコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記不揮発性メモリからデータを読み出して、揮発性メモリに展開するときにエラー修正処理及びそのエラー位置情報の登録を実行し、電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて、前記登録されたエラー位置に相当するデータについて、前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記不揮発性メモリの書き換え処理を実行するものである。これによって、書き換え処理中にホストによって電源OFFされる可能性を低下させ、より安全なデータ書き換え処理を行うことができる。
本発明の第11態様は、上記第10の態様において、前記コントローラは、前記ライト・コマンド処理の完了後、前記不揮発性メモリの書き換え処理の終了を判定し、その書き換え処理が終了した後に前記コマンド完了通知を前記ホストに送信するものである。これによって、書き換え処理に時間がかかった場合でも、書き換え処理中の電源遮断をより効果的に防止することができる。
本発明によれは、データ記憶装置における不揮発性メモリ内のデータをより安全に書き換えることできる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、データ記憶装置において、制御データが記憶されている不揮発性メモリのデータ書き換え処理制御に関する。本発明の理解の容易のため、最初に、データ記憶装置の一例であるハードディスク・ドライブ(HDD)の全体構成の概略を説明する。
図1は、本実施の形態に係るHDD1の構成を模式的に示すブロック図である。図1に示すように、HDD1は、密閉されたエンクロージャ10内に、メディア(記録媒体)の一例である磁気ディスク11、ヘッド素子部12、アーム電子回路(アームエレクトロニクス:AE)13、スピンドル・モータ(SPM)14、ボイス・コイル・モータ(VCM)15、そしてアクチュエータ16を備えている。
HDD1は、エンクロージャ10の外側に固定された回路基板20を備えている。回路基板20上には、リード・ライト・チャネル(R/Wチャネル)21、モータ・ドライバ・ユニット22、ハードディスク・コントローラ(HDC)とMPUの集積回路(以下、HDC/MPU)23、及び揮発性メモリの一例であるRAM24などの各ICを備えている。尚、各回路構成は一つのICに集積すること、あるいは、複数のICに分けて実装することができる。
外部ホスト51からのライト・データは、HDC/MPU23によって受信され、R/Wチャネル21、AE13を介して、ヘッド素子部12によって、不揮発性の記録媒体である磁気ディスク11に書き込まれる。また、磁気ディスク11に記憶されているリード・データはヘッド素子部12によって読み出され、そのリード・データは、AE13、R/Wチャネル21を介して、HDC/MPU23から外部ホスト51に出力される。
次に、HDD1の各構成要素について説明する。磁気ディスク11は、SPM14に固定されている。SPM14は所定の速度で磁気ディスク11を回転する。HDC/MPU23からの制御データに従って、モータ・ドライバ・ユニット22がSPM14を駆動する。本例の磁気ディスク11は、データを記録する記録面を両面に備え、各記録面に対応するヘッド素子部12が設けられている。
各ヘッド素子部12はスライダ(不図示)に固定されている。また、スライダはアクチュエータ16に固定されている。アクチュエータ16はVCM15に連結され、回動軸を中心に揺動することによって、ヘッド素子部12(及びスライダ)を磁気ディスク11上において半径方向に移動する。モータ・ドライバ・ユニット22は、HDC/MPU23からの制御データに従ってVCM15を駆動する。
ヘッド素子部12には、典型的には、磁気ディスク11への記録データに応じて電気信号を磁界に変換する記録ヘッド、及び磁気ディスク11からの磁界を電気信号に変換する再生ヘッドを備えている。なお、磁気ディスク11は、1枚以上あればよく、記録面は磁気ディスク11の片面あるいは両面に形成することができる。
続いて各回路部の説明を行う。AE13は、複数のヘッド素子部12の中からデータ・アクセスが行われる1つのヘッド素子部12を選択し、選択されたヘッド素子部12により再生される再生信号を一定のゲインで増幅(プリアンプ)し、R/Wチャネル21に送る。また、R/Wチャネル21からの記録信号を選択されたヘッド素子部12に送る。
R/Wチャネル21は、ホスト51から転送されたデータについて、ライト処理を実行する。ライト処理において、R/Wチャネル21はHDC/MPU23から供給されたライト・データをコード変調し、更にコード変調されたライト・データをライト信号に変換してAE13に供給する。また、ホスト51にデータを供給する際にはリード処理を行う。リード処理において、R/Wチャネル21はAE13から供給されたリード信号を一定の振幅となるように増幅し、取得したリード信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。読み出されるデータは、ユーザ・データとサーボ・データを含む。デコード処理されたリード・データは、HDC/MPU23に供給される。
HDC/MPU23において、MPUはRAM24にロードされたマイクロ・コードに従って動作する。HDD1の起動に伴い、RAM24には、制御データとして、MPU上で動作するマイクロ・コードの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク11あるいは不揮発性半導体メモリ25からロードされる。HDC/MPU23は、コマンド実行順序の管理、ヘッド素子部12のポジショニング制御、インターフェース制御、ディフェクト管理などのデータ処理に関する必要な処理の他、HDD1の全体制御を実行する。
本形態のHDC/MPU23は、不揮発性半導体メモリ25に記憶されている制御データの書き換え処理を実行する。不揮発性半導体メモリ25は電源をOFFしてもデータが消えない。また、本形態の不揮発性半導体メモリ25は電気的に記憶データを書き換えることができる。
制御データのエラーは、HDD1の動作不能につながるため、制御データの安全性を確保することが必要である。不揮発性半導体メモリ25内のデータにエラーがあると、ECC処理をすることで一定のエラー・ビットを回復することができる。しかし、ECCによる回復に限界があるため、エラー・ビットの書き換えを行うことが好ましい。
このように電気的に書き換え可能な不揮発性半導体メモリ25の典型的な一例は、フラッシュ・メモリである。フラッシュ・メモリとしては、NOR型フラッシュ・メモリとNAND型フラッシュ・メモリが知られている。NOR型は、1byte単位での書き込みが可能である。一方、NAND型は、ブロック単位での書き込みとなるが、NOR型よりも書き込み速度が速い。本形態においては、いずれにタイプのフラッシュ・メモリを使用することもできる。あるいは、この他、電気的に書き換え可能は不揮発性の半導体メモリとして、強誘電体薄膜材料を記憶素子として用いたFeRAMなどを使用することができる。
HDC/MPU23は、不揮発性半導体メモリ25に記憶されているデータにエラーが存在する場合、そのエラーを訂正し、不揮発性半導体メモリ25を正しいデータに書き換える。特に、本形態において、HDC/MPU23は、ライト・コマンドの実行シーケンスの期間内において、不揮発性半導体メモリ25に記憶されている制御データの書き換え処理を実行する。より具体的には、HDD1からホスト51へのライト・データ転送処理の開始通知から、コマンド完了の通知までの間で規定された期間を使用して、データの書き換えを行う。この期間は、ホスト51が電源をオフする可能性が極めて小さいため、安全なデータ書き換え処理を行うことができる。
開始通知から完了通知までにおいて、いずれの期間を規定期間とするかは設計によるが、好ましくは、ライト・データ転送処理の開始通知に応答して、書き換え処理を開始する。これによって、コマンド完了通知の送信を書き換え処理の完了を待って行う場合に、コマンド完了通知の送信の遅れを抑制することができる。
図2のシーケンス図を参照して、HDD1とホスト51との間におけるライト・コマンド実行シーケンスにおける不揮発性メモリ25の書き換え処理を説明する。ホスト51は、HDD1に対してライト・コマンドを発行する(S11)。HDD1は、ライト・コマンドを取得した後、ライト・データの受信準備が整うと、ホスト51に対してライト・データ転送処理開始通知を送信する(S12)。さらに、HDD1は、その転送処理開始通知を送信した後、不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理(S13)を開始する。書き換え処理(S13)と並行して、HDD1はホスト51からライト・データを受信する(S14)。ライト・データの転送が終了し、ライト・バッファにデータを格納する(ライト・キャッシュON)もしくは、磁気ディスク11へのライト・データ書き込みが完了(ライト・キャッシュOFF)すると、HDD1はホスト51へ、このライト・コマンドの完了通知を送信することができる状態となる。
そのタイミングで書き換え処理(S13)が完了している場合、HDD1はホストにコマンド完了通知を送信する(S15)。一方、書き換え処理(S13)が完了していない場合、HDD1は書き換え処理(S13)の完了までコマンド完了通知の送信を延期し、書き換え処理(S13)が完了した後に、ホスト51に対してコマンド完了通知を送信する。
このように、HDD1がホスト51にライト・データの転送処理の開始を通知してから、コマンド完了通知をホスト51に返すまでの期間において、不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理をするので、書き換え処理中にHDD1の電源がOFFとされる可能性が非常に低く、制御データの安全性を確保しながら、不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理を行うことができる。
続いて、不揮発性半導体メモリ25の書き換えに関するHDD1内の処理について、図2及び図3を参照して、より詳細に説明する。図3は、HDD1内の一部の構成を示すブロック図であって、不揮発性半導体メモリ書き換え処理を伴うライト・コマンド実行シーケンスに関連する構成要素を示している。なお、AE13及びR/Wチャネル21は省略した。図3において、ホスト・インターフェース・マネージャ231、コマンド実行マネージャ232、ECC処理部233及び書き換え処理部234は、MPUがマイクロ・コードに従って動作することによって実現される。
ホスト・インターフェース235及びドライブ・インターフェース236は、HDC/MPU23内のハードウェアとして実装されている。バッファ241及び訂正テーブル242はRAM24上のデータ領域として確保される。なお、HDC/MPU23内において、各機能ブロックのソフトウェアもしくはハードウェアによる実装方法は、設計によって決定することができる。
HDD1は、電源ON時の初期化処理(POR処理:Power On Reset)において、不揮発性半導体メモリ25に記憶されているマイクロ・コードなどの制御データを、RAM24上に展開する。このとき、不揮発性半導体メモリ25に記憶されているデータについて、必要なECCによるエラー訂正処理を施す。エラー訂正された場合、訂正テーブル241がRAM24内に形成される。ECC処理及び訂正テーブル241の生成は、ECC処理部233としてのMPUが行う。
ホスト51から、最初のライト・コマンドが発行されると(S11)、ホスト・インターフェース235を介して、ホスト・インターフェース・マネージャ231がそれを取得する。ホスト・インターフェース・マネージャ231は、ライト・データ受信の準備が整うと、ホスト・インターフェース235を介して、ホスト51にライト・データ転送開始通知を送信する(S12)。さらに、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、ライト・コマンドがPOR処理後の最初のライト・コマンドであるか判定する。
最初のライト・コマンドと判定すると、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、書き換え処理部234に不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理を指示する。最初のライト・コマンドの実行タイミングにおいて書き換え処理13を実行することによって、HDD1動作中に確実に制御データ・エラー訂正を行い、データの安全性を高めることができる。最初のライト・コマンドではないと判定すると、書き換え処理は実行されない。
書き換え処理部234は、ホスト・インターフェース・マネージャ231から書き換え処理に指示を受けると、RAM24上の訂正テーブル242を参照し、訂正ビットの有無及びその訂正位置(アドレス)を取得する。いずれかのビットについてECC処理部233によるエラー訂正処理がなされている場合、書き換え処理部234は、不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理(S13)を開始する。なお、実際の書き換え処理は、書き換え処理部234が、HDC/MPU23内に構成された書き換え回路を制御することによって実行する。
書き換え処理と並行して、ホスト51から転送されたライト・データは、ホスト・インターフェース235を介して、RAM24上のバッファ241に格納される(S14)。コマンド実行マネージャ232は、バッファ241にライト・データが格納されると、ドライブ・インターフェース236に磁気ディスク11へのデータ書き込みを指示する。ホスト51からのライト・データの受信処理と並行して、ドライブ・インターフェース236は、バッファ241に格納されているライト・データを磁気ディスク11(R/Wチャネル21)へ転送する。
ライト・キャッシュONの場合、全てのライト・データがバッファ241に格納された段階で、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、不揮発性半導体メモリ25の書き換え処理の完了を判定する。書き換え処理部234は、書き換え処理が完了すると、ホスト・インターフェース・マネージャ231に完了を通知する。ライト・キャッシュOFFの場合は、全てのライト・データが磁気ディスク11に書き出された後に、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、書き換え処理完了を判定する。
書き換え処理が完了していない場合、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、書き換え処理部234からの通知を待つ。書き換え処理部234から書き換え処理完了が通知されると、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、ホスト・インターフェース235を介して、ホスト51にライト・コマンドの完了通知を送信する(S15)。あるいは、書き換え処理が完了している場合、ホスト・インターフェース・マネージャ231は、ホスト・インターフェース235を介して、ホスト51にライト・コマンドの完了通知を送信する(S15)。
以下においては、HDDで使用されるいくつかのタイプのホスト・インターフェースに対して、本形態のデータ書き換え処理を適用した例を説明する。
まず、ATAインターフェースを例として、HDD1による、不揮発性半導体メモリ25の制御データ書き換え処理を説明する。本形態のデータ書き換え処理は、PIO(Programmed IO)やDMA(Direct Memory Access)などの転送モードに係わらず、ATAインターフェースに適用することができる。図4は、ATAインターフェースにおける、ライト・データ転送及び不揮発性半導体メモリ25処理を示すシーケンス図である。
図4を参照して、最初に、ホスト51からHDD1に対して、ライト・コマンドが発行される(S21)。具体的には、ライト・コマンドはアドレス情報とコマンド・コードを含んでいる。最初にライト・データのアドレス情報がホスト51からHDD1に転送される。具体的には、磁気ディスク11への書き込み開始アドレスと、書き込むべきライト・データのセクタ数(データ量)が転送される。アドレスは、典型的には、(LBA:Logical Block Address)によって指定される。その後、HDD1は、ホストからライト・コードを受信する。ホスト51がHDD1のレジスタにライト・コードを書き込むことによって、ライト・コマンドの発行となる。
HDD1は、ライト・コマンドを受信した後、ライト・データの受信準備が整うと、ライト・データ転送処理開始の通知をホスト51に出力する(S22)。具体的には、HDD1は、PIO転送モードにおいてステータス・レジスタのDRQ(Data ReQuest)ビットをアクティブにする。DMA転送モードにおいては、HDD1はDMARQ(DMA ReQuest)信号をアクティブにセットする。
HDD1は、ライト・データ転送処理開始通知をホスト51に対して出力した後に、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理(S13)を開始する。ホスト51は、データ転送処理開始通知を取得すると、HDD1に対して、ライト・データを転送する(S23)。ホスト51がライト・データの転送を開始すると、HDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理と並行して、ライト・データの受信処理を行う。HDD1は典型的には、受信データをRAM24内のバッファ241に一時的に保存する。さらに、HDD1は、受信したライト・データを磁気ディスク11に書き込む。
ここで、ライト・キャッシュがONの状態であれば、HDD1はバッファ241へ全てのライト・データが格納されたタイミングで、ホスト51にライト・コマンドの完了通知を送信することができる。一方、ライト・キャッシュがOFFの状態であれば、HDD1は、ライト・データの磁気ディスク11への書き込み完了後に、コマンド完了通知をホスト51に返す。具体的には、コマンド完了の通知として、ステータス・レジスタのBSYビットをクリアする(S24)。
ライト・キャッシュがONもしくはOFFのいずれの状態においても、本形態のHDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理の完了を待って、コマンド完了通知をホスト51に転送する。HDD1は、ホスト51にコマンド完了通知を転送することができるタイミングにおいて、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理が完了していない場合は、コマンド完了通知の転送を延期する。
ホスト51は、通常、ライト・コマンドの完了通知を受信するまでは電源をOFFすることがない。このため、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理の完了後にコマンド完了通知を送信することによって、書き換処理中に電源がOFFされ、不揮発性半導体メモリ25のデータが消失することを防止することができる。
続いて、SATA(Serial ATA)インターフェースの例を説明する。SATAインターフェースにおいては、7つのデータ転送モードが規定されている。具体的には、PIO (Programmed Input Output) data-in command(リード)、PIO data-out command(ライト)、Read DMA (Direct Memory Access) command、Write DMA command、Read FPDMA (First Party DMA) Queued command、Write FPDMA Queued command、Non-data commandである。ここで、ライト・コマンドは、PIO data-out command、Write DMA command及びWrite FPDMA Queued commandの3転送モードである。本形態における不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理は、いずれの転送モードのライト・コマンドにも適用することができる。
具体的に説明する。図5を参照して、PIO data-out commandの実行シーケンスについて説明する。PIO data- out commandプロトコルは、PIOモードにおけるデータ・ライトを規定する。ホスト51は、HDD1に対してPIO data-out commandをその中に含むRegister FISを送信する(S31)。PIO data-out commandを受信した後、ライト・データの受信準備が整うと、HDD1は、ホスト51に対してデータ転送処理の開始及びデータ転送要求を示すPIO Setup FIS(Frame Information Structure)を送信する(S32)。ここで、FISは、1単位のデータ・フレームである。
HDD1は、PIO Setup FISをホスト51に対して出力した後に、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理(S13)を開始する。ホスト51は、PIO Setup FISを受信すると、ライト・データ(PIO data)を含むData FISをHDD1に送信する。HDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理と並行して、ライト・データの受信処理を行う(S33)。
全てのデータを受信しコマンド処理が完了すると、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理の完了を判定する。データ書き換え処理が完了している場合、HDD1はホスト51に完了通知としてのRegister FISを送信する(S34)。データ書き換え処理が完了していない場合は、その完了を待ってRegister FISを送信する。なお、コマンド処理の完了とライト・キャッシュ機能との関係はATAインターフェースと同様である。この点は、以下の他のSATA command処理において同様である。
続いて、Write DMA commandの実行シーケンスについて、図6を参照して説明する。Write DMA commandプロトコルは、DMAモードにおけるデータ・ライトを規定する。ホスト51は、HDD1に対してWrite DMA commandをその中に含むRegister FISを送信する(S41)。このRegister FISに対する応答として、HDD1は、データ転送処理の開始を示し、また、データ転送を要求するDMA Activate FISを送信する(S42)。
HDD1は、DMA Activate FISをホスト51に対して出力した後に、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理(S13)を開始する。ホスト51は、DMA Activate FISを受信すると、ライト・データ(DMA data)を含むData FISをHDD1に送信する(S43)。HDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理と並行して、ライト・データの受信処理を行う。
全てのデータを受信しコマンド処理が完了すると、HDD1はホスト51に完了通知としてのRegister FISを送信することができる状態となる。HDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理の完了を確認して、ホスト51にRegister FISを送信する(S44)。
最後に、Write FPDMA Queued commandモードについて説明する。Write FPDMA Queued commandプロトコルはコマンド・キューイングを利用するため、コマンド発行とその実行とは分離しており、コマンドの発行順序と実行順序は必ずしも一致しない。図7を参照して、まず、ホスト51は、HDD1に対してWrite FPDMA Queued commandをその中に含むRegister FISを送信する(S51)。HDD1は、受信したWrite FPDMA Queued commandをキューする。
キューされていたWrite FPDMA Queued commandが実行される段階となると、HDD1はホスト51に対して、上記のコマンドに対するデータ転送処理の開始を示すDMA Setup FISを送信する(S52)。HDD1は、DMA Setup FISをホスト51に対して出力した後に、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理(S13)を開始する。その後、HDD1はホスト51に対して、データ転送を要求するDMA Activate FISを送信する(S52)。
ホスト51は、ライト・データについてDMA Activate FISを取得すると、HDD1に対して、ライト・データを転送する。具体的には、ホスト51は、DMA Activate FISを受信すると、ライト・データ(FPDMA data)を含むData FISをHDD1に送信する(S54)。尚、データが複数のData FISに分割して転送される場合、HDD1は最初のDMA Activate FIS転送前にDMA Setup FISを送信し、その後はDMA Setup FISを送信することなく、DMA Activate FISを送信する。
ホスト51がライト・データを含むData FISの転送を開始すると、HDD1は、不揮発性半導体メモリ25のデータ書き換え処理と並行して、ライト・データの受信処理を行う。全てのデータを受信しライト・コマンド処理が完了すると、HDD1はホスト51に完了通知としてのSet Device Bits FISを送信する(S55)。
上述の複数の例にように、ライト・データの転送処理開始の通知から、コマンド完了の通知の間において不揮発性半導体メモリを書き換えることによって、書き換え途中の電源遮断を効果的に防止することができる。なお、上述の各例は、データ転送処理の開始に応答して書き換え処理をすぐに開始しているが、例えば、FPDMAにおいて、DMA Activate FISの送信に応答して、その後に書き換え処理を開始するように規定期間を設計することも可能である。
尚、上記の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。例えば、本発明はATA、SATAインターフェースに限定されるものではない。また、各処理と論理構成との関係は上記例に限定されるものではない。設計者は、効率的な機能及び回路構成によって、データ記憶装置を設計することができる。尚、本発明は磁気ディスク記憶装置に特に有用であるが、CDなどの光ディスクを取り外し可能な光ディスク記憶装置や半導体記録媒体使用したデータ記憶装置など、記録媒体を駆動する他の態様のデータ記憶装置に適用することが可能である。
本実施形態に係る、HDDの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る、不揮発性半導体メモリの書き換え処理を伴うライト・コマンド実行シーケンスを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る、HDC/MPUの回路構成の一部を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る、ATA command(PIO/DMA)の実行シーケンスにおける不揮発性半導体メモリの書き換え処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る、SATA PIO data-in commandの実行シーケンスおける不揮発性半導体メモリの書き換え処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る、SATA Write DMA commandの実行シーケンスおける不揮発性半導体メモリの書き換え処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る、SATA Write FPDMA commandの実行シーケンスおける不揮発性半導体メモリの書き換え処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 HDD、10 エンクロージャ、11 磁気ディスク、12 ヘッド素子部、
13 アーム・エレクトロニクス、14 スピンドル・モータ、
15 ボイス・コイル・モータ、16 アクチュエータ、20 回路基板、
21 R/Wチャネル、22 モータ・ドライバ・ユニット、23 HDC/MPU、
24 RAM、25 不揮発性半導体メモリ、51 ホスト、
231 ホスト・インターフェース・マネージャ、232 コマンド実行マネージャ、
233 ECC処理部、234 書き換え処理部、235 ホスト・インターフェース、
236 ドライブ・インターフェース、241 バッファ、242 訂正テーブル

Claims (11)

  1. ホストから転送されたライト・データをメディアへ記録するデータ記憶装置であって、
    データを記憶し、電気的な書き換えが可能な不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに記憶されているデータに従って制御動作を行うコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行する、
    データ記憶装置。
  2. 前記コントローラは、前記不揮発性メモリからデータを読み出して、揮発性メモリに展開するときにエラー修正処理及びそのエラー位置情報の登録を実行し、その登録されたエラー位置に相当するデータについて、前記不揮発性メモリの書き換え処理を実行する、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記コントローラは、電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて、前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行する、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記コントローラは、書き換え処理の終了を待って前記コマンド完了通知を前記ホストに返す、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記コントローラは、前記ライト・データ転送処理開始の通知に応答して前記制御データの書き換え処理を開始する、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  6. ホストから転送されたライト・データをメディアへ記録するデータ記憶装置において、
    電気的な書き換えが可能な不揮発性メモリから、そのデータを揮発性メモリに展開し、
    展開した前記データのエラー情報を登録し、
    前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記エラー情報を参照して前記不揮発性メモリに記憶されているデータの書き換え処理を実行する、
    データ記憶装置における不揮発性メモリ書き換処理方法。
  7. 前記データを揮発性メモリに展開する際に、データの訂正処理とエラー・アドレス情報の登録を実行する、請求項6に記載のデータ記憶装置における不揮発性メモリ書き換処理方法。
  8. 前記コマンド完了通知を前記ホストに送信できるタイミングにおいて、前記書き換え処理が完了していない場合、その完了を待ってそのコマンド完了通知を前記ホストに送信する、請求項6に記載のデータ記憶装置における不揮発性メモリ書き換処理方法。
  9. 前記書き換え処理は、電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて実行する、請求項6に記載のデータ記憶装置における不揮発性メモリ書き換処理方法。
  10. ホストから転送されたライト・データを記録する磁気ディスクと、
    制御データを記憶し、電気的な書き換えが可能な不揮発性半導体メモリと、
    前記不揮発性半導体メモリに記憶されている制御データに従って、制御動作を行うコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記不揮発性メモリからデータを読み出して、揮発性メモリに展開するときにエラー修正処理及びそのエラー位置情報の登録を実行し、
    電源ON時の初期化処理後、最初のライト・コマンドの実行シーケンスにおいて、前記登録されたエラー位置に相当するデータについて、前記ホストに対するライト・データ転送処理開始の通知からコマンド完了通知の間で規定された期間を使用して、前記不揮発性メモリの書き換え処理を実行する、
    磁気ディスク装置。
  11. 前記コントローラは、前記ライト・コマンド処理の完了後、前記不揮発性メモリの書き換え処理の終了を判定し、その書き換え処理が終了した後に前記コマンド完了通知を前記ホストに送信する、請求項10に記載の磁気ディスク装置。
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