JPH09204282A - アイコン式グラフィックユーザインターフェースエディタ - Google Patents

アイコン式グラフィックユーザインターフェースエディタ

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JPH09204282A
JPH09204282A JP8031297A JP3129796A JPH09204282A JP H09204282 A JPH09204282 A JP H09204282A JP 8031297 A JP8031297 A JP 8031297A JP 3129796 A JP3129796 A JP 3129796A JP H09204282 A JPH09204282 A JP H09204282A
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JP
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icon
icons
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graphic user
interface editor
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Application number
JP8031297A
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Hiroshi Mitsui
啓 三井
Toshimi Matsumori
俊實 松森
Yasushi Yamaguchi
泰史 山口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アイコン式GUIエディタにおいて、複数のユ
ーザ手続きを記述することを可能とすると共に、アイコ
ンが表すオブジェクトの同期指示を編集画面上で行うこ
とができるGUIエディタを提供する。 【解決手段】 機器や処理・プログラム等のオブジェク
トを示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並
べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べるこ
とによりユーザ手続きを記述するグラフィックユーザイ
ンターフェースエディタにおいて、表形式の編集手段を
備え、アイコンを列中に連ねることにより単一の流れを
示し、複数の列にアイコンを配置する手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムに関し、特にいくつかのアイコンを線で結ぶことによ
り、アイコンが表す対象間でのデータ・制御の流れを表
現するアイコン式グラフィックユーザーインターフェー
スエディタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションにおいて、データの処理内容や、プログラ
ム等のオブジェクトをアイコンで表示し、所望のアイコ
ンを指定することによって該当する処理を実行するコン
ピュータシステムが広く用いられるようになってきた。
このようなアイコンを用いたコンピュータとしては、例
えば、特開平5−11968号公報に記載されているよ
うに、アイコン表示方式では一つのオブジェクトに対す
る説明を一つのアイコンでなく、複数のアイコンで行う
ことにより操作性と作業効率を向上させるものがあり、
この公報に開示された技術は、アイコンの表示領域を大
きく取ると、一画面上で表示できるアイコン数が限定さ
れ、またアイコンの表示領域を小さくし、表示するアイ
コン数を多くすると、その機能が一目で判明しにくいこ
とに鑑み、所定のアイコンに関連して複数のアイコンを
登録しておき、当該アイコンを指示した場合にはCPU
が登録されている次のアイコンフォントをサーチし、表
示するものである。また、他の従来技術としては、特開
平5−127852号公報に開示されたように、アイコ
ン式プログラミングシステムにおいて、プログラマがユ
ーザ・パネルを定義でき且つ該パネルがアイコンの処理
中に可視的なものがある。さらに特開平6−59855
号公報に開示された技術は、アイコンを用いたコンピュ
ータにおいて、アイコンが意味する属性を簡単に分かる
ようにするために、アイコンが表すオブジェクトの状態
や属性情報等をアイコン中に図柄で表示することによ
り、処理内容と属性等が利用者にとってわかりやすいも
のとなり、実行される処理を感覚的に把握することが可
能なものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各技術は利用者にとって、いずれもコンピュータによ
る処理や操作が容易となるように、アイコンの表示方式
や表示内容を工夫したものであるが、グラフィック・ユ
ーザ・インターフェース(以下、GUIと記す。)エデ
ィタにおいて、複数の流れを同時に1つのユーザ手続き
中に記述するというものではなく、複数の処理の流れを
記述するためには、単一の流れを持ったユーザー手続き
を分岐文を用いて構成する必要があり、記述が複雑とな
るという問題点があった。特に、前述した特開平5−1
27852号公報により開示された技術はGUIエディ
タに関するものであるが、単一のユーザ手続きを記述す
ることのみが開示され、複数のユーザ手続きの記述につ
いて記述がなく、また複数のオブジェクトの動作の同期
を指示することができないものであるため、同期させた
いオブジェクトが存在する場合には、同期指定作業を行
う必要があるという問題点があった。そこで本願発明
は、GUIエディタにおいて、複数のユーザ手続きを記
述することを可能とすると共に、アイコンが表すオブジ
ェクトの同期指示を編集画面上で行うことができるGU
Iエディタを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係るGUIエディタの請求項1記載の発明
は、機器や処理・プログラム等のオブジェクトを示すア
イコンを表示する手段と、前記アイコンを並べる位置を
指定する手段とを備え、アイコンを並べることによりユ
ーザ手続きを記述するグラフィックユーザインターフェ
ースエディタにおいて、表形式の編集手段を備え、アイ
コンを列中に連ねることにより単一の流れを示し、複数
の列にアイコンを配置する手段を備えたことを特徴とす
る。本発明に係るGUIエディタの請求項2記載の発明
は、請求項1記載のGUIエディタの編集画面におい
て、アイコンを同一行に並べて配置することにより、前
記アイコンが表すオブジェクトの同期を指示したことを
特徴とする。本発明に係るGUIエディタの請求項3記
載の発明は、請求項1記載のGUIエディタの編集画面
において、異なる列に配置されたアイコンを同期線で結
ぶことで、前記アイコンが表すオブジェクトの同期を指
示したことを特徴とする。
【0005】本発明に係るGUIエディタの請求項4記
載の発明は、機器や処理・プログラム等のオブジェクト
を示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並べ
る位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べること
によりユーザ手続きを記述し、且つアイコン間を結合線
で結ぶことによりアイコン間のデータの流れを示す機能
を備えたアイコン式グラフィックユーザインターフェー
スエディタにおいて、結合線自体にそこを流れるデータ
の属性と1対1に対応した属性を付し、編集画面に表示
したことを特徴とする。本発明に係るGUIエディタの
請求項5記載の発明は、機器や処理・プログラム等のオ
ブジェクトを示すアイコンを表示する手段と、前記アイ
コンを並べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを
並べることによりユーザ手続きを記述し、且つアイコン
間を結合線で結ぶことによりアイコン間のデータの流れ
を示す機能を備えたアイコン式グラフィックユーザイン
ターフェースエディタにおいて、グラフィックユーザイ
ンターフェースエディタが前記アイコンの入力、或い
は、出力データを表す機能アイコンを有し、該機能アイ
コンを画面上において前記アイコンの外側に、前記アイ
コンの入力、或いは、出力データの数に応じて編集画面
に表示したことを特徴とする。
【0006】本発明に係るGUIエディタの請求項6記
載の発明は、機器や処理・プログラム等のオブジェクト
を示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並べ
る位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べること
によりユーザ手続きを記述し、且つアイコン間を結合線
で結ぶことによりアイコン間のデータの流れを示す機能
を備えたアイコン式グラフィックユーザインターフェー
スエディタにおいて、グラフィックユーザインターフェ
ースエディタが繰り返し範囲枠の作成部を有し、繰り返
し動作を開始するアイコンを繰り返し範囲を示す枠を持
ったアイコンとして編集画面に表示すると共に、繰り返
し実行したいオブジェクトのアイコンをその枠内に配置
することで繰り返し範囲を指示したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態例
に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1は本発明を
実施するための装置のハードウェア構成の一例を示した
図であり、図において10は所定のプログラムを実行
し、表形式の編集手段を有するコンピュータ装置、11
はポインティングデバイスであるマウス装置、12は諸
機能を遂行するためのプログラムやデータを蓄積した記
憶装置、13はCRT等のグラフィックディスプレイ装
置である。なお、上記編集手段は、コンピュータ装置内
部にあってもよいし、周辺回路として接続されていても
よい。また、機器や処理・プログラム等のオブジェクト
を示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並べ
る位置を指定する手段についても同様である。
【0008】このように構成したシステムにおいて、例
えば、図2に示すような複数の処理に分岐するフローを
GUIエディタで表現すると、図3に示したものとな
る。図3において110乃至133の各ブロックはアイ
コンであり、該アイコンを結合線1にて結合することに
より処理を指定することができる。また、従来のGUI
エディタと異なり、本発明に係るGUIエディタでは、
列毎に処理を独立して行うことができるようにしている
ため、破線により示した複数の処理1〜処理3を同一編
集画面上に表示することができるようになっている。す
なわち、図2のステップ110が図3に示したアイコン
110に対応し、該アイコン110の出力結果がアイコ
ン111、121、131の条件判定オブジェクトによ
って分岐される。つまり、アイコン111、121、及
び131は『C言語』におけるif-eles if-eles 文、sw
itch文におけるcase文と言うことができる。また、各ア
イコン111、121、131に続く処理はそれぞれ独
自の処理を行うことができ、例えば、ある分岐において
終了処理を行ったとしてもその処理列において処理が終
了するのみであり、他の処理列には影響を及ぼさない。
【0009】図4は本発明に係るGUIエディタの実施
の形態例を説明するための図であり、前述した形態例に
おいて、列による処理の独立性を確保すると共に、行に
よる処理の同期を指定したものである。図において、2
21乃至233の各ブロックは所定の処理やプログラム
等のオブジェクトを示すアイコンであり、該アイコン2
21〜233は所望のユーザ手続きに応じて結合線で結
ばれている。この形態例の場合、処理1のアイコン21
1で示されたオブジェクトと、処理2のアイコン221
で示されたオブジェクトとは同期動作し、それらの処理
が終了し、その出力結果がアイコン212若しくはアイ
コン222で示されたオブジェクトに出力された後、ア
イコン212、222に指定されたオブジェクトが動作
開始すると共に、処理3のアイコン232で示されたオ
ブジェクトが前記アイコン212、222で示されたオ
ブジェクトと同期して開始する。また、処理1及び処理
3のアイコン213、233で示されたオブジェクト
は、前行の処理、つまり、アイコン212、222、2
32で示した各オブジェクトが全て終了した後に動作す
るよう指示される。このように、列による並行処理の確
保と共に、行による同期動作を指定することにより、本
発明に係るGUIエディタを使用するユーザは上から下
への時間軸があると考えることができ、ユーザ手続きを
実行する場合を考慮しやすく、煩雑な同期指定作業を伴
うことなくプログラミングを行うことが可能となる。
【0010】図5は前記図4に示した形態例の変形形態
例を示した図であり、行による同期指示に加え、同期線
を用いて各オブジェクトの同期を明確に編集画面上に表
したものである。すなわち、各処理1乃至処理3の列の
アイコンはそれぞれ結合線1で結ばれており、処理2の
アイコン322と処理3のアイコン332、及び処理1
のアイコン313と処理3のアイコン333とは同期線
2により同期動作が指示されていることを明確に示して
いる。このような編集画面により指示されたユーザ手続
きは、実行時に処理3列のアイコン332で示されたオ
ブジェクトは、処理2列のオブジェクト321が終了し
た後、アイコン322で示されたオブジェクトと同期し
て動作が開始する。また、処理3列のアイコン333で
示されたオブジェクトも処理1列のアイコン312で示
したオブジェクトが終了し、アイコン313で示したオ
ブジェクトに同期して動作が開始する。この際、アイコ
ン322で示したオブジェクトの終了は、オブジェクト
313及び333の動作開始に影響を及ぼすことはな
い。
【0011】尚、同図に示した実施の形態例では同じ行
にあるアイコンを同期線2により結んだ例を挙げている
が、異なる行にあるアイコンを同期線に結ぶことも可能
である。このように異なる行にあるアイコンを同期線に
より結ぶことにより、1つの処理、つまり、単一列の処
理については、アイコンで示されるオブジェクトを間を
空けることなく記述することができ、処理と同期とを分
けて考えることができる。したがって、本発明にかかる
アイコン式GUIエディタを利用するユーザは編集時に
1つの処理列だけに注目して処理を記述し、後に個々の
オブジェクトの同期を考えればよく、実行時に改めてユ
ーザ手続き全体を見直す必要がなくなり、それに伴う煩
雑な同期指定作業を行う必要がなくなる。
【0012】図6は本発明にかかるアイコン式GUIエ
ディタの一形態例である結合線表示動作の機能ブロック
図である。同図において20はオブジェクトの実体、2
1はオブジェクト属性検索機能、22は結合線表示機
能、23は結合線属性情報、24は結合線属性検索機能
である。このような機能により、オブジェクト属性検索
機能21はオブジェクトの実体20の属性を検索し、そ
れを結合線表示機能22に出力する。一方、結合線属性
検索機能24は編集された結合線属性情報23を検索
し、それを結合線表示機能22に出力し、入力した情報
に基づき結合線を表示する際に意味を有する情報をグラ
フィックディスプレイ装置13に表示することができ
る。
【0013】結合線が表す属性の一例としては、オブジ
ェクト間を流れるデータの属性を結合線の「色」があ
る。その場合、予めデータ属性と結合線の色の対応付け
を行う。具体的な例としては、データがテキストデータ
ならば、結合線の色は赤、データがイメージデータなら
ば、結合線の色は青というように予め対応付を行い、こ
の対応データを記憶装置12内のエディタ自身が予め用
意している領域に記憶する。この状態において、データ
の流れを表すための結合線をマウス装置11を用いて引
き、所望のアイコンを結合線により接続すると、エディ
タは記憶装置12内のオブジェクトの持つデータ情報に
基づき、同じく記憶装置12内に登録されている色情報
を参照し、結合線の色を決定し、グラフィックディスプ
レイ装置13に表示する。
【0014】上記結合線の属性を表すものとして結合線
の「色」を用いた例を挙げたが、「色」に代えて結合線
の「太さ」あるいは「線種」を用いても良い。これらの
場合も前述した「色」を結合線の属性として表す場合と
同様に、予めデータ属性と表示する結合線の「太さ」ま
たは「線種」を対応づけておき、データがテキストデー
タならば、結合線の太さは1、もしくは結合線の線種は
実線、データがイメージデータならば、結合線の太さは
2、もしくは結合線の線種は破線とする。これらの対応
データを記憶装置12内のエディタ自身が予め用意して
いる領域に記憶しておけばよい。このようにアイコンで
表示されたオブジェクトの出力データの属性を結合線の
「色」、「太さ」、「線種」等により表すことにより、
このエディタを利用するユーザは他の資料等を参照する
ことなくオブジェクト間を流れる属性が結合線の種類の
みで判断でき、データの流れを追跡しやすく、処理の理
解が早まり、編集作業効率を向上させることが可能とな
る。また、結合線の「色」、「太さ」、「線種」等にそ
れぞれ所望の属性を割り当て、これらを組み合わせるこ
とにより、1本の結合線で複数のデータ属性を表すこと
も可能である。
【0015】図7は本発明にかかるアイコン式GUIエ
ディタの一形態例であるアイコン表示動作の機能ブロッ
ク図を示したものであり、30はオブジェクトの実体、
31はオブジェクト検索機能、32はアイコン表示機
能、33はオブジェクト属性検索機能、34は機能アイ
コン属性情報、35は機能アイコン属性検索機能、36
は機能アイコン表示機能である。このような機能を有す
るGUIエディタはオブジェクトの実体にあわせてアイ
コン表示を行うことが可能であると共に、オブジェクト
の入力あるいは出力データ属性をエディタ内に記憶して
いる機能アイコン情報と照らし合わせ、オブジェクトを
表すアイコンと共に表示することも可能である。その一
例としては、オブジェクトの入力あるいは出力データの
属性を機能アイコンの「形状」で表すものが考えられ
る。すなわち、予め、データ属性とそれを表す機能アイ
コン形状の対応づけを行っておき、所定のアイコンから
出力されるデータの属性あるいは所定のアイコンに入力
するデータの属性に伴い、予め定めた機能アイコンをあ
るアイコンとそれに接続する結合線との間に表示する。
より具体的な例としては、データがテキストデータであ
れば、機能アイコンの形状を四角形、データがイメージ
データの場合には機能アイコンの形状を楕円形というよ
うに予め定めておくと共に、所望の属性と機能アイコン
の形状の対応データを記憶装置12内のエディタ自身が
予め用意している領域に記憶する。そして、編集中はデ
ータにしたがって、記憶装置12内のオブジェクト自身
のデータ属性から機能アイコンの形状を決定し、記憶装
置12内のエディタが保持している機能アイコンをグラ
フィックディスプレイ装置13に表示する。
【0016】図8は上述した機能アイコンをディスプレ
イ上に表示した例を示し、アイコン3aのオブジェクト
の実体に応じてオブジェクト検索機能の働きにより所定
のアイコン(図において四角形)を表示すると共に、オ
ブジェクトの実体に応じてオブジェクト属性を判断し、
該オブジェクト属性に基づき機能アイコンを表示する。
この例の場合、オブジェクト3aの入出力は共にイメー
ジデータであり、さらにアイコン3aと結合線1により
結合したアイコン3bのオブジェクトも前記アイコン3
aが表すオブジェクトと同じであり、且つアイコン3b
で表されたオブジェクトの入力はイメージデータである
ため、楕円形の機能アイコン4が付されている。
【0017】また、機能アイコンの形状に変えて、出力
データの属性を機能アイコンの「色」で表してもよい。
この場合も上述した実施の形態例と同様に、予めデータ
属性とそれを示す機能アイコンの色の対応付けを行い、
例えば、データがテキストデータならば機能アイコンの
色を赤に、データがイメージデータならば、機能アイコ
ンの色を青というように定める。このようにある種の属
性と機能アイコンの色の対応データを記憶装置12内の
予め用意している領域に記憶する。そして、編集中はデ
ータにしたがって、記憶装置12内のオブジェクト自身
のデータ属性から機能アイコンの色を決定し、記憶装置
12内のエディタが保持している機能アイコンをグラフ
ィックディスプレイ装置13に表示すればよい。このよ
うな実施の形態例により、どのような場合であっても、
他の資料を参照することなく、オブジェクトの入力、あ
るいは出力データの属性が機能アイコンから判断できる
ので、オブジェクト間を結合線で結ぶ判断が容易にで
き、編集作業効率を向上させることができる。またこれ
らの機能アイコンが持つ属性を複数個組み合わせ、例え
ば、色と形状とを組み合わせることにより複数の情報を
示すことも可能である。
【0018】図9は上述した機能アイコンの他の実施の
形態例を示す図であり、入出力データ数の変更に伴い機
能アイコンの表示を変更する例を示したものである。こ
の場合、同図左側に示したようにあるアイコン3の入出
力がそれぞれ1つの場合において、編集中にオブジェク
トに入力するデータ数を所定の方法で変更すると、以前
表示していた同図左側のアイコンを一旦グラフィックデ
ィスプレイ装置から消去し、その後、新たに設定された
入力データ数分の機能アイコンが記憶装置12内のオブ
ジェクト自身のデータ属性から決定され、オブジェクト
自信を示すアイコンの外側に付加して同図右側に示すよ
うな状態でグラフィックディスプレイ装置13に表示す
る。上記データ数の変更方法の一例としては、対応する
アイコンをマウス装置11で指定し、属性変更ウィンド
ウを開き、入力データ数の設定値を変更するようにすれ
ばよい。上記形態例では、配置済みのオブジェクトの属
性を変更する場合を例示したが、オブジェクトを表すア
イコンを配置する場合も同様である。つまりオブジェク
トの持つ入力あるいは出力データ数の初期値にしたがっ
て、機能アイコンを表示するよう制御すればよい。この
ように、機能アイコンの数により、他の資料等を参照す
ることなく、オブジェクトが必要とする入出力数或いは
出力するデータ数を判定することができ、結合線を結ぶ
数を容易に判断でき、編集作業効率を向上させることが
可能となる。
【0019】図10は本発明にかかるアイコン式GUI
エディタの他の実施の形態例を示したものであり、繰り
返し範囲枠表示機能を説明するための機能ブロック図で
ある。同図において、40はオブジェクト本体、41は
繰り返し属性検索機能、42は繰り返し範囲枠作成機
能、43は繰り返し範囲枠拡大縮小機能、44は繰り返
し範囲枠表示機能、45は配置指定(マウス装置)、4
6は繰り返し範囲枠内配置判定機能である。アイコンを
表示する際、オブジェクト本体40が繰り返し属性を有
するか否か繰り返し属性検索機能41で判定し、該オブ
ジェクト本体が繰り返し属性を持ったアイコンの場合、
繰り返し範囲枠作成機能43によりオブジェクトを表す
アイコンが繰り返し枠と共に表示される。その場合、繰
り返し範囲枠は配置行直後の1行分の範囲を有してい
る。その後、該繰り返し枠内に繰り返し処理を行う他の
アイコンをマウス装置45により追加配置指示すると、
当該アイコンが配置された位置が繰り返し範囲枠内であ
るか否か、繰り返し範囲枠内配置判定機能46により判
定が行われ、アイコンの配置位置から、繰り返し範囲枠
の範囲を繰り返し範囲枠拡大・縮小機能43により、自
動的に拡大、縮小して表示する。なお、繰り返し範囲枠
は上述したように1行分の範囲でしかないが、繰り返し
範囲枠と既に配置したアイコンとの隙間に次のアイコン
の配置を指示することにより、枠の範囲は自動的に1行
拡大される。
【0020】図11は上述したような繰り返し範囲枠表
示機能を有すGUIエディタの編集画面を示したもので
あり、5は繰り返し範囲枠、6は繰り返し開始アイコン
である。この場合、先ず、繰り返し開始アイコン6を表
示すると、繰り返し範囲枠5が自動的に作成され、その
後、繰り返し動作を行うオブジェクトを表すアイコン3
を繰り返し範囲枠内に配置することにより、繰り返し範
囲枠5は自動的に拡大する。また、編集中にアイコン3
を繰り返し範囲枠5より外に再配置すると、繰り返し範
囲枠は自動的に縮小するようになっている。このように
繰り返し範囲枠機能を持つことにより繰り返し範囲が枠
線で囲まれて表示され、繰り返し開始アイコンが描画範
囲にない場合であっても、繰り返し範囲内が否かが容易
に判断でき、編集作業効率をより向上させることが可能
となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載した発明に
おいては、ある機器や処理・プログラム等の出力結果に
基づいて、複数の処理に分岐するような記述が可能とな
るので、分岐分の記述の必要がなくなり、実際に動作す
る手順に類似した形態でユーザ手続きを記述することが
できるので、ユーザ手続きの可読性が上がり、編集作業
効率を向上させることができる。請求項2に記載した発
明においては、実行中に同期させたいオブジェクトを編
集中に指示することができるので、実行時に改めてユー
ザ手続き全体を見直す必要がなくなり、それに伴う煩雑
な同期指定作業を省略することができると共に、特に指
示しなくとも編集画面の行が同期指示の意味を含んでい
るため、同期指示が簡単に設定でき、ユーザは動作開始
時間を考慮するのみで目的の仕事を記述することが可能
となる。
【0022】請求項3に記載した発明においては、請求
項2に記載した発明と同様に、実行中に同期させたいオ
ブジェクトを編集中に指示することができるので、実行
時に改めてユーザ手続き全体を見直す必要がなくなり、
それに伴う煩雑な同期指定作業を省略することができ
る。請求項4に記載した発明においては、アイコン間を
流れるデータのデータ属性が結合線の属性で識別できる
ので、どのような属性を有すデータがアイコン間を流れ
ていくのか容易に判断することができる。また、データ
の属性を知るために他の資料を参照する必要がなくな
り、編集作業効率を向上させることが可能となる。
【0023】請求項5に記載した発明においては、アイ
コンの入出力データの属性が容易に識別できるので、デ
ータの流れを表す結合線を結ぶ判定が容易になり、編集
作業効率を向上させることができる。請求項6に記載し
た発明においては、アイコンの入出力デーA数が容易に
識別できるので、データの流れを示す結合線を結ぶ個数
の判定が容易になり、編集作業効率が向上する。また従
来のオブジェクト自体に情報の付加という形の変更を加
えることがないため、オブジェクトは従前より用いてい
たものがそのまま使用することが可能となる。請求項7
に記載した発明においては、繰り返し範囲の判定が容易
になり、視認性が向上し、作成するユーザ手続きが読み
やすく、編集作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置のハードウェア構
成の一例を示した図。
【図2】本発明にかかるGUIエディタにて処理を行う
場合を説明するための処理フローの例を示す図。
【図3】本発明に係るアイコン式GUIエディタにて図
2に示した処理を行った場合の分岐処理の記述を説明す
るための編集画面。
【図4】本発明に係るGUIエディタの実施の形態例を
説明するための図。
【図5】本発明に係るGUIエディタの変形形態例を示
す図。
【図6】本発明にかかるアイコン式GUIエディタの一
形態例である結合線表示動作の機能ブロック図。
【図7】本発明にかかるアイコン式GUIエディタの一
形態例であるアイコン表示動作の機能ブロック図。
【図8】本発明にかかるアイコン式GUIエディタにて
機能アイコンをディスプレイ上に表示した例を示す図。
【図9】本発明にかかるアイコン式GUIエディタの機
能アイコンの他の実施の形態例を示す図。
【図10】本発明にかかるアイコン式GUIエディタの
他の実施の形態例を示す図。
【図11】本発明にかかるアイコン式GUIエディタに
おいて、繰り返し範囲枠表示機能の編集画面を示した
図。
【符号の説明】
1・・・結合線、 2・・・同期線、3、3a、3b
・・・アイコン、4・・・機能アイコン、 5・・・
繰り返し範囲枠、6・・・繰り返し開始アイコン、10
・・・コンピュータ装置、 11、45・・・マウス
装置、12・・・記憶装置、 13・・・グラフィッ
クディスプレイ装置、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器や処理・プログラム等のオブジェク
    トを示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並
    べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べるこ
    とによりユーザ手続きを記述するグラフィックユーザイ
    ンターフェースエディタにおいて、 表形式の編集手段を備え、アイコンを列中に連ねること
    により単一の流れを示し、複数の列にアイコンを配置す
    る手段を備えたことを特徴とするアイコン式グラフィッ
    クユーザインターフェースエディタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアイコン式グラフィック
    ユーザインターフェースエディタの編集画面において、
    アイコンを同一行に並べて配置することにより、前記ア
    イコンが表すオブジェクトの同期を指示したことを特徴
    とするアイコン式グラフィックユーザインターフェース
    エディタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアイコン式グラフィック
    ユーザインターフェースエディタの編集画面において、
    異なる列に配置されたアイコンを同期線で結ぶことで、
    前記アイコンが表すオブジェクトの同期を指示したこと
    を特徴とするアイコン式グラフィックユーザインターフ
    ェースエディタ。
  4. 【請求項4】 機器や処理・プログラム等のオブジェク
    トを示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並
    べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べるこ
    とによりユーザ手続きを記述し、且つアイコン間を結合
    線で結ぶことによりアイコン間のデータの流れを示す機
    能を備えたアイコン式グラフィックユーザインターフェ
    ースエディタにおいて、結合線自体にそこを流れるデー
    タの属性と1対1に対応した属性を付し、編集画面に表
    示したことを特徴とするアイコン式グラフィックユーザ
    インターフェースエディタ。
  5. 【請求項5】 機器や処理・プログラム等のオブジェク
    トを示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並
    べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べるこ
    とによりユーザ手続きを記述し、且つアイコン間を結合
    線で結ぶことによりアイコン間のデータの流れを示す機
    能を備えたアイコン式グラフィックユーザインターフェ
    ースエディタにおいて、グラフィックユーザインターフ
    ェースエディタが前記アイコンの入力、或いは、出力デ
    ータを表す機能アイコンを有し、該機能アイコンを画面
    上において前記アイコンの外側に、前記アイコンの入
    力、或いは、出力データの数に応じて編集画面に表示し
    たことを特徴とするアイコン式グラフィックユーザイン
    ターフェースエディタ。
  6. 【請求項6】 機器や処理・プログラム等のオブジェク
    トを示すアイコンを表示する手段と、前記アイコンを並
    べる位置を指定する手段とを備え、アイコンを並べるこ
    とによりユーザ手続きを記述し、且つアイコン間を結合
    線で結ぶことによりアイコン間のデータの流れを示す機
    能を備えたアイコン式グラフィックユーザインターフェ
    ースエディタにおいて、グラフィックユーザインターフ
    ェースエディタが繰り返し範囲枠の作成部を有し、繰り
    返し動作を開始するアイコンを繰り返し範囲を示す枠を
    持ったアイコンとして編集画面に表示すると共に、繰り
    返し実行したいオブジェクトのアイコンをその枠内に配
    置することで繰り返し範囲を指示したことを特徴とする
    アイコン式グラフィックユーザインターフェースエディ
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109426226A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 欧姆龙株式会社 设定装置、工厂自动化系统、记录媒体及控制方法
US11209955B2 (en) 2020-03-26 2021-12-28 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium for managing workflow

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