JP3994306B2 - 情報処理装置及び情報記録媒体のアクセス方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置及び情報記録媒体のアクセス方法に関し、例えば映像信号を記録するリムーバブルのハードディスク装置、光ディスク等の回転型ディスク装置、固体メモリ装置に適用することができる。本発明は、外部機器に応じて、又はファイルに応じて、外部機器にアドレス制御を委ねる動作モードと、内部にてアドレス制御する動作モードとで動作を切り換えることにより、従来のパーソナルコンピュータによってもアクセスすることができ、かつ簡易な構成によるAV機器によってもアクセスすることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオ信号を記録する装置としては、記録媒体として磁気テープを用いたビデオテープレコーダが広く利用されるようになされている。このようなビデオテープレコーダにおいては、ビデオデータ及びオーディオデータによるAVデータをビデオ信号の処理単位であるフィールド単位又はフレーム単位で区切って処理し、所定の走行速度により走行する磁気テープに順次斜め記録するようになされている。
【0003】
これに対してパーソナルコンピュータにおいては、ハードディスク装置を用いてアプリケーションプログラム等を記録するようになされており、ハードディスク装置にあっては、近年、急激に高密度化、小型化されるようになされている。
【0004】
このハードディスク装置においては、ハードディスクの記録領域をシステムエントリーエリアとデータエリアとに分割し、外部機器より入力されるファイルをクラスタ単位で区切ってデータエリアに記録すると共に、データエリアのアクセスに必要なデータをクラスタを基準にしてシステムエントリーエリアに記録する。
【0005】
すなわちシステムエントリーエリアは、ブートエリア、FAT(File Allocation table )エリア、ディレクトリエリアに分割され、ハードディスクの立ち上げに必要なデータがブートエリアに記録され、データエリアのアクセスに必要なデータがFATエリア及びディレクトリエリアに記録される。
【0006】
このうちディレクトリエリアは、データエリアに記録された各ファイルのファイル名と、各ファイルの記録開始位置である先頭クラスタのクラスタ番等が記録される。これに対してFATエリアは、各ファイルの先頭クラスタから連続する各クラスタのクラスタ番号がクラスタ毎に記録される。これによりシステムエントリーエリアにおいては、所望するファイル名の先頭クラスタ番号をディレクトリエリアから検出した後、この先頭クラスタ番号に続くクラスタ番号を順次FATエリアから検出することにより、1つのファイルを構成する連続するクラスタのアドレスを検出できるようになされている。
【0007】
これによりハードディスク装置においては、これらFATエリア及びディレクトリエリアのデータをホストコンピュータに出力し、このホストコンピュータによりこれらFATエリア及びディレクトリエリアのデータを検索してハードディスク装置をアクセスできるようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種のハードディスク装置をビデオテープと同様のビデオ信号の記録媒体として使用することにより、小型で、長時間記録可能なAV機器を作成することができると考えられる。
【0009】
このときハードディスク装置において、パーソナルコンピュータにおいて利用されるファイル管理システムをそのままAV機器に適用すれば、ハードディスク装置を別途パーソナルコンピュータ等に接続して簡易に編集システムを構築できると考えられる。
【0010】
ところが従来のファイル管理システムをそのまま適用してこの種のAV機器を構成すると、AV機器の構成が煩雑になる問題がある。
【0011】
すなわちAV機器にパーソナルコンピュータと同様のファイル管理システムを適用する場合、ハードディスク装置の容量に対応するFATエリア及びディレクトリエリアのデータを記録可能に、アドレス管理用のメモリ空間をAV機器に用意する必要があり、その分AV機器の構成が煩雑になる。
【0012】
因みに、パーソナルコンピュータにおいては、本来、充分なメモリ空間を有していることにより、このメモリ空間を用いて充分なアドレス管理領域を確保することができる。これによりパーソナルコンピュータにおいては、大容量のハードディスク装置を接続しても、このハードディスク装置の容量に対応するFATエリア及びディレクトリエリアのデータをこのメモリ空間に記録してハードディスク装置をアクセスすることができる。
【0013】
またこのようなハードディスク装置においては、将来、容量が増大することが予測され、ハードディスク装置をビデオテープと同様のビデオ信号の記録媒体として使用する場合、AV機器においては、このような容量の増大したハードディスク装置についても対応することが求められる。
【0014】
しかしながらこのようにハードディスク装置において容量が増大すると、その分FATエリア及びディレクトリエリアのデータについても容量が増大することになり、AV機器においては、このような容量が増大してなるFATエリア及びディレクトリエリアのデータについても記録可能にアドレス管理用のメモリ空間を用意することが必要になる。従ってこの場合には、さらに一段とAV機器の構成が煩雑になる問題がある。
【0015】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来のパーソナルコンピュータによってもアクセスすることができ、かつ簡易な構成によるAV機器によってもアクセスすることができる情報処理装置及び情報記録媒体のアクセス方法を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1又は請求項5に係る発明においては、情報処理装置又は情報記録媒体のアクセス方法に適用して、外部機器に応じて、又はファイルに応じて、動作モードを第1の動作モードと第2の動作モードとで切り換え、第1の動作モードにおいて、第1のデータと第2のデータとを外部機器に通知し、第1及び第2のデータに基づいて外部機器が発行するアドレスに従ってデータ記録領域をアクセスし、第2の動作モードにおいて、第2のデータを外部機器に通知し、第2のデータに基づいて外部機器が発行するコマンドに応じて、第1及び第2のデータに基づいてアドレスを発行してデータ記録領域をアクセスする。
【0017】
請求項1又は請求項5に係る構成によれば、外部機器がパーソナルコンピュータ等の場合にあっては、第1の動作モードにより、データ記録領域をアクセスすることができる。これに対してAV機器を接続する場合には、第2の動作モードにより自らアドレス管理してデータ記録領域をアクセスすることにより、AV機器においては、アドレス管理に必要なデータを取得することなくデータ記録領域をアクセスすることができ、その分簡易な構成により所望のファイルを記録再生することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0019】
(1)実施の形態の構成
図2は、本発明の実施の形態に係るハードディスク装置を示すブロック図である。このハードディスク装置2は、撮像装置、セットトップボックス等に装着されて、これらの機器より出力される各種データdataを記録し、またこれらの装置より取り外されて他のAV機器、パーソナルコンピュータ(PC)に装着された状態で、記録したデータdataを再生して出力する。
【0020】
このためこのハードディスク装置1は、これら撮像装置、セットトップボックス等のホスト装置2に着脱自在に保持され、ビデオデータ、オーディオデータを所定フォーマットによりデータ圧縮してなるデータをこれらのホスト装置2との間で入出力し、またこれらのデータの入出力に伴う制御コマンド、ステータスデータ、アドレス等をこれら機器との間で入出力する。さらにこのデータをハードディスク3に記録し、またこのハードディスク3に記録したデータを再生して出力する。
【0021】
ここでハードディスク3は、情報記録面に同心円状にトラックが形成され、各トラックが長手方向に所定長さで区切られて1つのトラックに複数のセクタが形成される。ハードディスク3は、情報記録面が同心円状に複数のゾーンに区切られ、1トラック当たりのセクタ数が内周側のゾーンより順次増大するようになされ、これによりゾーンに応じて記録周波数を可変するゾーンビットレコーディングの手法を適用して情報記録面を効率良く利用できるようになされている。
【0022】
このようにしてゾーニングされ、セクタ化されてなるハードディスク3は、情報記録面の面番号、情報記録面の外周側より連続して割り当てられるトラック番号、各トラックにおけるセクタを特定するセクタ番号により、物理アドレスが設定されるようになされ、さらにこの物理アドレスに対応して情報記録面の外周側より順次設定されてなる論理アドレスによりユーザーデータがファイル管理されるようになされている。
【0023】
ここで論理アドレスは、複数の論理セクタの集合によるクラスタを単位にしたクラスタ番号により表される。すなわち論理セクタは、情報記録面における先頭の領域(この場合は最外周である)を0セクタとして設定されるデータの記録単位に対応する領域であり、この実施の形態では、1の物理セクタが1の論理セクタに対応して次式により論理セクタ番号を表すことができるようになされている。なおここで面番号、トラック番号、センタ番号は、物理アドレスによるものである。
【0024】
【数1】
【0025】
この実施の形態において、論理セクタは、ユーザーデータに換算して1の論理セクタに512バイトのデータを記録できるように構成され、複数個の論理セクタにより1のクラスタが構成されるようになされている。なお、1のクラスタは、一般に2のべき乗個(1、2、4、8……)により構成され、ユーザーデータを記録するデータエリアにおいて、ファイルエリアの先頭を2とする連番であるクラスタ番号により特定されるようになされている。
【0026】
ハードディスク3においては、このクラスタを最小の単位にしてユーザーデータが記録再生されるようになされ、この実施の形態では、1つのクラスタのデータ量が16〔KByte〕に設定されるようになされている。
【0027】
図3は、ハードディスク3のフォーマットを示す図表である。ハードディスク3は、情報記録面を内周側領域と外周側領域とに分割し、外周側領域がシステムエントリーエリアに割り当てられる。また内周側領域がデータエリアに割り当てられる。
【0028】
このうちデータエリアは、クラスタを基準にしてユーザーデータが記録され、さらにはサブディレクトリの情報が記録されるようになされている。データエリアは、各クラスタのアドレスであるクラスタ番号を基準にしてアクセスできるようになされ、この実施の形態では、クラスタ番号を4桁のヘキサ形式により示す。
【0029】
これに対してシステムエントリーエリアは、ブートエリア、FATエリア、ディレクトリエリアに分割され、ブートエリアには、ハードディスク3の立ち上げに必要なデータが記録されるようになされている。これに対してFATエリア及びディレクトリエリアには、データエリアに記録したユーザーデータのアクセスに必要なアドレス情報等が記録される。
【0030】
すなわちディレクトリエリアには、データエリアに記録された各ファイルのファイル名と、各ファイルの記録開始位置である先頭クラスタのクラスタ番等が記録される。これに対してFATエリアには、各ファイルの先頭クラスタから連続する各クラスタのクラスタ番号等が記録される。これによりハードディスク3は、所望するファイル名の先頭クラスタ番号をディレクトリエリアから検出した後、この先頭クラスタ番号に続くクラスタ番号を順次FATエリアから検出することにより、1つのファイルを構成する連続するクラスタのアドレスを検出できるようになされている。
【0031】
かくするにつきこの図3においては、データエリアのクラスタ番号1234h〜1240hまでのクラスタにファイル1が記録されている場合に、ファイル1の第1ブロックのクラスタ番号1234hを示すコードがディレクトリエリアに記録され、さらにこのクラスタ番号1234hから続くクラスタ番号がFATエリアの対応する領域に順次記録されるようになされている。なおこの図3においてEOF(End Of File )は、1つのファイルの最終ブロックを示す識別情報である。
【0032】
より詳細には、ディレクトリエリアは、データエリアに記録した各ファイル毎に、図4に示す構成のファイル管理用データが記録される。すなわちファイル管理用データは、先頭8バイトにファイル名が割り当てられ、続く3バイトに各ファイルの拡張子が割り当てられる。さらに続く1バイトにファイルの属性を示すデータが割り当てられ、続く10バイトがリザーブ用のデータに割り当てられる。また続く2バイトが記録開始時刻のデータに、続く2バイトが記録日時のデータに割り当てられ、続く2バイトに先頭クラスタ番号が割り当てられるようになされている。なお最後の4バイトには、ファイル長のデータが割り当てられる。
【0033】
これに対してFATエリアは(図3)、データエリアのクラスタ番号(クラスタ番号)に対応してFATアドレスが割り振られ、各クラスタに続くクラスタのクラスタ番号(以下連結クラスタ番号、又は連結クラスタアドレスと呼ぶ)が記録されるようになされている。また図5に示すように、これら連結クラスタ番号に割り当てられていないコードのうち、所定のコードがそれぞれ空き領域、欠陥クラスタ、EOFを示す識別情報に割り当てられるようになされている。
【0034】
これによりハードディスク3において、FATエリアのデータは、データ記録領域に記録されたデータの連続するブロックのアドレスを特定する第1のデータを構成するのに対し、ディレクトリエリアのデータは、第1のデータと関連付けられて、データ記録領域に記録されたファイルを特定する第2のデータを構成する。
【0035】
これらによりハードディスク3は、FATエリアをアクセスしてデータエリアの空き領域を検出できるようになされている。
【0036】
インターフェース制御回路(IF制御)4は(図2)、例えばSCSI(Small Computer System Interface )コントローラ、IDE(Intelligent Drive Electronics )コントローラ等により形成され、これらAV機器2との間で送受するデータdata、制御コマンド、アドレス等の入出力回路を構成する。インターフェース制御回路4は、内部バスを介して、これらデータdata、制御コマンド、アドレス等をハードディスク装置1の各回路ブロックに出力し、この内部バスにオペレーションモードを記録するレジスタ5が接続されるようになされている。
【0037】
ここでこのハードディスク装置1においては、ホスト装置2からの要求によりオペレーションモードを切り換え、このオペレーションモードとしてFATエリアのデータによるアドレス管理をホスト装置2側でに委ねる汎用モードと、FATエリアのデータによるアドレス管理をハードディスク装置1側で実行するAVモードとが選択的に設定されるようになされている。レジスタ5は、起動時、ホスト装置2の設定により、汎用モード、AVモードを識別するフラグが設定され、このフラグを保持する。
【0038】
メモリ6は、中央処理ユニット7のワークエリアを構成すると共に、このレジスタ5に設定されたフラグに基づく中央処理ユニット(CPU)7の制御により、AVモードにおいて、起動時、ハードディスク3よりロードされたFATエリア、ディレクトリエリアのデータを記録する。またこのAVモードにおいて、中央処理ユニット7の制御によりハードディスク3へのデータの記録に対応してこの保持したデータが更新され、さらにこの保持したデータが中央処理ユニット7によりロードされてハードディスク3のFATエリア、ディレクトリエリアに記録される。
【0039】
バッファメモリ8は、ハードディスク制御回路9とインターフェース制御回路4との間で入出力するデータを一時保持する。
【0040】
サーボ回路10は、ハードディスク制御回路9の制御によりモータ(M)11を駆動し、これによりハードディスク3を角速度一定の条件により回転駆動する。またサーボ回路10は、同様にしてモータ(M)12を駆動することにより磁気ヘッドをシークさせ、さらにトラッキング制御する。
【0041】
リードデータチャンネル部13は、ハードディスク制御回路9の制御により、記録時、ハードディスク制御回路9より入力されるユーザーデータに誤り訂正符号(ECC:Error Correcting Code)を付加すると共に、記録再生系の特性に適した方式により符号化処理してビット系列のデータを生成し、このデータによりゾーンビットレコーディングの手法を適用して磁気ヘッドを駆動する。また再生時、リードデータチャンネル部13は、磁気ヘッドより得られる再生信号を信号処理して再生データを生成し、この再生データを誤り訂正処理することにより、ユーザーデータを再生してハードディスク制御回路9に出力する。また誤り訂正処理結果をハードディスク制御回路9に通知する。
【0042】
ハードディスク制御回路9は、中央処理ユニット7の制御によりサーボ回路10、リードデータチャンネル部13の動作を制御し、ハードディスク3に所望のデータを記録し、またハードディスク3に記録されたデータを再生して出力する。
【0043】
中央処理ユニット7は、このハードディスク装置1の動作を制御するコントローラであり、インターフェース制御回路4を介して入力される制御コマンドを解析し、その解析結果に応じて所定の処理手順を実行することにより全体の動作を制御する。
【0044】
この処理において中央処理ユニット7は、電源が立ち上げられると、ホスト装置2からの要求に応動して汎用モード、AVモードのフラグをレジスタ5にセットする。さらにこのフラグに対応するホストからのアクセスによりハードディスク制御回路9の動作を制御してハードディスク3をアクセスする。
【0045】
図1は、この電源起動時における中央処理ユニット7の処理手順を示すフローチャートである。中央処理ユニット7は、電源が立ち上げられると、ステップSP1からステップSP2に移り、ここでホスト装置2より通知されるオペレーションモードによりレジスタ5のフラグをセットする。これにより中央処理ユニット7は、ホスト装置2により指定されたオペレーションモードに動作モードを設定した後、ステップSP3に移る。
【0046】
ここで中央処理ユニット7は、このオペレーションモードがAVモードか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理ユニット7は、ステップSP4に移り、ホスト装置2より発行されるシステムエントリーエリアの読み出しコマンドを受け付ける。
【0047】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP5に移り、ハードディスク3よりシステムエリアのデータを再生し、このシステムエリアのデータをホスト装置2に送信する。このとき中央処理ユニット7は、システムエントリーエリアを構成するFATエリアとディレクトリエリアのデータをホスト装置2に送信する。これにより中央処理ユニット7は、ホスト装置2側でクラスタ単位でハードディスク3をアクセス可能に、すなわちFATエリアのデータによるアドレス管理をホスト装置2側で実行可能に必要なデータを送出した後、ステップSP6に移ってこの処理手順を終了する。
【0048】
これによりホスト装置2が例えばパーソナルコンピュータの場合であって、このパーソナルコンピュータが汎用モードによるオペレーションモードを指定した場合、パーソナルコンピュータのメモリ空間を構成するメモリ15にアドレス管理領域が形成され、この領域にFATエリア、ディレクトリエリアのデータが保持されることになる。さらにパーソナルコンピュータの中央処理ユニット7によりこのアドレス管理領域がアクセスされて、クラスタを単位にした記録再生のコマンドが入力されることになる。
【0049】
これに対してホスト装置が例えばAV機器の場合であって、このAV機器よりAVモードによるオペレーションモードが指示された場合、中央処理ユニット7は、ステップSP3において肯定結果が得られ、ステップSP7に移る。
【0050】
ここで中央処理ユニット7は、ホスト装置2より発行されるシステムエントリーエリアの読み出しコマンドを受け付ける。
【0051】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP8に移り、ハードディスク3よりシステムエリアのデータを再生し、システムエリアのデータをメモリ6に記録する。なおここで中央処理ユニット7は、システムエリアのデータのうち、FATエリアとディレクトリエリアのデータをメモリ6に記録する。
【0052】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP9に移り、ハードディスク3より再生したデータのうち、ディレクトリエリアのデータをホスト装置2に送信した後、ステップSP6に移ってこの処理手順を終了する。
【0053】
これにより中央処理ユニット7は、例えばホスト装置2がAV機器等の場合であって、AVモードが指定された場合、ホスト装置2側にてハードディスク3に記録されたデータを特定可能な最低限のデータの単位であるディレクトリエリアのデータだけ送出して、FATエリアのデータによるアドレス管理についてはハードディスク装置1側で実行する。
【0054】
これによりAV機器等にあっては、記録媒体を管理する所定のメモリ15にディレクトリエリアのデータが保持されることになり、このディレクトリエリアのデータがアクセスされて、ファイル名だけが特定されたアクセスコマンド、さらには各ファイルの先頭クラスタ番号だけが特定されたアクセスコマンド等が発行されることになる。
【0055】
すなわち図6は、汎用モードにおいてホスト装置2より書き込みの制御コマンドが入力された場合の処理手順を示すフローチャートである。この場合、ホスト装置2においては、ステップSP10からステップSP11に移り、メモリ15に保持したFATエリアのデータを検索して空きクラスタアドレスを検出することになる。
【0056】
さらに続くステップSP12において、ホスト装置2よりこの空きクラスタをアドレスに設定した記録のコマンドが発行される。
【0057】
中央処理ユニット7は、このコマンドの解析により、続くステップSP13において、ホスト装置2より1クラスタ分のデータを入力し、ハードディスク制御回路9の制御により書き込みのコマンドで指定されるクラスタにこの1クラスタ分のデータを記録する。
【0058】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP15に移り、全てのデータの記録を完了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP12に戻る。これにより中央処理ユニット7は、ステップSP12−SP13−SP14−SP15の処理手順を繰り返し、ホスト装置2のアドレス管理により1クラスタ単位でホスト装置2より出力されるデータをハードディスク3に順次記録する。さらに全てのデータの記録が完了すると、ステップSP15で肯定結果が得られることにより、ステップSP15からステップSP16に移る。
【0059】
ここで中央処理ユニット7は、一連の記録の処理に対応するように、ハードディスク3のFATエリアについて、連結するクラスタ番号を記録し、また最終のクラスタについてはEOFを設定する。また記録したファイルに関する管理用データをディレクトリエリアに記録する。これにより中央処理ユニット7は、ハードディスク3のシステムエントリーエリアの内容を更新する。なおこのときホスト装置2においても、同様に、メモリ15に保持しているシステムエントリーエリアの内容を更新することになる。
【0060】
中央処理ユニット7は、このようにしてシステムエントリーエリアを更新すると、続くステップSP17に移り、この処理手順を終了する。これにより中央処理ユニット7は、ホスト装置2がパーソナルコンピュータ等である場合、ホスト装置2のアドレス管理により所望のデータをハードディスク3に記録するようになされている。
【0061】
これに対して図7は、AVモードにおいてホスト装置2より書き込みの制御コマンドが入力された場合の処理手順を示すフローチャートである。この場合、FATエリアのデータによるアドレス管理をハードディスク装置1側で実行するオペレーションモードであることにより、中央処理ユニット7は、ステップSP20からステップSP21に移り、ホスト装置2よりファイル名を特定した記録のコマンドを入力する。
【0062】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP22に移り、ここでメモリ6に記録したFATエリアのデータを検索して空きクラスタのアドレスを検出する。続いて中央処理ユニット7は、ステップSP23に移り、ホスト装置2より1クラスタ分のデータを入力した後、ステップSP24に移る。
【0063】
ここで中央処理ユニット7は、ステップSP22で検出した空きクラスタのアドレスを指定してハードディスク制御回路9にこの1クラスタ分のデータの記録を指示し、これによりホスト装置2より出力されたデータをハードディスク3の空きクラスタに記録する。
【0064】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP25に移り、全てのデータの記録を完了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP22に戻る。これにより中央処理ユニット7は、ステップSP22−SP23−SP24−SP25の処理手順を繰り返し、ホスト装置2よりクラスラ単位で入力されるデータをハードディスク3に順次記録し、全てのデータの記録を完了すると、ステップSP25で肯定結果が得られることにより、ステップSP25からステップSP26に移る。
【0065】
ここで中央処理ユニット7は、汎用モードの場合と同様にしてハードディスク3のシステムエントリーエリアを更新し、またメモリ6に保持したシステムエントリーエリアのデータを更新する。さらに中央処理ユニット7は、このようにして記録したファイルについて、システムエントリーエリアの更新に供してなるファイル管理用データをホスト装置2に通知し、これによりホスト装置2においても、メモリ15に保持した内容とハードディスク3に記録された内容とが対応するように、メモリ15の内容を更新できるようにする。
【0066】
中央処理ユニット7は、このようにしてシステムエリアを更新すると、ステップSP27に移り、この処理手順を終了する。これにより中央処理ユニット7は、ホスト装置2がAV機器である場合、FATエリアによるアドレス管理をハードディスク装置1側で実行して、ホスト装置2側では管理用データの作成に必要なデータの送出のみにより所望のデータを記録することができるようになされている。
【0067】
図8は、汎用モードにおいて、このようにして所望のデータを記録してなるハードディスク3について、ホスト装置2より再生のコマンドが入力された場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0068】
この場合、FATエリアのデータによるアドレス管理をホスト装置2に委ねるオペレーションモードであることにより、ハードディスク装置1においては、クラスタを指定するアドレスが付加されて再生コマンドが順次入力されることになる。すなわちこの処理手順においては、ステップSP30からステップSP31に移り、ホスト装置2において、メモリ15に保持したディレクトリエリアのデータより再生対象のファイルについて、先頭クラスタ番号によるアドレスが検出される。
【0069】
中央処理ユニット7は、続くステップSP32において、このアドレスによる再生コマンドをホスト装置2より入力し、続くステップSP33において、このアドレスによる再生をハードディスク制御回路9に指示する。これにより中央処理ユニット7は、ホスト装置2のアドレス管理により指定されたクラスタについてデータを再生し、続くステップSP34において、この再生したデータをホスト装置2に出力する。
【0070】
これによりホスト装置2においては、続くステップSP35において、ステップSP31で検出した先頭クラスタ番号を用いたFATエリアの検索により、続く連結クラスタ番号を検出することになる。ホスト装置2においては、続くステップSP36において、ステップSP35で検出した連結クラスタ番号がEOFのコードか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP36からステップSP32に戻る。これにより中央処理ユニット7は、ステップSP32−SP33−SP34−SP35−SP36の処理手順を繰り返し、ホスト装置2によるクラスタを単位にしたアドレス管理により所望のデータを再生して出力する。
【0071】
これに対してステップSP36において、肯定結果が得られると、ステップSP37に移り、この処理手順を終了する。
【0072】
これに対して図9は、AVモードにおいて、ホスト装置2より再生のコマンドが入力された場合の処理手順を示すフローチャートである。この場合、FATによるアドレス管理をハードディスク装置1側が実行するオペレーションモードであり、ホスト装置2においては、ディレクトリエリアのデータのみメモリ15に保持し、このディレクトリエリアのデータにおいては、ファイル名、先頭クラスタ番号等により構成される管理用データにより構成されていることにより、ハードディスク装置1においては、ファイル名を指示した再生のコマンド、先頭クラスタ番号を指示した再生のコマンド、又はファイル名及び先頭クラスタ番号を指示した再生のコマンドが入力されることになる。
【0073】
これにより中央処理ユニット7は、ステップSP40からステップSP41に移り、この実施の形態においては、ファイル名及び先頭クラスタ番号を指示した再生のコマンドをホスト装置2より受け付ける。
【0074】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP42において、この再生のコマンドに付加された先頭クラスタ番号による再生をハードディスク制御回路9に指示し、続くステップSP34において、この再生したデータをホスト装置2に出力する。
【0075】
続いて中央処理ユニット7は、ステップSP44に移り、メモリ6に記録したFATエリアのデータを検索し、ステップSP43で検出したクラスタの連結クラスタ番号を検出する。続いて中央処理ユニット7は、ステップSP45において、このステップSP44で検出した連結クラスタ番号がEOFのコードか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP45からステップSP42に戻る。
【0076】
これにより中央処理ユニット7は、ステップSP42−SP43−SP44−SP45の処理手順を繰り返し、メモリ6にロードしたFATエリアを用いたアドレス管理により順次クラスタ単位でハードディスク3に記録されたデータを再生する。
【0077】
またこのようにして順次再生してEOFが検出されると、中央処理ユニット7は、ステップSP45からステップSP46に移り、この再生の処理手順を終了する。
【0078】
(2)実施の形態の動作
以上の構成において、ハードディスク装置1は(図2)、例えば撮像装置、セットトップボックス等に装着されて、これらのAV機器2より記録の制御コマンドが入力されると、この制御コマンドに続いて入力されるデータがハードディスク制御回路9を介してリードデータチャンネル部13に入力され、ここで記録に適したフォーマットにより変調されて磁気ヘッドが駆動され、これによりハードディスク3に記録される。
【0079】
またこれらのAV機器に接続された状態で、またこれらの機器より取り外されて他のAV機器に装着された状態で、再生の制御コマンドが入力されると、磁気ヘッドより得られる再生信号がリードデータチャンネル部13により処理されてハードディスク3に記録されたデータが再生され、この再生されたデータがハードディスク制御回路9、インターフェース制御回路4を介してAV機器2に出力される。
【0080】
このようにしてAVデータ、さらはパーソナルコンピュータとの接続によりテキストデータ等を記録再生するにつき、ハードディスク装置1では、起動時、ホスト装置2より通知されるオペレーションモードによりレジスタ5のフラグがセットされ、これによりホスト装置2により指定されたオペレーションモードに動作モードが設定される。
【0081】
これによりハードディスク装置1では、ホスト装置2がパーソナルコンピュータの場合、FATエリアのデータによるアドレス管理をホスト装置2側に委ねる汎用モードに設定され、ホスト装置2の発行するアドレスに従ってハードディスク3をアクセスする。
【0082】
すなわち汎用モードに設定された場合、ハードディスク装置1は、システムエントリーエリアのうちのFATエリア及びディレクトリエリアのデータがホスト装置2に通知され、これによりホスト装置2においてハードディスク3をアドレス制御できるように必要なデータをホスト装置2に提供する。
【0083】
これによりホスト装置2において、FATエリアのデータの検索によりハードディスク3の空きクラスタが検出され、ハードディスク装置1においては、この空きクラスタの指定に従って順次ホスト装置2より入力されるデータをハードディスク3に記録することにより、ホスト装置2のアドレス制御により所望のデータをハードディスク3に記録することができる。
【0084】
またホスト装置2においては、所望のファイルについて、ディレクトリエリアより先頭クラスタ番号を検出し、続く連結クラスタ番号を検索することにより、このファイルを構成するクラスタ番号を順次検出することができ、ハードディスク装置1においては、このクラスタ番号の指定に従って順次ハードディスク3を再生することにより、ホスト装置2のアドレス制御により所望のファイルを再生してホスト装置2に出力することができる。
【0085】
これに対してホスト装置2がAV機器の場合、例えばFATエリアのデータによるアドレス管理をハードディスク装置1側で実行するAVモードに設定され、ホスト装置2により出力される制御コマンドに応じて、ハードディスク装置1によりアドレスを発行してハードディスク3をアクセスする。
【0086】
すなわちAVモードに設定された場合、ハードディスク装置1は、システムエントリーエリアのうちのディレクトリエリアのデータがホスト装置2に通知され、これによりホスト装置2において、ハードディスク3に記録されたデータを特定可能な最低限のデータをホスト装置2に提供する。
【0087】
これによりホスト装置2において、所望のファイルについて、ディレクトリエリアより先頭クラスタ番号を検出し、このファイル名と先頭クラスタ番号とを特定した再生コマンドが出力される。ハードディスク装置1においては、このファイル名と先頭クラスタ番号とを基準にしてメモリ6に保持したFATエリアのデータを検索することにより、続く連結クラスタ番号が検索され、これによりこのファイルを構成するクラスタ番号を順次検出することができる。ハードディスク装置1においては、このクラスタ番号に従って順次ハードディスク3を再生することにより、ホスト装置2で特定されたファイルについて、ハードディスク装置1側のアドレス制御により再生してホスト装置2に出力することができる。
【0088】
これに対して記録のコマンドが入力された場合、ハードディスク装置1においては、メモリ6に保持したFATエリアのデータを検索してハードディスク3の空きクラスタが検出され、この空きクラスタの指定に従って順次ホスト装置2より入力されるデータをハードディスク3に記録することにより、所望のデータをハードディスク装置1側のアドレス制御によりハードディスク3に記録することができる。
【0089】
これらによりホスト装置2においては、AVモードにおいては、ハードディスク装置1のアクセスにアドレス制御の必要が無いことにより、単にディレクトリエリアのデータだけ保持してハードディスク装置1をアクセスすることができ、その分簡易な構成によりハードディスク装置1をアクセスすることができる。
【0090】
かくするにつき、このようにディレクトリエリアのデータだけ保持する場合にあっては、FATエリアのデータを併せて保持する場合に比して、格段的に容量の小さなメモリによりこれらのデータを記録することができる。これによりAV機器にあっては、ハードディスク3の将来の容量の増大に対応できるようにメモリを構成しても、全体構成を簡略化することができる。
【0091】
(3)実施の形態の効果
以上の構成によれば、外部機器に応じて、外部機器にアドレス制御を委ねる汎用モードと、内部にてアドレス制御するAVモードとで動作を切り換えることにより、従来のパーソナルコンピュータによってもアクセスすることができ、かつ簡易な構成によるAV機器によってもアクセスすることができる。
【0092】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、AVモードにおいては、ディレクトリエリアのデータをホスト装置に出力する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばファイル名、このファイルの先頭アドレス、このファイルのEOFが記録されたFATアドレス等、要はハードディスク3に記録されたファイルを特定可能な何らかのデータを送出して、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0093】
また上述の実施の形態においては、AVモードにおいては、ファイル名及び先頭クラスタ番号を特定してハードディスク3を再生する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばファイル名だけを特定してハードディスク3を再生しても良く、また先頭クラスタ番号だけを特定してハードディスク3を再生するようにしてもよい。
【0094】
また上述の実施の形態においては、外部機器の指定により外部機器に応じてオペレーションモードを切り換える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ファイルの種類によりオペレーションモードを切り換えるようにしてもよい。すなわちビデオデータ、オーディオデータ等にあっては、比較的1つのファイルサイズが大きく、その分対応するFATエリアのデータもデータ量が大きくなる。これによりビデオデータ、オーディオデータ以外のデータによるファイルについてのみ、アドレス制御を外部機器に委ねるようにしても、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0095】
また上述の実施の形態においては、FATファイルシステムによりハードディスクを管理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の管理ファイルシステムにより管理する場合に広く適用することができる。
【0096】
また上述の実施の形態においては、本発明をリムーバブルのハードディスク装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、相変化型光ディスク装置、熱磁気記録による光ディスク装置等のディスク装置、さらにはメモリを搭載したカード状の記録媒体を用いた情報記録再生装置等、種々の情報処理装置に広く適用することができる。
【0097】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、外部機器に応じて、又はファイルに応じて、外部機器にアドレス制御を委ねる動作モードと、内部にてアドレス制御する動作モードとで動作を切り換えることにより、従来のパーソナルコンピュータによってもアクセスすることができ、かつ簡易な構成によるAV機器によってもアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るハードディスク装置における中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図2】ハードディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図2のハードディスクの記録領域の説明に供する図表である。
【図4】図3のディレクトリエリアに記録されるファイル管理用データを示す図表である。
【図5】図4のFATエリアに記録されるコードを示す図表である。
【図6】汎用モードの記録時における中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】AVモードの記録時における中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】汎用モードの再生時における中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】AVモードの再生時における中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……ハードディスク装置、2……ホスト装置、3……ハードディスク、5……バッファメモリ、7……中央処理ユニット
Claims (5)
- 記録媒体のデータ記録領域に所定のブロック単位で設定されたアドレスを基準にして、前記データ記録領域に所望のファイルを記録し、又は前記データ記録領域に記録したデータを再生する情報処理装置において、
前記データ記録領域を管理する前記記録媒体の管理領域には、
前記データ記録領域に記録されたデータの連続するブロックのアドレスを特定する第1のデータと、
前記第1のデータと関連付けられて、前記データ記録領域に記録されたファイルを特定する第2のデータとが記録され、
前記情報処理装置は、
外部機器に応じて、又は前記ファイルに応じて、動作モードを第1の動作モードと第2の動作モードとで切り換え、
前記第1の動作モードにおいて、
前記第1のデータと前記第2のデータとを前記外部機器に通知し、
前記第1及び第2のデータに基づいて前記外部機器が発行する前記アドレスに従って、前記データ記録領域をアクセスし、
前記第2の動作モードにおいて、
前記第2のデータを前記外部機器に通知し、
前記第2のデータに基づいて前記外部機器が発行するコマンドに応じて、前記第1及び第2のデータに基づいて前記アドレスを発行して前記データ記録領域をアクセスする
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1の動作モードに対応する前記外部機器が、
コンピュータである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の動作モードに対応する前記外部機器が、
ビデオデータを出力し、又はビデオデータを入力するビデオ機器である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の動作モードに対応する前記ファイルは、
ビデオデータ及び又はオーディオデータのファイルである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 記録媒体のデータ記録領域に所定のブロック単位で設定されたアドレスを基準にして、前記データ記録領域に所望のファイルを記録し、又は前記データ記録領域に記録したデータを再生する情報記録媒体のアクセス方法において、
前記データ記録領域を管理する前記記録媒体の管理領域には、
前記データ記録領域に記録されたデータの連続するブロックのアドレスを特定する第1のデータと、
前記第1のデータと関連付けられて、前記データ記録領域に記録されたファイルを特定する第2のデータとが記録され、
前記情報記録媒体のアクセス方法は、
外部機器に応じて、又は前記ファイルに応じて、動作モードを第1の動作モードと第2の動作モードとで切り換え、
前記第1の動作モードにおいて、
前記第1のデータと前記第2のデータとを前記外部機器に通知し、
前記第1及び第2のデータに基づいて前記外部機器が発行する前記アドレスに従って、前記データ記録領域をアクセスし、
前記第2の動作モードにおいて、
前記第2のデータを前記外部機器に通知し、
前記第2のデータに基づいて前記外部機器が発行するコマンドに応じて、前記第1及び第2のデータに基づいて前記アドレスを発行して前記データ記録領域をアクセスする
ことを特徴とする情報記録媒体のアクセス方法。
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