JP3226349B2 - 映像用グラフ作成装置 - Google Patents

映像用グラフ作成装置

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JP3226349B2 JP26974392A JP26974392A JP3226349B2 JP 3226349 B2 JP3226349 B2 JP 3226349B2 JP 26974392 A JP26974392 A JP 26974392A JP 26974392 A JP26974392 A JP 26974392A JP 3226349 B2 JP3226349 B2 JP 3226349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像用グラフ作成装置、
特に、テレビジョン放送など映像媒体によってグラフを
表示するための映像情報を作成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの発達により、
コンピュータを利用してグラフ作成を行うソフトウエア
が多数開発されている。このようなソフトウエアを用い
れば、グラフ作成に必要な数値演算、スケーリング、レ
イアウト、などの処理をコンピュータによって自動化す
ることができるため、簡単な作業でグラフを作成するこ
とができる。作業者が、グラフ作成に必要な数値デー
タ、単位、説明文などをコンピュータに対して入力する
と、必要な数値演算、スケーリング、レイアウト、など
の処理が自動的に行われ、プリンタから作成されたグラ
フが出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータを利用し
た従来のグラフ作成装置は、最終的には紙面上にグラフ
を出力することを目的とするものである。すなわち、最
終的に作成されたグラフは、プリンタによって紙面上に
打ち出される。通常、コンピュータには、ディスプレイ
装置が接続されており、作成されたグラフをこのディス
プレイ装置上に表示させ、プリンタによる出力の前に確
認を行うことはできる。しかし、あくまでも最終的な結
果は、プリンタによって紙面上に出力することを意図し
ている。
【0004】最近は、テレビジョン放送をはじめとする
様々な映像媒体が普及しており、グラフをこのような映
像媒体によって提示する機会が増えてきている。ところ
が、従来のグラフ作成装置は、最終的な結果を映像媒体
によって提示することを意図したものではないため、映
像に適したグラフを作成する用途には向いていないとい
う問題があった。
【0005】そこで本発明は、映像媒体によって提示す
るためのグラフを容易に作成することのできる映像用グ
ラフ作成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本願第1の発明
は、映像媒体によってグラフを表示するための映像情報
を作成する装置において、グラフの背景として表示され
る背景画像を生成するためのデータからなる背景画像フ
ァイルを記憶する第1の記憶手段と、グラフの形態を指
定する形態情報と、背景画像ファイルを指定する背景情
報と、グラフの表示速度を指定する速度情報と、によっ
て構成されるグラフ種データファイルを、各グラフ種ご
とに記憶する第2の記憶手段と、グラフ種を指定するグ
ラフ種情報と、グラフ作成に必要な数値情報と、によっ
て構成される固有データファイルを、各グラフごとに記
憶する第3の記憶手段と、表示対象となるグラフを指定
する入力を行う入力手段と、この入力手段によって指定
されたグラフに対応する固有データファイルを第3の記
憶手段から抽出し、この抽出した固有データファイル内
のグラフ種情報によって指定されるグラフ種データファ
イルを第2の記憶手段から抽出し、この抽出したグラフ
種データファイル内の背景情報によって指定される背景
画像ファイルを第1の記憶手段から抽出するファイル管
理手段と、抽出された背景画像ファイルに基づいて背景
画像を生成し、この背景画像上に、抽出されたグラフ種
データファイル内の形態情報に基づく形態および速度情
報に基づく速度により、抽出された固有データファイル
内の数値情報に対応するグラフを表示する映像を作成す
る映像作成手段と、を設けたものである。
【0007】(2) 本願第2の発明は、映像媒体によっ
てグラフを表示するための映像情報を作成する装置にお
いて、グラフの背景として表示される背景画像を生成す
るためのデータからなる背景画像ファイルを記憶する第
1の記憶手段と、グラフの形態を指定する形態情報と、
背景画像ファイルを指定する背景情報と、グラフの表示
色を指定する色情報と、グラフの表示速度を指定する速
度情報と、によって構成されるグラフ種データファイル
を、各グラフ種ごとに記憶する第2の記憶手段と、グラ
フ種を指定するグラフ種情報と、グラフ作成に必要な数
値情報と、によって構成される固有データファイルを、
各グラフごとに記憶する第3の記憶手段と、表示対象と
なるグラフを指定する入力を行う入力手段と、この入力
手段によって指定されたグラフに対応する固有データフ
ァイルを第3の記憶手段から抽出し、この抽出した固有
データファイル内のグラフ種情報によって指定されるグ
ラフ種データファイルを第2の記憶手段から抽出し、こ
の抽出したグラフ種データファイル内の背景情報によっ
て指定される背景画像ファイルを第1の記憶手段から抽
出するファイル管理手段と、抽出された背景画像ファイ
ルに基づいて背景画像を生成し、この背景画像上に、抽
出されたグラフ種データファイル内の形態情報に基づく
形態、色情報に基づく色、速度情報に基づく速度によ
り、抽出された固有データファイル内の数値情報に対応
するグラフを表示する映像を作成する映像作成手段と、
を設けたものである。
【0008】(3) 本願第3の発明は、上述の各発明に
おいて、ファイル管理手段が、入力手段によって入力さ
れる指示に基づいて、新たな固有データファイルを作成
し、これを第3の記憶手段内に記憶させる処理を行える
ようにしたものである。
【0009】(4) 本願第4の発明は、上述の各発明に
おいて、ファイル管理手段が、入力手段によって入力さ
れる指示に基づいて、第2の記憶手段内に記憶されてい
るグラフ種データファイルを修正する処理を行えるよう
にしたものである。
【0010】
【作 用】本発明による映像用グラフ作成装置では、背
景画像ファイル、グラフ種データファイル、固有データ
ファイル、という3つのファイルを合成することによ
り、1枚の映像用グラフが作成される。背景画像ファイ
ルは、映像表示されるグラフの背景となる画像を生成す
るためのデータからなるファイルであり、映像に適した
背景画像を予め用意しておくことにより、この背景画像
の上にグラフを表示させることができる。グラフ種デー
タファイルは、そのグラフの形態およびそのグラフに用
いられる背景画像を指定するためのファイルである。棒
グラフ、線グラフ、円グラフなど、いくつかのグラフ種
について予めこのグラフ種データファイルを用意してお
けば、所望のグラフ種を選択する作業を行うだけで、映
像に適した形態のグラフ表示が得られるようになる。固
有データファイルは、実際に作成する個々のグラフごと
に作成されるファイルであり、グラフ種を指定する情報
とグラフ作成に必要な数値情報とによって構成される。
映像作成手段は、この3つのファイルのデータを合成す
ることにより、1枚のグラフを表示するための映像情報
を作成する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る映像用グラフ作成装置の
基本構成を示すブロック図である。映像用グラフ作成装
置としての基本構成要素は、記憶手段10、ファイル管
理手段20、映像作成手段30、入力手段40であり、
この装置で作成された映像情報は、ディスプレイ50に
与えられ、ここで映像用グラフが表示される。
【0012】記憶手段10は、3つの記憶領域に分けら
れ、それぞれ背景画像ファイル、グラフ種データファイ
ル、固有データファイルが記憶される。ファイル管理手
段20は、入力手段40からの指示に基づいて、記憶手
段10から特定のファイルを抽出したり、特定のファイ
ルに対して修正を行ったり、新たなファイルを追加した
りする機能を有する。また、映像作成手段30は、ファ
イル管理手段20が抽出した3つのファイル、すなわ
ち、背景画像ファイル、グラフ種データファイル、固有
データファイルに基づいて、グラフを表示するための映
像情報を生成する。この映像情報に基づいて、ディスプ
レイ50上に映像用グラフが表示される。また、この実
施例の装置では、ファイル管理手段20からディスプレ
イ50に対して、入力用画面情報を与えることにより、
ディスプレイ50上に入力用画面を表示させることがで
きる。この入力用画面は、ユーザーが入力手段40に対
して入力作業を行うときのガイドとしての役目を果た
す。
【0013】この実施例の装置は、具体的には、コンピ
ュータに専用のソフトウエアを搭載することにより構成
されている。すなわち、ファイル管理手段20および映
像作成手段30は、コンピュータ本体(CPU)によっ
て構成され、それぞれ特有の機能は、専用のソフトウエ
アによって実現される。記憶手段10は、このコンピュ
ータに接続された磁気ディスク装置あるいは光ディスク
装置などの外部記憶装置であり、入力手段40は、この
コンピュータに用いるキーボードあるいはマウスなどの
入力機器である。
【0014】この装置の特徴は、1枚の映像用グラフの
情報を、3つのファイルに分けて保存するようにした点
にある。このようなファイル構造を具体例に基づいて説
明しよう。図2は、ディスプレイ50上に実際に表示さ
れる映像用グラフの具体的な一例を示す図である。ま
た、図3に示す背景画像Aは、図2に示す映像用グラフ
の中から、背景となる画像だけを抽出したものである。
図はモノクロで示されているが、実際には、図3に示す
背景画像Aも、図2に示す棒グラフのバーの部分や文字
なども、いずれもカラー表示される。したがって、図3
の背景画像Aの各領域は、様々な色で着色されているこ
とになる。映像媒体を用いてグラフを提示する場合、背
景にこのようなカラー画像を用いると、視覚的に重要な
効果を奏する。記憶手段10の第1の記憶領域には、予
め何枚かの背景画像が用意されており、個々のグラフ
は、用意された背景画像から任意のものを選択して用い
ることになる。このような背景画像は、CAD装置など
を利用して予め作成しておけばよい。この実施例の装置
では、二次元平面上に配列された各画素についての画素
値からなるラスター型のデータとして、背景画像を用意
している。
【0015】記憶手段10の第2の記憶領域には、予め
いくつかのグラフ種データファイルが用意されている。
このグラフ種データファイルは、いわば、作成するグラ
フのパターンを示すものである。一般に、「グラフ」と
言っても、いろいろな種類のグラフが存在する。図4
に、代表的なグラフについてのいくつかの例を示す。同
図(a) 〜(d) は、それぞれ、「縦型単純棒グラフ」,
「横型単純棒グラフ」,「縦型単純線グラフ」,「円グ
ラフ」の一例を示したものである。本明細書では、この
ようなグラフの種々のパターンを、「グラフ種」と呼ぶ
ことにする。図4には、4つのグラフ種を示したが、こ
の実施例の装置では、図5の表に示すように、合計20
種類ものグラフ種を用意している。各グラフ種について
のグラフ種データファイルは、それぞれ、以下の4とお
りの情報によって構成される。
【0016】 形態情報…映像画面のどの位置に、ど
のようなグラフを表示するかというグラフの形態を特定
するための情報 背景情報…背景画像として、どの背景画像ファイル
を用いるかを指定する情報 色情報…グラフの表示色(棒グラフであれば、バー
の色、線グラフであれば、プロット点および線の色、円
グラフであれば、各扇型領域の色)を指定する情報 速度情報…グラフの表示速度を指定する情報。紙面
上のグラフはいわば静止画であるのに対し、映像用グラ
フは動画を用いることが可能である。本実施例の装置で
は、ディスプレイ50上には、まず、図3に示す背景画
像が表示され、以後、この上にグラフが描かれてゆく様
子が動画として提示される。グラフの表示速度とは、動
画として描いてゆくグラフの描画速度の意味である。
【0017】たとえば、図2に示されているような「縦
型単純棒グラフ」なるグラフ種について、記憶手段10
内に用意されるグラフ種データファイルは、 形態情報:縦型単純棒グラフの形態 背景情報:背景画像A 色情報 :青色 速度情報:3(任意の単位) といった情報から構成されることになる。本実施例で
は、このようなグラフ種データファイルが、20種類用
意されており、しかも各グラフ種データファイルの内容
について修正を行えるようにしている。たとえば、「縦
型単純棒グラフ」について、予め用意されているグラフ
種データファイル(いわゆるデフォールトデータ)で
は、青色のバーが表示されることになっている。ユーザ
ーが、これを赤色のバーに変更して用いたいと思った場
合は、入力手段40からの指示により変更することがで
きる。ファイル管理手段20は、このような変更指示を
受けると、該当するグラフ種データファイルを記憶手段
10から読出し、読出したデータに対して修正を行うた
めの入力用画面情報をディスプレイ50に与える。ユー
ザーは、この画面表示を見ながら、必要な修正入力を入
力手段40に対して行う。すなわち、「色情報 :青
色」を「色情報 :赤色」に修正する入力を行えばよ
い。ファイル管理手段20は、このように修正されたグ
ラフ種データファイルを、もとどおり記憶手段10内に
保存する。このような作業を行うことにより、ユーザー
は、カスタマイズされたパターンのグラフを作成するこ
とが可能になる。
【0018】記憶手段10の第3の領域に記憶される固
有データファイルは、個々の映像用グラフを作成するた
めに必要な具体的なデータを含んだファイルである。背
景画像ファイルおよびグラフ種データファイルが予め用
意されているファイルであるのに対し、固有データファ
イルはユーザー自身が作成するファイルである。ファイ
ル管理手段20は、このような固有データファイルを新
たに作成する機能を有する。ファイル管理手段20は、
固有データファイルの作成に必要な種々のデータを入力
する作業を助けるため、ディスプレイ50に対して所定
の入力用画面情報を与え、ディスプレイ50上に入力用
画面を表示させる。たとえば、「縦型単純棒グラフ」を
作成する場合は、入力手段40からその旨の指示を入力
すればよい。すると、ディスプレイ50上には、たとえ
ば、図6に示すような入力用画面が表示される。このよ
うな入力用画面は、各グラフ種ごとに、ファイル管理手
段20内に予め用意されている。ただ、複数のグラフ種
について、同じ入力用画面を共通して使用することが可
能である。たとえば、「縦型単純棒グラフ」と「横型単
純棒グラフ」とは、共通の入力用画面を用いても通常は
問題ない。この実施例の装置では、前述のように、20
とおりのグラフ種が用意されているが、複数のグラフ種
に対して共通の入力用画面を用いるようにし、合計6種
類の入力用画面ですべてのグラフ種に対応させている。
図5の表において、入力用画面の欄の1〜6の数字は、
この6種類の入力用画面を示す番号であり、図6に示す
入力用画面は、「縦型単純棒グラフ」に適用できる番号
1の入力用画面である。左上のグラフ種の欄には、「縦
型単純棒グラフ」なる文字が表示され、右上のグラフ種
の欄には、そのイメージパターンが表示されているが、
その他の欄はすべて空欄となっている。
【0019】このような入力用画面を見ながら、ユーザ
ーは空欄の部分にデータを入力してゆく。ユーザーが入
力するデータは、1枚のグラフを作成するのに必要な具
体的な数値データや見出しとなる文字データなどであ
る。図7は、このようにしてすべての欄についてのデー
タ入力が完了した状態を示す。記憶手段10内に記憶さ
せる固有データファイルは、こうして入力したデータか
ら構成されるファイルである。入力作業が完了したら、
画面右上の「OK」欄を指示すれば、これまでに入力し
たデータが、新たな固有データファイルとして登録され
ることになり、「CANCEL」欄を指示すれば、登録
はキャンセルされる。もちろん、このようにして登録さ
れた固有データファイルに対して修正を行うこともでき
る。こうして、記憶手段10の第3の領域には、ユーザ
ーによって次々と固有データファイルが登録されてゆ
く。
【0020】続いて、作成したグラフを表示させる処理
を、上述の具体例に基づいて説明しよう。まず、ユーザ
ーは、表示対象となるグラフを特定する入力を入力手段
40に対して行う。たとえば、「グラフ1」として登録
されているグラフを表示させるような指示を入力したと
する。ファイル管理手段20は、記憶手段10の第3の
記憶領域から、「グラフ1」なる固有データファイル
(図7に示すデータから構成される)を抽出してくる。
この固有データファイルの内容から、グラフ種は「縦型
単純棒グラフ」であることが認識できるので、ファイル
管理手段20は、続いて、記憶手段10の第2の記憶領
域から、「縦型単純棒グラフ」なるグラフ種データファ
イルを抽出してくる。このグラフ種データファイルから
は、 形態情報:縦型単純棒グラフの形態 背景情報:背景画像A 色情報 :青色 速度情報:3(任意の単位) といった情報が認識できる。そこで、ファイル管理手段
20は、記憶手段10の第1の記憶領域から、「背景画
像A」なる背景画像ファイルを抽出してくる。
【0021】映像作成手段30は、こうして抽出された
背景画像ファイル、グラフ種データファイル、固有デー
タファイル、に基づいて、グラフを表示する映像情報を
作成する。すなわち、抽出された背景画像ファイルに基
づいて背景画像を生成し、この背景画像上に、抽出され
たグラフ種データファイル内の形態情報に基づく形態、
色情報に基づく色、速度情報に基づく速度により、抽出
された固有データファイル内の数値情報に対応するグラ
フを表示する映像が作成される。具体的には、まず、図
3に示すような背景画像Aが表示され、続いて、タイト
ルなどの文字が表示され、最後に、棒グラフのバーが1
本ずつ下から上へと伸びるように表示されてゆく動画が
作成されることになる。図8は、図7に示す固有データ
ファイルの各データと、グラフ画面上の各領域との対応
関係を示す図である。すなわち、図7において、「タイ
トル」欄に入力した文字は、図8の領域S1に表示さ
れ、「日付」欄に入力した文字は、図8の領域S2に表
示され、「出典名」欄に入力した文字は、図8の領域S
3に表示され、「単位」欄に入力した文字は、図8の領
域S4に表示され、各「項目名」欄に入力した文字は、
図8の領域S5に表示され(但し、省略欄に*記号が入
力されていた場合には表示は省略される)、「凡例」欄
に入力した文字は、図8の領域S6に上の行から詰めて
表示され、「脚注」欄に入力した文字は、図8の領域S
7に下の行から詰めて表示される。また、各「数値」欄
に入力した数字に対応した棒グラフのバーが、図8の領
域S8に表示される。このような対応関係は、グラフ種
データファイル内の形態情報として定義されていること
になる。結局、図7に示す固有データファイルについ
て、図3に示す背景画像Aを用いて、「縦型単純棒グラ
フ」を作成すると、図2に示すようなグラフが作成され
ることになる。もっとも、映像作成手段30がディスプ
レイ50に対して出力する情報は、動画としての映像情
報であり、図2に示す画像は、すべての描画が完了した
ときの状態に対応する画像である。
【0022】ユーザーが、入力手段40から別な固有デ
ータファイルを選択する指示を与えれば、全く同様にし
て、選択されたグラフが動画によって表示されることに
なる。このように、本発明に係る映像用グラフ作成装置
を用いれば、グラフの作成作業も表示作業も、非常に簡
単に行うことができる。すなわち、グラフを作成する場
合には、グラフ種を決め、図6に示すような入力用画面
に基づいて、必要な文字列および数値を入力する作業を
行うだけでよく、グラフを表示させる場合には、表示対
象となるグラフを特定する入力を行うだけでよい。こう
して、映像媒体によって提示するのに適したグラフを容
易に作成することが可能になる。この装置は、たとえば
衛星放送を用いて配信されるビジネス用番組などで、株
価チャートなどの経済情報をグラフとして提示する場合
などに適用することができる。
【0023】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものでは
なく、この他にも種々の態様で実施可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る映像用グラ
フ作成装置によれば、背景画像ファイル、グラフ種デー
タファイル、固有データファイル、という3つのファイ
ルによって、映像用グラフを作成するようにしたため、
映像媒体によって提示するためのグラフを容易に作成す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像用グラフ作成装置の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置によって作成された映像用グラ
フの具体例を示す図である。
【図3】図2に示す映像用グラフに用いられている背景
画像Aを示す図である。
【図4】代表的ないくつかのグラフの形態を示す図であ
る。
【図5】図1に示す装置において用意されている20種
類のグラフ種を示す表である。
【図6】図1に示す装置において、固有データファイル
を作成するときに用いる入力用画面の一例を示す図であ
る。
【図7】図6に示す入力用画面に対して、データ入力作
業を完了した状態を示す図である。
【図8】図7に示す各データと、グラフ画面上の各領域
との対応関係を示す図である。
【符号の説明】
10…記憶手段 20…ファイル管理手段 30…映像作成手段 40…入力手段 50…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−130585(JP,A) 特開 平6−96226(JP,A) 特開 平6−96228(JP,A) 特開 平6−96225(JP,A) 「GlobalView/ViewP oint VPアドバンスビジネスグラ フ操作説明書」,富士ゼロックス株式会 社,特許庁資料館平成4年6月10日受 入,全頁. (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/20 120 G06F 3/153 320

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像媒体によってグラフを表示するため
    の映像情報を作成する装置であって、 グラフの背景として表示される背景画像を生成するため
    のデータからなる背景画像ファイルを記憶する第1の記
    憶手段と、 グラフの形態を指定する形態情報と、背景画像ファイル
    を指定する背景情報と、グラフの表示速度を指定する速
    度情報と、によって構成されるグラフ種データファイル
    を、各グラフ種ごとに記憶する第2の記憶手段と、 グラフ種を指定するグラフ種情報と、グラフ作成に必要
    な数値情報と、によって構成される固有データファイル
    を、各グラフごとに記憶する第3の記憶手段と、 表示対象となるグラフを指定する入力を行う入力手段
    と、 前記入力手段によって指定されたグラフに対応する固有
    データファイルを前記第3の記憶手段から抽出し、この
    抽出した固有データファイル内のグラフ種情報によって
    指定されるグラフ種データファイルを前記第2の記憶手
    段から抽出し、この抽出したグラフ種データファイル内
    の背景情報によって指定される背景画像ファイルを前記
    第1の記憶手段から抽出するファイル管理手段と、 抽出された背景画像ファイルに基づいて背景画像を生成
    し、この背景画像上に、抽出されたグラフ種データファ
    イル内の形態情報に基づく形態および速度情報に基づく
    速度により、抽出された固有データファイル内の数値情
    報に対応するグラフを表示する映像を作成する映像作成
    手段と、 を備えることを特徴とする映像用グラフ作成装置。
  2. 【請求項2】 映像媒体によってグラフを表示するため
    の映像情報を作成する装置であって、 グラフの背景として表示される背景画像を生成するため
    のデータからなる背景画像ファイルを記憶する第1の記
    憶手段と、 グラフの形態を指定する形態情報と、背景画像ファイル
    を指定する背景情報と、グラフの表示色を指定する色情
    報と、グラフの表示速度を指定する速度情報と、によっ
    て構成されるグラフ種データファイルを、各グラフ種ご
    とに記憶する第2の記憶手段と、 グラフ種を指定するグラフ種情報と、グラフ作成に必要
    な数値情報と、によって構成される固有データファイル
    を、各グラフごとに記憶する第3の記憶手段と、 表示対象となるグラフを指定する入力を行う入力手段
    と、 前記入力手段によって指定されたグラフに対応する固有
    データファイルを前記第3の記憶手段から抽出し、この
    抽出した固有データファイル内のグラフ種情報によって
    指定されるグラフ種データファイルを前記第2の記憶手
    段から抽出し、この抽出したグラフ種データファイル内
    の背景情報によって指定される背景画像ファイルを前記
    第1の記憶手段から抽出するファイル管理手段と、 抽出された背景画像ファイルに基づいて背景画像を生成
    し、この背景画像上に、抽出されたグラフ種データファ
    イル内の形態情報に基づく形態、色情報に基づく色、速
    度情報に基づく速度により、抽出された固有データファ
    イル内の数値情報に対応するグラフを表示する映像を作
    成する映像作成手段と、 を備えることを特徴とする映像用グラフ作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 ファイル管理手段が、入力手段によって入力される指示
    に基づいて、新たな固有データファイルを作成し、これ
    を第3の記憶手段内に記憶させる処理を行うことを特徴
    とする映像用グラフ作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の装置に
    おいて、 ファイル管理手段が、入力手段によって入力される指示
    に基づいて、第2の記憶手段内に記憶されているグラフ
    種データファイルを修正する処理を行うことを特徴とす
    る映像用グラフ作成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「GlobalView/ViewPoint VPアドバンスビジネスグラフ操作説明書」,富士ゼロックス株式会社,特許庁資料館平成4年6月10日受入,全頁.

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