JP2842511B2 - 帳票作成装置 - Google Patents

帳票作成装置

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JP2842511B2
JP2842511B2 JP6163936A JP16393694A JP2842511B2 JP 2842511 B2 JP2842511 B2 JP 2842511B2 JP 6163936 A JP6163936 A JP 6163936A JP 16393694 A JP16393694 A JP 16393694A JP 2842511 B2 JP2842511 B2 JP 2842511B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラント監視制御シ
ステム等における帳票の出力フォーマットを作成する帳
票作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の帳票作成装置1の外観を
示す図であり、図において、2はディスプレイ、3は帳
票作成者からの入力を受け付けるキーボードである。4
はディスプレイ2において帳票作成の初期状態に表示さ
れる帳票作成エリアである帳票作成シートで、縦横それ
ぞれの方向に固定された座標値5と、その座標値5を通
り縦軸または横軸に平行な分割線6とが表示されてい
る。また、図21は従来の帳票作成装置の構成を示す図
であり、7は帳票作成部で、帳票背景画を作成する帳票
背景画作成部7Aと帳票背景画内に配置する帳票部品を
作成する可変データフォーマット作成部7Bとからな
る。8は帳票背景画作成部7Aで作成した帳票背景画に
可変データフォーマット作成部7Bで作成された可変デ
ータフォーマットを組み合わせ、帳票フォーマットを編
集する帳票編集部である。9は帳票編集部8で編集され
た帳票フォーマットを保存する外部ディスク装置であ
る。
【0003】次に動作について説明する。まず、帳票背
景画を作成する動作を図22のフローチャートを参照し
ながら説明する。帳票背景画作成部7Aは、処理開始と
ともに帳票作業者からの入力を待つ(S1)。処理終了
を入力した場合は(S2でYESのとき)、背景画を保
存するか否かの判断を行い(S3)、保存する場合は
(S3でYESのとき)外部ディスク9に保存して(S
4)から、処理を終了する。処理を終了させない場合は
(S2でNOのとき)、帳票作成者はキーボード3のカ
ーソル移動により、帳票背景画となる罫線の始点として
一つの縦横の分割線6の交点を指定する(S5)。続い
て、指定した始点の縦または横の分割線6上でカーソル
を移動させ、一つの分割線6の交点を指定することによ
り、帳票背景画となる罫線の終点が指定される(S
6)。そして、始点および終点の確認を行い、OKなら
ば(S7でYESのとき)帳票作成シート4上に罫線が
表示され(S8)、次の入力を待つためにS1にもど
る。罫線の指定および終点がNGならば(S7でNOの
とき)は、罫線を表示しないでS1にもどる。
【0004】次に、帳票背景画内に配置する帳票部品で
ある可変データと固定文字列データとからなる可変デー
タフォーマットの表示方法について説明する。可変デー
タフォーマット作成部7Bにおいて、表示すべき可変デ
ータおよび固定文字列データとそれぞれの表示位置とを
対応づける位置テーブルをエディタを用いて作成する。
図23は位置テーブル例を示す図であり、座標位置は上
述のようにして作成された帳票背景画の罫線で区切られ
たエリア内の表示位置であり、帳票作成シート4上の縦
横の座標値5で指定する。また、可変データであるか固
定文字列データであるかの識別を種別として付加してい
る。以上により可変データおよび固定文字列データが、
作成された位置テーブルをもとに帳票背景画の罫線で区
切られたエリア内の該当位置に表示されることになる。
最後に、帳票編集部8が、帳票背景画とそれに配置され
た可変データおよび固定文字列データを帳票フォーマッ
トとして編集し、外部ディスク9に保存する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の帳
票作成装置では、帳票背景画と可変データフォーマット
とは個別に作成するために、例えば可変データフォーマ
ットの作成中に帳票背景画の修正を行う場合は、可変デ
ータフォーマットの作成を中断する必要があった。ま
た、帳票作成シート上での帳票の位置を修正する場合に
は、背景画の移動とともに、可変データフォーマットの
位置テーブルを作成し直す必要があり、帳票の作成およ
び修正に時間がかかった。さらに、帳票背景画は縦横の
罫線しか描けないため、グラフのある帳票は作成でき
ず、帳票データを視覚的に訴えることができなかった。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、帳票作成を効率
的に行える帳票作成装置を得るものである。また、第2
の目的は、帳票作成およぴ修正を対話的、視覚的に行え
る帳票作成装置を得るものである。また、第3の目的
は、帳票データの特性を視覚的に明確にすることが可能
な帳票作成装置を得るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る帳票作成
装置は、帳票部品群を保持する手段、帳票作成シート上
に配置する帳票部品を帳票部品群から選択する手段、選
択された帳票部品の帳票作成シート上の配置位置を指示
する手段、指示された位置に該帳票部品を配置する手
段、配置された帳票部品の周囲に単位罫線枠を形成する
手段、および隣接して配置された帳票部品のそれぞれの
周囲に形成された単位罫線枠の幅および高さを合致させ
るように合成して帳票背景画を作成する手段を備えたも
のである。
【0008】また、帳票作成シート上に配置された帳票
部品を選択する手段、および選択された帳票部品を削
除、または帳票作成シート上で指示された他の位置への
移動ないしは他の位置での複製を実行する手段を備えて
いる。
【0009】また、帳票部品群を帳票作成画面上の帳票
作成シートエリア外に表示し、帳票部品の選択および選
択された帳票部品の帳票作成シート上の配置位置の指示
は帳票作成画面上の該帳票部品および該配置位置をポイ
ンティングデバイスによって指示することにより行われ
るものである。
【0010】また、複数の帳票部品を1つの単位として
扱う帳票表部品を備えたものである。
【0011】また、帳票表部品を時系列の概念をもった
データとして扱う時系列表部品を備えたものである。
【0012】また、帳票表部品を帳票グラフの部品とし
て扱う帳票グラフ部品を備えたものである。
【0013】また、帳票作成シート上に作成された帳票
を帳票部品として登録する手段を備えたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成された帳票作成装置において
は、保持している帳票部品群から帳票作成シート上に作
成する帳票部品を選択し、選択された帳票部品が帳票作
成シート上の指示された位置に配置され、配置された帳
票部品の周囲には単位罫線枠が形成される。また、隣接
して配置された帳票部品の単位罫線枠は、互いにその幅
および高さを合致させるように合成される。
【0015】また、帳票作成シート上で選択された帳票
部品が削除、または他の位置へ移動ないしは他の位置に
おいて複製される。
【0016】また、帳票部品群が帳票作成画面上の帳票
作成シートエリア外に表示され、帳票作成シート上に配
置すべき帳票部品およびその帳票作成シート上の配置表
示位置をポインティングデバイスによって指示する。
【0017】また、1つの単位として扱われた複数の帳
票部品が帳票作成シート上に一括して配置される。
【0018】また、複数の帳票部品が時系列データとし
て配置され、年報,月報等の時系列データの帳票が作成
される。
【0019】また、帳票表部品に入力されるデータを元
に帳票グラフが作成され、帳票表部品とともに帳票作成
シート上に配置される。
【0020】また、帳票作成シート上に作成された帳票
が帳票部品として登録される。
【0021】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例である帳票作成装
置1の外観を示すもので、2〜4および6は従来のもの
と同一または相当部分である。10はポインティングデ
バイスであるマウスである。11は帳票作成に使用する
帳票部品を格納する部品箱で、帳票部品のうち可変デー
タフォーマット表示部品を示すアイコン12(以降セル
部品アイコンという)、および固定文字列表示部品を示
すアイコン13(以降ラベル部品アイコン)を備えてい
る。また、部品箱11は、帳票作成を行う帳票作成シー
ト4とともに、ディスプレイ上に表示される。
【0022】図2は本例による帳票作成装置の機能構成
を示す図であり、14は部品群を帳票作成画面上の帳票
作成シートエリア外に表示する部品箱表示部で、セル部
品アイコン12を表示するセル部品表示部14aとラベ
ル部品アイコン13を表示するラベル部品表示部14b
とからなる。15は部品箱内の帳票部品を帳票作成シー
ト4に配置する帳票編集部で、選択された部品とその部
品を囲む罫線枠(以降単位罫線枠という)を帳票作成シ
ート4上の指示された位置に作成する単位帳票作成部1
5aと、帳票作成シート4上に配置された複数の部品を
囲んでいる複数の単位罫線枠を1つの帳票罫線枠となる
ように合成(罫線枠の位置、長さ等を修正)する帳票合
成部15bと、帳票作成シート上に配置された帳票部品
を移動、複製、または削除する帳票修正部15cとから
なる。さらに、単位帳票作成部15aは、選択された部
品を配置する部品配置部15a1と、配置された部品が
存在する分割エリア(帳票作成シートを分割している最
小単位)を検知する分割エリア検知部15a2と、検知
された分割エリアを囲む罫線を作成する罫線枠作成部1
5a3とからなる。また、帳票合成部15bは、部品が
配置された分割エリアに隣接する分割エリアを検索する
隣接エリア検索部15b1と、隣接する分割エリアに他
の部品が存在する場合に、その部品が使用している分割
エリアの行(列)数と該部品が使用する分割エリアの行
(列)数とを比較する分割エリア数比較部15b2と、
比較の結果、使用している分割エリアの行(列)の多い
方に合わせて罫線を引き直す罫線再作成部15b3とか
らなる。帳票編集部15で編集された帳票は外部ディス
ク9に格納される。
【0023】このように構成された帳票作成装置におけ
る動作の概要について、図3に示した帳票作成シート上
の作成例を用いて説明する。部品箱表示部14では、セ
ル部品アイコン12とラベル部品アイコン13を帳票作
成画面上の帳票作成シートエリア外の部品箱内に表示す
る。帳票作成者がマウス10によって部品箱11上のラ
ベル部品アイコン13を選択すると、マウスポインタに
連動してラベル部品17が表示される。マウスポインタ
を帳票作成シート4上の作成しようとする位置に移動し
てマウス10をクリックすると、単位帳票作成部15a
の部品配置部15a1によってそのポインタが存在する
分割エリア内にラベル部品17(固定文字列表示部品)
が配置される(図3(a))。このラベル”データ1”
は予めラベル部品アイコン13に設定された初期値であ
る。最終的に作成する帳票としては、それぞれの帳票に
適したラベル(文字列)が入るべきではあるが、1つの
帳票においてもラベルは複数種類あるのが通常で、帳票
対象としているプラントが異なると全く異なる種類のラ
ベルとなり、部品アイコン作成の困難さおよび本装置の
汎用性を考慮して、”データ1”のようにラベルである
と判別できる文字列を1種類だけ与えている。また、該
ラベル配置後にこのラベルをキーボード3から修正でき
るようにしている。ラベル部品”データ1”が帳票作成
シート上に配置されると、分割エリア検知部15a2
よって”データ1”が配置された分割エリアを検知し、
罫線枠作成部15a3によって、その分割エリアを囲む
単位罫線枠が自動的に作成される。なお、”データ1”
が、1つの分割エリアを超える長さ(文字数)である場
合は、複数の分割エリアを用い、単位罫線枠もその複数
の分割エリアを囲むように作成されることはいうまでも
ない。
【0024】次に、同様の操作によって、例えば部品箱
11上のセル部品アイコン12を選択しマウスポインタ
を帳票作成シート4上の作成しようとする位置(先に配
置したラベルの右側)に移動してマウス10をクリック
すると、その位置にセル部品16(可変データフォーマ
ット表示部品)が配置される(図3(b))。このデー
タフォーマット”*,***.*”も、セル部品アイコン12
に予め設定された初期値であり、使用頻度の高いものが
1種類だけ与えられている。新たに設定する場合はセル
部品配置後、キーボード3から”**,***.*”などを入力
することができる。セル部品”*,***.*”が先のラベ
ル”データ1”の右側に配置されると、その周囲に単位
罫線枠が自動生成されるが、その際、帳票合成部15b
の隣接エリア検索部15b1によって、”*,***.*”が配
置された分割エリアの左側のエリアに”データ1”が配
置されていることを認識し、分割エリア数比較部15b
2によって、その”データ1”が使用している分割エリ
アの行数と、”*,***.*”が使用している分割エリアの
行数とをそれぞれ比較し、罫線再作成部15b3によっ
て、それらが一致するように罫線が作成される。ま
た、”データ1”との境界線は1本の共有罫線となるよ
うに自動生成される。
【0025】上記のような操作を繰り返すことによっ
て、図3(c)に示すような同一ラベル、同一フォーマ
ットをもった帳票が作成される。続いて、それぞれの帳
票部品に対して、文字列の内容、表示色、サイズ等の属
性をキーボード3から設定できるようになっている。例
えば図3(d)は、2行目に配置した”データ1”を”
データ2”に、3行目に配置した”データ1”を”デー
タ3”に設定しなおしてできた帳票例を示している。ま
た、図3(e)のように、例えば”データ1”を”デー
タ100”などのように文字数の異なるラベル、または
2行に渡るラベルを設定した場合には、帳票合成部15
bによって、罫線は、列毎、行毎で最も多い分割エリア
を使用している部品に合わせて自動的に引き直される。
また、帳票作成シート4上に配置された帳票部品は、帳
票修正部15cによって、それぞれの部品単位で移動・
複製・削除の各オペレーションを行うことができる。帳
票編集部8では上記の動作により作成された帳票を編集
処理して、その帳票フォーマットが外部ディスク9に格
納される。
【0026】次に、帳票作成者による帳票作成の一連の
操作を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
帳票作成装置1は処理開始とともに部品箱内に部品アイ
コンを表示して、帳票作成者からの入力を待つ(T
1)。処理終了を入力した場合は(T2でYESのと
き)、作成した帳票を保存するか否かの判断を行い(T
3)、保存する場合は(T3でYESのとき)外部ディ
スク9に保存して(T4)から、処理を終了する。処理
を終了させない場合は(T2でNOのとき)、ディスプ
レイ2上に表示された部品箱11内のアイコンまたは帳
票作成シート上の部品をポインティングデバイスとして
マウス10により選択する。部品箱11内のアイコンを
選択した場合(T5でYESのとき)、続いてそのアイ
コンの配置位置をマウス10によって指示する(T
6)。これにより、選択した部品が帳票作成シートの指
示した位置に配置される(T7)。また、配置された部
品の周囲には単位罫線枠が作成されるが、その際、隣り
合う分割エリアに部品が配置される場合は、それぞれの
単位罫線枠は行または列を合わせて1つの帳票罫線枠と
なるように合成される(T8)。
【0027】帳票作成シート上の部品を選択した場合
(T5でNOのとき、T9に進む)、”移動”、”複
製”、”削除”および”取消”のいずれか一つを選択で
きるメニューが表示され、帳票作成者はいずれか一つを
マウス10で選択する。”移動”を選択した場合(T1
0でYESのとき)、続いて移動させたい位置をマウス
10によって指示し、それによって選択された部品が指
示された位置に移動する(T6〜T8)。”複製”を選
択した場合(T11でYESのとき)、”移動”と同じ
操作により、選択された部品は表示されたままで、同じ
部品が指示された位置に表示される(T6〜T8)。”
削除”を選択した場合(T12でYESのとき)、選択
された部品が帳票作成シートから削除される。”取消”
を選択した場合(T13でYESのとき)、帳票作成シ
ート上の部品の選択を取り消すということで、何も処理
されない。以上により、可変データは部品箱内の帳票部
品とその配置位置をディスプレイ上でマウスにより指示
するだけで帳票作成シートに配置され、背景画である罫
線は帳票部品の配置後、その帳票部品の周囲に他の帳票
部品を囲む罫線枠と不都合なく合成されて自動的に作成
されるため、容易に帳票フォーマットを作成することが
できる。また、帳票作成シート上に配置された部品を同
様の簡単な操作によって対話的に修正することが可能で
ある。
【0028】実施例2.なお、上記実施例1において
は、帳票作成シート4上への帳票部品の配置、移動、複
製、削除等の操作は、個々の部品単位でしか行うことが
できなかったが、複数の帳票部品を1つの単位として扱
うようにすれば、さらに帳票フオーマットの作成が効率
的に行われる。図5は本実施例2による帳票作成装置の
機能構成を示す図であり、図2で示した実施例1による
ものに、複数の帳票部品を1つの単位として扱うための
表部品アイコン18を表示する表部品表示部14c、お
よび表部品アイコン18をマウス10で選択した場合に
マウスポインタに連動して表部品19を表示する表作成
部15dを加えたものである。図6は本実施例2による
帳票作成装置1のディスプレイ2上に表示された部品箱
11を示す図であり、セル部品アイコン12およびラベ
ル部品アイコン13以外に複数の帳票部品を1つの単位
として扱うための表部品アイコン18を配置している。
【0029】本実施例2による処理の流れは、実施例1
の図4で示したフローチャートと同様であるが、帳票作
成者が部品箱の表部品アイコン18をマウス10でクリ
ックし、帳票作成シートの任意の位置に配置すると、1
つの部品ではなく、図7に示すような帳票作成のための
表部品19が、表作成部15dによって1つの帳票単位
として配置される。また、その内部には座標を示す分割
線が表示される。この表部品19の大きさは、例えば配
置したい表の左上と右下とにあたる分割線の交点をマウ
スで指示することにより、任意に設定できる。次に、実
施例1と同様の操作でセル部品またはラベル部品を表部
品19内に配置すると、例えば図8に示すような帳票フ
ォーマットが作成される。これは、外見上は図3(d)
と同一であるが、部品の移動等の操作の必要が発生した
場合には、表部品19内の全部品を一括して操作するこ
とができる。以上により、帳票フォーマットの作成がよ
り効率的に行われるようになる。
【0030】実施例3.また、プラントの帳票では、年
報・月報等の時系列データを扱う帳票が多く見られる。
上記実施例1および2において時系列帳票を作成する場
合には、例えば年報なら、セル部品アイコン12を1〜
12月の12個分配置する必要があったが、時系列の個
数分を一括して配置できるようにすれば、時系列データ
を扱う帳票が容易に作成される。図9は、本実施例3に
よる帳票作成装置の機能構成を示す図であり、図5で示
した実施例2によるものに、複数の帳票部品を時系列デ
ータとして扱うための時系列表部品アイコン20を表示
する時系列表部品表示部14d、および時系列表部品ア
イコン20をマウス10で選択した場合に時系列表部品
21をマウスポインタに連動して表示する時系列表作成
部15eを加えたものである。図10は、本実施例3に
よる帳票作成装置1のディスプレイ2上に表示された部
品箱11を示す図であり、セル部品アイコン12、ラベ
ル部品アイコン13および表部品アイコン18以外に複
数の帳票部品を時系列データとして扱うための時系列表
アイコン20を配置している。
【0031】本実施例3による処理の流れも、実施例1
の図4で示したフローチャートと同様であるが、帳票作
成者がこの時系列表アイコン20をマウス10でクリッ
クし、帳票作成シートの任意の位置に配置すると、1つ
の部品ではなく、図11に示すように左端の列に時系列
が表示された時系列帳票(年報)作成のための時系列表
部品21が、時系列表作成部15eによって1つの帳票
単位として配置される。この場合は年報として初期化し
てあるので、1月〜12月の固定文字列がそれを囲む罫
線とともに表示される。また、その内部には座標を示す
分割線が表示される。続いて、実施例1〜2と同様の操
作でラベル部品17を各列の先頭行に配置することによ
り、セル部品16がラベル部品17を配置した列ごと
に、時系列の個数分自動的に配置される。図12はその
結果を示した図である。以上により、時系列表単位での
移動・複製・削除操作が可能であることはいうまでもな
く、ラベル部品を配置した列ごとに移動・複製・削除操
作が可能となり、時系列帳票の作成が効率的に行える。
【0032】実施例4.また、上記実施例1〜3では、
帳票に入力されたデータの特性をグラフに表現して表示
することはできなかったが、グラフを帳票とともに表示
するようにすれば、帳票内容が容易に確認可能となる。
図13は、本実施例4による帳票作成装置の機能構成を
示す図であり、図9で示した実施例3によるものに、帳
票とともに、帳票に入力されたデータの特性を円グラフ
に表示するための円グラフ部品アイコン22を表示する
円グラフ部品表示部14e、および円グラフ部品アイコ
ン22をマウス10で選択した場合にマウスポインタに
連動して円グラフ部品23を作成する円グラフ作成部1
5fを加えたものである。図14は、本実施例4による
帳票作成装置1のディスプレイ2上に表示された部品箱
11を示す図であり、セル部品アイコン12、ラベル部
品アイコン13、表部品アイコン18、および時系列表
部品アイコン20以外に、複数の帳票部品のに入力され
たデータを円グラフに表現するための円グラフ部品アイ
コン22を配置している。
【0033】本実施例4による処理の流れも実施例1の
図4で示したフローチャートと同様であるが、帳票作成
者がこの円グラフ部品アイコン22をマウス10でクリ
ックし、帳票作成シートの任意の位置に配置すると、図
15に示すように円グラフ部品23が、円グラフ作成部
15fによって1つの帳票単位として配置される。この
時点では、円グラフを構成するデータのラベル、個数、
および数値は任意の初期値で表現されているが、この
後、帳票に実際のデータが入力された場合には、そのデ
ータの個数と数値とを円グラフに反映するようなシステ
ムとリンクすることにより、各データの割合が百分率で
反映されるようになる。以上により、帳票に入力された
データの特性を視覚的に容易に確認可能となる。
【0034】実施例5.なお、上記実施例4ではグラフ
として円グラフを作成するものを示したが、図16に示
すようにバーグラフ部品アイコン24を設けて、図17
のようなバーグラフ25を作成するようにすれば、時系
列帳票に入力されたデータの動きまたは比較がより一層
明確になる。また、図18に示すようにトレンドグラフ
部品アイコン26を設けて、図19のようなトレンドグ
ラフ27を作成するようにしても同様の効果を奏する。
【0035】実施例6.また、上記実施例2および3に
おいては、帳票表部品19および時系列表部品21内の
複数の帳票部品はそれぞれの表部品に配置することによ
り1つの単位として扱われ、1枚の帳票完成時に外部デ
ィスク9に保存されるが、再度上記帳票表および時系列
帳票を帳票作成シート上に作成する場合は、同じ操作を
もう一度繰り返す必要がある。一度帳票作成シート上に
作成されたそれぞれの表部品を部品箱11に登録できる
ようにして部品箱11内にその部品アイコンを設けるこ
とにより、使用頻度の高い表部品を1個の帳票部品とし
て部品箱11から選択して帳票作成シート上に配置する
ことができる。これにより、同種の帳票を作成するとき
の処理を軽減することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0037】保持している帳票部品群から帳票作成シー
ト上に配置する帳票部品およびその配置位置を指示する
ことにより、該帳票部品が帳票作成シート上に配置さ
れ、隣接して配置された帳票部品の単位罫線枠は、互い
にその幅および高さを合致させるように合成されるの
で、帳票背景画が自動的に作成され、帳票作成が効率的
に行われる。
【0038】また、帳票作成シート上に配置された帳票
部品を削除、または移動ないしは複製することができる
ようにしたので、帳票の修正が容易に行える。
【0039】また、帳票部品群を帳票作成画面上に表示
し、帳票部品の選択およびその部品の配置位置は帳票画
面上の該部品および該配置位置をポインティングデバイ
スによって指示するようにしたので、対話的に帳票作成
が行える。
【0040】また、複数の帳票部品を1つの単位で扱う
ようにしたので、複数の帳票部品を一括して配置、移
動、複製、および削除することが可能である。
【0041】さらに、複数の帳票部品が時系列の概念を
もつようにしたので、年報・日報等の時系列の帳票作成
が効率良く行える。
【0042】また、作成された帳票に入力されるデータ
をもとに帳票グラフを作成し帳票とともに表示するよう
にしたので、帳票データの特性を視覚的に訴えることが
可能となる。
【0043】また、帳票作成シート上に作成された帳票
を帳票部品として登録できるようにしたので、同種の帳
票作成処理が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による帳票作成装置の外
観を示す図である。
【図2】 図1による帳票作成装置の機能構成を示す図
である。
【図3】 この発明の実施例1による帳票作成装置によ
って作成された帳票例を示す図である。
【図4】 この発明の一実施例による帳票作成装置の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例2による帳票作成装置の機
能構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施例2による帳票作成装置の部
品箱を示す図である。
【図7】 図6の表部品アイコンを指示した場合に配置
される帳票表部品を示す図である。
【図8】 図7の帳票表部品内に複数の部品を配置して
できた帳票例を示す図である。
【図9】 この発明の実施例3による帳票作成装置の機
能構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施例3による帳票作成装置の
部品箱を示す図である。
【図11】 図10の時系列表部品アイコンを指示した
場合に配置される時系列表部品を示す図である。
【図12】 図11の時系列表部品内に複数の部品を配
置してできた時系列帳票例を示す図である。
【図13】 この発明の実施例4による帳票作成装置の
機能構成を示す図である。
【図14】 この発明の実施例4による帳票作成装置の
部品箱を示す図である。
【図15】 図14の円グラフ部品アイコンを指示した
場合に作成される円グラフを示す図である。
【図16】 この発明の実施例5による帳票作成装置の
部品箱の一例を示す図である。
【図17】 図16のバーグラフ部品アイコンを指示し
た場合に作成されるバーグラフを示す図である。
【図18】 この発明の実施例5による帳票作成装置の
部品箱の一例を示す図である。
【図19】 図18のトレンドグラフ部品アイコンを指
示した場合に作成されるトレンドグラフを示す図であ
る。
【図20】 従来の帳票作成装置の外観を示す図であ
る。
【図21】 従来の帳票作成装置の機能構成を示す図で
ある。
【図22】 従来の帳票作成装置の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図23】 従来の帳票作成装置で作成される位置テー
ブルを示す図である。
【符号の説明】
1 帳票作成装置、2 ディスプレイ、3 キーボー
ド、4 帳票作成シート、9 外部ディスク、10 マ
ウス、11 部品箱、12 セル部品アイコン、13
ラベル部品アイコン、14 部品箱表示部、15 帳票
編集部、18 表部品アイコン、20 時系列表部品ア
イコン、22 円グラフ部品アイコン、24 バーグラ
フ部品アイコン、26 トレンドグラフ部品アイコン。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−119076(JP,A) 特開 昭61−156473(JP,A) 特開 昭63−24357(JP,A) 特開 平2−118770(JP,A) 特開 昭62−254270(JP,A) 特開 平2−110659(JP,A) 特開 昭63−244272(JP,A) 特開 平3−208167(JP,A) 特開 平4−348458(JP,A) 特開 平1−116769(JP,A) 特開 平5−334285(JP,A) 特開 平4−199219(JP,A) 特開 平2−136270(JP,A) 特開 平4−184561(JP,A) 特開 平4−52866(JP,A) 特開 昭63−75964(JP,A) 特開 昭62−254264(JP,A) 特公 平2−48937(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 19/00 G06F 17/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票作成画面の帳票作成エリア(以降帳
    票作成シートという)上に罫線枠でなる帳票背景画、お
    よびこの帳票背景画の各単位罫線枠内に帳票の表示対象
    である帳票部品を配置する帳票作成装置において、 上記帳票部品を複数種別保持する手段、上記帳票作成シ
    ート上に配置する上記帳票部品を上記複数種別の帳票部
    品(以降帳票部品群という)から選択する手段、上記選
    択された帳票部品の上記帳票作成シート上の配置位置を
    指示する手段、上記指示された位置に該帳票部品を配置
    する手段、上記配置された帳票部品の周囲に単位罫線枠
    を形成する手段、および隣接して配置された帳票部品の
    それぞれの周囲に形成された単位罫線枠の幅および高さ
    を合致させるように合成して上記帳票背景画を作成する
    手段を備えたことを特徴とする帳票作成装置。
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