JPH0756725A - プログラム作成支援方法 - Google Patents

プログラム作成支援方法

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JPH0756725A
JPH0756725A JP5161975A JP16197593A JPH0756725A JP H0756725 A JPH0756725 A JP H0756725A JP 5161975 A JP5161975 A JP 5161975A JP 16197593 A JP16197593 A JP 16197593A JP H0756725 A JPH0756725 A JP H0756725A
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processing
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JP5161975A
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Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラミング言語を特別に修得することな
く、利用者が必要とする作業に関するプログラムを表示
装置画面を見ながら容易に作成したり、そのプログラム
と等価な処理を簡単に行うこと。 【構成】 情報処理部品を表すアイコンを表示装置画面
上に表示し、その表示された情報処理部品のうち利用者
が必要とする情報処理部品を利用者に選択させ、かつ各
情報処理部品間の入出力関係を矢印によって利用者に指
示させ、その指示された矢印の入力位置または出力位置
に応じて、各情報処理部品における処理対象要素の並び
または処理順序を決定し、各情報処理部品を結ぶ矢印に
よって入出力関係が規定された複数の情報処理部品から
成るプログラムを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理部品を組み合
わせて目的とするプログラムの作成を支援するプログラ
ム作成支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のレポートを出力するソフト
ウェアシステム、例えば、ソフトウェア開発管理用のレ
ポート出力システムでは、日立評論 VOL.62 N
o.12(1980−12)の37ページの「総合ソフ
トウェア生産管理システム”CAPS”」での記述のご
とく、多くの種類のレポートを出力しているが、レポー
トの内容によって、レポート別にレポート出力処理を作
成していた。
【0003】一方、MacPower 92 Mayの
60ページの「ビジュアル開発言語」での記述のごと
く、プログラミングに精通していない者を対象にビジュ
アル開発言語が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のソフトウ
ェア開発管理用のレポート出力システムでは、多くの種
類のレポートを出力するために、個別の出力処理を開発
する必要があり、プログラミングに精通していないソフ
トウェア開発管理者が個別の出力処理を開発し、必要と
するレポートを短期間に容易に得ることが困難であっ
た。
【0005】そこで、MacPower 92 May
の60ページの「ビジュアル開発言語」に説明されてい
るように、プログラミングに精通していない者を対象
に、レポート出力の情報処理部品を組み合わせるのみ
で、必要な処理を得ることのできるビジュアルプログラ
ミング方式が考えられている。
【0006】しかしながら、例えば表を作成する場合、
行と列の組合せを決めなければならないが、このビジュ
アル開発言語においては、専用のプログラムを用意しな
ければならず、そのためのプログラミング言語を修得し
なけらばならないという問題がある。
【0007】一方、コンピュータの処理では、マルチプ
ロセッサやオペレーティングシステムでのマルチプロセ
ス機能による並列処理が可能となったが、複数の情報処
理部品を各々の独立したプロセッサ、またはプロセスで
処理する場合、複数に分岐したデータの流れを適切に制
御する必要がある。
【0008】しかし、前述のビジュアル開発言語におい
ては、この制御が考慮されていないので、複数の情報処
理部品を各々の独立したプロセッサ、またはプロセスで
処理することができないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、プログラミング言語を特
別に修得することなく、利用者が必要とする作業に関す
るプログラムを作成することができるプログラム作成支
援方法を提供することである。
【0010】他の目的は、並列処理が可能なコンピュー
タシステムにおいても、効率を損なうことなく、利用者
が必要とする作業に関するプログラムを短期間で作成す
ることができるプログラム作成支援方法を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、情報処理部品を表すアイコンを表示装置画
面上に表示し、その表示された情報処理部品のうち利用
者が必要とする情報処理部品を利用者に選択させ、かつ
各情報処理部品間の入出力関係を矢印によって利用者に
指示させ、その指示された矢印の入力位置または出力位
置に応じて、各情報処理部品における処理対象要素の並
びまたは処理順序を決定し、各情報処理部品を結ぶ矢印
によって入出力関係が規定された複数の情報処理部品か
ら成るプログラムを作成するようにしたものである。
【0012】また、矢印で結合された情報処理部品間の
複数の入力経路または出力経路に対しては、先入れ先出
し方式のバッファを設定するようにしたものである。
【0013】
【作用】上記手段によれば、まず、各種の情報処理部品
を表すアイコンが表示装置画面上に表示される。そこ
で、その表示された情報処理部品のうち利用者が必要と
する情報処理部品を利用者に選択させ、かつ各情報処理
部品間の入出力関係を矢印によって利用者に指示させ
る。すると、プログラム作成支援システムは、その指示
された矢印の入力位置または出力位置に応じて、各情報
処理部品における処理対象要素の並びまたは処理順序を
決定する。例えば、表出力プログラムを作成する場合、
矢印の入力位置に応じて表の行、列の並びを決定する。
そして、最終的に、各情報処理部品を結ぶ矢印によって
入出力関係が規定された複数の情報処理部品から成るプ
ログラムを作成する。
【0014】これによって、利用者はプログラミング言
語を特別に修得することなく、利用者が必要とする作業
に関するプログラムを表示装置画面を見ながら極めて容
易に作成することができる。
【0015】また、矢印で結合された情報処理部品間の
複数の入力経路または出力経路に対しては、各情報処理
部品が並列動作可能なように先入れ先出し方式のバッフ
ァを設定する。
【0016】これによって、並列処理が可能なコンピュ
ータシステムにおいても、効率を損なうことなく、利用
者が必要とする作業に関するプログラムを短期間で作成
することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面で説明
する。
【0018】図1は、本発明のプログラム作成支援方法
で使用する表示装置画面の一実施例を示す画面構成図で
あり、図2は表形式のレポート出力プログラムの作成手
順を示すフローチャートである。
【0019】以下、これらの図を参照して表形式のレポ
ート出力作成プログラムの作成手順を説明する。
【0020】ステップ100:レポート出力を開始す
る。
【0021】ステップ101:レポート出力を支援する
プログラミング支援システムを起動する。この段階で
は、図1に示すS1〜S3の処理ボタンアイコン、P1
〜P4のシステム提供の情報処理部品アイコン、D1〜
D4の利用可能な入出力データに関するアイコンがプロ
グラミング支援システムによって提供される。
【0022】ステップ102:レポートを必要とする者
は、図1に示すプログラミング支援システムの操作画面
で、システムで提供される処理部品P1〜P4を複製
し、レポート出力処理に必要な情報処理部品をアイコン
によって選択し、画面中央部の所望の位置に配置する。
【0023】例えば、DB入力部品アイコンP1をマウ
ス(ポインティングデバイス)を使って図示の位置にド
ラッグすることで、DB入力部品アイコンP1を複製し
たDB入力部品アイコンP11を配置する。同様に、D
B入力部品アイコンP1からDB入力部品アイコンP1
2を複製、配置する。
【0024】また、列方向合計部品アイコンP2からP
21とP22を複製、配置し、さらに列方向合成部品ア
イコンP3からP31とP32を複製、配置し、行方向
合成部品アイコンP4からP41を複製、配置する。
【0025】ステップ103:レポート出力する処理に
おける情報の流れに従い、操作画面中に配置した処理部
品アイコンP11,P12,P21,P22,P31,
P32,P41間を矢印1〜12で結ぶ。
【0026】例えば、ヘッダ情報を示すアイコンD1を
マウスでクリックし、行方向合成部品アイコンP41に
ドラッグする。すると、D1とP41を結ぶ矢印9をプ
ログラミング支援システムが描画する。
【0027】同様に、データ(1)アイコンD2とDB
入力部品アイコンP11とを矢印1で結び、DB入力部
品アイコンP11と列方向合計部品アイコンP21とを
矢印3で結び、列方向合計部品アイコンP21と列方向
合成部品アイコンP31とを矢印7で結び、DB入力部
品アイコンP11と列方向合成部品アイコンP31とを
矢印4で結び、データ(2)アイコンD3とDB入力部
品アイコンP12とを矢印2で結び、DB入力部品アイ
コンP12と列方向合計部品アイコンP22とを矢印5
で結び、列方向合計部品アイコンP22と列方向合成部
品アイコンP32とを矢印8で結び、DB入力部品アイ
コンP12と列方向合成部品アイコンP32とを矢印6
で結び、列方向合成部品アイコンP31と行方向合成部
品アイコンP41とを矢印10で結び、列方向合成部品
アイコンP32と行方向合成部品アイコンP41とを矢
印11で結び、行方向合成部品アイコンP41とプリン
タ出力アイコンD4とを矢印12で結ぶ。
【0028】ステップ104:「マルチプロセス化」ボ
タンアイコンS2をマウスでクリックすることによっ
て、例えば、1つの処理部品に複数の入力矢印がある場
合に、その矢印上に先入れ先出し方式のバッファを設定
するというような方式で、プログラミング支援システム
は各処理部品の並列実行に必要な先入れ先出し方式のバ
ッファをデータの入出力経路である矢印上に設定し、B
1〜B7のごとく表示する。
【0029】ステップ105:「実行」ボタンアイコン
S1をマウスでクリックする。すると、システムは図1
のように入出力関係が規定された情報処理部品からなる
レポート出力処理を実行する。または、図1のように入
出力関係が規定された情報処理部品からなる実行可能な
オブジェクト形式のプログラムを生成する。
【0030】ここで、システムはアイコンで示される情
報処理部品Pに対し、図3(a)に示すように複数の入
力要素a〜eがあった時、反時計回りに入力要素a〜e
の並びまたは処理手順を決定する。逆に、図3(a)に
示すように複数の出力要素a〜cがあった時、時計回り
に出力要素a〜eの並びまたは処理手順を決定する。但
し、これは固定的なものではなく、ユーザに応じて任意
に設定できるようにしてもよい。
【0031】なお、ステップ104を実行せずに、ステ
ップ105において、レポートを必要とする者に明示的
に先入れ先出し方式のバッファの位置を示すことなく、
プログラミング支援システムが各処理部品の並列実行に
必要な先入れ先出し方式のバッファを矢印上に設定し、
レポート出力処理を実行するようにしてもよい。
【0032】ステップ106:「終了」ボタンアイコン
S3をマウスでクリックすることによって、レポート出
力処理を生成するプログラミング支援システムを終了す
る。
【0033】ステップ107:レポート出力処理を終了
する。
【0034】次に、上記処理において各アイコンを流れ
る情報の例を挙げて説明する。
【0035】図4は、データアイコンD1で示されるヘ
ッダ情報の内容例を示すもので、ここでは、最終レポー
ト出力のヘッダ情報として「氏名」、「合計」、「英
語」、「数学」、「国語」の情報をもつ。
【0036】図5は、データアイコンD2で示されるデ
ータ(1)の内容例を示すもので、ここでは、タグ情報
「青木」、「鈴木」、「田中」に対応して各々、「50
40 60」、「20 30 40」、「30 40
20」のデータをもつ。
【0037】図6は、データアイコンD3で示されるデ
ータ(2)の内容例を示すもので、ここでは、タグ情報
「中村」、「渡辺」に対応して各々、「60 80 7
0」、「10 30 50」のデータをもつ。
【0038】図7は、列方向合計部品アイコンP21で
処理された後の内容例を示すもので、1行目のデータ
は、タグ名「青木」のデータ「50」、「40」、「6
0」の合計値「150」である。2行目のデータは、タ
グ名「鈴木」のデータ「20」、「30」、「40」の
合計値「90」である。3行目のデータは、タグ名「田
中」のデータ「30」、「40」、「20」の合計値
「90」である。
【0039】図8は、列方向合成部品アイコンP31で
処理された後の内容例を示すもので、ここでは、合計値
と各々の合計前のデータが合成される。すなわち、図1
の操作画面において列方向合成部品アイコンP31に対
する入力経路のうち列方向合成部品アイコンP21から
の出力が反時計回りの先頭に位置し、DB入力部品P1
2の出力はその次に位置するので、タグ情報に続いて、
図7で示した合計値「150」と図5で示した値「5
0」、「40」、「60」が矢印7,4の順に合成さ
れ、1行目のデータとなり、同様に、2行目、3行目の
データが合成される。
【0040】図9はプリンタ出力アイコンD4で処理さ
れたプリンタ出力の例を示すもので、ここでは、1行目
として図4で示した情報が、2〜4行目として図8で示
した情報が、5、6行目として列方向合成部品アイコン
P32で処理された後の内容が合成されて出力されるこ
とを示している。
【0041】ここで、列方向合成部品アイコンP31お
よびP32は、図3(a)で説明したように、アイコン
の左辺に結合される矢印7,4,8,6を上から順番
に、タグ情報を除いて、左端の列から合成する。また、
P41のアイコンで示される行方向合成部品は、例え
ば、アイコンの左辺に結合される矢印を上から順番に、
上端の行から合成する。
【0042】これによって、表形式のレポートを必要と
する者は、ステップ103で示すように、ビジュアルな
操作をマウスを使用して実施するだけでレポート出力処
理を構築、またはそのためのプログラムを作成すること
ができる。
【0043】さらに、構築したレポート出力処理は、ス
テップ104でB1〜B7に示す位置にバッファが設定
されているために、各処理部品がマルチプロセス等で同
時に実行されても正しく動作する。
【0044】例えば、行方向合成部品アイコンP41が
上端の行の情報から処理する場合、データ(1)に関す
る列方向合成部品アイコンP11、P21、P31での
処理が、データ(2)に関する列方向合成部品アイコン
P12、P22、P32での処理よりも遅くなった場合
でも、B7で示されるバッファにデータ(2)に関する
列方向合成部品アイコンP12、P22、P32での処
理結果が蓄積されることにより、情報を消失することな
く処理することができる。
【0045】また、この時、先に処理を終了した列方向
合成部品アイコンP12、P22、P32に対応する処
理プロセスは、消去されても良く、コンピュータ資源の
有効利用が図れる。
【0046】図10は、本発明のプログラム作成支援方
法で使用する表示装置画面の他の実施例を示す画面構成
図であり、図11は表形式のレポート出力プログラムの
作成手順を示すフローチャートである。
【0047】以下、これらの図を参照して表形式のレポ
ート出力作成プログラムの作成手順を説明する。
【0048】ステップ200:レポート出力を開始す
る。
【0049】ステップ201:レポート出力を支援する
プログラミング支援システムを起動する。この段階で
は、S4、S5の処理ボタンアイコン、P5〜P7のシ
ステム提供処理部品アイコン、D5、D6の利用可能な
入出力データに関するアイコンがプログラミング支援シ
ステムによって提供される。
【0050】ステップ202:レポートを必要とする者
は、図10に示すプログラミング支援システムの操作画
面で、システムで提供される処理部品を複製し、レポー
ト出力処理に必要な部品をアイコンによって選択して画
面中央部の所望の位置に配置する。
【0051】例えば、DB入力部品アイコンP51、列
方向合計部品アイコンP61、列方向合成部品アイコン
P71を各々、DB入力部品アイコンP5、列方向合計
部品アイコンP6、列方向合成部品アイコンP7から複
製し、配置する。
【0052】ステップ203:次に、データの流れを矢
印15〜19で構築する。すなわち、データアイコンD
5とDB入力部品アイコンP51、DB入力部品アイコ
ンP51と列方向合計部品アイコンP61、列方向合計
部品アイコンP61と列方向合成部品アイコンP71、
DB入力部品アイコンP51と列方向合成部品アイコン
P71、列方向合成部品アイコンP71とプリンタ出力
アイコンD6とを各々矢印15〜19で結合する。
【0053】ステップ204:先入り先出し方式のバッ
ファの必要な経路上の矢印に、バッファを設定する。例
えば、バッファの必要な矢印18をダブルクリックする
ことによって、矢印18に先入り先出し方式のバッファ
B8をレポートを必要とする者が明示的に設定する。設
定されたバッファはB8で示される。この設定によっ
て、列方向合成部品アイコンP71で示される列方向合
成部品が先に列方向の合計値を必要とし、DB入力部品
アイコンP51の処理プロセスが先に終了した場合も、
DB入力部品アイコンP51からの出力が消失すること
なく、レポート出力処理を実行できる。
【0054】ステップ205:「実行」ボタンアイコン
S4をマウスでクリックすることによって、レポート出
力処理を実行する。
【0055】ステップ206:「終了」ボタンアイコン
S5をマウスでクリックすることによって、レポート出
力処理を生成するプログラミング支援システムを終了す
る。
【0056】ステップ207:レポート出力処理を終了
する。
【0057】図12は、本発明のプログラム作成支援方
法で使用する表示装置画面の第3の実施例を示す画面構
成図であり、図13は表形式のレポート出力プログラム
の作成手順を示すフローチャートである。
【0058】以下、これらの図を参照して表形式のレポ
ート出力作成プログラムの作成手順を説明する。
【0059】ステップ300:レポート出力を開始す
る。
【0060】ステップ301:レポート出力を支援する
プログラミング支援システムを起動する。この段階で
は、図12のS6、S7の処理ボタンアイコン、P8〜
P9、PA、PBのシステム提供処理部品アイコン、D
7、D8の利用可能な入出力データに関するアイコンが
プログラミング支援システムによって提供される。
【0061】ステップ302:レポートを必要とする者
は、図12に示すプログラミング支援システムの操作画
面で、システムで提供される処理部品を複製し、レポー
ト出力処理に必要な部品をアイコンによって選択し、画
面上に配置する。
【0062】例えば、DB入力部品アイコンP81、列
方向合計部品アイコンP91、列方向合成部品アイコン
PA1、分岐部品アイコンPB1を各々、DB入力部品
アイコンP8、列方向合計部品アイコンP9、列方向合
成部品アイコンPA、分岐部品アイコンPBから複製
し、配置する。
【0063】ここで、PBで示される分岐部品は内部に
バッファを有し、入力されたデータを保持するようにな
っている。
【0064】ステップ303:次に、データの流れを矢
印20〜25で構築する。すなわち、データアイコンD
7とDB入力部品アイコンP81、DB入力部品アイコ
ンP81と分岐部品アイコンPB1、分岐部品アイコン
PB1と列方向合計部品アイコンP91、列方向合計部
品アイコンP91と列方向合成部品アイコンPA1、分
岐部品アイコンPB1と列方向合成部品アイコンPA
1、列方向合成部品アイコンPA1とプリンタ出力アイ
コンD8を各々矢印20〜25で結合する。
【0065】ステップ304:「実行」ボタンアイコン
S6をマウスでクリックすることによって、レポート出
力処理を実行する。分岐部品アイコンPB1によって、
列方向合成部品アイコンPA1が先に列方向の合計値を
必要とし、DB入力部品アイコンP81の処理プロセス
が先に終了した場合も、分岐部品アイコンPB1は残
り、DB入力部品アイコンP81の出力が消失すること
なく、レポート出力処理を実行できる。
【0066】ステップ305:「終了」ボタンアイコン
S7をマウスでクリックすることによって、レポート出
力処理を生成するビジュアルプログラミング支援システ
ムを終了する。
【0067】ステップ306:レポート出力処理を終了
する。
【0068】本実施例では、分岐部品以外の処理部品
は、単一方向への出力部品で良く、処理部品の作成が容
易となる。また、分岐部品は、ファイル、先入れ先出し
を制御するポインタを用いたメモリ上のテーブル、ワー
クステーションのオペレーティングシステムで提供され
るパイプ等で実現できる。
【0069】図14は、本発明のプログラム作成支援方
法で使用する表示装置画面の第4の実施例を示す画面構
成図であり、図15に示すように、内容が異なる複数の
グラフ150−1〜150−nを指定した順番にタイル
形式で表示させる場合等に使用するものである。
【0070】まず、プログラミング支援システムを起動
すると、図14のS6、S7の処理ボタンアイコン、P
G,PTのシステム提供処理部品アイコン、DG1〜D
Gnの利用可能な入出力データに関するアイコンがプロ
グラミング支援システムによって提供される。
【0071】そこで、グラフ表示出力を必要とする者
は、図14に示すプログラミング支援システムの操作画
面で、システムで提供される処理部品を複製し、レポー
ト出力処理に必要な部品をアイコンによって選択し、画
面上に配置する。
【0072】例えば、グラフ化部品PGとタイル形式合
成部品PTとを複製し、グラフ化部品PG1〜PGnと
タイル形式合成部品PT1とを図示のように配置する。
次に、グラフ化部品PG1〜PGnとデータアイコンD
G1〜DGnと矢印30−1〜30−nによって結び、
さらにグラフ化部品PG1〜PGnの出力とタイル形式
合成部品PT1とを矢印31−1〜31−nによって結
ぶ。さらに、タイル形式合成部品PT1と表示部品D9
とを矢印32によって結ぶ。
【0073】ここで、タイル形式合成部品PT1は、矢
印31−1が結合されている最上位の入力位置のグラフ
データが画面の左上隅、最下位の入力位置のグラフデー
タが右下隅になるようにn個のグラフデータを合成す
る。
【0074】そこで、「実行」ボタンアイコンS6をマ
ウスでクリックすると、表示部品D9によって図15に
示すようなタイル形式でn個のグラフ150−1〜15
0−nが表示される。
【0075】従って、矢印の入力位置によってデータの
表示または出力位置を自由に、かつ極めて容易に変える
ことができる。
【0076】ところで、以上説明した実施例は、情報処
理部品の入力側の矢印の位置によって処理対象要素の並
び、または処理順序を選択するものであったが、出力側
の矢印の位置によって処理対象要素の並び、または処理
順序を選択するようにしてもよい。
【0077】図16は、その一例を示す操作画面であ
り、まず、プログラミング支援システムを起動すると、
図16のダイアログボックス表示部品DL,ファイル保
存処理部品FS、終了処理部品Eを示すアイコンがプロ
グラミング支援システムによって提供される。この場
合、利用可能な入出力データに関するアイコンも表示さ
れるが、図16では省略している。
【0078】ここで、ダイアログボックス表示部品DL
は、記号DLBで示すようなダイアログボックスを操作
画面に表示するものである。
【0079】そこで、プリンタ出力を必要とする者は、
図16に示すプログラミング支援システムの操作画面
で、システムで提供される処理部品を複製し、プリンタ
出力処理に必要な部品をアイコンによって選択し、画面
上に配置する。
【0080】例えば、ダイアログボックス表示部品D
L,ファイル保存処理部品FS、終了処理部品Eを複製
し、ダイアログボックス表示部品DL1,ファイル保存
処理部品FS1、終了処理部品E1を図示のように配置
する。
【0081】次に、ダイアログボックス表示部品DL1
とファイル保存処理部品FS1とを矢印41、ファイル
保存処理部品FS1と終了処理部品E1とを矢印42、
ダイアログボックス表示部品DL1と終了処理部品E1
とを矢印43によってそれぞれ結合する。
【0082】そこで、「実行」ボタンアイコンS6をマ
ウスでクリックすると、システムは図示のようなダイア
ログボックスDLBを表示し、ファイルを保存するか否
かの選択を促す。これに対し、利用者が「YES」をマ
ウスによって選択すると、ファイル保存処理が実行され
る。しかし、「NO」を選択した場合は、ファイル保存
処理を実行せずに、終了処理部品による終了処理が実行
され、その結果がプリンタ出力される。
【0083】図17および図18は、情報処理部品に入
出力される矢印の数に応じて処理の内容を変えるように
した例を示す操作画面構成図であり、ダイアログボック
ス表示部品DL2の出力側に、処理(1)の部品D1
1、処理(2)の部品D12を2つ接続した場合は、ダ
イアログボックス表示部品DL2に表示させるダイアロ
グボックスDLBは図示のように2つのボタン1,2と
し、ダイアログボックス表示部品DL2の出力側に、処
理(1)の部品D11、処理(2)の部品D12処理
(1)の部品D13を3つ接続した場合は、ダイアログ
ボックス表示部品DL2に表示させるダイアログボック
スDLBは図示のように3つのボタン1,2,3とする
ものである。
【0084】従って、個の例を応用すれば、例えば表形
式のデータ処理を行う場合の行または列の数を利用者に
選択させ、その選択された行と列数に応じたデータ処理
を行うことができる。あるいは、そのようなデータ処理
を行うプログラムを作成することができる。
【0085】なお、上記各実施例において示した情報処
理部品は一例であり、利用者の要求に応じて各種の部品
が準備されることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、情報処理
部品を表すアイコンを表示装置画面上に表示し、その表
示された情報処理部品のうち利用者が必要とする情報処
理部品を利用者に選択させ、かつ各情報処理部品間の入
出力関係を矢印によって利用者に指示させ、その指示さ
れた矢印の入力位置または出力位置に応じて、各情報処
理部品における処理対象要素の並びまたは処理順序を決
定し、各情報処理部品を結ぶ矢印によって入出力関係が
規定された複数の情報処理部品から成るプログラムを作
成するようにしたので、プログラミング言語を特別に修
得することなく、利用者が必要とする作業に関するプロ
グラムを表示装置画面を見ながら容易に作成したり、そ
のプログラムと等価な処理を簡単に行うことができる。
【0087】また、矢印で結合された情報処理部品間の
複数の入力経路または出力経路に対しては、先入れ先出
し方式のバッファを設定するようにしたので、並列処理
が可能なコンピュータシステムにおいても、効率を損な
うことなく、利用者が必要とする作業に関するプログラ
ムを短期間で作成したり、そのプログラムと等価な処理
を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する表示装置画面の一実施例を示
す画面構成図である。
【図2】図1の画面を利用して表形式のレポート出力プ
ログラムを作成する場合の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】情報処理部品における矢印の位置によって処理
要素の並びまたは処理手順を選択することを説明する説
明図である。
【図4】図1のデータアイコンで示されるヘッダ情報の
内容例を示す図である。
【図5】図1のデータアイコンD2で示されるデータ
(1)の内容例を示す図である。
【図6】図1のデータアイコンD3で示されるデータ
(2)の内容例を示す図である。
【図7】図1の列方向合計部品アイコンP21で処理さ
れた後の内容例を示す図である。
【図8】図1の列方向合成部品アイコンP31で処理さ
れた後の内容例を示す図である。
【図9】図1のプリンタ出力アイコンD4で示されるプ
リンタ出力の内容例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示す画面構成図であ
る。
【図11】図10の画面を利用して表形式のレポート出
力プログラムを作成する場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明の第3の実施例を示す画面構成図であ
る。
【図13】図12の画面を利用して表形式のレポート出
力プログラムを作成する場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の第4の実施例を示す画面構成図であ
る。
【図15】図14の画面を利用して表示されるタイル形
式のグラフの例を示す図である。
【図16】本発明の第5の実施例を示す画面構成図であ
る。
【図17】本発明の第6の実施例を示す画面構成図であ
る。
【図18】第6の実施例における表示画面の他の例を示
す画面構成図である。
【符号の説明】
1〜12…矢印、P1,P5,P8…DB入力部品アイ
コン、P2,P3,P6,P7,P9…列方向合計部品
アイコン、P4…行方向合成部品アイコン、PB…分岐
部品アイコン、D1〜D5…データアイコン、D6…プ
リンタ出力アイコン、B1〜B7…バッファ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理部品を組み合わせて目的とする
    プログラムの作成を支援するプログラム作成支援方法に
    おいて、 情報処理部品を表すアイコンを表示装置画面上に表示
    し、その表示された情報処理部品のうち利用者が必要と
    する情報処理部品を利用者に選択させ、かつ各情報処理
    部品間の入出力関係を矢印によって利用者に指示させ、
    その指示された矢印の入力位置または出力位置に応じ
    て、各情報処理部品における処理対象要素の並びまたは
    処理順序を決定し、各情報処理部品を結ぶ矢印によって
    入出力関係が規定された複数の情報処理部品から成るプ
    ログラムを作成することを特徴とするプログラム作成支
    援方法。
  2. 【請求項2】 矢印で結合された情報処理部品間の複数
    の入力経路または出力経路に対しては、先入れ先出し方
    式のバッファを設定することを特徴とする請求項1記載
    のプログラム作成支援方法。
  3. 【請求項3】 情報処理部品に結合された矢印の数によ
    って処理内容を変えることを特徴とする請求項1記載の
    プログラム作成支援方法。
JP5161975A 1993-06-30 1993-06-30 プログラム作成支援方法 Pending JPH0756725A (ja)

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Cited By (7)

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