JP4102743B2 - 情報記録再生装置と情報記録再生方法とプログラム - Google Patents
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Description
そのフォーマットとは、情報記録媒体のブランク領域に特定のパターンデータを書き込んで埋め尽くし、情報記録媒体の記録領域の欠陥検出を行う処理である。
しかし、情報記録媒体のブランク領域の全体に特定のパターンデータを書き込むためには時間がかかるため、使用可能になるまで長時間待たなければならなかった。
そこで、最近ではバックグランドフォーマットと言われる処理が行われている。
このバックグラウンドフォーマットにより、見掛け上は一瞬で情報記録媒体のフォーマット処理が終了し、ユーザはその情報記録媒体を直ぐに使用することができる。
上記バックグラウンドフォーマットでは、バックグラウンドでフォーマット中にユーザによるデータ(ユーザデータ)の書き込みを行う場合、フォーマット処理を中断する。
その時に書かれるユーザデータは、情報記録媒体の任意の位置に書くことができるので、情報記録媒体上のフォーマット処理が済んでいない位置に書かれる場合もある。
そこで、例えば、情報記録媒体の一例であるDVD+RWディスクでは、ビットマップと呼ばれる管理テーブルをディスク上の所定位置に記録し、その管理テーブルを参照してフォーマット処理でユーザデータを破壊しないようにしている。
上記ビットマップとは、DVD+RWディスクの記録領域の1ECCブロック単位にデータが書き込まれているか書き込まれていないかの管理情報をテーブル形式で格納したものであり、フォーマットが終了するまでDVD+RWディスク上に保持し、フォーマットの際はこのビットマップを参照してデータが書き込まれていない位置からフォーマットを再開することができる。
そこで、上記ビットマップのような管理情報は頻繁に更新しないようにすると、ビットマップを更新する前に、光ディスク装置の電源断などの原因によってデータの記録処理が中断してしまった場合、データの書き込み中であったか否かがわからなくなり、データを損失してしまう恐れがある。
従来、リアルタイム記録中に予期せず電源供給が断たれたとき、不揮発性メモリにリアルタイム記録中のどの状態で電源供給が断たれたかを記憶する情報記録再生装置(例えば、特許文献1参照)があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、情報記録媒体に対するデータの書き込み中に電源断などの原因でデータの書き込みが中断しても、その情報記録媒体がデータの書き込み中であることを判別できるようにすることを目的とする。
(1)データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手段と、上記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を上記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手段を備えた情報記録再生装置において、上記データ読書手段によって上記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を上記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手段と、上記データ読書手段によってデータの書き込みを終了した後に上記管理情報を更新する管理情報更新手段と、その管理情報更新手段によって上記管理情報を更新した後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手段と、上記情報記録媒体のマウント時、上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手段と、その手段によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、上記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている上記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手段と、その手段によってデータが有ることが判明したとき、上記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら上記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手段と、その手段による更新後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手段を設けた情報記録再生装置。
(5)データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書工程と、上記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を上記情報記録媒体に書き込む管理情報書込工程と、上記データ読書工程によって上記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を上記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込工程と、上記データ読書工程によってデータの書き込みを終了した後に上記管理情報を更新する管理情報更新工程と、その管理情報更新工程によって上記管理情報を更新した後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換工程と、上記情報記録媒体のマウント時、上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する工程と、その工程によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、上記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている上記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる工程と、その工程によってデータが有ることが判明したとき、上記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら上記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する工程と、その工程による更新後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える工程とからなる情報記録再生方法。
(9)コンピュータに、データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手順と、上記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を上記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手順と、上記データ読書手順によって上記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を上記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手順と、上記データ読書手順によってデータの書き込みを終了した後に上記管理情報を更新する管理情報更新手順と、その管理情報更新手順によって上記管理情報を更新した後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手順と、上記情報記録媒体のマウント時、上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手順と、その手順によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、上記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている上記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手順と、その手順によってデータが有ることが判明したとき、上記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら上記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手順と、その手順による更新後に上記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手順を実行させるためのプログラム。
図1は、この発明の情報記録再生装置の一実施形態である光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示す光ピックアップ装置の内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この光ディスク装置1はCD−RWディスク装置,DVD+RWディスク装置,DVD−RWディスク装置,DVD−RAMディスク装置等の情報記録再生装置であり、スピンドルモータ2と、光ピックアップ装置3と、レーザコントロール回路4と、エンコーダ5と、モータドライバ6と、再生信号処理回路7と、サーボコントローラ8と、バッファRAM9と、バッファマネージャ10と、インタフェース11と、ROM12と、RAM13と、CPU14などを備えている。
なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
スピンドルモータ2は、データの書き込み及び読み出し時に所定回転速度で光ディスク15を回転駆動する。
光ピックアップ装置3は、波長が660nmのレーザ光を出射する半導体レーザ光源(LD),半導体レーザ光源から出射される光束を光ディスク15の記録面に導くとともに、上記記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系,上記受光位置に配置され戻り光束を受光する受光器,及びフォーカシングアクチュエータ,トラッキングアクチュエータ,シークモータ等の駆動系(いずれも公知なので図示を省略)などを含んで構成されている。そして、受光器からは、その受光量に応じた電流(電流信号)が再生信号処理回路7に出力される。
この光ピックアップ装置3は、一例として図2に示したように、光源ユニット20,コリメートレンズ22,ビームスプリッタ23,対物レンズ24,2つの検出レンズ25と28,2つの受光器26と29,反射ミラー27と、公知なので図示を省略したフォーカシングアクチュエータ,トラッキングアクチュエータ及びシークモータ等の駆動系などを備えている。
光源ユニット20は、波長が約660nmのレーザ光を発光する光源としての半導体レーザ光源21を含んで構成されている。
なお、本実施形態では、光源ユニット20から出射されるレーザ光の光束(以下「光束」と略述する)の最大強度出射方向を+X方向とする。
反射ミラー27は、コリメートレンズ22の近傍に配置され、光源ユニット20から出射された光束の一部をモニタ用光束として−Z方向に反射する。
ビームスプリッタ23は、コリメートレンズ22の+X側に配置され、コリメートレンズ22で略平行光とされた光束をそのまま透過させる。
また、ビームスプリッタ23は、光ディスク15で反射され、対物レンズ24を介して入射する光束(戻り光束)を−Z方向に分岐する。
対物レンズ24は、ビームスプリッタ23の+X側に配置され、ビームスプリッタ23を透過した光束を光ディスク15の記録面に集光する。
受光器26としては、通常の光ディスク装置と同様に、例えば、4つの部分受光素子に分かれた4分割受光素子が用いられている。なお、ここでは、Y軸方向が光ディスク15におけるトラックの接線方向とほぼ一致している。4分割受光素子の各部分受光素子はそれぞれ光電変換によって受光量に応じた電流信号を生成して再生信号処理回路7に出力する。
検出レンズ28は、反射ミラー27の−Z側に配置され、反射ミラー27で−Z方向に反射されたモニタ用光束を受光器29の受光面に集光する。
また、光ピックアップ装置3はさらに半導体レーザ光源21から照射されるレーザ光を生成するためのレーザダイオードドライバ(LDドライバ)を有する。
再生信号処理回路7は、光ディスク15の種類に対応して光ピックアップ装置3からの出力信号である電流信号を電圧信号に変換し、その電圧信号に基づいてウォブル信号,再生信号,フォーカスエラー信号とトラックエラー信号のサーボ信号などを検出する。
そして、再生信号処理回路7では、ウォブル信号からアドレス情報及び同期信号等を抽出する。ここで抽出されたアドレス情報はCPU14に出力され、同期信号はエンコーダ5に出力される。
また、サーボ信号は再生信号処理回路7からサーボコントローラ8に出力される。
なお、再生信号処理回路7では、CPU14の指示により、光ディスク15の種類に対応したサーボパラメータ(例えば、信号レベル調整用ゲインなど)を設定する。
サーボコントローラ8では、サーボ信号に基づいて光ピックアップ装置3を制御する制御信号を生成し、モータドライバ6に出力する。
バッファマネージャ10では、バッファRAM9へのデータの入出力を管理し、蓄積されたデータ量が所定の値になると、CPU14に通知する。
エンコーダ5では、CPU14の指示に基づいて、バッファRAM9に蓄積されているデータをバッファマネージャ10を介して取り出し、エラー訂正コードの付加などを行い、光ディスク15への書き込みデータを作成する。
そして、エンコーダ5では、CPU14からの指示に基づいて、再生信号処理回路7からの同期信号に同期して、書き込みデータをレーザコントロール回路4に出力する。
レーザコントロール回路4では、エンコーダ5からの書き込みデータに基づいて、光ピックアップ装置3からのレーザ光の出力を制御する。すなわち、レーザコントロール回路4は、上記LDドライバを駆動制御する。
ROM12は不揮発性のメモリであり、例えば、CPU14からの書き込み及び読み出しが可能であるとともに、電源が切られても記録された内容は保持されるフラッシュメモリであり、このROM12に、CPU14にて解読可能なコードで記述された後述するこの発明に係るプログラムを含む各種の制御プログラムが格納されている。
CPU14は、ROM12に格納されている上記制御プログラムに従って上記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM13に保存する。なお、光ディスク装置1に電源が投入されると、ROM12に格納されている上記制御プログラムは、CPU14のメインメモリ(図示を省略)にロードされてその手順が実行される。
また、上記ROM12に上記(10)に記載したこの発明に係るプログラムを格納することにより、上記CPU14がそのプログラムを実行することによって上記(6)に記載したこの発明に係る情報記録再生方法を実行し、上記(2)に記載したこの発明に係る情報記録再生装置の各手段の機能を果たす。
さらに、上記ROM12に上記(11)に記載したこの発明に係るプログラムを格納することにより、上記CPU14がそのプログラムを実行することによって上記(7)に記載したこの発明に係る情報記録再生方法を実行し、上記(3)に記載したこの発明に係る情報記録再生装置の各手段の機能を果たす。
すなわち、情報記録媒体に対するデータの書き込み中に電源断などの原因でデータの書き込みが中断しても、その情報記録媒体にデータの書き込み中であったことを判別するための機能をコンピュータに導入させることができる。
図3は、図1に示した光ディスク装置におけるユーザデータ書き込み処理(ユーザデータ記録処理)を示すフローチャート図である。
このフローチャートに記載の処理は、上記ROM12内に格納された制御プログラム(上記(11)のプログラム)に従って上記CPU14が実行するものである。
上記CPU14は、ステップ(図中「S」で示す)1で光ディスクにデータを書き込む前にユーザデータ(データ)の書き込み中を示すフラグ(識別情報)を光ディスクの所定位置に書き込み、ステップ2で光ディスクにユーザデータを書き込む。
その更新の後に、ステップ4で光ディスクの所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示すフラグをデータの書き込み完了を示すフラグ(識別情報)に書き換え、この処理を終了する。
上記更新処理は、ユーザデータの記録によって記録前まではデータが書き込まれていない位置として管理されていた位置の情報をデータが書き込まれた位置の情報に書き換える処理である。
例えば、同図の(a)に示すように、光ディスク上のユーザデータを記録するユーザデータ記録領域が第1領域〜第6領域に分かれており、その第1領域,第2領域,第3領域,第6領域にそれぞれユーザデータが書き込まれており(図中には「データ有り」と記載する)、第4領域と第5領域には未だユーザデータが書き込まれていない(図中には「データ無し」と記載する)場合、同図の(b)に示すようなフォーマットの管理テーブルを光ディスクの所定領域に記録する。この管理テーブルには、上記第1領域〜第6領域について、それぞれデータが書き込まれた位置に相当することを示すフラグと、データが書き込まれていない位置に相当することを示すフラグを格納し、それぞれの領域のデータの有無を識別可能にしている。この場合、管理テーブル上では、データ有りを示すフラグを“0”、データ無しを示すフラグを“1”としている。
上述のユーザデータ書き込み処理では、光ディスクにユーザデータの書き込み終了の度に管理テーブルを更新するので、複数単位のユーザデータを次々と連続して書き込む場合には全てのユーザデータの記録を完了するまでの処理時間がかかってしまう恐れがあり、管理テーブルを書き込んだ領域に対する更新による書き込み回数が増えて、その領域の劣化が早くなる恐れがある。
そこで、管理テーブルの更新処理をユーザデータの記録量が所定量済む度に行うようにすると良い。
このフローチャートに記載の処理は、上記ROM12内に格納された制御プログラム(上記(12)のプログラム)に従って上記CPU14が実行するものである。
上記CPU14は、ステップ(図中「S」で示す)11で光ディスクにデータを書き込む前にユーザデータ(データ)の書き込み中を示すフラグ(識別情報)を光ディスクの所定位置に書き込み、ステップ12で光ディスクにユーザデータを書き込む。
上記所定量を、ユーザデータの書き込み時間に比し、管理テーブルの更新によるオーバーヘッドが少なくなる時間の量に基づいて決定してもよい。具体的な例としては、管理テーブルの更新に1秒かかるとすれば、ユーザデータの書き込み時間30秒に相当するデータ量などである。
上記管理テーブルの更新(書き換え)の頻度を少なくするため、管理テーブルの更新処理をユーザデータの書き込みが終了してから所定時間経過したときに行うようにしても良い。
図6は、図1に示した光ディスク装置におけるさらに他のユーザデータ書き込み処理(ユーザデータ記録処理)を示すフローチャート図である。
このフローチャートに記載の処理は、上記ROM12内に格納された制御プログラム(上記(13)のプログラム)に従って上記CPU14が実行するものである。
ステップ23でホストコンピュータから次のユーザデータの書き込み要求が有るか否かを判断し、有ればステップ22へ戻ってその書き込み要求によるユーザデータの書き込み処理を行う。ステップ23の判断でユーザデータの書き込み要求が無ければ、ステップ24で管理テーブルは更新済か否かを判断し、更新済ならステップ23の処理へ戻り、更新済でなければ、ステップ25でユーザデータの書き込み終了から所定時間経過したか否かを判断する。この所定時間はユーザデータの書き込み終了から次のユーザデータの書き込みが行われていない時間に相当する。つまり、ユーザデータの連続的な書き込み処理が途切れたと判断される時間である。その時間は、システムによって異なるが、一例として、10秒に設定すれば(この設定値は、例えば上記ROM12に記憶し、上記CPU14が参照するようにすればよい)、ユーザデータの書き込み終了後、10秒経過したら管理テーブルを更新することになる。
すなわち、上記ステップ23〜26の処理で、光ディスクに対するユーザデータの書き込みを終了してから所定時間経過しても次のユーザデータの書き込みを行わなかったときに光ディスク上の管理テーブルの内容を更新する。その更新の後に、ステップ27で光ディスクの所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示すフラグをデータの書き込み完了を示すフラグ(識別情報)に書き換え、ステップ23の処理へ戻る。
このようにして、光ディスク15にユーザデータを書き込んでから所定時間経過しても次のユーザデータの書き込みがなければ、そのときに管理テーブルを更新するので、管理テーブルを更新するための書き込み頻度が減り、ユーザデータ記録処理の速度の低下を防止することができ、更に、管理テーブルを頻繁に書き換えることによって管理テーブルが記録されている領域が劣化することを防止することができる。
そこで、光ディスクがマウントされたときに、光ディスク上のユーザデータの記録状況に合うように管理テーブルを更新するようにすると良い。
このマウント処理とは、光ディスク15を光ディスク装置1に挿入し、光ディスク15の情報を読み込み、ユーザが読み書きを行えるようになるまでの光ディスク装置1の内部処理である。
このフローチャートに記載の処理は、上記ROM12内に格納された制御プログラム(上記(14)のプログラム)に従って上記CPU14が実行するものである。
上記CPU14は、光ディスクのマウント時、ステップ(図中「S」で示す)31で光ディスクの所定位置に書き込まれているフラグを読み込み、ステップ32でそのフラグがユーザデータの書き込み中を示すフラグか否かを判断し、ユーザデータの書き込み中を示すフラグと判断したら、ステップ33で管理テーブルにユーザデータが書き込まれていない位置として管理されている光ディスクの該当位置にユーザデータが有るか否かをチェックする(調べる)。
一方、ステップ32の判断で所定位置から読み込んだフラグがユーザデータの書き込み完了を示すフラグであり、ユーザデータの書き込み中を示すフラグではないと判断したら、このマウント処理を終了する。
まず、DVD+RWディスクについて説明する。
図8は、DVD+RWディスクの記録領域のフォーマットを示す図である。
図9は、図8に示すインナー・ディスク・アイデンティフィケーション・ゾーン(inner disc identification zone)内のFDCBのフォーマットを示す図である。
図10は、図9に示すFDCB内のフォーマッティング・ステイタス・アンド・モード(formatting status and mode)を記録する領域のフォーマットを示す図である。
そのリードイン領域のインナー・ディスク・アイデンティフィケーション・ゾーン内には、図9に示すようなフォーマットのFDCBがあり、そのFDCBにおけるフォーマッティング・ステイタス・アンド・モードを記録する領域を、上記フラグを書き込む所定位置に割り当てる。
すなわち、フォーマッティング・オープン=1が記録されていれば、DVD+RWディスクの情報がFDCBに反映されていないことを示し、DVD+RWディスクがユーザデータの書き込み中であることを示している。
一方、フォーマッティング・オープン=0が記録されていれば、DVD+RWディスクの情報がFDCBに反映されていることを示し、DVD+RWディスクがユーザデータの書き込み完了を示している。
フォーマッティング・ビットマップの1ビットは1ECCブロックに対応しており、その1ビットの値が“1”の場合は、DVD+RWディスク上の対応するECCブロックにはなにも記録されていないことを示す。一方、“0”の場合は、DVD+RWディスク上の対応するECCブロックにはデータが記録されていることを示す。
すなわち、フォーマッティング・ビットマップで“1”が記録されているECCブロックの位置に対応するDVD+RWディスク上の該当位置にはユーザデータが書き込まれていない。一方、フォーマッティング・ビットマップで“0”が記録されているECCブロックの位置に対応するDVD+RWディスク上の該当位置にはユーザデータが書き込まれている。
ステップ1:CPU14はホストコンピュータからユーザデータの書き込み要求を受けると、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値を“1”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値は“1”に設定される。
ステップ3:CPU14は、ユーザデータの書き込み(記録)後、RAM13に記憶されているECCブロックに関する情報に従って、管理テーブルであるFDCB内のフォーマッティング・ビットマップの内容を更新する。
ステップ4:CPU14は、FDCB内のフォーマッティング・オープンの値を、“0”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのフォーマッティング・オープンの値は“0”に設定される。
ステップ11:CPU14はホストコンピュータからユーザデータの書き込み要求を受けると、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値を“1”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値は“1”に設定される。
ステップ13:CPU14は、DVD+RWディスクに所定量のユーザデータ、例えば、管理テーブルの更新を「1」とした場合に「30」を要するようなデータ量、またはDVD+RWディスクの全体容量の5%に相当するようなデータ量を記録済みか否かを判断する。記録済みでなければステップ15へ、記録済みならステップ14へそれぞれ移行する。
ステップ15:CPU14は、ホストコンピュータからユーザデータ書き込み要求を受けたか否かを判断する。受けたらステップ15へ、受けなければステップ16へそれぞれ移行する。
ステップ16:CPU14は、ホストコンピュータからユーザデータ書き込み終了要求が有ったか否か、ホストコンピュータから又は光ディスク装置に対するユーザ操作指示でディスク排出要求が有ったか否かを判断する。いずれの要求もなければ、ステップ15へ戻り、いずれかの要求が有ったら、ステップ17へ移行する。
ステップ18:CPU14は、FDCB内のフォーマッティング・オープンの値を、“0”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのフォーマッティング・オープンの値は“0”に設定される。
ステップ21:CPU14はホストコンピュータからユーザデータの書き込み要求を受けると、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値を“1”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値は“1”に設定される。
ステップ23:CPU14は、ホストコンピュータからユーザデータの書き込み要求を受けたか否か判断する。受けたらステップ22へ戻り、受けなければステップ24へ移行する。
ステップ25:CPU14は、ユーザデータの書き込み終了から所定時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判断する。ここで所定時間ユーザデータの書き込みがないか否かを判断することになる。所定時間経過しなければステップ23へ戻り、所定時間経過したらステップ26へ移行する。
ステップ27:CPU14は、FDCB内のフォーマッティング・オープンの値を、“0”に設定するように光ディスク装置1内の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、DVD+RWディスクのフォーマッティング・オープンの値は“0”に設定される。
なお、ユーザデータの書き込み要求が長時間無い場合や記録終了命令又はディスク排出命令を受けた場合、管理テーブルを更新し、ユーザデータが書込み中であることを示すフラグを戻す(FDCB内のフォーマッティング・オープンの値を“0”に設定する)ようにしてもよい。
このマウント処理は、DVD+RWディスクをマウント後、ユーザデータが書込み中に電源が遮断されたか否かをチェックし、電源遮断があった場合、管理テーブルに登録されていない位置のデータの有無をチェックし、管理テーブルに登録されていない位置のデータが有れば更新する処理である。
ステップ31:CPU14は、DVD+RWディスクのFDCB内のフォーマッティング・オープンの値を読み込むように光ディスク装置1の各ブロック(サーボコントローラ8やエンコーダ5等)に指令を与える。これにより、CPU14はフォーマッティング・オープンの値を読み込んで、例えばRAM13に記憶する。
ステップ32:CPU14は、その読み込んだフォーマッティング・オープンの値が“0”か“1”のどちらであるかを判断する。フォーマッティング・オープンの値が“1”の場合、ユーザデータは書き込み中である、すなわち、ユーザデータの書き込み中に電源遮断などのトラブルが発生していることが分かる。一方、フォーマッティング・オープンの値が“0”の場合、ユーザデータの書き込みは完了(終了)し、FDCB内のフォーマッティング・ビットマップ(管理テーブル)の更新済みであることが分かる。
ステップ33:CPU14は、管理テーブルであるFDCB内のフォーマッティング・ビットマップを読み込んで、そのフォーマッティング・ビットマップに登録されていない位置(すなわち、フォーマッティング・ビットマップが“1”であるものに対応するECCブロック)に対応するDVD+RWディスクの該当位置のユーザデータの有無をチェックする。
ステップ34:CPU14は、上記チェックによってユーザデータが検出されたか否かを判断する。検出された場合はCPU14はそのECCブロックに関する情報をRAM13に記憶し、ステップ35へ以降する。一方、検出されなければステップ36へ移行する。
ステップ36:CPU14は、フォーマッティング・ビットマップの更新後、FDCB内のフォーマッティング・オープンの値を“0”に書き換え、このマウント処理を終了する。
Claims (12)
- データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手段と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手段とを備えた情報記録再生装置において、
前記データ読書手段によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手段と、前記データ読書手段によってデータの書き込みを終了した後に前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、該管理情報更新手段によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手段と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手段と、該手段によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手段と、該手段によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手段と、該手段による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手段と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手段とを備えた情報記録再生装置において、
前記データ読書手段によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手段と、前記データ読書手段によって書き込んだデータの量が予め設定した所定量になる度に前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、前記データ読書手段によってデータの書き込みを終了した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手段と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手段と、該手段によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手段と、該手段によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手段と、該手段による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手段と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手段とを備えた情報記録再生装置において、
前記データ読書手段によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手段と、前記データ読書手段によってデータの書き込みを終了してから所定時間経過しても次のデータの書き込みを行わなかったときに前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、該管理情報更新手段によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手段と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手段と、該手段によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手段と、該手段によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手段と、該手段による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体がDVD+RWディスクであり、前記管理情報がフォーマッティング・ディスクコントロールブロックのビットマップであり、前記データの書き込み中を示す識別情報が前記フォーマッティング・ディスクコントロールブロックのフォーマッティング・ステイタス・アンド・モードのフォーマッティング・オープン・ビットであることを特徴とする情報記録再生装置。 - データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書工程と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込工程と、前記データ読書工程によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込工程と、前記データ読書工程によってデータの書き込みを終了した後に前記管理情報を更新する管理情報更新工程と、該管理情報更新工程によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換工程と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する工程と、該工程によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる工程と、該工程によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する工程と、該工程による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える工程とからなることを特徴とする情報記録再生方法。
- データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書工程と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込工程と、前記データ読書工程によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込工程と、前記データ読書工程によって書き込んだデータの量が予め設定した所定量になる度に前記管理情報を更新する管理情報更新工程と、前記データ読書工程によってデータの書き込みを終了した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換工程と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する工程と、該工程によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる工程と、該工程によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する工程と、該工程による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える工程とからなることを特徴とする情報記録再生方法。
- データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書工程と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込工程と、前記データ読書工程によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込工程と、前記データ読書工程によってデータの書き込みを終了してから所定時間経過しても次のデータの書き込みを行わなかったときに前記管理情報を更新する管理情報更新工程と、該管理情報更新工程によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換工程と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する工程と、該工程によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる工程と、該工程によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する工程と、該工程による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える工程とからなることを特徴とする情報記録再生方法。
- 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の情報記録再生方法において、前記情報記録媒体がDVD+RWディスクであり、前記管理情報がフォーマッティング・ディスクコントロールブロックのビットマップであり、前記データの書き込み中を示す識別情報が前記フォーマッティング・ディスクコントロールブロックのフォーマッティング・ステイタス・アンド・モードのフォーマッティング・オープン・ビットであることを特徴とする情報記録再生方法。
- コンピュータに、データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手順と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手順と、前記データ読書手順によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手順と、前記データ読書手順によってデータの書き込みを終了した後に前記管理情報を更新する管理情報更新手順と、該管理情報更新手順によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手順と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手順と、該手順によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手順と、該手順によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手順と、該手順による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
- コンピュータに、データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手順と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手順と、前記データ読書手順によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手順と、前記データ読書手順によって書き込んだデータの量が予め設定した所定量になる度に前記管理情報を更新する管理情報更新手順と、前記データ読書手順によってデータの書き込みを終了した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手順と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手順と、該手順によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手順と、該手順によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手順と、該手順による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
- コンピュータに、データの書き換えが可能な情報記録媒体に対するデータの読み出しと書き込みを行うデータ読書手順と、前記情報記録媒体上のデータが書き込まれた位置とデータが書き込まれていない位置とを管理する管理情報を前記情報記録媒体に書き込む管理情報書込手順と、前記データ読書手順によって前記情報記録媒体にデータを書き込む前にデータの書き込み中を示す識別情報を前記情報記録媒体の所定位置に書き込む識別情報書込手順と、前記データ読書手順によってデータの書き込みを終了してから所定時間経過しても次のデータの書き込みを行わなかったときに前記管理情報を更新する管理情報更新手順と、該管理情報更新手順によって前記管理情報を更新した後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込んだデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える識別情報書換手順と、前記情報記録媒体のマウント時、前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれている識別情報を読み出してデータの書き込み中を示す識別情報か否かを判断する手順と、該手順によってデータの書き込み中を示す識別情報と判断したとき、前記管理情報にデータが書き込まれていない位置として管理されている前記情報記録媒体の該当位置にデータが有るか否かを調べる手順と、該手順によってデータが有ることが判明したとき、前記情報記録媒体の該当位置にデータが有りながら前記管理情報ではデータが書き込まれていない位置として管理されている位置をデータが書き込まれている位置に更新する手順と、該手順による更新後に前記情報記録媒体の所定位置に書き込まれているデータの書き込み中を示す識別情報をデータの書き込み完了を示す識別情報に書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
- 請求項9乃至11のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記情報記録媒体がDVD+RWディスクであり、前記管理情報がフォーマッティング・ディスクコントロールブロックのビットマップであり、前記データの書き込み中を示す識別情報が前記フォーマッティング・ディスクコントロールブロックのフォーマッティング・ステイタス・アンド・モードのフォーマッティング・オープン・ビットであるプログラム。
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