JP2000285653A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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Abstract
信号を記録するリムーバブルのハードディスク装置に適
用して、簡易な処理によりファイルの一部を変更するこ
とができるようにする。 【解決手段】 各ファイルの再生順序を示す再生順序の
データの変更により、ファイルの一部を削除し、またイ
ンサート編集する。
Description
に関し、例えば映像信号を記録するリムーバブルのハー
ドディスク装置に適用することができる。本発明は、各
ファイルの再生順序を示す再生順序のデータの変更によ
り、ファイルの一部を削除し、またファイルを結合する
ことにより、ファイル単位でアクセス可能にファイル管
理する場合でも、簡易な処理によりファイルの一部を変
更することができるようにする。
は、記録媒体として磁気テープを用いたビデオテープレ
コーダが広く利用されるようになされている。このよう
なビデオテープレコーダにおいては、時系列により入力
されるビデオ信号及びオーディオ信号をビデオ信号のフ
ィールド又はフレーム単位で区切って磁気テープに斜め
記録するようになされている。
は、別途磁気テープにビデオ信号を記録し直すことによ
り、例えば誤操作等により記録した不必要な場面を削除
するようになされている。
いては、ハードディスク装置を用いてアプリケーション
プログラム等を記録するようになされており、ハードデ
ィスク装置にあっては、近年、急激に高密度化、小型化
されるようになされている。
は、ハードディスクの記録領域をシステムエントリーエ
リアとデータエリアとに分割し、外部機器より入力され
るファイルをデータエリアに記録すると共に、このデー
タエリアのアクセスに必要なデータをシステムエントリ
ーエリアに記録する。
データエリアへのデータの記録を完了すると、システム
エントリーエリアの内容を更新し、これによりシステム
エントリーエリアを検索して所望のファイルをアクセス
できるようにし、またこのシステムエントリーエリアの
検索により空き領域を検出して所望のファイルを記録で
きるようになされている。また記録したファイルをホス
トコンピュータに出力し、このホストコンピュータによ
りファイルを変更して記録し直すことにより、ファイル
単位で記録再生して所望のファイルを変更できるように
なされている。
記録についても、ハードディスク装置を適用することに
より、小型で、長時間記録可能な記録装置を作成するこ
とができると考えられる。さらにはカメラ一体化ビデオ
テープレコーダと同様の、携帯して所望の被写体を撮像
し得る記録再生装置を構成できると考えられる。
ーソナルコンピュータにおいて利用されるファイル管理
システムをそのまま適用すれば、パーソナルコンピュー
タに接続して簡易に編集システムを構築できると考えら
れる。
た場合にあっても、いちいちファイルを再生して記録し
直すような煩雑な処理を実行することなく、ファイルの
一部に変更を加える処理を簡易に実行できれば、便利で
あると考えられる。ちなみにこの種のビデオ信号による
ファイルにあっては、極めてデータ量の多いファイルも
考えられることにより、パーソナルコンピュータにおい
てファイルの一部に変更を加える場合のように、一旦フ
ァイルを再生して記録し直すとすると、その分ホスト側
の構成が煩雑になる。
更にあっては、一部を削除し、またインサート編集等に
よりファイルを結合する場合等が考えられることによ
り、このような処理によるファイルの変更を簡易に実行
することができれば、便利であると考えられる。
で、ファイル単位でアクセス可能にファイル管理する場
合でも、簡易な処理によりファイルの一部を変更するこ
とができるディスク装置を提案しようとするものであ
る。
め請求項1に係る発明においては、1つのファイルを構
成する複数のブロックの再生順序のデータの変更によ
り、この1のファイルを構成する複数のブロックのうち
の一部ブロックを再生困難に設定する。
のファイルを構成する複数のブロックについて、これら
複数のブロックの再生順序を示す再生順序のデータを有
する場合に、少なくとも2つのファイルの再生順序のデ
ータの変更により、これら2つのファイルの結合する。
イルを構成する複数のブロックの再生順序のデータの変
更により、この1のファイルを構成する複数のブロック
のうちの一部ブロックを再生困難に設定することによ
り、ファイル単位でアクセス可能にファイル管理する場
合でも、この再生順序のデータの変更により、簡易に一
部ブロックを再生困難に設定することができる。
とも2つのファイルの再生順序のデータの変更により、
これら2つのファイルの結合すれば、ファイル単位でア
クセス可能にファイル管理する場合でも、この再生順序
のデータの変更により、簡易にインサート編集等の処理
を実行することができる。
発明の実施の形態を詳述する。
を示すブロック図である。このハードディスク装置1
は、撮像装置、セットトップボックス等に装着されて、
これらの機器より出力されるビデオ信号及びオーディオ
信号を記録する。またこれらの機器に装着された状態
で、又はこれらの装置より取り外されて他のAV機器に
装着された状態で、記録したビデオ信号及びオーディオ
信号を再生して出力する。
れら撮像装置、セットトップボックス等のAV機器2に
着脱自在に保持され、ビデオデータ、オーディオデータ
を所定フォーマットによりデータ圧縮してなるデータ
(以下AVデータと呼ぶ)をこれらのAV機器2との間
で入出力し、またこれらのAVデータの入出力に伴う制
御コマンド、ステータスデータ、アドレス等をこれら機
器との間で入出力する。さらにこのAVデータをハード
ディスク3に記録し、またこのハードディスク3に記録
したAVデータを再生して出力する。
うにフォーマットされる。すなわちハードディスク3
は、情報記録面を内周側領域と外周側領域とに分割し、
外周側領域がシステムエントリーエリアに割り当てられ
る。また内周側領域がデータエリアに割り当てられる。
化され、所定フレーム数のデータ量を単位にして、各ク
ラスタにAVデータが記録されるようになされている。
なおこの実施の形態において、ハードディスク3は、M
PEG(Moving Picture Experts Group)のフォーマッ
トによりデータ圧縮されたAVデータを記録する場合、
1クラスタに1GOP分のAVデータが割り当てられる
ようになされている。
あるブロック番号が割り当てられ、このブロック番号を
基準にしてクラスタ単位でアクセスできるようになされ
ている。なおこの実施の形態では、ブロック番号を4桁
のヘキサ形式により示す。
は、さらにブートエリア、FAT(File Allocation ta
ble )エリア、ディレクトリーエリアに分割され、ブー
トエリアには、ハードディスク3の立ち上げに必要なデ
ータが記録されるようになされている。これに対してF
ATエリア及びディレクトリーエリアには、データエリ
アに記録したAVデータのアクセスに必要なアドレス情
報等が記録される。
タエリアに記録された各ファイルのファイル名と、各フ
ァイルの記録開始位置である先頭ブロックのブロック番
等が記録される。これに対してFATエリアには、各フ
ァイルの先頭ブロックに連続する各ブロックのブロック
番号等が記録される。これによりハードディスク3は、
所望するファイル名の先頭ブロック番号をディレクトリ
ーエリアから検出した後、この先頭ブロック番号に続く
ブロック番号を順次FATエリアから検出することによ
り、1つのファイルを構成する連続するクラスタのアド
レスを検出できるようになされている。
タエリアのブロック番号1234h〜1240hまでの
クラスタにファイル1が記録されている場合に、ファイ
ル1の第1ブロックのブロック番号1234hを示すコ
ードがディレクトリーエリアに記録され、さらにこのブ
ロック番号1234hから続くブロック番号がFATエ
リアの対応する領域に順次記録されるようになされてい
る。なおこの図3においてEOF(End Of File )は、
1つのファイルの最終ブロックを示す識別情報である。
データエリアに記録した各ファイル毎に、図4に示す構
成のファイル管理用データが記録される。すなわちファ
イル管理用データは、先頭8バイトにファイル名が割り
当てられ、続く3バイトに各ファイルの拡張子が割り当
てられるようになされている。さらに続く1バイトにフ
ァイルの属性を示すデータが割り当てられ、続く10バ
イトがリザーブ用のデータに割り当てられる。また続く
2バイトが記録開始時刻のデータに、続く2バイトが記
録日時のデータに割り当てられ、続く2バイトに先頭ブ
ロック番号であるクラスタ番号が割り当てられるように
なされている。なお最後の4バイトには、ファイル長の
データが割り当てられる。
ータエリアのブロック番号(クラスタ番号)に対応して
ブロックアドレスが割り振られ、各ブロックアドレスに
続くクラスタのブロック番号が記録されるようになされ
ている。また図5に示すように、これらブロック番号に
割り当てられていないコードのうち、所定のコードがそ
れぞれ空き領域、欠陥クラスタ、EOFを示す識別情報
に割り当てられるようになされている。
リアをアクセスしてデータエリアの空き領域を検出でき
るようになされている。
は(図2)、例えばSCSI(Small Computer System
Interface )コントローラ、IDE(Intelligent Driv
e Electronics )コントローラ等により形成され、これ
らAV機器2との間で送受するデータ、制御コマンド、
アドレス等の入出力回路を構成する。バッファメモリ5
は、ハードディスク制御回路6とインターフェース制御
回路4との間で入出力するAVデータを一時保持する。
6の制御によりモータ(M)8を駆動し、これによりハ
ードディスク3を所定の回転速度により回転駆動する。
またサーボ回路7は、同様にしてモータ(M)9を駆動
することにより磁気ヘッドをシークさせ、さらにトラッ
キング制御する。
ディスク制御回路6の制御により、記録時、ハードディ
スク制御回路6より入力されるAVデータに誤り訂正符
号を付加すると共に、記録再生系の特性に適した方式に
より符号化処理してビット系列のデータを生成し、この
データにより磁気ヘッドを駆動する。また再生時、リー
ドデータチャンネル部10は、磁気ヘッドより得られる
再生信号を信号処理して再生データを生成し、この再生
データを誤り訂正処理することにより、AVデータを再
生してハードディスク制御回路6に出力する。
ディスク装置1の動作を制御するコントローラであり、
インターフェース制御回路4より入力される制御コマン
ドを解析し、その解析結果に応じて所定の処理手順を実
行することにより全体の動作を制御する。
6は、電源が立ち上げられると、ファイル管理用データ
をAV機器2に通知し、これによりAV機器2よりファ
イル単位でアクセスできるようにする。さらにハードデ
ィスク制御回路6は、上述したシステムエントリーエリ
アのデータを内蔵のメモリにロードする。これによりハ
ードディスク制御回路6は、このロードしたシステムエ
ントリーエリアのデータに従ってデータエリアをアクセ
スすると共に、必要に応じてメモリに保持したシステム
エントリーエリアのデータを更新し、さらにこの更新し
たシステムエントリーエリアのデータによりハードディ
スク3のシステムエントリーエリアを更新するようにな
されている。
V機器2より記録の制御コマンドが入力されると、メモ
リに保持したシステムエントリーエリアのデータを検索
して空き領域を順次検出しながら、対応するクラスタに
順次AVデータを記録するように、全体の動作を制御す
る。さらにこのAVデータの記録に応動してメモリに保
持したFATエリアの対応する領域に順次ブロック番
号、EOFを設定し、さらにディレクトリーエリアにフ
ァイル管理用データを記録する。ハードディスク制御回
路6は、AVデータの記録を完了すると、このように内
蔵のメモリで更新したシステムエントリーエリアのデー
タによりハードディスク3のシステムエントリーエリア
を更新する。
と、メモリに保持したディレクトリーエリアのデータを
検索して対応するファイル管理用データを検出する。さ
らにこのファイル管理用データに記録された先頭ブロッ
ク番号より、順次メモリに保持したFATエリアのデー
タを検索して順次連続するブロック番号を検出する。ハ
ードディスク制御回路6は、このようにして順次対応す
るブロック番号を検出しながら、対応するクラスタを順
次再生するように、全体の動作を制御し、これによりA
V機器2より指定されたファイルを再生して出力する。
ファイルの一部を削除する場合、ハードディスク制御回
路6は、AV機器2からの指示により図1に示す処理手
順を実行する。すなわちハードディスク制御回路6は、
ステップSP1からステップSP2に移り、ここでAV
機器2の指示により1クラスタ分のAVデータを再生し
て出力する。なおこのAVデータの再生は、通常の再生
動作と同様に、FATエリアのデータを順次辿って実行
される。
ップSP3に移り、AV機器2からの制御コマンドによ
り、この再生したクラスタのAVデータについて、ユー
ザーが削除を指示しているか否か判断する。ここで否定
結果が得られると、ハードディスク制御回路6は、ステ
ップSP2に戻る。これによりハードディスク制御回路
6は、ユーザーの選択したファイルについて、順次AV
データを再生して出力する。
している際に、ユーザーが例えば削除の操作子を操作
し、この操作に応動するAV機器2により削除が指示さ
れると、ハードディスク制御回路6は、ステップSP3
において肯定結果が得られることにより、ステップSP
4に移る。ここでハードディスク制御回路6は、直前の
未削除のクラスタ番号(ブロック番号)をメモリに記録
した後、続くステップSP5において、この削除が指示
されてなるクラスタの対応するFATエリアを0000
hにセットする。なおここで0000hは、空き領域を
示すコードである(図5)。
削除が指示されてなるクラスタの対応するFATエリア
に空き領域を示すコードをセットし、このクラスタに記
録されたAVデータをアクセス困難に設定して削除す
る。
ップSP6に移り、ここでAV機器2より削除の終了が
指示されたか否か判断し、否定結果が得られると、ステ
ップSP2に戻る。これによりハードディスク制御回路
6は、順次クラスタ単位でAVデータを再生しながら、
AV機器2の指示に応じて再生したクラスタのFATエ
リアを書き換えてクラスタ単位でAVデータを削除す
る。
V機器2より通知されると、ハードディスク制御回路6
は、ステップSP6において肯定結果が得られることに
より、ステップSP7に移る。ここでハードディスク制
御回路6は、ステップSP4で検出したクラスタ番号に
対応するFATエリアに、続くクラスタ番号を設定する
ことにより、これら2つのクラスタを連結する。なお、
削除するクラスタにファイルの先頭又は末尾のクラスタ
が含まれる場合、ハードディスク制御回路6は、この場
合何らクラスタを連結する必要が無いことにより、この
処理手順を省略して続くステップSP8に移る。
スク制御回路6は、削除したクラスタがファイルの末尾
か否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップ
SP9に移って、ステップSP4で検出したクラスタ番
号に対応するFATエリアにEOFをセットした後、ス
テップSP10に移る。これに対してステップSP8に
おいて否定結果が得られると、ハードディスク制御回路
6は、直接ステップSP10に移る。
ィスク制御回路6は、ファイル管理用データを更新す
る。ここで削除したクラスタにファイルの先頭クラスタ
が含まれていた場合、ハードディスク制御回路6は、フ
ァイル管理用データに割り当てられた先頭ブロック番号
を更新する。また削除したクラスタ数に応じて、ファイ
ル管理用データにおけるファイル長のデータを更新す
る。これに対して削除したクラスタにファイルの先頭ク
ラスタが含まれていない場合、単にファイル管理用デー
タにおけるファイル長のデータを更新する。
新すると、ハードディスク制御回路6は、ステップSP
11に移って、この処理手順を終了する。なおハードデ
ィスク制御回路6は、このようなFATエリア、ファイ
ル管理用データの更新等にあっては、メモリに保持した
システムエントリーエリアのデータを更新した後、この
システムエントリーエリアのデータによりハードディス
ク3のシステムエントリーエリアを書き換えて実行す
る。
トリーエリアのデータを更新する場合には、更新する内
容を別途メモリに記録して保持し、図1に示す処理手順
を終了した後にこの保持した内容によりプレビューの処
理を実行してユーザーの確認が得られた場合にのみ、メ
モリに記録したシステムエントリーエリアのデータを更
新する。
回路6は、図6に示すように、ユーザーにより削除が指
示されたクラスタについて、AVデータを削除すると共
に、このAVデータの削除に対応するようにクラスタを
連結し、またこの削除の処理に対応するようにファイル
管理用データを更新する。なおこの図6に示す例にあっ
ては、編集の前後をそれぞれ符号(A)及び(B)によ
り示し、クラスタ番号1000h〜3002hのクラス
タによる1つのファイルについて、クラスタ番号200
0h〜2500hのAVデータを削除した場合であり、
この場合この削除した直前のクラスタから削除した直後
のクラスタに続くように、FATアドレス1FFFhの
領域に削除した直後のクラスタ番号2501hが記録さ
れることになる。
サート編集が指示された場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。このインサート編集においては、所望の
ファイルに編集点を選定し、この編集点により分割され
るファイルの間に、別途インサートするファイルを挿入
する処理である。ハードディスク制御回路6において
は、これらインサートするファイル、編集点を設定して
なるファイルの指定をAV機器2より受け付け、この処
理手順を実行する。なおこの実施の形態において、この
編集点はクラスタ間に設定される。
テップSP21からステップSP22に移り、ここで編
集点の前側のクラスタとインサートするファイルの先頭
クラスタとを連結する。ここでこの連結の処理は、編集
点の前側のクラスタに対応するFATアドレスの領域
に、インサートするファイルの先頭ブロック番号を割り
当てることにより実行される。
ップSP23に移り、ここでインサートするファイルの
末尾のクラスタと、編集点の後側のクラスタとを連結す
る。ここでこの連結の処理は、この末尾のクラスタに対
応するFATアドレスの領域に、編集点の後側のクラス
タのブロック番号を割り当てることにより実行される。
編集点まで編集点が設定されてなるファイルを再生した
後、インサートするファイルのクラスタを順次再生し、
続いて編集点から元のファイルを再生するように、FA
Tエリアを設定する。
ップSP24に移り、ここでインサートするファイルの
ファイル管理用データを削除する。さらにハードディス
ク制御回路6は、続くステップSP25において、編集
点が設定されてなるファイルのファイル管理用データに
ついて、このインサート編集に対応するようにファイル
長のデータを更新した後、ステップSP26に移ってこ
の処理手順を終了する。
回路6は、図8に示すように、ユーザーにより編集点が
設定されたファイルについて、1つのファイルの途中よ
り他のファイルを再生するように2つのファイルを接続
して1つのファイルを形成し、またこの処理に対応する
ようにファイル管理用データを更新する。なおこの図8
に示す例にあっては、編集の前後をそれぞれ符号(A)
及び(B)により示し、クラスタ番号1000h〜25
00hのクラスタによる1つのファイルについて、クラ
スタ番号2001h及び2002hの間に編集点を設定
し、クラスタ番号2FFFh〜3002hのファイルを
インサートする場合であり、編集点の直前のFATアド
レス2001hによりインサートするファイルの先頭ブ
ロック番号2FFFhが特定され、またインサートする
ファイルの末尾のFATアドレス3002hにより編集
点の直後のブロック番号2002hが特定されるように
なされている。
は、システムエントリーエリアの更新のみにより、簡易
にクラスタ単位で編集処理できるようになされている。
なおこのインサート編集においても、ハードディスク制
御回路6は、メモリ上でFATデータ等を設定してプレ
ビューした後、ユーザーの操作に応動してハードディス
ク3を更新するようになされている。
2)、例えば撮像装置、セットトップボックス等に装着
されて、これらのAV機器2より記録の制御コマンドが
入力されると、この制御コマンドに続いて入力されるA
Vデータがハードディスク制御回路6を介してリードデ
ータチャンネル部10に入力され、ここで記録に適した
フォーマットにより変調されて磁気ヘッドが駆動され、
これによりハードディスク3に記録される。
で、またこれらの機器より取り外されて他のAV機器に
装着された状態で、再生の制御コマンドが入力される
と、磁気ヘッドより得られる再生信号がリードデータチ
ャンネル部10により処理されてAVデータが再生さ
れ、このAVデータがハードディスク制御回路6、イン
ターフェース制御回路4を介してAV機器2に出力され
る。
につき、ハードディスク装置1では、ファイル名の指定
による再生のコマンドが入力されると、対応するファイ
ル管理用データがディレクトリーエリアより検索され、
これによりこの再生の指示されたファイルについて、先
頭ブロック番号(先頭クラスタ番号)が検出される。さ
らにこのブロック番号に対応するFATアドレスの記録
が検索され、この先頭ブロックに続くクラスタのブロッ
ク番号が検出され、以下同様にしたFATエリアの検索
によりファイルの終了ブロックに対応するEOFが検出
されるまで連続するクラスタのブロック番号が順次検出
される。ハードディスク装置1では、このようにしてブ
ロック番号を検出しながら、対応するブロックより順次
AVデータが再生され、このAVデータがAV機器2に
出力される。
は、FATエリアより順次空き領域が検出され、この空
き領域にAVデータが順次記録される。また上述した再
生手順により再生することができるように、さらにはフ
ァイル管理できるように、ファイル管理用データが記録
され、またFATエリアが設定される。
録、再生の処理に加えて、例えばパーソナルコンピュー
タ等に接続されて編集システムが構成され、この編集シ
ステムにおけるホスト側からの指示により、ファイル単
位で記録再生の処理が実行される。またファイルを単位
にして、さらにはクラスタを単位にして編集処理が実行
される。
て、ハードディスク装置1は(図1及び図6)、AV機
器2の指示により順次クラスタを再生しながら、このA
V機器2よりAVデータの削除が指示されると、FAT
エリアの対応する領域が空き領域を示すコード0000
hに更新される。さらに削除したクラスタを飛び越し
て、削除を開始した直前のクラスタより削除を完了した
次のクラスタを再生するように、これら直前クラスタに
対応するFATアドレスの領域が後者のクラスタ番号を
指定するように、FATエリアが更新され、さらに削除
して減少するデータ量に応じてファイル管理用データが
更新される。
先頭の場合、ファイル管理用データにより削除を完了し
た次のクラスタを検出できるように、先頭クラスタ番号
が更新される。また削除するクラスタがファイルの末尾
の場合、削除して新たに末尾となったクラスタの対応す
るFATアドレスにEOFがセットされる。なおこれら
場合にも、ファイル管理用データにおいては、ファイル
長が書き換えられる。
してなるファイルにあっては、続く再生時、この削除し
たクラスタを飛び越すようにして再生され、これにより
いちいちファイルをホスト側に送出して記録し直さなく
ても、クラスタを単位にしてファイルを編集することが
できる。また削除したクラスタにあっては、空き領域と
して別途AVデータを記録することが可能となる。
いては、FATの管理によりファイルの一部を削除する
ことにより、再生して各クラスタの内容を確認しながら
削除することができ、これによりこのハードディスク装
置1により構成される編集システムの使い勝手を向上す
ることができる。
点の設定されてなるファイル名、インサートするファイ
ル名が指定されて、インサート編集が指示されると、ハ
ードディスク装置1においては(図7及び図8)、編集
点の直前クラスタからインサートするファイルの先頭ク
ラスタを再生するように、またインサートするファイル
を順次再生して最後尾のクラスタから編集点の次のクラ
スタを再生するように、それぞれFATエリアが更新さ
れる。これにより2つのファイルを接続して1つのファ
イルが作成され、これに対応するようにファイル管理用
データが更新、削除される。
は、インサート編集する場合でも、いちいちファイルを
ホスト側に送出して記録し直さなくても、クラスタを単
位にしてファイルを編集することができ、その分簡易に
記録した内容を編集処理することができる。
ータの変更により、1つのファイルを構成する一部クラ
スタを空き領域に設定すると共に、この一部クラスタを
飛び越して再生すように設定することにより、ファイル
単位でアクセス可能にファイル管理する場合でも、簡易
な処理により1つのファイルの一部を削除することがで
きる。
より、ファイル単位でアクセス可能にファイル管理する
場合でも、簡易な処理で2つのファイルを結合して、ま
たこのときインサート編集により2つのファイルを結合
することができる。
中に設定された編集点を基準にして2つのファイルを結
合することによりいわゆるインサート編集する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、単に複数のファ
イルを結合する場合にも広く適用することができる。
ムエントリーエリアにFATエリア、ディレクトリーエ
リアを配置し、またデータエリアに連結ファイルデータ
を記録する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、必要に応じて記録媒体に種々のエリアを配置する場
合、さらには連結ファイルデータを種々のエリアに記録
する場合に適用して、上述の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。この場合例えば、ディレクトリーエ
リアをルートディレクトリーとサブディレクトリーとに
別けて管理する場合、さらにはディレクトリーエリアを
データエリアに配置する場合等が考えられる。
序を指示するデータ等をハードディスクに記録する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、要はこの種
の記録再生装置にこの種のデータを一体に保持すれば良
く、例えば不揮発性メモリを内蔵させ、この不揮発性メ
モリに記録するようにしてもよい。
ディスクにAVデータを記録する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、静止画像の画像データを記
録する場合、さらにはAVデータと静止画像の画像デー
タとを混在させて記録する場合等に広く適用して、上述
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
ファイルシステムによりハードディスク3のデータエリ
アを管理する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、種々の管理ファイルシステムにより管理する場合
に広く適用することができる。
をリムーバブルのハードディスク装置に適用する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、相変化型光デ
ィスク装置、熱磁気記録による光ディスク装置等のディ
スク装置、さらにはメモリを搭載したカード形状の記録
媒体を用いた情報記録再生装置等、種々の情報記録再生
装置に広く適用することができる。
ルの再生順序を示す再生順序のデータの変更により、フ
ァイルの一部を削除し、またインサート編集することに
より、ファイル単位でアクセス可能にファイル管理する
場合でも、簡易な処理によりファイルの一部を変更する
ことができる。
のハードディスク制御回路の削除時の処理手順を示すフ
ローチャートである。
図である。
スクの記録領域の説明に供する図表である。
イル管理用データを示す図表である。
図表である。
図表である。
集時の処理手順を示すフローチャートである。
図表である。
ードディスク、5……バッファメモリ、6……ハードデ
ィスク制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】入力データを所定のブロック単位で区切
り、各ブロックにアドレスを割り振って記録媒体に記録
し、前記入力データをファイル単位でアクセス可能に管
理する情報記録再生装置において、 1つのファイルを構成する複数の前記ブロックの再生順
序のデータの変更により、前記1のファイルを構成する
複数のブロックのうちの一部ブロックを再生困難に設定
することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】前記再生順序のデータは、 前記各ブロックに対応する領域に、続いて再生するブロ
ックの前記アドレスを示すコードを設定して形成され、 前記再生順序のデータの変更は、 前記一部のブロックに対応する前記コードを空き領域を
示すコードに設定すると共に、前記一部のブロックを飛
び越して再生するように、対応する領域の前記コードを
設定して実行されることを特徴とする請求項1に記載の
情報記録再生装置。 - 【請求項3】入力データを所定のブロック単位で区切
り、各ブロックにアドレスを割り振って記録媒体に記録
し、前記入力データをファイル単位でアクセス可能に管
理する情報記録再生装置において、 1つのファイルを構成する複数の前記ブロックについ
て、前記複数のブロックの再生順序を示す再生順序のデ
ータを有し、 少なくとも2つのファイルの前記再生順序のデータの変
更により、前記2つのファイルを結合することを特徴と
する情報記録再生装置。 - 【請求項4】前記再生順序のデータは、 前記各ブロックに対応する領域に、続いて再生するブロ
ックの前記アドレスを示すコードを設定して形成され、 前記再生順序のデータの変更は、 前記2つのファイルのうちの第1のファイルに設定され
た編集点まで、前記第1のファイルを再生した後、前記
2つのファイルのうちの第2のファイルを再生し、続い
て前記第1のファイルの残るブッロクを再生するよう
に、前記コードを設定して実行させることを特徴とする
請求項1に記載の情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP11086496A patent/JP2000285653A/ja active Pending
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