JP2002024337A - リスク解析支援方法および記憶媒体 - Google Patents

リスク解析支援方法および記憶媒体

Info

Publication number
JP2002024337A
JP2002024337A JP2000208264A JP2000208264A JP2002024337A JP 2002024337 A JP2002024337 A JP 2002024337A JP 2000208264 A JP2000208264 A JP 2000208264A JP 2000208264 A JP2000208264 A JP 2000208264A JP 2002024337 A JP2002024337 A JP 2002024337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
symbol
screen
probability
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208264A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yamashita
正弘 山下
Kazumi Matsushita
和海 松下
Hitoshi Muta
仁 牟田
Masanori Ino
正典 猪野
Masahiko Fujii
正彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000208264A priority Critical patent/JP2002024337A/ja
Publication of JP2002024337A publication Critical patent/JP2002024337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォールトツリーやイベントツリーを効率よ
く作成でき、適正にリスク解析の支援を行えるリスク解
析支援方法および記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 オペレータは、入力装置2を用いて表示
装置5の画面上でプラントを構成する機器の故障および
その故障の組合せを事象とするフォールトツリーを作成
する。フォールトツリーには、事象が発生する確率も入
力され、必要に応じて作成したフォールトツリー間のリ
ンクの設定を行う。そして、フォールトツリーの頂上事
象の発生確率の解析を実行し、その解析結果を表示装置
5の画面上に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの設計や
運転管理の最適化に用いられるリスク解析支援方法およ
び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なプラント例えば原子力発電プラ
ントにおいては、プラントを構成する機器の故障の組み
合わせによってハザードが発生するシナリオを特定し、
ハザードの発生確率がどのように変化するかを計算する
ことによって、設計最適化や運転管理変更の効果を評価
することが行われている。こうしたシナリオの特定とそ
の定量化にはイベントツリー解析、及びフォールトツリ
ー解析が使用されることが多い。
【0003】イベントツリー解析とは、ハザードを引き
起こす起因事象(初期事象)の発生を前提に、その影響
を緩和してハザードを顕在化しないようにするシステム
(緩和システム)の成功と失敗を分岐させて、図式化し
たイベントツリーを作成することによって、ハザードが
発生するシナリオを調べる。
【0004】この場合の緩和システムはプラントには多
数あり、また複数システムによって1つの緩和機能を達
成する場合や、初期事象の種類に依存して緩和機能を達
成する場合、またそうでない場合等、組み合わせは多数
あり、こうした事故シナリオの識別は、イベントツリー
解析を行うソフトウェアによって行っている。
【0005】また、事故シナリオを定量化するには、緩
和システムのアンアベイラビリティー、すなわち故障や
保守による解列などによってシステムが使用できない確
率を算出する必要がある。このためにシステムを構成す
る個々の機器の故障や保守点検による不使用を図式化し
たフォールトツリーを作成することによって、システム
が使用できなくなる機器の故障等(基本事象)の組み合
わせを調べる。
【0006】例えば、システムを構成する機器には、ポ
ンプやバルブ等の機械品の他に、センサーやリレー、デ
ィジタル機器等の電気品があり、大きなシステムではフ
ォールトツリーを構成する基本事象の数は〜数百〜千に
なることも珍しくはない。これらの基本事象に産業分野
の運転経験から得られている機器故障率データ等を代入
することによって、システムのアンアベイラビリティー
を算出する。こうしたアンアベイラビリティーの算出
は、イベントツリー解析を行うソフトウェアによって行
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、事故シナリオ
を顕在化させる基本事象の組み合わせの数が膨大になる
と、フォールトツリーやイベントツリーの作成作業に多
大の労力を要する。また、シナリオを精度良く作成する
ためには、フォールトツリー間またはフォールトツリー
とイベントツリーとの間の情報の受け渡しのリンクまで
考慮に入れなければならないので、さらに労力が必要と
なる。
【0008】そのため、上位のシナリオや発生確率の高
い基本事象の組み合わせに限定して、定量化するという
方法をとらざる得ず、相応の計算誤差が入り込まざるを
得ないことになっていた。
【0009】本発明の目的は、フォールトツリーやイベ
ントツリーを効率よく作成でき、適正にリスク解析の支
援を行えるリスク解析支援方法および記憶媒体を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
リスク解析支援方法は、プラント内に発生する事象を事
象発生の起因となる下位事象と前記下位事象の組合わせ
から引き起こされる上位事象の関係で示したフォールト
ツリーの事象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成
するステップと、画面上に配置された事象記号間を一方
が上位事象に他方が下位事象として接続するステップ
と、前記事象記号に対し発生確率を含む事象スペックを
設定し事象記号に対応させて画面上に表示するステップ
と、画面上の事象記号の接続関係と事象記号に設定した
事象スペックからフォールトツリーの最上位に位置する
事象記号の発生確率を解析しその解析結果を表示するス
テップと、複数のフォールトツリー間で一方のフォール
トツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率の解析
結果として得た値を他方のフォールトツリーの事象記号
の発生確率として設定するステップとを有していること
を特徴とする。
【0011】請求項1の発明に係わるリスク解析支援方
法においては、フォールトツリーの事象を表す事象記号
を表示装置の画面上に作成し、事象記号間を一方が上位
に他方が下位となるように接続し、さらに事象記号に対
し発生確率を含む事象スペックを設定し事象記号に対応
させて画面上に表示する。また、画面上の事象記号の接
続関係と事象記号に設定した事象スペックからフォール
トツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率を解析
し、その解析結果を表示する。そして、複数のフォール
トツリー間で一方のフォールトツリーの最上位に位置す
る事象記号の発生確率の解析結果として得た値を他方の
フォールトツリーの事象記号の発生確率として設定す
る。これにより、プラント内に発生する事象を事象発生
の起因となる下位事象と前記下位事象の組合わせから引
き起こされる上位事象の関係で示したフォールトツリー
の作成および解析を行う。
【0012】請求項2の発明に係わるリスク解析支援方
法は、プラント内に発生する事象を事象発生の起因とな
る下位事象と前記下位事象の組合わせから引き起こされ
る上位事象の関係で示したフォールトツリーの事象を表
す事象記号を表示装置の画面上に作成するステップと、
画面上に配置された事象記号間を一方が上位事象に他方
が下位事象として接続するステップと、前記事象記号に
対し発生確率を含む事象スペックを設定し事象記号に対
応させて画面上に表示するステップと、画面上の事象記
号の接続関係と事象記号に設定した事象スペックからフ
ォールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率
を解析し、解析したフォールトツリーに含まれる各事象
記号の発生確率を画面上の事象記号に対応して表示する
ステップと、複数のフォールトツリー間で一方のフォー
ルトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率の解
析結果として得た値を他方のフォールトツリーの事象記
号の発生確率として設定するステップとを有しているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2の発明に係わるリスク解析支援方
法においては、フォールトツリーの事象を表す事象記号
を表示装置の画面上に作成し、事象記号間を一方が上位
に他方が下位となるように接続し、さらに、事象記号に
対し発生確率を含む事象スペックを設定し事象記号に対
応させて画面上に表示する。また、画面上の事象記号の
接続関係と事象記号に設定した事象スペックからフォー
ルトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率を解
析し、解析したフォールトツリーに含まれる各事象記号
の発生確率を画面上の事象記号に対応して表示する。そ
して、複数のフォールトツリー間で一方のフォールトツ
リーの最上位に位置する事象記号の発生確率の解析結果
として得た値を他方のフォールトツリーの事象記号の発
生確率として設定する。これにより、プラント内に発生
する事象を事象発生の起因となる下位事象と前記下位事
象の組合わせから引き起こされる上位事象の関係で示し
たフォールトツリーの作成および解析を行う。
【0014】請求項3の発明に係わるリスク解析支援方
法は、請求項1または請求項2の発明において、前記フ
ォールトツリーの作成および解析ステップに加えて、初
期事象から引き続く伝播事象の成功・失敗の分岐による
組合わせを分岐確率と共に表現したイベントツリーの作
成および解析ステップとして、画面上に伝播事象の成功
と失敗の分岐を作成するステップと、初期事象あるいは
伝播事象の名称または説明を画面上に設定するステップ
と、前記分岐の分岐確率を設定するステップと、前記分
岐確率としてフォールトツリーの最上位に位置する事象
記号の発生確率を設定するステップと、前記伝播事象の
組合わせの最終状態の発生頻度を解析するステップとを
有していることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明に係わるリスク解析支援方
法においては、請求項1または請求項2の発明の作用に
加えて、表示装置の画面上に伝播事象の成功と失敗の分
岐を作成し、初期事象あるいは伝播事象の名称または説
明を画面上に設定し、その分岐の分岐確率を設定する。
また、分岐確率としてフォールトツリーの最上位に位置
する事象記号の発生確率を設定し、伝播事象の組合わせ
の最終状態の発生頻度を解析する。これにより、初期事
象から引き続く伝播事象の成功・失敗の分岐による組合
わせを分岐確率と共に表現したイベントツリーの作成お
よび解析を行う。
【0016】請求項4の発明に係わる記憶媒体は、コン
ピュータに、プラント内に発生する事象を事象発生の起
因となる下位事象と前記下位事象の組合わせから引き起
こされる上位事象の関係で示したフォールトツリーの事
象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成させる手段
と、画面上に配置された事象記号間を一方が上位事象に
他方が下位事象として接続させる手段と、前記事象記号
に対し発生確率を含む事象スペックを設定させ事象記号
に対応させて画面上に表示させる手段と、画面上の事象
記号の接続関係と事象記号に設定させた事象スペックか
らフォールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生
確率を解析させその解析結果を表示させる手段と、複数
のフォールトツリー間で一方のフォールトツリーの最上
位に位置する事象記号の発生確率の解析結果として求め
させた値を他方のフォールトツリーの事象記号の発生確
率として設定させる手段を有するプログラムを記憶した
ことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明に係わる記憶媒体に記憶さ
れた内容をコンピュータに入力し、コンピュータを作動
させる。これにより、プラント内に発生する事象を事象
発生の起因となる下位事象と下位事象の組合わせから引
き起こされる上位事象の関係で示したフォールトツリー
の事象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成させ、
画面上に配置された事象記号間を一方が上位事象に他方
が下位事象として接続させ、事象記号に対し発生確率を
含む事象スペックを設定させ事象記号に対応させて画面
上に表示させる。そして、画面上の事象記号の接続関係
と事象記号に設定させた事象スペックからフォールトツ
リーの最上位に位置する事象記号の発生確率を解析させ
その解析結果を表示させ、複数のフォールトツリー間で
一方のフォールトツリーの最上位に位置する事象記号の
発生確率の解析結果として求めさせた値を他方のフォー
ルトツリーの事象記号の発生確率として設定させる。
【0018】請求項5の発明に係わる記憶媒体は、コン
ピュータに、プラント内に発生する事象を事象発生の起
因となる下位事象と前記下位事象の組合わせから引き起
こされる上位事象の関係で示したフォールトツリーの事
象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成させる手段
と、画面上に配置された事象記号を一方が上位事象に他
方が下位事象として接続させる手段と、前記事象記号に
対し発生確率を含む事象スペックを設定させ事象記号に
対応させて画面上に表示させる手段と、画面上の事象記
号の接続関係と事象記号に設定させた事象スペックから
フォールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確
率を解析させ、解析させたフォールトツリーに含まれる
事象記号の発生確率を画面上の事象記号に対応して表示
させる手段と、複数のフォールトツリー間で一方のフォ
ールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率の
解析結果として求めさせた値を他方のフォールトツリー
の事象記号の発生確率として設定させる手段とを有する
プログラムを記憶していることを特徴とする。
【0019】請求項5の発明に係わる記憶媒体に記憶さ
れた内容をコンピュータに入力し、コンピュータを作動
させる。これにより、プラント内に発生する事象を事象
発生の起因となる下位事象と下位事象の組合わせから引
き起こされる上位事象の関係で示したフォールトツリー
の事象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成させ、
画面上に配置された事象記号を一方が上位事象に他方が
下位事象として接続させ、事象記号に対し発生確率を含
む事象スペックを設定させ事象記号に対応させて画面上
に表示させる。また、画面上の事象記号の接続関係と事
象記号に設定させた事象スペックからフォールトツリー
の最上位に位置する事象記号の発生確率を解析させ、解
析させたフォールトツリーに含まれる事象記号の発生確
率を画面上の事象記号に対応して表示させる。そして、
複数のフォールトツリー間で一方のフォールトツリーの
最上位に位置する事象記号の発生確率の解析結果として
求めさせた値を他方のフォールトツリーの事象記号の発
生確率として設定させる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わるリスク解析支
援方法の説明図であり、図1(a)はリスク解析支援方
法を実現するためのハードウエア構成図、図1(b)は
リスク解析支援方法の内容を示すフローチャートであ
る。
【0021】図1(a)において、本発明の実施の形態
に係わるリスク解析支援方法はコンピュータ1により実
現される。オペレータは、フォールトツリーを作成する
に当たっては、入力装置2から操作指令を与える。この
操作指令はコンピュータ1の演算装置3に入力され、演
算装置3は記憶装置4に予め記憶されたソフトウェアお
よび各種データに基づき、オペレータからの操作指令に
従って表示装置5にフォールトツリーの作成のためのエ
ディタ画面を表示する。
【0022】オペレータは、表示装置5に表示されたエ
ディタ画面を見ながら入力装置2からフォールトツリー
作成のための操作指令を順次入力していき、フォールト
ツリーを作成する。作成されたフォールトツリーは記憶
装置4に記憶される。イベントツリーについてもフォー
ルトツリーと同様に、イベントツリー作成のための操作
指令が順次入力されて、イベントツリーが作成される。
【0023】図1(b)は、リスク解析支援方法の内容
を示すフローチャートである。オペレータは、入力装置
2例えばマウスやキーボードを用いて、プラント内に発
生する複数の事象により引き起こされる事象を上位事象
として、その上位事象の起因となる複数の下位の事象
(下位事象)をその上位事象の下方に位置させてその関
係を線でつないで示したフォールトツリーを表示装置5
の画面上に作成する(S1)。上位事象は、さらに上位
の事象の下位事象として接続され、最終的に最上位に位
置する事象(頂上事象)を引き起こす事象の組み合わせ
として表現される。このフォールトツリーには、オペレ
ータから事象の発生する確率も入力される。
【0024】同様に、プラントに発生する事象を初期事
象として、その初期事象に引き続く伝播事象の成功・失
敗の分岐による組み合わせを分岐確率と共に表現したイ
ベントツリーを作成する(S2)。
【0025】そして、フォールトツリー間のリンクの設
定を行うと共に(S3)、作成したイベントツリーとフ
ォールトツリーとのリンクの設定も行う(S4)。そし
て、フォールトツリーの頂上事象の発生確率の解析を実
行し(S5)、イベントツリーの伝播事象の組み合わせ
であるシナリオの最終状態の発生頻度の解析を実行し
(S6)、その解析結果を表示装置5の画面上に出力す
る(S7)。
【0026】このように、オペレータが入力装置2によ
りフォールトツリーをエディタ画面上に作図し、オペレ
ータはこの作図に加えて各々の事象の信頼性情報(発生
確率)を入力する。これによりフォールトツリーが作成
され、演算装置3においてはエディタ画面の情報を通し
てブール代数演算を使用した構造関数を自動的に作成す
る。従って、フォールトツリーを定量的に解析すること
ができる。
【0027】同様に、オペレータが入力装置2によりイ
ベントツリーをエディタ画面上に作図し、オペレータは
この作図に加えて各々のイベントの分岐確率を入力す
る。これによりイベントツリーが作成され、演算装置3
においてはエディタ画面の情報を通して構造関数を自動
的に作成する。従って、イベントツリーを定量的に解析
することができる。
【0028】次に、フォールトツリーの作成方法につい
て図2乃至図6を参照して説明する。図2は、表示装置
5に表示されたエディタ画面に事象記号を配置した状態
の説明図である。オペレータはフォールトツリーの作成
に当たって、頂上事象記号6aを含めて、特定のフォー
ルトツリーを作成するに必要な事象記号6b、6cをエ
ディタ画面上に表示していく。図2では3個の事象記号
6a、6b、6cからなるフォールトツリーを示してい
る。事象記号は、その事象の起因となる下位事象のない
基本事象を示す事象記号や、下位事象のすべてが発生し
たときに引き起こされる事象を表す事象記号や、下位事
象のいずれかが発生したときに引き起こされる事象を表
す事象記号などがある。
【0029】図3は、各々の事象記号6a、6b、6c
の接続についての説明図である。各々事象記号6a、6
b、6cにつき上位事象と下位事象の関係を考慮して接
続する。事象記号6aと事象記号6bとの間は、既に接
続が確定した場合を示しており、事象記号6aと事象記
号6cとの間は接続操作中であることを示している。す
なわち、入力装置2によりエディタ画面上で事象記号6
aから事象記号6cを直線で結び未確定の状態を示して
おり、これを確定させると事象記号6aと事象記号6b
との間のようにロジック図の配線となる。
【0030】このようにして、各々の事象記号6a〜6
cの接続が完了すると、次に、各事象記号6a〜6cに
対し発生確率を含む事象スペックを設定する。図4は機
器を示す事象記号6bに対して事象スペック(機器スペ
ック)を設定する場合の説明図である。図4に示すよう
に、事象記号6bに対してポップアップメニュー7を開
き、機器スペックの設定を指定する。
【0031】図5は、その機器スペックが指定された場
合のウインドウ8を示しており、機器の名称や故障モー
ド、発生確率(故障確率)等が設定される。図5では機
器名称として電動駆動ポンプが設定され故障モードとし
て起動失敗が設定される場合を示している。これによ
り、図6に示すように機器を示す事象記号6b、6cに
は、故障モードである「ポンプ起動失敗」、「ポンプ継
続運転失敗」が設定され、また、発生確率もそれぞれ設
定される。事象記号6に設定される事象スペック(機器
スペック)のすべては一つのウインドウに表示され、ま
たそれぞれを指定することにより設定することができ
る。このため、事象スペックの確認と認定が容易に行う
ことができる。
【0032】事象記号6が機器である場合には、機器の
名称や故障モード、発生確率(故障確率)等が設定され
るが、事象が例えば頂上事象のように複数の事象の組合
せ(ANDロジックやORロジック等)で示される事象
の場合には、図6に示すように説明文を入力するための
ウインドウ8が表示され、このウインドウ8を介して説
明文を設定することになる。図6では頂上事象記号6a
に「系統故障」を入力する場合を示している。
【0033】次に、図7はフォールトツリー間のリンク
の取り方の説明図である。フォールトツリー中に、下位
のフォールトツリーをリンクさせる場合には、リンク機
能9を指定してウインドウ8を開き、リンクさせる下位
のフォールトツリーを選択する。これにより、事象記号
6dの発生確率には下位フォールトツリーの頂上事象の
発生確率が設定されるようになっている。すなわち、一
方のフォールトツリーの頂上事象の発生確率を他方のフ
ォールトツリーの事象記号に設定してフォールトツリー
間のリンクが行われる。
【0034】このとき、発生確率のみが事象記号6に設
定されるため、複数の事象記号6に同一の頂上事象の発
生確率を設定する場合には、各事象記号6に設定する度
に頂上事象の発生確率を計算する必要がなく、フォール
トツリーの解析時間を短縮することができる。
【0035】次に、図8乃至図10を参照してフォール
トツリーの頂上事象の発生確率の解析について説明す
る。図8に示すように、オペレータが入力装置2から解
析ボタン10を指定すると、解析を行うためのウインド
ウが開き、このウインドウ8を介して解析に必要なデー
タを設定する。そして、解析の開始ボタンを指定すると
解析が実行される。
【0036】解析が完了すると、図9に示すように解析
結果のウインドウ8が表示される。解析結果は、サマリ
ー、ミニマルカットセット、重要度、FV重要度として
出力される。これらは一つのウインドウに示されたそれ
ぞれを指定することにより簡単に切り替えて表示するこ
とができる。このため、すべての解析結果を容易に確認
することができる。サマリーは、図9に示すように各条
件での発生確率であり、ミニマルカットセットは頂上事
象を起こす最小限の事象の組合せであり、重要度は図1
0に示すように頂上事象に対する各事象の発生確率の感
度を示しており、FV重要度は頂上事象に対する各事象
の寄与率を示している。
【0037】図11は、事象検索画面の説明図である。
複雑なフォールトツリーの場合には、エディタ画面上に
多数の事象記号6が配置されることになる。この場合、
一旦作成した事象記号をエディタ画面上で検索するに当
たっては、事象検索のウインドウ8を開き検索したい事
象記号を入力する。そして、検索を指示するとエディタ
画面上で該当の事象記号6を分かりやすく表示する。例
えばハイライト表示したりフリッカ表示する。
【0038】次に、イベントツリーの作成方法について
図12乃至図18を参照して説明する。図12は、イベ
ントツリーの作成のための初期画面である。初期事象は
ハザード(プラントの不具合)を引き起こすような起因
事象であり、ヘッディングは初期事象からの伝播事象で
ある。損傷クラスは伝播事象の成功・失敗を組み合わせ
た各シナリオの最終状態を示し、発生頻度は各シナリオ
に対する発生頻度を示している。
【0039】このような初期画面に対し、図13に示す
ように、オペレータはエディタ画面上に伝播事象毎に分
岐を作成する。分岐はホップアップメニュー7により失
敗分岐または成功分岐を選択して作成する。図14は、
伝播事象に場合分けして作成した分岐線図を示してい
る。分岐点での下側が失敗分岐であり上側が成功分岐で
ある。それぞれの分岐は、それに続く伝播事象に接続さ
れ最終的に各シナリオの最終状態まで接続される。
【0040】次に、オペレータは、図15に示すように
ウインドウ8を開き、初期事象および分岐点における伝
播事象の名称をヘッディングに入力する。これにより、
図16に示すように、イベントツリーの分岐点の名称が
入ったイベントツリーが作成される。そして、図17に
示すように、分岐確率入力用のウインドウ8を開き、分
岐点における分岐確率を入力する。これにより、図18
に示すようなイベントツリーが作成される。
【0041】この場合、演算装置3においては、各々の
分岐点に入力された分岐確率に基づいてシナリオの発生
する発生頻度を算出し、イベントツリー上に表示する。
このようにして、プラントの不具合に対しその初期事象
の発生に引き続く伝播事象の成功・失敗の分岐による組
み合わせを分岐確率と共に表現したイベントツリーが作
成される。
【0042】以上の説明では、分岐確率はウインドウ8
を開いて数値で入力するようにしたが、図19に示すよ
うなイベントツリーの分岐確率表を予め記憶装置4に記
憶しておき、分岐番号を入力することにより分岐確率を
入力することも可能である。すなわち、図17のウイン
ドウ8に示すように、分岐確率入力用のウインドウ8に
は、分岐確率を数値で入力する欄と分岐番号で入力する
欄とを有しており、分岐確率表を用いて分岐確率を入力
する場合には、この分岐番号欄に分岐番号を入力するこ
とになる。従って、分岐確率の入力が簡便になる。
【0043】ここで、イベントツリーとフォールトツリ
ーとのリンクの設定は、分岐確率表の分岐番号を指定す
ることにより設定される。すなわち、イベントツリーの
分岐確率表には、FTリンクとしてフォールトツリーの
頂上事象の発生確率が設定されており、FTリンクが設
定されている分岐番号を指定することによりイベントツ
リーとフォールトツリーとの間のリンクが行われる。
【0044】図20は、イベントツリーとフォールトツ
リーとの間のリンクを行うためのリンク設定の説明図で
ある。オペレータが分岐確率表上のフォールトツリーを
リンクする行を指定すると、FT指定のウインドウが開
き、このウインドウ8aからリンクすべきフォールトツ
リーを選択する。そうすると、ウインドウ8bが開きそ
のフォールトツリーの発生確率が表示され、その内容を
確認した後に分岐確率表の分岐番号欄に設定する。この
ようにして、イベントツリーとフォールトツリーとのリ
ンクの設定を行う。
【0045】上述した各実施の形態において記載した手
法は、コンピュータに実行させることのできるプログラ
ムとして、記憶媒体に記憶し各装置に応用したり、通信
媒体により伝送して各種装置に適用することも可能であ
る。
【0046】本発明における記憶媒体としては、磁気デ
ィスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク
(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディ
スク(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記
憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体で
あれば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。
また、ここで記憶媒体とは、コンピュータと独立した媒
体に限らず、LANやインターネットなどにより伝送さ
れたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶
した記憶媒体も含まれる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
ォールトツリーやイベントツリーはエディタ画面により
作成でき、その作成の過程で発生確率または分岐確率を
入力できるので、その入力作業は軽減できる。また、作
成されたフォールトツリーは発生確率を含んでいるの
で、頂上事象の発生確率が自動的に算出可能となる。同
様にイベントツリーは分岐確率を含んでいるので、シナ
リオの発生頻度を自動的に算出可能となる。
【0048】また、フォールトツリーとフォールトツリ
ーとの間、およびフォールトツリーとイベントツリーと
の間のつながりを示すリンク情報をオペレータがエディ
タ画面から入力でき、このリンク情報が内部に保持され
る。このため、信頼性データを変化させた感度解析を自
動的に行うことができる。また、リンクの際に受け渡す
データは発生確率であるので、計算を高速化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるリスク解析支援方
法の説明図であり、図1(a)はリスク解析支援方法を
実現するためのハードウエア構成図、図1(b)はリス
ク解析支援方法の内容を示すフローチャート。
【図2】本発明の実施の形態におけるエディタ画面に表
示された事象記号を配置した状態の説明図。
【図3】本発明の実施の形態におけるエディタ画面に表
示された各々の事象記号の接続についての説明図。
【図4】本発明の実施の形態におけるエディタ画面に表
示された機器を示す事象に対して事象スペック(機器ス
ペック)を設定する場合の説明図。
【図5】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で機
器スペックが指定された場合のホップアップウインドウ
の説明図。
【図6】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で説
明文を入力する場合の説明図。
【図7】本発明の実施の形態におけるフォールトツリー
間のリンクの取り方の説明図。
【図8】本発明の実施の形態におけるフォールトツリー
の頂上事象の発生確率の解析の開始の際のエディタ画面
の説明図。
【図9】本発明の実施の形態におけるフォールトツリー
の頂上事象の発生確率の解析結果のうちサマリーを選択
した場合のエディタ画面の説明図。
【図10】本発明の実施の形態におけるフォールトツリ
ーの頂上事象の発生確率の解析結果のうち重要度を選択
した場合のエディタ画面の説明図。
【図11】本発明の実施の形態におけるエディタ画面上
で特定の事象記号を検索する場合の検索画面の説明図。
【図12】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で
のイベントツリーの作成のための初期画面の説明図。
【図13】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で
のイベントツリーの分岐の作成画面の説明図。
【図14】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で
作成されたイベントツリーの分岐線図の説明図。
【図15】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で
のイベントツリーの初期事象および分岐点における伝播
事象の名称の入力の説明図。
【図16】図15で入力された名称が入った状態のイベ
ントツリーの説明図。
【図17】図16のイベントツリーに対し分岐点に分岐
確率を入力する場合の説明図。
【図18】本発明の実施の形態におけるエディタ画面で
作成されたイベントツリーの説明図。
【図19】本発明の実施の形態におけるイベントツリー
に入力される分岐確率を予め用意した分岐確率表の説明
図。
【図20】本発明の実施の形態におけるイベントツリー
とフォールトツリーとの間のリンクを行うためのリンク
設定の説明図。
【符号の説明】 1…コンピュータ、2…入力装置、3…演算装置、4…
記憶装置、5…表示装置、6…事象記号、7…ポップア
ップメニュー、8…ウインドウ、9…リンク機能、10
…解析ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田 仁 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 猪野 正典 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 藤井 正彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5B046 AA02 BA10 CA09 DA06 GA01 HA05 JA07 KA08 5B049 AA06 BB07 CC00 EE31 EE56 FF03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント内に発生する事象を事象発生の
    起因となる下位事象と前記下位事象の組合わせから引き
    起こされる上位事象の関係で示したフォールトツリーの
    事象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成するステ
    ップと、画面上に配置された事象記号間を一方が上位事
    象に他方が下位事象として接続するステップと、前記事
    象記号に対し発生確率を含む事象スペックを設定し事象
    記号に対応させて画面上に表示するステップと、画面上
    の事象記号の接続関係と事象記号に設定した事象スペッ
    クからフォールトツリーの最上位に位置する事象記号の
    発生確率を解析しその解析結果を表示するステップと、
    複数のフォールトツリー間で一方のフォールトツリーの
    最上位に位置する事象記号の発生確率の解析結果として
    得た値を他方のフォールトツリーの事象記号の発生確率
    として設定するステップとを有していることを特徴とす
    るリスク解析支援方法。
  2. 【請求項2】 プラント内に発生する事象を事象発生の
    起因となる下位事象と前記下位事象の組合わせから引き
    起こされる上位事象の関係で示したフォールトツリーの
    事象を表す事象記号を表示装置の画面上に作成するステ
    ップと、画面上に配置された事象記号間を一方が上位事
    象に他方が下位事象として接続するステップと、前記事
    象記号に対し発生確率を含む事象スペックを設定し事象
    記号に対応させて画面上に表示するステップと、画面上
    の事象記号の接続関係と事象記号に設定した事象スペッ
    クからフォールトツリーの最上位に位置する事象記号の
    発生確率を解析し、解析したフォールトツリーに含まれ
    る各事象記号の発生確率を画面上の事象記号に対応して
    表示するステップと、複数のフォールトツリー間で一方
    のフォールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生
    確率の解析結果として得た値を他方のフォールトツリー
    の事象記号の発生確率として設定するステップとを有し
    ていることを特徴とするリスク解析支援方法。
  3. 【請求項3】 前記フォールトツリーの作成および解析
    ステップに加えて、初期事象から引き続く伝播事象の成
    功・失敗の分岐による組合わせを分岐確率と共に表現し
    たイベントツリーの作成および解析ステップとして、画
    面上に伝播事象の成功と失敗の分岐を作成するステップ
    と、初期事象あるいは伝播事象の名称または説明を画面
    上に設定するステップと、前記分岐の分岐確率を設定す
    るステップと、前記分岐確率としてフォールトツリーの
    最上位に位置する事象記号の発生確率を設定するステッ
    プと、前記伝播事象の組合わせの最終状態の発生頻度を
    解析するステップとを有していることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のリスク解析支援方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、プラント内に発生する
    事象を事象発生の起因となる下位事象と前記下位事象の
    組合わせから引き起こされる上位事象の関係で示したフ
    ォールトツリーの事象を表す事象記号を表示装置の画面
    上に作成させる手段と、画面上に配置された事象記号間
    を一方が上位事象に他方が下位事象として接続させる手
    段と、前記事象記号に対し発生確率を含む事象スペック
    を設定させ事象記号に対応させて画面上に表示させる手
    段と、画面上の事象記号の接続関係と事象記号に設定さ
    せた事象スペックからフォールトツリーの最上位に位置
    する事象記号の発生確率を解析させその解析結果を表示
    させる手段と、複数のフォールトツリー間で一方のフォ
    ールトツリーの最上位に位置する事象記号の発生確率の
    解析結果として求めさせた値を他方のフォールトツリー
    の事象記号の発生確率として設定させる手段を有するプ
    ログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、プラント内に発生する
    事象を事象発生の起因となる下位事象と前記下位事象の
    組合わせから引き起こされる上位事象の関係で示したフ
    ォールトツリーの事象を表す事象記号を表示装置の画面
    上に作成させる手段と、画面上に配置された事象記号を
    一方が上位事象に他方が下位事象として接続させる手段
    と、前記事象記号に対し発生確率を含む事象スペックを
    設定させ事象記号に対応させて画面上に表示させる手段
    と、画面上の事象記号の接続関係と事象記号に設定させ
    た事象スペックからフォールトツリーの最上位に位置す
    る事象記号の発生確率を解析させ、解析させたフォール
    トツリーに含まれる事象記号の発生確率を画面上の事象
    記号に対応して表示させる手段と、複数のフォールトツ
    リー間で一方のフォールトツリーの最上位に位置する事
    象記号の発生確率の解析結果として求めさせた値を他方
    のフォールトツリーの事象記号の発生確率として設定さ
    せる手段とを有するプログラムを記憶していることを特
    徴とする記憶媒体。
JP2000208264A 2000-07-10 2000-07-10 リスク解析支援方法および記憶媒体 Pending JP2002024337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208264A JP2002024337A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 リスク解析支援方法および記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208264A JP2002024337A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 リスク解析支援方法および記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002024337A true JP2002024337A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18704881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000208264A Pending JP2002024337A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 リスク解析支援方法および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002024337A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101894595A (zh) * 2010-06-24 2010-11-24 中国广东核电集团有限公司 一种应用于核电站系统的故障检测方法
JPWO2014068659A1 (ja) * 2012-10-30 2016-09-08 株式会社日立製作所 管理計算機およびルール生成方法
CN106980913A (zh) * 2017-04-21 2017-07-25 浙江大学 一种基于故障树分析的风力发电机组备品备件需求预测方法
EP3206102A2 (en) 2016-02-10 2017-08-16 Mitsubishi Aircraft Corporation Event-combination assessment apparatus
EP3206126A1 (en) 2016-02-12 2017-08-16 Mitsubishi Aircraft Corporation Top-event assessment apparatus
JP2018060255A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 株式会社東芝 緊急時対応のリスク評価装置、そのリスク評価方法、及びそのリスク評価プログラム
CN109389294A (zh) * 2018-09-20 2019-02-26 北京广利核系统工程有限公司 核安全级dcs系统的可用性评估方法和装置
CN110085339A (zh) * 2019-02-20 2019-08-02 广东核电合营有限公司 主泵风险分析方法、装置、计算机设备和存储介质
CN110598158A (zh) * 2018-07-02 2019-12-20 长江勘测规划设计研究有限责任公司 地下核电站密封隔离系统可靠性评估方法
CN111126750A (zh) * 2019-11-04 2020-05-08 中国电子科技集团公司电子科学研究院 一种关键单元确定方法、装置和存储介质
JP2021149724A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 株式会社東芝 緊急時対応支援装置、方法及びプログラム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101894595B (zh) * 2010-06-24 2012-10-31 中国广东核电集团有限公司 一种应用于核电站系统的故障检测方法
CN101894595A (zh) * 2010-06-24 2010-11-24 中国广东核电集团有限公司 一种应用于核电站系统的故障检测方法
JPWO2014068659A1 (ja) * 2012-10-30 2016-09-08 株式会社日立製作所 管理計算機およびルール生成方法
EP3206102A2 (en) 2016-02-10 2017-08-16 Mitsubishi Aircraft Corporation Event-combination assessment apparatus
EP3206126A1 (en) 2016-02-12 2017-08-16 Mitsubishi Aircraft Corporation Top-event assessment apparatus
JP2018060255A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 株式会社東芝 緊急時対応のリスク評価装置、そのリスク評価方法、及びそのリスク評価プログラム
CN106980913A (zh) * 2017-04-21 2017-07-25 浙江大学 一种基于故障树分析的风力发电机组备品备件需求预测方法
CN106980913B (zh) * 2017-04-21 2021-04-27 浙江大学 一种基于故障树分析的风力发电机组备品备件需求预测方法
CN110598158A (zh) * 2018-07-02 2019-12-20 长江勘测规划设计研究有限责任公司 地下核电站密封隔离系统可靠性评估方法
CN110598158B (zh) * 2018-07-02 2023-03-24 长江勘测规划设计研究有限责任公司 地下核电站密封隔离系统可靠性评估方法
CN109389294B (zh) * 2018-09-20 2021-10-08 北京广利核系统工程有限公司 核安全级dcs系统的可用性评估方法和装置
CN109389294A (zh) * 2018-09-20 2019-02-26 北京广利核系统工程有限公司 核安全级dcs系统的可用性评估方法和装置
CN110085339A (zh) * 2019-02-20 2019-08-02 广东核电合营有限公司 主泵风险分析方法、装置、计算机设备和存储介质
CN111126750B (zh) * 2019-11-04 2022-10-28 中国电子科技集团公司电子科学研究院 一种关键单元确定方法、装置和存储介质
CN111126750A (zh) * 2019-11-04 2020-05-08 中国电子科技集团公司电子科学研究院 一种关键单元确定方法、装置和存储介质
JP2021149724A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 株式会社東芝 緊急時対応支援装置、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109271272B (zh) 基于非结构化日志的大数据组件故障辅助修复系统
US5557774A (en) Method for making test environmental programs
US9588837B2 (en) Generating a fault tree
JP2829241B2 (ja) プラント支援装置
US8032531B2 (en) Section identification and distribution system monitoring system, method and program product
JPH08190587A (ja) 業務プロセスのシミュレーションシステム
JP2002229783A (ja) ソフトウェア構築支援システム、その方法およびソフトウェア構築支援プログラム
JP2002024337A (ja) リスク解析支援方法および記憶媒体
JP2017111657A (ja) 設計支援装置及び設計支援方法及び設計支援プログラム
JP2003178173A (ja) プロジェクト・リスク管理方法及び装置及びプログラム
JP2007304660A (ja) コマンド実行結果記録システム及びコマンド実行結果記録方法
JP2007323219A (ja) Fmea支援装置、その装置、そのプログラム及びその媒体
JPH09212353A (ja) 再利用設計支援方法および設計支援装置
CN111695238A (zh) 一种用于将电力系统暂态仿真数据可视化的系统及方法
JP2014106589A (ja) 情報処理装置、テストプログラム、およびテスト方法
JP2005050230A (ja) 設備情報管理システム
JP2011096029A (ja) 保守作業計画支援方法及びシステム
CN113407598A (zh) 需求文档的生成方法、装置、存储介质及电子设备
JP2016115287A (ja) テストケース生成プログラム、テストケース生成方法及びテストケース生成装置
JP2000222030A (ja) 入出力点リスト編集処理装置及びプラント情報監視装置
JP2010152581A (ja) 情報制御システムおよび情報制御方法
JPH10198419A (ja) プラント情報監視装置とその入出力点リスト編集処理装置
JP5180809B2 (ja) 情報制御システムおよび制御ソフトウェアの作成方法
JPH1124904A (ja) プログラム作成装置及びプログラム作成プログラムを記憶した記憶媒体
JP2021060812A (ja) 故障ツリー生成装置及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050315

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050325

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021