JP2014106589A - 情報処理装置、テストプログラム、およびテスト方法 - Google Patents

情報処理装置、テストプログラム、およびテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオの作成時間や修正時間を短縮する。
【解決手段】ブラウザ15を使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するテスト方法であって、前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムP3が実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースDB1〜DBnを生成し、前記翻訳データベースDB1〜DBnにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオTS1を、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムP3が実行可能な記述形式の第2テストシナリオTS2に翻訳し、前記第2テストシナリオTS2に基づき、前記テストを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、テストプログラム、およびテスト方法プログラムに関する。
HTML(HyperText Markup Language)で作成されたGUI(Graphical User Interface)のテストでは、Webブラウザを使用して表示されるWeb画面の表示内容や、そのWeb画面上での操作が正常に行なわれるかが確認される。このようなGUIのテストを自動的に実行する場合、図14に示すごときテストツール(WebベースGUIテストツール)が用いられる。テストツールを用いる際、テストツールによって実行されるべきテスト内容が、テストシナリオ100として予め作成される。
テストシナリオ100においては、例えば、Web画面上の確認を行ないたい文字やクリックしたいボタンの場所、所望値の入力を行ないたいテキストボックスの場所などが、Xpath形式を使用して、操作すべき位置として指定・記述される。Xpath(XML(eXtensible Markup Language)パス言語)形式は、HTML記述のツリー構造で位置を表現した形式であって、Web操作プログラム200によって実行可能な記述形式である。
Web操作プログラム200は、テストシナリオ100に従ってWebブラウザ300を操作することにより、Web画面上の位置を指定し当該位置に対する操作を行ないながらGUIのテストを自動的に実行する。
ところで、Web操作プログラム200は、ツール利用者がマウス等を用いGUIを操作した際の操作内容をXpath形式で記録するレコーディング機能を有している。テストシナリオ100は、このレコーディング機能を利用して作成される。つまり、GUIのテストに際し操作すべき位置をオペレータがマウス等を実際に操作して指定することで、操作位置がレコーディング機能によって記録され、Xpath形式で記述されたテストシナリオ100が作成される。このようにして最初のテストシナリオ100が作成される。
テスト対象のGUIの仕様変更があった場合、再度、ツール利用者がマウス等を実際に操作し、上記レコーディング機能を用いて仕様変更後のテストシナリオ100を作成することが考えられる。しかし、ツール利用者が実際に操作して指定すべき操作位置の数は膨大であるので、仕様変更に伴いツール利用者による実際の操作を再度行なうことは面倒で手間がかかる。このため、ツール利用者は、仕様変更前のテストシナリオ(最初のテストシナリオ)100の記述を参照し、仕様変更前のテストシナリオ100を仕様変更内容に応じ人手で修正することにより、仕様変更後のテストシナリオ100を作成している。
特開2007−011512号公報 特開2012−038142号公報 特開2008−108144号公報
しかしながら、テストシナリオでは操作位置を特定する位置情報がXpath形式で記述されているので、GUIの仕様変更に伴いHTMLを少しでも修正した場合、Xpath形式で記述された内容を変更する必要が生じる。このため、ツール利用者は、作成していたテストシナリオで変更が発生した箇所を探し出して全て人手で修正している。このとき、位置情報がXpath形式で記述されているため、ツール利用者が修正個所を特定するのに多大な時間を要するとともに、Xpath形式の記述の修正にも手間がかかる。したがって、テストシナリオの修正に要する時間が膨大となるという課題がある。
また、テストシナリオがXpath形式で記述されているので、ツール利用者は、テスト対象のWeb画面のイメージを連想し難く、テストシナリオの作成・修正時に、ツール利用者がどのような操作をテストシナリオに定義しているのか極めて分かり難い。このため、テストシナリオのメンテナンス性が悪く、テストシナリオの生成や修正に要する工数や時間が大きくなるという課題がある。
一つの側面で、本発明は、ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオの作成時間や修正時間を短縮することを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
本件の情報処理装置は、ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するものであって、翻訳データベースおよび翻訳部を有している。ここで、翻訳データベースは、前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する。翻訳部は、前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する。
一実施形態によれば、ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオの作成時間や修正時間が短縮される。
本実施形態の情報処理装置のハードウエア構成,ソフトウエア構成および機能構成を示すブロック図である。 本実施形態のWebベースGUIテストツールの機能を概略的に説明するブロック図である。 (A)はWeb画面イメージの一例を示す図、(B)は、(A)に示すWeb画面イメージについて作成される、本実施形態の抽象化表記(キーワード表記)のテストシナリオの一例を示す図、(C)は、(B)に示すテストシナリオを翻訳して得られるXpathベースのテストシナリオの一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置(生成部)によるデータベース生成・更新処理手順を説明するフローチャートである。 本実施形態の翻訳データベースの保存形式の第1例(テーブル形式)を示す図である。 本実施形態の翻訳データベースの保存形式の第2例(XML形式)を示す図である。 図1に示す情報処理装置(変更点情報出力部)によって出力される変更点情報の一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置(修正箇所出力部)によって出力されるテストシナ 図1に示す情報処理装置(翻訳部)による翻訳処理手順を説明するフローチャートである。 図1に示す情報処理装置(エラー情報出力部)によって出力される翻訳エラーログ(エラー情報)の一例を示す図である。リオ要変更予測レポートの一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置(テスト結果情報出力部)によって出力されるWeb操作ログ(テスト結果情報)の一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置(入力支援部)によって表示される入力ルール(キーワード一覧)の第1例(全頁表示)を示す図である。 図1に示す情報処理装置(入力支援部)によって表示される入力ルール(キーワード一覧)の第2例(頁単位表示)を示す図である。 WebベースGUIテストツールを説明する図である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。
〔1〕本実施形態のテストツールの機能および抽象化表記のテストシナリオについて
まず、図2に示すブロック図を参照しながら、本実施形態のWebベースGUIテストツールの機能について概略的に説明する。
本実施形態のWebベースGUIテストツールは、図1を参照しながら後述する情報処理装置1によって用いられる。本実施形態のWebベースGUIテストツールも、図14に示すテストツールと同様、HTMLで作成されたGUIのテストを自動的に実行する。GUIのテストでは、Webブラウザ15を使用して端末50で表示されるWeb画面の表示内容や、そのWeb画面上での操作が正常に行なわれるかが確認される。端末50は、テスト対象のGUIをもち、Webブラウザ15を介してテストツール(情報処理装置1)に接続されている。
本実施形態においても、テストツールによるGUIのテストに先立ち、テストツールによって実行されるべきテスト内容が、テストシナリオ(第1テストシナリオ)TS1として作成される。テストシナリオTS1においても、図14に示すテストシナリオ100と同様、例えば、Web画面上の確認を行ないたい文字やクリックしたいボタンの場所、所望値の入力を行ないたいテキストボックスの場所などが、操作すべき位置として指定・記述される。
ただし、図14に示すテストシナリオ100は、後述するWeb操作プログラムP3が実行可能な記述形式であるXpath形式で記述されている。これに対し、本実施形態のテストシナリオTS1は、ツール利用者がWeb画面をイメージしやすくなるような抽象的な表現(抽象化表記)で、操作すべき位置に関する位置情報を記述している。つまり、テストシナリオTS1は、GUIのテストに際しWeb画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードを用いて記述される。キーワードには、Web画面上でテストの操作対象となるオブジェクトのオブジェクト名と、当該オブジェクトの表示領域を特定する情報であるページ名(page)およびフレーム名(place)とが含まれる。
ここで、抽象化表記のテストシナリオTS1について、図3(A)〜図3(C)を参照しながら、より具体的に説明する。なお、図3(A)は、Web画面イメージの一例を示す図である。図3(B)は、図3(A)に示すWeb画面イメージについて作成される、本実施形態の抽象化表記(キーワード表記)のテストシナリオの一例を示す図である。図3(C)は、図3(B)に示すテストシナリオを翻訳して得られるXpathベースのテストシナリオの一例を示す図である。
図3(A)に示すWeb画面イメージにおいて操作すべき位置を特定する位置情報が、ツール利用者がイメージしやすいキーワードによって記述されるよう、本実施形態では、キーワードが以下のように予め定義・付与される。
図3(A)に示す一枚のWeb画面イメージ(一頁)を特定するページ名(page)として、例えば“page0”,“page1”等のキーワードが与えられる。
また、図3(A)に示すWeb画面イメージの上部領域F1を特定するフレーム名(place)として、例えば“top”が与えられる。図3(A)に示すWeb画面イメージの上部領域F1下方の左側領域F2を特定するフレーム名(place)として、例えば“side”が与えられる。図3(A)に示すWeb画面イメージの領域F1,F2以外の主領域を特定するフレーム名(place)として、例えば“main”が与えられる。
さらに、テストの操作対象となるオブジェクトとしては、ボタン,リンク,テキストボックスなどが挙げられる。図3(A)に示すWeb画面イメージにおいて、領域F1にはボタン名“B1”〜“B4”をそれぞれ付与された4つのボタンが表示され、領域F2にはリンク名“aaa”〜“eee”をそれぞれ付与された5つのリンクが表示されている。また、領域F3には、オブジェクト名“textbox”が付与され、文字を入力されるテキストボックスが表示されるほか、確認対象となる文字列“×××”が表示されている。なお、本実施形態において、オブジェクト名としては、図3(A)および図3(B)に示すように、Web画面上において各オブジェクトに対し付与され表示されている名称(例えばB1〜B4, aaa〜eee)が用いられる。オブジェクトに対し表示用の名称が付与されていない場合、当該オブジェクトについての一般的な名称(例えばtextbox)が、オブジェクト名として用いられる。
このように予め定義されたキーワードを用い、ツール利用者は、テストツールによって実行されるべきテスト内容を記述したテストシナリオTS1を、例えば図3(B)に示すように作成する。図3(B)に示す例では、一行毎に、ある一つのオブジェクトに対する操作の内容が記述されている。各行において、カンマで区切られた5つのフィールドにそれぞれ“page, place, object, command, value”が記述される。ここで、“page”によってWeb画面イメージの頁が特定され、“place”によって操作対象オブジェクトの存在する領域が特定され、“object”によって操作対象オブジェクトが特定される。これらの“page, place, object”を記述される領域が位置情報フィールドである。また、“command”によって、“page, place, object”で特定される操作対象オブジェクトに対する操作内容(操作コマンド)が指示される。さらに、“value”によって、“command”に応じ確認されるべき文字列や、“command”に応じテキストボックスに入力されるべき文字列が規定される。
例えば、図3(B)に示すテストシナリオTS1の第1行“page0, top, B1, click-button, ”は、Web画面イメージのpage0の上部領域F1(top)におけるボタンB1に対しクリック操作を行なうことを記述している。以下、同様に、第2行“page1, side, aaa, click-link, ”は、Web画面イメージのpage1の左側領域F2(side)におけるリンクaaaに対しクリック操作を行なうことを記述している。第3行“page1, main, , check-text, ×××”は、Web画面イメージのpage1の主領域F3(main)における文字列×××を確認することを記述している。第4行“page1, main, textbox, input, test”は、Web画面イメージのpage1の主領域F3(main)におけるテキストボックスに文字列testを入力することを記述している。
一方、本実施形態では、上述のごとき抽象化表記(キーワード表記)のテストシナリオTS1が、ツール利用者によって作成されWebベースGUIテストツールに入力され、GUIのテストが実行される。このとき、図2に示すように、抽象化表記(キーワード表記)のテストシナリオTS1は、翻訳データベースDB1〜DBnおよび翻訳プログラムP2により、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述形式(Xpath形式)で記述されたテストシナリオ(第2テストシナリオ)TS2に翻訳される。
翻訳データベースDB1〜DBnは、それぞれ、後述するデータベース自動生成プログラムP1によって予め生成された、複数世代(n世代;nは2以上の自然数)の翻訳データベースである。各翻訳データベースDB1〜DBnは、第1テストシナリオにおいて記述されうるキーワード(ページ名,フレーム名,ボタン名等)と、実際にWeb操作を実行するプログラムP3が扱う位置情報であるXpath形式の記述とを対応付けた情報を記述している。
翻訳プログラムP2は、例えば後述する情報処理装置1の処理部10により実行されることで、翻訳データベースDB1〜DBnのいずれか一つを参照しながら、抽象化表記のテストシナリオTS1を、Xpath形式のテストシナリオTS2に翻訳する。その際、翻訳プログラムP2は、入力されたテストシナリオTS1から、位置情報フィールド(page, place, object)におけるキーワードを抽出し、抽出したキーワードで翻訳データベースを検索し、抽出したキーワードに対応するXpath形式の位置情報を取得する。そして、翻訳プログラムP2は、テストシナリオTS1のキーワードを、翻訳データベースから取得したXpath形式の位置情報に変換するとともに、テストシナリオTS1の操作コマンド“command”や文字列情報“value”についても、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述形式に変換する。これにより、抽象化表記のテストシナリオTS1は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述形式、つまり図14に示すテストシナリオ100と同じ形式のテストシナリオTS2に翻訳される。なお、翻訳プログラムP2の、より具体的な機能や動作については、図1,図9等を参照しながら後述する。
例えば、図3(B)に示すテストシナリオTS1は、翻訳データベースおよび翻訳プログラムP2により、図3(C)に示すようなテストシナリオTS2に翻訳される。
具体的に説明すると、第1行については、位置情報フィールドの“page0, top, B1”がXpath形式の記述「“B1”」に翻訳される。また、操作コマンド“click-button”がWeb操作プログラムP3によって実行可能な記述“click”に変換される。従って、テストシナリオTS1の第1行の抽象化記述“page0, top, B1, click-button, ”は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述「click(“B1”)」に翻訳される。
以下、同様に、第2行については、位置情報フィールドの“page1, side, aaa”がXpath形式の記述「//div[@id='QueryView']/ul/li/ul/li[1]/a/span」に翻訳される。また、操作コマンド“click-link”がWeb操作プログラムP3によって実行可能な記述“click”に変換される。従って、テストシナリオTS1の第2行の抽象化記述“page1, side, aaa, click-link, ”は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述「click("//div[@id='QueryView']/ul/li/ul/li[1]/a/span")」に翻訳される。
第3行については、位置情報フィールドの“page1, main, ”や文字列情報“×××”がXpath形式の記述「isTextPresent(“×××”)」に翻訳される。また、操作コマンド“check-text”がWeb操作プログラムP3によって実行可能な記述“assertTrur”に変換される。従って、テストシナリオTS1の第3行の抽象化記述“page1, main, , check-text, ×××”は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述「assertTrur (isTextPresent(“×××”))」に翻訳される。
第4行については、位置情報フィールドの“page1, main, textbox”や文字列情報“test”がXpath形式の記述「valu=“test”,“//div[@id='scroll_area']/div[2]/div/div/div[2]/div/textbox”」に翻訳される。また、操作コマンド“input”は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述として、同じ“input”に変換される。従って、テストシナリオTS1の第4行の抽象化記述“page1, main, textbox, input, test”は、Web操作プログラムP3によって実行可能な記述「input(valu=“test”,“//div[@id='scroll_area']/div[2]/div/div/div[2]/div/textbox”)」に翻訳される。
そして、本実施形態において、Web操作プログラムP3は、例えば後述する情報処理装置1の処理部10により実行されることで、図2に示すように、翻訳後のテストシナリオTS2に従ってWebブラウザ15を操作する。これにより、Web操作プログラムP3は、Webブラウザ15を介して、端末50におけるGUIのWeb画面上の位置を指定し当該位置に対する操作を行ないながらGUIのテストを自動的に実行する。
一方、本実施形態において、翻訳データベースDB1〜DBnは、例えば後述する情報処理装置1の処理部10がデータベース自動生成プログラムP1を実行することで、自動的に生成される。図2に示すように、新規のGUIについての翻訳データベースを新規に生成する場合、データベース自動生成プログラムP1に対し、当該新規のGUIのWeb画面の表示内容を規定する、HTMLまたはHTML生成用ソースコード(画面情報)21が入力される。同様に、既に翻訳データベースを生成された既存のGUIのWeb画面の仕様を変更した場合も、データベース自動生成プログラムP1に対し、変更後のGUIのWeb画面の表示内容を規定する、HTMLまたはHTML生成用ソースコード(画面情報)21が入力される。
データベース自動生成プログラムP1は、新規のGUIについてのWeb画面情報(HTMLまたはHTMLを作成するソースコード)21を入力されると、そのWeb画面情報21に基づき、第1世代の翻訳データベースDB1を生成する。このとき、データベース自動生成プログラムP1は、Web画面情報21から、抽象化表記のテストシナリオTS1で記述され、Web画面上の操作対象(ボタンやテキストボックスなど)を特定するキーワード(上述したオブジェクト名等)を取得する。また、データベース自動生成プログラムP1は、Web画面情報21から、Web画面上の操作対象(ボタンやテキストボックスなど)の位置情報であるXpath形式の記述(Web操作プログラムP3が実行可能な記述)を生成する。そして、データベース自動生成プログラムP1は、キーワードとXpath形式の記述とを対応付けた情報を記述する、第1世代の翻訳データベースDB1を生成する。
また、データベース自動生成プログラムP1は、変更後のGUIについてのWeb画面情報(HTMLまたはHTMLを作成するソースコード)21を入力されると、そのWeb画面情報21に基づき、第n世代(最新世代)の翻訳データベースDBnを生成する。このときも、データベース自動生成プログラムP1は、上述と同様にして、Web画面情報21からキーワードとXpath形式の記述とを得て、キーワードとXpath形式の記述とを対応付けた情報を記述する、第n世代の翻訳データベースDBnを生成する。
さらに、データベース自動生成プログラムP1は、翻訳データベースの更新を行なった場合、更新前の翻訳データベースDBn-1と更新後の翻訳データベースDBnとを比較する。そして、データベース自動生成プログラムP1は、比較結果に基づき、HTMLの更新に伴う更新後の翻訳データベースDBnにおける変更箇所に係る変更点情報31を生成して表示部30(図1参照)等に出力する機能を有している。
なお、データベース自動生成プログラムP1の、より具体的な機能や動作については、図1,図4等を参照しながら後述する。
〔2〕本実施形態の情報処理装置の構成
次に、図1を参照しながら、本実施形態の情報処理装置1のハードウエア構成,ソフトウエア構成および機能構成を具体的に説明する。図1は、本実施形態の情報処理装置1のハードウエア構成,ソフトウエア構成および機能構成を示すブロック図である。
図1に示す情報処理装置1は、HTMLで作成されたGUIのテストを、Webブラウザ15を使用して表示されるWeb画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき実行するものである。
情報処理装置1は、ハードウエア構成として、少なくとも、処理部10,記憶部20,表示部30および入力部40を有している。
表示部30は、本装置1によって生成・取得された各種情報(後述する変更点情報31,テストシナリオ要変更予測レポート32,翻訳エラーログ33,Web操作ログ34およびキーワード一覧情報35)をツール利用者に対し表示出力する。表示部30は、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイである。なお、本実施形態では、上記各種情報は、表示部30で表示出力されているが、プリンタ等によって印刷出力してもよい。
入力部40は、ツール利用者によって操作され各種情報を本装置1に入力するマンマシンインタフェース、例えばキーボード,マウスである。本実施形態において、入力部40は、ツール利用者がテストシナリオTS1の作成,編集の操作を行なう際や、後述する選択部12aに対し選択すべき翻訳データベースを指示する際に用いられる。
記憶部20は、上述したテストシナリオTS1,TS2やWeb画面情報(HTMLまたはHTML生成用ソースコード)21や翻訳データベースDB1〜DBnのほか、上述したデータベース自動生成プログラムP1,翻訳プログラムP2およびWeb操作プログラムP3を含むテストプログラムTPを保存する。記憶部20は、例えば、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory),HDD(Hard Disk Drive),SSD(Solid State Drive)等の内部記憶装置であってもよいし、外部記憶装置であってもよい。
処理部10は、記憶部20に保存されるテストプログラムTPを実行することで、後述する生成部11a,変更点情報出力部11b,修正箇所出力部11c,選択部12a,翻訳部12b,エラー情報出力部12c,Web操作部13a,テスト結果情報出力部13bおよび入力支援部14としての機能を果たす。これらの機能を果たすことで、処理部10は、WebベースGUIテストツールとして機能する。また、処理部10は、記憶部20に保存される所定のアプリケーションプログラムを実行することで、Webブラウザ15としての機能も果たし、Webブラウザ15を使用して端末50で表示されるWeb画面の表示内容や、そのWeb画面上での操作が正常に行なわれるかが確認される。端末50は、テスト対象のGUIをもち、Webブラウザ15を介してテストツール(情報処理装置1)に接続されている。なお、処理部10は、例えばCPU(Central Processing Unit),プロセッサ,コンピュータである。
また、処理部10は、テストプログラムTPに含まれるデータベース自動生成プログラムP1を実行することで、生成部11a,変更点情報出力部11bおよび修正箇所出力部11cとしての機能を果たす。さらに、処理部10は、テストプログラムTPに含まれる翻訳プログラムP2を実行することで、選択部12a,翻訳部12bおよびエラー情報出力部12cとしての機能を果たす。また、処理部10は、テストプログラムTPに含まれるWeb操作プログラムP3を実行することで、Web操作部13aおよびテスト結果情報出力部13bとしての機能を果たす。
生成部11aは、Web画面の表示内容を規定するWeb画面情報(HTMLまたはHTML生成用ソースコード)21から、Web画面上でテストの操作対象となるオブジェクトを検出するとともに当該オブジェクトのオブジェクト名をキーワードとして取得する。また、生成部11aは、Xpath形式で記述された、当該オブジェクトに係る位置情報を、Web画面情報21から生成する。これにより、生成部11aは、複数世代の翻訳データベースDB1〜DBnを生成する。各翻訳データベースは、世代毎に、テストに際しWeb画面上で操作を行なう箇所を示す上記キーワードと、Web画面上での操作を実行するWeb操作プログラムP3(Web操作部13a)が実行可能なXpath形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する。なお、生成部11aの具体的な動作については、図4〜図6を参照しながら後述する。
生成部11aは、新規のGUIについてのWeb画面情報21を入力されると、そのWeb画面情報21に基づき、第1世代の翻訳データベースDB1を生成する。このとき、生成部11aは、Web画面情報21から、抽象化表記のテストシナリオTS1で記述され、Web画面上の操作対象を特定するキーワードを取得する。また、生成部11aは、Web画面情報21から、Web画面上の操作対象の位置情報であるXpath形式の記述を生成する。そして、生成部11aは、キーワードとXpath形式の記述とを対応付けた情報を記述する、第1世代の翻訳データベースDB1を生成する。
また、生成部11aは、変更後のGUIについてのWeb画面情報21を入力されると、そのWeb画面情報21に基づき、第n世代(最新世代)の翻訳データベースDBnを生成する。このときも、生成部11aは、上述と同様にして、Web画面情報21からキーワードとXpath形式の記述とを得て、キーワードとXpath形式の記述とを対応付けた情報を記述する、第n世代の翻訳データベースDBnを生成する。
変更点情報出力部11bは、翻訳データベースの更新を行なった場合、更新前の翻訳データベースDBn-1と更新後の翻訳データベースDBnとを比較する。そして、変更点情報出力部11bは、比較結果に基づき、HTML(Web画面情報)21の更新に伴う更新後の翻訳データベースDBnにおける変更箇所に係る変更点情報31を生成して表示部30に対し出力する。表示部30は、変更点情報31を表示する。なお、変更点情報出力部11bの具体的な動作や変更点情報31については、図4,図7を参照しながら後述する。
修正箇所出力部11cは、GUIの仕様変更(Web画面情報21の更新)の影響を受ける、テストシナリオにおける箇所を、修正箇所として指摘する機能を果たす。修正箇所出力部11cは、変更点情報31に基づき、Web画面情報21の更新に伴うテストシナリオにおける修正箇所を指摘するテストシナリオ要変更予測レポート32を生成して表示部30に対し出力する。表示部30は、テストシナリオ要変更予測レポート32を表示する。なお、修正箇所出力部11cの具体的な動作やテストシナリオ要変更予測レポート32については、図8を参照しながら後述する。
選択部12aは、翻訳部12bによる翻訳時に用いられる翻訳データベースとして、複数世代の翻訳データベースDB1〜DBnのうちの一つを選択する。選択部12aは、ツール利用者によって入力部40から入力される選択指示に応じて、複数世代の翻訳データベースDB1〜DBnのうちの一つを選択する。また、選択部12aは、ツール利用者による選択指示が無い場合や翻訳データベースDB1しか存在しない場合、最新世代の翻訳データベースDBnを選択する。
翻訳部12bは、選択部12aによって選択された翻訳データベースを参照しながら、抽象化表記のテストシナリオTS1をXpath形式のテストシナリオTS2に翻訳する。その際、翻訳部12bは、記憶部20から入力されたテストシナリオTS1から、位置情報フィールド(page, place, object)におけるキーワードを抽出し、抽出したキーワードで翻訳データベースを検索し、抽出したキーワードに対応するXpath形式の位置情報を取得する。そして、翻訳部12bは、テストシナリオTS1のキーワードを、翻訳データベースから取得したXpath形式の位置情報に変換するとともに、テストシナリオTS1の操作コマンド“command”や文字列情報“value”についても、Web操作プログラムP3(Web操作部13a)が実行可能な記述形式に変換する。これにより、抽象化表記のテストシナリオTS1は、Web操作プログラムP3(Web操作部13a)によって実行可能な記述形式、つまり図14に示すテストシナリオ100と同じ形式のテストシナリオTS2に翻訳される。なお、翻訳部12bの具体的な動作については、図9を参照しながら後述する。
エラー情報出力部12cは、翻訳部12bによる翻訳時に翻訳エラーが生じた場合に、当該翻訳エラーの内容と当該翻訳エラーの発生箇所とを含む翻訳エラーログ(エラー情報)33を生成して表示部30に対し出力する。また、エラー情報出力部12cは、翻訳エラーとして翻訳データベースの検索エラーが生じた場合に、翻訳エラーログ33とともにキーワードの一覧を表示部30に対し出力する機能も有している。表示部30は、翻訳エラーログ33とともにキーワードの一覧を表示する。なお、エラー情報出力部12cの具体的な動作,翻訳エラーログ33,キーワードの一覧については、図10を参照しながら後述する。
Web操作部13aは、翻訳後のテストシナリオTS2に従ってWebブラウザ15を操作する。これにより、Web操作部13aは、Webブラウザ15を介して、端末50におけるGUIのWeb画面上の位置を指定し当該位置に対する操作を行ないながらGUIのテストを自動的に実行する。
テスト結果情報出力部13bは、翻訳後のテストシナリオTS2に基づきWeb操作部13aが実行したテストの結果を取得しWeb操作ログ(テスト結果情報)34として表示部30に対し出力する。表示部30は、Web操作ログ34を表示する。なお、テスト結果情報出力部13bの具体的な動作やWeb操作ログ34については、図11を参照しながら後述する。
入力支援部14は、抽象化表記のテストシナリオTS1の編集時に、翻訳データベースDB1〜DBnから、テストシナリオTS1を記述するキーワードに係る情報を抽出し入力ルール(キーワード一覧情報)35として表示部30に対し出力する。表示部30は、入力ルール35を表示する。なお、入力支援部14の具体的な動作や入力ルール35については、図12,図13を参照しながら後述する。
〔3〕本実施形態の情報処理装置の動作
次に、上述の情報処理装置1の動作について、図4〜図13を参照しながら説明する。
〔3−1〕翻訳データベースの生成・更新処理
まず、図4に示すフローチャート(ステップS11〜S20)に従って、図1に示す情報処理装置1(生成部11a)によるデータベース生成・更新処理手順を説明する。
生成部11aは、新規のGUIについてのWeb画面情報21、または、変更後のGUIについてのWeb画面情報21を、記憶部20や記録媒体等から入力されると、以下のステップS11〜S20の処理を実行する。
新規のGUIについてのWeb画面情報21が入力される場合、生成部11aは、記憶部20における最新版用のデータベース領域をクリアしてから(ステップS11)、クリアしたデータベース領域に最初の翻訳データベースDB1を生成する(ステップS12〜S18)。一方、変更後のGUIについてのWeb画面情報21が入力される場合、生成部11aは、既存のデータベースDB1〜DBn-1を旧版として退避し記憶部20における最新版用のデータベース領域をクリアしてから(ステップS11)、クリアしたデータベース領域に最新版の翻訳データベースDBnを生成する(ステップS12〜S18)。
生成部11aは、最新版用のデータベース領域をクリアした後、Web画面情報21、つまりHTMLまたはHTML生成用ソースコード21を読み込み、HTMLの全体構成情報を取得する(ステップS12)。そして、生成部11aは、HTMLの全体構成情報に基づき、HTMLのページ毎に構文解析を実施し(ステップS13)、Web画面上のオブジェクトをHTMLから検出する(ステップS14)。このとき、Web画面上でテストの操作対象となるオブジェクトは、ボタン,リンク,テキストボックス,テーブルなどであり、HTMLの記述によって判別される。
また、生成部11aは、ステップS14で検出されたオブジェクトに係るXpath形式の記述を、HTMLの記述から生成する(ステップS15)。
この後、生成部11aは、ステップS14で検出されたオブジェクトのオブジェクト名と、当該オブジェクトの属するページを特定するページ名(例えばpage0, page1)と、当該オブジェクトの属する領域を特定するフレーム名(例えばtop, side, main)とを、キーワードとして取得する(ステップS16)。オブジェクト名としては、前述した通り、Web画面上において各オブジェクトに対し付与され表示されている名称(例えばB1〜B4, aaa〜eee)が、HTMLから取得される。オブジェクトに対し表示用の名称が付与されていない場合、当該オブジェクトについての一般的な名称(例えばtextbox, table)が、オブジェクト名として取得される。
そして、生成部11aは、ステップS14で検出されたオブジェクトについて、当該オブジェクトに係るページ名,フレーム名およびオブジェクト名と、ステップS15で生成された当該オブジェクトに係るXpath形式の記述とを、対応付け、翻訳データベースDB1またはDBnに登録する(ステップS16)。これにより、GUIのテストに際しWeb画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、Web画面上での操作を実行する操作プログラムP3が実行可能なXpath形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースDB1またはDBnが生成される。
この後、生成部11aは、HTMLのページ内に未処理のオブジェクトがあるか否かを判定し(ステップS17)、未処理のオブジェクトがある場合(ステップS17のYESルート)、ステップS14の処理に戻り、未処理のオブジェクトに対し同様の処理を繰り返し実行する(ステップS14〜S17)。また、未処理のオブジェクトがない場合(ステップS17のNOルート)、生成部11aは、HTMLの全てのページについて処理を行なったか否かを判定する(ステップS18)。全てのページについて処理が行なわれていない場合(ステップS18のNOルート)、生成部11aは、ステップS13に戻り、未処理のページに対し同様の処理を繰り返し実行する(ステップS13〜S18)。
そして、全てのページについて処理が行なわれ(ステップS18のYESルート)、新規のGUIについての最初の翻訳データベースDB1が生成された場合、生成部11aは、この時点でデータベース生成処理を終了する。
また、全てのページについて処理が行なわれ(ステップS18のYESルート)、変更後のGUIについての最新版の翻訳データベースDBnが生成された場合、即ち翻訳データベースが最新版のデータベースDBnに更新された場合、変更点情報出力部11bは、以下の処理(ステップS19,S20)を行なう。
つまり、変更点情報出力部11bは、作成された更新後の翻訳データベースDBnと、旧版(更新前)の翻訳データベースDBn-1とを比較する(ステップS19)。そして、変更点情報出力部11bは、比較結果に基づき、Web画面情報21の更新に伴う更新後の翻訳データベースDBnにおける変更箇所に係る変更点情報31(図7参照)を生成して表示部30に対し出力する(ステップS20)。より具体的に、変更点情報出力部11bは、Xpath形式の記述以外の情報(キーワード等に係る情報)において、最新版と旧版との間で差異のある箇所に関する情報を、変更点情報31として出力する。変更点情報31の具体的な内容については、図7を参照しながら後述する。
〔3−2〕翻訳データベースの保存形式
上述したステップS11〜S18の処理によって生成された翻訳データベースDB1〜DBnの具体的な保存形式について、図5および図6を参照しながら説明する。図5は、本実施形態の翻訳データベースDB1〜DBnの保存形式の第1例(テーブル形式)を示す図、図6は、本実施形態の翻訳データベースDB1〜DBnの保存形式の第2例(XML形式)を示す図である。
図5および図6に示す翻訳データベースでは、上述した通り、抽象化表記のテストシナリオTS1を記述する際に用いられるキーワードであるページ名(page),フレーム名(place),オブジェクト名(object)と、Xpath形式で記述された位置情報と、オブジェクト種別(objkind)とが対応付けられている。このとき、図5に示すようにテーブル形式でエントリを登録する保存方式を用いてもよいし、図6に示すようにXML形式でエントリを登録する方式を用いてもよい。
また、図5および図6に示す翻訳データベースでは、最初のエントリにおいて、ページ名P1,フレーム名top,オブジェクト名viewに対し、Xpath記述“menu1”とオブジェクト種別ButtonObjとが対応付けられている。オブジェクト種別ButtonObjは、当該エントリに係るオブジェクトがボタンであることを特定するものである。
同様に、中程のエントリにおいて、ページ名P3,フレーム名side,オブジェクト名link1に対し、Xpath記述“div[2]/div[4]/div[2]/div/div[1]/div/a/div/h4/span[1]”とオブジェクト種別LinkObjとが対応付けられている。オブジェクト種別LinkObjは、当該エントリに係るオブジェクトがリンクであることを特定するものである。
オブジェクト種別ButtonObjやオブジェクト種別LinkObjは、例えば生成部11aにより図4のステップS14〜S16で生成され、翻訳データベースに登録される。また、オブジェクト種別は、図12および図13を参照しながら後述するように、入力支援部14によって表示される入力ルール(キーワード一覧情報)35において用いられる。
〔3−3〕変更点情報の表示出力機能
図4のステップS19およびS20で説明した、変更点情報出力部11bによる変更点情報31の表示出力機能について、図7を参照しながら説明する。なお、図7は、図1に示す情報処理装置1(変更点情報出力部11b)によって出力される変更点情報(変更点レポート)31の一例を示す図である。
変更点情報出力部11bは、前述した通り、生成部11aによって翻訳データベースの更新が行なわれた場合、更新前の翻訳データベースDBn-1と更新後の翻訳データベースDBnとを比較する。そして、変更点情報出力部11bは、GUIのWeb画面情報(HTML)21の仕様変更に伴う変更点情報31を生成して表示部30に対し出力する。変更点情報31には、Web画面上で表示されるボタン,リンク,テキストボックス,テーブル等のオブジェクトが、新たに追加されたこと、または、削除されたことのほか、オブジェクト名が変更になったことが含まれる。つまり、Web画面情報21の仕様変更に伴い、オブジェクトの追加/削除、または、オブジェクト名の変更が行なわれた場合に、変更点情報31が生成され表示部30で表示される。ただし、更新後の翻訳データベースDBnにおいて、Xpath形式で記述された情報が変更になっている場合、抽象化表記のテストシナリオTS1を変更する必要がなく、翻訳データベースDBnの更新を行なうだけでWeb画面情報21の仕様変更に対応できる。したがって、Xpath形式で記述された情報の変更は、変更点情報31に含めていない。これにより、抽象化表記のテストシナリオTS1の修正・変更に係る変更点情報31のみが表示部30に表示されツール利用者に通知される。
変更点情報出力部11bは、旧版の翻訳データベースDBn-1と、生成部11aによって新たに生成した翻訳データベースDBnとの間において、Xpath形式の記述以外の部分について比較を行ない、差分が発生場合に変更が発生したものと判断し、変更点レポート(変更点情報)31を作成する。変更点レポート31の内容としては、図7に示すように、比較の結果、差異のあるページ名(Page),フレーム名(Place),オブジェクト名(Object)の情報と、差異の状態(Status)とが含まれる。差異の状態、つまり更新後翻訳データベースDBnでの変更内容(Status)としては、オブジェクトの追加の場合には“New”が、オブジェクトの削除の場合には“Delete”が、オブジェクト名の変更の場合には“Rename”が登録される。なお、変更点情報出力部11bは、旧版の翻訳データベースDBn-1と更新後翻訳データベースDBnとの間でページ名,フレーム名,Xpath記述が同じでオブジェクト名のみが異なる場合、オブジェクト名が変更されたものと判断する。
図7に示す変更点レポート(Changing Point <current-rev1.1>)31では、第1エントリにおいて、ページ名Status,フレーム名Sideで特定される領域に、オブジェクト名restartのオブジェクトが追加されたことが示されている。また、第2エントリにおいて、ページ名Status,フレーム名Sideで特定される領域に、オブジェクト名nextのオブジェクトが削除されたことが示されている。さらに、第3エントリにおいて、ページ名component,フレーム名Mainで特定される領域におけるオブジェクトのオブジェクト名がrefreshからupdateに変更されたことが示されている。オブジェクト名の変更時には、図7の第3エントリに示すように、変更前のオブジェクト名と変更後のオブジェクト名との両方が出力され表示される。
なお、本実施形態のように翻訳データベースを複数世代保存している場合、変更点情報出力部11bは、ツール利用者が入力部40から入力指示した、任意の2つの版数の翻訳データベースDBa,DBb(a≠b)の間における変更点情報31を、生成・出力・表示することができる。したがって、ツール利用者は、比較対象となる2つの翻訳データベースを指定して変更点レポート(変更点情報)31を表示部30において参照することができる。
〔3−4〕仕様変更の影響を受けるテストシナリオの指摘機能
図8は、図1に示す情報処理装置1(修正箇所出力部11c)によって出力されるテストシナリオ要変更予測レポート32の一例を示す図である。
上述した変更点情報の表示機能の拡張機能として、修正箇所出力部11cは、GUIの仕様変更(Web画面情報21の更新)の影響を受ける、テストシナリオ、および、当該テストシナリオにおける箇所を、修正箇所として指摘する。つまり、修正箇所出力部11cは、仕様変更が影響するテストシナリオ(抽象化表記)を抽出し、抽出したテストシナリオのどの部分の修正が必要であるかを指摘するレポート32を生成して表示部30に対し出力する。
このとき、変更点情報31の各エントリに登録されたページ名(Page),フレーム名(Place),オブジェクト名(Object)が存在するテストシナリオが、仕様変更の影響を受けるテストシナリオとして抽出される。また、変更内容(Status)が削除(Delete)またはオブジェクト名変更(Rename)である場合、テストシナリオ中のどの行が削除対象または変更対象であるかについても、特定され、レポート32に記述されて出力される。
図8に示すテストシナリオ要変更予測レポート(TestSenario Change forecast)32は、図7に示す変更点レポート31に対応して作成されたものである。テストシナリオ要変更予測レポート32では、各エントリは、変更番号(chgNo),テストシナリオ名(TestSenario),変更内容(chgStatus)および行(line)を含む。変更番号(chgNo)は変更点レポート31のエントリ番号に対応する。テストシナリオ名(TestSenario)は、仕様変更の影響を受けるテストシナリオを特定する名称である。変更内容(chgStatus)は変更点レポート31の変更内容(Status)に対応する。行(line)は、オブジェクトの削除対象またはオブジェクト名の変更対象となる行を示す。
図8に示すテストシナリオ要変更予測レポート32では、変更番号(chgNo)1のエントリにおいて、テストシナリオTest1とTest2とに、オブジェクトが追加されたことが示されている。このとき、ツール利用者は、変更点レポート31の第1エントリを参照することで、追加されたオブジェクトのオブジェクト名はrestartであることが分かる。また、変更番号(chgNo)2のエントリにおいて、テストシナリオTest5の23行目のオブジェクトが削除されたことが示されている。このとき、ツール利用者は、変更点レポート31の第2エントリを参照することで、削除されたオブジェクトのオブジェクト名はnextであることが分かる。さらに、変更番号(chgNo)3のエントリにおいて、テストシナリオTest5の30行目でオブジェクト名の変更が行なわれたことが示されている。このとき、ツール利用者は、変更点レポート31の第3エントリを参照することで、オブジェクト名がrefreshからupdateに変更されたことが分かる。
このように、ツール利用者は、表示部30において変更点レポート31およびテストシナリオ要変更予測レポート32を参照することで、GUIの仕様変更(Web画面情報21の更新)に伴って修正すべきテストシナリオ(抽象化表記)や、そのテストシナリオ(抽象化表記)における修正箇所を明確に把握することができる。
〔3−5〕翻訳処理
図9に示すフローチャート(ステップS21〜S31)に従って、図1に示す情報処理装置1(翻訳部12b)による翻訳処理手順を説明する。
翻訳部12bは、選択部12aによって選択された翻訳データベースを参照しながら以下のステップS21〜S31の処理を実行することで、抽象化表記のテストシナリオTS1をXpath形式のテストシナリオTS2に翻訳する。なお、ここでは、最新版の翻訳データベースDBnが選択されているものとする。
翻訳部12bは、テストシナリオTS1を、1行分、読み込み(ステップS21)、1行分の記述における各フィールドの値を読み取る(ステップS22)。そして、翻訳部12bは、翻訳データベースDBnを検索することで、当該1行の位置情報フィールド(page, place, object)の値に対応する値が、翻訳データベースDBnに存在するか否かを判定する(ステップS23)。
対応する値が翻訳データベースDBnに存在する場合(ステップS23のYESルート)、翻訳部12bは、翻訳データベースDBnから、当該1行の位置情報フィールド(page, place, object)の値に対応付けられた、操作対象のXpath形式の位置情報を取得する(ステップS24)。この後、翻訳部12bは、当該1行に記述された操作コマンドが、本システムでサポートされている対象コマンドであるか否かを判定する(ステップS25)。対象コマンドは、例えば図3(B)の“command”フィールドに記述されたコマンドなどである。
操作コマンドが対象コマンドである場合(ステップS25のYESルート)、翻訳部12bは、当該1行記述された操作コマンドを、Web操作プログラムP3(Web操作部13a)によって実行可能な記述形式に変換する(ステップS26)。また、翻訳部12bは、テストシナリオTS2におけるコマンドの位置情報部分に、ステップS24で取得したXpath形式の位置情報を設定する(ステップS27)。さらに、翻訳部12bは、当該1行に入力値“value”が設定されている場合、テストシナリオTS1から取得した“value”を、テストシナリオTS2におけるコマンドの入力値部分に設定する(ステップS28)。なお、入力値“value”は、“command”に応じ確認されるべき文字列や、“command”に応じテキストボックスに入力されるべき文字列である。“value”が確認されるべき文字列である場合には、“value”は、テストシナリオTS2におけるコマンドの確認値部分に設定される。
翻訳部12bは、上述のような一行分の処理を行なうと、処理対象の当該一行がテストシナリオTS1の最終行であるか否かを判定する(ステップS29)。処理対象の当該一行が最終行でない場合(ステップS29のNOルート)、翻訳部12bは、ステップS21の処理に戻る。処理対象の当該一行が最終行である場合(ステップS29のYESルート)、翻訳部12bは、ステップS30の処理に移行する。
一方、対応する値が翻訳データベースDBnに存在しない場合(ステップS23のNOルート)、エラー情報出力部12cは、翻訳エラーとして検索エラーが生じたと判断し、エラー内容(検索エラー)と検索エラーが発生した行数とを翻訳エラーログ(エラー情報)33に出力し登録する(ステップS31)。この後、翻訳部12bは、ステップS29の処理に移行する。
同様に、操作コマンドが対象コマンドでない場合(ステップS25のNOルート)、エラー情報出力部12cは、翻訳エラーとしてコマンドエラーが生じたと判断し、エラー内容(コマンドエラー)とコマンドエラーが発生した行数とを翻訳エラーログ33に出力し登録する(ステップS31)。この後、翻訳部12bは、ステップS29の処理に移行する。
翻訳エラーが何ら発生していない場合つまりエラー情報出力部12cが翻訳エラーログ33を作成していない場合、抽象化表記のテストシナリオTS1は、Web操作プログラムP3(Web操作部13a)によって実行可能な記述形式のテストシナリオTS2に翻訳されたことになる。したがって、翻訳部12bは、記憶部20経由で翻訳されたテストシナリオTS2をWeb操作部13aに出力し(ステップS30)、テストシナリオTS2に従ったWeb操作をWeb操作部13aに実行させる。
また、翻訳エラーが発生している場合つまりエラー情報出力部12cが翻訳エラーログ33を作成している場合、翻訳エラーログ33が、エラー情報出力部12cによって表示部30で表示出力される。翻訳エラーログ33を参照したツール利用者が、翻訳エラーログ33に従って抽象化表記のテストシナリオTS1を修正する。そして、修正後のテストシナリオTS1が、翻訳部12bによって翻訳エラーを発生させることなく翻訳されたテストシナリオTS2が、Web操作部13aに出力される(ステップS30)。なお、エラー情報出力部12cによって作成される翻訳エラーログ33については、図10を参照しながら後述する。
〔3−6〕翻訳時の翻訳エラーログの出力機能
図10は、図1に示す情報処理装置1(エラー情報出力部12c)によって出力される翻訳エラーログ(エラー情報)33の一例を示す図である。
上述した図9のステップS23,S25,S31の処理に伴い、エラー情報出力部12cは、図10に示すような翻訳エラーログ33を作成して出力する。つまり、エラー情報出力部12cは、テストシナリオTS1の翻訳時にテストシナリオTS1の記述内容に問題があり翻訳データベースDBnに対象データが存在しなかった場合や、コマンドがサポートされていない場合、図10に示すような翻訳エラーログ33を生成して出力する。
翻訳エラーログ33の各エントリには、問題が発生した場所のテストシナリオ行数と、エラーとなった原因(エラー内容)とが登録される。エラー内容としては、上述したような検索エラーやコマンドエラー(未対応のコマンドが記述されているエラー)のほか、文法エラーが挙げられる。
図10に示す翻訳エラーログ33は、翻訳ログ(Translation Log)に含まれ、例えばテストシナリオ名TestSenario_01のテストシナリオTS1について得られたものである。図10に示す翻訳エラーログ33では、第1エントリにおいて、1行目に文法エラー(Syntax Error)が生じていることが示されている。また、第2〜第4エントリでは、それぞれ23,28,33行目に検索エラー(Keyword is not found DB)が生じていることが示されている。さらに、第5エントリでは、40行目にコマンドエラー(Command is not Supported)が生じていることが示されている。
なお、検索エラーは、テストシナリオTS1におけるオブジェクト名(Object)の記述が若干違っているためだけの理由で生じる場合が多々ある。そこで、本実施形態では、エラー情報出力部12cは、修正対象ページにおいてフレーム名(Place)やオブジェクト名(Object)として用いられるキーワードの一覧(図示略)を、翻訳エラーログ33とともに表示部30に表示するオプション機能も有している。これにより、翻訳エラーログ33を参照したツール利用者は、翻訳エラーログ33に従って抽象化表記のテストシナリオTS1を修正する際、キーワード一覧を参照しながらテストシナリオTS1を正しく修正することができる。
〔3−7〕Web操作ログの出力機能
図11は、図1に示す情報処理装置1(テスト結果情報出力部13b)によって出力されるWeb操作ログ(テスト結果情報)34の一例を示す図である。
Web操作部13aは、翻訳後のテストシナリオTS2に従ってWebブラウザ15を操作することで、端末50におけるGUIのWeb画面上の位置を指定し当該位置に対する操作を行ないながらGUIのテストを自動的に実行する。また、テスト結果情報出力部13bは、翻訳後のテストシナリオTS2に基づきWeb操作部13aが実行したテストの結果を取得しWeb操作ログ(テスト結果情報)34として表示部30に表示させる。
Web操作ログ34の具体的な内容としては、テストシナリオTS2で文字列や値などのチェックコマンドに対するチェック結果(OKまたはNG)や、操作コマンドを実行してWeb操作を行なえなかった場合のエラー情報が含まれる。また、上述したチェック結果やエラーが、入力したテストシナリオ(抽象化表記)TS1の何行目に相当するかが分かるように、Web操作ログ34の各エントリにおいて、チェック結果やエラーとテストシナリオTS1の行数とが対応付けられている。このような対応付けを行なうべく、テストシナリオTS1をテストシナリオTS2に翻訳する際、テストシナリオTS2には、翻訳部12bによって、テストシナリオTS1における行数が埋め込まれる。
図11に示すWeb操作ログ34は、例えばテストシナリオ名TestSenario_01のテストシナリオTS1について得られたものである。図11に示すWeb操作ログ34では、第1エントリにおいて、テストシナリオTS1の10行目に記述されたコマンドcheck-textに応じ文字列“Target 01”を確認できたこと(OK)が示されている。また、第2エントリにおいて、テストシナリオTS1の23行目に記述されたコマンドCheckTextに応じ文字列“Target 02”を確認できたこと(OK)が示されている。さらに、第3エントリにおいて、テストシナリオTS1の50行目に記述されたコマンドClick-Buttonに応じ、オブジェクト名“Load”のボタンをクリックできなかったこと(Error)が示されている。第3エントリでは、エラーの発生した理由として、指定されたボタンが見つからないことが併せて記述されている。このようなWeb操作ログ34を参照したツール利用者は、GUIのテスト結果を、抽象化表記のテストシナリオTS1の記述に対応付けながら確認することができる。
〔3−8〕テストシナリオの入力支援機能
図12および図13は、それぞれ、図1に示す情報処理装置1(入力支援部14)によって表示される入力ルール(キーワード一覧)35の第1例(全頁表示)および第2例(頁単位表示)を示す図である。
抽象化表記のテストシナリオTS1で記述されるページ名(Page),フレーム名(Place),オブジェクト名(Object)をツール利用者が入力編集する際、本実施形態では、テスト対象のWeb画面で表示されている名前を用いるという入力ルールが存在している。そこで、ツール利用者がテストシナリオTS1を効率的に記述編集するために、入力支援部14は、Web画面の各頁でページ名,フレーム名,オブジェクト名として用いられるキーワードの一覧を、入力ルーツ35として表示部30に表示させている。また、入力支援部14は、抽象化表記のテストシナリオTS1でツール利用者が指定できるコマンドに関しても、入力ルール35として一覧表示を行なう機能を併せもっていてもよい。
その際、入力支援部14は、入力ルール(キーワード一覧;Keyword Summary)35を、図12または図13に示すように、表示部30で表示する。図12に示す第1例では、入力ルール35がWeb画面の全頁について表示される。図13に示す第2例では、入力ルール35がWeb画面の頁毎に表示される。いずれの表示例においても、各エントリにおいて、各頁で記述されうるキーワードの組合せが、ページ名(Page),フレーム名(Place),オブジェクト名(Object),オブジェクト種別(ObjKind)の組合せとして表示されている。オブジェクト種別(ObjKind)は、前述した通り、翻訳データベースDB1〜DBnに登録されており、当該エントリのキーワードがどのようなパーツ(ボタン,リンク,テキストボックス等)に対するキーワードであるかを示すパラメータである。
ツール利用者は、抽象化表記のテストシナリオTS1を編集する際に、上述のような入力ルール(キーワード一覧)35により、Web画面の頁毎に、指定可能なキーワードの組合せを参照しながら、テストシナリオTS1を正しく編集することができる。
〔3−9〕翻訳データベースの選択機能
前述したように、本実施形態では、複数世代の翻訳データベースDB1〜DBnが保存されており、ツール利用者は、入力部40から指示を入力することで、テストを実行する際(テストシナリオTS1の翻訳時)に使用する翻訳データベースを、選択部12aによって選択することができる。これにより、ツール利用者は、所望のWeb画面の仕様(GUIの仕様)でのテストを実行することができる。
また、本実施形態では、同一装置用の複数世代の翻訳データベースを記憶部20に保存する場合について説明しているが、異なる装置用の複数世代の翻訳データベースを記憶部20に保存し選択部12aによって選択できるように構成してもよい。これにより、ツール利用者は、入力部40から指示を入力することで、複数の装置に対するWeb操作テストを選択して実行することができる。
〔4〕本実施形態の情報処理装置の効果
このように、本実施形態の情報処理装置1によれば、Web画面のHTMLが変更になった場合(見た目は同じでもHTMLの記述が変わった場合や、表示されているWeb画面上の場所が変わった場合など)、変更後の翻訳データベースが生成部11aによって生成され自動的に更新される。このため、Web画面の仕様変更が自動的に吸収され、ツール利用者は、テストシナリオの変更作業から解放される。したがって、Webブラウザ15を使用して表示されるWeb画面のテストの内容に関するテストシナリオの作成時間や修正時間を短縮することができる。
また、Web画面の仕様が変更になった場合(今までに無いオブジェクトやページが追加になる場合など)、翻訳データベースの自動更新時にWeb画面の変更ポイントが変更点レポート31として出力・表示される。このため、ツール利用者は、テストシナリオの変更箇所を容易に判別できるので、テストシナリオ変更作業にかかる時間を短縮することができる。
さらに、ツール利用者は、表示部30において変更点レポート31およびテストシナリオ要変更予測レポート32を参照することで、GUIの仕様変更(Web画面情報21の更新)に伴って修正すべきテストシナリオ(抽象化表記)や、そのテストシナリオ(抽象化表記)における修正箇所を明確に把握することができる。したがって、テストシナリオ変更作業にかかる時間をより短縮することができる。
また、テストシナリオTS1における画面操作位置を、Xpath形式ではなく、ツール利用者が直感的に分かるページ名,フレーム名,ボタン名といったキーワードで定義するので、テストシナリオTS1で記載される操作内容が極めて分かり易くなる。これにより、テストシナリオTS1のメンテナンス性が向上し、テストシナリオTS1の保守にかかる時間を短縮することができる。
抽象化表記のテストシナリオTS1を翻訳して実際に実行する形式のテストシナリオTS2に翻訳するので、本来は複雑な手順が必要な操作を、図3(B)に示すごとく1つのコマンド(1行記載)として定義することができる。このため、テストシナリオTS1を作成する手間を省くことができる。
翻訳エラーログ33を参照したツール利用者は、翻訳エラーログ33に従って抽象化表記のテストシナリオTS1を修正する際、キーワード一覧を参照しながらテストシナリオTS1を正しく且つ効率よく修正することができる。
Web操作ログ34を参照したツール利用者は、GUIのテスト結果を、抽象化表記のテストシナリオTS1の記述に対応付けながら効率よく確認することができる。
ツール利用者は、抽象化表記のテストシナリオTS1を編集する際に、入力ルール(キーワード一覧)35により、Web画面の頁毎に、指定可能なキーワードの組合せを参照しながら、テストシナリオTS1を正しく且つ効率よく編集することができる。
ツール利用者は、選択部12aによる選択機能を用いることで、所望のWeb画面の仕様(GUIの仕様)でのテストを実行することができるほか、複数の装置に対するWeb操作テストを選択して実行することもできる。
本実施形態のテストツールは、Webブラウザ15上で操作を行なっているので、GUI以外にも、HTMLで記述されたもの全般のテストに使用できる、という効果も得られる。
〔5〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
なお、上述した生成部11a,変更点情報出力部11b,修正箇所出力部11c,選択部12a,翻訳部12b,エラー情報出力部12c,Web操作部13a,テスト結果情報出力部13bおよび入力支援部14としての機能の全部もしくは一部は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラムを実行することによって実現される。上記アプリケーションプログラムは、例えば、上述したデータベース自動生成プログラムP1,翻訳プログラムP2およびWeb操作プログラムP3を含むテストプログラムTPである。
また、上記アプリケーションプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなど),ブルーレイディスク等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。
ここで、コンピュータとは、ハードウエアとOS(オペレーティングシステム)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウエアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウエアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取る手段とをそなえている。上記アプリケーションプログラムは、上述のようなコンピュータに、生成部11a,変更点情報出力部11b,修正箇所出力部11c,選択部12a,翻訳部12b,エラー情報出力部12c,Web操作部13a,テスト結果情報出力部13bおよび入力支援部14としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
〔6〕付記
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行する情報処理装置であって、
前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースと、
前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する翻訳部とを有する、情報処理装置。
(付記2)
前記キーワードは、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトのオブジェクト名と、当該オブジェクトの表示領域を特定する情報とを含む、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記オブジェクト名としては、前記画面上において前記オブジェクトに対し付与され表示されている名称が用いられる、付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記画面の表示内容を規定する画面情報から、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトを検出するとともに当該オブジェクトのオブジェクト名を前記キーワードとして取得し、前記オブジェクトに係る前記位置情報を前記画面情報から生成することにより、前記翻訳データベースを生成する生成部を有する、付記1〜付記3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記翻訳データベースとして、前記画面情報の更新前に前記生成部によって生成された更新前翻訳データベースと、前記画面情報の更新後に前記生成部によって生成された更新後翻訳データベースとを有し、
前記更新前翻訳データベースと前記更新後翻訳データベースとを比較することにより、前記画面情報の更新に伴う前記更新後翻訳データベースの変更箇所に係る変更点情報を生成して出力する変更点情報出力部を有する、付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記変更点情報出力部によって生成された前記変更点情報と、前記第1テストシナリオとに基づき、前記画面情報の更新に伴う前記第1テストシナリオにおける修正箇所を指摘する情報を生成し出力する修正箇所出力部を有する、付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記翻訳部による翻訳時に翻訳エラーが生じた場合に、当該翻訳エラーの内容と当該翻訳エラーの発生箇所とを含むエラー情報を生成し出力するエラー情報出力部を有する、付記1〜付記6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記エラー情報出力部は、前記翻訳エラーとして前記翻訳データベースの検索エラーが生じた場合に、前記エラー情報とともに前記キーワードの一覧を出力する、付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第2テストシナリオに基づき前記操作プログラムが実行した前記テストの結果を取得しテスト結果情報として出力するテスト結果情報出力部を有する、付記1〜付記8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記第1テストシナリオの編集時に、前記翻訳データベースから前記キーワードに係る情報を抽出し入力ルールとして出力する入力支援部を有する、付記1〜付記9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記翻訳データベースとして、複数世代の翻訳データベースを有し、
前記翻訳部による翻訳時に用いられる前記翻訳データベースとして、前記複数世代の翻訳データベースのうちの一つを選択する選択部を有する、付記1〜付記10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記12)
ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するコンピュータに、
前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する、
処理を実行させる、テストプログラム。
(付記13)
前記キーワードは、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトのオブジェクト名と、当該オブジェクトの表示領域を特定する情報とを含む、付記12に記載のテストプログラム。
(付記14)
前記オブジェクト名としては、前記画面上において前記オブジェクトに対し付与され表示されている名称が用いられる、付記13に記載のテストプログラム。
(付記15)
前記画面の表示内容を規定する画面情報から、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトを検出するとともに当該オブジェクトのオブジェクト名を前記キーワードとして取得し、前記オブジェクトに係る前記位置情報を前記画面情報から生成することにより、前記翻訳データベースを生成する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記12〜付記14のいずれか一項に記載のテストプログラム。
(付記16)
前記翻訳データベースとして、前記画面情報の更新前に生成された更新前翻訳データベースと、前記画面情報の更新後に生成された更新後翻訳データベースとを有し、
前記更新前翻訳データベースと前記更新後翻訳データベースとを比較することにより、前記画面情報の更新に伴う前記更新後翻訳データベースの変更箇所に係る変更点情報を生成して出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記15に記載のテストプログラム。
(付記17)
前記変更点情報と前記第1テストシナリオとに基づき、前記画面情報の更新に伴う前記第1テストシナリオにおける修正箇所を指摘する情報を生成し出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記16に記載のテストプログラム。
(付記18)
前記翻訳時に翻訳エラーが生じた場合に、当該翻訳エラーの内容と当該翻訳エラーの発生箇所とを含むエラー情報を生成し出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記12〜付記17のいずれか一項に記載のテストプログラム。
(付記19)
前記第1テストシナリオの編集時に、前記翻訳データベースから前記キーワードに係る情報を抽出し入力ルールとして出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記12〜付記18のいずれか一項に記載のテストプログラム。
(付記20)
ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するテスト方法であって、
前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースを生成し、
前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳し、
前記第2テストシナリオに基づき、前記テストを実行する、テスト方法。
(付記21)
ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するコンピュータに、
前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する、
処理を実行させる、テストプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
(付記22)
ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するプロセッサと、
前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースを記憶する記憶部とを有し、
前記プロセッサが、
前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する、情報処理装置。
1 情報処理装置
10 処理部(CPU,プロセッサ,コンピュータ)
11a 生成部
11b 変更点情報出力部
11c 修正箇所出力部
12a 選択部
12b 翻訳部
12c エラー情報出力部
13a Web操作部
13b テスト結果情報出力部
14 入力支援部
15 Webブラウザ
20 記憶部
21 HTMLまたはHTML生成用ソースコード(Web画面情報,画面情報)
30 表示部
31 変更点情報(変更点レポート)
32 テストシナリオ要変更予測レポート
33 翻訳エラーログ(エラー情報)
34 Web操作ログ(テスト結果情報)
35 入力ルール(キーワード一覧情報)
40 入力部
50 テスト対象のGUIをもつ端末
DB1〜DBn 翻訳データベース(翻訳DB)
P1 データベース自動生成プログラム
P2 翻訳プログラム
P3 Web操作プログラム
TP テストプログラム
TS1 テストシナリオ(抽象化表記;第1テストシナリオ)
TS2 テストシナリオ(Xpathベース;第2テストシナリオ)

Claims (8)

  1. ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行する情報処理装置であって、
    前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースと、
    前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する翻訳部とを有する、情報処理装置。
  2. 前記キーワードは、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトのオブジェクト名と、当該オブジェクトの表示領域を特定する情報とを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記オブジェクト名としては、前記画面上において前記オブジェクトに対し付与され表示されている名称が用いられる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画面の表示内容を規定する画面情報から、前記画面上で前記テストの操作対象となるオブジェクトを検出するとともに当該オブジェクトのオブジェクト名を前記キーワードとして取得し、前記オブジェクトに係る前記位置情報を前記画面情報から生成することにより、前記翻訳データベースを生成する生成部を有する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記翻訳データベースとして、前記画面情報の更新前に前記生成部によって生成された更新前翻訳データベースと、前記画面情報の更新後に前記生成部によって生成された更新後翻訳データベースとを有し、
    前記更新前翻訳データベースと前記更新後翻訳データベースとを比較することにより、前記画面情報の更新に伴う前記更新後翻訳データベースの変更箇所に係る変更点情報を生成して出力する変更点情報出力部を有する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更点情報出力部によって生成された前記変更点情報と、前記第1テストシナリオとに基づき、前記画面情報の更新に伴う前記第1テストシナリオにおける修正箇所を指摘する情報を生成し出力する修正箇所出力部を有する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するコンピュータに、
    前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳する、
    処理を実行させる、テストプログラム。
  8. ブラウザを使用して表示される画面のテストの内容に関するテストシナリオに基づき、前記テストを実行するテスト方法であって、
    前記テストに際し前記画面上で操作を行なう箇所を示すキーワードと、前記画面上での操作を実行する操作プログラムが実行可能な記述形式の位置情報とを対応付けた情報を記述する翻訳データベースを生成し、
    前記翻訳データベースにより、前記キーワードを用いて記述された第1テストシナリオを、前記位置情報を用いて記述された、前記操作プログラムが実行可能な記述形式の第2テストシナリオに翻訳し、
    前記第2テストシナリオに基づき、前記テストを実行する、テスト方法。
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