JPH0756817A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH0756817A
JPH0756817A JP5217937A JP21793793A JPH0756817A JP H0756817 A JPH0756817 A JP H0756817A JP 5217937 A JP5217937 A JP 5217937A JP 21793793 A JP21793793 A JP 21793793A JP H0756817 A JPH0756817 A JP H0756817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
backup
patrol check
control circuit
patrol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5217937A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2546163B2 (ja
Inventor
Hiroyoshi Iketani
拡美 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5217937A priority Critical patent/JP2546163B2/ja
Publication of JPH0756817A publication Critical patent/JPH0756817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2546163B2 publication Critical patent/JP2546163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不揮発性メモリを使用し、パトロールチェッ
ク機能およびバックアップ機能を備えた半導体記憶装置
において、入力電源断であるバックアップ動作期間中、
情報記憶の信頼度を向上し、しかも、少ない所要電力で
メモリのパトロールチェックができるようにする。 【構成】 入力電源1が断であるバックアップ動作期間
中、バックアップ制御回路8は電源アラーム6の入力に
より、メモリアクセス信号制御回路24を制御して、メ
モリ部33をバックアップ状態に移行したのち、パトロ
ールチェック制御回路12を制御し、定期的にパトロー
ルチェックを実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関し
て、特に入力電源断時のバックアップ電源による情報の
保持動作を行う半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体記憶装置が任意に備える
機能として、バックアップ機能とパトロールチェック機
能がある。このバックアップ機能は、入力電源断時に電
池などのバックアップ電源からの給電により、揮発性メ
モリをバックアップ状態、いいかえればセルフリフレッ
シュ状態に移行させて、メモリの情報保持を行う機能で
ある。
【0003】この入力電源正常時を通常動作期間と言
い、入力電源断時のバックアップ電源による給電期間を
バックアップ期間と言う。
【0004】また、パトロールチェック機能は、誤り訂
正符号(ECC)による誤り検出・訂正機能により、D
RAMなどのメモリICの記憶素子のソフトエラーの蓄
積による影響を回避するため、いいかえれば、蓄積され
た誤りビット数が訂正可能なビット数を越えないように
するため、全アドレスを対象に読み出しと誤り検出時の
訂正・書き込みを周期的に実施する機能である。
【0005】なお、上記誤り検出・訂正機能は、例えば
データ32ビット+ECC7ビットのワード構成によ
り、ECCビットも含めた1ビット誤りの訂正と2ビッ
トの誤り検出である。
【0006】従来の半導体記憶装置では、入力電源正常
時である通常動作期間中には、パトロールチェックを実
施している。このパトロールチェックは、リフレッシュ
と同時に、例えば15μ秒ごとに0.5μ秒の期間に実
施し、この期間は、上位装置からの書き込み/読み出し
のアクセスが保留される。
【0007】そして、半導体記憶装置内のメモリが、複
数のメモリブロックで構成される場合、パトロールチェ
ックを実施するメモリブロックでは、このリフレッシュ
/パトロールチェック期間中に、1個のRASアドレス
と1個のCASアドレスが入力し、1サイクルのリフレ
ッシュと1個のアドレスのパトロールチェックが行われ
る。
【0008】このパトロールチェックを実施しないメモ
リブロックでは、1個のRASアドレスのみが入力し、
リフレッシュのみが行われる。この結果、15μ秒ごと
に1個のアドレスのパトロールチェックが実施されるこ
とになり、全アドレスが1Mワードであれば、全アドレ
スのパトロールチェック所要時間は、15μ秒/ワード
×1Mワード=15.7秒となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体記憶装置では、入力電源正常時である通常動作期
間中に、パトロールチェックを行うが、このパトロール
チェックは半導体記憶装置のほぼ全部の回路に給電する
必要があることから、多大の電流を必要とするうえ、そ
のパトロールチェックの所要時間も長時間を必要とす
る。
【0010】このため、バックアップ期間中には、パト
ロールチェックを実施しないため、バックアップ期間が
長時間に及ぶ場合、誤りが蓄積されてバックアップから
の復旧後の誤り検出・訂正が不可能になる可能性が大き
いという問題があった。
【0011】本発明は、このような問題を解決するもの
で、入力電源断であるバックアップ動作期間中、メモリ
のバックアップ状態を解除して、メモリの各アドレスに
おいてパトロールチェックを定期的に実施する手段を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体記憶
装置は、入力電源断であるバックアップ動作期間中、メ
モリのバックアップ状態を解除して、パトロールチェッ
ク処理を起動し、メモリの各アドレスに少なくとも1回
のパトロールチェックを実施する手段と、このパトロー
ルチェックの終了によりメモリをバックアップ状態に復
元する手段と、このパトロールチェックを定期的に実施
する手段とを備えている。
【0013】
【作用】本発明は、入力電源断であるバックアップ動作
期間中でも、情報記憶の信頼度を大幅に向上することが
でき、しかもメモリ部の消費電流を大幅に低減すること
ができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係る半導体記憶装置の一実施
例を示すブロック図である。同図において、1は入力電
源、2は充電回路であり、この充電回路2は入力電源1
により充電される。3は電池、4は電源切り換え部であ
り、この電源切り換え部4は、入力端子4aに電池3の
電源が入力し、入力端子4bに入力電源1の電源が入力
し、入力電源1の正常時にはこの入力電源1の電源を選
択して、出力端子4cから内部電源5として出力し、入
力電源1の切断時であるバックアップ動作時には、電池
3の電源を選択して出力端子4cから内部電源5として
出力すると共に、出力端子4dから電源アラーム6を出
力する。
【0015】7はリフレッシュ制御回路であり、このリ
フレッシュ制御回路7は、入力電源正常時である通常動
作期間では、例えば周期15μ秒で所要時間0.5μ秒
内に全メモリブロックのリフレッシュ要求およびそのア
ドレス(DRAMのRASアドレス)を下記のメモリア
クセス制御回路に出力する。
【0016】8はバックアップ制御回路であり、このバ
ックアップ制御回路8は、正常時である通常動作期間で
は、その出力端子8cからパトロールチェック起動信号
を出力するが、入力電源断であるバックアップ動作期間
では、その入力端子8aに上記電源アラーム6が入力
し、出力端子8dからメモリアクセス信号制御信号を出
力すると共に、出力端子8eからスイッチ制御信号9を
スイッチ10に出力する。
【0017】このスイッチ10は、このスイッチ制御信
号9を受けて、開放状態になるが、このバックアップ制
御回路8は、例えば1日に1回、定期的に出力端子8c
からパトロールチェック起動信号を出力すると共に、出
力端子8eから出力しているスイッチ制御信号9を、例
えば1日に1回、定期的に切断し、スイッチ10を閉成
状態にする。
【0018】11はこのスイッチ10および下記のメモ
リアクセス制御回路、パトロールチェック制御回路、誤
り検出/訂正回路、ECCビット生成回路、およびバッ
ファのそれぞれの電源回路である。12はパトロールチ
ェック制御回路であり、このパトロールチェック制御回
路12は、パトロールチェック起動信号を受けて動作す
る。
【0019】このため、入力電源正常時である通常動作
期間では、リフレッシュと同時に1個のアドレスのパト
ロールチェックを行うので、パトロールチェック対象の
メモリブロックに対してリフレッシュのRASアドレス
に引き続いて、パトロールチェックに伴うCASアドレ
スを出力するよう下記のメモリアクセス制御回路に要求
を行う。
【0020】また、入力電源断であるバックアップ動作
期間では、例えば1日に1回、定期的にパトロールチェ
ック処理を起動し、全アドレスを対象に各アドレスにつ
いて1回のパトロールチェックを行う。これに伴い、パ
トロールチェック要求、およびそのアドレス(RASお
よびCASアドレス)を下記のメモリアクセス制御回路
に出力する。このとき、パトロールチェックは通常動作
期間と異なり、メモリにはパトロールチェック以外の期
間が存在しないように連続実施とし、1アドレスについ
て周期0.5μ秒、所要時間0.5μ秒で実施する。
【0021】13は例えば20ビットのアドレス、14
はアクセス制御情報、15はウエイト信号、16は例え
ば32ビットの双方向のデータ、17は上位インタフェ
ース回路であり、この上位インタフェース回路17は、
その入力端子17aに入力電源1が入力し、入力端子1
7bに上位装置からのアドレス13が入力し、入力端子
17cに上位装置からアクセス制御情報14が入力す
る。
【0022】そして、メモリのリフレッシュ/パトロー
ルチェックとの競合時などには、下記のメモリアクセス
制御回路が出力するウエイト要求をウエイト信号として
出力端子17dから上位装置に出力し、入出力端子17
eからメモリアクセス要求信号が出力する一方、このウ
エイト要求信号が入力する。
【0023】18はメモリアクセス制御回路であり、こ
のメモリアクセス制御回路18は、入力端子18a〜1
8c、入出力端子18d、出力端子18e〜18lを備
え、上位インタフェース17、リフレッシュ制御回路
7、およびパトロールチェック制御回路12の競合制御
を行い、出力端子18eからメモリアドレス19を出力
し、出力端子18f〜18iからそれぞれRASアドレ
スラッチ信号、CASアドレスラッチ信号などからなる
メモリアクセス信号20〜23を下記のメモリアクセス
信号制御回路に出力する。
【0024】24はメモリアクセス信号制御回路であ
り、このメモリアクセス信号制御回路24は、入力端子
24a〜24fおよび出力端子24g〜24jを備え、
この出力端子24g〜24jからメモリアクセス信号2
5〜28を出力する。
【0025】29〜32は例えば256Kワードの第1
メモリブロック〜第4メモリブロック、33はメモリ部
であり、このメモリ部33は入力端子33a〜33fお
よび入出力端子33g,33hを備え、上記第1メモリ
ブロック29〜第4メモリブロック32から構成した1
Mワードの揮発性メモリIC(DRAM)であり、その
ワード構成は例えばデータ32ビット+ECC7ビット
である。
【0026】34〜36はそれぞれ3ステートの第1バ
ッファ〜第3バッファ、37は誤り検出/訂正回路であ
り、この誤り検出/訂正回路37はデータビット38と
ECCビット39が入力し、メモリ読み出し時には、誤
り検出/訂正を行い、誤り検出信号40を出力する。4
1はECCビット生成回路であり、このECCビット生
成回路41は、メモリ書き込み時にデータビット38か
らECCビット39を生成して出力する。
【0027】なお、データビット38は32ビットであ
り、ECCビット39は7ビットである。また、図2は
通常動作期間中のパトロールチェック動作を示す図であ
り、特に、図2(A)はパトロールチェック対象のメモ
リブロックを示し、図2(B)はパトロールチェック対
象外のメモリブロックを示す。
【0028】また、図3はバックアップ期間中のパトロ
ールチェック動作を示す図であり、特に図3(A)は通
常動作期間中のパトロールチェック動作を示し、図3
(B)はパトロールチェック対象外のセルフリフレッシ
ュ(バックアップ状態)のメモリブロックを示す。これ
らの図において、T=15μsとしたとき、T1は0.
5μsであり、1サイクルのRASオンリーリフレッシ
ュ、および1ワードのパトロールチェックである。T2
およびT3は14.5μsであり、リードライトまたは
スタンバイの状態である。T4は0.5μsであり、1
サイクルのRASオンリーリフレッシュである。T5は
0.5μsであり、1ワードのパトロールチェックであ
る。
【0029】次に、上記構成による半導体記憶装置の動
作について、図2(A)および図2(B)に示す通常動
作期間中のパトロールチェック動作を参照して説明す
る。まず、入力電源正常時である通常動作期間には、電
源切り換え部4は入力端子4bに入力する入力電源1を
選択して出力端子4cから内部電源5を出力するが、出
力端子4dから電源アラーム6は出力しない。
【0030】このため、バックアップ制御回路8はその
出力端子8eからスイッチ制御信号9を出力せず、スイ
ッチ10は閉成状態であり、電源回路11が動作するた
め、装置内のすべての回路に電源が供給される。
【0031】一方、上位インタフェース回路17は、そ
の入力端子17bに上位装置からアドレス13が入力す
ると共に、入力端子17cに上位装置からアクセス制御
情報14が入力すると、その入出力端子17eからメモ
リアクセス要求信号をメモリアクセス制御回路18に出
力する。
【0032】一方、リフレッシュ制御回路7は、例えば
周期15μ秒で所要時間0.5μ秒内に全メモリブロッ
クのリフレッシュ要求信号およびそのアドレス(DRA
MのRASアドレス)をメモリアクセス制御回路18に
出力する。
【0033】一方、パトロールチェック制御回路12
は、バックアップ制御回路8の出力端子8cから出力す
る信号によって制御され、リフレッシュと同時に1個の
アドレスのパトロールチェックを行うため、パトロール
チェック対象のメモリブロックに対してリフレッシュの
RASアドレスに引き続いて、パトロールチェックに伴
うCASアドレスが出力するようメモリアクセス制御回
路18に要求を行う。
【0034】そこで、メモリアクセス制御回路18は上
記の上位インタフェース回路17、リフレッシュ制御回
路7およびパトロールチェック制御回路12の競合制御
を行い、その出力端子18eからメモリアドレス19を
メモリ部33に出力する一方、その出力端子18f〜1
8iからRASアドレス信号、CASアドレスラッチ信
号などからなるメモリアクセス信号20〜23をメモリ
アクセス信号制御回路24に出力する。
【0035】そこで、このメモリアクセス信号制御回路
24は、入力端子24aに入力するバックアップ制御回
路8の出力端子8dから出力するメモリアクセス信号制
御信号、その入力端子24c〜24fに入力するメモリ
アクセス信号20〜23によって動作し、その出力端子
24g〜24jからメモリアクセス信号25〜28をメ
モリ部33に出力する。
【0036】このため、メモリ部33はリフレッシュと
同時に1ワード分のパトロールチェックを行うことがで
きる。すなわち、15μ秒ごとに1ワードのパトロール
チェックを行い、全ワードのパトロールチェックの所要
時間は、15μs/ワード×1Mワード=15.73秒
である。
【0037】次に、入力電源断であるバックアップ動作
期間中のパトロールチェック動作を図3(A)および図
3(B)を参照して説明する。まず、入力電源1の切断
時には、電源切り換え部4は、入力端子4aに入力する
電池3を選択して出力端子4cから内部電源5を出力す
ると共に、出力端子4dから電源アラーム6を出力す
る。
【0038】このため、バックアップ制御回路8は、そ
の出力端子8eからスイッチ制御信号9を出力する。こ
のため、スイッチ10はこのスイッチ制御信号9により
開放状態となる。このスイッチ10の開放状態により、
電池3から電源が供給されるのは、バックアップ制御回
路8、メモリアクセス信号制御回路24およびメモリ部
33である。
【0039】そして、バックアップ制御回路8は、その
出力端子8dからメモリアクセス信号制御信号をメモリ
アクセス信号制御回路24に出力する。そこで、メモリ
アクセス信号制御回路24はその入力端子24aに入力
するメモリアクセス信号制御信号により動作し、その出
力端子24g〜24jからメモリアクセス信号25〜2
8をメモリ部33に出力する。
【0040】このため、メモリ部33はその入力端子3
3c〜33fにメモリアクセス信号25〜28が入力す
ることにより、そのすべてのメモリブロック29〜32
は情報の保持動作のみであるバックアップ状態(セルフ
リフレッシュ状態)に移行し、メモリ部33の電源電流
は通常動作期間に比べて激減する。
【0041】また、パトロールチェック制御回路12は
上記バックアップ制御回路8の出力端子8cから出力す
る信号を受信して、例えば1日に1回、定期的にパトロ
ールチェック処理を起動し、全アドレスを対象に各アド
レスについて1回のパトロールチェックを実施するよう
に、メモリアクセス制御回路18を制御する。
【0042】このとき、スイッチ10はバックアップ制
御回路8の出力端子8eから出力するスイッチ制御信号
9の入力により閉成する。このため、電源回路11が動
作し、装置内のすべての回路に電源を供給することがで
きる。
【0043】そこで、このメモリアクセス制御回路18
はその出力端子18eからメモリアドレス19を出力
し、パトロールチェックを実施するメモリブロック29
のバックアップ状態(セルフリフレッシュ状態)を解除
する一方、他のメモリブロック30〜32はバックアッ
プ状態を解除しない。
【0044】続いて、パトロールチェック制御回路12
は、バックアップ制御回路8の出力端子8cから出力す
る信号を受けて、パトロールチェック処理が起動する。
このため、メモリブロック29のパトロールチェック処
理を実施することができる。
【0045】このとき、パトロールチェックは通常動作
期間と異なり、メモリにはパトロールチェック以外の期
間が存在しないように連続実施とし、1個のアドレスに
ついて図3(A)に示すように、周期0.5μs、所要
時間0.5μsで実施する。そして、このメモリブロッ
ク29のパトロールチェックが終了したら、メモリアク
セス信号制御回路18を制御して、このメモリブロック
29を再びバックアップ状態(セルフリフレッシュ状
態)に移行する。
【0046】そして、メモリブロック30〜32につい
ても、メモリブロック29に行った動作を同様に行うこ
とによって、パトロールチェック処理を実施することが
できる。なお、上記バックアップ期間中では、上記した
ように、0.5μ秒ごとに1ワードのパトロールチェッ
クが行われ、全ワードのパトロールチェックの所要時間
は、0.5μs/ワード×1Mワード=0.52秒であ
る。
【0047】次に、入力電源1の復旧したとき、電源切
り換え部4は、入力端子4bに入力する入力電源1を選
択して、出力端子4cから内部電源5を出力するが、出
力端子4dから電源アラーム6は出力しない。このた
め、バックアップ制御回路8は、その出力端子8eから
スイッチ制御信号9を出力せず、スイッチ10は閉成状
態となり、電源回路11が動作し、装置内部のすべての
回路に電源が供給される。
【0048】そして、バックアップ制御回路8は、その
出力端子8dからメモリアクセス信号制御信号をメモリ
アクセス信号制御回路24に出力する。そして、このメ
モリアクセス信号制御回路24はその入力端子24aに
メモリアクセス信号制御信号が入力すると、メモリ部3
3の全メモリブロック29〜32のバックアップ状態
(セルフリフレッシュ状態)を解除する。
【0049】また、パトロールチェック制御回路12
は、バックアップ制御回路8の出力端子8cから出力す
る信号によって制御され、前記したように、通常動作期
間でのパトロールチェック処理を起動し、パトロールチ
ェックを行うことができる。
【0050】なお、上記したように、入力電源断である
バックアップ動作期間中のパトロールチェック処理の消
費電力は、入力電源正常時である通常動作期間より削減
することができ、消費電力の比較を下記の表1に表す。
【0051】
【表1】
【0052】なお、この表1において、通常動作期間と
バックアップ期間のメモリ部以外の消費電流は、同一で
あり、常時一定とする。 また、g=a×1Mワード h=(cd+d(a−b)/a+[(eb+f(a−
b)]/a)×3ブロックである。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る半導体記憶装置によれば、バックアップ期間中に定
期的にパトロールチェックを実施することにより、バッ
クアップ期間中の情報記憶の信頼度を大幅に向上するこ
とができる。
【0054】また、バックアップ期間中のパトロールチ
ェック処理は、通常動作期間のパトロールチェック処理
と異なり、メモリにおいてパトロールチェック処理以外
の期間が存在しないようにパトロールチェックを連続し
て実施し、しかもパトロールチェック対象のメモリのみ
バックアップ状態を解除するので、パトロールチェック
の所要時間を短縮でき、しかもメモリ部の消費電流を低
減することができる。
【0055】しかも、通常動作期間のパトロールチェッ
ク動作をそのまま適用するよりも所要電力(=電流×時
間)が極めて少なくてすみ、バックアップ電源の負担を
大幅に軽減することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の通常動作期間中のパトロールチェック動
作を示す図である。
【図3】図1のバックアップ動作期間中のパトロールチ
ェック動作を示す図である。
【符号の説明】
2 充電回路 3 電池 4 電源切り換え部 5 内部電源 7 リフレッシュ制御回路 8 バックアップ制御回路 10 スイッチ 11 電源回路 12 パトロールチェック制御回路 17 上位インタフェース回路 18 メモリアクセス制御回路 24 メモリアクセス信号制御回路 29〜32 第1メモリブロック〜第4メモリブロック 33 メモリ部 34〜36 第1バッファ〜第3バッファ 37 誤り検出/訂正回路 41 ECCビット生成回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体として不揮発性メモリを使用
    し、誤り訂正符号を用いた誤り検出・訂正動作により、
    上記メモリの全アドレスを対象に読み出しおよび誤り検
    出時の訂正・書き込みを実施するパトロールチェック機
    能と、入力電源断であるバックアップ動作期間中にバッ
    クアップ電源により上記メモリをバックアップ状態に移
    行してメモリ内の情報の保持を行うバックアップ機能と
    を備えた半導体記憶装置において、入力電源断であるバ
    ックアップ動作期間中、メモリのバックアップ状態を解
    除して、パトロールチェック処理を起動し、メモリの各
    アドレスに少なくとも1回のパトロールチェックを実施
    する手段と、このパトロールチェックの終了によりメモ
    リをバックアップ状態に復元する手段と、このパトロー
    ルチェックを定期的に実施する手段とを備えたことを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記入力電源断であるバックアップ期間
    中に、パトロールチェックを実施する手段は、メモリに
    おいては、パトロールチェック処理以外の処理期間が存
    在しないようにパトロールチェックを連続して実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記入力電源断であるバックアップ期間
    中に、メモリのバックアップ状態の解除は、パトロール
    チェック対象のメモリブロックのみとすることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
JP5217937A 1993-08-11 1993-08-11 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP2546163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217937A JP2546163B2 (ja) 1993-08-11 1993-08-11 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217937A JP2546163B2 (ja) 1993-08-11 1993-08-11 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0756817A true JPH0756817A (ja) 1995-03-03
JP2546163B2 JP2546163B2 (ja) 1996-10-23

Family

ID=16712049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5217937A Expired - Fee Related JP2546163B2 (ja) 1993-08-11 1993-08-11 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2546163B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190424A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2007193563A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Nec Computertechno Ltd Bios復旧方式及びbios復旧方法
JP2008171163A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Hitachi Ltd フラッシュメモリモジュール、そのフラッシュメモリモジュールを記録媒体として用いたストレージ装置及びそのフラッシュメモリモジュールのアドレス変換テーブル検証方法
JP2010231417A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Denso Corp ソフトエラー検出回路を備える制御装置
JP2012113587A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Hitachi Ltd ディジタル装置
JP2014048881A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujitsu Ltd 情報処理装置、メモリ制御ユニット、メモリ制御方法および制御プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190424A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2007193563A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Nec Computertechno Ltd Bios復旧方式及びbios復旧方法
JP2008171163A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Hitachi Ltd フラッシュメモリモジュール、そのフラッシュメモリモジュールを記録媒体として用いたストレージ装置及びそのフラッシュメモリモジュールのアドレス変換テーブル検証方法
JP2010231417A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Denso Corp ソフトエラー検出回路を備える制御装置
JP2012113587A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Hitachi Ltd ディジタル装置
JP2014048881A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujitsu Ltd 情報処理装置、メモリ制御ユニット、メモリ制御方法および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2546163B2 (ja) 1996-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3875139B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、そのデータ書き込み制御方法およびプログラム
JP4569182B2 (ja) 半導体装置
JP2546163B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2008505427A (ja) 半密度処理及び全密度処理を伴うdram
US5915080A (en) Reprogramming device of a flash memory
JPH07121444A (ja) 補助記憶装置
JP3281211B2 (ja) 同期式メモリを有する情報処理装置および同期式メモリ
JP2000067600A (ja) ダイナミックランダムアクセスメモリをテストする方法及び装置
JP3962850B2 (ja) Sdramの制御装置
JP2009217875A (ja) メモリ装置、及び、その制御方法
JPH05210981A (ja) 半導体記憶装置
JPH04336644A (ja) 記憶装置
JP3625060B2 (ja) インストラクション実行装置及びインストラクション実行方法
JP2000123568A (ja) Dramリフレッシュ制御回路およびリフレッシュ制御回路を内蔵したdram
JPH11282432A (ja) 液晶表示装置及びこれを用いた計算機システム
JPH11338781A (ja) 半導体メモリによるデータの記録方法
JPS61123957A (ja) 記憶装置
JP2505571B2 (ja) 記憶装置の診断方法
JPH04268936A (ja) メモリ装置
JPH1196795A (ja) 半導体記憶装置
JPH01256100A (ja) ダイナミック型ランダムアクセスメモリ
JP2919357B2 (ja) Cpuインタフェース回路
JP2936894B2 (ja) データ記憶回路
JP2002208284A (ja) 半導体記憶装置
JPH1153267A (ja) メモリデータ誤り自動訂正回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees