JPH10198579A - 状態遷移ルート抽出装置 - Google Patents

状態遷移ルート抽出装置

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Publication number
JPH10198579A
JPH10198579A JP9001520A JP152097A JPH10198579A JP H10198579 A JPH10198579 A JP H10198579A JP 9001520 A JP9001520 A JP 9001520A JP 152097 A JP152097 A JP 152097A JP H10198579 A JPH10198579 A JP H10198579A
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JP
Japan
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state
route
state transition
transition
factor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9001520A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hasegawa
賢一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ少ない数で且つできるだけ多くの
パターンを含むように状態遷移ルートを高効率的に生成
・抽出することである。 【解決手段】 記憶手段1には複数の状態、該状態に変
化をもたらす要因、該要因が発生した場合に実行すべき
処理及び該処理を実行した後の遷移先の状態を含む状態
遷移表データが格納されている。第1指定手段2により
開始状態及び終了状態を指定し、第2指定手段3により
除外条件を指定する。除外条件としては、同一ループが
重複する場合、同一状態が重複する場合、同一ルートが
重複する場合、自己ループがある場合等がある。ルート
生成手段4は、状態遷移表データについての開始状態か
ら終了状態に至る全ての状態遷移ルートのうち、第2指
定手段3により指定された除外条件に該当する状態遷移
ルートを除外した状態遷移ルートを生成し、表示手段5
に視覚的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、状態遷移表データ
から状態遷移ルートを生成・抽出する状態遷移ルート抽
出装置に関する。
【0002】近年、コンピュータ・プログラムは複雑
化、大規模化が著しく、その信頼性確保のための試験に
は膨大な手間と時間を要している。そこで、かかる試験
を高効率的に行うための技術が必要となる。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ・プログラムの製作におい
ては、一般に状態遷移表が作成され、この状態遷移表に
基づき、あるいはこれを参照して、ソースプログラムが
自動あるいは手動で作成される。そして、その試験は、
作成されたソースプログラムを実際に実行し、シミュレ
ータにより模擬的に実行し、あるいはプログラム内容を
試験プログラムや人的作業によって解析することにより
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなソースプロ
グラムの試験は信頼性確保の観点から勿論必要なもので
あるが、状態遷移表の段階で、その論理やその他の試験
を行って不具合を発見し、できるだけその修正を施して
おけば、ソースプログラムの段階での試験に要する手間
や時間を大幅に縮減することができる。
【0005】ここで、状態遷移表の段階で試験を行なお
うとした場合、開始状態から終了状態に至る状態遷移ル
ート(経路)は、プログラムの複雑化や大規模化ともあ
いまって極めて多数である。そして、これらの全ての状
態遷移ルートを生成し、その試験を行うことができれ
ば、より信頼性を高くすることができることはいうまで
もないが、その数の膨大さから考えて、非常に困難ある
いは重複等も存在することから非効率的である。従っ
て、できるだけ少ない数で且つできるだけ多くのパター
ンを含むように状態遷移ルートを生成・抽出する必要が
ある。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、できるだけ少ない
数で且つできるだけ多くのパターンを含むように状態遷
移ルートを高効率的に生成・抽出することができる状態
遷移ルート抽出装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0008】本発明の状態遷移ルート抽出装置は、図1
に示されるように、複数の状態、該状態に変化をもたら
す要因、該要因が発生した場合に実行すべき処理、及び
該処理を実行した後の遷移先の状態を含む状態遷移表デ
ータが格納される状態遷移表記憶手段1と、開始状態及
び終了状態を入力指定する第1指定手段2と、除外条件
を入力指定する第2指定手段3と、前記状態遷移表デー
タについての前記第1指定手段2により指定された開始
状態から終了状態に至る全ての状態遷移ルートのうち、
前記第2指定手段3により指定された除外条件に該当す
る状態遷移ルートを除外した状態遷移ルートを生成する
ルート生成手段4と、必要に応じて該ルート生成手段4
により生成された状態遷移ルートを視覚的に表示する表
示手段5とを備えて構成される。
【0009】前記除外条件としては、例えば、状態遷移
ルート中に一の状態から他の単一の又は複数の状態を経
て該一の状態に遷移するル−プが重複して存在する場合
を除外する同一ループ除外、状態遷移ルート中に同一の
状態が重複して存在する場合を除外する同一状態除外、
及び状態遷移ルート中に一の状態から一の要因により他
の状態に遷移することが重複して存在する場合を除外す
る同一遷移除外、のうちのいずれかとすることができ
る。
【0010】また、前記除外条件としては、前記同一ル
ープ除外、前記同一状態除外、及び前記同一遷移除外の
うちのいずれかと、一の状態から他の状態を経ずに該一
の状態に遷移する自己ループを除外する自己ループ除
外、及び一の状態遷移ルート中に含まれる全ての状態及
び要因が他の状態遷移ルートに含まれる場合に、該一の
ルートを除外する全遷移通過最小パターン、のうちのい
ずれかとの組合せとすることができる。
【0011】本発明によると、第1指定手段により開始
状態及び終了状態を指定し、第2指定手段により前記の
ような除外条件を指定するようにしている。例えば、前
記同一ループ除外を例にとると、状態遷移ルート中に同
一ループが複数存在する場合には、同一ループは通常は
1回試験を実施してその正当性が確認できれば、殆どの
場合にはそれで十分であり、同一ループを複数回含む状
態遷移ルートを試験した場合に誤動作等が全く無いとは
保証し得ないけれども、かなりの確率で正当であろうこ
とが推定でき、あえて同一ループを複数回含む状態遷移
ルートを試験することは労力に比較して得るものが少な
い。他の除外条件についても同様であり、試験内容に応
じて必要最小限となるような除外条件を指定すれば良
い。
【0012】このように、本発明による状態遷移ルート
抽出装置は、開始状態及び終了状態を指定するととも
に、除外条件を指定して状態遷移ルートの数を減少させ
るようにしたから、試験内容に応じてできるだけ少ない
数で且つできるだけ多くのパターンを含むように状態遷
移ルートを生成・抽出することが可能である。
【0013】従って、状態遷移表の段階で試験を高効率
的に実施することができるようになり、その後に実施さ
れるソースプログラムの試験における手間や時間を大幅
に縮減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図2は、以下に示す
本発明の実施の形態において使用する状態遷移表の一例
であり、この状態遷移表はデータ化されて、メモリ(図
1の状態遷移表記憶手段1)に予め格納されている。
【0015】状態遷移表データは、同図に示されている
ように、複数の状態(状態1〜状態4)、該状態に変化
をもたらす要因(要因A〜要因E)、該要因が発生した
場合に実行すべき処理(処理ア〜キ)、及び該処理を実
行した後の遷移先の状態(状態1〜状態4)を含むデー
タである。
【0016】図2において、例えば、状態1と要因Aに
着目すると、状態1にあるときに、要因Aが生じると、
処理アを実行して状態2になることを示している。な
お、図2中、「×」はその要因を無視することを意味す
る。図2に示されている状態遷移表データの内容の理解
を容易とするため、図3にこれに対応する状態遷移図を
示した。
【0017】また、以下に示す実施の形態においては、
特にことわらない限り、図1の第1指定手段により開始
状態として「状態1」を、終了状態として同じく「状態
1」を指定したものとして説明する。
【0018】なお、状態遷移表の中に、指定された終了
状態に至ることができない状態が存在する場合には、該
終了状態に至ることができない状態を含む状態遷移ルー
トテスト項目は無視することにする。
【0019】〔第1の実施の形態〕本発明の第1の実施
の形態を、図4〜図6を参照して説明する。図4は、除
外条件として「同一ループ除外」且つ「自己ループ除
外」を指定した場合の処理を示すフローチャートであ
る。なお、「同一ループ除外」とは、状態遷移ルート中
に一の状態から他の単一の又は複数の状態を経て該一の
状態に戻るル−プが重複して存在する場合を除外する除
外条件を意味し、「自己ループ除外」とは、一の状態か
ら他の状態を経ずに該一の状態に遷移する場合である自
己ループを除外する除外条件を意味する。
【0020】まず、作業変数としての状態xを第1指定
手段により指定された開始状態(この場合は「状態
1」)とし(ST1)、状態xについての要因に対して
の遷移先を全て調査したか否かを判断する(ST2)。
【0021】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、状態xについての各要因のうちの
一の要因(状態xについての該一の要因について既に処
理済みの場合には、未だ処理していない次ぎの要因)に
対しての遷移先を調査し(ST3)、遷移先が「要因無
視」の場合、即ち図2で「×」の場合には、そのルート
を削除して(ST4)、ST2に戻る。
【0022】ST3において、遷移先が「自状態」の場
合には、自己ループであるから、そのルートを削除して
(ST4′)、ST2に戻る。ST3において、遷移先
が「自状態以外」の場合には、遷移先状態が最終状態
(この場合は「状態1」)であるか否かを判断し(ST
5)、最終状態でない場合(Noの場合)には、ルート
(状態xから該当する要因により該当する遷移先の状態
に至るルート)を追加作成し(ST6)、作成したルー
ト(開始状態からST6において追加されたルートまで
のルート)内に繰り返しルートが存在するか否か、即
ち、同一ループが重複して存在しているか否かを判断す
る(ST7)。
【0023】ST7において、繰り返しルートが存在す
る場合(Yesの場合)には、そのルートを削除し(S
T8)、ST2に戻り、繰り返しルートが存在しない場
合(Noの場合)には、何もせずにST2に戻る。ST
5において、遷移先状態が最終状態であると判断した場
合(Yesの場合)には、ST6でこれまでに追加作成
したルートを状態遷移ルートテスト項目として抽出して
(ST9)、ST2に戻る。
【0024】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査したと判断した場合(Yes
の場合)には、全ての状態について調査したか否かを判
断し(ST10)、全ての状態について調査していない
と判断した場合(Noの場合)には、状態xを次ぎの状
態とし(ST11)、ST2に進み同様の処理を繰り返
す。
【0025】ST10において、全ての状態について調
査したと判断した場合(Yesの場合)には、追加作成
されたルートが有るか否かを判断し(ST12)、追加
作成されたルートが有る場合(Yesの場合)にはST
11に戻り、追加作成されたルートが無い場合には、S
T9で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目をデ
ィスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST13)、
この処理を終了する。
【0026】図2に示した状態遷移表データを図4のフ
ローチャートによって処理すると、図5に示すような途
中経過を経て、図6に示す結果がディスプレイ上に表示
される。図5中、数字の1〜4は状態を示し、A〜Eは
要因を示し、×は除外項目に該当するために削除される
ルートを示し、○は状態遷移ルートテスト項目として抽
出するルートを示している。
【0027】図5において、まず開始状態としての状態
1にあるときに要因Aが生じると状態2に遷移し(S
1)、この状態2にあるときに要因Dが生じると状態1
に遷移し(S2)、このルート「1→2→1」は、図6
の「0001」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0028】S1により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S3)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S4)、このルー
トは自己ループを含むので削除される。
【0029】S3により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S5)、この状態4にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S6)、このルー
ト「1→2→3→4→1」は、図6の「0003」の欄
に示されているように、状態遷移ルートテスト項目とし
て抽出される。
【0030】S3により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S7)、この状態2にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S8)、このルー
ト「1→2→3→2→1」は、図6の「0002」の欄
に示されているように、状態遷移ルートテスト項目とし
て抽出される。
【0031】S7により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S9)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S10)、このル
ートは自己ループを含むので削除される。
【0032】S9により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S11)、この状態4にあると
きに要因Dが生じると状態1に遷移し(S12)、この
ルート「1→2→3→2→3→4→1」は、図6の「0
004」の欄に示されているように、状態遷移ルートテ
スト項目として抽出される。
【0033】S9により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S13)、このルート中には、
「2→3→2」というループが2度繰り返されて存在し
ているので、このルートは削除される。
【0034】このような処理の結果、図6に示されてい
るように、図2に示した状態遷移表データから状態遷移
ルートテスト項目として、4個の状態遷移ルートが抽出
された。
【0035】〔第2の実施の形態〕本発明の第2の実施
の形態を、図7〜図9を参照して説明する。図7は、除
外条件として「同一ループ除外」のみ指定し、「自己ル
ープ除外」を指定しない場合の処理を示すフローチャー
トである。なお、「同一ループ除外」とは、状態遷移ル
ート中に一の状態から他の単一の又は複数の状態を経て
該一の状態に戻るル−プが重複して存在する場合を除外
する除外条件を意味し、「自己ループ除外」とは、一の
状態から他の状態を経ずに該一の状態に遷移する場合で
ある自己ループを除外する除外条件を意味する。
【0036】まず、作業変数としての状態xを第1指定
手段により指定された開始状態(この場合は「状態
1」)とし(ST1)、状態xについての要因に対して
の遷移先を全て調査したか否かを判断する(ST2)。
【0037】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、状態xについての各要因のうちの
一の要因(状態xについての該一の要因について既に処
理済みの場合には、未だ処理していない次ぎの要因)に
対しての遷移先を調査し(ST3)、遷移先が「要因無
視」の場合、即ち図2で「×」の場合には、そのルート
を削除して(ST4)、ST2に戻る。
【0038】ST3において、遷移先が「自状態」の場
合、及び遷移先が「自状態以外」の場合には、遷移先状
態が最終状態(この場合は「状態1」)であるか否かを
判断し(ST5)、最終状態でない場合(Noの場合)
には、ルート(状態xから該当する要因により該当する
遷移先の状態に至るルート)を追加作成し(ST6)、
作成したルート(開始状態からST6において追加され
たルートまでのルート)内に繰り返しルートが存在する
か否か、即ち、同一ループが重複して存在しているか否
かを判断する(ST7)。
【0039】ST7において、繰り返しルートが存在す
る場合(Yesの場合)には、そのルートを削除し(S
T8)、ST2に戻り、繰り返しルートが存在しない場
合(Noの場合)には、何もせずにST2に戻る。ST
5において、遷移先状態が最終状態であると判断した場
合(Yesの場合)には、ST6でこれまでに追加作成
したルートを状態遷移ルートテスト項目として抽出して
(ST9)、ST2に戻る。
【0040】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査したと判断した場合(Yes
の場合)には、全ての状態について調査したか否かを判
断し(ST10)、全ての状態について調査していない
と判断した場合(Noの場合)には、状態xを次ぎの状
態とし(ST11)、ST2に進み同様の処理を繰り返
す。
【0041】ST10において、全ての状態について調
査したと判断した場合(Yesの場合)には、追加作成
されたルートが有るか否かを判断し(ST12)、追加
作成されたルートが有る場合(Yesの場合)にはST
11に戻り、追加作成されたルートが無い場合には、S
T9で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目をデ
ィスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST13)、
この処理を終了する。
【0042】図2に示した状態遷移表データを図7のフ
ローチャートによって処理すると、図8に示すような途
中経過を経て、図9に示す結果がディスプレイ上に表示
される。図8中、数字の1〜4は状態を示し、A〜Eは
要因を示し、×は除外項目に該当するために削除される
ルートを示し、○は状態遷移ルートテスト項目として抽
出するルートを示している。
【0043】図8において、まず開始状態としての状態
1にあるときに要因Aが生じると状態2に遷移し(S
1)、この状態2にあるときに要因Dが生じると状態1
に遷移し(S2)、このルート「1→2→1」は、図9
の「0001」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0044】S1により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S3)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S4)、この状態
3にあるときに要因Eが生じると状態3に遷移し(S
5)、このルート中には、「3→3」というループが2
度繰り返されて存在しているので、このルートは削除さ
れる。
【0045】S4により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S6)、この状態4にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S7)、このルー
ト「1→2→3→3→4→1」は、図9の「0005」
の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目
として抽出される。
【0046】S4により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S8)、この状態2にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S9)、このルー
ト「1→2→3→3→2→1」は、図9の「0003」
の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目
として抽出される。
【0047】S8により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S10)、この状態3にあると
きに要因Eが生じると状態3に遷移し(S11)、この
ルート中には、「3→3」というループが2度繰り返さ
れて存在しているので、このルートは削除される。
【0048】S10により状態3にあるときに要因Cが
生じると状態4に遷移し(S12)、この状態4にある
ときに要因Dが生じると状態1に遷移し(S13)、こ
のルート「1→2→3→3→2→3→4→1」は、図9
の「0007」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0049】S10により状態3にあるときに要因Aが
生じると状態2に遷移し(S14)、この状態2にある
ときに要因Dが生じると状態1に遷移し(S15)、こ
のルート「1→2→3→3→2→3→2→1」は、図9
の「0009」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0050】S14により状態2にあるときに要因Bが
生じると状態3に遷移し(S16)、このルート中に
は、「3→2→3」というループが2度繰り返されて存
在しているので、このルートは削除される。
【0051】S3により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S17)、この状態4にあると
きに要因Dが生じると状態1に遷移し(S18)、この
ルート「1→2→3→4→1」は、図9の「0004」
の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目
として抽出される。
【0052】S3により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S19)、この状態2にあると
きに要因Dが生じると状態1に遷移し(S20)、この
ルート「1→2→3→2→1」は、図9の「0002」
の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目
として抽出される。
【0053】S19により状態2にあるときに要因Bが
生じると状態3に遷移し(S21)、この状態3にある
ときに要因Eが生じると状態3に遷移し(S22)、こ
の状態3にあるときに要因Eが生じると状態3に遷移し
(S23)、このルート中には、「3→3」というルー
プが2度繰り返されて存在しているので、このルートは
削除される。
【0054】S22により状態3にあるときに要因Cが
生じると状態4に遷移し(S24)、この状態4にある
ときに要因Dが生じると状態1に遷移し(S25)、こ
のルート「1→2→3→2→3→3→4→1」は、図9
の「0008」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0055】S22により状態3にあるときに要因Aが
生じると状態2に遷移し(S26)、この状態2にある
ときに要因Dが生じると状態1に遷移し(S27)、こ
のルート「1→2→3→2→3→3→2→1」は、図9
の「0010」の欄に示されているように、状態遷移ル
ートテスト項目として抽出される。
【0056】S26により状態2にあるときに要因Bが
生じると状態3に遷移し(S28)、このルート中に
は、「3→2→3」というループが2度繰り返されて存
在しているので、このルートは削除される。
【0057】S21により状態3にあるときに要因Cが
生じると状態4に遷移し(S29)、この状態4にある
ときに要因Dが生じると状態1に遷移し(S30)、こ
のルート「1→2→3→2→3→4→1」は、図9の
「0006」の欄に示されているように、状態遷移ルー
トテスト項目として抽出される。
【0058】S21により状態3にあるときに要因Aが
生じると状態2に遷移し(S31)、このルート中に
は、「2→3→2」というループが2度繰り返されて存
在しているので、このルートは削除される。
【0059】このような処理の結果、図9に示されてい
るように、図2に示した状態遷移表データから状態遷移
ルートテスト項目として、10個の状態遷移ルートが抽
出された。
【0060】〔第3の実施の形態〕本発明の第3の実施
の形態を、図10〜図12を参照して説明する。図10
は、除外条件として「同一状態除外」を指定した場合の
処理を示すフローチャートである。なお、「同一状態除
外」とは、状態遷移ルート中に同一の状態が重複して存
在する場合を除外する除外条件を意味し、一の状態から
他の状態を経ずに該一の状態に遷移する場合である自己
ループを除外する除外条件である「自己ループ除外」は
当然にこの「同一状態除外」に含まれる。
【0061】まず、作業変数としての状態xを第1指定
手段により指定された開始状態(この場合は「状態
1」)とし(ST1)、状態xについての要因に対して
の遷移先を全て調査したか否かを判断する(ST2)。
【0062】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、状態xについての各要因のうちの
一の要因(状態xについての該一の要因について既に処
理済みの場合には、未だ処理していない次ぎの要因)に
対しての遷移先を調査し(ST3)、遷移先が「要因無
視」の場合、即ち図2で「×」の場合には、そのルート
を削除して(ST4)、ST2に戻る。
【0063】ST3において、遷移先が「自状態」の場
合には、同一の状態が重複して存在する自己ループであ
るから、そのルートを削除して(ST4′)、ST2に
戻る。ST3において、遷移先が「自状態以外」の場合
には、遷移先状態が最終状態(この場合は「状態1」)
であるか否かを判断し(ST5)、最終状態でない場合
(Noの場合)には、ルート(状態xから該当する要因
により該当する遷移先の状態に至るルート)を追加作成
し(ST6)、作成したルート(開始状態からST6に
おいて追加されたルートまでのルート)内に同一の状態
が重複して存在しているか否かを判断する(ST7)。
【0064】ST7において、同一の状態が重複して存
在する場合(Yesの場合)には、そのルートを削除し
(ST8)、ST2に戻り、同一の状態が重複して存在
しない場合(Noの場合)には、何もせずにST2に戻
る。ST5において、遷移先状態が最終状態であると判
断した場合(Yesの場合)には、ST6でこれまでに
追加作成したルートを状態遷移ルートテスト項目として
抽出して(ST9)、ST2に戻る。
【0065】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査したと判断した場合(Yes
の場合)には、全ての状態について調査したか否かを判
断し(ST10)、全ての状態について調査していない
と判断した場合(Noの場合)には、状態xを次ぎの状
態とし(ST11)、ST2に進み同様の処理を繰り返
す。
【0066】ST10において、全ての状態について調
査したと判断した場合(Yesの場合)には、追加作成
されたルートが有るか否かを判断し(ST12)、追加
作成されたルートが有る場合(Yesの場合)にはST
11に戻り、追加作成されたルートが無い場合には、S
T9で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目をデ
ィスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST13)、
この処理を終了する。
【0067】図2に示した状態遷移表データを図10の
フローチャートによって処理すると、図11に示すよう
な途中経過を経て、図12に示す結果がディスプレイ上
に表示される。図11中、数字の1〜4は状態を示し、
A〜Eは要因を示し、×は除外項目に該当するために削
除されるルートを示し、○は状態遷移ルートテスト項目
として抽出するルートを示している。
【0068】図11において、まず開始状態としての状
態1にあるときに要因Aが生じると状態2に遷移し(S
1)、この状態2にあるときに要因Dが生じると状態1
に遷移し(S2)、このルート「1→2→1」は、図1
2の「0001」の欄に示されているように、状態遷移
ルートテスト項目として抽出される。
【0069】S1により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S3)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S4)、このルー
トは「状態3」を2回通過するので削除される。
【0070】S3により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S5)、この状態4にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S6)、このルー
ト「1→2→3→4→1」は、図12の「0002」の
欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目と
して抽出される。S3により状態3にあるときに要因A
が生じると状態2に遷移し(S7)、このルートは「状
態2」を2回通過するので削除される。
【0071】このような処理の結果、図12に示されて
いるように、図2に示した状態遷移表データから状態遷
移ルートテスト項目として、2個の状態遷移ルートが抽
出された。
【0072】〔第4の実施の形態〕本発明の第4の実施
の形態を、図13〜図15を参照して説明する。図13
は、除外条件として「同一遷移除外」且つ「自己ループ
除外」を指定した場合の処理を示すフローチャートであ
る。なお、「同一遷移除外」とは、状態遷移ルート中に
一の状態から一の要因により他の状態に遷移することが
重複して存在する場合を除外する除外条件を意味し、
「自己ループ除外」とは、一の状態から他の状態を経ず
に該一の状態に遷移する場合である自己ループを除外す
る除外条件を意味する。
【0073】まず、作業変数としての状態xを第1指定
手段により指定された開始状態(この場合は「状態
1」)とし(ST1)、状態xについての要因に対して
の遷移先を全て調査したか否かを判断する(ST2)。
【0074】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、状態xについての各要因のうちの
一の要因(状態xについての該一の要因について既に処
理済みの場合には、未だ処理していない次ぎの要因)に
対しての遷移先を調査し(ST3)、遷移先が「要因無
視」の場合、即ち図2で「×」の場合には、そのルート
を削除して(ST4)、ST2に戻る。
【0075】ST3において、遷移先が「自状態」の場
合には、自己ループであるから、そのルートを削除して
(ST4′)、ST2に戻る。ST3において、遷移先
が「自状態以外」の場合には、遷移先状態が最終状態
(この場合は「状態1」)であるか否かを判断し(ST
5)、最終状態でない場合(Noの場合)には、ルート
(状態xから該当する要因により該当する遷移先の状態
に至るルート)を追加作成し(ST6)、作成したルー
ト(開始状態からST6において追加されたルートまで
のルート)内に同一ルートが存在するか否か、即ち、一
の状態から一の要因により他の状態に遷移することが重
複して存在するか否かを判断する(ST7)。
【0076】ST7において、同一ルートが存在する場
合(Yesの場合)には、そのルートを削除し(ST
8)、ST2に戻り、同一ルートが存在しない場合(N
oの場合)には、何もせずにST2に戻る。ST5にお
いて、遷移先状態が最終状態であると判断した場合(Y
esの場合)には、ST6でこれまでに追加作成したル
ートを状態遷移ルートテスト項目として抽出して(ST
9)、ST2に戻る。
【0077】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査したと判断した場合(Yes
の場合)には、全ての状態について調査したか否かを判
断し(ST10)、全ての状態について調査していない
と判断した場合(Noの場合)には、状態xを次ぎの状
態とし(ST11)、ST2に進み同様の処理を繰り返
す。
【0078】ST10において、全ての状態について調
査したと判断した場合(Yesの場合)には、追加作成
されたルートが有るか否かを判断し(ST12)、追加
作成されたルートが有る場合(Yesの場合)にはST
11に戻り、追加作成されたルートが無い場合には、S
T9で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目をデ
ィスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST13)、
この処理を終了する。
【0079】図2に示した状態遷移表データを図13の
フローチャートによって処理すると、図14に示すよう
な途中経過を経て、図15に示す結果がディスプレイ上
に表示される。図14中、数字の1〜4は状態を示し、
A〜Eは要因を示し、×は除外項目に該当するために削
除されるルートを示し、○は状態遷移ルートテスト項目
として抽出するルートを示している。
【0080】図14において、まず開始状態としての状
態1にあるときに要因Aが生じると状態2に遷移し(S
1)、この状態2にあるときに要因Dが生じると状態1
に遷移し(S2)、このルート「1→2→1」は、図1
5の「0001」の欄に示されているように、状態遷移
ルートテスト項目として抽出される。
【0081】S1により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S3)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S4)、このルー
トは自己ループを含むので削除される。
【0082】S3により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S5)、この状態4にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S6)、このルー
ト「1→2→3→4→1」は、図15の「0003」の
欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目と
して抽出される。
【0083】S3により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S7)、この状態2にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S8)、このルー
ト「1→2→3→2→1」は、図15の「0002」の
欄に示されているように、状態遷移ルートテスト項目と
して抽出される。
【0084】S7により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S9)、このルート中では、
「2→3」というルートを2度通過したので、即ち、状
態2から要因Bにより状態3に遷移することが重複して
存在しているので、このルートは削除される。
【0085】このような処理の結果、図15に示されて
いるように、図2に示した状態遷移表データから状態遷
移ルートテスト項目として、3個の状態遷移ルートが抽
出された。
【0086】〔第5の実施の形態〕本発明の第5の実施
の形態を、図16〜図18を参照して説明する。図16
は、除外条件として「同一遷移除外」のみ指定し、「自
己ループ除外」を指定しない場合の処理を示すフローチ
ャートである。なお、「同一遷移除外」とは、状態遷移
ルート中に一の状態から一の要因により他の状態に遷移
することが重複して存在する場合を除外する除外条件を
意味し、「自己ループ除外」とは、一の状態から他の状
態を経ずに該一の状態に遷移する場合である自己ループ
を除外する除外条件を意味する。
【0087】まず、作業変数としての状態xを第1指定
手段により指定された開始状態(この場合は「状態
1」)とし(ST1)、状態xについての要因に対して
の遷移先を全て調査したか否かを判断する(ST2)。
【0088】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、状態xについての各要因のうちの
一の要因(状態xについての該一の要因について既に処
理済みの場合には、未だ処理していない次ぎの要因)に
対しての遷移先を調査し(ST3)、遷移先が「要因無
視」の場合、即ち図2で「×」の場合には、そのルート
を削除して(ST4)、ST2に戻る。ST3におい
て、遷移先が「自状態」の場合、及び遷移先が「自状態
以外」の場合には、遷移先状態が最終状態(この場合は
「状態1」)であるか否かを判断し(ST5)、最終状
態でない場合(Noの場合)には、ルート(状態xから
該当する要因により該当する遷移先の状態に至るルー
ト)を追加作成し(ST6)、作成したルート(開始状
態からST6において追加されたルートまでのルート)
内に同一ルートが存在するか否か、即ち、一の状態から
一の要因により他の状態に遷移することが重複して存在
するか否かを判断する(ST7)。
【0089】ST7において、同一ルートが存在する場
合(Yesの場合)には、そのルートを削除し(ST
8)、ST2に戻り、同一ルートが存在しない場合(N
oの場合)には、何もせずにST2に戻る。ST5にお
いて、遷移先状態が最終状態であると判断した場合(Y
esの場合)には、ST6でこれまでに追加作成したル
ートを状態遷移ルートテスト項目として抽出して(ST
9)、ST2に戻る。
【0090】ST2において、状態xについての要因に
対しての遷移先を全て調査したと判断した場合(Yes
の場合)には、全ての状態について調査したか否かを判
断し(ST10)、全ての状態について調査していない
と判断した場合(Noの場合)には、状態xを次ぎの状
態とし(ST11)、ST2に進み同様の処理を繰り返
す。
【0091】ST10において、全ての状態について調
査したと判断した場合(Yesの場合)には、追加作成
されたルートが有るか否かを判断し(ST12)、追加
作成されたルートが有る場合(Yesの場合)にはST
11に戻り、追加作成されたルートが無い場合には、S
T9で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目をデ
ィスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST13)、
この処理を終了する。
【0092】図2に示した状態遷移表データを図16の
フローチャートによって処理すると、図17に示すよう
な途中経過を経て、図18に示す結果がディスプレイ上
に表示される。図17中、数字の1〜4は状態を示し、
A〜Eは要因を示し、×は除外項目に該当するために削
除されるルートを示し、○は状態遷移ルートテスト項目
として抽出するルートを示している。
【0093】図17において、まず開始状態としての状
態1にあるときに要因Aが生じると状態2に遷移し(S
1)、この状態2にあるときに要因Dが生じると状態1
に遷移し(S2)、このルート「1→2→1」は、図1
8の「0001」の欄に示されているように、状態遷移
ルートテスト項目として抽出される。
【0094】S1により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S3)、この状態3にあるとき
に要因Eが生じると状態3に遷移し(S4)、この状態
3にあるときに要因Eが生じると状態3に遷移し(S
5)、このルート中では、「3→3」というルートを2
度通過しているので、このルートは削除される。
【0095】S4により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S6)、この状態4にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S7)、このルー
ト「1→2→3→3→4→1」は、図18の「000
5」の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト
項目として抽出される。
【0096】S4により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S8)、この状態2にあるとき
に要因Dが生じると状態1に遷移し(S9)、このルー
ト「1→2→3→3→2→1」は、図18の「000
3」の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト
項目として抽出される。
【0097】S8により状態2にあるときに要因Bが生
じると状態3に遷移し(S10)、このルート中では、
「2→3」というルートを2度通過しているので、この
ルートは削除される。
【0098】S3により状態3にあるときに要因Cが生
じると状態4に遷移し(S11)、この状態4にあると
きに要因Dが生じると状態1に遷移し(S12)、この
ルート「1→2→3→4→1」は、図18の「000
4」の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト
項目として抽出される。
【0099】S3により状態3にあるときに要因Aが生
じると状態2に遷移し(S13)、この状態2にあると
きに要因Dが生じると状態1に遷移し(S14)、この
ルート「1→2→3→2→1」は、図18の「000
2」の欄に示されているように、状態遷移ルートテスト
項目として抽出される。
【0100】S13により状態2にあるときに要因Bが
生じると状態3に遷移し(S15)、このルート中で
は、「2→3」というルートを2度通過しているので、
このルートは削除される。
【0101】このような処理の結果、図18に示されて
いるように、図2に示した状態遷移表データから状態遷
移ルートテスト項目として、5個の状態遷移ルートが抽
出された。
【0102】〔第6の実施の形態〕本発明の第6の実施
の形態を、図19〜図21を参照して説明する。図19
は、除外条件として「同一遷移除外」(「自己ループ除
外」は指定しない)と、「全遷移通過最小パターン」を
組み合わせたものを指定した場合の処理を示すフローチ
ャートである。
【0103】なお、「同一遷移除外」とは、状態遷移ル
ート中に一の状態から一の要因により他の状態に遷移す
ることが重複して存在する場合を除外する除外条件を意
味し、「自己ループ除外」とは、一の状態から他の状態
を経ずに該一の状態に遷移する場合である自己ループを
除外する除外条件を意味し、「全遷移通過最小パター
ン」とは、一の状態遷移ルート中に含まれる全ての状態
及び要因が他の状態遷移ルートに含まれる場合に、該一
のルートを除外する除外条件を意味する。
【0104】まず、図16に示した前記第5の実施の形
態における処理を行い(ST1)、「同一遷移除外」
(「自己ループ除外」は指定しない)を除外条件とし
て、状態遷移ルートテスト項目を抽出する。次いで、S
T1で抽出された全ての状態遷移ルートテスト項目につ
いて調査したか否かを判断する(ST2)。
【0105】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査していないと判断した場合(No
の場合)には、一の状態遷移ルートテスト項目が他の状
態遷移ルートテスト項目に含まれるか否かを判断する
(ST3)。
【0106】ST3において、一の状態遷移ルートテス
ト項目が他の状態遷移ルートテスト項目に含まれる場合
(Yesの場合)には、その状態遷移ルートテスト項目
を削除して(ST4)、ST2に戻り、一の状態遷移ル
ートテスト項目が他の状態遷移ルートテスト項目に含ま
れない場合(Noの場合)には、その状態遷移ルートテ
スト項目を削除せずにST2に戻り、次ぎの状態遷移ル
ートテスト項目について同様の処理を繰り返す。
【0107】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査したと判断した場合(Yesの場
合)には、ST4で削除されずに残った全ての状態遷移
ルートテスト項目について調査したか否かを判断する
(ST5)。
【0108】ST5において、残った全ての状態遷移ル
ートテスト項目について調査していないと判断した場合
(Noの場合)には、残った一の状態遷移ルートテスト
項目が残った他の全ての状態遷移ルートテスト項目の和
集合に含まれるか否かを判断する(ST6)。
【0109】ST6において、残った一の状態遷移ルー
トテスト項目が残った他の全ての状態遷移ルートテスト
項目の和集合に含まれる場合(Yesの場合)には、そ
の状態遷移ルートテスト項目を削除して(ST7)、S
T5に戻り、残った一の状態遷移ルートテスト項目が残
った他の全ての状態遷移ルートテスト項目の和集合に含
まれない場合(Noの場合)には、その状態遷移ルート
テスト項目を削除せずにST5に戻り、残った次ぎの状
態遷移ルートテスト項目について同様の処理を繰り返
す。
【0110】ST5において、残った全ての状態遷移ル
ートテスト項目について調査したと判断した場合(Ye
sの場合)には、抽出された全ての状態遷移ルートテス
ト項目をディスプレイ(図1の表示手段)に表示し(S
T8)、この処理を終了する。
【0111】図2に示した状態遷移表データを図19の
フローチャートによって処理すると、図20に示すよう
な途中経過を経て、図21に示す結果がディスプレイ上
に表示される。
【0112】図20(a)には、ST1、即ち図16の
フローチャートに従って処理した結果抽出された5個の
状態遷移ルートテスト項目が示されており、この中で、
「0001」の項目は「0002」の項目に含まれ、
「0002」の項目は「0003」の項目に含まれ、
「0004」の項目は「0005」の項目に含まれてい
るから、「0001」、「0002」、「0004」の
各項目は削除され、図20(b)に示すように、「00
03」及び「0005」の項目のみが残される。
【0113】このような処理の結果、図21に示されて
いるように、図2に示した状態遷移表データから状態遷
移ルートテスト項目として、2個の状態遷移ルートが抽
出された。
【0114】なお、この第6の実施の形態では、除外条
件として「同一遷移除外」(「自己ループ除外」は指定
しない)と、「全遷移通過最小パターン」を組み合わせ
たものを指定した場合について説明したが、他の除外条
件、「同一ループ除外」(「自己ループ除外」も指
定)、「同一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定
しない)、「同一状態除外」、及び「同一遷移除外」
(「自己ループ除外」も指定)のうちのいずれかと、
「全遷移通過最小パターン」を組み合わせたものを指定
することができることは言うまでもない。
【0115】〔第7の実施の形態〕本発明の第7の実施
の形態を、図22〜図23を参照して説明する。図22
は本発明の第7の実施の形態の処理を示すフローチャー
トである。この第7の実施の形態は、図7に示した第2
の実施の形態における処理を行って、即ち、除外条件と
して「同一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定し
ない)を指定して、状態遷移ルートテスト項目を抽出
し、単一又は複数の通過状態をも入力指定して、該通過
状態を含まない状態遷移ルートテスト項目を追加的に除
外するようにしたものである。
【0116】この第7の実施の形態においては、通過状
態可変方式を採用しており、通過状態の指定は、単一又
は複数の状態を特定して行うが、複数の場合には、その
順序は関係せず、指定した状態のそれぞれが状態遷移ル
ートテスト項目内の各状態に少なくとも1個含まれてい
る場合には除外せず、指定した状態のうちのいずれか1
個でも状態遷移ルートテスト項目内の各状態に含まれて
いない場合には除外する。
【0117】図22において、まず、図7に示した前記
第2の実施の形態における処理を行い(ST1)、「同
一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定しない)を
除外条件として、状態遷移ルートテスト項目を抽出す
る。次いで、ST1で抽出された全ての状態遷移ルート
テスト項目について調査したか否かを判断する(ST
2)。
【0118】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査していないと判断した場合(No
の場合)には、一の状態遷移ルートテスト項目内の各状
態に指定された通過状態が含まれるか否かを判断する
(ST3)。
【0119】ST3において、一の状態遷移ルートテス
ト項目内の各状態に指定された通過状態が含まれない場
合(Noの場合)には、その状態遷移ルートテスト項目
を削除して(ST4)、ST2に戻り、一の状態遷移ル
ートテスト項目内の各状態に指定された通過状態が含ま
れる場合(Yesの場合)には、その状態遷移ルートテ
スト項目を削除せずにST2に戻り、次ぎの状態遷移ル
ートテスト項目について同様の処理を繰り返す。
【0120】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査したと判断した場合(Yesの場
合)には、抽出した全ての状態遷移ルートテスト項目を
ディスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST5)、
この処理を終了する。
【0121】図2に示した状態遷移表データを図22の
フローチャートによって処理すると、図23に示すよう
な途中経過を経て、結果がディスプレイ上に表示され
る。この第7の実施の形態では、通過状態として、状態
3、状態2及び状態4を指定したものとする。
【0122】図23には、図22のST1、即ち図7の
フローチャートに従って処理した結果抽出された10個
の状態遷移ルートテスト項目が示されている。この中
で、項目番号に「×印」を付しているように、「000
1」、「0002」、「0003」、「0009」、
「0010」は、指定された通過状態のうち、状態4を
含んでいないので除外され、同図中に網かけで表示して
いるように、指定した通過状態を全て含んでいる「00
04」、「0005」、「0006」、「0007」、
「0008」は除外されない。
【0123】このような処理の結果、図示は省略する
が、図2に示した状態遷移表データから状態遷移ルート
テスト項目として、5個の状態遷移ルートが抽出され
た。なお、この第7の実施の形態では、除外条件として
「同一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定しな
い)を指定して処理を行った後に、通過状態による除外
を行っているが、他の除外条件、「同一ループ除外」
(「自己ループ除外」も指定)、「同一状態除外」、
「同一遷移除外」(「自己ループ除外」も指定)、及び
「同一遷移除外」(「自己ループ除外」は指定しない)
のうちのいずれかの処理を行った後に、通過状態による
除外を行うようにできることは言うまでもない。
【0124】〔第8の実施の形態〕本発明の第8の実施
の形態を、図24〜図25を参照して説明する。図24
は本発明の第8の実施の形態の処理を示すフローチャー
トである。この第8の実施の形態は、図7に示した第2
の実施の形態における処理を行って、即ち、除外条件と
して「同一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定し
ない)を指定して、状態遷移ルートテスト項目を抽出
し、複数の通過状態をも入力指定して、該通過状態を入
力指定した通りの順番に含まない状態遷移ルートテスト
項目を追加的に除外するようにしたものである。
【0125】この第8の実施の形態においては、通過状
態固定方式を採用しており、通過状態の指定は、複数の
状態を順番を考慮して行う。指定した順番は重要な意味
を持ち、指定した状態のそれぞれが順番通りに状態遷移
ルートテスト項目内の各状態に含まれている場合には除
外せず、指定した状態のうちのいずれか1個でも状態遷
移ルートテスト項目内の各状態に含まれていない場合及
び指定した状態のそれぞれが順番通りに状態遷移ルート
テスト項目内の各状態に含まれていない場合には除外す
る。なお、この第8の実施の形態では、指定した通過状
態が指定した順番通りに含まれていれば良く、指定した
一の状態と次ぎの状態の間に他の状態が存在していても
良い。
【0126】図24において、まず、図7に示した前記
第2の実施の形態における処理を行い(ST1)、「同
一ループ除外」(「自己ループ除外」は指定しない)を
除外条件として、状態遷移ルートテスト項目を抽出す
る。次いで、ST1で抽出された全ての状態遷移ルート
テスト項目について調査したか否かを判断する(ST
2)。
【0127】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査していないと判断した場合(No
の場合)には、一の状態遷移ルートテスト項目内の各状
態に指定された通過状態が指定された順番通りに含まれ
るか否かを判断する(ST3)。
【0128】ST3において、一の状態遷移ルートテス
ト項目内の各状態に指定された通過状態が指定された順
番通りに含まれていない場合(Noの場合)には、その
状態遷移ルートテスト項目を削除して(ST4)、ST
2に戻り、一の状態遷移ルートテスト項目内の各状態に
指定された通過状態が指定された順番通りに含まれてい
る場合(Yesの場合)には、その状態遷移ルートテス
ト項目を削除せずにST2に戻り、次ぎの状態遷移ルー
トテスト項目について同様の処理を繰り返す。
【0129】ST2において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査したと判断した場合(Yesの場
合)には、抽出した全ての状態遷移ルートテスト項目を
ディスプレイ(図1の表示手段)に表示し(ST5)、
この処理を終了する。
【0130】図2に示した状態遷移表データを図24の
フローチャートによって処理すると、図25に示すよう
な途中経過を経て、結果がディスプレイ上に表示され
る。この第8の実施の形態では、通過状態として、状態
3、状態2及び状態4をこの順に指定したものとする。
【0131】図25には、図24のST1、即ち図7の
フローチャートに従って処理した結果抽出された10個
の状態遷移ルートテスト項目が示されている。この中
で、項目番号に「×印」を付しているように、「000
1」、「0002」、「0003」、「0009」、
「0010」は、指定された通過状態のうち、状態4を
含んでいないので除外され、さらに「0004」、「0
005」は、指定された通過状態の全てを含んではいる
が、「3→2→4」の順番通りでないので除外される。
【0132】一方、同図中に網かけで表示しているよう
に、指定した通過状態を順番通りに全て含んでいる「0
006」、「0007」、「0008」は除外されな
い。このような処理の結果、図示は省略するが、図2に
示した状態遷移表データから状態遷移ルートテスト項目
として、3個の状態遷移ルートが抽出された。
【0133】なお、この第8の実施の形態では、除外条
件として「同一ループ除外」(「自己ループ除外」は指
定しない)を指定して処理を行った後に、通過状態によ
る除外を行っているが、他の除外条件、「同一ループ除
外」(「自己ループ除外」も指定)、「同一状態除
外」、「同一遷移除外」(「自己ループ除外」も指
定)、及び「同一遷移除外」(「自己ループ除外」は指
定しない)のうちのいずれかの処理を行った後に、通過
状態による除外を行うようにできることは言うまでもな
い。
【0134】〔第9の実施の形態〕本発明の第9の実施
の形態を、図26〜図29を参照して説明する。図26
は本発明の第9の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【0135】この状態遷移ルート抽出装置は、ディスプ
レイ等の表示手段11と、状態遷移表記憶手段12と、
表示欄出力手段13と、一の状態が記憶される作業変数
記憶手段14と、開始状態指定手段15と、要因指定手
段16と、強調表示制御手段17と、ルート生成手段と
を備えて構成される。
【0136】状態遷移表記憶手段12には、複数の状
態、該状態に変化をもたらす要因、該要因が発生した場
合に実行すべき処理、及び該処理を実行した後の遷移先
の状態を含む状態遷移表データが格納される。表示欄出
力手段13は、状態遷移表記憶手段12に格納された状
態遷移表データに基づき、一軸方向に配列された複数の
状態を表示する状態表示欄、他軸方向に配列された複数
の要因を表示する要因表示欄、並びに該状態表示欄と該
要因表示欄との交差部分に配列された状態及び要因に対
応する処理及び遷移先を表示する処理表示欄からなる表
示欄を表示手段11に表示させる。
【0137】作業変数記憶手段14には、処理に使用さ
れる一の状態が記憶される。開始状態指定手段15は、
オペレータによる開始状態の入力を受け付け、作業変数
記憶手段14の記憶内容を入力指定された状態に更新す
る。要因指定手段16は、オペレータによる要因を入力
指定するための手段である。開始状態指定手段15及び
要因指定手段16は、例えばマウス等のポインティング
デバイスである。
【0138】強調表示制御手段17は、作業変数記憶手
段14の記憶内容が更新されたときに、作業変数記憶手
段14に記憶された状態に対応する状態表示欄を表示手
段11に強調表示し、要因指定手段16により要因が入
力指定されたときに、該要因に対応する要因表示欄を表
示手段11に強調表示するとともに、該強調表示された
状態表示欄と要因表示欄に対応する処理表示欄を強調表
示し、さらに作業変数記憶手段14の内容を該遷移先の
状態に更新する。
【0139】ルート生成手段18は、強調表示制御手段
17の出力と状態遷移表記憶手段12の状態遷移表デー
タに基づいて、表示手段11に強調表示されている内容
に対応した状態遷移ルートを生成する。
【0140】次ぎに、この状態遷移ルート抽出装置によ
る処理を図27に示すフローチャート及び図28に示す
ディスプレイへの表示例を参照して説明する。ディスプ
レイ(表示手段11)には、表示欄が事前に表示されて
いるものとする。表示欄は、図28に示されているよう
に、横軸方向に配列された複数の状態を表示する状態欄
(状態表示欄)、縦軸方向に配列された複数の要因を表
示する要因欄(要因表示欄)、並びに該状態欄と該要因
欄との交差部分に配列された状態及び要因に対応する処
理及び遷移先を表示する処理欄(処理表示欄)から構成
される。
【0141】まず、オペレータによる開始状態の入力指
定を待ち(ST1)、開始状態が入力指定されたか否か
を判断し(ST2)、開始状態が入力指定されていない
場合(Noの場合)にはST1に戻る。ST2で開始状
態が入力指定された場合には、入力指定された開始状態
をメモリ(作業変数記憶手段14)に記憶する(ST
3)。
【0142】次いで、入力指定された開始状態に対応す
る状態欄(この場合は状態1に対応する状態欄)を、他
の表示欄から識別できるように着色表示する(ST
4)。その後、要因の入力指定を待ち(ST5)、要因
が入力指定されたか否かを判断する(ST6)。
【0143】ST6において、要因が入力指定された場
合(Yesの場合)には、入力指定された要因に対応す
る要因欄を、他の表示欄から識別できるように着色表示
し(ST7)、ST3で記憶した状態欄の列と入力指定
された要因欄の行の交差した処理欄を他の表示欄から識
別できるように着色表示する(ST8)。
【0144】次いで、指定された要因をメモリに保存し
(ST9)、処理欄に遷移先の状態が有るか否かを判断
する(ST10)。ST10において、処理欄に遷移先
の状態が無い場合(Noの場合)にはST5に戻り、処
理欄に遷移先の状態が有る場合(Yesの場合)には遷
移先の状態をメモリに記憶た後(ST11)、ST4に
戻る。
【0145】ST6において、要因が入力指定されない
場合(Noの場合)には、この処理の終了を示す終了指
示がなされたか否かを判断し(ST12)、終了指示が
なされていない場合(Noの場合)にはST5に戻り、
終了指示がなされた場合(Yesの場合)には、この処
理を終了する。
【0146】なお、図27に示すフローチャートでは省
略されているが、ST3で記憶された状態、ST9で保
存された要因、ST11で記憶された遷移先の状態、及
び状態遷移表データに基づいて、状態遷移ルートテスト
項目が生成・抽出される。
【0147】図28には、図2に示した状態遷移表デー
タに基づき、作業中にディスプレイ上に表示される内容
が示されている。まず、開始状態として状態1を入力す
ると、状態1に対応する状態欄が着色表示される。次い
で、要因1を入力指定すると、要因1に対応する要因欄
が着色表示され、これらに対応する処理欄(状態1に対
応する状態欄と要因1に対応する要因欄の交差した部
分)が着色表示され、さらに遷移先の状態としての状態
2に対応する状態欄が着色表示される。
【0148】次ぎに、要因2を入力指定すると、要因2
に対応する要因欄が着色表示され、これらに対応する処
理欄(状態2に対応する状態欄と要因2に対応する要因
欄の交差した部分)が着色表示され、さらに遷移先の状
態としての状態3に対応する状態欄が着色表示される。
【0149】次ぎに、要因4を入力指定すると、要因4
に対応する要因欄が着色表示され、これらに対応する処
理欄(状態3に対応する状態欄と要因4に対応する要因
欄の交差した部分)が着色表示され、さらに遷移先の状
態としての状態1に対応する状態欄が着色表示される
が、この場合は状態1に対応する状態欄は既に着色表示
されているので変化はない。
【0150】以下同様に要因の入力指定を繰り返すこと
により、順次同様の着色表示が行われ、それに対応した
状態遷移ルートテスト項目が生成・抽出される。このよ
うな処理を行うことにより、例えば、図29に示されて
いるように、対話的に生成・抽出された状態遷移ルート
テスト項目がディスプレイ上に表示される。
【0151】このように、この第9の実施の形態による
と、開始状態の入力指定と所望の要因を順次入力指定す
ることにより、対話的に処理が進行して状態遷移ルート
テスト項目が順次生成・抽出されるとともに、ディスプ
レイへの着色表示によって処理の進行状況を視覚的に確
認することができるから、高効率的に状態遷移ルートテ
スト項目の生成・抽出を行うことができる。
【0152】なお、この実施の形態においては、表示欄
の強調表示方法は着色表示としたが、網かけや太文字表
示等他の強調表示方法を採用できることは言うまでもな
い。 〔第10の実施の形態〕本発明の第10の実施の形態
を、図30〜図32を参照して説明する。図30は本発
明の第10の実施の形態の処理を示すフローチャートで
あり、図31は本発明の第10の実施の形態において使
用する状態遷移ルートテスト項目表データの内容の一例
を示す図、図32は本発明の第10の実施の形態による
処理の結果の表示例を示す図である。
【0153】まず、前提として、前記第1乃至第9の実
施の形態のいずれかにより処理されて、状態遷移ルート
テスト項目が生成・抽出され、図31に示されているよ
うな状態遷移ルートテスト項目表データがメモリに格納
されているものとする。
【0154】また、状態遷移ルートテスト項目表データ
には、図31に示されているように、各状態遷移ルート
テスト項目のそれぞれについてテスト終了の有無を示す
フラグが設定される領域(項目番号の直下に表示されて
いる)が確保されており、テストが終了した場合にはフ
ラグ「OK」が、テストが終了していない場合にはフラ
グ「NG」が予めオペレータによって付与されて入力さ
れているものとする。
【0155】図30において、まず、状態遷移ルートテ
スト項目表データを読み込み(ST1)、このデータに
基づき、ディスプレイ上に表示欄を表示する(ST
2)。表示欄は、図32に示されているように、横軸方
向に配列された複数の状態を表示する状態欄(状態表示
欄)、縦軸方向に配列された複数の要因を表示する要因
欄(要因表示欄)、並びに該状態欄と該要因欄との交差
部分に配列された状態及び要因に対応する処理及び遷移
先を表示する処理欄(処理表示欄)から構成される。
【0156】次いで、全ての状態遷移ルートテスト項目
について調査が行われたか否かを判断し(ST3)、全
ての状態遷移ルートテスト項目について調査が行われて
いないと判断した場合(Noの場合)には、一の状態遷
移ルートテスト項目を調査する(ST4)。その後、該
一の状態遷移ルートテスト項目に付与されている前記テ
スト終了の有無を示すフラグが「OK」か否かを判断し
(ST5)、「NG」の場合(Noの場合)にはST3
に戻る。
【0157】ST5において、該一の状態遷移ルートテ
スト項目に付与されている前記テスト終了の有無を示す
フラグが「OK」である場合(Yesの場合)には、該
一の状態遷移ルートテスト項目についての開始状態をメ
モリに記憶する(ST6)。
【0158】次いで、入力指定された開始状態に対応す
る状態欄(この場合は状態1に対応する状態欄)を、他
の表示欄から識別できるように着色表示する(ST
7)。その後、要因と遷移先の状態を読み込み(ST
8)、入力指定された要因に対応する要因欄を、他の表
示欄から識別できるように着色表示し(ST9)、該状
態欄の列と該要因欄の行の交差した処理欄を他の表示欄
から識別できるように着色表示する(ST10)。
【0159】次いで、該要因と該遷移先の状態をメモリ
に記憶し(ST11)、次ぎの状態遷移ルートテスト項
目が有るか否かを判断し(ST12)、次ぎの状態遷移
ルートテスト項目が有ると判断した場合(Yesの場
合)にはST7に戻り、次ぎの状態遷移ルートテスト項
目が無いと判断した場合(Noの場合)にはST3に戻
る。
【0160】ST3において、全ての状態遷移ルートテ
スト項目について調査が行われたと判断した場合(Ye
sの場合)には、この処理を終了する。なお、この処理
の後に、前記第9の実施の形態による処理に移行して、
順次要因を指定することにより、処理を続行するように
することができる。
【0161】このように、この第10の実施の形態によ
ると、テスト終了の有無を示すフラグを各状態遷移ルー
トテスト項目に予め付与しておき、これを含む状態遷移
ルートテスト項目表データに基づき、ディスプレイ上に
テストが終了した状態遷移ルートを表示するようにした
から、テストの終了の有無が一目瞭然であり、テストが
終了していない状態遷移ルートテスト項目についてその
後のテストを高効率的に行うことができる。
【0162】なお、表示欄の強調表示方法は着色表示と
したが、網かけや太文字表示等他の強調表示方法を採用
できることは言うまでもない。 〔第11の実施の形態〕本発明の第11の実施の形態
を、図33〜図34を参照して説明する。図33は本発
明の第11の実施の形態の処理を示すフローチャートで
あり、図34は本発明の第11の実施の形態による処理
の結果の表示例を示す図である。
【0163】まず、前提として、前記第1乃至第9の実
施の形態のいずれかにより処理されて、状態遷移ルート
テスト項目が生成・抽出され、状態遷移ルートテスト項
目表データがメモリに格納されているものとする。ま
た、状態遷移ルートテスト項目表データには、前記第1
0の実施の形態において、図31に示したのと同様に、
各状態遷移ルートテスト項目のそれぞれについてテスト
終了の有無を示すフラグが設定される領域(項目番号の
直下に表示されている)が確保されており、テストが終
了した場合にはフラグ「OK」が、テストが終了してい
ない場合にはフラグ「NG」が予めオペレータによって
付与されて入力されているものとする。
【0164】図33において、まず、図30に示した処
理を行い(ST1)、その後、全体の処理欄の数を算出
し(ST2)、テスト終了の有無を示すフラグが「O
K」である状態遷移ルートテスト項目の数を算出し(S
T3)、状態遷移ルートテスト項目の全体の数を算出す
る(ST4)。
【0165】次いで、図30に示した処理において、着
色表示した処理欄の個数を算出する(ST5)。その
後、ST3で求めたテスト終了の有無を示すフラグが
「OK」である状態遷移ルートテスト項目の数を、ST
4で求めた状態遷移ルートテスト項目の全体の数で割算
することにより、進捗率を算出する(ST6)。
【0166】次いで、着色表示した処理欄の個数を、全
体の処理欄の数で割算することにより、カバレッジ率を
算出し(ST7)、それぞれの結果を図34に例示され
ているような一覧表としてディスプレイ上に表示する
(ST8)。
【0167】この一覧表を参照することにより、状態遷
移ルートテスト項目についてのテストの進捗状況を一目
で認識することができるから、状態遷移ルートテスト項
目についてのテストの高効率化を図ることができる。
【0168】〔第12の実施の形態〕本発明の第12の
実施の形態を、図35を参照して説明する。図35は本
発明の第12の実施の形態による処理の結果の表示例を
示す図である。
【0169】前述した第1乃至第10の実施の形態によ
る処理の結果を示す図である、図6、図9、図12、図
15、図18、図21及び図29においては、各項目番
号に対応して、複数の状態、該状態に変化をもたらす要
因、及び該処理を実行した後の遷移先の状態状態のみが
ディスプレイ上に表示されているが、図35に示されて
いるように、さらに該要因が発生した場合に実行すべき
処理の内容をも表示するようにした。
【0170】これにより、ディスプレイ上に表示された
各状態遷移ルートテスト項目についての表示内容が充実
し、状態遷移ルートテスト項目についてテストを実施す
る際の一助となり、テストのさらなる高効率化を実現で
きる場合がある。
【0171】
【発明の効果】本発明によると、試験の内容に応じてで
きるだけ少ない数で且つできるだけ多くのパターンを含
むように状態遷移ルートを生成・抽出することができる
ようになるから、状態遷移表の段階において、その論理
やその他の試験を高効率的に実施できるようになり、不
具合の発見・修正を施しておくことにより、後に生成さ
れるソースプログラムの段階での試験に要する手間や時
間を大幅に縮減することができるようになるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態において使用する状態遷移
表データの一例を示す図である。
【図3】図2に示した状態遷移表データの内容を模式的
に示した状態遷移図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態の処理の経過を示す
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の処理の結果を示す
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態の処理の経過を示す
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の処理の結果を示す
図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の処理の結果を示
す図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第4の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の処理の結果を示
す図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図17】本発明の第5の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態の処理の結果を示
す図である。
【図19】本発明の第6の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図20】本発明の第6の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態の処理の結果を示
す図である。
【図22】本発明の第7の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図23】本発明の第7の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図24】本発明の第8の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図25】本発明の第8の実施の形態の処理の経過を示
す図である。
【図26】本発明の第9の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図27】本発明の第9の実施の形態の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図28】本発明の第9の実施の形態の作業中の表示例
を示す図である。
【図29】本発明の第9の実施の形態の処理の結果を示
す図である。
【図30】本発明の第10の実施の形態の処理を示すフ
ローチャートである。
【図31】本発明の第10の実施の形態で使用する状態
遷移ルートテスト項目を示す図である。
【図32】本発明の第10の実施の形態の表示例を示す
図である。
【図33】本発明の第11の実施の形態の処理を示すフ
ローチャートである。
【図34】本発明の第11の実施の形態の処理の結果を
示す図である。
【図35】本発明の第12の実施の形態の処理の結果を
示す図である。
【符号の説明】
1 状態遷移表記憶手段 2 第1指定手段 3 第2指定手段 4 ルート生成手段 5 表示手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の状態、該状態に変化をもたらす要
    因、該要因が発生した場合に実行すべき処理、及び該処
    理を実行した後の遷移先の状態を含む状態遷移表データ
    が格納される状態遷移表記憶手段と、 開始状態及び終了状態を入力指定する第1指定手段と、 除外条件を入力指定する第2指定手段と、 前記状態遷移表データについての前記第1指定手段によ
    り指定された開始状態から終了状態に至る全ての状態遷
    移ルートのうち、前記第2指定手段により指定された除
    外条件に該当する状態遷移ルートを除外した状態遷移ル
    ートを生成するルート生成手段とを備えたことを特徴と
    する状態遷移ルート抽出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記除外条件は、 状態遷移ルート中に一の状態から他の単一の又は複数の
    状態を経て該一の状態に遷移するル−プが重複して存在
    する場合を除外する同一ループ除外、 状態遷移ルート中に同一の状態が重複して存在する場合
    を除外する同一状態除外、 及び状態遷移ルート中に一の状態から一の要因により他
    の状態に遷移することが重複して存在する場合を除外す
    る同一遷移除外、のうちのいずれかであることを特徴と
    する状態遷移ルート抽出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記除外条件は、 状態遷移ルート中に一の状態から他の単一の又は複数の
    状態を経て該一の状態に遷移するル−プが重複して存在
    する場合を除外する同一ループ除外、 状態遷移ルート中に同一の状態が重複して存在する場合
    を除外する同一状態除外、 及び状態遷移ルート中に一の状態から一の要因により他
    の状態に遷移することが重複して存在する場合を除外す
    る同一遷移除外、のうちのいずれかと、 一の状態から他の状態を経ずに該一の状態に遷移する自
    己ループを除外する自己ループ除外、 及び一の状態遷移ルート中に含まれる全ての状態及び要
    因が他の状態遷移ルートに含まれる場合に、該一のルー
    トを除外する全遷移通過最小パターン、のうちのいずれ
    かとの組合せであることを特徴とする状態遷移ルート抽
    出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記第1指定手段により、少なくとも一つの通過状態を
    も入力指定するようにし、 前記ルート生成手段により生成された状態遷移ルートの
    うち、該第1指定手段により入力指定された通過状態を
    含まない状態遷移ルートをさらに除外するようにしたこ
    とを特徴とする状態遷移ルート抽出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記第1指定手段により、複数の通過状態をも順次入力
    指定するようにし、 前記ルート生成手段により生成された状態遷移ルートの
    うち、該第1指定手段により入力指定された順番通りの
    通過状態を含まない状態遷移ルートをさらに除外するよ
    うにしたことを特徴とする状態遷移ルート抽出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記ルート生成手段により生成された状態遷移ルートに
    ついて、テストが終了したか否かを示すフラグを入力指
    定する第3指定手段と、 表示手段と、 前記ルート生成手段により生成された状態遷移ルート
    に、前記第3指定手段により入力指定されたフラグが付
    与されてなる状態遷移ルートテスト項目表データに基づ
    き、一軸方向に配列された複数の状態を表示する状態表
    示欄、他軸方向に配列された複数の要因を表示する要因
    表示欄、並びに該状態表示欄と該要因表示欄との交差部
    分に配列された状態及び要因に対応する処理及び遷移先
    を表示する処理表示欄からなる表示欄を前記表示手段に
    表示させる表示欄出力手段と、 前記状態遷移ルートテスト項目表データのうちの前記第
    3指定手段によりテストが終了したことを示すフラグが
    付与された状態遷移ルートに含まれる状態に対応する状
    態表示欄及び要因に対応する要因表示欄を強調表示し、
    並びに該強調表示された状態表示欄と要因表示欄に対応
    する処理表示欄を強調表示する強調表示制御手段とを備
    えたことを特徴とする状態遷移ルート抽出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記状態遷移ルートテスト項目表データのうちの前記第
    3指定手段によりテストが終了したことを示すフラグが
    付与された状態遷移ルートの数を、前記状態遷移ルート
    テスト項目表データに含まれる全ての状態遷移ルートの
    数で割った値である進捗率を算出して、前記表示手段に
    表示するようにしたことを特徴とする状態遷移ルート抽
    出装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の状態遷移ルート抽出装
    置において、 前記状態遷移ルートテスト項目表データのうちの前記第
    3指定手段によりテストが終了したことを示すフラグが
    付与された状態遷移ルートに含まれる状態遷移の数の和
    を、前記状態遷移ルートテスト項目表データに含まれる
    全ての状態遷移ルートに含まれる状態遷移の数の和で割
    った値であるカバレッジ率を算出して、前記表示手段に
    表示するようにしたことを特徴とする状態遷移ルート抽
    出装置。
  9. 【請求項9】 表示手段と、 複数の状態、該状態に変化をもたらす要因、該要因が発
    生した場合に実行すべき処理、及び該処理を実行した後
    の遷移先の状態を含む状態遷移表データが格納される状
    態遷移表記憶手段と、 前記状態遷移表データに基づき、一軸方向に配列された
    複数の状態を表示する状態表示欄、他軸方向に配列され
    た複数の要因を表示する要因表示欄、並びに該状態表示
    欄と該要因表示欄との交差部分に配列された状態及び要
    因に対応する処理及び遷移先を表示する処理表示欄から
    なる表示欄を前記表示手段に表示させる表示欄出力手段
    と、 一の状態が記憶される作業変数記憶手段と、 前記作業変数記憶手段の記憶内容を入力指定された開始
    状態に更新する開始状態指定手段と、 要因を入力指定する要因指定手段と、 前記作業変数記憶手段の記憶内容が更新されたときに、
    該作業変数記憶手段に記憶された状態に対応する状態表
    示欄を強調表示し、 前記要因指定手段により要因が入力指定されたときに、
    該要因に対応する要因表示欄を強調表示するとともに、
    該強調表示された状態表示欄と要因表示欄に対応する処
    理表示欄を強調表示し、さらに前記作業変数記憶手段の
    内容を該遷移先の状態に更新する強調表示制御手段とを
    備えたことを特徴とする状態遷移ルート抽出装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の状態遷移ルート抽出
    装置において、 前記表示手段に強調表示されている内容に対応した状態
    遷移ルートを生成するルート生成手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする状態遷移ルート抽出装置。
JP9001520A 1997-01-08 1997-01-08 状態遷移ルート抽出装置 Withdrawn JPH10198579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265810A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 状態遷移テスト支援装置、状態遷移テスト支援プログラム、および状態遷移テスト支援方法
JP2010538401A (ja) * 2007-09-07 2010-12-09 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ システムコールカバレッジ基準による試験スイート削減のための方法

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