JP2004304343A - 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム - Google Patents

画像編集装置、画像編集方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004304343A
JP2004304343A JP2003092567A JP2003092567A JP2004304343A JP 2004304343 A JP2004304343 A JP 2004304343A JP 2003092567 A JP2003092567 A JP 2003092567A JP 2003092567 A JP2003092567 A JP 2003092567A JP 2004304343 A JP2004304343 A JP 2004304343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
editing
main
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003092567A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Momose
宏明 百瀬
Tatsuya Kitazawa
達哉 北沢
Satoshi Nishio
聰 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003092567A priority Critical patent/JP2004304343A/ja
Publication of JP2004304343A publication Critical patent/JP2004304343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させ、ユーザーの利便性を向上させる。
【解決手段】800×600画素の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い160×120画素の解像度で画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集装置であって、複数の画像データの副データに基づいて、複数の画像を一度に表示するインデックス画面を表示し、インデックス画面の中からいずれかの画像が選択された場合、選択された画像に対応する画像データが編集可能になる。このような画像編集装置において、本発明は、画像データが編集された場合、画像データの主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成する。そして、再度、インデックス画面を表示する際に、選択された画像に対応する画像データの副データの代わりに修正データに基づいて、画像を表示する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を記録した画像データを編集するための画像編集装置に関する。また、本発明は、画像編集方法およびこのような画像編集装置を制御するプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データを編集する画像編集装置は、複数の画像データの中から任意の画像データを選択し、選択された画像データに対して回転処理や色調整などの編集を行う。この場合、まず、複数の画像を表示するインデックス画面が、複数の画像データに基づいて、表示装置に表示される。そして、ユーザーは、編集が必要な画像をインデックス画面の中から選択し、選択された画像に対応する画像データの編集を行う。
画像データの記録方式によって、画像データが、高い解像度の主データと、低い解像度の副データとを有することがある。このような記録方式で記録された画像データを用いてインデックス画面を表示する場合、データの読出時間や表示時間を短縮させるため、画像データの副データが用いられている。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第91/014334号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
画像データを編集した後、再度インデックス画面を表示させることがある。しかし、編集結果を適切にインデックス画面に反映しなければ、ユーザーにとって不便である。
本発明は、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることにより、ユーザーの画像編集作業の利便性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための主たる発明は、所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集装置であって、複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集装置において、前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成し、前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示することを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【0006】
【発明の実施の形態】
===開示の概要===
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも以下の事項が明らかとなる。
所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集装置であって、複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集装置において、前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成し、前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示することを特徴とする画像編集装置。このような画像編集装置によれば、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることができる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
【0007】
かかる画像編集装置であって、前記画像データを編集するための画面を表示するとき、編集される前記画像データの前記主データを用いて、前記副データよりも解像度が高い中間データを作成し、前記中間データに基づいて、前記画面を表示することが望ましい。このような画像編集装置によれば、副データよりも高い解像度で画像を記録している中間データを用いて編集処理が行われるので、ユーザーは、編集処理を行うとき、編集処理の対象を明確に把握することができる。また、前記中間データに対する編集結果に応じて、前記画像データを編集し、編集された前記画像データの前記主データに基づいて、前記修正データを作成することが好ましい。このような画像編集装置によれば、修正データは、編集された画像データの主データに基づいて作成されるので、修正データは、編集結果を適切に反映したデータとなる。そのため、この修正データを用いてインデックス画像を表示すれば、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることができる。
【0008】
かかる画像編集装置であって、前記画像データは、前記画像に関する付属データを更に有し、前記画像データの編集は、前記付属データを編集することによって行われることが望ましい。このような画像編集装置によれば、主データを直接的に編集しなくても、付属データの変更・追加等を行うことによって、画像データを編集することができる。かかる画像編集装置であって、前記画像データの編集は、前記画像の回転および前記画像の色調整のうちの少なくとも1つを含むことが好ましい。このような画像編集装置によれば、主データを直接的に編集しなくても、付属データの回転情報や色調整パラメータなどに対して変更・追加等を行うことによって、画像データを編集することができる。
【0009】
かかる画像編集装置であって、前記画像データの編集は、前記画像データの主データを編集することによって行われることが望ましい。このような画像編集装置によれば、主データを直接的に編集することによって、画像データを編集することができる。前記画像データの編集は、前記画像の赤目補正を含むことが好ましい。
【0010】
かかる画像編集装置であって、前記表示された前記複数の画像から少なくとも1つの画像を選択し、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記主データを読み出し、画像をレイアウトするための情報を記録したレイアウトデータを読み出し、読み出された前記レイアウトデータ及び前記主データに基づいて、選択された前記画像をレイアウトした画面を表示することが望ましい。このような画像編集装置によれば、レイアウトされる画像を選択する際に、編集結果を適切に反映したインデックス画像から画像を選択しているので、ユーザーのレイアウト処理の利便性を向上させることができる。
【0011】
所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集方法であって、複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集方法において、前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成し、前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示することを特徴とする画像編集方法。このような画像編集方法によれば、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることができる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
【0012】
所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集する画像編集装置のためのプログラムであって、複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集装置に、前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成する動作と、前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示する動作とを実現させることを特徴とするプログラム。このようなプログラムによれば、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させるように、画像編集装置を制御することができる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
【0013】
===コンピュータシステム等の構成===
コンピュータ本体、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、コンピュータシステムの外観構成を示した説明図である。コンピュータシステム10は、コンピュータ本体12と、表示装置14と、入力装置16と、プリンタ18とを備えている。コンピュータ本体12は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されている。表示装置14は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられる。入力装置16は、本実施形態ではキーボード16Aとマウス16Bが用いられている。プリンタ16は、例えばインクジェット式のプリンタが用いられている。
【0014】
図2は、上記のコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体12が収納された筐体内には、読出装置122と、記憶装置124と、内部メモリ126とが設けられている。読出装置122は、記録媒体に記憶されたデータを読み出すことができる。読出装置122は、本実施形態では、フレキシブルディスクドライブ装置122AとCD−ROMドライブ装置122Bが用いられている。但し、読出装置122は、例えばMO(Magnet Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。記憶装置124は、コンピュータ本体12の指令に従って、種々のデータ(例えば画像データ等)を記憶することができる。この記憶装置124は、例えばハードディスクドライブユニット等である。内部メモリ126は、データの書込・読出・演算のための領域をコンピュータ本体12に提供するための記憶手段である。この内部メモリ126は、例えばRAM等である。
【0015】
コンピュータ本体12の動作を制御するためのコンピュータプログラムは、例えばインターネット等の通信回線を経由して、コンピュータ本体12に接続されている記憶装置124等にダウンロードさせることができる。また、コンピュータプログラムは、コンピュータによる読み取り可能な記録媒体に記録して配布することもできる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクFDやCD−ROMだけでなく、DVD−ROM、光磁気ディスクMO、ハードディスク、メモリ等の各種記録媒体を用いることもできる。そして、このような記録媒体に記録されたデータ(情報)は、読出装置によって、読み取り可能である。
【0016】
===画像データの構造===
図3は、画像データの構造を説明するための図である。画像データとは、所定の画像に関するデータ(情報)である。本実施形態の画像データは、主データと、副データと、付属データとを有する。
主データは、例えば800×600画素の解像度で画像を記録したデータである。なお、本実施形態において、記録する画素のアスペクト比は、1:1の正方画素とする。副データは、例えば160×120画素の解像度で画像を記録したデータである。つまり、副データは、主データよりも低い解像度で画像を記録している。付属データは、例えば、画像データの構成に関する構成データ(画像の幅、画像の高さ、圧縮の種類、画像方向など)、画像データの特性に関する特性データ(再生階調カーブ特性、色度座標値など)、日時データ、タイトルデータ、撮影条件データ(露出時間、Fナンバーなど)など、記録されている画像に関するデータ(情報)を有する。
【0017】
このような画像データは、例えばユーザーがデジタルカメラ等により被写体を撮影することによって、デジタルカメラ内のメモリに作成される。ユーザーがデジタルカメラにより撮影を行うと、デジタルカメラは、デジタルカメラ内のCCDセンサの出力結果に応じて主データと副データとを作成する。また、デジタルカメラは、撮影時のデジタルカメラの設定条件や他のセンサの出力結果等に応じて付属データを作成する。
本実施形態では、記憶装置124又は記録媒体であるフレキシブルディスクFDやCD−ROMに、複数の画像データが格納されている。
【0018】
===画像編集の流れ===
図4は、本実施形態の画像編集処理を説明するためのフロー図である。図5は、画像編集処理中の内部メモリ126内に展開されているデータの内容を仮想的に説明するための図である。なお、以下に説明される動作は、コンピュータ本体12にインストールされたプログラムに基づいて、制御される(但し、ユーザーが行う動作を除く)。このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
【0019】
(S101)図6は、本実施形態の画像編集用プログラムを起動したときに表示装置14上に表示される画面である。この画面上には、複数のボタン(「読出ボタン」及び「編集ボタン」など)と共に、複数の空のフレームが設けられている。まず、ユーザーは、この画面上の「読出ボタン」をクリックし、ユーザーは、複数の画像データが格納されている格納位置を指定する。このとき、コンピュータ本体12は、ユーザーが格納位置を指定できるように、格納位置を指定するための画面を表示装置上に表示する。本実施形態では、複数の画像データが、フレキシブルディスクFDに格納されているものとする。また、本実施形態では、フレキシブルディスクドライブ装置122AはAドライブを割り当てられている。したがって、ユーザーは、フレキシブルディスクドライブ装置122AにフレキシブルディスクFDを挿入し、格納位置としてAドライブを指定することになる。
【0020】
(S102)次に、コンピュータ本体12は、指定された格納位置に格納されている複数の画像データの副データ(および付属データ)を全て読み出す。本実施形態では、フレキシブルディスクFDに8つの画像データ(FILE0001〜FILE0008)が格納されており、8つの副データが読み出されることになる。読み出された副データは、コンピュータ本体12内の内部メモリ126に展開される(図5A参照)。副データは主データと比較して解像度が低いため、副データを全て読み出す作業は、主データを全て読み出す作業と比較して、短時間で終了することができる。
【0021】
(S103)次に、コンピュータ本体は、読み出された複数の副データを用いて、表示装置14にインデックス画面を表示する。なお、インデックス画面とは、複数の画像を一度に表示するための画面である。図7は、表示装置14上に表示されるインデックス画面である。読み出された副データ(および付属データ)に基づく画像が前述の空のフレームの中にはめ込まれるように、インデックス画面が表示装置14上に表示されている。本実施形態では、読み出される副データは8つであるので、16個の空のフレームのうちの8個のフレームに画像がはめ込まれて表示される。副データは主データと比較して解像度が低いため、このときのインデックス画面中の画像は、比較的粗い画像である。しかし、副データは主データよりもデータ量が小さいので、副データに基づいてインデックス画面を表示すれば、表示動作は短時間で終了することができる。また、インデックス表示を行うことにより、ユーザーは、フレキシブルディスク内に記録されている複数の画像データの内容を容易に把握することができる。さらに、インデックス表示を行うことにより、ユーザーは、複数の画像の中から編集が必要な画像を選択することが容易になる。
【0022】
(S104)次に、ユーザーは、インデックス画面に表示された複数の画像の中から、編集を希望する画像を選択する。画像の選択は、ユーザーがキーボード16Aを操作して番号を入力することにより、若しくはユーザーがマウス16Bを操作して画像が表示されている領域をクリックすることにより、行われる。画像が選択されると、コンピュータ本体12は、選択された画像をはめ込んでいるフレームの色や太さを変化させて、表示装置14上に表示する。これにより、ユーザーは、選択された画像がどの画像であるかを容易に把握することができる。そして、ユーザーが画像を選択した後、「編集ボタン」を押すことにより、選択された画像に対応する画像データを編集する動作が開始される。
【0023】
<回転編集の場合>
本実施形態では、ユーザーは、1段目左から3つ目の画像を回転編集するために選択したものとする。なお、このとき選択された画像に対応する画像データは、FILE0003である。
【0024】
(S105 その1)ユーザーが「編集ボタン」を押した後、コンピュータ本体は、選択された画像に対応する画像データの主データ(および付属データ)を読み出す。本実施形態では、選択された画像に対応する画像データはFILE0003なので、コンピュータ本体は、フレキシブルディスクFD内に記録された画像データFILE0003の主データ(および付属データ)を読み出す。なお、このとき読み出されるデータは解像度の高い主データであるが、読み出されるデータの数は1つだけなので、この読出動作は短時間で終了することができる。
【0025】
(S106 その1)次に、コンピュータ本体は、表示装置14上に編集画面を表示する。編集画面を表示装置14上に表示する際、画像表示領域の大きさに合わせて画像を表示するため、コンピュータ本体12は、読み出された主データを縮小した中間データを作成し、作成された中間データを内部メモリ126に展開する(図5B参照)。そして、この中間データを用いて、画像表示領域に画像が表示される。本実施形態では、800×600画素の解像度の主データに基づいて、480×360画素の解像度の中間データを作成する。つまり、中間データは、副データよりも高い解像度で画像を記録している。このような中間データを用いて編集処理を行うことにより、ユーザーは、編集処理の対象を明確に把握することができる。また、中間データは、主データよりも低い解像度で画像を記録しているので、主データを直接的に編集するよりも演算時間が短時間で済み、編集画面に編集結果を短時間に反映させることができる。
【0026】
図8は、表示装置14上に表示される編集画面である。この編集画面上には、複数のボタン(「回転ボタン」、「赤目補正ボタン」、「色調整ボタン」など)と共に、画像を表示するための画像表示領域が設けられている。本実施形態では、この画像表示領域には、FILE0003の主データから作成された中間データに基づいて、木の画像が表示されることになる。ただし、FILE0003の付属データには回転情報が含まれていないため、読み出された主データは回転処理されることなく、木の画像が画像表示領域に横になって表示されている。
そこで、ユーザーは、この木の画像に対して回転編集を行うため、編集画面上の「回転ボタン」を押す。すると、コンピュータ本体12は、内部メモリ126に展開されている中間データを用いて、最初の画像(横になった木の画像)を時計方向に90度回転させた画像を表示装置14に表示する(図9参照)。このとき、既に内部メモリ126に中間データが展開されているので、コンピュータ本体12は、中間データを回転処理したデータまでをも内部メモリ126に作成する必要はない。
【0027】
(S107 その1)編集結果を保存すれば、画像データが編集結果に基づいて編集される。本実施形態では、中間データが時計回りに90度回転するように編集されているので、コンピュータ本体12は、画像データFILE0003の付属データに、「時計回りに90度回転する」旨の回転情報を追加する。つまり、編集された画像データは、元の主データ及び副データと共に、新たに追加された回転情報を含む付属データを有する。なお、ユーザーが編集画面上の「編集終了ボタン」を押せば、画像の編集が終了する。
【0028】
(S108 その1)次に、コンピュータ本体は、編集された画像データの主データと付属データとを用いて、修正データを作成する。ここで、修正データとは、前述の編集結果を反映した画像を記録したデータであって、主データよりも解像度の低いデータである。例えば、この修正データは、副データと同等の160×120画素の解像度で画像を記録したデータである(つまり、修正データは、中間データよりも低い解像度で画像を記録している)。作成された修正データは、内部メモリ126に展開される。既に画像データFILE0003の副データが内部メモリ126に展開されているので、修正データが展開される領域は、この副データと同じ領域であっても良い(図5C参照)。つまり、副データの上に修正データが上書きされても良い。
【0029】
(S109 その1)次に、コンピュータ本体は、内部メモリ126に展開されている修正データと複数の副データとを用いて、表示装置14にインデックス画面を表示する。図10は、修正データを反映したインデックス画面である。このように、本実施形態では、編集処理後にインデックス画面を表示する際に、編集結果を反映してインデックス画面が表示されるように、選択された画像に対応する副データの代わりに修正データに基づいて、インデックス画面を表示している。
【0030】
なお、ユーザーが更に他の画像の編集を希望する場合は、上記のS105〜S109の動作が繰り返される。
【0031】
<赤目補正編集の場合>
本実施形態では、ユーザーは、1段目左から4つ目の画像を赤目補正するために選択したものとする。なお、このとき選択された画像に対応する画像データは、FILE0004である。
【0032】
(S105 その2)ユーザーが「編集ボタン」を押した後、コンピュータ本体は、選択された画像に対応する画像データの主データ(および付属データ)を読み出す。本実施形態では、選択された画像に対応する画像データはFILE0004なので、コンピュータ本体は、フレキシブルディスクFD内に記録された画像データFILE0004の主データを読み出す。なお、このとき読み出されるデータは解像度の高い主データであるが、読み出されるデータの数は1つだけなので、この読出動作は短時間で終了することができる。
【0033】
(S106 その2)次に、コンピュータ本体は、表示装置14上に編集画面を表示する。編集画面を表示装置14上に表示する際、画像表示領域の大きさに合わせて画像を表示するため、コンピュータ本体12は、読み出された主データを縮小した中間データを作成し、作成された中間データを内部メモリ126に展開する。そして、この中間データを用いて、画像表示領域に画像が表示される。本実施形態では、800×600画素の解像度の主データに基づいて、480×360画素の解像度の中間データを作成する。つまり、中間データは、副データよりも高い解像度で画像を記録している。このような中間データを用いて編集処理を行うことにより、ユーザーは、編集処理の対象を明確に把握することができる。特に、本実施形態の場合、ユーザーは、表示されている画像の人の目がフラッシュ撮影によって赤目になっていること、および、その画像における赤目の領域などを明確に把握することができる。
【0034】
図11は、表示装置14上に表示される編集画面である。本実施形態では、この画像表示領域には、FILE0004の主データに基づいて、人の上半身の画像が表示されることになる。
編集画面が表示されたとき、画像表示領域には、人の上半身の画像が表示されている。そこで、ユーザーは、マウス等を操作することによって、赤目になっている目の領域を指定する。そして、ユーザーは、編集画面上の「赤目補正ボタン」を押す。すると、コンピュータ本体12は、内部メモリ126に展開されている中間データを用いて、指定された領域内の赤い色相を有する画素を抽出し、抽出された画素を黒い画素に置き換える。これにより、コンピュータ本体12は、最初の画像(赤目の人の画像)を、黒目の人の画像(以下、赤目修正画像と呼ぶ)に修正して、表示装置14に表示することができる(図12参照)。
【0035】
(S107 その2)編集結果を保存すれば、画像データが編集結果に基づいて編集される。本実施形態では、中間データの指定領域の赤い画素が黒い画素に置き換えられるように編集されているので、コンピュータ本体12は、画像データFILE0004の主データの対応領域の赤い画素を黒い画素に置き換えるように編集する。つまり、編集された画像データの主データは、書き換えられる。また、なお、ユーザーが編集画面上の「編集終了ボタン」を押せば、画像の編集が終了する。
【0036】
(S108 その2)次に、コンピュータ本体は、編集された画像データの主データを用いて、修正データを作成する。ここで、修正データとは、前述の編集結果を反映した画像を記録したデータであって、主データよりも解像度の低いデータである。例えば、この修正データは、副データと同等の160×120画素の解像度で画像を記録したデータである(つまり、修正データは、中間データよりも低い解像度で画像を記録している)。作成された修正データは、内部メモリ126に展開される。既に画像データFILE0004の副データが内部メモリ126に展開されているので、修正データが展開される領域は、この副データと同じ領域であっても良い(つまり、副データの上に修正データが上書きされても良い)。
【0037】
(S109 その2)次に、コンピュータ本体は、内部メモリ126に展開されている修正データと複数の副データとを用いて、表示装置14にインデックス画面を表示する。図13は、修正データを反映したインデックス画面である。このように、本実施形態では、編集処理後にインデックス画面を表示する際に、編集結果を反映してインデックス画面が表示されるように、選択された画像に対応する副データの代わりに修正データに基づいて、インデックス画面を表示している。
なお、単に編集結果を反映したインデックス画面を表示するだけならば、副データの赤い画素を抽出して赤目補正をし、副データから作成した修正データをインデックス画面に表示することも可能である。しかし、副データは解像度が低いため、赤目補正のように画素を抽出して演算を行うような処理を行うのに不向きである。そこで、本実施形態では、解像度の高い主データを用いて赤目補正を行い、赤目補正が行われた主データを用いて低い解像度の修正データを作成しているのである。これにより、修正データは赤目補正の結果を適切に反映したものとなり、この修正データを用いたインデックス画面は赤目補正の結果を適切に反映したものとなる。
【0038】
(S110)インデックス画面の中に編集すべき画像がなければ、ユーザーは、次に行われるレイアウト編集のため、インデックス画面に表示された複数の画像の中から、複数の画像を選択する。画像の選択は、ユーザーがキーボード16Aを操作して番号を入力することにより、若しくはユーザーがマウス16Bを操作して画像が表示されている領域をクリックすることにより、行われる。
【0039】
(S111)コンピュータ本体は、選択された複数の画像のレイアウト編集を行う。このレイアウト編集については、後述する。
【0040】
本実施形態の画像編集装置では、800×600画素の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い160×120画素の解像度で画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集装置であって、複数の画像データの副データに基づいて、複数の画像を一度に表示するインデックス画面を表示し、インデックス画面の中からいずれかの画像が選択された場合、選択された画像に対応する画像データが編集可能になる。副データは主データと比較して解像度が低いため、このような画像編集装置は、インデックス画面を短時間に表示することができる。
【0041】
そして、本実施形態の画像編集装置では、画像データが編集された場合、画像データの主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成する。そして、再度、インデックス画面を表示する際に、選択された画像に対応する画像データの副データの代わりに修正データに基づいて、画像を表示する。このような画像編集装置によれば、主データから作成された修正データを用いてインデックス画面を表示しているので、編集結果を明瞭に反映することができる。仮に副データから修正データを作成すると、副データは主データと比較して解像度が低いため、明瞭に編集結果を反映できない。つまり、本実施形態の画像編集装置によれば、画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることができる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
【0042】
また、本実施形態の画像編集装置では、画像データを編集するための編集画面を表示するとき、▲1▼編集される画像データの主データを用いて、480×360画素の解像度の中間データを作成し、▲2▼この中間データに基づいて、編集画面を表示する。このような画像編集装置によれば、副データよりも高い解像度で画像を記録している中間データを用いて編集処理が行われるので、ユーザーは、編集処理を行うとき、編集処理の対象を明確に把握することができる。
【0043】
===レイアウト編集の流れ===
<レイアウトデータの作成について>
レイアウト編集が行われる前に、まず、画像の配置に関するデータであるレイアウトデータを用意する必要がある。このレイアウトデータは、例えばインターネットを介して規定のレイアウトデータをダウンロードしても良いし、以下に説明されるように、ユーザーがレイアウトデータを作成しても良い。
図14は、レイアウトデータを作成する際のレイアウトデータ作成画面である。コンピュータ本体は、このようなレイアウトデータ作成画面を表示装置に表示させる。
【0044】
レイアウト作成画面W1の中には、印刷領域を表現するための基準フレームFが設けられている。この基準フレームFの中において、ユーザーがマウスを操作することによって、画像をはめ込むためのフレームが作成される。このフレームは、ユーザーがマウスの操作によって左上の点及び右下の点を指定することによって、基準フレーム内での位置が決定される。本実施形態では、基準フレームFの中に、3つのフレーム(第1フレームF1、第2フレームF2、第3フレームF3)が作成されている。なお、3つのフレームは、ユーザーが決定した順番に番号が付けられている。各フレームの背景を決定するため、本実施形態では、基準フレーム内に画像がはめ込まれている。基準フレーム内にはめ込む画像として、任意の画像データがユーザーによって指定される。本実施形態の場合、基準フレーム内にはめ込む画像データは、FILE0000である。また、本実施形態の場合、3つのフレームには、はめ込む画像を指定しない。
【0045】
図15は、レイアウトデータによって配置される画像の位置の説明図である。基準フレームの左上の点を原点として、座標が定義されている。基準フレームの右下の点の座標は、印刷領域によって決定されるデフォルト値である。但し、ユーザーは紙の大きさを指定することができるので、ユーザーが紙の大きさを指定すれば、この印刷領域を変更することは可能である。各フレームの左上の点及び右下の点の座標は、ユーザーがレイアウト作成画面上でマウスを操作することによって入力した点に基づいて、原点を基準に決定される。
【0046】
図16は、レイアウトデータの内容の説明図である。レイアウトデータは、付属データと、基準フレームデータと、第1〜3フレームデータとを有する。この付属データは、例えば、レイアウトデータの作成者名、タイトル、コメント等のレイアウトデータに関するデータを有する。基準フレームデータは、例えば、背景となる画像データ名(この場合はFILE0000)や座標を有する。
但し、座標データに変えて、用紙サイズデータや余白データなどを有していても良い。各フレームデータは、そのフレームにはめ込む画像データ名、フレームの座標、および回転データや位置合わせデータを有する。回転データとは、画像データを回転させてはめ込む際の回転角度の情報である。また、位置合わせデータは、フレームの大きさとはめ込む画像データの大きさが合わない場合、又は、フレームのアスペクト比とはめ込む画像データのアスペクト比が異なる場合に、どのようにフレームに画像データの画像をはめ込むかを指定する情報である。例えば、位置合わせデータは、「画像がフレームより小さい場合、フレームの上と合わせるように画像を配置する」とか、「画像がフレームより小さい場合、フレームの中央に合わせるように画像を配置する」などの情報である。
作成されたレイアウトデータは、記憶装置124やフレキシブルディスクFD等に記憶される。
【0047】
<レイアウト編集について>
図17は、レイアウト編集を説明するための図である。レイアウト編集の際に、コンピュータ本体は、画像データの主データ及びレイアウトデータを読み出す。この場合に読み出される画像データは、上記S110において選択された画像に対応する画像データである。本実施形態では、レイアウト編集のため、上記S110において画像データFILE0002、FILE0003およびFILE0004の3つの画像データが順に選択されたものとする。
【0048】
まず、コンピュータ本体は、レイアウトデータの基準フレームデータを読み出す。そして、コンピュータ本体は、読み出された基準フレームデータの画像データ名がFILE0000であるので、画像データFILE0000の主データを更に読み出す。また、コンピュータ本体は、読み出された基準フレームデータの座標及び回転データ・位置合わせデータに基づいて、画像データFILE0000の主データを加工し、加工された主データを用いた画像を基準フレームFにはめ込む。
【0049】
次に、コンピュータ本体は、レイアウトデータの第1フレームデータを読み出す。そして、コンピュータ本体は、読み出された第1フレームデータの画像データ名が定義されていないので、最初に選択された画像データFILE0002の主データを更に読み出す。また、コンピュータ本体は、読み出された第1フレームデータの座標及び回転データ・位置合わせデータに基づいて、画像データFILE0002の主データを加工し、加工された主データを用いた画像を第1フレームF1にはめ込む。
コンピュータ本体は、第1フレームへの画像のはめ込みと同じ動作を、第2フレーム及び第3フレームについても行う。
この結果、基準フレーム内のフレームに画像がはめ込まれたレイアウト画像が完成する。
【0050】
なお、フレームに画像をはめ込んだ状態から、レイアウト画像を編集することができる。例えば、フレーム内にはめ込まれる画像を変更したり、フレームの大きさや位置を変更したりすることが可能である。また、フレームに画像をはめ込んだレイアウト画像を記録したレイアウトデータを保存することもできる。この場合、保存されたレイアウトデータの各フレームデータには、はめ込まれるべき画像データ名が記録されている。例えば、本実施形態の場合、第1フレームデータの画像データ名にはFILE0002が記録されることになる。
【0051】
本実施形態の画像編集装置によれば、レイアウトされる画像を選択する際に、編集結果を適切に反映したインデックス画像から画像を選択しているので、ユーザーのレイアウト処理の利便性を向上させることができる。
【0052】
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、主として画像編集装置や画像編集方法について記載されているが、その中には、プログラム、記憶媒体、コンピュータシステム、表示画面、画面表示方法、表示装置、記録装置等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としての画像編集装置等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
【0053】
<画像データについて>
前述の実施形態によれば、画像データは、主データ、副データおよび付属データを有していた。しかし、画像データの記録形式は、これに限られるものではない。要するに、画像データは、所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で画像を記録した副データとを有していればよい。 また、画像データは、その他の情報を有していても良い。例えば、副データのための付属データなどを有していても良い。
【0054】
<画像編集について>
前述の実施形態によれば、画像編集は、画像の回転や赤目補正であった。しかし、画像編集は、これに限られるものではない。
例えば、画像編集は、画像の色の調整であってもよい。なお、画像の色を調整した場合、コンピュータ本体は、画像データの付属データのうちの色調整パラメータを変更・追加等することによって、画像データを編集する。
【0055】
<修正データについて>
前述の実施形態によれば、修正データの解像度は、副データと同等の160×120画素であった。しかし、修正データの解像度は、これに限られるものではない。要するに、修正データは、前述の編集結果を反映した画像を記録したデータであって、主データよりも解像度の低いデータであればよい。
例えば、修正データを360×240画素の解像度にすれば、インデックス画面を表示するときに、この修正データを用いた画像は、副データを用いた他の画像と比較して明瞭に表示されるので、ユーザーは修正結果を容易に把握することができる。なお、この場合、修正前の画像データの副データのデータ量と修正データのデータ量とは異なるため、内部メモリに展開されている修正前の画像データの副データと同じ領域に、修正データを展開することはできない。そのため、修正データは、内部メモリの別の領域に展開される。
【0056】
【発明の効果】
画像編集の結果を適切にインデックス画面に反映させることにより、ユーザーの画像編集作業の利便性を向上させることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータシステムの外観構成の説明図
【図2】コンピュータシステムの構成を示すブロック図
【図3】画像データの構造の説明図
【図4】画像編集処理のフロー図
【図5】内部メモリに展開されているデータの内容の説明図
【図6】最初の画面の説明図
【図7】インデックス画像の説明図
【図8】回転処理前の編集画面の説明図
【図9】回転処理後の編集画面の説明図
【図10】修正データを反映したインデックス画面の説明図
【図11】赤目補正前の編集画面の説明図
【図12】赤目補正後の編集画面の説明図
【図13】修正データを反映したインデックス画面の説明図
【図14】レイアウトデータ作成画面の説明図
【図15】レイアウトデータによって配置される画像の位置の説明図
【図16】レイアウトデータの内容の説明図
【図17】レイアウト編集の説明図
【符号の説明】
10 コンピュータシステム
12 コンピュータ本体
14 表示装置
16 入力装置
18 プリンタ
122 読出装置
122A フレキシブルディスクドライブ装置
122B CD−ROMドライブ装置
124 記憶装置(ハードディスクドライブユニット)
126 内部メモリ(RAM)
F 基準フレーム
F1〜F3 第1〜第3フレーム

Claims (10)

  1. 所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集装置であって、
    複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、
    表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集装置において、
    前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成し、
    前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示することを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記画像データを編集するための画面を表示するとき、
    編集される前記画像データの前記主データを用いて、前記副データよりも解像度が高い中間データを作成し、
    前記中間データに基づいて、前記画面を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項2に記載の画像編集装置であって、
    前記中間データに対する編集結果に応じて、前記画像データを編集し、
    編集された前記画像データの前記主データに基づいて、前記修正データを作成する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像編集装置であって、
    前記画像データは、前記画像に関する付属データを更に有し、
    前記画像データの編集は、前記付属データを編集することによって行われることを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項4に記載の画像編集装置であって、
    前記画像データの編集は、前記画像の回転および前記画像の色調整のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする画像編集装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像編集装置であって、
    前記画像データの編集は、前記画像データの主データを編集することによって行われることを特徴とする画像編集装置。
  7. 請求項6に記載の画像編集装置であって、
    前記画像データの編集は、前記画像の赤目補正を含むことを特徴とする画像編集装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像編集装置であって、
    前記表示された前記複数の画像から少なくとも1つの画像を選択し、
    前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記主データを読み出し、
    画像をレイアウトするための情報を記録したレイアウトデータを読み出し、
    読み出された前記レイアウトデータ及び前記主データに基づいて、選択された前記画像をレイアウトした画面を表示する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  9. 所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集するための画像編集方法であって、
    複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、
    表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集方法において、
    前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成し、
    前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示することを特徴とする画像編集方法。
  10. 所定の解像度で画像を記録した主データと、この主データよりも低い解像度で前記画像を記録した副データとを有する画像データを編集する画像編集装置のためのプログラムであって、
    複数の前記画像データの前記副データに基づいて、複数の画像を表示し、
    表示された前記複数の画像のいずれかが選択された場合、選択された前記画像に対応する前記画像データが編集可能になる画像編集装置に、
    前記画像データが編集された場合、前記画像データの前記主データを用いて、編集結果に基づいて、この主データよりも解像度の低い修正データを作成する動作と、
    前記複数の画像を表示する際に、前記選択された前記画像に対応する前記画像データの前記副データの代わりに前記修正データに基づいて、前記画像を表示する動作と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
JP2003092567A 2003-03-28 2003-03-28 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム Pending JP2004304343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003092567A JP2004304343A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003092567A JP2004304343A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004304343A true JP2004304343A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33405615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003092567A Pending JP2004304343A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004304343A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127191A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像データ補正装置および画像表示装置ならびにそれらの制御方法
JP2010218563A (ja) * 2010-04-14 2010-09-30 Fujifilm Corp 画像表示装置およびその制御方法
JP2011229181A (ja) * 2006-03-16 2011-11-10 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びプレビュー表示方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099755A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Canon Inc 画像表示装置、入力操作方法および記憶媒体
JP2000134396A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Canon Inc 画像編集装置及び記憶媒体
JP2000295571A (ja) * 1990-03-15 2000-10-20 Eastman Kodak Co 全及び減小解像度画像の多形式記憶装置を備えた電子式静止画像化装置
JP2001056867A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 A I Soft Inc 画像データ処理装置、画像データセットを記録した媒体、画像データ処理プログラムを記録した媒体および画像データ処理方法
JP2001333372A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Fuji Photo Film Co Ltd 縮小画像表示制御装置および方法
JP2002152502A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Fuji Photo Film Co Ltd 画像縮小方法および装置並びに記録媒体
JP2002218205A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Sharp Corp 印刷装置および印刷方法
JP2002277988A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000295571A (ja) * 1990-03-15 2000-10-20 Eastman Kodak Co 全及び減小解像度画像の多形式記憶装置を備えた電子式静止画像化装置
JP2000099755A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Canon Inc 画像表示装置、入力操作方法および記憶媒体
JP2000134396A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Canon Inc 画像編集装置及び記憶媒体
JP2001056867A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 A I Soft Inc 画像データ処理装置、画像データセットを記録した媒体、画像データ処理プログラムを記録した媒体および画像データ処理方法
JP2001333372A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Fuji Photo Film Co Ltd 縮小画像表示制御装置および方法
JP2002152502A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Fuji Photo Film Co Ltd 画像縮小方法および装置並びに記録媒体
JP2002218205A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Sharp Corp 印刷装置および印刷方法
JP2002277988A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127191A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像データ補正装置および画像表示装置ならびにそれらの制御方法
JP2011229181A (ja) * 2006-03-16 2011-11-10 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びプレビュー表示方法
JP2010218563A (ja) * 2010-04-14 2010-09-30 Fujifilm Corp 画像表示装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7239328B2 (en) Lossless manipulation of media objects
US6750890B1 (en) Method and device for displaying a history of image processing information
US8004584B2 (en) Method and apparatus for the creation of compound digital image effects
JP4814337B2 (ja) 画像合成装置、画像合成方法、画像合成プログラム、集積回路
US20120290930A1 (en) Image application performance optimization
JP2009112033A (ja) わずかなひずみベクトルデータセットを用いて非均一な画像再マッピングを行うカメラ、他の画像化装置、及び方法
JP2004228994A (ja) 画像編集装置、画像のトリミング方法、及びプログラム
JP2009246822A (ja) 画像編集方法及びその装置
JP3812563B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2004304343A (ja) 画像編集装置、画像編集方法およびプログラム
US6122069A (en) Efficient method of modifying an image
JP2006350462A (ja) アルバム画像作成装置、及びアルバム画像作成プログラム
JPH0991410A (ja) パノラマ画像合成システム
JP2010154365A (ja) 色補正装置、カメラ、色補正方法および色補正用プログラム
JP3832894B2 (ja) 画像合成装置
JP2004056641A (ja) 画像ファイル編集方法、画像ファイル編集装置、及び画像ファイル編集プログラム
JP4783073B2 (ja) カメラ及びこのカメラの表示制御装置とその表示制御方法
JP3302236B2 (ja) パノラマ画像合成装置とパノラマ画像の作成方法
JP2007194939A (ja) 画像データのサムネイル表示
JP2006172021A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2010200362A (ja) カメラ及びこのカメラの表示制御装置とその表示制御方法
JPH0991407A (ja) パノラマ画像合成システム及びパノラマ画像合成方法
JPH10232946A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2003348334A (ja) 画像合成方法およびプログラム
JP2004013335A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050330

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050330

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101118