JP2000149427A - 記録装置および方法、再生装置および方法、記録再生装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

記録装置および方法、再生装置および方法、記録再生装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JP2000149427A
JP2000149427A JP10320329A JP32032998A JP2000149427A JP 2000149427 A JP2000149427 A JP 2000149427A JP 10320329 A JP10320329 A JP 10320329A JP 32032998 A JP32032998 A JP 32032998A JP 2000149427 A JP2000149427 A JP 2000149427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
area
defect
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10320329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4174696B2 (ja
Inventor
Noriyuki Yamamoto
則行 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32032998A priority Critical patent/JP4174696B2/ja
Priority to CN99127370A priority patent/CN1258073A/zh
Priority to KR1019990049875A priority patent/KR20000035410A/ko
Priority to SG9905624A priority patent/SG94340A1/en
Publication of JP2000149427A publication Critical patent/JP2000149427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4174696B2 publication Critical patent/JP4174696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B2020/1264Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers wherein the formatting concerns a specific kind of data
    • G11B2020/1265Control data, system data or management information, i.e. data used to access or process user data
    • G11B2020/1277Control data, system data or management information, i.e. data used to access or process user data for managing gaps between two recordings, e.g. control data in linking areas, run-in or run-out fields, guard or buffer zones
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • G11B2020/1896Methods for assignment of alternate areas for defective areas using skip or slip replacement to relocate data from a defective block to the next usable block, e.g. with a primary defect list [PDL]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記録領域の有効活用を図る。 【解決手段】 AVデータを記録するとき、および記録
されたAVデータを再生するときに検出された新欠陥を
含むクラスタを、IT記録領域として使用し、新欠陥を
含むクラスタのサイズ相当のIT記録領域を、AVデー
タ記録領域に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野分野】本発明は、記録装置およ
び方法、再生装置および方法、記録再生装置および方
法、並びに提供媒体に関し、特に、データの種類に応じ
て、記録する連続した論理ブロックの大きさを制御する
ことにより、記録領域を効率的に使用するようにした記
録装置および方法、再生装置および方法、記録再生装置
および方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ(以下、HDD
と称する)で記録、または再生されるデータは、ホスト
コンピュータに内蔵されるオペレーティングシステム
(以下、OS(Operating System)と称する)のファ
イル管理機能により、管理されている。例えば、ディス
クにおける、データの記録場所や空き領域などは、HD
D自身は関知せず、データが記録されるときは、ホスト
コンピュータにより指定された場所にデータが書き込ま
れる。また、データが再生されるときは、ホストコンピ
ュータにより、記録されているデータが、指定された場
所から読み込まれて再生される。
【0003】「MS-DOS」や「UNIX」(いずれ
も商標)のOSでは、ディスクの初期化(フォーマッ
ト)時に、記録領域が固定サイズ(512バイトあるい
は1024バイトなど)のデータブロックに分割され
る。このデータブロックを単位として、データの記録が
行われる。この方法は、固定サイズ分割法と呼ばれる。
【0004】固定サイズ分割法の場合、ディスクの初期
化時に、セクタ固有の番号(以下、セクタID(Identi
fication)と称する)が、各セクタの先頭に書き込まれ
る。セクタIDは、ディスク上の物理的な位置を示して
いる。例えば、セクタIDは、8ビットのセクタ番号、
16ビットのトラック番号、8ビットの面番号、および
16ビットの誤り検査符号(以下、CRC(Cyclic Re
dundancy Check)符号と称する)から構成される。
【0005】ホストコンピュータは、このセクタIDを
一連の論理ブロック番号(以下、LBA(Logical Blo
ck Address)と称する)で管理する。データが記録され
るとき、ホストコンピュータから、データを記録するデ
ィスク上の物理的な位置が、LBAで指定される。
【0006】図15は、従来のHDDの構成例を表して
いる。この構成例では、OSとして「MS−DOS」が
使用されているものとする。
【0007】HDD1において、マイクロプロセッサユ
ニット(以下、MPU(Micro Processing Unit)と
称する)11は、HDD1内の各機能を統括して制御す
る。サーボ回路12は、ボイスコイルモータ(以下、V
CM(Voice Coil Motor)と称する)を制御する、駆
動信号を生成する。VCM13は、磁気ヘッド(図示せ
ず)をディスク18の所定のトラック位置に移動させ
る。バッファ16は、外部から供給されたデータ、およ
び外部に供給するデータを蓄積する。R/W(read/wri
te)チャネル処理部17は、ディスク18へ記録する信
号の生成処理と、ディスク18から読みだした信号の再
生処理を行う。ハードディスクコントローラ(以下、H
DC(Hard Disk Controller)と称する)15は、M
PU11の制御に基づいて、バッファ16へのデータ書
き込み、および読み出しの制御とともに、R/Wチャネ
ル処理部17とデータの受け渡しを行う。MPUバス1
4には、MPU11、サーボ回路12、HDC15、お
よびR/Wチャネル処理部17が接続されている。
【0008】ディスク18に記録されるデータは、誤り
訂正符号(以下、ECC(Error Correcting Code)
と称する)が付加される。データの再生時に、セクタが
ECCエラーとなった場合、MPU11は、ディスク1
8から、もう一度再生を試みる。これをリトライ処理と
呼ぶ。なお、通常のHDDは、内部処理として、数回の
リトライ処理を行っている。
【0009】MPU11は、リトライ処理を行っても、
記録したデータを読み出せない場合、データを読み出せ
ないセクタを、欠陥セクタとみなし、次回にデータを記
録するとき、別に用意された交替領域のセクタにデータ
を記録させる。この処理を交替セクタ処理と呼ぶ。
【0010】HDD1は、SCSI(Small Computer
Sysytem Interface)やIDE(Intelligent Drive
Electronics)等のバスを介して、ホストコンピュー
タ2と接続されている。
【0011】ホストコンピュータ2において、OS21
には、「MS−DOS」が使用され、デバイスドライバ
22は、ディスク18をブロックデバイスとしてアクセ
スできるようにするプログラムである。論理フォーマッ
トプログラム23は、ディスク18の初期化時に、必要
な初期化情報(例えば、セクタIDや、ファイル管理テ
ーブル)を書き込むプログラムである。BIOS(Basi
c Input Output System)24は、デバイスドライバ
22、および論理フォーマットプログラム23と接続さ
れており、HDD1とのI/O(Input/Ouput)サービ
スを行う、ハードウェア依存部分をまとめたプログラム
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のHDD1に、画
像音声データ(以下、AVデータと称する)などのレー
トの高いデータが記録されるとき、論理ブロック単位で
記録、あるいは編集が行われると、一連のデータがディ
スク上に散らばって配置され、小さい断片に分かれてし
まう。この状態をフラグメンテーションと呼ぶ。このフ
ラグメンテーション状態では、ディスクからデータを読
み込むとき、ヘッドシーク、ディスクの回転待ちが頻繁
に行われ、データの連続性が疎外される。
【0013】そこで、データの記録は、論理ブロック単
位ではなく、さらにそれをいくつか集めたクラスタ単位
(例えば、1024セクタ単位)で、行われる。クラス
タのサイズは、クラスタ単位でフラグメンテーションが
発生したとしても、データの連続性が保たれるように決
められる。
【0014】クラスタサイズは、制御(データを書き込
むときも含まれる)のし易すさから、データの種類が異
なっても、同一とされている。AVデータのレートが、
種々異なるときも、最大レートに基づいたクラスタサイ
ズで記録が行われる。よって、最大レートより低いレー
トのAVデータも、最大レートのクラスタサイズで記録
される。
【0015】その結果、低いレートのデータ(例えば、
音声情報のみや低レートのAVデータなど)、または小
さいサイズのデータ(例えば、システム管理データ)
が、単一のクラスタサイズ(最大レート)で記録される
ことになり、ディスクの記録領域の利用効率が低下する
課題があった。
【0016】ディスク上の欠陥は、HDD1内の論理−
物理アドレス変換処理において解消される。欠陥のう
ち、ユ−ザが、ディスクを使う前の段階で形成された欠
陥(例えば、製造時、または輸送時に生じた欠陥)は初
期欠陥と呼ばれる。一方、経時変化などにより、生じる
欠陥は2次欠陥と呼ばれる。
【0017】製造時または初期化時に、全面ベリファイ
により初期欠陥が洗い出されると、HDD1内でスリッ
プ交替処理が行われる。スリップ交替処理とは、論理−
物理アドレス変換処理において、欠陥セクタの物理アド
レスが跳び越され(除外され)、次に位置する正常なセ
クタの物理アドレスが、その欠陥セクタの物理アドレス
の代わりに使用されることをいう。このスリップ交替処
理は、連続する論理アドレスが、物理アドレスに展開さ
れる際に、欠陥セクタの物理アドレスがスキップされる
ことで実現される。
【0018】一方、2次欠陥に対しては、交替セクタ処
理が行われる。この交替セクタ処理は、欠陥セクタの代
わりに、あらかじめ離れた領域に確保された交替セクタ
が用いられる方法である。この場合、論理−物理アドレ
ス変換処理において、欠陥セクタを示す論理アドレス
に、交替セクタ領域の物理アドレスのひとつが、割り当
てられる。なお、交替セクタ処理には、後述する交替処
理と、自動交替処理がある。
【0019】2次欠陥の検出方法と、検出後の処理を説
明する。記録されたデータを再生するとき、読み出しエ
ラ−が発生すると、リトライ処理が行われる。リトライ
処理では、種々のパラメータを変えながら、読み出し動
作が繰り返される。所定の回数行っても、データを読み
出すことができない場合、そのアドレスは2次欠陥アド
レスとされる。次にデータを記録するとき、そのアドレ
スに対して、交替処理が行われる。
【0020】また、リトライ処理が所定の回数に達する
前に、データが読み出された場合、このアドレスは状態
劣化の可能性が高いと判定され、ホストコンピュータ2
に読み出されたデータが転送された後、HDD1におい
て、そのデータが自動的に代替セクタ領域に記録され
る。これを自動交替処理と呼ぶ。
【0021】なお、交替処理、または自動交替処理のい
ずれが行われた場合でも、ホストコンピュータ2は連続
したLBAでアクセスができる。つまり、交替処理、ま
たは自動交替処理の結果、物理アドレスは不連続になっ
たとしても、LBAは連続している。
【0022】交替処理、または自動交替処理が行われて
いるディスクから、データが再生されるとき、磁気ヘッ
ドを、交替領域に動かすシークと、シーク後のディスク
回転待ち、および後続するセクタを再生するために、も
との領域に戻すシークと、シーク後のディスク回転待ち
が生じる。これらのメカ的な動作による待ち時間(デー
タ転送が行われていない空走時間)は、AVデータの連
続転送において、致命的な障害になりかねない。
【0023】一方、ホストコンピュータ2側で2次欠陥
を管理する場合、クラスタ単位でデータが管理されるた
め、クラスタ中の1つのセクタにだけ欠陥があるような
場合でも、結局、1クラスタ分の領域が無駄になる。そ
の結果、小さいサイズのデータ記録に使える領域が無駄
になる。
【0024】いずれの場合も、単一のクラスタサイズを
単位として、データの記録、および欠陥処理が行われて
おり、データの連続性、および記録領域の利用効率を犠
牲にしていた。
【0025】経時変化により2次欠陥が増加すると、前
述の動作が頻発し、画像音声などの連続データの記録再
生装置として、使用不能となる。あるいは、記録領域の
無駄な領域が増大する。
【0026】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、データが記録されるクラスタの大きさを制
御するようにし、記録媒体の欠陥を検出して、その欠陥
を処理するようにし、もって、記録領域を効率的に使用
することができるようにするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録装
置は、記録媒体の記録領域に対して、データを連続した
論理ブロックの集合の単位で記録する記録手段と、記録
手段がデータを記録するときのモードの種類を選択する
選択手段と、選択手段による選択に応じて、連続した論
理ブロックの集合の大きさを制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0028】請求項3に記載の記録方法は、記録媒体の
記録領域に対して、データを連続した論理ブロックの集
合の単位で記録する記録ステップと、記録ステップでデ
ータを記録するときのモードの種類を選択する選択ステ
ップと、選択ステップでの選択に応じて、連続した論理
ブロックの集合の大きさを制御する制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0029】請求項4に記載の提供媒体は、記録媒体の
記録領域に対して、データを連続した論理ブロックの集
合の単位で記録する記録ステップと、記録ステップでデ
ータを記録するときのモードの種類を選択する選択ステ
ップと、選択ステップでの選択に応じて、連続した論理
ブロックの集合の大きさを制御する制御ステップとを含
む処理を記録装置に実行させるコンピュータが読み取り
可能なプログラムを提供することを特徴とする。
【0030】請求項5に記載の記録再生装置は、第1の
データを記録媒体の第1のデータ記録領域に記録、また
は再生し、第2のデータを記録媒体の第2のデータ記録
領域に記録、または再生する記録再生装置において、第
1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥を、第1
または第2のデータを第1または第2のデータ記録領域
に記録または再生することができなかった回数から検出
する検出手段と、検出手段で検出した欠陥を含む第1の
データ記録領域の一部の領域を、第2のデータ記録領域
の一部の領域に変更する変更手段とを備えることを特徴
とする。
【0031】請求項6に記載の記録再生方法は、第1の
データを記録媒体の第1のデータ記録領域に記録、また
は再生し、第2のデータを記録媒体の第2のデータ記録
領域に記録、または再生する記録再生方法において、第
1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥を、第1
または第2のデータを第1または第2のデータ記録領域
に記録または再生することができなかった回数から検出
する検出ステップと、検出ステップで検出した欠陥を含
む第1のデータ記録領域の一部の領域を、第2のデータ
記録領域の一部の領域に変更する変更ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0032】請求項7に記載の提供媒体は、第1のデー
タを記録媒体の第1のデータ記録領域に記録、または再
生し、第2のデータを記録媒体の第2のデータ記録領域
に記録、または再生する記録再生装置において、第1ま
たは第2のデータ記録領域に発生した欠陥を、第1また
は第2のデータを第1または第2のデータ記録領域に記
録または再生することができなかった回数から検出する
検出ステップと、検出ステップで検出した欠陥を含む第
1のデータ記録領域の一部の領域を、第2のデータ記録
領域の一部の領域に変更する変更ステップとを含む処理
を記録再生装置に実行させるコンピュータが読み取り可
能なプログラムを提供することを特徴とする。
【0033】請求項8に記載の再生装置は、記録媒体の
データ記録領域に発生した欠陥を検出する検出手段と、
検出手段により欠陥が検出されたとき、その位置を記憶
する記憶手段と、記憶手段に記憶された欠陥の位置を記
録媒体に記録する記録手段と、記憶手段に記憶された欠
陥の位置が記録媒体に記録される迄の間、欠陥を含む所
定の範囲の領域から、そこに記録されているデータを再
生する再生手段とを備えることを特徴とする。
【0034】請求項9に記載の再生方法は、記録媒体の
データ記録領域に発生した欠陥を検出する検出ステップ
と、検出ステップで欠陥が検出されたとき、その位置を
記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶された欠
陥の位置を記録媒体に記録する記録ステップと、記憶ス
テップで記憶された欠陥の位置が記録媒体に記録される
迄の間、欠陥を含む所定の範囲の領域から、そこに記録
されているデータを再生する再生ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0035】請求項10に記載の提供媒体は、記録媒体
のデータ記録領域に発生した欠陥を検出する検出ステッ
プと、検出ステップで欠陥が検出されたとき、その位置
を記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶された
欠陥の位置を記録媒体に記録する記録ステップと、記憶
ステップで記憶された欠陥の位置が記録媒体に記録され
る迄の間、欠陥を含む所定の範囲の領域から、そこに記
録されているデータを再生する再生ステップとを含む処
理を再生装置に実行させるコンピュータが読み取り可能
なプログラムを提供することを特徴とする。
【0036】請求項1に記載の記録装置、請求項3に記
載の記録方法、および請求項4に記載の提供媒体におい
ては、連続した論理ブロックの集合の大きさが、記録す
るときのモードの種類に対応して変更される。
【0037】請求項5に記載の記録再生装置、請求項6
に記載の記録再生方法、および請求項7に記載の提供媒
体においては、欠陥を含む第1のデータ記録領域の一部
の領域が第2のデータ記録領域の一部の領域に変更され
る。
【0038】請求項8に記載の再生装置、請求項9に記
載の再生方法、および請求項10に記載の提供媒体にお
いては、記録媒体の欠陥の位置が記録媒体に記録される
迄の間、その欠陥を含むデータ記録領域からデータが再
生される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加し
て本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿
論この記載は、各手段を記載したものに限定することを
意味するものではない。
【0040】すなわち、請求項1に記載の記録装置は、
記録媒体の記録領域に対して、データを連続した論理ブ
ロックの集合の単位で記録する記録手段(例えば、図8
のステップS30)と、記録手段がデータを記録すると
きのモードの種類を選択する選択手段(例えば、図8の
ステップS21)と、選択手段による選択に応じて、連
続した論理ブロックの集合の大きさを制御する制御手段
(例えば、図8のステップS27)とを備えることを特
徴とする。
【0041】請求項5に記載の記録再生装置は、第1の
データを記録媒体の第1のデータ記録領域に記録、また
は再生し、第2のデータを記録媒体の第2のデータ記録
領域に記録、または再生する記録再生装置において、第
1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥を、第1
または第2のデータを第1または第2のデータ記録領域
に記録または再生することができなかった回数から検出
する検出手段(例えば、図8のステップS31)と、検
出手段で検出した欠陥を含む第1のデータ記録領域の一
部の領域を、第2のデータ記録領域の一部の領域に変更
する変更手段(例えば、図8のステップS35)とを備
えることを特徴とする。
【0042】請求項8に記載の再生装置は、記録媒体の
データ記録領域に発生した欠陥を検出する検出手段(例
えば、図11のステップS49)と、検出手段により欠
陥が検出されたとき、その位置を記憶する記憶手段(例
えば、図11のステップS50)と、記憶手段に記憶さ
れた欠陥の位置を記録媒体に記録する記録手段(例え
ば、図11のステップS50)と、記憶手段に記憶され
た欠陥の位置が記録媒体に記録される迄の間、欠陥を含
む所定の範囲の領域から、そこに記録されているデータ
を再生する再生手段(例えば、図11のステップS4
8)とを備えることを特徴とする。
【0043】図1は、本発明を適用したホストコンピュ
ータ2の構成例を表している。なお、ここで記録、また
は再生されるデータは、MPEG(Moving Picture E
xperts Group)方式のAVデータとする。
【0044】ホストコンピュータ2のMPU31は、全
体の動作を統括して制御するとともに、ユーザデータの
ファイル管理を行う。また、MPU31は、RAM(Ra
ndomAccess Memory)40を内蔵(以下、内蔵RAM4
0と称する)しており、内蔵RAM40には、必要なフ
ァイル管理情報や、新規欠陥用のテーブルなど、一時的
に使用されるデータが書き込まれる。RAM(以下、ホ
ストRAMと称する)32には、欠陥処理で使用される
欠陥リスト41を含んだ、ファイル管理用テーブルなど
が書き込まれる。
【0045】メモリコントローラ33は、同時記録再生
を実現するために、MPEGエンコーダ35から入力さ
れるAVデータ、およびMPEGデコーダ36に出力さ
れるAVデータの入出力の制御を行う。また、メモリコ
ントローラ33は、データバス37を介して接続されて
いる、ATA(AT Attachment)I/F38とインタ
フェース処理を行い、バッファ34に対する入出力の制
御を行う。バッファ34は、ホストコンピュータ2に入
出力されるデータを一時的に蓄積する。
【0046】MPEGエンコーダ35は、外部ホスト
(図示せず、例えばテレビジョン受像機)からAV信号
を入力し、MPEG方式で画像信号と、音声信号と個別
にエンコードした後、多重化し、メモリコントローラ3
3に出力する。MPEGデコーダ36は、メモリコント
ローラ33から入力されたデータをデマルチプレクサ
(図示せず)で画像データと音声データに分離し、それ
ぞれデコードして出力する。データバス37には、MP
U31、ホストRAM32、メモリコントローラ33、
およびATAI/F38が接続されている。
【0047】ATAI/F38は、データバス37を介
して、HDD1と、ホストコンピュータ2との間のイン
タフェース処理を行う。HDD1の機能は、図15を用
いて説明した場合と同様であるので、ここでは、説明を
省略する。
【0048】次に、ホストコンピュータ2の動作につい
て説明する。図示せぬ外部ホスト(例えば、テレビジョ
ン受像機)からのAV信号は、MPEGエンコーダ35
に入力される。MPEGエンコーダ35は、画像信号と
音声信号を別々にエンコードした後、内蔵するマルチプ
レクサ(図示せず)により、マルチプレクスした後、メ
モリコントローラ33に出力する。メモリコントローラ
33は、入力されたAVデータを、バッファ34に出力
し、一旦蓄積させる。MPU31はメモリコントローラ
33を制御して、バッファ34に蓄積されたAVデータ
を、一定量ごとに読み出させ、HDD1に出力し、記録
させる。
【0049】再生動作時、MPU31は、バッファ34
に所定量のAVデータが蓄積されるように、HDD1に
対して、読み出しを指令する。この指令に対して、HD
D1から読み出されたAVデータは、メモリコントロー
ラ33により、バッファ34に一旦蓄積される。メモリ
コントローラ33により読み出されたAVデータは、M
PEGデコーダ36に出力される。MPEGデコーダ3
6は、入力されたAVデータを、画像データと音声デー
タに分離し、別々にデコードし、AV信号として出力す
る。
【0050】図2に、ホストコンピュータ2による、H
DD1の記録領域のデータ管理フォーマットの構成例を
示す。HDD1のディスク18の全記録領域は、LBA
0からLBANまでの連続した数字よりなる、LBAで管
理されている。
【0051】LBA0からLBAM-1までがAVデータの
記録領域であり、残りのLBAMからLBANまでがIT
(Information Technology)記録領域である。IT記
録領域は、音声データ領域、TOC(Table of Conte
nts)領域、および2次欠陥リスト領域から構成され
る。ここで、ユーザデータの記録可能な領域は、AVデ
ータ記録領域と音声データ領域である。また、TOC領
域と2次欠陥リスト領域はシステム管理領域となる。
【0052】AVデータは、記録モードに応じて、クラ
スタ単位で記録される。記録モードとは、記録ビットレ
ートを可変にすることが可能なシステムにおけるモード
であって、編集処理可能なデータを記録するエディット
モード(例えば、8Mbps)、エディットモード時より劣
るが、画像データを比較的高品位で記録するSPモード
(例えば、4Mbps)、または画像データをそれ程高品位
でなくてもよいから長時間記録するLPモード(例え
ば、2Mbps)などを指す。クラスタは論理ブロックをい
くつかまとめたものであり、データが記録されるときの
ディスク上に配置される最小単位である。クラスタのサ
イズは、記録モードに応じて変化し、例えば、エディッ
トモードの時、最も大きく、LPモードの時、最も小さ
く、SPモードの時、両者の中間の大きさとなる。
【0053】記録されるデータのファイルの配置例を図
3に示す。ユーザデータのファイル(AVデータと音声
データ)は、記録モードに応じて、異なる大きさのクラ
スタで記録されている。なお、システム管理領域への記
録は、論理ブロック単位で行われる。また、AVデータ
のファイルをタイトルと呼ぶ。
【0054】TOC領域の構成を図4に示す。TOC領
域は、TOC管理領域、タイトル番号領域、およびパー
ト記述子領域から構成され、タイトル、空き領域、およ
び欠陥領域などを管理する。
【0055】TOC管理領域には、記録されているデー
タのディスク上の位置などが記述されているパート記述
子(欠陥領域パート記述子、空き領域記述子、および空
きパート記述子)を示す、2バイト単位のポインタが記
述される。「1ST TNO」は、1番目のタイトルの番号
を、「LAST TNO」は、最後のタイトルの番号を示す
ポインタである。「P−DFA(Part-Defect Are
a)」は欠陥領域を示すポインタである。
【0056】「P−Empty」はパート記述子のない領域
を示すポインタであり、図4の例では、「P−Empty」
のポインタは4を示しており、パート記述子領域の4番
目のパート記述子は、内容が記載されていない空白デー
タであることを表している。「P−FRA(Free Reco
rdable Area)」は、空き領域を示すポインタであり、
図4の例では、「P−FRA」のポインタは2を示して
おり、パート記述子領域の2番目のパート記述子に、空
き領域の情報が記載されていることを表している。
【0057】タイトル番号領域は、247タイトル分設
けられており、そこには、タイトルごとのパート記述子
を指す2バイト単位のポインタが配置される。図4の例
では、タイトル1のポインタは1を示しており、パート
記述子領域の1番目のパート記述子にタイトル1の情報
が記載されていることを表している。
【0058】パート記述子の構成を図5に示す。パート
記述子は、記録されているデータのディスク上の先頭ア
ドレス、終了アドレス、次のパート記述子へのポイン
タ、およびタイトルの属性情報(タイトルの記録モー
ド)から構成される16バイトの情報である。図5の例
では、パート記述子領域の1番目のパート記述子は、タ
イトル1の情報であり、その先頭アドレスとして、ユー
ザデータ領域のタイトル1のデータの先頭アドレスが、
またその終了アドレスとして、ユーザデータ領域のタイ
トル1の終了アドレスが、それぞれ記述され、さらにタ
イトル1の次のパート記述子へのポインタ情報(ポイン
タは3を示している)として、3番目のパート記述子が
指定されている。次のパート記述子へのポインタの情報
がない(ポインタの値が0)場合、次のパート記述子へ
の連鎖がないことを表している。また、空きパート記述
子には、未使用領域のアドレスと、次のパート記述子へ
のポインタ情報が記載される。
【0059】なお、ホストコンピュータ2がAVデータ
記録領域のデータを管理する単位は、LPモードのクラ
スタのサイズとし、この単位で付けたアドレス番号をH
BA(Host Block Address)と呼ぶ。例えば、256
LBA(LPモードのクラスタのサイズ)を前述の単位
とすると、実際のLBAは、HBA×256となる。
【0060】例えば、タイトル1のTOC情報を得る場
合、まずタイトル番号領域からタイトル1のパート記述
子を示すポインタを1、2バイト目から得る。そのポイ
ンタの示すアドレス(図5の例では、ポインタの値1)
をもとに、タイトル1のパート記述子(パート記述子領
域の1番目のパート記述子のアドレス)にアクセスし、
実際にデータが記録されているユーザデータ領域上のア
ドレスを得る。データがユーザデータ領域上に分散して
記録されている場合、パート記述子に記載されている、
連鎖情報(次のパート記述子へのポインタ)から、連鎖
しているパート記述子のアドレス(図5の例では、ポイ
ンタが3であり、パート記述子領域の3番目のパート記
述子のアドレス)を得て、次のパート記述子にアクセス
する。以下、次のパート記述子へのポインタ情報がなく
なるまで、アクセスを繰り返し、分散して記録されてい
るデータの読み出しを行う。図5の例では、タイトル1
のデータが、ユーザデータ領域の2番目と4番目のクラ
スタに分散して記録されている。なお、空き領域の情
報、および欠陥領域の情報も、タイトルの情報と同様
に、パート記述子の連鎖により、1つの連続した情報と
して管理される。
【0061】つぎに、ホストコンピュータ2を起動する
時の、システム管理領域の再生処理について、図6のフ
ローチャートを参照して、説明する。ステップS1にお
いて、MPU31は、HDD1に記録されているシステ
ム管理領域から、TOC領域の情報(以下、HDD1に
書き込まれているTOC領域の情報を、dTOC情報と
称する)と、2次欠陥リスト領域の情報を読み込む。
【0062】ステップS2において、MPU31は、ホ
ストRAM32の所定のアドレスに、ステップS1で読
み込んだTOC領域の情報を書き込み、OTOC(以
下、ホストRAM32に書き込まれたTOC領域の情報
をOTOC情報と称する)情報を作成する。ステップS
3において、MPU31は、ホストRAM32の所定の
アドレスに、ステップS1で読み込んだ2次欠陥リスト
領域の情報を書き込み、新欠陥テーブルを作成する。ス
テップS3の処理が終了すると、ホストコンピュータ2
は次の命令があるまで、待機する。
【0063】ホストコンピュータ2の記録、または再生
が終了したとき、および電源をオフするときの、システ
ム管理領域の情報の更新について、図7のフローチャー
トを参照して、説明する。ステップS11において、M
PU31は、ホストRAM32に書き込まれているOT
OC情報とHDD1に書き込まれているdTOC情報の
差分を求めて、その差分を、新たなHDD1のdTOC
情報として記録する。
【0064】ステップS12において、MPU31は、
ホストコンピュータ2の電源がオフされるか否かを判定
する。電源がオフされないと判定された場合、ホストコ
ンピュータ2は待機状態となる。電源がオフされると判
定された場合、ステップS13の処理に移り、MPU3
1は、ホストRAM32のOTOC情報に、新たな欠陥
情報が追加されているか否かを判定する。MPU31
は、OTOC情報に新たな欠陥情報が追加されていると
判定した場合、ステップS14の処理に移り、HDD1
の2次欠陥リスト領域に、OTOC情報の欠陥情報を上
書き記録し、ホストコンピュータ2の処理を終了させ
る。MPU31は、ステップS13の処理で、OTOC
情報に新たな欠陥情報が追加されていないと判定した場
合、そのまま、ホストコンピュータ2の処理を終了させ
る。
【0065】ホストコンピュータ2がAVデータを記録
するときの、システム管理領域の情報の更新について、
図8のフローチャートを参照して、説明する。ステップ
S21において、MPU31は、ユーザインタフェース
部(図示せず)から、記録される画像データのタイトル
と記録モードを獲得する。ステップS22において、M
PU31は、空き領域のTOC情報(空き領域のパート
記述子の情報)を、ホストRAM32のOTOC情報
(図6のステップS2で、HDD1のdTOC情報から
作成したもの)から選択する。
【0066】ステップS23において、MPU31は、
ステップS22で選択した空き領域のパート記述子の情
報で示される空き領域に、新欠陥があるか否かの判定を
行う。この判定は、図6のステップS3でホストRAM
32に作成された新欠陥テーブルに基づいて行われる。
新欠陥があると判定した場合、ステップS24の処理に
移り、ステップS24において、MPU31は、新欠陥
を含むクラスタのアドレスを求め、空き領域の連鎖から
除外する。MPU31は、ステップS23で、新欠陥が
ないと判定した場合、ステップS25の処理に移る。ス
テップS25において、MPU31は、内蔵RAM40
の所定のアドレスに空き領域のパート記述子のデータを
書き込み、iWTOC情報を作成する(内蔵RAM40
内のTOC情報をiTOC情報とし、記録時のiTOC
情報をiWTOC情報とし、再生時のiTOC情報をi
RTOC情報とする)。
【0067】ステップS26において、MPU31は、
HDD1にリトライ回数制限コマンドを発行する。本発
明を適用したHDD1は、リトライ回数制限をホストコ
ンピュータ2からコマンドとして受け付けるものであ
る。このコマンドは、例えば、ATAで、新たに特別な
コマンドとして定義されるものである。ホストコンピュ
ータ2は、リトライ回数制限数を書き込んで、リトライ
回数制限コマンドをHDD1に発行する。HDD1は、
データの読み出し、または書き込み動作が、エラー発生
によりリトライ回数制限数に達したとき、そのセクタに
ついて、エラーを含んだデータをホストコンピュータ2
側に送るとともに、エラーステータスをセットして、ホ
ストコンピュータ2に割り込みをかける。この割り込み
があったとき、ホストコンピュータ2は欠陥アドレスを
知る。
【0068】ステップS27において、MPU31は、
記録するタイトルの記録モード(例えば、エディットモ
ード)に応じて、記録コマンド発行回数のカウント数N
を求める(タイトルの記録モードにより、カウント数N
は異なった値とされ、例えば、エディットモードではカ
ウント数Nは3とされる)。ステップS28において、
MPU31は、ステップS27で求めたカウント数N
を、記録コマンド発行回数カウンタに設定する。
【0069】ステップS29において、MPU31は、
ホストコンピュータ2でAVデータ記録領域を管理する
アドレスであるHBAを、LBAに変換する。ステップ
S30において、MPU31は、データバス37とAT
AI/F38を介して、HDD1にタイトル(ステップ
S21でユーザインタフェ−ス部から獲得したもの)の
記録を指示するコマンドを発行する。記録コマンドは、
内蔵RAM40のiWTOCの情報に基づいて、発行さ
れる。このときの記録位置として、記録できるクラスタ
が、iWTOC情報の空き領域のTOC情報の連鎖から
選択される。
【0070】ステップS31において、MPU31は、
記録コマンド発行回数カウンタのカウント値が0か否か
の判定を行う。MPU31は、ステップS31で、記録
コマンド発行回数カウンタのカウント値が0ではないと
判定した場合、ステップS32の処理に移り、記録コマ
ンド発行回数カウンタのカウント値(ステップS28で
設定した値)を1だけデクリメントする。その後、ステ
ップS30の処理に戻り、記録コマンドを再度発行す
る。
【0071】MPU31は、ステップS33で、カウン
ト値が0になった(記録コマンドの発行がN+1回行わ
れた)と判定した場合、ステップS33の処理に移る。
ステップS33において、MPU31は、ステップS2
1で獲得したタイトルの記録を終了するか否かの判定を
行う。MPU31は、記録を終了しないと判定した場
合、ステップS28の処理に戻り、その次のクラスタに
対し、カウンタ数をNに設定して、それ以降の記録処理
を繰り返す。
【0072】MPU31は、ステップS33で、記録を
終了すると判定した場合、ステップS34において、ホ
ストRAM32のOTOC情報に、記録したタイトルの
開始アドレス、終了アドレス、記録モード(タイトル属
性情報)、および連鎖情報(次のパート記述子へのポイ
ンタ情報)を記録する。ステップS35において、MP
U31は、記録データが通過した新欠陥(データが記録
されなかった欠陥)領域を、内蔵RAM40のiWTO
C情報の新欠陥テーブルから削除し、ホストRAM32
のOTOC情報の2次欠陥リスト領域に追加し、ホスト
コンピュータ2を待機状態にする。
【0073】図8のステップS22乃至S25の処理内
容を、図9を参照して、さらに説明する。図9(A)
は、ステップS22で、MPU31がホストRAM32
のOTOC情報から選択した空き領域の情報を、図9
(B)は、OTOCの情報を表している。図9(C)
は、ステップS25で、MPU31が内蔵RAM40に
作成するiWTOC情報を、図9(D)は、ステップS
23で、MPU31が新欠陥を検出した結果の新欠陥テ
ーブルを表している。
【0074】図9(A)は、空き領域のパート記述子の
内容を表している。空き領域は、3つの領域から構成さ
れており、1番目の空き領域は、その先頭アドレスが
0、最終アドレスが7であり、2番目の空き領域は、そ
の先頭アドレスが24、最終アドレスが31、および3
番目の空き領域は、その先頭アドレスが40、最終アド
レスがn、となっている。
【0075】図9(B)は、ホストRAM32のOTO
C情報のパート記述子の情報を表している。タイトル2
のパート記述子の内容は、1段目の16は最初のエクス
テント(HDD1上の連続したHBA領域)の先頭アド
レス、23は最初のエクステントの最終アドレスを表し
ている。2段目の32は次のエクステントの先頭アドレ
ス、39は次のエクステントの最終アドレスを表してい
る。3段目のh’FF..FFは、それ以降の領域には
データがない(クリアされた)ことを表している。つま
り、タイトル2のデータは2個のエクステントに分割さ
れて記録されている。空き領域のパート記述子と欠陥領
域のパート記述子の内容は、h’FF..FFであり、
データがないため、空き領域の記述、および欠陥領域が
ないことを示している。
【0076】図9(C)は、MPU31により、ステッ
プ23、S24の処理が行われた後、ステップS25の
処理で、MPU31の内蔵RAM40に作成された、i
WTOC情報の内容を表している。図9(A)の空き領
域の1段目のエクステント(先頭アドレスが0で、最終
アドレスが7)のうちのアドレス2が新欠陥領域と判定
されて、1番目の領域が空き領域の連鎖から除外(図8
のステップS24の処理)されている。よって、空き領
域は、2つの領域から構成され、1番目の空き領域は先
頭アドレスが24、最終アドレスが31であり、2番目
の空き領域は先頭アドレスが40、最終アドレスがnと
されている。なお、iRTOC情報は、データが書き込
まれないため、h’FF..FFとなる。
【0077】図9(D)の新欠陥テーブルは、図8のス
テップS23の処理で、MPU31が、エラーを検出し
た領域を表している。この場合、空き領域のアドレス2
が、新しく2次欠陥と判定されて、MPU31により、
内蔵RAM40内の新欠陥テーブルに記録されたことを
表している。
【0078】図10は、図9の状態でタイトル2の記録
が終了し、図8のステップS34,S35の処理が行わ
れた後のOTOC情報、iTOC情報、および内蔵RAM
40内の新欠陥テーブルの情報を表している。図10
(A)は、ホストRAM32のOTOCの情報を表して
おり、図9(B)の状態に較べて、欠陥領域のパート記
述子に1つのエクステント(先頭アドレスが0、最終ア
ドレスが7)が追加されている。このエクステントは、
図8のステップS35の処理で、MPU31が、記録が
通過した新欠陥を、OTOC情報の2次欠陥領域リスト
に追加した結果、生成されたものである。図10(B)
は、図9(C)と同様であり、ここでは説明を省略す
る。図10(C)のMPU31の内蔵RAM40の新欠
陥テーブルは、図8のステップS35の処理により、図
9(D)の情報からアドレス2の情報が削除(アドレス
2を含むエクステントがOTOC情報の欠陥領域のパー
ト記述子に記録されたことにより削除)された結果を表
している。
【0079】ホストコンピュータ2がAVデータを再生
するときの、システム管理領域の情報の更新について、
図11のフローチャートを参照して、説明する。ステッ
プS41において、MPU31は、ユーザインタフェー
ス部(図示せず)から、再生される画像像データのタイ
トルを獲得する。ステップS42において、MPU31
は、タイトルに応じたTOC領域の情報を、ホストRA
M32のOTOC情報(図6のステップS2で、HDD
1のdTOC情報から作成したもの)から選択する。ス
テップS43において、MPU31は、MPU31内の
内蔵RAM40の所定のアドレスに、ステップS42で
選択したOTOC情報を書き込み、iRTOC情報を作成
する。
【0080】ステップS44において、MPU31は、
HDD1にリトライ回数制限コマンドを発行する。ステ
ップS45において、MPU31は、再生するタイトル
の記録モード(例えば、エディットモード)に応じて、
再生コマンド発行回数制限のカウント数Nを求める(タ
イトルの記録モードにより、カウント数Nは異なった値
とされ、例えば、エディットモードではカウント数Nは
3とされる)。ステップS46において、MPU31
は、ステップS45で求めたカウント数Nを、再生コマ
ンド発行回数カウンタに設定する。
【0081】ステップS47において、MPU31は、
ホストコンピュータ2でAVデータ記録領域を管理する
アドレスであるHBAを、LBAに変換する。ステップ
S48において、MPU31は、データバス37とAT
AI/F38を介して、HDD1にタイトル(ステップ
S41でユーザインタフェ−ス部から獲得したもの)の
再生を指示するコマンドを発行する。
【0082】ステップS49において、MPU31は、
ATAI/F38を介して、HDD1から供給される再
生AVデータに、エラーが有るか否かの判定を行う。再
生AVデータにエラ−が有ると判定した場合、ステップ
S50の処理に移り、MPU31は、ステップS49で
検出した再生AVデータに対応するホストアドレスの単
位を新欠陥領域と認定し、その単位(エラー領域)のH
BAを内蔵RAM40の新欠陥テーブルに記録し、ステ
ップS51の処理に移る。MPU31は、ステップS4
9で、AVデータのクラスタにエラーがないと判定した
場合、ステップS50の処理はスキップし、ステップS
51の処理に移る。
【0083】ステップS51において、MPU31は、
再生コマンド発行回数カウンタのカウント値(ステップ
S46で設定した値)が0か否かの判定を行う。MPU
31は、カウント値が0ではないと判定した場合、ステ
ップS52の処理に移り、再生コマンド発行回数カウン
タのカウント値を1だけデクリメントする。その後、M
PU31は、ステップS48の処理に戻り、再生コマン
ドを再度発行する。
【0084】MPU31は、ステップS51で、カウン
ト値が0に達した(再生コマンド発行回数がN+1回に
達した)と判定した場合、ステップS53において、ス
テップS41で獲得したタイトルの再生を終了するか否
かを判定する。MPU31は、再生を終了しないと判定
した場合、ステップS46の処理に戻り、その次のクラ
スタに対し、カウンタ数をNに設定して、それ以降の再
生処理を繰り返す。MPU31は、再生を終了すると判
定した場合、ホストコンピュータ2を待機状態にする。
【0085】図11のステップS42,S43、および
ステップS50の処理内容を、図12を参照して、さら
に説明する。図12(A)は、ステップS42で、MP
U31がホストRAM32から選択するOTOC情報
を、図12(B)は、ステップS43で、MPU31が
内蔵RAM40に作成するiRTOC情報を、図12
(C)は、ステップS49で、MPU31により検出さ
れた新欠陥が、内蔵RAM40の新欠陥テーブルに記録
された情報を表している。
【0086】図12(A)において、1番目のブロック
はタイトルの情報のパート記述子、2番目のブロックは
空き領域のパート記述子、および3番目のブロックは欠
陥領域のパート記述子を表している。なお、図12
(A)の場合、タイトル情報のパート記述子は、タイト
ル1とタイトル2の2個から構成されている。
【0087】図12(A)のタイトル1のパート記述子
は、1段目の0は最初のエクステントの先頭アドレス
を、3は最初のエクステントの最終アドレスを、それぞ
れ表している。2段目の8は次のエクステントの先頭ア
ドレスを、15は次のエクステントの最終アドレスを、
それぞれ表している。つまり、タイトル1のデータは2
つのエクステントに分割されて記録されている。3段目
のh’FF..FFは、それ以降の領域には情報がない
(クリアされた)ことを表している。タイトル2の情報
もタイトル1と同様であるので、説明は省略する。
【0088】図12(A)の空き領域のパート記述子
は、1段目の3は最初の空き領域の先頭アドレスを、7
は最初の空き領域の最終アドレスを、それぞれ示してい
る。2段目の24は、次の空き領域の先頭アドレスを、
31は次の領域の最終アドレスを、それぞれ示してい
る。3段目の40は空き領域の先頭アドレスを、nは空
き領域の最終アドレスを、それぞれ示している。つま
り、空き領域は、3個の領域から構成されている。
【0089】図12(A)の欠陥領域のパート記述子の
h’FF..FFは、情報がないため、欠陥領域がない
ことを示している。
【0090】図12(B)は、タイトル1の再生時、M
PU31により、図12(A)のOTOC情報のタイト
ル1のパート記述子が選択(図11のステップS42の
処理で選択され)され、図11のステップS43の処理
で、MPU31の内蔵RAM40に書き込まれた、iR
TOC情報の内容を表している。
【0091】図12(C)は、内蔵RAM40の新欠陥
テーブルを表しており、図11のステップS50の処理
で、MPU31が、エラーを検出したクラスタを表して
いる。この場合、タイトル1のデータを再生中に、アド
レス2が、新しく2次欠陥と判定されて、MPU31に
より、内蔵RAM40内の新欠陥テーブルに記録された
ことになる。
【0092】タイトルの記録時(図8のステップS23
の処理)、またはタイトルの再生時(図11のステップ
S49の処理)に、MPU31が新欠陥を検出した場
合、その領域を欠陥領域として、HDD1のdTOC情
報に記録している。しかし、この領域は、AVデータを
記録、または再生する場合は欠陥であるが、IT情報を
記録するときも欠陥とみなされるとは限らない。そこ
で、本実施の形態では、この欠陥領域が、IT情報の記
録領域に使用され、その代わりに、IT情報の記録領域
において、欠陥領域と同じ大きさのクラスタが、AVデ
ータ記録領域として使用される。
【0093】この記録領域の交替は、TOC管理領域の
空き領域を示すポインタ(P−FRA)を編集処理する
ことで、実現される。この編集処理の詳細を、図13の
フローチャートを参照して説明する。
【0094】ステップS61において、MPU31は、
ホストRAM32のOTOC情報の2次欠陥領域リスト
にある欠陥クラスタDのサイズを求める。ステップS6
2において、MPU31は、IT記録領域に、ステップ
S61で求めた欠陥クラスタDのサイズ以上の連続した
空き領域があるか否かの判定を行う。空き領域があると
判定した場合、ステップS63の処理に移り、ステップ
S63において、MPU31は、欠陥クラスタDのアド
レス(先頭アドレスと最終アドレス)をIT情報用のT
OC管理領域のP−DFAに追加(IT情報の最後の空
き領域のパート記述子の連鎖に追加)する。
【0095】MPU31は、ステップS62で、欠陥ク
ラスタDのサイズ以上の連続した空き領域がないと判定
した場合、ステップS64の処理に移る。ステップS6
4において、MPU31は、HDD1にリトライ回数無
制限のコマンドを発行する。ステップS65において、
MPU31は、IT領域の欠陥クラスタDのサイズ相当
の連続した領域のIT情報を読み出す。ステップS66
において、MPU31は、AVデータ記録領域の欠陥ク
ラスタD分の領域に、ステップS65で読み出したIT
情報を書き込む。ステップS67において、MPU31
は、ステップS65で読み出した、欠陥クラスタDのサ
イズ相当のIT領域のTOC情報を、欠陥クラスタDの
領域のアドレスに書き換える。
【0096】ステップS68において、MPU31は、
ステップS65で読み込んだIT情報の連続した領域
(欠陥クラスタDのサイズ相当)のTOC情報(先頭ア
ドレスと最終アドレス)を、AVデータ用のTOC管理
領域のP−FRAに追加(AVデータのTOC情報の最
後の空き領域のパート記述子の連鎖に追加)する。ステ
ップS69において、MPU31は、ホストRAM32
のOTOC情報に記載されている欠陥クラスタDの情報
を削除し、ホストコンピュータ2を待機状態にする。
【0097】図13の処理が行われた、AVデータとI
Tデータの記録領域、およびAVデータ、ITデータの
TOC情報を図14を参照して、さらに説明する。図1
4(A)は、図13の処理が行われる前の全記録領域
を、図14(B)は、図13の処理が行われた全記録領
域を表している。なお、影をつけた領域は、使用済み領
域を表している。図14(C)は、図13の処理が行わ
れたAVデータのTOC情報を、図14(D)は、図1
3の処理が行われたITデータのTOC情報を表してい
る。
【0098】図14(A)において、AVデータは、欠
陥クラスタD(アドレスB乃至C−1)を除いて記録さ
れた状態である。図14(B)は、図13のステップS
63の処理により、欠陥クラスタDの領域(アドレスB
乃至C−1)をIT記録領域に変更し、ステップS68
の処理で、IT記録領域の欠陥クラスタDのサイズ相当
の領域(アドレスG乃至Z−1)をAVデータ記録領域
に変更した状態を表している。この処理により、欠陥ク
ラスタDの領域(アドレスB乃至C−1)は、IT情報
の記録領域として使用され、IT情報の記録領域であっ
た領域(アドレスG乃至Z−1)はAVデータの記録領
域として使用される。
【0099】図14(C)は、AVデータのTOC情報
(空き領域のみ)を表しており、「P−FRA」のポイ
ンタがMを示しており、ポインタMの空き領域のパート
記述子より、空き領域がアドレスD乃至E−1、次のパ
ート記述子への連鎖(ポインタ値N)より、アドレスG
乃至Z−1(図13の処理で、AVデータ記録領域に追
加された領域)であることを表している。
【0100】図14(D)は、IT情報のTOC情報
(空き領域のみ)を表しており、「P−FRA」のポイ
ンタがOを示しており、ポインタOの空き領域のパート
記述子より、空き領域がアドレスF乃至G−1、次のパ
ート記述子への連鎖(ポインタ値P)より、アドレスB
乃至C−1(図13の処理で、IT記録領域に追加され
た領域)であることを表している。
【0101】また、システム管理領域を含め、IT記録
領域のデータの記録、または再生は、LBA単位で行わ
れ、リトライ回数の制限無しで、HDD1にアクセスさ
れる。欠陥処理はHDD1にインプリメントされてい
る、通常の欠陥処理が行われ、通常のHDDで保証され
るエラーレートで、アクセスできる。
【0102】なお、欠陥領域の処理として、退避領域を
予め設けておき、IT記録領域の空きを確かめずに、一
時的に、退避領域をAVデータ記録領域に割り当て、A
Vデータの記録を進める。その後に欠陥クラスタに対し
て、欠陥クラスタのサイズ相当のITデータを欠陥クラ
スタに書き込み、退避領域のAVデータを空いたIT記
録領域に移すことにより、退避領域を空にするようにし
てもよい。
【0103】また、ホストコンピュータ側で、AVデー
タの欠陥クラスタに対して行う代替処理として、スキッ
プ処理としたが、予め交替領域を設けておき、クラスタ
単位で交替する処理としてもよい。
【0104】2次欠陥の検出は、エラーステータスによ
り、ホストコンピュータが行うこととしたが、データの
再生中、MPU31が、エラーステータスを見ずに、再
生コマンド終了後に、エラーのあったLBAをまとめて
ホストコンピュータに送るようになされたHDDを使用
して、効率良く収集してもよい。
【0105】なお、本明細書中において、上記処理を実
行するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供
媒体には、磁気ディスク、CD−ROMなどの情報記録
媒体の他、インターネット、デジタル衛星などのネット
ワークによる伝送媒体も含まれる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の記録装
置、請求項3に記載の記録方法、および請求項4に記載
の提供媒体によれば、データを記録するときのモードに
応じて、連続した論理ブロックの集合の大きさを制御す
るようにしたので、データの記録レートを犠牲にするこ
となく、記録媒体に効率的にデータを記録することが可
能となる。
【0107】請求項5に記載の記録再生装置、請求項6
に記載の記録再生方法、および請求項7に記載の提供媒
体によれば、欠陥を含む第1のデータ記録領域の一部の
領域を、第2の記録領域の一部の領域に変更するように
したので、記録領域を効率的に使用することができる。
【0108】請求項8に記載の再生装置、請求項9に記
載の再生方法、および請求項10に記載の提供媒体によ
れば、記録媒体の記録領域の欠陥の位置が記録媒体に記
録される迄の間、欠陥を含む所定の範囲の領域からデー
タを再生させるようにしたので、欠陥が発生しても、で
きるだけ多くのデータを再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】HDD1の記録領域のデータフォーマットの構
成例を示す図である。
【図3】AVデータが、記録モードに応じたクラスタの
サイズで記録された状況を表す図である。
【図4】図2のTOC管理領域を説明する図である。
【図5】図4のパート記述子領域を説明する図である。
【図6】ホストコンピュータ2の起動時の処理を説明す
るフローチャートである。
【図7】ホストコンピュータ2を終了または電源をオフ
するときの処理を説明するフローチャートである。
【図8】AVデータを再生するときの処理を説明するフ
ローチャートである。
【図9】AVデータを記録するときの処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】AVデータを記録するときのTOC情報を説
明する図である。
【図11】AVデータの記録が終了したときのTOC情
報を説明する図である。
【図12】AVデータを再生するときのTOC情報を説
明する図である。
【図13】TOC情報を編集する処理を説明するフロー
チャートである。
【図14】TOC情報を編集した後の記録領域を説明す
る図である。
【図15】従来の記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 HDD, 2 ホストコンピュータ, 31 MP
U, 32 ホストRAM, 33 メモリコントロー
ラ, 34 バッファ, 35 MPEGエンコーダ,
36 MPEGデコーダ, 37 データバス, 3
8 ATAI/F, 40 内蔵RAM, 41 欠陥
リスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の記録領域に対して、データを
    連続した論理ブロックの集合の単位で記録する記録手段
    と、 前記記録手段がデータを記録するときのモードの種類を
    選択する選択手段と、 前記選択手段による選択に応じて、連続した論理ブロッ
    クの集合の大きさを制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段が選択するモードは、エデ
    ィットモード、LPモード、またはSPモードであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体の記録領域に対して、データを
    連続した論理ブロックの集合の単位で記録する記録ステ
    ップと、 前記記録ステップでデータを記録するときのモードの種
    類を選択する選択ステップと、 前記選択ステップでの選択に応じて、連続した論理ブロ
    ックの集合の大きさを制御する制御ステップとを含むこ
    とを特徴とする記録方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体の記録領域に対して、データを
    連続した論理ブロックの集合の単位で記録する記録ステ
    ップと、 前記記録ステップでデータを記録するときのモードの種
    類を選択する選択ステップと、 前記選択ステップでの選択に応じて、連続した論理ブロ
    ックの集合の大きさを制御する制御ステップとを含む処
    理を記録装置に実行させるコンピュータが読み取り可能
    なプログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
  5. 【請求項5】 第1のデータを記録媒体の第1のデータ
    記録領域に記録、または再生し、第2のデータを前記記
    録媒体の第2のデータ記録領域に記録、または再生する
    記録再生装置において、 前記第1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥
    を、前記第1または第2のデータを前記第1または第2
    のデータ記録領域に記録または再生することができなか
    った回数から検出する検出手段と、 前記検出手段で検出した前記欠陥を含む前記第1のデー
    タ記録領域の一部の領域を、前記第2のデータ記録領域
    の一部の領域に変更する変更手段とを備えることを特徴
    とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】 第1のデータを記録媒体の第1のデータ
    記録領域に記録、または再生し、第2のデータを前記記
    録媒体の第2のデータ記録領域に記録、または再生する
    記録再生方法において、 前記第1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥
    を、前記第1または第2のデータを前記第1または第2
    のデータ記録領域に記録または再生することができなか
    った回数から検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出した前記欠陥を含む前記第1の
    データ記録領域の一部の領域を、前記第2のデータ記録
    領域の一部の領域に変更する変更ステップとを含むこと
    を特徴とする記録再生方法。
  7. 【請求項7】 第1のデータを記録媒体の第1のデータ
    記録領域に記録、または再生し、第2のデータを前記記
    録媒体の第2のデータ記録領域に記録、または再生する
    記録再生装置において、 前記第1または第2のデータ記録領域に発生した欠陥
    を、前記第1または第2のデータを前記第1または第2
    のデータ記録領域に記録または再生することができなか
    った回数から検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出した前記欠陥を含む前記第1の
    データ記録領域の一部の領域を、前記第2のデータ記録
    領域の一部の領域に変更する変更ステップとを含む処理
    を記録再生装置に実行させるコンピュータが読み取り可
    能なプログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
  8. 【請求項8】 記録媒体のデータ記録領域に発生した欠
    陥を検出する検出手段と、 前記検出手段により前記欠陥が検出されたとき、その位
    置を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記欠陥の位置を前記記録媒
    体に記録する記録手段と、 前記記憶手段に記憶された前記欠陥の位置が前記記録媒
    体に記録される迄の間、前記欠陥を含む所定の範囲の領
    域から、そこに記録されているデータを再生する再生手
    段とを備えることを特徴とする再生装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体のデータ記録領域に発生した欠
    陥を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで前記欠陥が検出されたとき、その位
    置を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記欠陥の位置を前記記
    録媒体に記録する記録ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記欠陥の位置が前記記
    録媒体に記録される迄の間、前記欠陥を含む所定の範囲
    の領域から、そこに記録されているデータを再生する再
    生ステップとを含むことを特徴とする再生方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体のデータ記録領域に発生した
    欠陥を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで前記欠陥が検出されたとき、その位
    置を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記欠陥の位置を前記記
    録媒体に記録する記録ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記欠陥の位置が前記記
    録媒体に記録される迄の間、前記欠陥を含む所定の範囲
    の領域から、そこに記録されているデータを再生する再
    生ステップとを含む処理を再生装置に実行させるコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムを提供することを特
    徴とする提供媒体。
JP32032998A 1998-11-11 1998-11-11 記録装置および方法、並びに記録媒体 Expired - Fee Related JP4174696B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32032998A JP4174696B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 記録装置および方法、並びに記録媒体
CN99127370A CN1258073A (zh) 1998-11-11 1999-11-11 记录和/或再现设备和方法以及分配媒体
KR1019990049875A KR20000035410A (ko) 1998-11-11 1999-11-11 데이터 기록 장치 및 방법과, 데이터 재생 방법 및 기록매체
SG9905624A SG94340A1 (en) 1998-11-11 1999-11-11 Apparatus and method for recording, apparatus and method for reproduction, apparatus and method for recording/reproducing, and distribution medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32032998A JP4174696B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 記録装置および方法、並びに記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000149427A true JP2000149427A (ja) 2000-05-30
JP4174696B2 JP4174696B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=18120274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32032998A Expired - Fee Related JP4174696B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 記録装置および方法、並びに記録媒体

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4174696B2 (ja)
KR (1) KR20000035410A (ja)
CN (1) CN1258073A (ja)
SG (1) SG94340A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003536194A (ja) * 2000-06-06 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 記録媒体のようなディスクに対するファイルの即時書き込み又は読み取り方法
US7281194B2 (en) 2001-12-14 2007-10-09 Hitachi, Ltd. Recording method for recording data on a recording medium
JP2009151393A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Nec Corp 記憶媒体制御装置、記憶媒体管理システム、記憶媒体の制御方法、及び記憶媒体の制御プログラム
US7809879B1 (en) 2000-09-26 2010-10-05 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing stream linking in audio/video disk media

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1760689B1 (en) 2004-06-09 2016-03-09 Toyota Motor Kyushu Inc. Musical sound producing apparatus and musical sound producing method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2637386A1 (fr) * 1988-10-04 1990-04-06 Asahi Optical Co Ltd Dispositif de changement de mode pour appareil photographique
JPH06233090A (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 Canon Inc 画像形成装置
JPH07273914A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Canon Inc 画像記録装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003536194A (ja) * 2000-06-06 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 記録媒体のようなディスクに対するファイルの即時書き込み又は読み取り方法
US7809879B1 (en) 2000-09-26 2010-10-05 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing stream linking in audio/video disk media
US9911462B2 (en) 2000-09-26 2018-03-06 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing stream linking in audio/video disk media
US8737805B2 (en) 2000-09-26 2014-05-27 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing stream linking in audio/video media
US7590915B2 (en) 2001-12-14 2009-09-15 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing data to/from a recording medium having a user data area and an information area for storing information about the recording medium
JP2009238364A (ja) * 2001-12-14 2009-10-15 Hitachi Ltd 記録方法、再生方法、記録装置及び再生装置
US7620874B2 (en) 2001-12-14 2009-11-17 Hitachi, Ltd. Recording method for recording data on a recording medium
US7647542B2 (en) 2001-12-14 2010-01-12 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing data to/from a recording medium having a user data area and an information area for storing information about the recording medium
US7657817B2 (en) 2001-12-14 2010-02-02 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing data to/from a recording medium having a user data area and an information area for storing information about the recording medium
US7594155B2 (en) 2001-12-14 2009-09-22 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing data to/from a recording medium having a user data area and an information area for storing information about the recording medium
US8356235B2 (en) 2001-12-14 2013-01-15 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing data to/from a recording medium having a user data area and an information area for storing information about the recording medium
US7281194B2 (en) 2001-12-14 2007-10-09 Hitachi, Ltd. Recording method for recording data on a recording medium
JP2009151393A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Nec Corp 記憶媒体制御装置、記憶媒体管理システム、記憶媒体の制御方法、及び記憶媒体の制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000035410A (ko) 2000-06-26
CN1258073A (zh) 2000-06-28
JP4174696B2 (ja) 2008-11-05
SG94340A1 (en) 2003-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0971358B1 (en) Data processing apparatus and file management method therefor
US20110122759A1 (en) Data Recording Apparatus and System Having Sustained High Transfer Rates
US7747144B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, recording medium, control
US7058770B2 (en) Method and apparatus for controlling the recording of digital information, by using unit management table
JP2002150699A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理方法を記録した記録媒体
US20020009294A1 (en) Information playback apparatus, information processing method and information recording medium
JP3778055B2 (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP3816488B2 (ja) 情報記録装置と情報記録媒体と情報記録方法とプログラム
US20050259542A1 (en) Reproduction device and method, recording medium, and program
US7149757B2 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, control program for information processing apparatus and recording medium having control program recorded thereon for information processing apparatus
JP4174696B2 (ja) 記録装置および方法、並びに記録媒体
JP4066447B2 (ja) 情報処理装置及びデータの処理方法
JP3975586B2 (ja) 記録再生装置および方法、並びにプログラム記録媒体
WO2005029495A1 (ja) 記録装置と記録方法とプログラムを記録した記録媒体
JP4297002B2 (ja) データ記録装置及び記録方法
JP2001043622A (ja) 情報処理装置
JP4304861B2 (ja) 記録再生装置
JP2001169238A (ja) ノンリニア編集装置、ノンリニア編集方法、記録媒体、テスト方法
JP2001057058A (ja) 情報処理装置及び情報記録媒体のアクセス方法
JP5156651B2 (ja) データ記録装置
JP2002216426A (ja) 情報記録システム
WO2005057581A1 (ja) 情報記録装置と情報記録方法とプログラムが記録された記録媒体
WO2001080240A1 (fr) Dispositif de controle de disques, procede de controle de disques et unite de disques
JP2004103240A (ja) データ記録装置
JP2001167520A (ja) 記録再生装置及び通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees