JP2000134396A - 画像編集装置及び記憶媒体 - Google Patents

画像編集装置及び記憶媒体

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JP2000134396A JP10304626A JP30462698A JP2000134396A JP 2000134396 A JP2000134396 A JP 2000134396A JP 10304626 A JP10304626 A JP 10304626A JP 30462698 A JP30462698 A JP 30462698A JP 2000134396 A JP2000134396 A JP 2000134396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の再入力をしなくとも、同じ入力画像に
対する複数の編集作業を実現できる画像編集装置を提供
すること。 【解決手段】 顧客単位で分類されたデータの集合(カ
スタマーと呼ぶ)7を基本単位とし、各カスタマーは顧
客が過去に使用した画像データの集合(入力画像群)8
と、この画像データを利用して処理した、画像合成サー
ビスの実行単位である複数のオーダー9及び、各オーダ
ーに対応した、その処理内容(結果)を視覚的に認識す
るための画像データである編集結果サムネール画像10
とからデータを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デザインテンプレ
ートと入力画像との合成処理等の画像編集を行い、その
結果を出力する画像編集装置における、データ管理およ
び画面表示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予め色彩やイメージなどがデザイ
ンされ、画像データをはめ込むスペース(画像スロッ
ト)が用意されたフレーム(デザインテンプレート)
に、種々の媒体に記録された画像を合成して出力するサ
ービスや、写真プリントからの引き延ばし、画像に色彩
変換等の特殊効果を加えて出力する等のサービスが行わ
れている。このような処理を行う画像編集装置において
は、通常、表示装置にサービスメニューやテンプレー
ト、編集したい画像データ等を表示し、画面上の所定領
域を選択することによって画像編集装置に対する処理の
指示を与える構成を有している。
【0003】そして、印刷完了後は顧客が実行した編集
作業が、作業の受け付け開始と同時に発行されるオーダ
ー番号や実行したサービス名、作業状態、作業開始時
間、データサイズなどをリスト状にしたオーダーリスト
として表示装置上に文字表示されていた。また、画像の
編集作業はサービス選択、画像入力、編集作業、印刷と
いうステップで処理されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
編集装置においては、編集・印刷作業履歴を示すオーダ
ーリスト上では、枚数やファイルサイズ等の情報はわか
るものの、そのオーダーでどのような画像の印刷が行わ
れたかを視覚的に理解することはできない。このため、
大量のオーダーリストの中から必要なオーダーを探して
再印刷を実行するなどの作業が困難になっている。ま
た、一度編集作業を終了すると、直前に用いたものと同
じ画像であっても、新規に編集作業を始める際にははじ
めから画像を入力しなけれはならなかった。
【0005】本発明の目的は、画像の再入力をしなくと
も、同じ入力画像に対する複数の編集作業を実現できる
画像編集装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の別の目的は、上記のような
問題点を解決し、オーダーリスト上でそのオーダーでど
のような印刷をおこなったかが視覚的に理解できる画像
編集装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の要旨は、
画像データに所定の処理を行い、その結果を処理画像デ
ータとして出力する画像編集装置であって、所定の条件
を満たす画像データを、画像データ群として管理し、画
像データ群に含まれる画像データを、所定の条件を満た
す所定の処理の要求間で共通利用することを特徴とする
画像編集装置に存する。
【0008】さらに、表示手段を有し、顧客及び顧客が
要求した処理についての情報を、その処理結果を表す画
像データと対応付けて表示することが好ましい。
【0009】また、本発明の別の要旨は、装置が実行可
能なプログラムを格納する記憶媒体であって、プログラ
ムを実行する装置を、画像データに所定の処理を行い、
その結果を処理画像データとして出力する装置であっ
て、所定の条件を満たす画像データを、画像データ群と
して管理し、所定の条件を満たす所定の処理の要求に対
して、画像データ群に含まれる画像データを共通利用さ
せることを特徴とする装置として動作させる記憶媒体に
存する。
【0010】本発明の画像編集装置においては、新規に
登録した際に発行される顧客番号と入力画像群は一対で
あり、この単位をカスタマーと定義する。そのカスタマ
ー内では、それら入力画像を対象にした従来のサービス
の実行単位であるオーダーを複数生成することができる
データ構造を持つ。これにより、異なるオーダーであっ
ても同一顧客に対するオーダーであれば画像を入力しな
おすことなく、複数の画像編集サービスを実行すること
が可能となる。
【0011】また、最終的な印刷を実行する前に、確認
を主目的として表示装置上に出力される印刷イメージを
表す画像データを、画像の概略が判別可能な程度の大き
さかつ解像度の画像(サムネール)に変換したファイル
として出力しておき、オーダー履歴のリスト(オーダー
リスト)表示及び/又は印刷キューリスト表示時に用い
る。ただし、その編集したテンプレートが複数ページで
構成されている場合には、印刷可能な最初のページに対
する印刷イメージデータからサムネールを作成する。
【0012】表示装置上には顧客番号のリスト(カスタ
マーリスト)と、その顧客番号に属するオーダーがリス
トが表示されている。カスタマーリストでは、顧客番号
のほかに、入力画像数、オーダー数、作業開始時間、デ
ータサイズなどの属性がテキスト表示される。オーダー
リストでは、カスタマーリストで選択されているカスタ
マー内の各オーダーのサムネールが、そのオーダーで実
行されたサービス名とともにリスト表示され、どのよう
な編集を実行したのかを視覚的に理解させることができ
る。
【0013】表示装置上には、印刷を行っているオーダ
ーや印刷キューとして溜まっているオーダーに関する情
報を表示する領域も用意されている。このとき、オーダ
ーリスト上で用いられているサムネールが表示される。
また印刷キューはオーダー単位にリスト表示され、マウ
ス操作等で選択されたオーダーについてそのサムネール
を表示させることができる。また、現在印刷中のオーダ
ーや印刷キューとして溜まっているオーダーを視覚的に
理解させるためにもサムネールを表示する。ただし、印
刷指定によっては必ずしも最初のページが指定される保
証はないため、キューの作成時にはそのページのサムネ
ールをキューごとに作成して、必要に応じてそれを表示
する。
【0014】そのキューがキャンセルされた場合にはそ
のキューとともにサムネールは破棄される。各サービス
では入力画像群を用いて、デザインテンプレート上の画
像スロットへの画像の貼り付けや、貼り付けた画像に対
して画像処理を施すことができる。このときの画像処理
については、貼り付けたその画像のみに有効なものと、
一度施した処理がカスタマー内のすべてのオーダーで共
通になるもの、の2種類を提供する。前者はセピア・モ
ノクロ・浮き彫り・トリミング・回転といった画像全体
に対する効果を与える処理を指し、後者は赤目・ゴミ・
キズ除去といった画像の一部を修正する処理を指す。ま
た、これらを組み合わせた処理も可能である。
【0015】また、従来のオーダー単位で外部記憶装置
にて保存されたデータを、このカスタマー単位の構造に
変換して、カスタマーリストに追加・組み込む機能も提
供する。これらを実現することで、画像編集装置のオー
ダーリスト上でそのオーダーでどのような印刷が行われ
たかを視覚的に理解させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態となる、デザインテンプレートと入力画像とを合成処
理を行う画像編集装置における、本実施形態の説明に必
要な部分の概略構成を示す図である。
【0017】図1において、1はキーボード・マウスな
どの入力装置、2はシステムのマネージメント制御・入
力画像とデザインテンプレートとの合成処理などを行う
中央処理装置、3は表示に使用する端末、4は印刷装
置、5は画像入力装置、6は磁気ディスクドライブ、光
ディスクドライブなどの外部記憶装置である。以下の説
明において、画像入力装置5はスキャナとする。
【0018】図2は、本実施形態におけるデータ管理の
体系を示す図である。すなわち、データは顧客単位で分
類されたデータの集合(カスタマーと呼ぶ)7を基本単
位とし、各カスタマーは顧客が過去に使用した画像デー
タの集合(入力画像群)8と、この画像データを利用し
て処理した、画像合成サービスの実行単位である複数の
オーダー9及び、各オーダーに対応した、その処理内容
(結果)を視覚的に認識するための画像データである編
集結果サムネール画像10とから構成されている。
【0019】このようなデータ管理構造を採用すること
により、同一顧客に対するオーダーであれば、異なるオ
ーダー及びサービス間で入力画像群に含まれる画像デー
タを共用することができ、同じ画像を何度も入力する手
間を省くことができる。また、オーダー内容を表すデー
タにおいても、使用した画像データを表す番号等の情報
を用いることができ、実際に使用した画像データをオー
ダーデータに含ませる必要が無い。
【0020】編集結果サムネール画像10は、例えば、
実際の出力処理に先だって、編集結果画像を顧客等に確
認させるために画面上に表示する出力イメージデータを
用いて生成することにより、容易に作成することができ
る。すなわち、出力処理に用いる高解像度の画像データ
から直接サムネール画像を作成せずに、十分低解像度の
データとなっている表示用の出力イメージデータからサ
ムネール画像を作成することにより、容易に処理を行う
ことができる。
【0021】カスタマーは、新規な顧客から注文を受け
るたびに生成される。また、既存のカスタマーに対し
て、追加の画像入力を行ったり、オーダーを生成するこ
ともできる。各カスタマー間、および、各オーダー間に
は依存関係はないため、カスタマー単位、オーダー単位
の削除も可能である。
【0022】図3は、画像編集装置の処理における新規
顧客データの取り扱いを示すフローチャートである。ま
ず、画像編集装置の起動後、初期画面は端末上に既存の
顧客に対する、顧客番号等の情報をリスト表示したカス
タマーリストが表示されている画面となっており、マウ
スやキーボードである入力装置1によって画面上で選択
した顧客番号下の詳細情報を表示することができる。
【0023】画像編集装置のオペレータが顧客の新規注
文を受けるとこの画面から処理を開始する。このとき中
央処理装置2は、その顧客が既存の顧客リストに無けれ
ば顧客番号を発行する(ステップS11)。中央処理装
置2は、画像入力装置5からユーザが合成を希望する画
像を読み込む(ステップS12)。この際、読み込んだ
画像データについて、同一顧客内でユニークな番号を付
与する。デザインテンプレートと画像合成を行うために
用意されたサービスのなかから1つを選択させる。この
ときオーダー番号を発行する(ステップS13)。
【0024】サービスが選択されると、中央処理装置2
は記憶装置6に予め記憶された、選択されたサービスに
使用可能なデザインテンプレートの印刷用高解像度画像
データを読み出し、表示装置での表示に適した大きさに
変換して画面に表示する。また、中央処理装置2は画像
入力装置5で読み込んだ画像データのそれぞれについ
て、所定の大きさに縮小した、低解像度の画面表示用画
像データ(入力画像のサムネール画像データ)を作成し
てデザインテンプレートと同画面に表示する。
【0025】それらをユーザに選択させ適時合成処理を
行う(ステップS14)。合成処理は例えばテンプレー
トの高解像度データと入力画像データを用いて行ない、
その結果データから解像度の変換を行って合成結果イメ
ージ表示用の低解像度データを作成して表示装置に表示
する。また、デザインテンプレートの画像スロットの大
きさと、入力画像データの大きさ調整も必要なら合成処
理時に行う。
【0026】中央処理装置2は、デザインテンプレート
と入力画像の合成結果を表示するときに、合成結果イメ
ージ表示用画像データをサムネール画像ファイルとして
記憶装置6に保存する(ステップS15)。この際、テ
ンプレートの選択中にユーザの試行錯誤によって作成さ
れたファイルの様に、すでに同じサービスに対するファ
イルがある場合には、既存ファイルに上書きする。同じ
サービスに対するファイルの特定は、サービス選択時に
発行されたオーダー番号を用いたファイル名を付与する
ことにより可能である。また、デザインテンプレートに
は各々ユニークな番号がつけられている。複数ページか
らなるテンプレートを用いている場合は、最初のページ
についてファイルを作成する。
【0027】中央処理装置は最終的な高解像度の合成結
果を1ページずつ印刷を行い、発生させたオーダー番
号、選択されたテンプレートの番号、実行したサービス
の名称をテキスト形式でオーダー情報に設定する(ステ
ップS16)。印刷処理完了後は、合成処理を繰り返し
実行するかどうかをユーザに尋ねる(ステップS1
7)。続行が指定された場合は、サービスの選択ステッ
プに戻って同じ入力画像群に対してサービスを継続させ
ることができ(ステップS18)、継続が指定されなか
った場合には一切の処理を完了させて顧客履歴情報を更
新後、既存カスタマーリスト表示の画面に戻る。このと
き、カスタマーリスト上ではそれまで編集作業がされて
いたカスタマーが選択状態で表示され、そのカスタマー
内のオーダーのサムネール群がオーダーリスト上に表示
される(ステップS19)。
【0028】図4は、本実施形態における、既存カスタ
マーに対する新オーダー生成処理を示すフローチャート
である。カスタマーリストから、入力画像を追加した
い、または新規にサービスを実行したいカスタマーを選
択し、以降は図3で示した新規注文受付けと同じ処理を
行う。
【0029】本実施形態においては、同一カスタマーに
対して使用した入力画像を蓄積し、サービス又はオーダ
ー間で共有する構成をとることもできるが、画像データ
はデータ量が非常に大きいため、外部記憶装置6に要求
される容量も必然的に大きくなる。そのため、保存して
おく画像データに一定の制限を設けることも可能であ
る。たとえば、最近1ヶ月以内に使用したもの、最近の
10オーダー、或いはデータ量が1GBまでなど、時
間、数、データ容量等、任意の条件(単独或いは組み合
わせ)を用いることができる。
【0030】また、カスタマー情報をリムーバブルな記
憶媒体に保存し、新たなオーダー時に復元することによ
り、本発明による画像編集装置がある場所ならば、いか
なる場所においても共通してカスタマー情報を使用する
ことができる。そのため、カスタマー情報に記憶された
画像を使用するオーダーであれば、編集装置が変わって
も再度画像データを読み込む必要がない。さらに、保存
したあとでカスタマー情報を画像編集装置が使用する記
憶装置から削除することにより、画像編集装置側の記憶
装置の容量が有効に使用できる。高解像度の画像データ
は非常にデータ量が多いため、多くの顧客に対応する画
像編集装置の場合には特にその効果が大きい。
【0031】次に、図5及び図6を用いて、カスタマー
情報の保存処理及び復元処理について説明する。図5
は、本実施形態における、カスタマー情報の保存処理を
示すフローチャートである。保存したい任意の数のカス
タマーをカスタマーリスト上で選択し(ステップS3
1)、カスタマー保存の指定を行う(ステップS3
2)。保存先となる外部記憶装置6を指定し(ステップ
S33)、保存処理可能な状態であればカスタマー保存
を実行する(ステップS38)。もし、保存処理が不可
能な状態であれば再試行するかどうかを尋ね(ステップ
S35)、再試行を選択した場合(ステップS36)
は、再度外部記憶装置の指定をやり直し、再試行を選択
しない場合には保存処理をキャンセルする(ステップS
37)。
【0032】図6は、本実施形態における、外部記憶装
置からのカスタマー情報の復元処理を示すフローチャー
トである。カスタマーの復元処理が選択されると(ステ
ップS41)、復元対象とする外部記憶装置の指定を促
す(ステップS42)。指定された外部記憶装置の状態
をチェックし(ステップS43)、復元処理が可能な状
態であればその記憶媒体上のカスタマーリスト・オーダ
ーリストを表示し(ステップS47)、リストから復元
したい任意の数のカスタマーを選択させ(ステップS4
8)、復元処理の指定を行う(ステップS49)。復元
処理の指定がなされると、選択されたカスタマーに対す
る復元処理を実行する(ステップS50)。復元処理が
完了したらカスタマーリストを更新して表示する(ステ
ップS51)。
【0033】図7は、本実施形態におけるカスタマー情
報の削除処理を示すフローチャートである。削除したい
任意の数のカスタマーをカスタマーリスト上で選択し、
番号を指定する(ステップS61)。次に、選択されて
いるカスタマー(群)を取得する(ステップS62)。
そして、選択されているすべてのカスタマーに対して、
それらに属するすべてのオーダーのステータスをチェッ
クする(ステップS63、64、65、67)。印刷中
のオーダーがない場合にはそのカスタマーを削除し(ス
テップS70)、一つでも印刷中のオーダーがあれば、
そのカスタマーに対する削除は行わない。すべてのカス
タマーに対してチェックが完了した場合にはカスタマー
リスト・オーダーリストの更新を行う(ステップS7
2)。
【0034】図8は、本実施形態における、オーダー情
報の削除処理を示すフローチャートである 。削除
したいオーダーがあるカスタマーをリスト上から選択し
(ステップS81)、そのカスタマーに対するオーダー
リスト上から削除対象とするオーダーを選択する(ステ
ップS82)。そのオーダーが印刷中でなかった場合に
は、そのオーダーを削除し、オーダーリストの更新を行
う(ステップS83、84、85)。
【0035】図9は、本実施形態において表示装置上に
出力されるオーダー管理画面上のカスタマーリスト・オ
ーダーリストの表示例を示す図である。91はオーダー
リスト表示領域、92はカスタマーリスト表示領域の表
示例をそれぞれ示している。オーダーリスト表示領域9
1では、カスタマーリスト表示領域92で選択されてい
るカスタマー下のオーダーが、編集結果サムネール画像
・実行したサービス名・オーダーのステータスを示すア
イコン、で表示される。オーダーリスト表示領域91に
全てのオーダーが表示できない場合は、オーダーリスト
表示領域をスクロール可能として構成し、画面をスクロ
ールすることにより全てのオーダーを表示するようにし
てもよい。
【0036】図9においては、カスタマーリスト表示領
域92で2番目のカスタマーが選択状態になっており、
顧客番号#2が行ったオーダーがサムネール画像ととも
にオーダーリスト表示領域91に表示されていることを
示している。また、オーダーリスト上のサムネールを選
択することにより、そのオーダーの詳細情報を表示する
ことができる。オーダー情報表示領域93には、顧客番
号、オーダー番号のほか、実行したサービスのアイコン
と名称、編集したテンプレートの総ページ数やテンプレ
ート番号、印刷回数が表示される。また、「削除」、
「編集」、「印刷」のボタンを備え、「削除」が選択さ
れた場合には、図8の削除処理が実行される。「編集」
が選択されると再度編集画面を表示する。「印刷」が選
択されると印刷処理が開始する。
【0037】図10は、本実施形態で表示装置上に出力
される印刷管理画面上の印刷キューリストの表示例を示
す図である。印刷管理画面は例えば画面上に用意された
カスタマー/オーダー管理画面と印刷管理画面との切替
ボタンを選択(指示)することにより、任意のタイミン
グで切替表示される。印刷管理画面にはオーダー毎の処
理状況などが印刷キューリストとして表示される。
【0038】オーダー処理状況表示領域101では、プ
リンタの稼動状況を示すテキスト表示とともに、印刷キ
ューリスト表示領域102に表示されている印刷キュー
リストで選択されているオーダーのサムネールが表示さ
れている。印刷キューリストでは、そのキューを発生さ
せたオーダーの番号やサービス名、印刷状態、開始時間
などがリスト表示されている。リスト上先頭のものから
順に印刷されていく。印刷が完了したキューについて
は、リストから削除され、かつ、そのキューに関する情
報すべてが破棄される。すなわち、図10においては、
印刷キューリスト表示領域102では、オーダー番号#
1が印刷中のオーダーで、それ以外のオーダーは印刷待
機状態であることを示している。
【0039】図11は、本実施形態における、同カスタ
マー内の画像処理操作について示す図である。各オーダ
ーでの編集画面では、選択されたテンプレート上の画像
スロットに対して任意の入力画像を指定し、合成するこ
とができるが、このとき、テンプレートにはめ込まれた
画像に対して、様々な画像処理を施すことができる。こ
の画像処理には画像補正と画像修正の2種類があり、前
者はセピア・モノクロ・浮き彫り・トリミング・回転と
いった画像全体に対する効果を与える処理を指し、後者
は赤目・ゴミ・キズ除去といった画像の一部を修正する
処理を指す。画像補正ははめ込まれた画像に対してのみ
有効である。画像修正については、一度修正を行うとカ
スタマー内で共通の画像処理となり、その画像が貼り付
けられたテンプレート上では、その画像には必ずその処
理が加えられている。
【0040】111で示しているオーダーでは、指定し
た117の入力画像をそのままテンプレートの画像スロ
ットに貼り付けている例を示している。一方、112の
オーダーでは、テンプレートに2種類の画像を張りつけ
ている例を示しており、張り付けられている画像は11
7の画像に114の画像補正#1を加えたものと、11
8の画像に115の画像修正#1を加えたものである。
また、113のオーダーでは、118の画像に対して1
16の画像修正#1を行い、さらに115の画像補正#
3を加えた画像をテンプレートに張り付けている。
【0041】図11において、画像修正#1(116)
は、カスタマー内で共通の画像処理であり、その後別の
オーダーで画像118を用いる際には、そのオーダーで
何ら処理を施さなくても画像修正#1(116)が施さ
れた状態となる。
【0042】
【他の実施形態】上述の実施形態においては、カスタマ
ー情報を保存、復元する際、記憶媒体を用いていたが、
画像編集装置にモデムやネットワークカードなどの通信
装置を組み込んで、画像編集装置間で通信することによ
り、顧客が記憶媒体を持たなくとも任意の場所にある画
像編集装置での編集、出力が可能なように構成してもよ
い。
【0043】また、上述の実施形態における表示領域9
1〜93は、画面上の特定領域を固定的に使用してもよ
いし、例えばカスタマーリスト表示領域92のみを表示
しておき、カスタマーが選択されるとオーダーリスト表
示領域91が別のウインドウの形で表示され、オーダー
が選択されるとオーダー情報表示領域93が更に別のウ
インドウの形で表示されるようにしてもよい。表示の方
法は表示デバイスの物理的な表示領域の大きさや表示す
るデータ項目数、量などに応じて決定する。
【0044】上述の実施形態においては、画像編集とし
て画像合成を例として説明したが、合成のみならず変形
や色変換など、いかなる処理であっても本発明を適用す
ることができる。
【0045】また、実施形態においては画像入力装置と
してスキャナを用い、画像データを読み込む場合を説明
したが、予め記憶装置6に用意された画像データを入力
画像データとして用いてもよいし、例えばデジタルカメ
ラで撮影した画像データや、コンピュータで作成された
画像データのように、既に電子データの形式となった画
像データを読み込むようにしてもよい。この場合、電子
データの記録媒体はフラッシュメモリ、磁気記録媒体、
光記録媒体など任意であり、入力方法もいかなる方法で
も良い。
【0046】また、画像データの編集(解像度変換、変
倍処理を含む)については、中央処理装置がソフトウェ
ア的に行っても、専用のハードウェアを用いて処理して
もよい。
【0047】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0048】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0049】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0050】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0051】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理に用いた画像データを顧客毎に共通管理することに
より、同一顧客に対する複数のオーダー間で画像データ
を共通利用することが可能になり、同一画像に対する処
理であれば、異なるオーダーであっても画像データを再
読込する手間が不要となる。また、顧客毎のデータを複
数の装置で共通に利用することができるため、装置が変
わっても過去に使用した画像を用いた画像編集であれば
画像データを再度入力する必要がない。
【0054】また、顧客情報等を表示する管理画面及び
/又は印刷処理中のオーダー管理画面において、処理結
果を表す画像データを表示することにより、多数のオー
ダーから必要なオーダーを容易に判別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である、画像編集装置の要
部概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明におけるデータ管理構造例を示す図であ
る。
【図3】新規顧客に対する処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】既存顧客に対する処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】既存カスタマー情報の保存処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】記憶装置上のカスタマー情報の復元処理を示す
フローチャートである。
【図7】既存カスタマー情報の削除処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】既存カスタマー情報内のオーダー情報の削除処
理を示すフローチャートである。
【図9】カスタマーリスト・オーダーリストの表示例を
示す図である。
【図10】印刷キューリストの表示例を示す図である。
【図11】同カスタマー内の画像処理操作の種類とその
効果について示す図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに所定の処理を行い、その結
    果を処理画像データとして出力する画像編集装置であっ
    て、 所定の条件を満たす前記画像データを、画像データ群と
    して管理し、 前記画像データ群に含まれる画像データを、前記所定の
    条件を満たす前記所定の処理の要求間で共通利用するこ
    とを特徴とする画像編集装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の条件が、同一の顧客によるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の画像編集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像編集装置が表示手段を有し、前
    記顧客及び前記顧客が要求した処理についての情報を、
    その処理結果を表す画像データと対応付けて表示するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像編集装置。
  4. 【請求項4】 前記処理画像データの出力開始前に、前
    記処理画像データから作成した解像度の低いデータを前
    記表示装置に表示することを特徴とする請求項3記載の
    画像編集装置。
  5. 【請求項5】 前記処理結果を表す画像データを、前記
    解像度の低いデータから生成することを特徴とする請求
    項4記載の画像編集装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の処理が、前記画像データと他
    の画像データとの合成処理であることを特徴とする請求
    項1記載の画像編集装置。
  7. 【請求項7】 装置が実行可能なプログラムを格納する
    記憶媒体であって、前記プログラムを実行する装置を、 画像データに所定の処理を行い、その結果を処理画像デ
    ータとして出力する装置であって、 所定の条件を満たす前記画像データを、画像データ群と
    して管理し、 前記所定の条件を満たす前記所定の処理の要求に対し
    て、前記画像データ群に含まれる画像データを共通利用
    させることを特徴とする装置として動作させる記憶媒
    体。
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JP2011204245A (ja) * 2000-08-17 2011-10-13 E Media Ltd 電子化出版物の表示方法

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